JP7495148B2 - 電動弁 - Google Patents

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Description

本開示は、電動弁に関する。
従来、特許文献1のように、送りねじ機構によって弁体を上下動させて流量調整を行うニードル弁タイプの電動弁(以下、電動ニードル弁とする)が知られている。電動ニードル弁は、弁本体と、弁本体に取り付けられた筒状のキャンと、キャンの内側に設けられたロータと、キャンの外側に配置されロータを回転させるステータとを備える。
電動ニードル弁では、キャンの筒の軸方向に沿った弁体の直動の向きが正逆に切り替えられることによって弁体の位置が変化すると、弁体による封止状態が変化する。このため、弁体に連結されたロータの回転方向の正逆の切り替えに応じて、流路の開閉状態が制御される。また、流路の開閉速度は、ロータの回転速度に応じて制御される。
特開2019-219059号公報
電動ニードル弁では、弁体の軸方向に沿った移動距離を得るために必要なロータの回転数が、比較的多くなる。このため、電動ニードル弁の開閉動作の高速化を図り難く、結果、流量制御性が低下する。本開示は、流量制御性に優れた電動弁を提供する。
第1態様に係る電動弁は、底部に弁座が形成された弁室、弁室の底部に形成された第一開口および弁室の側壁に形成された第二開口を有する弁本体と、弁室内で回転し、第一開口と第二開口との間の流路の開閉状態を制御する弁体と、弁本体に接合され、底部を有する筒状のキャンと、キャンの外側に設けられたステータと、キャンの内側で底部の側に設けられた支持部材と、一端が支持部材に支持されると共に他端がキャンの軸方向に沿って延びる伝達軸と、キャンの内側に設けられたロータと、弁体を回転駆動する駆動軸と、ロータの回転を減速して駆動軸に出力する減速装置と、弁体に弁座に向かう荷重を付与するばね部材と、を備える。
第1態様に係る電動弁では、弁体の回転によって、流路の開閉状態が制御される。すなわち、本開示の電動弁は、回転式である。回転式の電動弁では、弁体の軸方向に沿った移動距離を得る必要がないので、電動ニードル弁と比べ、流量制御に必要なロータの回転数を抑制できる。
更に、ばね部材によって弁体に駆動軸の軸方向に沿って弁座に向かう荷重が付与されるので、弁体と弁座との間に密着性が生じる。このため、流路の閉鎖状態の封止性が高まる。結果、電動ニードル弁と比べ、流量制御性に優れた電動弁を提供できる。
第2態様は、第1態様に係る電動弁において、ロータは、支持部材から離れて配置され、ばね部材は、キャンの底部と支持部材との間に配置され、支持部材に支持された伝達軸に荷重を付与する。
第2態様では、ばね部材がロータに接触しないので、ばね部材とロータとが接触する場合と比べ、ロータの回転に起因してばね部材が捻じれることを抑制できる。また、ロータが擦れて損耗することを抑制できる。加えて、ばね部材によってロータの回転運動を妨げることがない。
第3態様は、第2態様に係る電動弁において、支持部材は、伝達軸の端面に接触する押圧部を有する。
第3態様では、押圧部が伝達軸の端面に接触するので、押圧部を介して伝達軸へ押圧力を伝達し易い。
第4態様は、第2態様又は第3態様に係る電動弁において、支持部材のばね部材が接触する部分にガイド溝が設けられ、ガイド溝の内側にばね部材が配置される。
第4態様では、ガイド溝によって、ばね部材を支持部材の上に安定的に配置できる。
第5態様は、第1~第4態様のいずれかに係る電動弁において、駆動軸の伝達軸の側の端部に、伝達軸の他端が差し込まれることによって伝達軸が回転自在に支持される支持穴が形成される。
第5態様では、比較的簡易な構造である支持穴によって、伝達軸が回転自在に支持されるので、作製が容易であると共にコストを抑えられる。このため、ベアリング等の比較的高価な軸受部材を別途用意する必要がない。
第6態様は、第1~第5態様のいずれかに係る電動弁において、弁本体には流路を形成する第一開口が形成され、弁体は、円柱状の基部と、基部に設けられ第一開口に対向する扇状の第一表面を有する対向部とを有し、弁体の回転軸は、扇状の第一表面の内側に位置する。
第6態様では、弁体の回転軸が扇状の第一表面の内側に位置するので、弁体の回転軸が扇状の第一表面の外側に位置する場合と比べ、第一表面の面積を大きくできる。このため、流路の密閉性が高くなる。
第7態様は、第1~第6態様のいずれかに係る電動弁において、駆動軸の回転角度を抑制する回転抑制部が設けられる。
第7態様では、回転抑制部によって、駆動軸の過回転を抑制できる。
第8態様は、第7態様に係る電動弁において、回転抑制部は、駆動軸の側面から外側に突出する突出部と、弁本体に設けられ突出部の駆動軸と反対側の端部と接触可能なストッパ部と、を有する。
第8態様では、回転抑制部が突出部とストッパ部とによって構成されるので、回転抑制部を簡易に作製できる。
本開示に係る電動弁によれば、流量制御性に優れた電動弁を提供できる。
本実施形態に係る電動弁を説明する断面図である。 図2(A)は、本実施形態に係る回転抑制部を説明する、図1中の2A-2A線断面図であり、図2(B)は、本実施形態に係る回転抑制部の動作を説明する、図1中の2B-2B線断面図であり、図2(C)は、図2(B)に続き本実施形態に係る回転抑制部の動作を説明する断面図であり、図2(D)は、図2(C)に続き本実施形態に係る回転抑制部の動作を説明する断面図である。 図3(A)は、本実施形態に係る電動弁の弁体を説明する正面図であり、図3(B)は、弁体を第一表面側から見た底面図である。 図4(A)は、電動弁の弁体の他の例を説明する正面図であり、図4(B)は、弁体の他の例を第一表面側から見た底面図である。 第1変形例に係る電動弁を説明する断面図である。 第2変形例に係る電動弁を説明する断面図である。 第3変形例に係る電動弁を説明する断面図である。
以下に本実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一の部分及び類似の部分には、同一の符号又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各装置や各部材の厚みの比率等は現実のものとは異なる。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判定すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
<電動弁の構成>
本実施形態に係る電動弁10を、図1~図4を参照して説明する。図1に示すように、電動弁10は、キャン12と、ステータ14と、支持部材16と、伝達軸18と、ロータ20と、駆動軸22と、弁本体24と、ばね部材26と、を備える。なお、図1は、電動弁10を、軸中心Cを含む鉛直面で切断した断面図である。
(キャン)
キャン12は、筒状部材である。キャン12の素材は、内側でロータ20が回転可能であると共に、流通する流体に対する所望の耐性が得られる限り、任意の素材を使用できる。キャン12は、底部12Aと側壁部12Bとを有する。キャン12の底部12Aは、図1中で上側に位置すると共に、筒状のキャン12の開口部は、底部12Aと反対側の下側に位置する。図1中では、キャン12の開口部には、弁本体24の上部が嵌合することによって、キャン12が弁本体24に接合された状態が例示されている。
(ステータ)
ステータ14は、キャン12の外側に設けられると共に、駆動コイル14Aを有する。駆動コイル14Aによって、ロータ20が回転する。図1中では、見易さのため、ロータ20のハッチングは省略されている。
(支持部材)
支持部材16は、キャン12の内側で底部12Aの側(図1中の上側)に設けられる。支持部材16と底部12Aとの間には、隙間が形成される。支持部材16は、平面視で、円形状の板状部材である円板部16Aと、円板部16Aの中央に設けられた押圧部16Bとを有する。支持部材16の素材は、樹脂や金属等、任意である。
(円板部)
円板部16Aの外径は、キャン12の筒の内径とほぼ等しい。円板部16Aの外周の端面は、キャン12の側壁部12Bの内面と嵌合する。支持部材16は、円板部16Aがキャン12の側壁部12Bの内面と接触した状態で、軸方向(図1中の上下方向)に沿って一定の距離スライド可能である。
(押圧部)
押圧部16Bは、筒状である。筒状の押圧部16Bの開口部は、図1中で押圧部16Bの下側に位置するロータ20に対向する。また、棒状の伝達軸18は、キャン12の軸方向に沿って、すなわち図1中の軸中心Cに沿って延びる。筒状の押圧部16Bの内径は、棒状の伝達軸18の外径とほぼ同じである。筒状の押圧部16Bの内側に伝達軸18の一端(図1中の上端)が差し込まれることによって、筒状の押圧部16Bの底部の内面が、伝達軸18の一端の端面(図1中の上面)に接触する。
(ガイド溝)
図1に示すように、キャン12の底部12Aの側(図1中の上側)に位置する支持部材16の表面上には、円板部16Aと押圧部16Bとの境界に、ガイド溝16Cが設けられる。ガイド溝16Cは、平面視で、リング状である。リング状のガイド溝16Cは、押圧部16Bの側壁に沿って周回する。ガイド溝16Cの底面は、図1中の円板部16Aの上面より低い。
ガイド溝16Cの内側には、コイルスプリング状のばね部材26が配置される。ガイド溝16Cの溝幅は、ばね部材26のスプリング材の幅とほぼ同じである。図1中のばね部材26の下部は、ガイド溝16Cの底面に接触する。また、図1中のばね部材26の上部は、キャン12の底部12Aの内面に接触する。
(伝達軸)
伝達軸18は、棒状部材である。伝達軸18の素材は、樹脂や金属等、任意である。伝達軸18の一端は、支持部材16に支持される。本実施形態では、伝達軸18の一端は、支持部材16の押圧部16Bによって、軸中心Cに回転可能に支持される。すなわち、伝達軸18の一端は、筒状の押圧部16Bの内側に、回転可能である程度に緩やかに嵌合している。なお、本開示では、伝達軸18の一端は、筒状の押圧部16Bの内側に固定されてもよい。
また、伝達軸18の他端(図1中の下端)は、軸中心Cに沿って延びる。伝達軸18の他端の形状は、半球状である。なお、本開示では、伝達軸18の他端の形状は、これに限定されず、例えば、駆動軸22の側に向かって尖る円錐状のように、適宜変更できる。
(ロータ)
ロータ20は、筒状の支持体20Aと、太陽ギア20Bと、遊星ギア20Cと、固定ギア20Dと、出力ギア20Eと、を有する。太陽ギア20Bと遊星ギア20Cと固定ギア20Dと出力ギア20Eとは、支持体20Aの内側に配置される。
支持体20Aは、キャン12の内側に設けられる。筒状の支持体20Aの底部の中心には、貫通孔20A1が形成され、貫通孔20A1には、伝達軸18が回転自在に差し込まれる。太陽ギア20Bは、伝達軸18に回転可能に取り付けられる。遊星ギア20Cは、太陽ギア20Bと噛み合うと共に、固定ギア20Dは、遊星ギア20Cと噛み合う。出力ギア20Eは、遊星ギア20Cに連結される。
(減速装置)
支持体20Aと一体的に形成された太陽ギア20Bと遊星ギア20Cと固定ギア20Dと出力ギア20Eとは本実施形態の減速装置21を構成する。本実施形態の減速装置21は、ロータ20の回転を減速して駆動軸に出力する、不思議遊星歯車機構を有する減速装置である。
不思議遊星歯車機構を有する減速装置21では、ステータ14の駆動コイル14Aからの出力回転が入力されることによって、太陽ギア20Bが自転回転をする。太陽ギア20Bの自転回転に伴い、太陽ギア20Bと固定ギア20Dとに噛み合う遊星ギア20Cが、自転しつつ、太陽ギア20Bの周囲を公転回転する。
また、遊星ギア20Cは、固定ギア20Dとの関係において転位した関係にある出力ギア20Eと噛み合う。このため、遊星ギア20Cの回転により、出力ギア20Eは、転位の程度(すなわち、歯数差)に応じて、固定ギア20Dに対して相対的に非常に高い減速比、例えば50対1程度の減速比で回転可能である。
なお、上述の実施形態では、不思議遊星歯車機構を有する減速装置21を備えた電動弁として説明したが、本開示では、不思議遊星歯車減速装置に限定されない。本開示では、例えば、2つの太陽ギアと1つの出力ギアとを有する2K-H多段の減速装置のように、不思議遊星歯車機構以外の他のギア構成を備える減速装置が用いられてもよい。
本実施形態では、ロータ20が支持部材16から離れて配置されることによって、ロータ20と支持部材16との間に隙間Gが形成される。また、伝達軸18が押圧部16Bによって軸中心Cに回転可能に支持されるので、ロータ20の回転に連動して伝達軸18が回転しても、支持部材16は回転しない。なお、本実施形態では、ロータとして遊星歯車機構が採用されたが、本開示では、これに限定されない。駆動軸22を回転させることができる限り、不思議遊星歯車機構以外の回転構造が採用されてよい。
(駆動軸)
駆動軸22は、円柱状の部材である。駆動軸22の素材は、樹脂や金属等、任意である。駆動軸22の伝達軸18の側の一端(図1中の上端)は、出力ギア20Eに連結され、出力ギア20Eと連動して回転する。図1に示すように、駆動軸22の一端に、支持穴22Aが形成される。駆動軸22は、弁体24Dを回転駆動する。
支持穴22Aは、伝達軸18の側に開口する。本実施形態では、支持穴22Aの形状は、半球状の伝達軸18の他端の形状に応じた半球状の窪みである。なお、本開示では、支持穴の形状は、伝達軸18の他端の形状に応じて形成できる。
半球状の支持穴22Aの直径は、半球状の伝達軸18の他端の直径とほぼ同じである。支持穴22Aに伝達軸18の他端が差し込まれることによって、伝達軸18は、回転自在に支持される。すなわち、駆動軸22は、回転状態において、一端側で、伝達軸18の軸方向の他端を支持する。
本実施形態では、駆動軸22と弁本体24とは同じ部材によって一体的に形成されているが、本開示では、これに限定されない。本開示では、駆動軸22と弁本体24とは別部材として作製されると共に、互いに連結されることによって一体化されてもよい。
(回転抑制部の構造)
また、本実施形態では、図1に示したように、駆動軸22には、駆動軸22の回転角度を抑制する回転抑制部28が設けられる。回転抑制部28の素材は、樹脂や金属等、任意である。図2(A)に示すように、本実施形態の回転抑制部28は、駆動軸22の側面から外側に突出する突出部28Aと、弁本体24に設けられ突出部28Aの駆動軸22と反対側の端部と接触可能なストッパ部28Bとを有する。
突出部28Aは、棒状部材である。図1中、突出部28Aの軸方向は、ほぼ水平である。突出部28Aの駆動軸22側の一部が駆動軸22の内部に埋め込まれた状態で、突出部28Aは、駆動軸22に固定される。突出部28Aの駆動軸22と反対側の端部は、図1中の駆動軸22の外側に突出する。なお、本実施形態では突出部28Aは円柱状であるが、本開示では、これに限定されず、楕円柱や角柱等、任意の幾何学形状であってよい。
ストッパ部28Bは、棒状部材である。ストッパ部28Bの下部が図1中の弁本体24の側壁の上部に埋め込まれた状態で、ストッパ部28Bは、弁本体24に固定される。なお、図1中では説明の便宜上、ストッパ部28Bの位置が、破線によって突出部28Aと重ねて例示されている。
ストッパ部28Bの上部は、図1中の弁本体24の上側に露出する。露出したストッパ部28Bの上部は、駆動軸22の外側に突出した突出部28Aの端部と接触可能である。なお、本実施形態ではストッパ部28Bは円柱状であるが、本開示では、これに限定されず、楕円柱や角柱等、任意の幾何学形状であってよい。
(回転抑制部の動作)
まず、本実施形態では、図2(B)中のストッパ部28Bの位置を、原点と定義する。また、本実施形態では、図2(B)中の突出部28Aの位置から、図2(C)中の突出部28Aの位置を経由して図2(D)中の突出部28Aの位置に向かう回転動作を駆動軸22の「正転」と定義する。また、図2(D)中の突出部28Aの位置から、図2(C)中の突出部28Aの位置を経由して図2(B)中の突出部28Aの位置に向かう回転動作を駆動軸22の「逆転」と定義する。
すなわち、図2(B)中、突出部28Aが原点であるストッパ部28Bに接触することによって、駆動軸22の逆転が抑制される。また、図2(C)中の突出部28Aの状態は、駆動軸22が、図2(D)中の突出部28Aの位置から180度回転した状態である。また、図2(D)中、突出部28Aが原点であるストッパ部28Bに接触することによって、駆動軸22の正転が抑制される。
なお、本開示では、回転抑制部28の構成は、駆動軸22の側面から外側に突出する突出部28Aと、弁本体24に設けられたストッパ部28Bとに限定されない。例えば、駆動軸22の側面に、360度未満の角度の範囲内の長さで周方向に沿って形成された溝と、形成された溝に差し込み可能な突起部との組み合わせ等、回転抑制部28は、任意に構成できる。
(弁本体)
弁本体24は、筒状部材である。弁本体24は、筒状部材の底部に形成された弁座24Aと、弁座24Aの周縁から立ち上がる側壁24Bとを有する。また、弁本体24は、弁座24Aと側壁24Bとによって囲まれた弁室24Cと、弁室24Cの内部に配置された弁体24Dとを有する。弁室24Cは、筒状部材の弁本体24の内部空間である。弁本体24の素材は、内側で弁体24Dが回転可能であると共に、流通する流体に対する所望の耐性が得られる限り、任意の素材を使用できる。
(弁座及び側壁)
弁座24Aは、駆動軸22の他端側(図1中の下側)に設けられる。弁座24Aは、筒状の弁本体24の底部である。側壁24Bは、弁座24Aの周縁からロータ20の側(図1中の上側)に延びる。弁室24Cの底部である弁座24Aには、弁室24Cの内部と弁室24Cの外部とを連通する第一開口24A1が形成される。弁座24Aには、第一配管30の一端が差し込まれる。第一開口24A1は、第一配管30の内部に連通する。
側壁24Bには、弁室24Cの内部と弁室24Cの外部とを連通する第二開口24B1が形成される。側壁24Bには、第二配管32の一端が差し込まれる。第二開口24B1は、第二配管32の内部に連通する。なお、第一配管30及び第二配管32の素材は、樹脂や金属等、任意である。
第一開口24A1と第二開口24B1とによって、第一配管30と第二配管32との間で、流量制御の対象である流体の流路が形成される。なお、本開示では、第一配管30及び第二配管32のうちの少なくとも一方が、流路に含まれてもよい。
(弁体)
弁体24Dは、円柱状であり、駆動軸22の他端側(図1中の下側)に取り付けられる。弁体24Dは、駆動軸22の回転に応じて回転可能である。弁体24Dの回転によって、第一開口24A1と第二開口24B1との間の流路の開閉状態が制御される。具体的には、図3(A)に示すように、本実施形態の弁体24Dは、円柱状の基部34と、基部34に設けられ扇状の底面36B1を有する対向部36とを有する。
対向部36は、弁座24A側(図3(A)中の下側)に向かって突出する。対向部36は、図3(A)中の基部34の下面に取り付けられた第一調整部36Aと、第一調整部36Aの下面に取り付けられた第二調整部36Bとを有する。
図3(A)及び図3(B)に示すように、第一調整部36Aは、ほぼ半円状の扇形の底面36A1を有する円柱型である。より具体的には、図3(B)に示すように、回転軸の軸中心Cに対する第一調整部36Aの底面36A1の円弧部分の中心角は、200度程度である。なお、本開示では、第一調整部の底面の円弧部分の中心角は、適宜変更できる。
また、図3(A)及び図3(B)に示すように、第二調整部36Bは、中心角が90度程度の扇形の底面36B1を有する円柱型である。第二調整部36Bの底面36B1は、本開示の「第一表面」に対応する。
第二調整部36Bの底面36B1は、第一開口24A1に対向する。図3(B)中には、説明の便宜のため、第二調整部36Bの底面36B1の内側に、第一開口24A1の外縁が、破線で例示されている。図3(B)に示すように、駆動軸22に連結された弁体24Dの回転位置に応じて、第二調整部36Bの底面36B1によって覆われる第一開口24A1の面積が変化する。すなわち、弁座24Aの第一開口24A1と弁体24Dとによって、絞り構造としてのオリフィスが形成される。このため、弁体24Dの回転に応じて、流路を流れる流体の流量が制御される。
本開示では、第二調整部36Bの底面36B1の中心角は、適宜変更できる。図3(B)に示すように、第二調整部36Bの底面36B1において2つの半径部分が交差する頂点の位置は、軸中心Cの外側である。すなわち、弁体24Dの回転軸の軸中心Cは、第一表面である第二調整部36Bの扇状の底面36B1の内側に位置する。
また、第一調整部36Aの側面36A2と第二調整部36Bの側面36B2とは、本開示の第一表面と対をなす、弁体24Dの「第二表面」と見做せる。第二表面としての第一調整部36Aの側面36A2と第二調整部36Bの側面36B2とは、第二開口24B1に対向する。
図3(A)中には、説明の便宜のため、第二開口24B1の開口範囲が、上下方向に延びる双方向矢印によって例示されている。図3(A)及び図3(B)に示すように、駆動軸22に連結された弁体24Dの回転によって、第二開口24B1が覆われる程度が変化する。
具体的には、対向部36の第一調整部36Aの側面36A2及び第二調整部36Bの側面36B2によって第二開口24B1が全体的に覆われる状態が生じる。また、対向部36の第一調整部36Aの側面36A2と第二調整部36Bの側面36B2によって、第二開口24B1が部分的に覆われる状態が生じる。また、対向部36が存在しないことによって、第二開口24B1が覆われることなく全体的に開放される状態が生じる。
このため、第一開口24A1が少なくとも部分的に開放された状態と、第二開口24B1が少なくとも部分的に開放された状態とが同時に形成されると、流路が開放される。一方、第一開口24A1が全体的に閉鎖された状態と、第二開口24B1が全体的に閉鎖された状態とが同時に成り立つと、流路が閉鎖される。
また、本実施形態では、第一開口24A1の開口範囲と、第二開口24B1の開口範囲とが、それぞれ、段階的に変化可能であるため、流路の開放の程度を更に微細に調整可能である。
なお、図4(A)に示すように、弁体44Dの対向部38の側面38Aの下縁の位置が、側面38Aを正面から見た際、弁体44Dの回転に伴って変化するように構成されてもよい。具体的には、図4(A)中の弁体44Dを平面視して時計回りに回転させた場合、側面38Aを正面から見た際、側面38Aの下縁の位置が低くなる。
図4(A)及び図4(B)中の弁体44Dには、対向部38の側面38Aと対向部38の底面38B1との間に、らせん面40が形成される。らせん面40が形成される位置では、第一開口24A1が、底面38B1に覆われることなく全体的に開放される。また、図4(B)中には、説明の便宜のため、らせん面40の内側に、第一開口24A1の外縁が、破線で例示されている。第一開口24A1に対向する対向部38の底面38B1は、中心角が120度程度の扇状である。
駆動軸22に連結された弁体44Dの回転位置に応じて、対向部38の底面38B1によって覆われる第一開口24A1の面積が変化すると共に、対向部38の側面38Aによって覆われる第二開口24B1の面積が変化する。
(シール材)
図1に示すように、第二調整部36Bの底面36B1には、第一開口24A1の封止性を高める第一シール材50が接合される。同様に、第一調整部36Aの側面36A2と第二調整部36Bの側面36B2とには、第二開口24B1の封止性を高める第二シール材52が接合される。第一シール材50と第二シール材52とは、公知のシール材を使用して作製できる。
(ばね部材)
ばね部材26は、弁体24Dに駆動軸22の軸方向に沿って弁座24Aに向かう荷重を付与する。本実施形態では、ばね部材26は、キャン12の底部12Aと支持部材16との間に配置される。ばね部材26は、支持部材16に支持された伝達軸18に、荷重としての付勢力を付与する。
本実施形態では、ばね部材26は、金属製のコイルスプリングであるが、本開示では、これに限定されず、例えば板ばね等の他のばね部材であってよい。本開示では、ばね部材の形状及び素材は任意に変更できる。また、本実施形態では、コイルスプリングのばね部材の巻き数は数回程度であるが、本開示では、これに限定されず、巻き数は、所望の荷重の大きさに応じて適宜設定できる。
<電動弁の動作>
本実施形態では、ステータ14によってロータ20が回転すると、ロータ20の回転に連動して弁体24Dが回転する。弁体24Dの回転によって、流路の開閉状態が制御される。すなわち、流量制御が行われる。流量制御の際、ばね部材26によって伝達軸18に付与された荷重は、駆動軸22を介して弁体24Dに伝達される。荷重によって、第一シール材50を介した第二調整部36Bの底面36B1と第一開口24A1との封止性が高まるので、第一開口24A1における流体の漏れが抑制される。
(作用効果)
本実施形態に係る電動弁10では、弁体24Dが、ロータ20の回転に連動して直接回転すると共に、弁体24Dの回転によって、流路の開閉状態が制御される。すなわち、本開示の電動弁10は、回転式である。回転式の電動弁10では、弁体24Dの軸方向に沿った移動距離を得る必要がないので、電動ニードル弁と比べ、流量制御に必要なロータ20の回転数を抑制できる。
更に、ばね部材26によって弁体24Dに駆動軸22の軸方向に沿って弁座24Aに向かう荷重が付与されるので、弁体24Dと弁座24Aとの間に密着性が生じる。このため、流路の閉鎖状態では、第一開口24A1の封止性が高まる。結果、電動ニードル弁と比べ、流量制御性に優れた電動弁10を提供できる。
また、本実施形態では、ばね部材26がロータ20に接触しないので、ばね部材26とロータ20とが接触する場合と比べ、ロータ20の回転に起因してばね部材26が捻じれることを抑制できる。また、ロータ20が擦れて損耗することを抑制できる。加えて、ばね部材26によってロータ20の回転運動を妨げることがない。
また、本実施形態では、押圧部16Bが伝達軸18の端面に接触するので、押圧部16Bを介して伝達軸18へ押圧力を伝達し易い。
また、本実施形態では、ガイド溝16Cによって、ばね部材26を支持部材16の上に安定的に配置できる。
また、本実施形態では、比較的簡易な構造である支持穴22Aによって、伝達軸18が回転自在に支持されるので、作製が容易であると共にコストを抑えられる。このため、ベアリング等の比較的高価な軸受部材を別途用意する必要がない。
また、本実施形態では、弁体24Dの回転軸が扇状の底面36B1の内側に位置するので、弁体24Dの回転軸が扇状の底面36B1の外側に位置する場合と比べ、底面36B1の面積を大きくできる。このため、流路の密閉性が高くなる。
また、本実施形態では、回転抑制部28によって、駆動軸22の過回転を抑制できる。
また、本実施形態では、回転抑制部28が突出部28Aとストッパ部28Bとによって構成されるので、回転抑制部28を簡易に作製できる。
<その他の実施形態>
(第1変形例)
本実施形態では、支持部材16が伝達軸18の端面に接触する押圧部16Bを有する場合が例示されたが、本開示では、これに限定されない。図5中に例示された第1変形例に係る電動弁10Aでは、支持部材56の中央に貫通孔56Aが形成されると共に、棒状の伝達軸58の一端に筒状部58Aが設けられる。
伝達軸58の軸中心と、筒状部58Aの底部の中心とは、軸中心Cの上に揃えられる。貫通孔56Aの内径は、筒状部58Aの外径とほぼ同じである。筒状部58Aの外周面は、支持部材56の貫通孔56Aの内壁面に接合される。
第1変形例では、ばね部材26は、筒状部58Aの内側に配置される。すなわち、本開示では第1変形例のように、押圧部16Bが支持部材に設けられることなく、伝達軸58の一端が支持部材56に支持されてよい。
図5中のばね部材26の上端は、キャン12の底部12Aの内面(図5中の下面)に接触する。すなわち、ばね部材26の上部の位置は、上部の変位が抑制されるように固定される。このため、ばね部材26からの荷重が、伝達軸58を介して図5中の下側の弁体24Dに付与される。第1変形例における他の構成は、図1~図4中に例示された本実施形態における同名の部材と同様であるため、重複説明を省略する。
第1変形例においても、ばね部材26が弁体24Dに荷重を付与することによって、第一開口24A1の封止性が向上する。第1変形例の他の効果は、本実施形態の場合と同様である。
(第2変形例)
また、本実施形態では、伝達軸18に荷重を付与するばね部材26が、キャン12の底部12Aと支持部材16との間に配置された場合が例示されたが、本開示では、ばね部材26の配置位置は、これに限定されない。
例えば、図6に示すように、ばね部材26は、弁本体24の内側に配置されてもよい。図6中の第2変形例に係る電動弁10Bでは、支持部材66の中央に貫通孔66Aが形成される。貫通孔66Aの内径は、伝達軸18の外径とほぼ同じである。また、伝達軸18の一端の外周面が、支持部材66の貫通孔66Aの内壁面に接合される。伝達軸18の一端は、支持部材66に固定される。
また、弁本体24の開口部に、貫通孔60Aを有するリング状のばね支持部材60が設けられる。ばね支持部材60の素材は、樹脂や金属等、任意である。ばね支持部材60は、ねじ止めや接着等によって弁本体24の側壁24Bに一定の隙間を空けて固定される。駆動軸22は、ばね支持部材60の貫通孔60Aに回転可能に差し込まれる。
第2変形例では、ばね部材26は、ばね支持部材60と弁体24Dとの間に配置される。図6中のばね部材26の上端は、ばね支持部材60の下面に接触する。すなわち、ばね部材26の上部の位置は、上部の変位が抑制されるように固定される。このため、ばね部材26からの荷重が、図6中の下側の弁体24Dに直接付与される。第2変形例における他の構成は、図1~図4中に例示された本実施形態における同名の部材と同様であるため重複説明を省略する。
第2変形例においても、ばね部材26が弁体24Dに荷重を付与することによって、第一開口24A1の封止性が向上する。第2変形例の他の効果は、本実施形態の場合と同様である。
(第3変形例)
また、図7に示すように、ばね部材26は、キャン12の内側であって、支持部材66とロータ20との間に配置されてもよい。図7中に例示された第3変形例に係る電動弁10Cには、図6中の第2変形例の場合の支持部材66と同様の構造を有する支持部材66が設けられる。第3変形例では、支持部材66とロータ20との間の隙間Gの高さが、第2変形例の場合より高い。
第3変形例では、ばね部材26は、支持部材66とロータ20との間の隙間Gの内側に配置される。図7中のばね部材26の上端は、支持部材66の下面に接触する。すなわち、ばね部材26の上部の位置は、上部の変位が抑制されるように固定される。このため、ばね部材26からの荷重が、ロータ20を介して図7中の下側の弁体24Dに直接付与される。第3変形例における他の構成は、図1~図4中に例示された本実施形態における同名の部材と同様であるため、重複説明を省略する。
第3変形例においても、ばね部材26が弁体24Dに荷重を付与することによって、第一開口24A1の封止性が向上する。第3変形例の他の効果は、本実施形態の場合と同様である。
本開示は上記の開示された実施の形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本開示を限定するものであると理解すべきではない。例えば、図1~図7中に示した構成を部分的に組み合わせて、本開示を構成することもできる。本開示は、上記に記載していない様々な実施の形態等を含むと共に、本開示の技術的範囲は、上記の説明から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ定められるものである。
10,10A,10B,10C 電動弁
12 キャン
12A 底部
12B 側壁部
14 ステータ
14A 駆動コイル
16 支持部材
16A 円板部
16B 押圧部
16C ガイド溝
18 伝達軸
20 ロータ
20A 支持体
20A1 貫通孔
20B 太陽ギア
20C 遊星ギア
20D 固定ギア
20E 出力ギア
21 減速装置
22 駆動軸
22A 支持穴
24 弁本体
24A 弁座
24A1 第一開口
24B 側壁
24B1 第二開口
24C 弁室
24D 弁体
26 ばね部材
28 回転抑制部
28A 突出部
28B ストッパ部
30 第一配管
32 第二配管
34 基部
36 対向部
36A 第一調整部
36A1 底面
36A2 側面
36B 第二調整部
36B1 底面
36B2 側面
38 対向部
38A 側面
38B1 底面
40 らせん面
44D 弁体
50 第一シール材
52 第二シール材
56 支持部材
56A 貫通孔
58 伝達軸
58A 筒状部
60 ばね支持部材
60A 貫通孔
66 支持部材
66A 貫通孔
C 軸中心
G 隙間

Claims (7)

  1. 底部に弁座が形成された弁室、前記弁室の底部に形成された第一開口および前記弁室の側壁に形成された第二開口を有する弁本体と、
    前記弁室内で回転し、前記第一開口と前記第二開口との間の流路の開閉状態を制御する弁体と、
    前記弁本体に接合され、底部を有する筒状のキャンと、
    前記キャンの外側に設けられたステータと、
    前記キャンの内側で前記底部の側に設けられた支持部材と、
    一端が前記支持部材に支持されると共に他端が前記キャンの軸方向に沿って延びる伝達軸と、
    前記キャンの内側に設けられたロータと、
    前記弁体を回転駆動する駆動軸と、
    前記ロータの回転を減速して前記駆動軸に出力する減速装置と、
    前記弁体に前記弁座に向かう荷重を付与するばね部材と、
    を備え
    前記ロータは、前記支持部材から離れて配置され、
    前記ばね部材は、前記キャンの前記底部と前記支持部材との間に配置され、前記支持部材に支持された前記伝達軸に荷重を付与する、電動弁。
  2. 前記支持部材は、前記伝達軸の端面に接触する押圧部を有する、
    請求項に記載の電動弁。
  3. 前記支持部材の前記ばね部材が接触する部分にガイド溝が設けられ、
    前記ガイド溝の内側に前記ばね部材が配置される、
    請求項又は請求項に記載の電動弁。
  4. 前記駆動軸の前記伝達軸の側の一端に、前記伝達軸の他端が差し込まれることによって前記伝達軸が回転自在に支持される支持穴が形成される、
    請求項1又は請求項2に記載の電動弁。
  5. 前記弁体は、円柱状の基部と、前記基部に設けられ前記第一開口に対向する扇状の第一表面を有する対向部とを有し、
    前記弁体の回転軸は、扇状の前記第一表面の内側に位置する、
    請求項1又は請求項2に記載の電動弁。
  6. 前記駆動軸の回転角度を抑制する回転抑制部が設けられる、
    請求項1又は請求項2に記載の電動弁。
  7. 前記回転抑制部は、前記駆動軸の側面から外側に突出する突出部と、
    前記弁本体に設けられ前記突出部の前記駆動軸と反対側の端部と接触可能なストッパ部と、を有する、
    請求項に記載の電動弁。
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