JP7493782B2 - 給水装置 - Google Patents
給水装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7493782B2 JP7493782B2 JP2020155370A JP2020155370A JP7493782B2 JP 7493782 B2 JP7493782 B2 JP 7493782B2 JP 2020155370 A JP2020155370 A JP 2020155370A JP 2020155370 A JP2020155370 A JP 2020155370A JP 7493782 B2 JP7493782 B2 JP 7493782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control unit
- pump
- control
- unit
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 66
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 37
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 24
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 18
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
<1.給水装置の概要>
本実施形態は、例えば、マンションや商業ビル等の建物に適用される給水装置に本開示に係る給水装置の一例が適用されたものである。図1に示されるように、本実施形態に係る給水装置1は、ポンプ2及び2つの制御部3、4等を少なくとも備える。
<制御部の概要>
ポンプ2(電動モータ部)は、インバータ方式の駆動部2Aにて駆動される。ポンプ2の作動、つまり駆動部2Aは、制御部3又は制御部4により制御される。具体的に、制御部3又は制御部4は、駆動周波数を制御可能である。
制御部3と制御部4とは同一の機能及び構成を有するので、以下の説明は、制御部3を主制御部としたときの当該機能等の説明である。
ポンプ制御部は、流量センサFs1が検出した給水量Qを利用して目標とする圧力(以下、目標圧力Ptという。)を決定し、かつ、圧力センサPs1の検出値Pが当該目標圧力Ptとなるように駆動周波数、つまり出力周波数を制御する。
なお、P2は、配水管の末端部位における圧力(以下、末端圧力という。)であって、ポンプ2を停止させる際の流量時における末端圧力として予め決められた圧力をいう。
ポンプ監視部は、ポンプ2及び駆動部2A(以下、ポンプ2等という。)を監視する。具体的には、ポンプ監視部は、ポンプ2等の運転状態及び故障の有無等を示す情報、並び積算起動回数及び積算稼働時間等を監視するとともに、監視結果を記憶部3C、4Cに保存する。
通信監視部は、通信部の作動を監視する。具体的には、制御部3の通信監視部は、制御部3の通信部3Bを監視する。制御部4の通信監視部は、制御部4の通信部4Bを監視する。
<情報の同期処理>
電源が投入されると、通信監視部の監視結果、及び制御監視部の監視結果によらず、少なくとも(a)出力周波数(駆動周波数)、(b)目標圧力Pt、(c)ポンプ2の起動回数、及び(d)ポンプ2の積算稼働時間が、主制御部と副制御部との間で共有される。
バックアップ運転とは、主制御部のポンプ制御部又は通信部に異常が発生したときに、「主制御部のポンプ制御部(以下、主ポンプ制御部という。)による駆動部2A(ポンプ2)の制御」から「副制御部のポンプ制御部(以下、副ポンプ制御部という。)による駆動部2A(ポンプ2)の制御」に切り替えることをいう。
復帰処理は、バックアップ運転を通常運転に切り替えるための処理である。具体的には、例えば、制御部3を主制御部としている場合において、副制御部の設定表示部(この例では、設定表示部4A)が操作されたときに、制御部4が主制御部となる。
本実施形態では、駆動部2Aの制御が主ポンプ制御部から副ポンプ制御部に切り替わった時、副ポンプ制御部は、切り替わる直前の出力周波数及び切り替わる直前の目標圧力を用いて駆動部2Aの制御を開始する。
上述の実施形態に係る1台のポンプ2を備える給水装置であった。これに対して、本実施形態に係る給水装置1は、図5に示されるように、複数台のポンプを備える給水装置である。
上述の実施形態では、通信異常及びポンプ制御部の異常を監視し、いずれかの異常が発生した場合にバックアップ運転に移行した。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、主制御部に接続された吸込側の圧力を検出する圧力センサの故障や主制御部に電力を供給する電源部の出力電圧低下が発生した場合も、通信異常又はポンプ制御部の異常に発生したものとみなすことが可能である。
2… ポンプ
2A… 駆動部
3、4… 制御部
Claims (5)
- 電動式のポンプであって、インバータ方式にて駆動制御されるポンプと、
前記ポンプの駆動周波数を制御可能な2つの制御部とを備え、
前記2つの制御部それぞれは、それら制御部間の通信を担う通信部、及び前記駆動周波数を制御するポンプ制御部を有しており、
前記2つの制御部のうちいずれか一方の制御部が前記ポンプを制御している場合、他方の制御部は前記ポンプを制御しておらず、
前記2つの制御部それぞれは、前記一方の制御部が前記ポンプを制御している場合に当該一方の制御部に異常が発生したときに、前記ポンプの制御が前記他方の制御部による制御に切り替わり、前記他方の制御部は、前記一方の制御部から当該他方の制御部に切り替わる直前の駆動周波数を用いて前記ポンプの制御を開始可能であり、
前記2つの制御部のうち電源投入時に前記ポンプを制御する制御部を主制御部とし、他方の制御部を副制御部としたとき、
前記2つの制御部それぞれは、主制御部であることを示すパラメータを記憶する第2の記憶部、及び当該第2の記憶部に前記パラメータを記憶させるための設定部を有しており、
前記ポンプの制御が前記主制御部をなす前記一方の制御部から前記副制御部をなす前記他方の制御部に切り替わった後であって、当該他方の制御部に設けられた前記設定部が操作されたときに、当該他方の制御部に設けられた前記第2の記憶部に前記パラメータが記憶されることにより当該他方の制御部が前記主制御部となり、かつ、当該一方の制御部が前記副制御部になる給水装置。 - 給水量を検出する流量センサと、
給水圧を検出する圧力センサと備え、
前記2つの制御部それぞれは、前記流量センサが検出した給水量を利用して目標とする圧力(以下、目標圧力という。)を決定し、かつ、前記圧力センサの検出値が当該目標圧力となるように駆動周波数を制御可能であり、
さらに、前記他方の制御部は、前記一方の制御部から当該他方の制御部に切り替わる直前の目標圧力を用いて前記ポンプの制御を開始可能である請求項1に記載の給水装置。 - 電動式のポンプであって、インバータ方式にて駆動制御されるポンプと、
前記ポンプの駆動周波数を制御可能な2つの制御部と、
給水量を検出する流量センサと、
給水圧を検出する圧力センサと備え、
前記2つの制御部それぞれは、それら制御部間の通信を担う通信部、及び前記駆動周波数を制御するポンプ制御部を有しており、
前記2つの制御部それぞれは、前記流量センサが検出した給水量を利用して目標とする圧力(以下、目標圧力という。)を決定し、かつ、前記圧力センサの検出値が当該目標圧力となるように駆動周波数を制御可能であり、
前記2つの制御部のうちいずれか一方の制御部が前記ポンプを制御している場合、他方の制御部は前記ポンプを制御しておらず、
前記一方の制御部が前記ポンプを制御している場合に当該一方の制御部に異常が発生したときに、前記ポンプの制御が前記他方の制御部による制御に切り替わり、そして、前記他方の制御部は、前記一方の制御部から当該他方の制御部に切り替わる直前の目標圧力を用いて前記ポンプの制御を開始可能であり、
前記2つの制御部のうち電源投入時に前記ポンプを制御する制御部を主制御部とし、他方の制御部を副制御部としたとき、
前記2つの制御部それぞれは、主制御部であることを示すパラメータを記憶する第2の記憶部、及び当該第2の記憶部に前記パラメータを記憶させるための設定部を有しており、
前記ポンプの制御が前記主制御部をなす前記一方の制御部から前記副制御部をなす前記他方の制御部に切り替わった後であって、当該他方の制御部に設けられた前記設定部が操作されたときに、当該他方の制御部に設けられた前記第2の記憶部に前記パラメータが記憶されることにより、当該他方の制御部が前記主制御部となり、かつ、当該一方の制御部が前記副制御部になる給水装置。 - 前記2つの制御部それぞれは、前記ポンプの起動回数及び前記ポンプの積算稼働時間のうち少なくとも一方の情報を記憶する記憶部を有し、かつ、それぞれの前記記憶部に記憶された情報が同じである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の給水装置。
- 第2のポンプを備え、前記ポンプを第1のポンプとしたとき、
前記2つの制御部ぞれぞれは、前記第1のポンプ及び前記第2のポンプを同時に制御可能であり、
前記第1のポンプを制御する駆動周波数と前記第2のポンプを制御する駆動周波数とが同一となる場合を同期並列運転とし、当該同期並列運転におけるいずれか一方の駆動周波数を同期周波数としたとき、
前記同期並列運転時の制御が前記一方の制御部から前記他方の制御部に切り替わったとき、前記他方の制御部は、前記一方の制御部から当該他方の制御部に切り替わる直前の前記同期周波数を用いて前記ポンプの制御を開始可能である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の給水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020155370A JP7493782B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020155370A JP7493782B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 給水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022049260A JP2022049260A (ja) | 2022-03-29 |
JP7493782B2 true JP7493782B2 (ja) | 2024-06-03 |
Family
ID=80854051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020155370A Active JP7493782B2 (ja) | 2020-09-16 | 2020-09-16 | 給水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7493782B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009093750A1 (ja) | 2008-01-24 | 2009-07-30 | Ebara Corporation | 給水装置 |
JP2012225349A (ja) | 2004-05-10 | 2012-11-15 | Ebara Corp | 回転機械装置 |
JP2014109220A (ja) | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Ebara Corp | 給水装置および給水方法 |
WO2017090420A1 (ja) | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 株式会社荏原製作所 | 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、端末装置、給水装置、及び、給水装置の制御方法 |
JP2018053817A (ja) | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社川本製作所 | ポンプユニット、ポンプの制御装置及びポンプの制御方法 |
-
2020
- 2020-09-16 JP JP2020155370A patent/JP7493782B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012225349A (ja) | 2004-05-10 | 2012-11-15 | Ebara Corp | 回転機械装置 |
JP5568113B2 (ja) | 2004-05-10 | 2014-08-06 | 株式会社荏原製作所 | 回転機械装置 |
WO2009093750A1 (ja) | 2008-01-24 | 2009-07-30 | Ebara Corporation | 給水装置 |
JP2014109220A (ja) | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Ebara Corp | 給水装置および給水方法 |
WO2017090420A1 (ja) | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 株式会社荏原製作所 | 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置、端末装置、給水装置、及び、給水装置の制御方法 |
JP2018053817A (ja) | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 株式会社川本製作所 | ポンプユニット、ポンプの制御装置及びポンプの制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022049260A (ja) | 2022-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5210147B2 (ja) | 給水装置 | |
JP6071488B2 (ja) | 給水装置および給水方法 | |
JP2009197792A5 (ja) | ||
JP5758436B2 (ja) | 給水装置 | |
JP7493782B2 (ja) | 給水装置 | |
JP6760723B2 (ja) | 給水装置 | |
JP2008019763A (ja) | ポンプ遠隔管理システム | |
JP5663821B2 (ja) | 非常用発電機の制御装置および制御方法 | |
JP7493787B2 (ja) | 給水装置 | |
JP2018053817A (ja) | ポンプユニット、ポンプの制御装置及びポンプの制御方法 | |
JP2021076104A (ja) | 制御システムおよびポンプ装置 | |
KR101040841B1 (ko) | 차량용 공기조화기의 압축기 구동 제어장치 및 그 방법 | |
JP2010011678A (ja) | 機器制御装置およびコジェネシステム | |
JP7341476B2 (ja) | 給水装置 | |
JP2022077429A (ja) | 給水装置 | |
JP2000193286A (ja) | 故障診断装置 | |
JP2022049259A (ja) | 給水装置 | |
KR101119984B1 (ko) | 중계펌프 원격감시제어 유지관리 시스템 | |
JP7426085B2 (ja) | 給水装置 | |
JP2022003228A (ja) | 給水装置 | |
JP5518130B2 (ja) | 冷凍空調装置 | |
JP2006177206A (ja) | ポンプの自動運転制御装置 | |
JPH10220388A (ja) | 給水装置 | |
JP2023134982A (ja) | 給水装置、および給水装置の運転方法 | |
JPH0893679A (ja) | 給水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7493782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |