JP7496639B1 - 接合部材、及び、骨組み構造体 - Google Patents

接合部材、及び、骨組み構造体 Download PDF

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Abstract

【課題】管状部材同士の接合強度を高めることが可能な接合部材を提供する。【解決手段】第一接合部材10Aと第二接合部材20と固定部材50とを具備する接合部材であり、第一接合部材10Aには、直方体の角パイプ状の角筒部11と、角筒部11からX方向及びY方向にそれぞれ延出している一対の第一挿入片12,13と、角筒部11の側面において貫通し固定部材50が挿入される固定スリット14と、を具備させ、第二接合部材20には、正方形の平面部21と、平面部21から延出している一対の第二挿入片22と、平面部21から第二挿入片22とは反対側に延出し角筒部11に挿入される一対の連結挿入片23と、一対の連結挿入片23に設けられ固定部材50を保持するための固定部材保持部28と、を具備させる。【選択図】図9

Description

本発明は、管状部材を接合するための接合部材、及び、該接合部材で管状部材を接合することにより構築される骨組み構造体に関するものである。
本願発明者は、角パイプのような管状部材を接合して骨組み構造体を構築するための接合部材として、金属の押出型材(押出成形体)を使用して管状部材が外側に嵌め込まれる挿入片を複数有した接合部材を提案している(特許文献1)。
特許文献1では、三次元的な骨組み構造体を構築する場合、接合部材として、第一接合部材と第二接合部材とを使用する。詳述すると、第一接合部材は、中実の立方体でZ方向である押出方向に貫通する孔部を有する基部と、基部の側面からZ方向に直交するX方向やY方向に延出している第一挿入片と、を備えている。この第一接合部の第一挿入部を管状部材の端部に挿入することにより、X方向及びY方向の二次元フレーム状の骨組み構造体を構築することができる。また、第二接合部材は、正方形の平面部から延出している突起部と、平面部の突起部とは反対側の面から延出している第二挿入片と、を備えている。そして、第一接合部材の孔部に、第二接合部材の突起部を嵌入させると共に、第二挿入部を管状部材の端部に挿入させることにより、その管状部材が二次元フレーム状の骨組み構造体に対して直角に立設され、三次元フレーム状の骨組み構造体を構築することができる。
この特許文献1の技術によれば、管状部材に加えて、第一接合部材及び第二接合部材(接合部材)を押出型材により形成することが可能であるため、管状部材と接合部材とを同じ組成の金属材料で形成することができる。これにより、この接合部材を使用することにより、熱膨張率の差異に起因して歪みが生じるおそれのない骨組み構造体を構築することが可能となる。
しかしながら、特許文献1の技術では、孔部に突起部を嵌入させることにより第一接合部材と第二接合部材とを接合しているため、十分な接合強度が得られ難い。そこで、第一接合部材と第二接合部材とを溶接することが考えられるが、溶接作業は手間がかかると共に、作業できる環境が限定されてしまう問題がある。
特開2021-178330号公報
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、管状部材同士の接合強度を高めることが可能な接合部材、及び、該接合部材で管状部材を接合することにより構築される骨組み構造体の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明にかかる接合部材は、
「第一接合部材と第二接合部材と固定部材とを具備する接合部材であり、
前記第一接合部材は、
直方体または立方体の角パイプ状の角筒部と、
該角筒部の軸方向であるZ方向に平行な四つの側面のうち少なくとも二つの側面それぞれにおいて、前記Z方向に延びる一対の側辺それぞれより所定間隔だけ内側の位置で、前記Z方向に直交するX方向またはY方向にそれぞれ延出している一対の第一挿入片と、
前記角筒部において対向する一対の側面それぞれを厚さ方向に貫通しており、前記固定部材が挿入される固定スリットと、を具備し、
前記第二接合部材は、
正方形または長方形の平面部と、
前記平面部の一方の面において、一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出している一対の第二挿入片と、
前記平面部の前記第二挿入片が延出している面とは反対側の面において、前記一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出しており、前記角筒部に挿入される一対の連結挿入片と、
一対の前記連結挿入片それぞれに設けられており、互いの間に前記固定部材を保持するための固定部材保持部と、を具備している」ものである。
本構成の接合部材は、角筒部に一対の連結挿入片を挿入した後、固定部材を固定スリットに挿し込むと共に一対の連結挿入片に設けられている固定部材保持部に固定部材を保持させることにより、第一接合部材と第二接合部材とを接合することができる。第一接合部材に第二接合部材を接合することで、第二接合部材の平面部から延出している一対の第二挿入片がZ方向に延出している状態となる。そして、一対の第一挿入片及び一対の第二挿入片それぞれの対に管状部材の端部を相対的に嵌め込むことにより、軸方向をX方向またはY方向とする少なくとも二本の管状部材と軸方向をZ方向とする一本の管状部材とを接合することができる。
この接合部材では、固定部材保持部に保持されている固定部材が、角筒部の側面に設けられている固定スリットに挿入されていることから、角筒部の軸方向に対する第二接合部材の相対移動が阻止されており、第一接合部材と第二接合部材とが機械的に接合されている。これにより、孔部に突起部を嵌入させて接合する従来技術よりも、第一接合部材と第二接合部材との接合強度を高めることができる。つまり、軸方向をX方向またはY方向とする管状部材と軸方向をZ方向とする管状部材との接合強度を高めることができる。また、第一接合部材と第二接合部材との接合強度を高めることができるため、それらの溶接作業を不要にすることが可能となる。
本発明にかかる骨組み構造は、
角パイプである管状部材が第一接合部材と第二接合部材と固定部材とを具備する接合部材によって接合されることにより構築されている骨組み構造体であり、
前記第一接合部材は、
直方体または立方体の角パイプ状の角筒部、
該角筒部の軸方向であるZ方向に平行な四つの側面のうち少なくとも二つの側面それぞれにおいて、前記Z方向に延びる一対の側辺それぞれより所定間隔だけ内側の位置で、前記Z方向に直交するX方向またはY方向にそれぞれ延出している一対の第一挿入片、及び、
前記角筒部において対向する一対の側面それぞれを厚さ方向に貫通しており、前記固定部材が挿入される固定スリット、を備えている一方、
前記第二接合部材は、
正方形または長方形の平面部、
前記平面部の一方の面において、一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出している一対の第二挿入片、
前記平面部の前記第二挿入片が延出している面とは反対側の面において、前記一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出しており、前記角筒部に挿入される一対の連結挿入片、及び、
一対の前記連結挿入片それぞれに設けられており、互いの間に前記固定部材を保持するための固定部材保持部、を備え、
前記角筒部に一対の前記連結挿入片が挿入されていると共に、前記固定スリットに挿入されている前記固定部材が前記固定部材保持部に保持されることにより前記第一接合部材に前記第二接合部材が固定されており、
一対の前記第一挿入片及び一対の前記第二挿入片が、それぞれ異なる前記管状部材の端部に挿入されていることにより、複数の前記管状部材が接合されている」ものである。
これは、上記の第一接合部材と第二接合部材と固定部材とを具備する接合部材を使用して管状部材を接合することにより構築される三次元フレーム状の骨組み構造体の構成である。これにより、従来よりも管状部材同士の接合強度が高い骨組み構造体を提供することができる。また、部材の嵌め込みによって骨組み構造体が構築されるため、溶接作業が不要であり、溶接作業が困難な環境でも骨組み構造体を構築することができる。
以上のように、本発明によれば、管状部材同士の接合強度を高めることが可能な接合部材、及び、該接合部材で管状部材を接合することにより構築される骨組み構造体を提供することができる。
(a)L字形の第一接合部材の平面図であり、(b)L字形の第一接合部材の正面図であり、(c)L字形の第一接合部材の斜視図であり、(d)第一押出成形体からL字形の第一接合部材を製造する方法を説明する図である。 (a)第二接合部材の正面図であり、(b)第二接合部材の右側面図であり、(c)第二接合部材の斜視図であり、(d)第二押出成形体から第二接合部材を製造する過程を説明する図であり、(e)(d)から続く第二接合部材を製造する過程を説明する図である。 (a)第三接合部材の正面図であり、(b)第三接合部材の右側面図であり、(c)第三接合部材の斜視図であり、(d)第三押出成形体から第三接合部材を製造する過程を説明する図であり、(e)(d)から続く第三接合部材を製造する過程を説明する図である。 固定部材の斜視図である。 楔部材の斜視図である。 三次元フレーム状の骨組み構造体の分解斜視図である。 図6における矢視Aの部分を拡大して示す部分斜視図である。 (a)図7において角筒部の中央でY方向に直交する平面で切断した断面図であり、(b)図7において固定部材の中央でZ方向に直交する平面で切断した断面図である。 図7を各部材毎に分解して示す分解斜視図である。 (a)T字形の第一接合部材の平面図であり、(b)T字形の第一接合部材の斜視図である。 (a)十字形の第一接合部材の平面図であり、(b)十字形の第一接合部材の斜視図である。 (a)一つの第一接合部材と二つの第二接合部材とを備える接合部材の分解斜視図であり、(b)(a)を組み立てた状態で示す接合部材の斜視図であり、(c)(b)の接合部材において角筒部の中央でY方向に直交する平面で切断した断面図である。 (a)二次元フレーム状の骨組み構造体に使用される接合部材の分解斜視図であり、(b)(a)を組み立てた状態で示す接合部材の斜視図であり、(c)(b)の接合部材において角筒部の中央でY方向に直交する平面で切断した断面図である。
以下、本発明の一実施形態である複数種類の接合部材、これら接合部材を使用して構築される骨組み構造体、及び、これら接合部材の製造方法について、図面を用いて説明する。
本実施形態の骨組み構造体は、管状部材70が接合部材によって接合されることによって構築される。管状部材70は、押出型材である角型(角パイプ)であり、軸方向に直交する断面(以下、「直交断面」と称する)の外形は正方形である。ここでは、直交断面の外形である正方形の一辺の長さをLとし、管状部材70の肉厚をdとする(図8参照)。そうすると、管状部材70において直交断面の内形である正方形の一辺の長さは、L-2dである。
管状部材70は、両端部それぞれの近傍において、四つの側面のうちの平行な二つの側面を厚さ方向に貫通するスリット75を備えている(図9など参照)。スリット75は、スリット75が形成されている側面上では、管状部材70の軸方向に直交する方向に、その側面を貫通しない長さに延びている。このようなスリット75は、押出型材である管状部材に穿孔加工を施すことにより製造される。
本実施形態では、接合部材として、第一接合部材、第二接合部材20、及び、第三接合部材40が使用され、更に、第一接合部材と第二接合部材20とを固定するための固定部材50、接合の補強のために楔部材60が使用される。
本実施形態では第一接合部材に大別すると三つのタイプがあり、これらを区別する場合は、L字形の第一接合部材10A(図1参照)、T字形の第一接合部材10B(図10参照)、及び、十字形の第一接合部材10C(図11参照)と称し、区別する必要がない場合は、単に第一接合部材と総称する。また、詳細は後述するが、何れのタイプの第一接合部材も、角筒部11の平行な二つの側面それぞれに固定スリット14が1個設けられているタイプと、2個設けられているタイプ(図12参照)とがある。従って、第一接合部材には全部で六つのタイプがある。なお、固定スリット14の数が異なるタイプを区別する場合は、固定スリット14が1個設けられているタイプは上記と同じ符号を付し、固定スリット14が2個設けられているタイプは、L字形の第一接合部材10A’、T字形の第一接合部材10B’、及び、十字形の第一接合部材10C’と称する。
何れのタイプの第一接合部材も、角パイプ状の角筒部11を備えている。ここでは、第一接合部材において、角筒部11の軸方向をZ方向と称し、Z方向に直交する二方向をX方向及びY方向とする。
第一接合部材は、直方体で角パイプ状の角筒部11と、角筒部11の軸方向であるZ方向に平行な四つの側面のうち少なくとも二つの側面それぞれにおいて、Z方向に延びる一対の側辺それぞれより所定間隔を空けた内側で、Z方向に直交するX方向またはY方向において、それぞれ同じ方向に延出して対をなしている第一挿入片12,13と、角筒部11の平行な二つの側面において厚さ方向にそれぞれ貫通している固定スリット14と、を具備している。
第一接合部材の角筒部11は、Z方向から見た外形及び内形がそれぞれ正方形である。この角筒部11は、Z方向から見た外形である正方形の一辺の長さがLである。また、角筒部11の肉厚をd’(図8(a)参照)とすると、角筒部11は、Z方向から見た内形である正方形の一辺の長さがL-2d’である。この角筒部11の肉厚d’は、管状部材70の肉厚dよりも厚い。従って、角筒部11のZ方向から見た外形は、管状部材70の直交断面の外形と同じで大きさである一方、角筒部11のZ方向から見た内形は、管状部材70の直交断面の内形よりも小さい。
第一接合部材における一対の第一挿入片12,13は、角筒部11におけるZ方向に延びる一対の側辺それぞれより“所定間隔を空けた内側で”延出させている。この“所定間隔”は、管状部材70の肉厚dに略等しく設定される。
第一接合部材における固定スリット14は、角筒部11の側面に沿ってZ方向に直交する方向へ長い長孔状に形成されている。角筒部11の二つの側面に設けられている固定スリット14は、Z方向においてそれぞれ同じ位置に設けられていると共に、角筒部11におけるZ方向の中央に対して一方側へ片寄った位置に設けられている。この固定スリット14には、固定部材50が挿入(嵌入)される。二つの固定スリット14におけるZ方向の幅は異なっており、一方の幅は固定部材50における後述する平板部51の厚さと同じであり、他方の幅は固定部材50における頭部52の厚さ(肉厚)と同じである。
第一接合部材は、一対の第一挿入片12,13において、それぞれ対をなす相手部材との間に楔部材60を保持するための楔保持部15を備えている。詳述すると、第一接合部材は、第一挿入片12,13それぞれの対面している内表面において、対をなす相手部材に向かって突出している内突起16を二つずつ備えている。内突起16は、第一挿入片12,13それぞれのZ方向の全長にわたり形成されている。内突起16の位置は、第一挿入片12,13において対をなす一方の挿入片に設けられた内突起16と他方に設けられた内突起16とが正対するように設定されている。なお、第一挿入片12,13それぞれの内表面は、二つの内突起16の間において他の部位よりも凹んでいる。このような四つの内突起16により、一対の第一挿入片12の間、及び、一対の第一挿入片13の間に、楔部材60を挿入して保持させる空隙としての楔保持部15がそれぞれ形成されている。角筒部11から楔保持部15の中心までの距離は、管状部材70における端部からスリット75の中心までの距離と同じである。
また、第一接合部材は、一対の第一挿入片12,13それぞれの外表面の先端近傍に設けられている傾斜突起17と、一対の第一挿入片12,13それぞれの外表面に設けられている複数の外突起18と、を備えている。傾斜突起17は、一対の第一挿入片12,13それぞれの外表面で楔保持部15よりも先端側において、それぞれの先端から角筒部11へ向かって外側へ傾斜するように設けられている。複数の外突起18それぞれは、楔保持部15よりも角筒部11側において一対の第一挿入片12,13それぞれの外表面から外側に突出しており、複数の外突起18が連設されている方向は、一対の第一挿入片12,13それぞれの延出している方向である。これら傾斜突起17及び外突起18は、第一挿入片12,13それぞれのZ方向の全長にわたり形成されている。
何れのタイプの第一接合部材も、金属製の押出成形体を得る押出成形工程と、押出成形体を押出方向に直交する平面で切断する切断工程と、切断工程により得られる切断体の所定部位を切除する切除工程と、によって製造される。
この第一接合部材としてL字形の第一接合部材10Aでは、図1に示すように、角筒部11におけるZ方向に平行な四つの側面の内の一つの側面から一対の第一挿入片12がX方向に延出している共に、隣接する側面の一つから一対の第一挿入片13がY方向に延出している。
このL字形の第一接合部材10Aは、図1(a)に示す平面視の形状を一定の断面形状としてZ方向(押出方向)に延出している第一押出成形体EB1(図1(d)参照)を、Z方向と直交する平面(XY平面、つまり、図1(d)における一点鎖線で示す平面)で切断した後に、角筒部11における平行な二つの側面において固定スリット14が形成されるように切除することにより製造される。切断工程では、第一押出成形体EB1の端部からZ方向へ距離がL-2dの位置で切断する。
本実施形態の第二接合部材20は、平板状で正方形の平面部21と、平面部21の一方の面において、平行に延びる一対の側辺それぞれより所定間隔を空けた内側で、平面部21から直角に延出している一対の第二挿入片22と、平面部21の第二挿入片22が延出している面とは反対側の面において、一対の側辺それぞれより第二所定間隔を空けた内側で、平面部21から直角に延出している一対の連結挿入片23と、を備えている。
平面部21は、外形である正方形の一辺の長さがLであり、厚さが管状部材70の肉厚と同じdである。一対の第二挿入片22は、平面部21における一対の側辺それぞれより所定間隔を空けた内側に設けられている。この”所定間隔”は、第一接合部材における一対の第一挿入片12,13の”所定間隔”と同様に、管状部材70の肉厚dに略等しく設定される。一方、一対の連結挿入片23は、平面部21における一対の第二挿入片22と同じ一対の側辺それぞれより第二所定間隔を空けた内側に設けられている。この”第二所定間隔”は、第一接合部材における角筒部11の肉厚d’に略等しく設定される。なお、一対の連結挿入片23は、平面部21から延出している長さが異なっている。
第二接合部材20は、一対の第二挿入片22において、第一接合部材の第一挿入片12,13と同様に、対をなす相手部材との間に楔部材60を保持するための楔保持部24を備えている。第二接合部材20の楔保持部24は、第一挿入片12,13において楔保持部15を形成している内突起16と同様の構成である、四つの内突起25によって形成されている。
また、第二接合部材20は、一対の第二挿入片22それぞれの外表面の先端近傍に設けられている傾斜突起26と、一対の第二挿入片22それぞれの外表面に設けられている複数の外突起27と、を備えている。これら傾斜突起26及び外突起27は、第一接合部材の傾斜突起17及び外突起18と同様の構成である。
更に、第二接合部材20は、一対の連結挿入片23に設けられており、互いの間に固定部材50を保持するための固定部材保持部28を備えている。具体的には、第二接合部材20は、一対の第二挿入片22それぞれの互いに対面している内表面から対をなす相手部材に向かって突出しており、それぞれの先端面に溝を有している一対の保持用突部29を、備えている。一対の保持用突部29は、互いに正対するように設けられている。第二接合部材20では、一対の保持用突部29それぞれの先端面の溝同士の間に、固定部材50を挿入して保持させる空隙としての固定部材保持部28が形成されている。平面部21から固定部材保持部28の中心までの距離は、角筒部11のZ方向の端部から固定スリット14の中心までの距離と同じである。
一対の連結挿入片23では、それぞれ保持用突部29よりも先端側の部位を、平面部21から延出している長さが短い方の連結挿入片23側では第一延出部30とし、他方の連結挿入片23側では第二延出部31としている。これら第一延出部30及び第二延出部31は、一対の連結挿入片23が離隔している方向の厚さが、連結挿入片23における保持用突部29と平面部21との間の部位の厚さよりも薄く形成されている。そして、第一延出部30では、その外表面が、自身が設けられている連結挿入片23の外表面の延長面よりも内側に位置しており、第二延出部31では、その外表面が、自身が設けられている連結挿入片23の外表面の延長面上に位置している。第一延出部30の外表面から連結挿入片23における外表面の延長面までの距離は、第二延出部31の厚さに対応している。
第一延出部30を有する連結挿入片23には、第一延出部30の先端から外側へ突出している係止爪部32と、保持用突部29と第一延出部30との境よりも保持用突部29側において連結挿入片23の外表面から凹んでいる第一凹部33と、が設けられている。第一凹部33は、第一延出部30の外表面よりも内側の部位まで凹んでおり、後述する第三接合部材40の第一爪部44が係止されるように設けられている。
一方、第二延出部31を有する連結挿入片23には、保持用突部29と第二延出部31との境よりも第二延出部31側において、内表面から凹んでいる第二凹部34が設けられている。第二凹部34は、係止爪部32または後述する第三接合部材40の第二爪部46が係止されるように設けられている。
更に、第二接合部材20は、平面部21と接しており、一対の連結挿入片23同士を繋いでいる平板状の基部35と、一対の連結挿入片23それぞれの外表面に設けられている複数の突起36と、を備えている。基部35は、平面部21及び一対の連結挿入片23それぞれの基端部を補強している。複数の突起36はそれぞれ、平面部21から連結挿入片23が延出している方向に直交する方向に線状に突出しており、複数の突起36が連設されている方向は連結挿入片23が延出している方向である。なお、突起36は、第一延出部30の外表面には設けられていない。
この第二接合部材20も、第一接合部材と同様に、金属の押出成形体を使用して製造されている。ここでは、第二接合部材20において、平面部21の面と平行で、一対の第二挿入片22が離隔している方向と直交する方向を、押出方向としてのZ方向とし、そのZ方向と直交し平面部21の面と平行な方向をX方向、Z方向と直交し平面部21の面と直角な方向をY方向とする(図2(d)参照)。
第二接合部材20は、図2(a)の正面図に示す外形形状を一定の断面形状として押出方向(Z方向)に延出している第二押出成形体EB2(図2(d)参照)を形成する押出成形工程と、第二押出成形体EB2を押出方向に直交する平面(XY平面)で切断する切断工程と、第二押出成形体EB2を切断することにより得られる切断体EB2’に対して所定部位を切除する切除工程と、によって製造される。
切断工程では、第二押出成形体EB2の端部からZ方向へ距離Lの位置で切断する。削除工程では、切断体EB2’のZ方向の両端それぞれにおいて、平面部21を除いて所定の範囲(図2(e)において網掛け部分)を切除する。具体的には、一対の第二挿入片22に対してはZ方向の両端からそれぞれ距離dまでの範囲を、一対の連結挿入片23及び基部35などに対してはZ方向の両端からそれぞれ距離d’までの範囲を、それぞれ切除する。
これにより、平面部21の外形が、一辺の長さがLの正方形となる。また、一対の第二挿入片22のZ方向の長さがL-2dとなり、管状部材70の端部に嵌入される長さとなると共に、一対の連結挿入片23及び基部35のZ方向の長さがL-2d’となり、第一接合部材の角筒部11に嵌入される長さとなる。
本実施形態の第三接合部材40は、外形が正方形の平板部41と、平板部41の一方の面において、平行に延びる一対の側辺それぞれより第二所定間隔を空けた内側で、平板部41から直角にそれぞれ延出している第一保持片42及び第二保持片43と、を備えている。平板部41は、外形である正方形の一辺の長さがLであり、肉厚が管状部材70の肉厚と同じdである。
第一保持片42及び第二保持片43において、側辺より第二所定間隔を空けた“第二所定間隔”は、第二接合部材20の一対の連結挿入片23と同様に、第一接合部材10における角筒部11の肉厚d’に略等しく設定される。図3(a)に示すように、第一保持片42は、平板部41から直線状に延出している。一方、第二保持片43は、平板部41から第一保持片42の長さの半分ほどの部位まで直線状に延出した位置で、第一保持片42側に屈曲した後に、平板部41とは反対側へ第一保持片42と平行に先端まで延出しており、全体がクランク状である。第二保持片43は、クランクしている部位を間にして、平板部41側の外表面と先端側の外表面との間の距離が、第一保持片42の肉厚と略同じである。なお、平板部41から第一保持片42の先端までの長さは、平板部41から第二保持片43の先端までの長さよりも長い。
第一保持片42には、先端から第二保持片43側に突出している第一爪部44と、第二保持片43と対面している内表面において凹んでいる第一溝部45とが設けられている。第一溝部45は、第一保持片42が延出している方向の中央から先端寄りの部位に設けられている。これら第一爪部44及び第一溝部45は、平板部41から第一保持片42が延出している方向に直交し、かつ、第一保持片42と第二保持片43が離隔している方向に直交する方向へ、第一保持片42の全長にわたって設けられている。
第二保持片43には、先端から第一保持片42とは反対側へ突出している第二爪部46と、第一保持片42とは反対側を向いている外表面におけるクランクして先端側へ延びている部分の基端において凹んでいる第二溝部47と、第一保持片42と対面している内表面の先端付近から第一保持片42に向かって突出しており、第二保持片43が延出している方向に離隔している二つの内突部48と、が設けられている。平板部41から二つの内突部48の間の中央までの距離は、第一接合部材における角筒部11のZ方向の長さの半分の距離である。これら第二爪部46、第二溝部47、及び内突部48は、平板部41から第二保持片43が延出している方向に直交し、かつ、第一保持片42と第二保持片43が離隔している方向に直交する方向へ、第二保持片43の全長にわたって設けられている。
第三接合部材40の第一爪部44は、第二接合部材20の第一凹部33または別の第三接合部材40の第二溝部47に係止される。第一溝部45には、第二接合部材20の係止爪部32または別の第三接合部材40の第二爪部46が係止される。第二爪部46は、第二接合部材20の第二凹部34または別の第三接合部材40の第一溝部45に係止される。第二溝部47には、別の第三接合部材40の第一爪部44が係止される。
また、第三接合部材40は、第一保持片42及び第二保持片43それぞれの外表面に複数の突起49を備えている。複数の突起49はそれぞれ、平板部41から第一保持片42及び第二保持片43が延出している方向に直交する方向に線状に突出しており、複数の突起49が連設されている方向は第一保持片42及び第二保持片43が延出している方向である。なお、突起49は、第二保持片43において、クランクしている部位よりも先端側には設けられていない。
この第三接合部材40も、第一接合部材及び第二接合部材20と同様に、金属の押出成形体を使用して製造されている。ここでは、第三接合部材40において、平板部41の面と平行で、第一保持片42と第二保持片43とが離隔している方向と直交する方向を、押出方向としてのZ方向とし、そのZ方向と直交し平板部41の面と平行な方向をX方向、Z方向と直交し平板部41の面と直角な方向をY方向とする(図3(d)参照)。
第三接合部材40は、図3(a)の正面図に示す外形形状を一定の断面形状として押出方向(Z方向)に延出している第三押出成形体EB3(図3(d)参照)を形成する押出成形工程と、第三押出成形体EB3を押出方向に直交する平面(XY平面)で切断する切断工程と、第三押出成形体EB3を切断することにより得られる切断体EB3’に対して所定部位を切除する切除工程と、によって製造される。
切断工程では、第三押出成形体EB3の端部からZ方向へ距離Lの位置で切断する。削除工程では、切断体EB3’のZ方向の両端それぞれにおいて、平板部41を除いた、第一保持片42及び第二保持片43に対して、Z方向の両端からそれぞれ距離d’までの範囲(図3(e)において網掛け部分)を切除する。
これにより、平板部41の外形が、一辺の長さがLの正方形となる。また、平板部41を除いた第一保持片42及び第二保持片43それぞれのZ方向の長さがL-2d’となり、それらが第一接合部材の角筒部11に嵌入される長さとなる。
固定部材50は、外形が長方形で平板状の平板部51と、平板部51における二つの短辺のうちの一方の短辺に沿って設けられている頭部52と、を備えている。平板部51は、頭部52とは反対側の短辺の両端がC面取り状に切欠かれており、その短辺へ向かって先細りしている。頭部52は、平板部51の肉厚よりも大きく形成されている。
固定部材50は、図4に示すように、平板部51の長辺が延びている方向の長さが、第一接合部材の角筒部11におけるZ方向から見た外形である正方形の一辺の長さLと同じである。また、平板部51の短辺が延びている方向の長さ(先細りしていない部分の長さ)は、第一接合部材の固定スリット14の長さと対応しており、第二接合部材20の固定部材保持部28における一対の連結挿入片23が離隔している方向の長さ(それぞれの溝の底部同士の間の距離)と同じである。更に、平板部51の厚さが、固定スリット14におけるZ方向の幅長さ、つまり、第二接合部材20の固定部材保持部28における平面部21から一対の連結挿入片23が延びている方向の長さ(溝を構成する二つの側壁同士の間の距離)と同じである。
この固定部材50も、第一接合部材及び第二接合部材20と同様に、金属の押出成形体を使用して製造されている。ここでは、平板部51の短辺が延びている方向をZ方向とし、平板部51の厚さ方向をX方向、平板部51の長辺が延びている方向をY方向とする。固定部材50は、Z方向を押出方向として押出成形体を形成する押出成形工程と、押出成形された押出成形体を押出方向に直交する平面(XY平面)で切断する切断工程と、切断工程により得られる切断体に対して所定部位(ここではC面取り状の部位)を切除する切除工程と、によって製造される。
楔部材60は、図5に示すように、外形が長方形の平板状に形成されている。楔部材60は、二つの短辺のうちの一方の短辺の両端が、C面取り状に切欠かれており、その短辺へ向かって先細りしている。楔部材60は、長辺が延びる方向の長さが、管状部材70の直交断面の外形である正方形の一辺の長さLと同じである。また、楔部材60は、短辺が延びる方向の長さ(先細りしていない部分の長さ)が、管状部材70におけるスリット75の長さと対応しており、一対の第一挿入片12,13における対をなす二つの内突起16の間の底部同士の間の距離と同じである。また、楔部材60は、その厚さ(肉厚)が、スリット75における管状部材70の長手方向の幅長さと同じであり、第一挿入片12,13ひとつ当たりに二つ設けられた内突起16間の距離と同じである。
この楔部材60も、第一接合部材及び第二接合部材20と同様に、金属の押出成形体を使用して製造されている。ここでは、楔部材60の短辺が延びている方向をZ方向とし、その厚さ方向をX方向、長辺が延びている方向をY方向とする。楔部材60は、Z方向を押出方向として押出成形体を形成する押出成形工程と、押出成形された押出成形体を押出方向に直交する平面(XY平面)で切断する切断工程と、切断工程により得られる切断体に対して所定部位(ここではC面取り状の部位)を切除する切除工程と、によって製造される。
次に、上記の各部材を使用した三次元フレーム状の骨組み構造体の構築について、主に図6~図12を使用して説明する。初めに、図6に示すような三次元フレーム状の骨組み構造体において、第一接合部材の角筒部11を中心としてX方向、Y方向、Z方向の何れの方向も一方側にのみ管状部材70が接合される隅部分(図7参照)の構築について説明する。この隅部分を構築する場合は、管状部材70、L字形の第一接合部材10A、第二接合部材20、第三接合部材40、固定部材50、及び、楔部材60を使用する。なお、骨組み構造体を構築する場合、第一接合部材を、そのZ方向(押出方向)が高さ方向となる向きで使用すると構築作業が行い易い。
まず、固定スリット14が一つである第一接合部材10Aと第二接合部材20とを接合する。具体的には、固定スリット14が角筒部11における高さ方向の中央よりも上側に位置するように第一接合部材10Aを向けた状態で、上方から角筒部11に第二接合部材20の一対の連結挿入片23を挿入し、平面部21を角筒部11に当接させる。この際に、一対の連結挿入片23が離隔している方向を、固定スリット14が延びている方向と同じにする。
角筒部11に一対の連結挿入片23を挿入したら、角筒部11の固定スリット14に固定部材50を、頭部52とは反対側の短辺側から差し込む。一対の連結挿入片23に設けられている固定部材保持部28と固定スリット14とは、上述したように位置関係を対応させているため、図8(a)に示すように、一対の保持用突部29それぞれの先端の溝に固定部材50の平板部51が嵌入されて保持される。平板部51が一対の保持用突部29それぞれの先端面の溝に嵌入されると、一対の連結挿入片23が互いに離隔する方向へ移動しようとすることとなり、一対の連結挿入片23それぞれの外表面に設けられている複数の突起36が、角筒部11の内面を押圧する。また、上述したように、固定部材50は、その長手方向の長さを、角筒部11の外形である正方形の一辺の長さに対応させているため、図8(b)に示すように、固定部材50の長手方向の両端それぞれが固定スリット14に挿入された状態となる。従って、角筒部11の内面と複数の突起36との摩擦抵抗と、固定スリット14と固定部材50とによる機械的な結合とにより、第一接合部材10Aから第二接合部材20の引き抜きが防止される。
上記のように、第一接合部材10Aに第二接合部材20を接合させると、第二接合部材20の一対の第二挿入片22がZ方向(ここでは上方)に延出している状態となる。なお、第二接合部材20を角筒部11に挿入した状態では、角筒部11の内面と第一延出部30の外表面との間に、第二延出部31または第一保持片42を挿入可能な隙間が形成される。
続いて、角筒部11に下方から第三接合部材40の第一保持片42及び第二保持片43を挿入し、角筒部11に平板部41を当接させて、角筒部11に第三接合部材40を接合する。この際に、角筒部11に接合されている第二接合部材20に対して、第一延出部30と第一保持片42とが互いに対向すると共に、第二延出部31と第二保持片43とが互いに対向する向きに第三接合部材40を向けた状態にする。
第三接合部材40は、第一保持片42及び第二保持片43を角筒部11に挿入すると、第一保持片42の外表面と第二保持片43におけるクランク部分よりも平板部41側の外表面とがそれぞれ角筒部11の内面に接すると共に、第二保持片43におけるクランク部分よりも先端側の外表面と角筒部11の内面との間に第二延出部31または第一保持片42を挿入可能な隙間が形成される。また、第二接合部材20と第三接合部材40とは、係止爪部32と第一溝部45とが、第一凹部33と第一爪部44とが、第二凹部34と第二爪部46とが、それぞれの位置関係を対応させている。従って、角筒部11に第三接合部材40を接合させると、係止爪部32が第一溝部45に係止されると共に、第一爪部44及び第二爪部46がそれぞれ第一凹部33及び第二凹部34に係止され、角筒部11から第三接合部材40の引き抜きが防止される。
角筒部11に、第二接合部材20及び第三接合部材40をそれぞれ接合させた状態では、角筒部11の四つの側面と平面部21と平板部41とで、一辺の長さがLの立方体が形成されている。
続いて、一対の第一挿入片12,13及び一対の第二挿入片22それぞれの一対に、一つの管状部材70の端部を外嵌させることにより、第一接合部材10A及び第二接合部材20にそれぞれ管状部材70を接合する。ここでは、一対の第一挿入片12を例にして説明する。第一挿入片12それぞれの先端には、傾斜突起17が形成されており、傾斜突起17は第一挿入片12の先端から角筒部11に向かって外側に傾斜しているため、第一挿入片12の管状部材70への相対的な嵌め込みが案内される。
そして、一対の第一挿入片12に管状部材70が嵌め込まれると、管状部材70の端部と角筒部11とが当接する。この状態では、角筒部11の側面と平面部21と平板部41とにより形成されている立方体の各側面と、管状部材70の対応する側面とが同一平面上となり、それらの間に段差のない外観がよいものとなる。また、接合部材と管状部材70との間に段差がないため、構築した骨組み構造体において、その段差に起因して、設置面への設置が不安定となったりガタツキが生じたりするおそれがない。
一対の第一挿入片12に管状部材70が嵌め込まれたら、管状部材70の端部近傍に設けられているスリット75に楔部材60を差し込む。一対の第一挿入片12に設けられている楔保持部15とスリット75とは、上述したように位置関係を対応させているため、図8(b)に示すように、二対の内突起16の間の空隙である楔保持部15に平板状の楔部材60が保持される。また、上述したように、楔部材60の長手方向の長さを、管状部材70の外形である正方形の一辺の長さと同じにしているため、図8(a)に示すように、楔部材60の長手方向の両端がそれぞれスリット75に嵌め込まれた状態となる。従って、第一接合部材10Aの第一挿入片12に嵌め込まれた管状部材70に対して外力が作用したときに、第一挿入片12が歪んだり座屈したりするおそれが、楔部材60によって防止されている。
上記のようにすることで、第一接合部材10Aに、軸方向をX方向とする管状部材70を接合することができる。そして、残りの一対の第一挿入片13及び一対の第二挿入片22に対しても、上述と同様に、それぞれの一対に、管状部材70の端部を外嵌させた後に、管状部材70の端部近傍のスリット75に楔部材60を差し込むことにより、軸方向をY方向とする管状部材70と軸方向をZ方向とする管状部材70とを接合させる。これにより、一つのL字形の第一接合部材10Aと一つの第二接合部材20とにより、軸方向をX方向とする一本の管状部材70と軸方向をY方向とする一本の管状部材70と軸方向をZ方向とする一本の管状部材70とを接合して、三次元フレーム状の骨組み構造体における隅部分を構築することができる。
三次元フレーム状の骨組み構造体の構築において、例えば、図10に示すような、T字形の第一接合部材10Bを使用することで、軸方向をX方向とする一本の管状部材70と軸方向をY方向とする二本の管状部材70と軸方向をZ方向とする一本の管状部材70とを接合することができる。また、図11に示すような、十字形の第一接合部材10Cを使用することで、軸方向をX方向とする二本の管状部材70と軸方向をY方向とする二本の管状部材70と軸方向をZ方向とする一本の管状部材70とを接合することができる。
これら、L字状の第一接合部材10A、T字状の第一接合部材10B、十字状の第一接合部材10Cと、それらに対してそれぞれ一つの第二接合部材20とを組み合わせることにより、三次元フレーム状の骨組み構造体における上面及び下面を構成する部位を構築することができる。
次に、図6に示すような三次元フレーム状の骨組み構造体において、軸方向をZ方向とする二本の管状部材70が接合されている部位の接合部材について、主に図12を使用して説明する。図12では、例としてL字形の第一接合部材10A’を示している。この第一接合部材10A’は、角筒部11の平行な二つの側面において、それぞれ固定スリット14がZ方向に離隔して二つ設けられている。二つの固定スリット14は、角筒部11におけるZ方向の中央を境にして対称に設けられている。なお、第一接合部材10A’におけるその他の構成は、第一接合部材10Aと同じであり、X方向及びY方向それぞれへの管状部材70の接合については説明を省略する。
この第一接合部材10A’は、角筒部11のZ方向の両側にそれぞれ第二接合部材20を接合させることができる。具体的には、第一接合部材10A’の角筒部11に対して、上方から第二接合部材20の一対の連結挿入片23を挿入すると共に、下方から別の第二接合部材20の一対の連結挿入片23を挿入する。第二接合部材20の第一延出部30及び第二延出部31は、互いに対応するように設けられているため、それぞれの第一延出部30と角筒部11の内面との間に、対となる反対側の第二接合部材20の第二延出部31が挿入されると共に、それぞれの第一延出部30の先端に設けられている係止爪部32が、対となる反対側の第二接合部材20の第二凹部34に係止された状態となる(図12(c)参照)。これら係止爪部32が対応する第二凹部34に係止されることで、角筒部11から二つの第二接合部材20の引き抜きが防止される。
そして、角筒部11の上下両側からそれぞれ第二接合部材20の一対の連結挿入片23を挿入したら、上下(Z方向)に離隔している二つの固定スリット14にそれぞれ固定部材50を差し込む。これにより、上記と同様の理由によって、第一接合部材10A’に二つの第二接合部材20が接合され、角筒部11から上下それぞれに一対の第二挿入片22が延出している状態となる(図12(b)参照)。その後、角筒部11から上方へ延出している一対の第二挿入片22及び下方に延出している一対の第二挿入片22に対して、それぞれの一対に、管状部材70の端部を外嵌させた後に、管状部材70の端部近傍のスリット75に楔部材60を差し込むことにより、軸方向をZ方向とする二本の管状部材70を接合させることができる。
なお、T字形の第一接合部材10B及び十字形の第一接合部材10Cに対して、図10及び図11それぞれにおいて破線で示す部位にも固定スリット14を設けて、第一接合部材10B’及び第一接合部材10C’とすることにより、それぞれの部材においても軸方向をZ方向とする二本の管状部材70を接合させることができる。
このように、複数の管状部材70を接合させる接合部材において、接合させる管状部材70の方向や数に応じたタイプの第一接合部材を使用することにより、図6に示すような三次元フレーム状の骨組み構造体を構築することができる。
ところで、本実施形態の接合部材は、第一接合部材に第二接合部材20を接合させずに、第一接合部材にのみに管状部材70を接合させることにより、XY平面に平行な二次元フレーム状の骨組み構造体も構築することができる。この場合、第一接合部材に二つの第三接合部材40を接合させる。
具体的には、図13に示すように、角筒部11の軸方向を上下方向に向けた第一接合部材10Aに対して、その角筒部11に、上方から第三接合部材40の第一保持片42及び第二保持片43を挿入すると共に、下方から別の第三接合部材40の第一保持片42及び第二保持片43を挿入し、それぞれの平板部41を角筒部11に当接させる。これにより、角筒部11の四つの側面と、上側の第三接合部材40における平板部41の上面と、下側の第三接合部材40における平板部41の下面とで、一辺の長さがLの立方体が形成される(図13(b)参照)。そして、この状態の第一接合部材10Aに管状部材70を接合することで、上記の立方体の各側面と、管状部材70の対応する側面とが同一平面上となり、それらの間に段差のない外観がよいものとなる。また、接合部材と管状部材70との間に段差がないため、構築した骨組み構造体に対して、設置面への設置が不安定となったりガタツキが生じたりするおそれがない。
また、第三接合部材40の第一保持片42及び第二保持片43は、互いに対応するように設けられているため、それぞれの第一保持片42が、対となる反対側の第三接合部材40の第二保持片43におけるクランク部分よりも先端側の外表面と角筒部11の内面との間に挿入されると共に、第一保持片42の先端の第一爪部44が対となる反対側の第三接合部材40の第二溝部47に、また、第二保持片43の先端の第二爪部46が対となる反対側の第三接合部材40の第一溝部45にそれぞれ係止された状態となる(図13(c)参照)。このように、これら第一爪部44及び第二爪部46が、それぞれ対応する第二溝部47及び第一溝部45に係止されることにより、角筒部11から二つの第三接合部材40の引き抜きが防止される。
なお、第一接合部材の固定スリット14に固定部材50を差し込んで、固定部材50により固定スリット14の開口を埋めるようにしてもよい。
そして、複数の管状部材70を接合する接合部材において、接合させる管状部材70の方向や数に応じたタイプの第一接合部材を使用することにより、二次元フレーム状の骨組み構造体も構築することができる。
このようにして構築される二次元フレーム状または三次元フレーム状の骨組み構造体は、架台、仮設建築物や温室の骨組み、大型看板や標識のフレーム、台車など多様な用途に使用することができる。用途は特に限定されないが、高い機械的強度や、歪みやガタツキのない高度な安定性が要請される用途に適している。
以上のように、本実施形態によれば、第一接合部材に固定部材50を使用して第二接合部材20を接合すると、固定部材保持部28に保持されている固定部材50が、角筒部11の側面に設けられている固定スリット14に挿入されているため、角筒部11の軸方向に対する第二接合部材20の相対移動が阻止され、第一接合部材と第二接合部材20とを機械的に接合することができる。これにより、従来技術よりも、第一接合部材と第二接合部材20との接合強度を高めることができ、軸方向をX方向またはY方向とする管状部材70と軸方向をZ方向とする管状部材70との接合強度を高めることができる。従って、従来よりも管状部材70同士の接合強度が高い骨組み構造体を提供することができる。
因みに、管状部材70の外形である正方形の一辺の長さLを40mm、管状部材70の肉厚dを2mmとすると共に、接合部材及び管状部材70を展伸材用アルミニウム合金製とした上で、第一接合部材に第二接合部材20を介して管状部材70を接合した試験体を作成し、その角筒部11を固定した状態で、管状部材70における角筒部11からZ方向へ所定位置(ここでは80mm)の部位にX方向またはY方向へ荷重をかける片持ち曲げ試験を実施した。その結果、座屈するまでの最大荷重が、X方向では3872N、Y方向では4607Nであり、十分な接合強度が得られることを確認した。
また、第一接合部材と第二接合部材20との接合強度を高めることができるため、それらの溶接作業を不要にすることが可能となる。また、上記のように、部材の嵌め込みによって骨組み構造体が構築されるため、溶接作業が不要であり、溶接作業が困難な環境でも骨組み構造体を構築することができる。なお、骨組み構造体の構築のために溶接は不要であるが、溶接を行うことを排除するものではない。
更に、本実施形態では、第一接合部材(L字形の第一接合部材10A、T字形の第一接合部材10B、十字形の第一接合部材10C)、第二接合部材20、第三接合部材40、固定部材50、及び、楔部材60という、管状部材70の接合に使用される部材の全てを、管状部材70と同じく押出成形により製造している。そのため、骨組み構造体の構成要素の全てを、同一組成の金属材料で形成することができる。例えば、骨組み構造体の構成要素の全てを、展伸材用アルミニウム合金製とすることができる。これにより、部材間の熱膨張率の差異に起因して骨組み構造体に歪みが生じてしまうと言う問題を、解消することができる。
また、部材同士を溶接する場合、溶接した部分の組成が部材の組成とは異なることとなり、熱膨張率の差異により骨組み構造体に歪みが生じるおそれがあるが、本実施形態によれば、上述したように、溶接作業が不要であることから、骨組み構造体において溶接を起因とした歪みのおそれはない。
また、上述したように、骨組み構造体の構成要素の全てを、同一組成の金属材料で形成することができるため、廃棄時の分別作業が不要であり、更には材料を再利用するための処理も容易である。
加えて、本実施形態では、部材の嵌め込みによって骨組み構造体を構築しており、ビスやボルトを一切使用していない。そのため、電解腐食が有効に防止されている。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、管状部材70の直交断面の外形が正方形であると共に、第一接合部材における角筒部11をZ方向から見た外形が同一サイズの正方形である場合を例示した。この場合、X方向、Y方向、及びZ方向に接合される管状部材70として、単一種類の管状部材70を、その向きを考慮することなく使用することができる利点がある。しかしながら、接合の方向によって管状部材70の種類を使い分けたり、接合される向きを考慮したりすることとすれば、管状部材70の直交断面の外形や第一接合部材の角筒部11をZ方向から見た外形は長方形であっても、それぞれの側面が同一平面上となるように、サイズや形状を設定することが可能である。
10A L字形の第一接合部材(第一接合部材)
10B T字形の第一接合部材(第一接合部材)
10C 十字形の第一接合部材(第一接合部材)
11 角筒部
12 第一挿入片
13 第一挿入片
14 固定スリット
15 楔保持部
20 第二接合部材
21 平面部
22 第二挿入片
23 連結挿入片
24 楔保持部
28 固定部材保持部
50 固定部材
60 楔部材
70 管状部材

Claims (2)

  1. 第一接合部材と第二接合部材と固定部材とを具備する接合部材であり、
    前記第一接合部材は、
    直方体または立方体の角パイプ状の角筒部と、
    該角筒部の軸方向であるZ方向に平行な四つの側面のうち少なくとも二つの側面それぞれにおいて、前記Z方向に延びる一対の側辺それぞれより所定間隔だけ内側の位置で、前記Z方向に直交するX方向またはY方向にそれぞれ延出している一対の第一挿入片と、
    前記角筒部において対向する一対の側面それぞれを厚さ方向に貫通しており、前記固定部材が挿入される固定スリットと、を具備し、
    前記第二接合部材は、
    正方形または長方形の平面部と、
    前記平面部の一方の面において、一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出している一対の第二挿入片と、
    前記平面部の前記第二挿入片が延出している面とは反対側の面において、前記一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出しており、前記角筒部に挿入される一対の連結挿入片と、
    一対の前記連結挿入片それぞれに設けられており、互いの間に前記固定部材を保持するための固定部材保持部と、を具備している
    ことを特徴とする接合部材。
  2. 角パイプである管状部材が第一接合部材と第二接合部材と固定部材とを具備する接合部材によって接合されることにより構築されている骨組み構造体であり、
    前記第一接合部材は、
    直方体または立方体の角パイプ状の角筒部、
    該角筒部の軸方向であるZ方向に平行な四つの側面のうち少なくとも二つの側面それぞれにおいて、前記Z方向に延びる一対の側辺それぞれより所定間隔だけ内側の位置で、前記Z方向に直交するX方向またはY方向にそれぞれ延出している一対の第一挿入片、及び、
    前記角筒部において対向する一対の側面それぞれを厚さ方向に貫通しており、前記固定部材が挿入される固定スリット、を備えている一方、
    前記第二接合部材は、
    正方形または長方形の平面部、
    前記平面部の一方の面において、一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出している一対の第二挿入片、
    前記平面部の前記第二挿入片が延出している面とは反対側の面において、前記一対の側辺それぞれに沿って、前記平面部から直角に延出しており、前記角筒部に挿入される一対の連結挿入片、及び、
    一対の前記連結挿入片それぞれに設けられており、互いの間に前記固定部材を保持するための固定部材保持部、を備え、
    前記角筒部に一対の前記連結挿入片が挿入されていると共に、前記固定スリットに挿入されている前記固定部材が前記固定部材保持部に保持されることにより前記第一接合部材に前記第二接合部材が固定されており、
    一対の前記第一挿入片及び一対の前記第二挿入片が、それぞれ異なる前記管状部材の端部に挿入されていることにより、複数の前記管状部材が接合されている
    ことを特徴とする骨組み構造体。
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