JP7498730B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7498730B2 JP7498730B2 JP2022004195A JP2022004195A JP7498730B2 JP 7498730 B2 JP7498730 B2 JP 7498730B2 JP 2022004195 A JP2022004195 A JP 2022004195A JP 2022004195 A JP2022004195 A JP 2022004195A JP 7498730 B2 JP7498730 B2 JP 7498730B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control board
- error
- ball
- difference
- main control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 42
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 description 259
- 230000008569 process Effects 0.000 description 228
- 230000006870 function Effects 0.000 description 134
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 79
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 77
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 51
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 46
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 42
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 39
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 37
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 31
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 31
- 230000008859 change Effects 0.000 description 24
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 10
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 6
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
解決手段A1:本解決手段の遊技機は、利益に関する所定情報に基づいて、遊技停止状態に移行可能とする移行手段と、前記遊技停止状態において、所定事象が発生した場合、前記所定事象の発生を報知可能とする報知手段と、を備える遊技機である。
(1)利益に関する所定情報(利益獲得の際に少なくとも更新される所定情報、遊技媒体の基準値(0)からの差分(差球)に関する差分情報)に基づいて、遊技停止状態に移行可能とする移行手段(主制御基板)を備えている。
(2)遊技停止状態において、所定事象が発生した場合、所定事象の発生を報知可能とする報知手段(演出制御基板)を備えている。
(1)報知手段は、遊技停止状態において、所定事象(第1事象)及び所定事象とは異なる特別事象(第2事象)が発生した場合、所定事象の発生を報知可能としつつ特別事象の発生を報知不能とする。
(2)報知手段は、遊技停止状態でない遊技可能状態において、所定事象及び特別事象が発生した場合、所定事象の発生を報知不能としつつ特別事象の発生を報知可能とする。
(1)主制御手段(主制御基板)を備えている。
(2)主制御手段と通信可能な演出制御手段(演出制御基板)を備えている。
(4)遊技可能状態において、所定事象が発生した場合、主制御手段が所定コマンドとは異なる特定コマンド(第2コマンド)を演出制御手段に送信し、演出制御手段が特定コマンドに基づき所定事象の発生を報知可能とする。
解決手段B1:本解決手段の遊技機は、利益に関する所定情報に基づいて、遊技停止状態に移行可能とする移行手段と、前記遊技停止状態において、エラーが発生したかを判定可能とする判定手段と、前記遊技停止状態において、前記判定手段により前記エラーが発生したと判定された場合、前記エラーの発生を報知可能とする報知手段と、を備える遊技機である。
(1)利益に関する所定情報(利益獲得の際に少なくとも更新される所定情報、遊技媒体の基準値(0)からの差分(差球)に関する差分情報)に基づいて、遊技停止状態に移行可能とする移行手段(主制御基板)を備えている。
(2)遊技停止状態において、エラーが発生したかを判定可能とする判定手段(主制御基板)を備えている。
(3)遊技停止状態において、判定手段によりエラーが発生したと判定された場合、エラーの発生を報知可能とする報知手段(演出制御基板)を備えている。
(1)遊技停止状態において電断復帰し、電断復帰時に所定条件が成立した場合、移行手段は、遊技停止状態を維持する。
(2)遊技停止状態において電断復帰し、電断復帰時に所定条件が成立した場合、報知手段は、遊技停止状態であることは報知せず所定条件が成立していることを報知可能とする。
解決手段C1:本解決手段の遊技機は、利益に関する所定情報に基づいて、遊技停止状態に移行可能とする移行手段と、前記所定情報が示す値が前記遊技停止状態に移行する前の所定値に達した場合、外部装置に特定の試験信号を出力可能とする処理を有する試験信号処理手段と、を備える遊技機である。
(1)利益に関する所定情報(利益獲得の際に少なくとも更新される所定情報、遊技媒体の基準値(0)からの差分(差球)に関する差分情報)に基づいて、遊技停止状態に移行可能とする移行手段(主制御基板)を備えている。
図1は、管理遊技機のブロック図である。
管理遊技機100は、管理遊技機遊技盤10と、管理遊技機枠20とを備えており、機械単体内で一定数の遊技球を循環させ、遊技に用いる遊技球や遊技者に遊技球を直接払い出すことを不要とした封入式の遊技機である。管理遊技機100は、管理遊技機専用の専用ユニット(ICカードユニット)と接続することで遊技が可能になる。
管理遊技機の概要は、以下の通りである。
(1)管理遊技機100は、パチンコ機と同一の分類に属し、遊技者は、遊技球を管理遊技機遊技盤10の盤面に打ち出すことにより、遊技を行う。
(2)管理遊技機100は、構造的に上皿・下皿が無く、遊技者が直接遊技球に触れることができない。
(3)管理遊技機100は、発射に必要な最小数の遊技球を管理遊技機100内で循環させ、循環途中には、発射装置、球磨き装置、及び、遊技球循環装置が設けられている。
(4)発射装置は、現行遊技機の発射性能を有しており、下部発射であっても上部発射であってもよい。
(5)球磨き装置は、遊技球の汚れを落とすための研磨布がカセット内に収納されており、一定期間毎に交換する。
(6)遊技球数や獲得遊技球数は、数値データとして管理遊技機100(枠制御基板50)で管理して、表示する。
(7)遊技終了時は、計数スイッチ53(計数ボタン)を押下することで管理遊技機100(枠制御基板50)が管理していた遊技球数を専用ユニットに移行して管理することができる。
主制御基板30は、遊技の進行に関する内容を制御する。演出制御基板40は、遊技の演出に関する内容を制御する。主制御基板30は、演出制御基板40及び枠制御基板50と通信可能である。演出制御基板40は、主制御基板30と通信可能であるが、この通信は、主制御基板30から演出制御基板40への片方向のみで行われ、双方向の通信は行われない。
主制御基板30は、賞球数を取得する処理を実行する(S1)。
主制御基板30は、賞球数を取得した場合、賞球数コマンドを枠制御基板50に送信する(S2)。
枠制御基板50は、ファール球数を取得する処理を実行する(S4)。
枠制御基板50は、差球(差分)を算出する処理を実行する(S5)。
枠制御基板50は、差球コマンド(差分情報)を主制御基板30に送信する(S6)。
主制御基板30は、遊技停止状態への移行判定を実行する(S8)。
主制御基板30は、第1演出コマンドの送信判定を実行し(S9)、判定結果が肯定である場合、第1演出コマンドを演出制御基板40に送信する(S10)。演出制御基板40は、第1演出コマンドを受信した場合、第1演出を実行する(S11)。
ステップS100:主制御基板30は、賞球数取得処理を実行する。具体的には、主制御基板30は、入賞口スイッチ31からの信号を確認する。例えば、特別図柄の始動入賞口に対応するスイッチから信号が入力された場合には賞球数を「3」に設定し、大入賞口に対応するスイッチから信号が入力された場合には賞球数を「10」に設定し、普通入賞口に対応するスイッチから信号が入力された場合には賞球数を「5」に設定する。なお、信号が複数入力された場合は、賞球数に合算値を設定する。
以上の処理を終えると、呼び出し元に戻る。
ステップS110:主制御基板30は、差球コマンドを受信したか否かを確認する処理を実行する。差球コマンドは、枠制御基板50が主制御基板30に対して送信する。
差球制限装置フラグは、電源断後の電源再投入だけではオフにならず、RAMクリアでオフとすることができる。
遊技停止状態へ移行することにより、打ち止めとなる。遊技停止状態では、遊技停止(図柄の変動もせず、保留消化もせず、賞球も行われない状態)及び発射停止(遊技球の発射ができない状態)となる。
以上の処理を終えると、呼び出し元に戻る。
ステップS120:主制御基板30は、差球保存用カウンタの値が5AHであるか否かを確認する処理を実行する。なお、「5AH」は、差球が90000発に達したことを意味している。
以上の処理を終えると、呼び出し元に戻る。
ステップS200:枠制御基板50は、賞球数コマンドを受信したか否かを確認する処理を実行する。
ステップS201:枠制御基板50は、賞球数カウンタに賞球数を格納する処理を実行する。賞球数は、賞球数コマンドに含まれている。
以上の処理を終えると、呼び出し元に戻る。
ステップS210:枠制御基板50は、電源投入後1回目の処理であるか否かを確認する処理を実行する。電源投入後1回目の処理であるか否かは、電源投入時フラグにより確認することができる。電源投入時フラグは、電源投入時はオフとなり、本処理を1回実行するとオンとなる。
ステップS212:枠制御基板50は、前回値に「0」を格納する処理を実行する。
(第1演算式)演算用差球=演算用差球+賞球数カウンタ-発射球数カウンタ+ファール球数カウンタ
例えば、「演算用差球」が「100000」であり、「賞球数カウンタ」が「10」であり、「発射球数カウンタ」が「1」であり、「ファール球数カウンタ」が「2」である場合、算出される「演算用差球」は、「100011(=100000+10-1+2)」となる。
(第2演算式)送信用差球=(演算用差球-100000)÷1000
例えば、「演算用差球」が「100011」である場合、算出される「送信用差球」は、「0(=100011-100000)÷1000)」となる。なお、演算の結果が0以下の場合は0となり、小数点以下は切り捨てとなる。除算はシフト演算により実行してもよい。
以上の処理を終えると、呼び出し元に戻る。
「実際の差球」が「0球」である場合、「演算用差球」は「100000球」となり、「送信用差球」は「00H」となる。
「実際の差球」が「1000球」である場合、「演算用差球」は「101000球」となり、「送信用差球」は「01H」となる。
「実際の差球」が「3000球」である場合、「演算用差球」は「103000球」となり、「送信用差球」は「03H」となる。
「実際の差球」が「90000球」である場合、「演算用差球」は「190000球」となり、「送信用差球」は「5AH」となる。
「実際の差球」が「100000球」である場合、「演算用差球」は「200000球」となり、「送信用差球」は「64H」となる。
なお、「演算用差球」の最低値を「0」とし、アウト球数が発生してもマイナスの値にならないように構成してもよい。
ステップS300:演出制御基板40は、第1演出コマンドを受信したか否かを確認する処理を実行する。
以上の処理を終えると、呼び出し元に戻る。
図10(A)では、大当り中の1ラウンド目の演出が実行されている。画面には大当り遊技の名称を示す花火ボーナスの文字情報が表示されており、右打ちを促す右打ちの文字情報及び矢印の画像も表示されている。そして、この時点で差球が90000発に到達したものとする。この場合、第1演出が実行される。
なお、図柄の変動中に、差球が95000発に到達した場合には、その時点で変動を強制的に終了させて遊技停止とすることができる。
第1画像E1及び第2画像E2は、遊技中に表示する画像であるため、遊技の邪魔にならないように小さいサイズで表示しているが、第3画像E3は、遊技停止で表示する画像であるため、第1画像E1及び第2画像E2よりも大きいサイズで表示している。
(1)本実施形態によれば、枠制御基板50が差球を算出するため、主制御基板30の処理負担を軽減させることができる。
〔概要〕枠制御基板50で差球を管理する。差球は、主制御基板30から送信された賞球数と、枠制御基板50とで管理している発射球数、ファール球数から算出する。枠制御基板50は、差球を主制御基板30へコマンド送信する。差球は1000で割った値を主制御へコマンド送信する(00~96の値で送信する)。96は、大当り中や小当り中に差球制限装置作動条件を満たしたが、大当り終了後や小当り終了後に差球が96000を超えた場合を想定している。なお、枠制御基板50では、差球のバックアップは行わない。
主制御基板30は、差球制限装置を作動させた場合、遊技停止を行う(遊技停止状態に移行させる)。
主制御基板30は、枠制御基板50から受け取ったコマンドが95(差球95000)の際に演出制御基板40に第2演出コマンドや第3演出コマンドを送信する。
なお、主制御基板30では、差球制限装置の作動状態(差球制限装置フラグ)のバックアップを行う。このため、差球制限装置が作動状態である場合は、RWM(RAM)クリアによって差球制限装置を非作動状態(通常状態)に復帰させることができる。
以下の(1)~(3)を実施する。
(1)差球制限装置発動警告:90000発で後5000発警告(第1演出)
(2)差球制限装置発動予告:95000発以上になる大当り中、小当り中の予告(第2演出)
(3)差球制限装置作動:大当り・小当り動作終了後に差球制限装置作動、遊技停止及び発射停止(第3演出)
主制御基板30から演出制御基板40へのコマンド送信及び演出制御基板40でのコマンド解析負荷軽減のため以下の仕様を採用することが好ましい。
枠制御基板50で差球を算出し、図8の「送信用差球」の値を主制御基板30に送信する。「送信用差球」の最大値は64Hである。
電源投入から1度送信した後続値(送信用差球の値)は最大値から1000球減らない限り再度送信しないようにする。例えば、5AH送信後、59H~5AHの値である場合は、コマンドを送信しないが58Hからは増減どちらも送信する。つまり、「送信用差球」がある特定の値になった場合、特定の値から1減少しただけでは、コマンドを送信しないが、2減少した場合はコマンドを送信する。このような制御を採用している理由は、「送信用差球」が新しい値に移行した付近では、遊技球の発射により差球の増減が頻繁に発生する可能性があり、このような状況で同じようなコマンドが何度も送信されることを回避するためである。なお、電源投入毎に、差球の値はクリアする。
主制御基板30は、枠制御基板50から送信されてきた差球コマンドのコマンド値を参照して、演出制御基板40に対するコマンド送信を判断する。
差球コマンドのコマンド値が5AHである場合、第1演出コマンドを演出制御基板40に送信する。
差球コマンドのコマンド値が5FHであり、大当り中又は小当り中である場合には、第2演出コマンドを演出制御基板40に送信する。
差球コマンドのコマンド値が5FHであり、大当り中又は小当り中でない場合には(当り動作終了後には)、第3演出コマンドを演出制御基板40に送信する。電源投入毎に、コマンド値はクリアする。なお、第2演出後は、第3演出に移行する。第2演出後に遊技球を発射して差球が減っても第1演出に戻ることはない。
第1演出は、一定時間(例えば30秒)報知後、終了とすることが好ましい。第1演出を一定時間で終了させる理由は、以下の通りである。
(1)一定時間で終了させないと遊技者に誤認を与える可能性がある。すなわち、あと何発増減したら打ち止めとなるか判断しづらい。
(2)第1演出のエラー優先順位を他のエラー報知(例えば扉開放エラー等)よりも低く設定した場合、他のエラーが発生すると、第1演出の表示が消えてしまう。
(3)第1演出のエラー優先順位を高くして表示し続ける仕様とすることも可能であるが、そうすると、今度は表示解除コマンドも必要となり主制御基板30の容量が増加する。
なお、第2演出は、大当り又は小当りが終了するまで実行し続け、第3演出は、電源がオフになるまで実行され続ける。
(1)差球の算出は、枠制御基板50が実行する例で説明したが、主制御基板30が実行してもよい。この場合、枠制御基板50が主制御基板30に対して、発射球数及びファール球数の情報を送信し、主制御基板30が賞球数、発射球数及びファール球数に基づいて差球を算出する。
また、払出制御基板で、上述した実施形態と同様に差球の算出を行ってもよい。その際に、主制御基板から送信されるコマンド情報(アウト球数/賞球数)、払出制御基板が検出する情報(アウト球数情報/払出数情報)のいずれかを適宜参照し差球を算出するようにしてもよい。
(4)試験信号に関する構成として、以下のような構成を採用することができる。
(a)第1制御手段(主制御基板)もしくは第2制御手段(枠制御基板、払出制御基板、メダル数制御基板)に外部から治具が取り付けられた場合に、治具を通して遊技機の状況を示す信号を出力する試験信号の構成を設けてもよい。この際、第1制御手段もしくは第2制御手段は、試験信号の出力構成のプログラムを記憶してもよい。
この場合、主制御基板が、遊技で消費したメダル枚数情報と、遊技で獲得したメダル枚数情報とをメダル数制御基板に送信し、メダル数制御基板が差枚数を算出する。そして、メダル数制御基板が算出した差枚数情報を主制御基板に送信し、主制御基板は受信した差枚数情報に基づいて遊技停止状態を設定してもよい。
また、主制御基板が、遊技で獲得したメダル枚数情報をメダル数制御基板に送信し、メダル数制御基板が、遊技で獲得したメダル枚数情報と遊技で消費したメダル枚数情報とに基づいて差枚数を算出する。そして、メダル数制御基板が算出した差枚数情報を主制御基板に送信し、主制御基板は受信した差枚数情報に基づいて遊技停止状態を設定してもよい。
第1の技術的特徴は、〔打止機能作動中扉開放エラーの実装〕である。第2の技術的特徴は、〔打止機能作動後のRWM異常エラーの報知〕である。第3の技術的特徴は、〔差球制限装置作動前の試験信号出力〕である。
また、以下に説明する各技術的特徴は、各技術的特徴に記載されている内容を単独で用いることもでき、各技術的特徴に記載されている内容を組み合わせて用いることもできる。また、各技術的特徴に記載されている内容は、上述した基本的な技術的特徴と組み合わせて用いることもできる。一の技術的特徴の内容が他の技術的特徴の内容と異なる場合は、いずれかの技術的特徴の内容を採用することができ、各技術的特徴の内容によって説明の内容が不足している場合は、別の技術的特徴の内容又は上述した基本的な技術的特徴の説明によって補うことができる。
以下、各技術的特徴を順番に説明する。なお、各技術的特徴との関係性が低い部分については、説明を簡略化したり省略したりしている箇所もある。
第1の技術的特徴では、打止機能の作動状況に応じて扉開放エラーのコマンドを変更している。
図11は、扉開放エラー発生時処理の手順例を示すフローチャートである。本処理は、主制御基板30(主制御CPU)が実行する。また、本処理は、扉(ガラス扉又は内枠)が開放した際(扉開放検出スイッチがオフからオンになったとき、又は、扉開放検出スイッチがオンになっている間)に呼び出される処理である。なお、本処理は、所定時間(例えば100ms)に一回実行する処理とすることもできる。
その結果、打止機能が作動済みであることを確認した場合(Yes)、主制御基板30は、ステップS402を実行する。一方、打止機能が作動済みであることを確認できない場合(No)、主制御基板30は、ステップS401を実行する。
ステップS402:主制御基板30は、打止機能作動中扉開放エラー発生指定コマンドを演出制御基板40に送信する処理を実行する。演出制御基板40は、打止機能作動中扉開放エラー発生指定コマンドに対応する第2報知演出を実行する。第1報知演出と第2報知演出とは、異なる演出であってもよく、同一の演出であってもよい。
ステップS401又はステップS402の処理を終えると、主制御基板30は、呼び出し元に戻る。
その結果、打止機能が作動済みであることを確認した場合(Yes)、主制御基板30は、ステップS412を実行する。一方、打止機能が作動済みであることを確認できない場合(No)、主制御基板30は、ステップS411を実行する。
ステップS412:主制御基板30は、打止機能作動中扉開放エラー解除指定コマンドを演出制御基板40に送信する処理を実行する。演出制御基板40は、打止機能作動中扉開放エラー発生指定コマンドに対応する第2報知演出を終了させる。
ステップS411又はステップS412の処理を終えると、主制御基板30は、呼び出し元に戻る。
その結果、扉開放エラー中であることを確認した場合(Yes)、主制御基板30は、ステップS421を実行する。一方、扉開放エラー中であることを確認できない場合(No)、主制御基板30は、呼び出し元に戻る。
ステップS421の処理を終えると、主制御基板30は、呼び出し元に戻る。
ステップS430:演出制御基板40は、エラーが発生しているか否かを確認する処理を実行する。エラーの発生は、エラーコマンド等により確認することができる。また、演出制御基板40は、図15~図19に示す優先順位1~25のいずれかの事象が発生している場合、エラーが発生していると判断することができる。
その結果、エラーが発生していることを確認した場合(Yes)、演出制御基板40は、ステップS431を実行する。一方、エラーが発生していることを確認できない場合(No)、演出制御基板40は、呼び出し元に戻る。
その結果、複数のエラーが発生していることを確認した場合(Yes)、演出制御基板40は、ステップS432を実行する。一方、複数のエラーが発生していることを確認できない場合(No)、演出制御基板40は、ステップS433を実行する。
以上の処理を終えると、演出制御基板40は、呼び出し元に戻る。
図15~図19は、不正等に関するエラー処理内容について説明する図である。
本実施形態では、主制御基板、枠制御基板又は演出制御基板によって、これらの図に記載された内容のエラー処理を実行する。なお、記載されたエラー処理の内容は、対応機種によっては実行されない内容もあり、処理によってはエラーではない処理も存在している。主制御基板で発生したエラーは、エラーコマンド等によって演出制御基板に通知される。枠制御基板で発生したエラーは、主制御基板を経由して、エラーコマンド等によって演出制御基板に通知される。演出制御基板で発生したエラーは、演出制御基板が把握することができる。
「ガラス枠装飾LED」は、ガラス扉に含まれている複数のLEDのうち上側、左側、下側、右側等に位置する複数のLEDが該当する。
「G盤装飾LED」は、管理遊技機遊技盤に含まれる盤面ランプのLEDが該当する。
「エラー管理」は、いずれの制御基板(主制御基板、枠制御基板又は演出制御基板)がエラーを管理するのかを示している。ただし、複数の制御基板でエラーを管理してもよい。
「エラー解除条件」は、どのような条件を満たした場合に発生しているエラーが解除されるのかについての条件を表している。
「遊技停止」は、対象となるエラーが発生した場合に、遊技停止をするか否かを示している。以下、優先順位の高い順に各エラーの内容を具体的に説明する。
優先順位:1
ガラス枠左中エラー報知LED:-(ハイフンはその項目を実行しないことを示す。以下同様。)
ガラス枠装飾LED:フルカラー部白点滅
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:無し
液晶報知:「画面準備中」
エラー管理:演出制御基板
エラー発生条件:初期起動時
エラー解除条件:SATA準備完了後
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
備考:SATA準備中は、初期起動時の画面準備完了までの待機時間である。このエラーが終了するまでは一切の動作をしない。なお、SATAとは、演出制御基板に用いられているCGROM(NAND型のSATA(Serial ATA)規格のROM)である。
