JP7495548B1 - 荷出し方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 0007495548000001
【課題】社会活動を営む組織体の間の取引において、1つまたは複数の組織体に複数の品物の受渡しがあるとき、人を介する必要がある。
【解決手段】品物の識別データを格納すること、受取人の入場要求データを格納すること、識別データおよび入場要求データに基づいて、受取人を保管所に入場させるかどうかを決定すること、受取人を保管所に入場させると決定されると、扉を開錠させ、撮像装置に保管所の内部の動画データを作成させること、識別データおよび動画データに基づいて、受取人が品物を取った場所、および受取人が取った品物は適切であるかどうかを決定すること、場所および品物は適切であると決定されると、受取人が保管所から退場したかどうかを決定すること、および、受取人が保管所から退場したと決定されると、扉を施錠させることを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、荷出し方法およびシステムに関し、より詳細には、保管所において保管された品物を持ち出すための荷出し方法およびシステムに関する。
従来、荷物を引き渡すための装置として、インターフェース、生体情報取得部、および制御部を有する配達支援装置が知られている。インターフェースは、荷物を受け取る受取人が提示する個人識別カードに記録されている情報を取得する。生体情報取得部は、受取人の生体情報を含む情報を取得する。制御部は、生体情報取得部により取得する生体情報と個人識別カードに記録されている生体情報との生体照合を実行し、生体照合が成功した場合に荷物を受取人へ引き渡すことを許可する(例えば、特許文献1(第4頁)参照)。
荷物を取り出すための装置として、車両に搭載された移動式のロッカーに預け入れられた荷物を取り出す予定の第1の日時より前の所定のタイミングで、荷物をロッカーに預け入れたユーザが使用するユーザ端末に、第1の日時を含む第1の情報を送信する制御部を有する情報処理装置が知られている。(例えば、特許文献2(第5頁)参照)。
特開2023-037912号公報 特開2023-038615号公報
しかしながら、社会活動を営む組織体において複数の受取人に対して保管所が一か所の場合、納品されている品物を正確に持ち出すには品物を管理する人が必要であり、保管所を含む施設を無人にすることができないという問題があった。
さらに、社会活動を営む組織体において複数の受取人および1つまたは複数の品物に対して保管所が一か所の場合、納品されている品物を正確に持ち出すには時間がかかるという問題もあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、品物の置場がある保管所において受取人の入場から退場までを管理することにより、保管所が無人であっても正確に品物を受け取るための荷出し方法およびシステムを提供することにある。
本発明の一態様は、処理装置によって、品物の識別データを格納するステップと、受取人の入場要求データを格納するステップと、発注の備考データを格納するステップと、識別データ、入場要求データ、および備考データに基づいて、受取人を保管所に入場させるかどうかを決定するステップと、受取人を保管所に入場させると決定されると、扉を開錠させ、撮像装置に保管所の内部の動画データを作成させるステップと、識別データおよび動画データに基づいて、受取人が品物を取った場所、および受取人が取った品物は適切であるかどうかを決定するステップと、場所および品物は適切であると決定されると、受取人が保管所から退場したかどうかを決定するステップと、受取人が保管所から退場したと決定されると、扉を施錠させるステップとを備える。
本発明の別の態様は、処理装置が、品物の識別データ、受取人の入場要求データ、および発注の備考データを格納し、識別データ、入場要求データ、および備考データに基づいて、受取人を保管所に入場させるかどうかを決定し、受取人を保管所に入場させると決定されると、撮像装置が保管所の内部の動画データを作成し、錠操作装置が扉を開錠し、処理装置が、識別データおよび動画データに基づいて、受取人が品物を取った場所、および受取人が取った品物は適切であるかどうかを決定し、場所および品物は適切であると決定されると、受取人が保管所から退場したかどうかを決定し、受取人が保管所から退場したと決定されると、錠操作装置が扉を施錠する。
この構成によれば、保管所が無人であっても正確に品物を受け取ることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、品物の識別データを格納すること、受取人の入場要求データを格納すること、発注の備考データを格納すること、識別データ、入場要求データ、および備考データに基づいて、受取人を保管所に入場させるかどうかを決定すること、受取人を保管所に入場させると決定されると、扉を開錠させ、撮像装置に保管所の内部の動画データを作成させること、識別データおよび動画データに基づいて、受取人が品物を取った場所、および受取人が取った品物は適切であるかどうかを決定すること、場所および品物は適切であると決定されると、受取人が保管所から退場したかどうかを決定すること、および、受取人が保管所から退場したと決定されると、扉を施錠させることを備えるので、いつでも正確に品物を受け取ることが可能となる。
本発明の一態様に係る荷出しシステムを示す構成図である。 本発明の一態様に係る受付装置の機能ブロック図である。 本発明の一態様に係る荷出し方法を示すフローチャートである。 本発明の一態様に係る荷出し方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の態様について詳細に説明する。本明細書において、説明の目的のために、納品されている品物の置場は、例えば倉庫などの保管所の中にあると仮定する。品物の置場には、納品先の名称に対応する標識が予め設置される。品物の置場には、標識を読み取ることが可能であり、納品されているすべての品物を読み取ることが可能である位置に撮像装置120が設置される。納品されている品物は、品物に対応する品番または名称が、品物の外部から読み取ることができるようになっている。納品されている品物は、品物に対応する品番また名称が、撮像装置120によって読み取り可能な向きに置かれている。
図1は、本発明の一態様に係る荷出しシステムを示す構成図である。荷出しシステムは、保管所において受取人の入場から退場までを管理する受付装置100と、品物の発注に関する処理を行う情報処理装置110と、保管所の内部を撮影する撮像装置120と、保管所の出入口の扉を施錠したり開錠したりする錠操作装置130と含む。受付装置100、情報処理装置110、撮像装置120、および錠操作装置130は、通信回線を介して通信可能に接続されている。通信回線は、有線、無線、またはこれらの組み合わせによる通信回線であり、例えば、社内のLAN(ローカルエリアネットワーク)、企業内のWAN(ワイドエリアネットワーク)、クラウドのサーバーと接続するインターネット、またはこれらの組み合わせなどであり得る。
例として、受付装置100は、タブレット端末、PC(パーソナルコンピューター)、専用端末などの装置であり、保管所の外側において保管所の出入口の扉付近に設置される。例として、情報処理装置110は、タブレット端末、PC(パーソナルコンピューター)、専用端末などの装置であり、発注元に関連付けられた装置であり得る。例として、撮像装置120は、監視カメラなどの装置であり、保管所の内側において保管所の内部全体を撮影することが可能な場所に設置される。例として、錠操作装置130は、後付け可能なスマートロックなどの装置であり、保管所の扉に設置される。
受付装置100は、処理装置101、記憶装置102、通信装置103、入出力装置104、および撮影装置105を含む。処理装置101、記憶装置102、通信装置103、入出力装置104、および撮影装置105は、バス106を介して通信可能に接続されている。処理装置101は、荷出し方法に関する処理を実行する。荷出し方法に関する処理については、図3、4を用いて説明する。記憶装置102は、荷出し方法に関する処理のためのプログラムおよびデータなどを格納する。荷出し方法に関する処理のためのデータについては、図3、4を用いて説明する。通信装置103は、例えば、情報処理装置110、撮像装置120、および錠操作装置130などの外部の装置と通信回線を介して通信する。入出力装置104は、例えば、受取人などとのマンマシンインターフェースの役割を果たす。撮影装置105は、例えば、納品書、工事発注書、身分証明書などを撮影することが可能である。
情報処理装置110は、処理装置111、記憶装置112、通信装置113、および入出力装置114を含む。処理装置111、記憶装置112、通信装置113、および入出力装置114は、バス115を介して通信可能に接続されている。処理装置111は、おもに荷出し方法における品物の発注に関する処理を実行する。記憶装置112は、おもに荷出し方法における品物の発注に関する処理のためのプログラムおよびデータなどを格納する。通信装置113は、例えば、受付装置100、撮像装置120、および錠操作装置130などの外部の装置と通信回線を介して通信する。入出力装置114は、例えば、社員、職員などとのマンマシンインターフェースの役割を果たす。
撮像装置120は、処理装置121、記憶装置122、通信装置123、および撮影装置124を含む。処理装置121、記憶装置122、通信装置123、および撮影装置124は、バス125を介して通信可能に接続されている。処理装置121は、荷出し方法に関する撮影などの処理を実行する。記憶装置122は、撮影などの処理のためのプログラムおよびデータなどを格納する。通信装置123は、例えば、受付装置100、情報処理装置110、および錠操作装置130などの外部の装置と通信回線を介して通信する。撮影装置124、保管所の内部において、例えば、受取人などを撮影する。撮像装置120は、図示されていないが、例えば、スピーカー、ライトなど、受取人に合図を出すための装置を含むことができる。
錠操作装置130は、処理装置131、記憶装置132、通信装置133、および施錠開錠装置134を含む。処理装置131、記憶装置132、通信装置133、および施錠開錠装置134は、バス135を介して通信可能に接続されている。処理装置131は、荷出し方法に関する錠の開閉処理を実行する。記憶装置132は、錠の開閉処理のためのプログラムおよびデータなどを格納する。通信装置133は、例えば、受付装置100、情報処理装置110、および撮像装置120などの外部の装置と通信回線を介して通信する。施錠開錠装置134は、出入口の扉に取り付けられた錠の開閉機構を操作する。
処理装置101、111、121、131の例は、1つまたは複数のCPU(中央処理装置)、1つまたは複数のGPU(グラフィックスプロセッサー)、1つまたは複数のCPUおよびGPUの組み合わせなどを含む。処理装置101、111、121、131は、並列処理を実行することができる処理装置であれば何でもよい。記憶装置102、112、122、132の例は、1つまたは複数の主記憶装置、1つまたは複数の二次記憶装置、1つまたは複数の主記憶装置および二次記憶装置の組み合わせなどを含む。撮影装置105、124は、例えばカメラなどであり、対象物に対して画像データまたは動画データを作成する装置であれば何でもよい。ここで、画像データは、動画データの一部のデータであってもよい。動画データは、連続的に作成された画像データを結合したデータであると見なすことができる。撮影装置105、124は、周囲の気温変化に応じたフレームレートが設定されることがあり、撮影装置105、124により撮影される画像または動画の画質をより鮮明にすることができる。これにより、本発明の荷出し方法において実行される画像または動画を用いた処理の負荷を下げることができる。
図1の荷出しシステムにおいて、受付装置100、情報処理装置110、撮像装置120、および錠操作装置130は、例示の目的のために、1つずつ図示されている。本発明の荷出しシステムは、1つまたは複数の受付装置100、1つまたは複数の情報処理装置110、1つまたは複数の撮像装置120、および1つまたは複数の錠操作装置130のあらゆる組み合わせによって、構成されることがある。
図2は、本発明の一態様に係る受付装置の機能ブロック図である。受付装置100の処理装置101は、情報処理装置110および撮影装置105により取得された受取人を識別するためのデータを受信する識別データ受信部201と、識別データ受信部201が受信したデータに基づいて錠操作装置130に開錠を指示する入場制御部202と、撮像装置120からのデータに基づいて品物が保管所から適切に持ち出されるかどうかを決定する監視制御部203と、撮像装置120からのデータに基づいて錠操作装置130に施錠を指示する退場制御部204とを含む。識別データ受信部201、入場制御部202、監視制御部203、および退場制御部204の機能についての説明は、図3、4の説明に含まれる。
このような構成により、保管所が無人であっても品物を安全に正確に受け取ることができる。
図3は、本発明の一態様に係る荷出し方法を示すフローチャートである。品物が発注される場合、例えば社員などの人により入出力装置114が使用されると、処理装置111は、品物を発注するための発注データを作成し、記憶装置112に格納し、通信装置113を介して発注先に送信する。発注先では、例えば図示されていない情報処理装置などによって発注データが受信されると、納品のための品物が集められる。品物が集まると、一般に、例えば社員などの人により例えば図示されていない情報処理装置などが使用されて、情報処理装置によって納品データが作成され納品書が作成される。作成された納品データは、例えば図示されていない発注先の情報処理装置になどによって、情報処理装置110に送信される。集められた品物は、納品の品物として、例えば配送員などにより発注先から発注元へ例えば発注元の保管所に運ばれる。発注データに対応するすべての品物が集まらなくても、納品データおよび納品書が作成され、発注データに対応する一部の品物が発注元へ運ばれることがある。納品されると、例えば社員などの人により入出力装置114が使用されて、処理装置111は、品物を受け取るための受取確認データを作成し、記憶装置112に格納し、通信装置113を介して品物の受取先に送信する。受取先では、例えば図示されていない受取先の情報処理装置などによって、受信した受取確認データに対応する受取確認書が出力され、受取確認書は、品物の受取人によって、受け取る品物の確認に使用される。
ここで、発注データは、発注される品物に対応する品番または名称についての発注品番データ、発注される品物の各々の個数についての発注個数データ、および発注元の名称と一度に発注された全品物とに関連付けられた発注番号に関する発注番号データを含む。発注元の名称の例は、部門名、営業所名、個人名などを含む。例として、発注番号は、発注元の名称に対応する数字と、一度に発注された全品物に対応する数字との組み合わせであり得る。さらに、発注データは、例えば取付工事の日にちなど、発注される品物の実際の使用開始日に関するデータを備考データとして含む。例えば、在庫としてなど、発注される品物の実際の使用開始日が未定であれば、例えば1900年1月1日など、予め決められた日にちに対応するデータを備考データとして発注データに含むことが可能である。
また、納品データは、納品される品物に対応する品番および名称についての納品品番データ、納品される品物の各々の個数についての納品個数データ、および納品先の名称と一度に納品された全品物とに関連付けられた納品番号に関する納品番号データを含む。納品先の名称の例は、部門名、営業所名、個人名などを含む。例として、納品番号は、納品先の名称に対応する数字と、一度に納品される全品物に対応する数字との組み合わせであり得る。さらに、納品データは、上記の発注番号データに関連付けられたデータを含む。
また、受取確認データは、受け取る品物に対応する品番および名称についての受取品番データ、受け取る品物の各々の個数についての受取個数データ、および受取先の名称と一度に受け取る全品物とに関連付けられた受取番号に関する受取番号データを含む。受取先の名称の例は、部門名、営業所名、個人名などを含む。例として、受取番号は、受取先の名称に対応する数字と、一度に受け取る全品物に対応する数字との組み合わせであり得る。さらに、受取確認データは、上記の発注番号データに関連付けられたデータを含む。
実際には、納品先および受取先は、同一であることがよくある。したがって、本明細書において、納品データと受取確認データとを同一視して、本発明の荷出し方法を説明する。本明細書において、納品品番データ、納品個数データ、および納品番号データは、それぞれ、受取品番データ、受取個数データ、および受取番号データと同一視される。さらに、本明細書において、納品書は、受取確認書と同一視される。
一例として、受取確認書に含まれる情報は、工事発注書または工事注文書に含まれることがよくある。したがって、本明細書において、受取確認書は、工事発注書または工事注文書であってもよい。
発注された品物が保管所の置場に置かれ納品されると、本発明の荷出し方法における受取人の入場処理が開始される。例えば、納品された品物の受取人は、例えば家庭などの客先へ品物を運搬する人、客先へ品物を取り付ける人、発注元の社員などであり得る。情報処理装置110に送信された納品データは、処理装置111によって、通信装置113を介して受信され、記憶装置112に格納され、通信装置113を介して受付装置100に送信される。
ステップS301において、受付装置100に送信された納品データは、処理装置101(識別データ受信部201)によって、通信装置103を介して受信される。処理装置101(入場制御部202)によって、受信された納品データから納品番号データと発注番号データに関連付けられたデータとが抽出される。抽出された納品番号データと発注番号データに関連付けられたデータとは、処理装置101(識別データ受信部201)によって記憶装置102に格納される。抽出された納品番号データは、処理装置101(入場制御部202)によって、受取人を識別するための識別データとして用いられる。以後、納品データに基づく納品番号データと識別データとを同一視して説明する。
納品された品物の受取人は、保管所の出入口の扉付近に設置された受付装置100の撮影装置105を用いて納品書を撮影する。撮影装置105によって、納品書に関する画像データが作成される。上に述べたように、本明細書において、納品書は、受取確認書と同一視されているので、品物の受取人は、納品書ではなく、受取確認書を撮影してもよいことに注意する。
ステップS302において、作成された納品書に関する画像データは、処理装置101(入場制御部202)によって受信される。受信された納品書に関する画像データは、処理装置101(入場制御部202)によって、記憶装置102に格納される。受信された納品書に関する画像データは、処理装置101(入場制御部202)によって、例えばOCR(光学式文字認識)などが用いられて、納品書に関する画像データから納品番号に関する納品番号データが抽出される。抽出された納品番号データは、処理装置101(入場制御部202)によって、受取人が保管所への入場を要求する入場要求データとして記憶装置102に格納される。以後、納品書に基づく納品番号データと入場要求データとを同一視して説明する。
ステップS303において、処理装置101(入場制御部202)によって、S301にて格納された識別データとステップS302にて抽出された入場要求データとが一致するかどうかが決定される。識別データと入場要求データとが一致すると決定されるならば、処理はステップS304に進む。識別データと入場要求データと一致しないと決定されるならば、荷出し方法における受取人の入場処理が終了される。
ステップS304において、処理装置101(入場制御部202)によって、入出力装置104を介して、受取人は、備考データに対応する情報、例えば受け取る品物の実際の使用開始日を入力するよう指示される。受取人により入力された使用開始日に対応するデータは、入出力装置104を介して、処理装置101(入場制御部202)によって受信され、記憶装置102に格納される。処理装置101(入場制御部202)によって、ステップS301にて格納された発注番号データに関連付けられたデータに対応する発注データを送信するよう処理装置111が指示される。指示された処理装置111により送信された発注データは、通信装置103、113を介して、処理装置101(入場制御部202)によって受信され記憶装置102に格納される。格納された発注データから、処理装置101(入場制御部202)によって備考データが抽出される。抽出された備考データは、処理装置101(識別データ受信部201)によって記憶装置102に格納される。処理装置101(入場制御部202)によって、使用開始日に対応するデータと備考データとが一致するかどうかが決定される。使用開始日に対応するデータと備考データとが一致すると決定されるならば、受取人を保管所に入場させるとして、処理はステップS305に進む。使用開始日に対応するデータと備考データとが一致しないと決定されるならば、受取人を保管所に入場させないとして、処理はステップS304の開始のステップに戻る。
ステップS305において、処理装置101(入場制御部202)によって、保管所の扉の開錠を指示する開錠指示データが、通信装置103を介して錠操作装置130に送信される。送信された開錠指示データは、通信装置133を介して処理装置131によって受信される。受信した処理装置131は、保管所の扉の開錠を行うよう施錠開錠装置134に指示する。指示された施錠開錠装置134は保管所の扉の開錠を行う。
ステップS306において、処理装置101(監視制御部203)によって、保管所の内部における撮影の開始を指示する撮影開始指示データが、通信装置103を介して撮像装置120に送信される。撮影開始指示データは、撮影した動画データを処理装置101(監視制御部203)に送信するよう指示するデータも含む。送信された撮影開始指示データは、通信装置123を介して処理装置121によって受信される。受信した処理装置121は、保管所の内部の撮影を開始するよう撮影装置124に指示する。指示された撮影装置124は保管所の内部の撮影を開始する。撮影されている動画データは、撮影され続けている間、処理装置121によって、通信装置123を介して処理装置101(監視制御部203)に送信される。送信されている動画データは、送信されて続けている間、通信装置103を介して処理装置101(監視制御部203)によって受信される。受信されている動画データは、受信され続けている間、処理装置101(監視制御部203)によって記憶装置102に格納される。
保管所の扉の開錠が行われ、保管所の内部の撮影が開始されて、荷出し方法における受取人の入場処理が終了される。
本態様によれば、真の受取人を保管所に入場させることができ、さらに、入場後の受取人の作業内容を把握することができる。
本態様によれば、真の受取人ならば知っている限られた情報に対応するデータを備考データとして用いたので、例えば個人番号カードなど、納品書以外の物を真の受取人に持参させることなく、真の受取人を保管所に入場させることができる。さらに、例えば、真の受取人の所属先の名称、所属先の電話番号など、真の受取人以外の者が知り得る一般的な情報を用いることなく、真の受取人を保管所に入場させることができる。
図4は、本発明の一態様に係る荷出し方法を示すフローチャートである。S306において保管所の内部の撮影が開始され、処理装置101(監視制御部203)によって、受信されている動画データが記憶装置102に格納され始めると、荷出し方法における受取人の退場処理が開始される。
ステップS401において、格納した動画データに対して、動画データが格納され続けている間、処理装置101(監視制御部203)によって画像処理が行われる。具体的には、例えば画像認識などにより、受取人が品物を取った場所と、受取人が取った品物とが、処理装置101(監視制御部203)によって識別される。識別されている動画データは、識別され続けている間、処理装置101(監視制御部203)によって記憶装置102に格納される。
ステップS402において、受取人が品物を取った場所が正しいかどうかが、処理装置101(監視制御部203)によって決定される。具体的には、処理装置101(監視制御部203)は、ステップS301にて格納された識別データから納品先の名称に関するデータを抽出する。処理装置101(監視制御部203)は、ステップS401の画像処理を続けている間、例えば画像認識などにより標識に関するデータを抽出する。処理装置101(監視制御部203)は、標識に関するデータを抽出し続けている間、抽出した納品先の名称に関するデータと、抽出した標識に関するデータとが対応する品物の置場を識別する。処理装置101(監視制御部203)は、識別した品物の置場と、ステップS401にて識別された受取人が品物を取った場所とが一致するかどうかを決定する。品物の置場と受取人が品物を取った場所とが一致したならば、処理は、ステップS403に進む。品物の置場と受取人が品物を取った場所とが一致していないならば、ステップS402の開始のステップに戻る。
ステップS403において、受取人が取った品物が正しいかどうかが、処理装置101(監視制御部203)によって決定される。具体的には、処理装置101(監視制御部203)は、例えば画像認識などにより、ステップS302にて格納された画像データから納品品番データおよび納品個数データを抽出する。処理装置101(監視制御部203)は、ステップS401の画像処理を続けている間、ステップS401にて識別された受取人が取った品物から、例えば画像認識などにより品名に対応する品番または名称に関するデータと個数に関するデータとを抽出する。処理装置101(監視制御部203)は、品番または名称に関するデータを抽出し続けている間、画像データから抽出した納品品番データのすべてに対して、各々、抽出した納品品番データと抽出した品番または名称に関するデータとが合致するかどうか、および抽出した納品個数データと抽出した個数に関するデータとが合致するかどうかを決定する。画像データから抽出した納品品番データのすべてに対して、納品品番データと品番または名称に関するデータとが合致し、納品個数データと個数に関するデータとが合致とが一致したならば、処理は、ステップS404に進む。納品品番データと品番または名称に関するデータとが合致していない、または、納品個数データと個数に関するデータとが合致していない納品品番データがあれば、ステップS403の開始のステップに戻る。
ステップS404において、受取人が退場したかどうかが、処理装置101(監視制御部203)によって決定される。具体的には、処理装置101(監視制御部203)は、例えば画像認識などにより、動画データから受取人のいる場所を識別する処理を連続的に実行し、受取人のいる場所が識別できなくなれば受取人が退場したと決定する。受取人が退場したと決定されたならば、処理は、ステップS405に進む。受取人が退場したと決定されていないならば、ステップS404の開始のステップに戻る。
ステップS405において、処理装置101(退場制御部204)によって、保管所の扉の施錠を指示する施錠指示データが、通信装置103を介して錠操作装置130に送信される。送信された施錠指示データは、通信装置133を介して処理装置131によって受信される。受信した処理装置131は、保管所の扉の施錠を行うよう施錠開錠装置134に指示する。指示された施錠開錠装置134は保管所の扉の施錠を行う。
ステップS406において、処理装置101(監視制御部203)によって、保管所の内部における撮影の終了を指示する撮影終了指示データが、通信装置103を介して撮像装置120に送信される。受信した処理装置121は、保管所の内部の撮影を終了するよう撮影装置124に指示する。指示された撮影装置124は保管所の内部の撮影を終了する。
保管所の扉の施錠が行われて、保管所の内部の撮影が終了して、荷出し方法における受取人の退場処理が終了される。
受取人は、納品された品物を適切な場所から取り、取った品物を納品書に記載された品物と一致させ、取った品物の個数を納品書に記載された個数と一致させることができるまで、保管所の内部に留まることになる。
本態様によれば、受取人に品物を正しく取らせたのちに受取人を退場させることができる。
ステップS301~S304において、識別データおよび入場要求データとして納品番号データを用いたが、別の態様において、納品番号データの代わりに、例えば、受取人に関連付けられた業者の名称、受取人の氏名、業者の電話番号、受取人の電話番号などのデータを用いることができる。例えば、納品番号データの代わりに用いるデータを納品データに含めておけばよい。
ステップS402において、処理装置101(監視制御部203)は、抽出した納品先の名称に関するデータと、抽出した標識に関するデータとが対応する品物の置場を識別した。追加の態様において、受取人に品物の置場を知らせることができる。例えば、撮像装置120にライトを取り付け、処理装置101(監視制御部203)は、撮像装置120に、識別した品物の置場に向かってライトを点灯させるよう指示すればよい。例えば、撮像装置120にスピーカーを取り付け、処理装置101(監視制御部203)は、撮像装置120に、識別した品物の置場を知らせるメッセージに関するデータをスピーカーから出力するよう指示すればよい。今述べた態様によれば、受取人は、保管所に入場すると品物の置場を知ることができる。
ステップS402において、物の置場と受取人が品物を取った場所とが一致しない場合に、追加の態様において、受取人に品物を取った場所が正しくないことを知らせることができる。例えば、撮像装置120にライトを取り付け、物の置場と受取人が品物を取った場所とが一致しない場合に、処理装置101(監視制御部203)は、撮像装置120にライトを点灯させるよう指示すればよい。例えば、撮像装置120にスピーカーを取り付け、物の置場と受取人が品物を取った場所とが一致しない場合に、処理装置101(監視制御部203)は、撮像装置120にスピーカーから音を出すよう指示すればよい。今述べた態様によれば、受取人は、品物を取った場所が正しくないことを直ちに知ることができる。
ステップS403において、置場に置かれた全品物が、納品書に記載された全品物と一致しない場合に、追加の態様において、受取人に取った品物が正しくないことを知らせることができる。例えば、撮像装置120にライトを取り付け、置場に置かれた全品物が、納品書に記載された全品物と一致しない場合に、処理装置101(監視制御部203)は、撮像装置120にライトを点灯させるよう指示すればよい。例えば、撮像装置120にスピーカーを取り付け、置場に置かれた全品物が、納品書に記載された全品物と一致しない場合に、処理装置101(監視制御部203)は、撮像装置120にスピーカーから音を出すよう指示すればよい。今述べた態様によれば、受取人は、取った品物が納品書と一致していないことを直ちに知ることができる。
追加の態様として、ステップS404において、処理装置101(監視制御部203)は、画像認識により動画データから受取人のいる場所を識別する処理を連続的に実行している間、現時点での保管所の内部の動画データと、保管所の内部の撮影を開始した時点の動画データとを常に比較し、画像認識により、受取人が取った品物以外のものに対して不一致を検出することができる。処理装置101(監視制御部203)は、受取人が取った品物以外のものに対して不一致を検出すると、ステップS404の開始のステップに戻る。処理装置101(監視制御部203)は、不一致を検出すると、例えば上に説明したやり方により、受取人が取った品物以外のものに対して不一致があることを受取人に知らせることができる。今述べた態様によれば、保管所において、受取人による遺失物および紛失物の発生を防ぐことができる。
追加の態様として、ステップS306において、撮影された動画データは、さらに、処理装置101(監視制御部203)によって通信装置103を介して処理装置111に送信され、処理装置111は、受信した動画データを入出力装置114に出力させることができる。処理装置101(監視制御部203)によって、撮像装置120が撮影を開始したことを知らせるメールを情報処理装置110に送信することができる。今述べた態様によれば、情報処理装置110の使用者は、受取人が保管所に入り、品物の受け取りに来たことを知ることができる。
追加の態様として、ステップS406において、撮影終了指示データは、さらに、処理装置101(監視制御部203)によって通信装置103を介して処理装置111に送信され、処理装置111は、撮影終了に関するデータを入出力装置114に出力させることができる。処理装置101(監視制御部203)によって、撮像装置120が撮影を終了したことを知らせるメールを情報処理装置110に送信することができる。今述べた態様によれば、情報処理装置110の使用者は、受け取りが完了し、受取人が保管所から出たことを知ることができる。
ステップS306、S406において、撮像装置120は、撮影開始指示データおよび撮影終了指示データに基づいて、保管所の内部の撮影をした。別の態様において、撮像装置120は、常時、保管所の内部の撮影し、撮影されている動画データは、常時、処理装置121によって、通信装置123を介して処理装置101(監視制御部203)に送信される。処理装置101(監視制御部203)は、撮影開始指示データを撮像装置120に送信する代わりに、受信している動画データの記憶装置102への格納を開始し、撮影終了指示データを撮像装置120に送信する代わりに、受信している動画データの記憶装置102への格納を終了することができる。
本明細書において、識別データとして納品番号データを用いて本発明の態様を説明した。しかしながら、識別データは、例えば、見積番号に関するデータ、納品先との共通番号に関するデータ、受注番号に関するデータ、ID(identificationまたはidentifier)番号に関するデータなど、納品を識別できるデータであれば何でもよい。
本明細書において、発注データに含まれる備考データとして、発注される品物の実際の使用開始日に関するデータを用いて、本発明の態様を説明した。しかしながら、備考データは、例えば家庭などの客先の名称、住所、電話番号に対応するデータなど、保管所への納品に直接関係のないデータであり得る。さらに、備考データは、品物の発注先と品物の受取人との間において事前に決めておいた情報に対応するデータであり得る。
本明細書において、処理装置101は、受付装置100に含まれているとして本発明の態様を説明した。しかしながら、当業者であれば、荷出しシステムに含まれるどの装置の処理装置であっても、処理装置101に関する処理を実行することができるように実装することができるだろう。また、当業者であれば、必要に応じて、処理装置101に関する処理を、荷出しシステムに含まれる他の装置の処理装置に適切に分散させて実装することができるだろう。
本明細書において、サーバーを含まないシステムにより本発明の態様を説明したが、サーバーを含めた荷出しシステムを構成することができる。以下、サーバーをさらに含む荷出しシステムを説明する。例えば、図1に記載の通信回線にサーバーを通信可能に接続する。例えば社員などの人により例えば図示されていない情報処理装置などが使用されて、情報処理装置によって納品データが作成され納品書が作成される。作成された納品データは、例えば図示されていない発注先の情報処理装置になどによって、情報処理装置110に送信される。情報処理装置110に送信された納品データは、処理装置111によって、通信装置113を介して受信され、記憶装置112に格納され、通信装置113を介してサーバーに送信される。
ステップS301に相当するステップにおいて、サーバーのCPU(中央処理装置)によって、サーバーに送信された納品データから納品番号データと発注番号データに関連付けられたデータとが抽出される。抽出された納品番号データと発注番号データに関連付けられたデータとは、サーバーのCPUによって、受取人を識別するための識別データとして用いられる。
ステップS301に相当するステップにおいて、識別データは、サーバーのCPUによってサーバーの記憶装置に格納される。
受取人は、保管所の出入口の扉付近に設置された受付装置100の撮影装置105を用いて納品書を撮影する。撮影装置105によって、納品書に関する画像データが作成される。作成された納品書に関する画像データは、処理装置101によってサーバーに送信される。
ステップS302に相当するステップにおいて、納品書に関する画像データが、サーバーのCPUによって受信される。受信された納品書に関する画像データは、サーバーのCPUによって、サーバーの記憶装置に格納される。受信された納品書に関する画像データは、サーバーのCPUによって、納品書に関する画像データから納品番号に関する納品番号データが抽出される。抽出された納品番号データは、サーバーのCPUによって、受取人が保管所への入場を要求する入場要求データとして、サーバーの記憶装置に格納される。
ステップS303に相当するステップおいて、サーバーのCPUによってS301にて格納された識別データとステップS302にて抽出された入場要求データとが一致するかどうかを決定する。
ステップS304に相当するステップおいて、サーバーのCPUによって、入出力装置104を介して、受取人は受け取る品物の実際の使用開始日を入力するよう指示される。受取人により入力された使用開始日に対応するデータは、入出力装置104を介して、サーバーのCPUによって受信され、サーバーの記憶装置に格納される。サーバーのCPUによって、ステップS301にて格納された発注番号データに関連付けられたデータに対応する発注データを送信するよう処理装置111が指示される。指示された処理装置111により送信された発注データは、サーバーのCPUによって受信されサーバーの記憶装置に格納される。格納された発注データから、サーバーのCPUによって備考データが抽出される。抽出された備考データは、サーバーのCPUによってサーバーの記憶装置に格納される。サーバーのCPUによって、使用開始日に対応するデータと備考データとが一致するかどうかが決定される。
ステップS305に相当するステップにおいて、サーバーのCPUによって、保管所の扉の開錠を指示する開錠指示データが錠操作装置130に送信される。送信された開錠指示データを受信した処理装置131は、保管所の扉の開錠を行うよう施錠開錠装置134に指示し、指示された施錠開錠装置134は保管所の扉の開錠を行う。
ステップS306に相当するステップにおいて、サーバーのCPUによって、保管所の内部における撮影の開始を指示する撮影開始指示データが撮像装置120に送信される。撮影開始指示データを受信した処理装置121は、保管所の内部の撮影を開始するよう撮影装置124に指示し、指示された撮影装置124は保管所の内部の撮影を開始する。撮影された動画データは、処理装置121によって、通信装置123を介してサーバーに送信される。
ステップS401に相当するステップにおいて、サーバーが受信した動画データに対して、サーバーのCPUによって画像処理が行われる。
ステップS402に相当するステップにおいて、受取人が品物を取った場所が正しいかどうかが、サーバーのCPUによって決定される。
ステップS403に相当するステップにおいて、受取人が取った品物が正しいかどうかが、サーバーのCPUによって決定される。
ステップS404に相当するステップにおいて、受取人が退場したかどうかが、サーバーのCPUによって決定される。
ステップS405に相当するステップにおいて、サーバーのCPUによって、保管所の扉の施錠を指示する施錠指示データが錠操作装置130に送信される。送信された施錠指示データを受信した処理装置131は、保管所の扉の施錠を行うよう施錠開錠装置134に指示し、指示された施錠開錠装置134は保管所の扉の施錠を行う。
ステップS406に相当するステップにおいて、サーバーのCPUによって、保管所の内部における撮影の終了を指示する撮影終了指示データが撮像装置120に送信される。撮影終了指示データを受信した処理装置121は、保管所の内部の撮影を終了するよう撮影装置124に指示し、指示された撮影装置124は保管所の内部の撮影を終了する。
このような構成により、荷出し方法の処理を負荷分散することができる。
本発明は、品物の受け取りが必要な場合に広く利用される可能性がある。
100 受付装置
101 処理装置
102 記憶装置
103 通信装置
104 入出力装置
105 撮影装置
106 バス
110 情報処理装置
111 処理装置
112 記憶装置
113 通信装置
114 入出力装置
115 バス
120 撮像装置
121 処理装置
122 記憶装置
123 通信装置
124 撮影装置
125 バス
130 錠操作装置
131 処理装置
132 記憶装置
133 通信装置
134 施錠開錠装置
135 バス

Claims (14)

  1. 錠の開閉機構を有する扉と撮像装置とを備えた保管所において品物を受け取るための荷出し方法であって、処理装置によって、
    品物の識別データを格納するステップと、
    受取人の入場要求データを格納するステップと、
    発注の備考データを格納するステップと、
    前記識別データ、前記入場要求データ、および前記備考データに基づいて、前記受取人を前記保管所に入場させるかどうかを決定するステップと、
    前記受取人を前記保管所に入場させると決定されると、前記扉を開錠させ、前記撮像装置に前記保管所の内部の動画データを作成させるステップと、
    前記識別データおよび前記動画データに基づいて、前記受取人が前記品物を取った場所、および前記受取人が取った前記品物は適切であるかどうかを決定するステップと、
    前記場所および前記品物は適切であると決定されると、前記受取人が前記保管所から退場したかどうかを決定するステップと、
    前記受取人が前記保管所から退場したと決定されると、前記扉を施錠させるステップと
    を備えることを特徴とする荷出し方法。
  2. 前記保管所は撮影装置をさらに備え、前記入場要求データは、前記撮影装置が工事発注書を読み取ることに基づいて前記処理装置によって生成されることを特徴とする請求項1に記載の荷出し方法。
  3. 前記備考データに対応する情報を入力するよう前記受取人に指示するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の荷出し方法。
  4. 前記識別データは、受取確認データに基づいて前記処理装置によって作成されることを特徴とする請求項1に記載の荷出し方法。
  5. 前記場所および前記品物は適切であるかどうかを決定するステップは、前記識別データに基づいて受取先の名称に関するデータを抽出するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の荷出し方法。
  6. 前記受取人が前記保管所から退場したかどうかを決定するステップは、前記動画データに基づいて、前記保管所の内部において前記受取人が識別されないことを決定するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の荷出し方法。
  7. サーバーが前記処理装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の荷出し方法。
  8. 扉を有する保管所において品物を受け取るために、処理装置、錠操作装置、および撮像装置を備えた荷出しシステムであって、前記錠操作装置は、前記扉に設置され、前記扉は、錠の開閉機構を有し
    前記処理装置が、品物の識別データ、受取人の入場要求データ、および発注の備考データを格納し、前記識別データ、前記入場要求データ、および前記備考データに基づいて、前記受取人を前記保管所に入場させるかどうかを決定し、
    前記受取人を前記保管所に入場させると決定されると、前記撮像装置が前記保管所の内部の動画データを作成し、前記錠操作装置が前記扉を開錠し、
    前記処理装置が、前記識別データおよび前記動画データに基づいて、前記受取人が品物を取った場所、および前記受取人が取った前記品物は適切であるかどうかを決定し、前記場所および前記品物は適切であると決定されると、前記受取人が前記保管所から退場したかどうかを決定し、
    前記受取人が前記保管所から退場したと決定されると、前記錠操作装置が前記扉を施錠する
    ことを特徴とする荷出しシステム。
  9. 前記保管所は撮影装置をさらに有し、前記入場要求データは、前記撮影装置が納品書を読み取ることに基づいて前記処理装置によって生成されることを特徴とする請求項8に記載の荷出しシステム。
  10. 前記処理装置が前記備考データに対応する情報を入力するよう前記受取人に指示することを特徴とする請求項8に記載の荷出しシステム。
  11. 納品データを作成する情報処理装置をさらに備え、前記識別データは、前記納品データに基づいて前記処理装置によって作成されることを特徴とする請求項8に記載の荷出しシステム。
  12. 前記識別データに基づいて、納品先の名称に関するデータを抽出することを特徴とする請求項8に記載の荷出しシステム。
  13. 前記動画データに基づいて、前記保管所の内部において前記受取人が識別されないことを決定することを特徴とする請求項8に記載の荷出しシステム。
  14. サーバーが前記処理装置を備えたことを特徴とする請求項8に記載の荷出しシステム。
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