JP7488908B2 - 監視装置、車両、監視方法、およびプログラム - Google Patents

監視装置、車両、監視方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両の監視技術に関するものである。
近年、駐車中の車両のセキュリティを向上させることが求められている。特許文献1には、車両の周辺環境のセンシングデータに基づいて、当該周辺環境に応じたセキュリティレベルを設定する方法が提案されている。
特開2008-9615号公報
例えば鞍乗型車両では、駐車中にいたずらや盗難、転倒といった車両の異常が生じ易いが、車両コストの増加を抑制するとの観点から、単純な構成・処理で駐車中の車両の異常を検知することが望まれている。
そこで、本発明は、単純な構成・処理で駐車中の車両の異常を検知するために有利な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての監視装置は、駐車中の車両の状態を監視する監視装置であって、前記車両の一部を撮影するように前記車両に設けられた撮影手段と、前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像の特徴部を特定する特定手段と、前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像において前記特徴部の変化を検出した場合に、前記車両に異常が生じたと判定する判定手段と、を備え、前記特定手段は、前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像内に含まれる複数のオブジェクトのうち、当該映像内における位置が所定時間変化しない対象オブジェクトから前記特徴部を特定し、前記対象オブジェクトは、前記撮影手段で得られた映像内に含まれる前記車両の一部の像を含み、前記車両は鞍乗型車両であり、前記撮影手段により撮影される前記車両の一部はハンドルおよびシートのいずれか1つを含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、単純な構成・処理で駐車中の車両の異常を検知するために有利な技術を提供することができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
監視システムの構成例を示すブロック図 車両における撮影部(カメラ)の配置例を示す図 駐車中の車両を監視する監視処理を示すフローチャート 撮影部で得られた映像の一例を示す図 撮影部で得られた映像の一例を示す図 撮影部で得られた映像の一例を示す図 撮影部で得られた映像の一例を示す図 ユーザへの通知画面の一例を示す図 ユーザへの通知画面の一例を示す図
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<監視システムの構成>
以下に、本発明に係る監視システム(監視装置)を鞍乗型車両に適用する例について説明する。本発明に係る監視システムは、駐車中の車両を監視し、当該車両に生じた異常を検知するためのシステム(装置)である。車両の異常としては、例えば駐車中の車両へのいたずらや車両の盗難などが挙げられ、例えば鞍乗型車両の場合には車両の転倒も挙げられうる。また、以下の実施形態では、鞍乗型車両として自動二輪車を例示して説明するが、三輪車などの他の形式の鞍乗型車両、四輪車など鞍乗型以外の車両にも、本発明に係る監視システムを適用することができる。
図1は、本実施形態の監視システム100の構成例を示すブロック図である。本実施形態の監視システム100は、車両Vに設けられた監視装置10と、当該車両Vのユーザが所有する情報端末20とを含みうる。監視装置10と情報端末20とは、例えばBluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)などの通信方式を用いて相互に通信可能に接続されうるが、インターネットを介して相互に通信可能に接続されてもよい。
監視装置10は、例えば、システムバス16を介して相互に通信可能に接続された処理部11、記憶部12、撮影部13、音声出力部14、および通信部15を含みうる。処理部11は、例えばECU(Electronic Control Unit)であり、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含みうる。記憶部12には、プロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納されており、処理部11は、記憶部12に記憶されたプログラムをメモリ等の記憶デバイスに読み出して実行することができる。本実施形態の場合、記憶部12には、駐車中の車両Vを監視するためのアプリケーションプログラム(監視プログラム)が格納されており、処理部11は、記憶部12に記憶された監視プログラムをメモリ等の記憶デバイスに読み出して実行しうる。つまり、処理部11は、監視プログラムを実行するコンピュータとなりうる。
また、本実施形態の処理部11には、例えば、特定部11aと、判定部11bと、通知部11cとが設けられうる。特定部11aは、例えば公知の画像処理技術を用いて、車両Vの駐車中に撮影部13で得られた映像(画像)の特徴部を特定する。判定部11bは、車両Vの駐車中に撮影部13で得られた映像において、特定部11aで特定された特徴部に変化が生じた場合、当該車両Vに異常が生じたと判定する。通知部11cは、判定部11bで車両Vに異常が生じたと判定された場合に、当該車両Vに異常が生じた旨を通信部15を介して当該車両Vのユーザ(具体的には情報端末20)に通知する。
撮影部13は、例えばカメラを含み、車両Vの一部および/または車両Vの周囲を撮影して映像(画像)を取得するように車両Vに設けられる。例えば、撮影部13は、静止画を繰り返し(例えば周期的に)取得するように撮影を行ってもよいし、動画を取得するように撮影を行ってもよい。また、本実施形態の撮影部13は、図2に示すように車両Vに配置された複数のカメラ13a~13fを含みうる。図2は、鞍乗型車両としての車両Vを上方から見た図であり、車両Vにおける撮影部13(カメラ13a~13f)の配置例を示している。図中において、破線の扇形状は各カメラの撮影方向(撮影範囲)を表しており、「FR」は車両Vの前方、「RR」は車両の後方をそれぞれ示している。図2に示す例では、カメラ13aは、車両Vの一部(例えばシート32)の像を含む車両Vの後方の映像を取得するように車両Vに設けられている。カメラ13bは、車両Vの一部(例えばバーハンドル31(ハンドル)、シート32)の像を含む車両Vの前方の映像を取得するように車両Vに設けられている。カメラ13c~13fは、車両Vの周囲の映像を取得するように車両Vに設けられている。カメラ13cは車両Vの前方、カメラ13dは車両Vの後方、カメラ13eは車両Vの左側方、カメラ13fは車両Vの右側方をそれぞれ撮影しうる。
音声出力部14は、例えばスピーカを含み、車両Vの外部に音声を出力する。音声出力部14から出力される音声は、任意に設定可能であるが、例えば警告音や音楽、人の声などでありうる。また、通信部15は、例えばBluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)などの通信方式を用いて情報端末20と通信可能に接続される。具体的には、通信部15は、情報端末20に情報を送信する送信部としての機能と、情報端末20から情報を受信する受信部としての機能とを有しうる。
情報端末20は、例えばスマートフォンやタブレット端末など車両V(監視装置10)と情報の送受信を行うことができる装置であり、例えば、処理部21、記憶部22、表示部23、および通信部24を含みうる。処理部21は、CPUに代表されるプロセッサ、半導体メモリ等の記憶デバイス、外部デバイスとのインタフェース等を含む。記憶部22には、プロセッサが実行するプログラムやプロセッサが処理に使用するデータ等が格納されており、処理部21は、記憶部22に記憶されたプログラムをメモリ等の記憶デバイスに読み出して実行することができる。表示部23は、例えばディスプレイであり、監視装置10から受信した情報など様々な情報を表示(出力)する。通信部24は、例えばBluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)などの通信方式を用いて車両V(監視装置10)と通信可能に接続される。具体的には、通信部15は、車両V(監視装置10)に情報を送信する送信部としての機能と、車両V(監視装置10)から情報を受信する受信部としての機能とを有しうる。
<監視処理>
次に、監視プログラムが実行されたときに処理部11で行われる処理(監視処理)のフローについて説明する。図3は、処理部11で行われる監視処理を示すフローチャートである。本フローチャートでは、撮影部13による撮影が繰り返し(連続的に、周期的に)行われているものとする。例えば、本フローチャートでは、撮影部13により動画が取得されているものとする。なお、車両Vの監視処理は、撮影部13で得られた映像に基づいて車両Vの異常を判定(検知)する判定処理(検知処理)として理解されてもよい。
ステップS11では、処理部11は、監視処理を開始するか否かを判断する。例えば、処理部11は、車両Vのイグニッション(イグニッションスイッチ)がオフされた場合に、車両Vが駐車された(車両Vの駐車が開始された)と判断して、監視処理を開始すると判断することができる。また、処理部11は、車両Vに備えられた入力部(不図示)を介してユーザ(運転者など)から監視処理の開始指示を受け付けた場合に、監視処理を開始すると判断してもよい。処理部11は、監視処理を開始すると判断するまでステップS11を繰り返し実行し、監視処理を開始すると判断した場合にステップS12に進む。
ステップS12では、処理部11(特定部11a)は、車両Vの駐車中(具体的には、ステップS11で監視処理を開始すると判断した後)に撮影部13で得られた映像の特徴部を特定する。例えば、処理部11は、映像の特徴部を特定する際に、公知の画像処理技術を用いることができる。一例として、処理部11は、撮影部13で得られた映像内において、角部(コーナー)や曲率、明度の変化、色の変化などの特徴量を有する部分(特徴点)を抽出し、抽出した特徴点の特徴量や位置関係などを示す情報を映像の特徴部として特定(認識)することができる。
ここで、処理部11は、撮影部13で得られた映像内に含まれるオブジェクトのうち、当該映像内における位置(および/または姿勢)が所定時間変化しないオブジェクト(以下では、対象オブジェクトと称する)から特徴部を特定するとよい。これにより、撮影部13で得られた映像内において移動しているオブジェクト(例えば人や車など)から特徴部を特定することを回避することができ、車両Vの異常の誤検知を低減することができる。なお、所定時間は、任意に設定可能であるが、一例として数十秒~数分の範囲内で設定されうる。
図4Aは、撮影部13(カメラ13b)で得られた映像41の一例を示している。図4Aに示される映像41には、車両Vのバーハンドル31およびシート32の像が含まれている。駐車中の車両Vでは、ハンドルロックが掛けられており、カメラ13bとバーハンドル31との位置関係が固定されているため、車両Vの異常(いたずらや転倒等)がない限り、映像41内におけるバーハンドル31の像の位置および/または姿勢は変化しない。したがって、本実施形態では、処理部11(特定部11a)は、映像41に含まれるバーハンドル31の像を対象オブジェクトとして決定し、当該バーハンドル31の両端を繋ぐ直線Faを当該映像41の特徴部として特定することができる。また、カメラ13bが車体フレームに固定されている場合、カメラ13bとシート32との位置関係が固定されるため、車両Vの異常がない限り、映像41内におけるシート32の像の位置および/または姿勢は変化しない。したがって、処理部11(特定部11a)は、映像41に含まれるシート32の像を対象オブジェクトとして決定し、当該シート32の像の一部Faを当該映像41の特徴部として特定してもよい。
図5Aは、撮影部13(例えばカメラ13c)で得られた映像42の一例を示している。図5Aに示される映像42は、車両Vの周囲の映像であり、一例として、防波堤に車両Vを駐車したときにカメラ13cで得られた映像を示している。この場合、処理部11(特定部11a)は、映像42内における位置が所定時間変化しない被写体像を対象オブジェクトとして決定し、当該被写体像において特徴量が比較的大きい箇所Fb~Fbを、当該映像42の特徴部としてそれぞれ特定しうる。また、処理部11は、映像42内における直線部分(例えば、箇所FbとFbとを繋ぐ直線(水平線))を当該映像42の特徴部としてもよい。ここで、対象オブジェクトとしての被写体像は、自然物であってもよいし、人工物であってもよい。対象オブジェクトとなりうる自然物としては、例えば、水平線、樹木、岩などが挙げられうる。また、対象オブジェクトとなりうる人工物としては、地面(道路の白線)や標識、建物(ビル等)などが挙げられうる。
ステップS13では、処理部11(判定部11b)は、車両Vの駐車中に撮影部13で新たに得られた映像において、ステップS12で特定した特徴部の変化を検出したか否かを判断する。例えば、処理部11は、ステップS12で用いた映像内における特徴部の位置および姿勢の少なくとも一方を基準として、撮影部13で新たに得られた映像における当該特徴部の位置および姿勢のいずれか一方が当該基準から変化したか否かを判断する。そして、新たに得られた映像において特徴部の変化を検出した場合には、車両Vに異常が生じたと判定してステップS14に進む。なお、処理部11は、特徴部の変化を検出した場合に、音声出力部14に音声(例えば警告音)を出力させてもよい。
ステップS14では、処理部11(判定部11b)は、ステップS13で検出された特徴部の変化の態様を特定し、特定した特徴部の変化の態様に基づいて、車両Vの異常の種類を判定する。例えば、監視装置10の記憶部12には、特徴部の種類、特徴部の変化の態様、および車両Vの異常の種類の対応関係を示す情報が予め記憶されている。処理部11は、記憶部12に記憶されている当該情報を参照することにより、特徴部の変化の態様に基づいて、車両Vの異常の種類を判定することができる。次いで、ステップS15では、処理部11(通知部11c)は、駐車中の車両Vに異常が生じた旨を通信部15を介してユーザに通知する(具体的には、駐車中の車両Vに異常が生じたことを示す情報を情報端末20に送信する)。
ここで、特徴部の種類とは、図4Aおよび図5Aを参照して上述したように、バーハンドル31の両端を繋ぐ直線Faや、シート32の一部Fa、被写体像において特徴量が比較的大きい箇所Fb~Fbなどのことである。特徴部の変化の態様とは、映像内における特徴部の位置および姿勢の少なくとも一方が変化することや、映像内における複数の特徴部の位置関係が変化すること、映像内に含まれていた特徴部が含まれなくなったことなどを含みうる。また、車両Vの異常の種類とは、ユーザの意図しないハンドルロックやシートロックの解除(即ち、ハンドルの回転やシートの開閉)、車両Vの転倒などを含みうる。
また、ステップS13において、新たに得られた映像において特徴部の変化を検出しなった場合にはステップS16に進む。ステップS16では、処理部11は、監視処理を終了するか否かを判断する。例えば、処理部11は、車両Vのイグニッション(イグニッションスイッチ)がオンされた場合に、監視処理を終了すると判断することができる。或いは、処理部11は、車両Vの駐車が開始されてから(例えば、イグニッションがオフされたときから、または、ユーザから監視処理の開始指示があったときから)一定の期間が経過した場合に監視処理を終了すると判断してもよい。これは、車両Vの駐車が開始されてから一定の期間が経過した場合には、車両Vが安全な場所(即ち、いたずらや盗難、転倒の可能性が低い場所)に駐車されていると判断することができるからである。このように車両に異常が生じる可能性の低い場合に監視処理を終了することで、車両Vにおけるバッテリ残量の低下を低減することができる。なお、一定の期間は、任意に設定可能であるが、一例として1日、または、数日~数週間の範囲内で設定されうる。ステップS16で監視処理を終了しないと判断した場合にはステップS13に戻り、監視処理を終了すると判断した場合には本フローチャートを終了する。
次に、ステップS13~S15で実行される処理の具体例を説明する。
図4Bは、ステップS13において撮影部13(カメラ13b)で新たに得られた映像41の一例を示している。図4Bに示される映像41では、図4Aに示される映像41と比べ、ステップS12で特徴部として特定された直線Fa(バーハンドル31の両端を繋ぐ直線)が直線Fa’に変化している。即ち、ステップS12で特徴部として特定された直線Faの位置および姿勢(傾き)が変化している。この場合、ステップS14において、処理部11(判定部11b)は、車両Vの異常の種類として、ハンドルロックが解除されてバーハンドルが回転したと判定することができる。そして、ステップS15において、処理部11(通知部11c)は、ハンドルロックが解除されているとの車両Vの異常をユーザに通知するための通知情報を、通信部15を介して当該ユーザの情報端末20に送信する。通知情報は、特徴部の変化が検知された映像データ(画像データ)を含んでもよい。通知情報を受信した情報端末20の処理部21は、図6Aに示すように、車両Vの異常をユーザに通知するための通知画面23aを表示部23(ディスプレイ)に表示しうる。図6Aに示される通知画面23aでは、特徴部の変化が検知された映像の表示欄23aと、ハンドルロックが解除されているとのコメントの表示欄23aとが設けられている。
ここで、図4Bに図示していないが、ステップS12において特徴部として特定されたシート32の像の一部Faの位置および姿勢の少なくとも一方が変化した場合、処理部(判定部11)は、車両Vの異常の種類として、シートロックが解除されてシート32が開かれたと判定することができる。この場合においても、処理部11(通知部11d)は、シートロックが解除されているとの車両Vの異常をユーザに通知するための通知情報を、通信部15を介して当該ユーザの情報端末20に送信しうる。
図5Bは、ステップS13において撮影部13(カメラ13c)で新たに得られた映像42の一例を示している。図5Bに示される映像42では、図5Aに示される映像42と比べ、ステップS12で特徴部として特定された箇所Fb~Fbの映像内の位置がFb’~Fb’に変化している。即ち、ステップS12で特徴部として特定された箇所Fb~Fbをそれぞれ頂点とする形状(三角形状)の位置および姿勢(傾き)が変化している。この場合、ステップS14において、処理部11(判定部11b)は、車両Vの異常の種類として、車両Vの駐車位置が移動して(具体的には、車両Vが転倒して)、車両Vに取り付けられたカメラ13cが傾いたと判定することができる。そして、ステップS15において、処理部11(通知部11c)は、車両Vが転倒したとの車両Vの異常をユーザに通知するための通知情報を、通信部15を介して当該ユーザの情報端末20に送信する。通知情報を受信した情報端末20の処理部21は、図6Bに示すように、車両Vの異常をユーザに通知するための通知画面23bを表示部23(ディスプリ)に表示しうる。図6Bに示される通知画面23bでは、特徴部の変化が検知された映像の表示欄23bと、車両Vの駐車位置が移動したとのコメントの表示欄23bとが設けられている。
上述したように、本実施形態の監視システム100(監視装置10)では、撮影部13で得られた映像の特徴部を特定し、当該映像内で特徴部が変化したことに応じて車両Vの異常を検知する。これにより、撮影部13で得られた映像に基づいて車両Vの異常を精度よく検知することができるとともに、車両Vの異常を検知する際に撮影部13(カメラ)以外の他のセンサ(例えば、GPSセンサやジャイロセンサなど)を用いなくてよいため、車両コストの低減に有利となりうる。また、監視装置10で検知された車両Vの異常はユーザ(情報端末20)に通知されるため、当該ユーザは、車両Vの異常を迅速に把握することが可能となる。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の監視装置は、
駐車中の車両(例えばV)の状態を監視する監視装置(例えば10)であって、
前記車両に設けられた撮影手段(例えば13)と、
前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像(例えば、41、42)の特徴部(例えば、Fa~Fa、Fb~Fb)を特定する特定手段(例えば11a)と、
前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像において前記特徴部の変化を検出した場合に、前記車両に異常が生じたと判定する判定手段(例えば11b)と、を備える。
この実施形態によれば、撮影手段で得られた映像に基づいて車両の異常を精度よく検知することができる。また、車両の異常を検知する際に撮影手段(カメラ)以外の他のセンサを用いなくてよいため、車両コストの低減に有利となりうる。
2.上記実施形態において、
前記特定手段は、前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像内に含まれる複数のオブジェクトのうち、当該映像内における位置が所定時間変化しない対象オブジェクトから前記特徴部を特定する。
この実施形態によれば、撮影手段で得られた映像内において移動しているオブジェクト(例えば人や車)から特徴部を特定することを回避することができ、車両の異常の誤検知を低減することができる。
3.上記実施形態において、
前記撮影手段は、前記車両の一部(例えば31、32)を撮影するように前記車両に設けられ、
前記対象オブジェクトは、前記撮影手段で得られた映像内に含まれる前記車両の一部の像である。
この実施形態によれば、車両へのいたずらや盗難などの異常を検知することができる。
4.上記実施形態において、
前記車両は、鞍乗型車両であり、
前記撮影手段により撮影される前記車両の一部は、ハンドル(例えば31)およびシート(例えば32)のいずれか1つを含む。
この実施形態によれば、駐車中の車両に対するハンドルの操作(ハンドルロックの解除)やシートの開閉(シートロックの解除)を精度よく検知することができる。
5.上記実施形態において、
前記撮影手段は、前記車両の周囲を撮影するように前記車両に設けられ、
前記対象オブジェクトは、前記撮影手段で得られた映像内に含まれる前記車両の周囲の被写体像である。
この実施形態によれば、車両へのいたずらや盗難に加えて、車両の駐車位置の移動(車両の転倒を含む)などの異常を検知することができる。
6.上記実施形態において、
前記被写体像は、地面、建物および自然物のうちいずれか1つの像を含む。
この実施形態によれば、車両の転倒など、車両の駐車位置の移動を精度よく検知することができる。
7.上記実施形態において、
前記判定手段は、前記撮影手段で得られた映像における前記特徴部の変化の態様に基づいて、前記車両の異常の種類を判定する。
この実施形態によれば、ハンドルロックが解除されたのか、若しくは車両が転倒したのかなど、車両の異常に関する詳細な情報をユーザに把握させることができる。
8.上記実施形態において、
前記判定手段は、前記撮影手段で得られた映像内における前記特徴部の位置および姿勢の少なくとも一方が変化した場合に、前記車両に異常が生じたと判定する。
この実施形態によれば、映像内における特徴部の位置および姿勢の少なくとも一方の変化に基づいて、車両の異常を精度よく検知することができる。
9.上記実施形態において、
前記判定手段で前記車両に異常が生じたと判定された場合に、前記車両に異常が生じた旨を前記車両のユーザに通知する通知手段(例えば11c)を更に備える。
この実施形態によれば、車両に異常が生じたことを当該車両のユーザが迅速に把握することができる。
10.上記実施形態において、
前記判定手段は、前記車両の異常の判定処理を、前記車両の駐車が開始されてから一定の期間が経過した場合に終了する。
この実施形態によれば、一定の期間において車両の異常(即ち、特徴部の変化)が生じていない場合には、車両に異常が生じる可能性の低いと判断することができるため、この場合に判定処理(車両の監視処理)を終了することで、車両Vにおけるバッテリ残量の低下を低減することができる。
11.上記実施形態において、
前記判定手段は、前記車両のイグニッションがオフされた場合に前記車両の駐車が開始されたとして前記判定処理を開始する。
この実施形態によれば、車両のイグニッションのオフをトリガとして、車両の駐車開始を判断し、判定処理(車両の開始処理)を自動で開始することができる。
12.上記実施形態において、
前記判定手段は、前記車両の異常の判定処理を、前記車両のイグニッションがオフされた場合に開始し、前記車両のイグニッションがオンされた場合に終了する。
この実施形態によれば、車両のイグニッションのオフ/オンをトリガとして、車両の駐車開始/駐車終了を判断し、判定処理(車両の開始処理)を自動で開始/終了することができる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
本願は、2020年9月30日提出の日本国特許出願特願2020-166008を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。
10:監視装置、11:処理部、11a:特定部、11b:判定部、11c:通知部、13:撮影部

Claims (12)

  1. 駐車中の車両の状態を監視する監視装置であって、
    前記車両の一部を撮影するように前記車両に設けられた撮影手段と、
    前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像の特徴部を特定する特定手段と、
    前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像において前記特徴部の変化を検出した場合に、前記車両に異常が生じたと判定する判定手段と、
    を備え、
    前記特定手段は、前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像内に含まれる複数のオブジェクトのうち、当該映像内における位置が所定時間変化しない対象オブジェクトから前記特徴部を特定し、
    前記対象オブジェクトは、前記撮影手段で得られた映像内に含まれる前記車両の一部の像を含み、
    前記車両は鞍乗型車両であり、前記撮影手段により撮影される前記車両の一部はハンドルおよびシートのいずれか1つを含む、ことを特徴とする監視装置。
  2. 前記撮影手段は、前記車両の一部および前記車両の周囲を撮影するように前記車両に設けられ、
    前記対象オブジェクトは、前記撮影手段で得られた映像内に含まれる前記車両の周囲の被写体像を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記被写体像は、地面、建物および自然物のうちいずれか1つの像を含む、ことを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  4. 前記判定手段は、前記撮影手段で得られた映像における前記特徴部の変化の態様に基づいて、前記車両の異常の種類を判定する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の監視装置。
  5. 前記判定手段は、前記撮影手段で得られた映像内における前記特徴部の位置および姿勢の少なくとも一方が変化した場合に、前記車両に異常が生じたと判定する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の監視装置。
  6. 前記判定手段で前記車両に異常が生じたと判定された場合に、前記車両に異常が生じた旨を前記車両のユーザに通知する通知手段を更に備える、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の監視装置。
  7. 前記判定手段は、前記車両の異常の判定処理を、前記車両の駐車が開始されてから一定の期間が経過した場合に終了する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の監視装置。
  8. 前記判定手段は、前記車両のイグニッションがオフされた場合に前記車両の駐車が開始されたとして前記判定処理を開始する、ことを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  9. 前記判定手段は、前記車両の異常の判定処理を、前記車両のイグニッションがオフされた場合に開始し、前記車両のイグニッションがオンされた場合に終了する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の監視装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の監視装置を備える車両。
  11. 車両の一部を撮影するように前記車両に設けられた撮影手段を用いて駐車中の前記車両を監視する監視方法であって、
    前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像の特徴部を特定する特定工程と、
    前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像において前記特徴部に変化が生じた場合、前記車両に異常が生じたと判定する判定工程と、
    を含み、
    前記特定工程では、前記車両の駐車中に前記撮影手段で得られた映像内に含まれる複数のオブジェクトのうち、当該映像内における位置が所定時間変化しない対象オブジェクトから前記特徴部を特定し、
    前記対象オブジェクトは、前記撮影手段で得られた映像内に含まれる前記車両の一部の像を含み、
    前記車両は鞍乗型車両であり、撮影手段により撮影される前記車両の一部はハンドルおよびシートのいずれか1つを含む、ことを特徴とする監視方法。
  12. 請求項11に記載の監視方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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