優先順位:2
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:注意音+「球抜き状態中です」
液晶報知:「球抜き状態中です」
エラー管理:枠制御基板
エラー発生条件:遊技球数が0かつ、球抜きスイッチを押下しながら電源投入時
エラー解除条件:電源断まで
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:遊技停止とする
備考:遊技球数が残っている場合は、遊技球数クリアスイッチと球抜きスイッチを同時押ししながら電源投入することで、球抜き状態に移行させることができる。
優先順位:3
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音弱+「設定変更中です」
液晶報知:「設定変更中です」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:設定変更時(設定変更中)
エラー解除条件:設定変更終了時
ホールコンピュータ出力:設定変更中出力(例えば、発射又は計数から30秒経過するまで)
遊技停止:遊技停止とする
備考:設定変更終了後はRAMクリア報知を規定時間(31秒間)実施する。その他エラー複合時はRAMクリア報知後に優先順位に準じて報知する。
優先順位:4
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音弱+「メイン基板異常エラーです」
液晶報知:「メイン基板異常エラーです 係員を呼んでください」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:RWM(RAM)異常時、設定値異常時
エラー解除条件:設定変更かつRAM・設定値が正常復帰時
ホールコンピュータ出力:エラー検知中出力
遊技停止:遊技停止とする
備考:エラー解除には設定変更が必要となる。
優先順位:5
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音弱+「バックアップ異常エラーです」
液晶報知:「バックアップ異常エラーです 係員を呼んでください」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:バックアップ異常エラー時
エラー解除条件:設定変更かつRWM・設定値が正常復帰時
ホールコンピュータ出力:エラー検知中出力
遊技停止:遊技停止とする
備考:エラー解除には設定変更が必要となる。
優先順位:6
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:「メモリをクリアしました」(機種に依存した音声とすることができる)
液晶報知:「無し」(デフォルト画面(通常遊技画面)の表示)
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:RAMクリア時
エラー解除条件:31秒間
ホールコンピュータ出力:発射又は計数から30秒経過するまで
遊技停止:遊技停止とする
優先順位:7
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音弱+「設定確認中です」
液晶報知:「設定確認中です」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:設定確認時(設定確認中)
エラー解除条件:設定確認終了
ホールコンピュータ出力:設定確認中出力(発射又は計数から30秒経過するまで)
遊技停止:-(遊技停止しない)
備考:設定確認終了時に31秒経過していない場合は、液晶のみ復帰し音声・ランプは報知を継続する。設定確認終了後は電断復帰報知を実施する。その他エラー複合時は優先順位に準じて報知する。
優先順位:8
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音及び「扉が開いています」(扉開放後、約15秒間必ず報知する)
液晶報知:「扉が開いています」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:扉開放時
エラー解除条件:扉閉鎖時
ホールコンピュータ出力:扉開放中出力
遊技停止:-
備考:扉閉鎖後、30秒間は扉開放エラーLED報知パターンを保持する。なお、ガラス扉の開放と内枠の開放とで少なくとも一部の報知内容を異ならせるようにしてもよい(扉開放エラーについても同様)。
優先順位:9
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:「1日に払出可能な上限に達しました 遊技を停止します」
液晶報知:「打止機能作動中 1日に払出可能な上限に達しました 遊技を停止します 係員を呼んでください」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:差球が9万5千発以上になった場合
エラー解除条件:電源断まで
ホールコンピュータ出力:エラー検知中出力
遊技停止:遊技停止とする
備考:打止機能作動からの復帰条件はRAMクリアとなり、電断復帰時は再度報知を行う。差球(演算用差球)は電断復帰時にクリアされる(初期値に戻る)。なお、打止機能作動中に扉を開放した場合、扉開放エラーを報知する(優先順位8参照)。
優先順位:10
ガラス枠左中エラー報知LED:消灯
ガラス枠装飾LED:枠全消灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:無し
液晶報知:「アタッチメント接続異常エラーです 係員を呼んでください」
エラー管理:演出制御基板
エラー発生条件:上部又は下部のアタッチメント接続異常(未接続や組合わせ違いでの接続、シリアル通信の異常)
エラー解除条件:電源断まで又は接続異常解消まで
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
アタッチメントとは、管理遊技機枠に着脱可能な部品である。
優先順位:11
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「不正入賞を検出しました」
液晶報知:「不正入賞を検出しました」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:(A)特別電動役物の動作時以外に大入賞口に遊技球が5個以上入賞した場合、又は、(B)普通電動役物の当り動作以外に普通電動役物に遊技球が5個以上入賞した場合
エラー解除条件:60秒間
ホールコンピュータ出力:最低X秒(例えば0.3秒)出力
遊技停止:-。ただし、遊技停止としてもよい。
備考:普通電動役物当り動作以外に入賞した場合は、エラー規定数に関係なくホールコンピュータ出力をし、入賞無効とすることができる。なお、エラー規定数に達した場合はLED、液晶、音声等の報知を行うことができる。
優先順位:12
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「入賞頻度異常を検出しました」
液晶報知:「入賞頻度異常を検出しました 係員を呼んでください」
エラー管理:演出制御基板
エラー発生条件:60秒間で各入賞口に規定個数以上の遊技球の入球を検出
エラー解除条件:60秒間
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
備考:液晶報知は、エラーが発生した入賞口を特定可能な表示とすることができる。
優先順位:13
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「過剰入賞を検出しました」
液晶報知:「過剰入賞を検出しました」
エラー管理:演出制御基板
エラー発生条件:1回の大役中(大当り遊技中)に1ラウンドで「規定入賞数+規定数」個以上の入賞が2回発生した場合
エラー解除条件:60秒間
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
優先順位:14
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「異常排出を検出しました」
液晶報知:「大入賞口異常排出を検出しました」
エラー管理:演出制御基板
エラー発生条件:特定領域のある大入賞口に入賞していないにもかかわらず特定領域又は排出口への遊技球の通過を検知した場合
エラー解除条件:60秒間
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
優先順位:15
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「電波を検出しました」
液晶報知:「電波を検出しました 係員を呼んで下さい」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:電波検出時又は電波センサ断線検出時
エラー解除条件:電波エラー解除後60秒間経過後
ホールコンピュータ出力:最低X秒(例えば0.3秒)出力
遊技停止:-
備考:液晶報知は、電波エラーが発生した箇所を特定可能な表示とすることができる。エラー解除後60秒間はエラー報知を継続する。
優先順位:16
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「磁石を検出しました」
液晶報知:「磁石を検出しました 係員を呼んでください」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:磁気検出時又は磁気センサ断線検出時
エラー解除条件:電源断まで
ホールコンピュータ出力:エラー検知中出力
遊技停止:遊技停止とする
備考:液晶報知は、磁気エラーが発生した箇所を特定可能な表示とすることができる。
優先順位:17
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「入賞球異常を検出しました」
液晶報知:「入賞球異常を検出しました 係員を呼んで下さい」
エラー管理:枠制御基板
エラー発生条件:アウトスイッチと発射数の検知数が100球以上差で発生
エラー解除条件:エラー解除スイッチを押下するまで
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
優先順位:18
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:無し
液晶報知:「特定領域異常通過を検出しました 係員を呼んで下さい」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:特定領域のある大入賞口のショート開放ラウンド中に特定領域への遊技球の通過を検知した場合
エラー解除条件:電源断まで
ホールコンピュータ出力:エラー検知中出力
遊技停止:-
優先順位:19
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「振動を検出しました」
液晶報知:「振動を検出しました」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:振動エラー発生時
エラー解除条件:60秒間
ホールコンピュータ出力:最低X秒(0.3秒)出力
遊技停止:-。ただし、遊技停止としてもよい。
優先順位:20
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音弱+「遊技球をクリアしました」
液晶報知:「遊技球をクリアしました」
エラー管理:枠制御基板
エラー発生条件:電源投入時に遊技球数クリアスイッチがオン又は遊技球数クリアの解除前に電源再投入
エラー解除条件:遊技球数クリア解除時
ホールコンピュータ出力:発射又は計数から30秒経過まで
遊技停止:-
優先順位:21
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部赤点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:警告音+「扉が開いています」(扉開放後、約15秒間必ず報知する)
液晶報知:「扉が開いています」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:扉開放時
エラー解除条件:扉閉鎖時
ホールコンピュータ出力:扉開放中出力
遊技停止:-
備考:扉閉鎖後、30秒間は扉開放エラーLED報知パターンを保持する。
優先順位:22
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:通常の遊技通り
G盤装飾LED:通常の遊技通り
音声報知:「当り終了後に打止機能が作動し遊技を停止します」
液晶報知:「当り終了後に打止機能が作動し遊技を停止します」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:差球が9万5千発以上に到達した大役中、もしくは小当り中
エラー解除条件:電源断まで
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
備考:大当り終了後に必ず「打止機能作動」が発生する。
優先順位:23
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:通常の遊技通り
G盤装飾LED:通常の遊技通り
音声報知:「打止機能作動まで残り5000発です」
液晶報知:「打止機能作動まで残り約5000発です」
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:差球が9万発以上になった場合
エラー解除条件:60秒間
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
備考:差球は電断復帰時にクリアされる。
優先順位:24
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部緑点灯
G盤装飾LED:-
音声報知:無し
液晶報知:無し
エラー管理:演出制御基板
エラー発生条件:特定領域のある大入賞口のロング開放ラウンド中に特定領域への遊技球の通過を検知しなかった場合
エラー解除条件:次の条件装置作動又は電源断まで
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
備考:大役エンディング終了時に報知を行うことができる。
優先順位:25
ガラス枠左中エラー報知LED:青点灯
ガラス枠装飾LED:フルカラー部青点灯
G盤装飾LED:全消灯
音声報知:無し
液晶報知:無し(デフォルト画面の表示)
エラー管理:主制御基板
エラー発生条件:電断復帰時
エラー解除条件:演出用可動体のイニシャル動作完了時、演出可動体非搭載の場合は3秒で解除
ホールコンピュータ出力:-
遊技停止:-
打止機能が作動した場合は遊技停止となるが、この場合にエラー報知を行わないと、扉を開けて釘を曲げられる等の不正を行われる可能性がある。そこで、打止機能作動中にエラー(例えば扉開放)を検知した場合に専用のエラー報知を行う。
以下に示すように、扉開放時の状況に応じて演出制御基板にコマンドを送信する。
(1)扉開放時打止機能作動済:打止機能作動中扉開放エラー発生指定コマンドを送信する。
(2)扉開放時打止機能未作動:扉開放エラー発生指定コマンドを送信する。
(3)扉閉鎖時打止機能作動済:打止機能作動中扉開放エラー解除指定コマンドを送信する。
(4)扉閉鎖時打止機能未作動:扉開放エラー解除指定コマンドを送信する。
(5)扉開放中打止機能作動:打止機能作動中扉開放エラー発生指定コマンドを送信する。
そこで、「打止機能作動(図16の優先順位9)」よりも優先順位が高い「打止機能作動中扉開放エラー(図16の優先順位8)」を新たに設け、打止機能作動中でも扉の開放を報知できるように構成している。
打止機能作動後におけるエラー(扉開放等)を適切に報知することができる。
第1の技術的特徴を含む遊技機は、以下の構成を備えている。
(1)利益(獲得利益、差球)に関する所定情報(実際の差球、演算用差球、送信用差球、差球コマンド)に基づいて、遊技停止状態(打止機能作動中)に移行可能とする移行手段(主制御基板)を備えている(図4ステップS116)。
(2)遊技停止状態において、所定事象(扉開放)が発生した場合、所定事象の発生を報知可能(扉開放エラーを報知可能)とする報知手段(演出制御基板)を備えている(図11~図13、図14、図16)。
なお、所定事象は、扉開放に限定されるものではなく、扉開放以外の事象(例えば優先順位1~7に対応する事象)であってもよい。
(1)報知手段は、遊技停止状態において、所定事象(扉開放)及び所定事象とは異なる特別事象(例えば、図17の優先順位11の不正入賞エラー)が発生した場合、所定事象の発生を報知可能(図16の優先順位8の打止機能作動中扉開放エラーを報知可能)としつつ特別事象の発生を報知不能(図17の優先順位11の不正入賞エラーを報知不能)とする。
(2)報知手段は、遊技停止状態でない遊技可能状態において、所定事象(扉開放)及び特別事象が発生した場合、所定事象の発生を報知不能(図19の優先順位21の扉開放エラーを報知不能)としつつ特別事象の発生を報知可能(図17の優先順位11の不正入賞エラーを報知可能)とする。
(1)主制御手段(主制御基板)を備えている。
(2)主制御手段と通信可能な演出制御手段(演出制御基板)を備えている。
(4)遊技可能状態において、所定事象が発生した場合、主制御手段が所定コマンドとは異なる特定コマンド(扉開放エラー発生指定コマンド、打止機能未作動中扉開放エラー発生指定コマンド)を演出制御手段に送信し、演出制御手段が特定コマンドに基づき所定事象の発生を報知可能とする(図14、図19の優先順位21)。
図20は、CPU初期化処理の手順例を示すフローチャートである。本処理は、主制御基板30(主制御CPU)が実行する。
ステップS440:主制御基板30は、RAMクリアあるいはバックアップ異常時の作業領域初期化処理においてリードライトチェックが正常であるか否か(RWM異常であるか否か)を確認する処理を実行する。この処理は、RWMに0や1を書き込むリードライトチェックにより行うことができる。
ステップS442の処理を終えると、主制御基板30は、呼び出し元に戻る。
「遊技機状態フラグ」は、遊技機の状態を示すフラグである。
「00H」は「遊技可能状態指定値」に対応している。「遊技可能状態指定値」は遊技可能状態である場合に設定される。
「01H」は「設定切り替え状態指定値」に対応している。「設定切り替え状態指定値」は設定切り替え状態である場合に設定される。
「02H」は「設定確認状態指定値」に対応している。「設定確認状態指定値」は設定確認状態である場合に設定される。
「03H」は「設定異常状態指定値」に対応している。「設定異常状態指定値」は設定異常状態である場合に設定される。
「04H」は「RWM異常状態指定値」に対応している。「RWM異常状態指定値」はRWM異常状態である場合に設定される。
「05H」は「バックアップ異常状態指定値」に対応している。「バックアップ異常状態指定値」はバックアップ異常状態である場合に設定される。
「06H」は「不正検出状態指定値」に対応している。「不正検出状態指定値」は不正検出状態である場合に設定される。
「07H」は「打止機能作動状態指定値」に対応している。「打止機能作動状態指定値」は打止機能作動状態である場合に設定される。
「11H」は「枠コマンド待機状態2指定値」に対応している。「枠コマンド待機状態2指定値」は枠コマンド待機状態2である場合に設定される。
「12H」は「枠コマンド待機状態3指定値」に対応している。「枠コマンド待機状態3指定値」は枠コマンド待機状態3である場合に設定される。
「13H」は「枠コマンド待機状態4指定値」に対応している。「枠コマンド待機状態4指定値」は枠コマンド待機状態4である場合に設定される。
「14H」は「枠コマンド待機状態5指定値」に対応している。「枠コマンド待機状態5指定値」は枠コマンド待機状態5(待機状態かつRWM異常状態)である場合に設定される。
「15H」は「枠コマンド待機状態6指定値」に対応している。「枠コマンド待機状態6指定値」は枠コマンド待機状態6である場合に設定される。
「17H」は「枠コマンド待機状態7指定値」に対応している。「枠コマンド待機状態7指定値」は枠コマンド待機状態7(待機状態かつ打止機能作動状態)である場合に設定される。
「21H」は「球抜き状態2指定値」に対応している。「球抜き状態2指定値」は球抜き状態2である場合に設定される。
「22H」は「球抜き状態3指定値」に対応している。「球抜き状態3指定値」は球抜き状態3である場合に設定される。
「23H」は「球抜き状態4指定値」に対応している。「球抜き状態4指定値」は球抜き状態4である場合に設定される。
「24H」は「球抜き状態5指定値」に対応している。「球抜き状態5指定値」は球抜き状態5(球抜き状態かつRWM異常状態)である場合に設定される。
「25H」は「球抜き状態6指定値」に対応している。「球抜き状態6指定値」は球抜き状態6である場合に設定される。
「27H」は「球抜き状態7指定値」に対応している。「球抜き状態7指定値」は球抜き状態7(球抜き状態かつ打止機能作動状態)である場合に設定される。
遊技機状態フラグ「04H」はRWM異常状態だけを示しており、遊技機状態フラグ「14H」は待機状態かつRWM異常状態を示しており、遊技機状態フラグ「24H」は球抜き状態かつRWM異常状態を示している。なお、遊技機状態フラグの下位2バイト目の値は、待機状態や球抜き状態へ移行している際に設定される。
図22は、タイマ割込み処理の手順例を示すフローチャートである。本処理は、主制御基板30(主制御CPU)が実行する。また、本処理は、CPU初期化処理が終了した後に移行されるメインループ処理においてタイマ割込みが発生した場合に実行される。
ステップS506:主制御基板30は、当り図柄乱数更新処理を実行する。この処理では、主制御基板30は特別図柄及び普通図柄の抽選用の各種乱数を発生させるためのカウンタの値を更新する。各カウンタの値は、RAMのカウンタ領域にてインクリメントされ、それぞれ規定の範囲内でループする。各種乱数には、例えば大当り図柄乱数等が含まれる。
ステップS518a:主制御基板30は、レジスタ退避処理を実行する。
ステップS530:主制御基板30は、遊技機状態フラグをロードする処理を実行する。
その結果、打止機能作動管理フェーズの値が打止機能作動状態指定値と一致していることを確認した場合(Yes)、ステップS534を実行する。一方、打止機能作動管理フェーズの値が打止機能作動状態指定値と一致していることを確認できない場合(Yes)、主制御基板30は、呼び出し元に戻る。
以上の処理を終えると、主制御基板30は、呼び出し元に戻る。
「00H」は「打止機能作動警告前状態指定値」に対応している。「打止機能作動警告前状態指定値」は差球情報(差球コマンドに基づく差球の値)が90000発未満である場合に設定される。
「01H」は「打止機能作動警告状態指定値」に対応している。「打止機能作動警告状態指定値」は差球情報が90000発以上である場合に設定される。
「02H」は「打止機能作動予告状態指定値」に対応している。「打止機能作動予告状態指定値」は差球情報が95000発以上である場合に設定される。
「03H」は「打止機能作動状態指定値」に対応している。「打止機能作動状態指定値」は打止機能作動予告状態指定値の時に小当り中、大当り中でなければ設定される。
打止機能作動後にRWM異常が発生した場合に、RWM異常の報知を適切に行いたい。
打止機能作動後においても、エラー判定の処理は実行し、RWM異常エラーが発生した場合はRWM異常の報知を打止機能作動よりも優先して実行するように演出制御基板にコマンドを送信する。
(1)打止機能作動中の電断復帰時(通常復帰)
主制御基板から演出制御基板へ打止機能作動中を通知するコマンドを送信する。
(2)打止機能作動中の電断復帰時(RWM異常判定時)
主制御基板から演出制御基板へRWM異常のエラーコマンドを送信する。打止機能作動中を通知するコマンドも送信する。
打止機能作動後にRWM異常エラーが発生した場合は、打止機能作動よりも優先してRWM異常の報知を行うことができる。これにより、打止機能作動後においても、メイン基板異常エラー(図15の優先順位4)の発生を特定することができる。
第2の技術的特徴を含む遊技機は、以下の構成を備えている。
(1)利益(獲得利益、差球)に関する所定情報(実際の差球、演算用差球、送信用差球、差球コマンド)に基づいて、遊技停止状態(打止機能作動中)に移行可能とする移行手段(主制御基板)を備えている(図4ステップS116)。
(2)遊技停止状態において、エラー(RWM異常エラー)が発生したかを判定可能とする判定手段(主制御基板)を備えている(図20ステップS440)。なお、エラーは、RWM異常エラー以外のエラーであってもよい。
(3)遊技停止状態において、判定手段によりエラーが発生したと判定された場合、エラーの発生を報知可能とする報知手段(演出制御基板)を備えている(図20ステップS441、図15)。
(1)遊技停止状態において電断復帰し、電断復帰時に所定条件が成立した場合(RWM異常である場合)、移行手段は、遊技停止状態を維持する(図20において、RWM異常であっても遊技停止状態を解除しない)。
(2)遊技停止状態において電断復帰し、電断復帰時に所定条件が成立した場合(RWM異常である場合)、報知手段は、遊技停止状態であることは報知せず所定条件が成立していることを報知可能とする(図16の優先順位9の打止機能作動は報知せず、図15の優先順位4のメイン基板異常エラーを報知可能とする)。
図25は、主制御基板から遊技機エラー状態信号を出力する場合の手順例を示すフローチャートである。本処理は、主制御基板に試験信号端子が設けられている場合の処理の流れを示している。なお、図中の範囲Aは枠制御基板が実行する処理であり、図中の範囲Bは主制御基板が実行する処理である。
ステップS550:枠制御基板50は、主制御基板30に対して差球情報(差球コマンド)を出力する処理を実行する。
その結果、差球が90000発以上であることを確認した場合(Yes)、主制御基板30は、ステップS552を実行する。一方、差球が90000発以上であることを確認できない場合(No)、主制御基板30は、処理を終了する。なお、処理を終了した場合、再び、最初の処理(START)から処理を実行する(以下、同様)。
その結果、差球が95000発未満であることを確認した場合(Yes)、主制御基板30は、ステップS553を実行する。一方、差球が95000発未満であることを確認できない場合(No)、主制御基板30は、処理を終了する。
ステップS560:枠制御基板50は、主制御基板30に対して差球情報(差球コマンド)を出力する処理を実行する。
その結果、差球が90000発以上であることを確認した場合(Yes)、主制御基板30は、ステップS562を実行する。一方、差球が90000発以上であることを確認できない場合(No)、主制御基板30は、処理を終了する。
その結果、差球が95000発未満であることを確認した場合(Yes)、主制御基板30は、ステップS563を実行する。一方、差球が95000発未満であることを確認できない場合(No)、主制御基板30は、処理を終了する。
ステップS564:枠制御基板50は、遊技機エラー状態信号(試験信号)を出力する処理を実行する。遊技機エラー状態信号は、例えば、図22の試験信号管理処理の内容を枠制御基板50が実行することにより出力することができる。なお、枠制御基板50が試験信号管理処理を実行する場合、主制御基板30では試験信号管理処理を実行しないようにすることができる。
実射試験中に遊技停止になる場合の対策案を提供する。
実射試験中の問題点としては、以下のようなものが挙げられる。
(1)10時間試験の途中で差球が95000発に達すると、差球制限装置が作動して遊技停止となるため、10時間試験を最後まで行うことができない。
(2)差球制限装置が作動する前に、試験員が、差球制限装置の作動を事前に把握することができれば、試験を中断して(試験装置には中断機能がある)、管理遊技機の電源をOFF・ONして、差球制限装置の計数をクリアしてから試験を再開することができる。なお、差球制限装置の計数をクリアしてからの試験再開は認められている。
差球が90000発以上95000発未満である場合、「遊技機エラー状態信号(試験信号)」を出力する。
「遊技機エラー状態信号」を出力すると、「試験島のランプが光る」、「試験装置用のパソコンにエラー表示を行う」ようになっている。
「遊技機エラー状態信号」は、払出系(枠制御基板、払出制御基板)又は主制御系(主制御基板)のトラブル時に出力される信号であるため、トラブル時に出力された信号であるか、差球制限装置作動前の事前報知として出力された信号であるかを区別できるようにする必要がある。
(1)払出系又は主制御系のトラブル時の出力信号(例えば、電源立ち上げ時のバックアップ異常、RWM異常のための出力信号)と差球制限装置作動前の事前報知の「遊技機エラー状態信号」は、別ピンで出力することで区別する。
(2)払出系又は主制御系のトラブル時の出力信号と差球制限装置作動前の事前報知の「遊技機エラー状態信号」を共通のピンで出力する場合は、差球制限装置作動前に90000発の差球に達したことを報知する演出を演出制御基板40で実行し、どちらの契機で信号が出力されたか区別できるようにする。
(1)主制御基板から遊技機エラー状態信号を出力する場合
主制御基板の現状の予備信号(現状未使用の信号(ピン))から遊技機エラー状態信号を出力する。
(2)枠制御基板から遊技機エラー状態信号を出力する場合
主制御基板からの指示により、枠制御基板が遊技機エラー状態信号を出力する。
(3)払出制御基板から遊技機エラー状態信号を出力する場合
主制御基板からの指示により、払出制御基板が遊技機エラー状態信号を出力する。
差球制限装置について、実射試験を問題なく実施することができる。
第3の技術的特徴を含む遊技機は、以下の構成を備えている。
(1)利益(獲得利益、差球)に関する所定情報(実際の差球、演算用差球、送信用差球、差球コマンド)に基づいて、遊技停止状態(打止機能作動中)に移行可能とする移行手段(主制御基板)を備えている(図4ステップS116)。
(2)所定情報が示す値が遊技停止状態(差球=95000)に移行する前の所定値(差球=90000)に達した場合、外部装置(試験装置)に特定の試験信号(遊技機エラー状態信号)を出力可能とする処理を有する試験信号処理手段(主制御基板、枠制御基板、払出制御基板)を備えている(図25ステップS553、図26ステップS564)。所定値は、90000に限定されるものではなく、90000未満の値であってもよいし、90001~94999のうちのいずれかの値であってもよい。
上述した上述した基本的な技術的特徴や各技術的特徴は、以下の変形が可能である。
(1)報知手段は、主制御基板、枠制御基板、演出制御基板、払出制御基板のうち少なくとも1つの基板に実装されていればよい。
(2)判定手段は、主制御基板、枠制御基板、演出制御基板、払出制御基板のうち少なくとも1つの基板に実装されていればよい。
(3)試験信号処理手段は、主制御基板、枠制御基板、払出制御基板のうち少なくとも1つの基板に実装されていればよい。
(5)「遊技機エラー状態信号(試験信号)」は、差球が90000発以上95000発未満である場合に出力し続ける例で説明したが、差球が90000発以上になった場合に1回だけ出力するようにしてもよい。
(6)本発明は、管理遊技機以外の遊技機(例えば、少なくとも主制御基板及び払出制御基板を有する遊技機)にも適用可能である。
(a)内枠もしくはガラス扉が開放している状態で電断した場合
ホールでは内枠を開いた状態で作業する場合はメンテナンスの可能性があるため、メンテナンスの際はいちいち差球のカウンタがクリアされないようにする。
(b)差球のカウントが所定個数(例えば90000発以上95000発未満、好ましくは92000発)以上に到達している状態で電断した場合
ある程度まで差球がカウントされた後に差球のカウントがクリアされると、実際に獲得可能な出球数が大幅に増えてしまうため、そのような事態を防ぐことができる。
(c)特定のエラー(例えば、磁気エラー)発生中の状態で電断した場合
遊技者が無理矢理エラーを発生させ、エラーを解除するためにホールスタッフが電源を落とした場合に差球のカウントもクリアされるという不具合を防ぐことができる。
20 管理遊技機枠
30 主制御基板
31 入賞口スイッチ
32 アウトスイッチ
40 演出制御基板
41 液晶表示器
42 スピーカ
43 ランプ
50 枠制御基板
51 減算センサ
52 ファール球センサ
53 計数スイッチ
54 遊技球数等表示装置
100 管理遊技機
E1 第1画像
E2 第2画像
E3 第3画像
Claims (2)
- 利益に関する所定情報に基づいて、遊技停止状態に移行可能とする移行手段と、
前記遊技停止状態において、エラーが発生したかを判定可能とする判定手段と、
前記遊技停止状態において、前記判定手段により前記エラーが発生したと判定された場合、前記エラーの発生を報知可能とする報知手段とを備え、
RWM異常状態である場合は、遊技機状態フラグに、第1値を格納し、
前記遊技停止状態である場合は、前記遊技機状態フラグに、第2値を格納し、
前記RWM異常状態かつ球抜き状態である場合は、前記遊技機状態フラグに、前記第1値と一部の情報が共通する第3値を格納し、
前記遊技停止状態かつ前記球抜き状態である場合は、前記遊技機状態フラグに、前記第2値と一部の情報が共通し、前記第3値と一部の情報が共通する第4値を格納することを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記遊技停止状態において電断復帰し、前記電断復帰時に所定条件が成立した場合、
前記移行手段は、前記遊技停止状態を維持し、
前記報知手段は、前記遊技停止状態であることは報知せず前記所定条件が成立していることを報知可能とすることを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022004195A JP7498730B2 (ja) | 2022-01-14 | 2022-01-14 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022004195A JP7498730B2 (ja) | 2022-01-14 | 2022-01-14 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023103583A JP2023103583A (ja) | 2023-07-27 |
JP7498730B2 true JP7498730B2 (ja) | 2024-06-12 |
Family
ID=87378248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022004195A Active JP7498730B2 (ja) | 2022-01-14 | 2022-01-14 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7498730B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7511269B2 (ja) | 2022-06-14 | 2024-07-05 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP7511264B2 (ja) | 2022-06-14 | 2024-07-05 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP7511268B2 (ja) | 2022-06-14 | 2024-07-05 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP7511266B2 (ja) | 2022-06-14 | 2024-07-05 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP7511267B2 (ja) | 2022-06-14 | 2024-07-05 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP7511265B2 (ja) | 2022-06-14 | 2024-07-05 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018000480A (ja) | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2020130942A (ja) | 2019-02-26 | 2020-08-31 | サミー株式会社 | ぱちんこ遊技機 |
JP2021065484A5 (ja) | 2019-10-24 | 2022-10-03 | ||
JP2023099371A (ja) | 2021-12-31 | 2023-07-13 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP2024041787A (ja) | 2021-11-24 | 2024-03-27 | サミー株式会社 | 遊技機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7332888B2 (ja) | 2019-10-24 | 2023-08-24 | サミー株式会社 | 遊技機 |
-
2022
- 2022-01-14 JP JP2022004195A patent/JP7498730B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018000480A (ja) | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP2020130942A (ja) | 2019-02-26 | 2020-08-31 | サミー株式会社 | ぱちんこ遊技機 |
JP2021065484A5 (ja) | 2019-10-24 | 2022-10-03 | ||
JP2024041787A (ja) | 2021-11-24 | 2024-03-27 | サミー株式会社 | 遊技機 |
JP2023099371A (ja) | 2021-12-31 | 2023-07-13 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023103583A (ja) | 2023-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7498730B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7549618B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2023111365A (ja) | 遊技機 | |
JP2023073706A (ja) | 遊技機 | |
JP2023136620A (ja) | 遊技機 | |
JP7470440B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7470441B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7480196B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019055123A (ja) | 遊技機 | |
JP2019154615A (ja) | 遊技機 | |
JP5313376B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019154614A (ja) | 遊技機 | |
JP7470140B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7470438B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7470439B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019154616A (ja) | 遊技機 | |
JP2023133848A (ja) | 遊技機 | |
JP2023103585A (ja) | 遊技機 | |
JP6307113B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5959227B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5959226B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7578994B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019092681A (ja) | 遊技機 | |
JP7554454B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7554453B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7498730 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |