JP7488236B2 - 耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法 - Google Patents

耐火被覆材用固定金具、耐火構造および耐火構造の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、梁や柱などの構造体に耐火被覆材が被覆された耐火構造等に関するものである。
梁や柱などの鋼製の構造体は、火災等により高温となると耐力が低下するため、これを避けるために、耐火構造が必要である。
このような耐火構造としては、例えば、所定の厚みのロックウール等の耐火材を吹き付けて被覆する方法がある(例えば特許文献1)。特許文献1では、鉄骨梁に耐火材が吹き付けられて覆われる。
特開2017-128844号公報
鉄骨に耐火材を吹き付ける方法は、安価であり、大型の構造体にも適用が容易であるが、作業環境が著しく悪く、吹き付け耐火材の吹き付け厚みや密度を管理することも困難である。また、吸水によって性能が劣化するため、事前に工場で鉄骨に吹き付け施工してから運搬するのも困難である。
これに対し、ロックウールを鉄骨に巻き付けて、その状態でピンを鉄骨に溶接することでロックウールを固定する方法も提案されている。しかし、この方法では、ロックウールを固定するピンを鉄骨に溶接するために、特殊な工具が必要であり、汎用性が低い。また、現場での溶接作業が含まれるため、周囲に可燃物があると危険である。一方、ロックウールは、吸水によって性能が劣化するため、事前に工場で鉄骨にロックウールの巻き付けとピン溶接を行ってから運搬するのも困難である。
また、鉄骨の表面に下地材を接着し、ケイ酸カルシウム板を釘で固定する方法も提案されている。しかし、成形板を用いるため、取り扱い中に割れが生じるなど、施工性は必ずしも良くない。また、成形板は、鉄骨へ耐火部材を巻き付ける方法と比較して高価である。
また、鉄骨の表面に熱膨張性塗料を塗布する方法も提案されている。しかし、塗装する塗料の厚みの管理などが困難であるとともに、塗料自体が非常に高価である。このため、より安価で容易に施工が可能な方法が望まれている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である耐火構造等を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、外壁材が取り付けられるレール部材のリップ部に取り付けられ、可撓性を有する耐火被覆材を固定するための固定金具であって、先端が耐火被覆材を貫通する第1突起部及び第2突起部と、第1突起部の基端を立設支持する第1支持部と、第2突起部の基端を立設支持する第2支持部と、第1支持部と第2支持部との間を連結保持する連結部と、第1支持部に設けられてリップ部の一方面に当接する当接部と、第1支持部に設けられてリップ部の他方面へ向けて付勢するように当該他方面に当接する押圧部と、を有する耐火被覆材用固定金具である。
本発明の一態様による耐火被覆材用固定金具を用いることにより、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である耐火構造等を提供することができる。
第1実施形態に係る耐火構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係る耐火構造を示す断面図である。 第1実施形態に係る耐火構造の耐火被覆材が取り付く前の状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る耐火被覆材用固定金具の前方斜視図である。 第1実施形態に係る耐火被覆材用固定金具の後方斜視図である。 第1実施形態に係る耐火被覆材用固定金具の取り付け状態を示す拡大斜視図である。 第2実施形態に係る耐火構造を示す斜視図である。 第2実施形態に係る耐火構造の耐火被覆材が取り付く前の状態を示す斜視図である。 他の実施形態に係る耐火被覆材用固定金具の前方斜視図である。 他の実施形態に係る耐火被覆材用固定金具の後方斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各部の厚みの比率等は現実のものとは異なる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構造や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る耐火構造1を示す斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係る耐火構造1を示す断面図である。実施形態に係る耐火構造1は、構造体としての鉄骨梁2の上側に耐火性能を有する床材3が水平に配置され、鉄骨梁2の外部側(図1、2においては、左側)に耐火性能を有する外壁材4が垂直に配置され、床材3の下面と外壁材4の内側面とで構成される隅部に配置される鉄骨梁2の外壁材4と床材3に面しない部分が可撓性の有する耐火被覆材5によって被覆されている耐火構造であり、鉄骨梁2の下側には、外壁材4を取り付けるためのレール部材8が設けられている。
鉄骨梁2は本実施例では、一対のフランジ6がウェブ7によって連結された、いわゆるH形鋼である。なお、鉄骨梁2としては、フランジ6を有するものであれば、I形鋼、L字形鋼、山形鋼など特に限定されない。床材3は鉄骨梁2の上部側のフランジ6の上面に載置される。床材3は発泡軽量コンクリートパネル等からなり、火災時にはそれ自体が所定の耐火性能を有する。外壁材4は、鉄骨梁2に設けられたレール部材8を介して取り付けられる。外壁材4はカーテンウォール方式の外壁構造に採用される外壁材であり、セメント系材料やセラミック系材料等を押出成形するなどしてパネル形状に成形したものである。外壁材4は耐火性能を有しており、火災時には外壁材自体が所定の耐火性能を発揮する。外壁材4は耐火性能を有していれば、セメント系材料やセラミック系材料等をパネル形状に成形したものである必要はなく、耐火性能を有するガラスを備えたガラスパネルであっても構わない。
レール部材8は、外壁材4を取り付けるための長尺の部材であり、持ち出しファスナ9によって鉄骨梁2に取り付けられる。レール部材8は断面がC形の鋼製部材であり、一対のリップ部10とウェブ部11によって連結された、いわゆる溝型鋼である。本実施例のレール部材8の上側のリップ部10の寸法は下側のリップ部10の寸法より長くなっているが、一対のリップ部10の寸法は同じであっても構わない。また、上側のリップ部10とウェブ部11を備えた山形鋼であっても構わない。レール部材8は、鉄骨梁2の外部側(図1、2においては、左側)で、かつ、下側であって、ウェブ部11が外部側、リップ部10が室内側(図1、2においては、右側)になるように配置される。レール部材8と鉄骨梁2とは、レール部材8の上側のリップ部10の上面と鉄骨梁2の下側のフランジ6の下面とを、プレート状の持ち出しファスナ9を介して隙間を開けて、ボルト固定や溶接等によって取り付けられる。
外壁材4は、外壁材4の室内側面がレール部材8のウェブ部11の外部側面に当接するように配置され、レール部材8の下側のリップ部10の下面に取り付けられた図示しない外壁材取付金物を介してボルト等により固定される。床材3の外部側端面と外壁材4の室内側面との間に形成される隙間には、モルタル12等が充填される。尚、外壁材4は、レール部材8の下側のリップ部10の下面に取り付けられた図示しない外壁材取付金物を介してボルト等により固定されるが、鉄骨梁2のフランジ6に取り付けられた外壁材取付金物に固定されても構わない。
本実施形態の耐火構造1は、床材3の下面と外壁材4の内側面とで構成される隅部に配置される鉄骨梁2の外壁材4と床材3に面しない部分が可撓性を有する耐火被覆材5によって被覆されている耐火構造である。より詳しくは、鉄骨梁2の下部側においては、可撓性の有する耐火被覆材5の一端側が、レール部材8に取り付けられた後述する固定金具20に固定され、鉄骨梁2の上部側においては、可撓性の有する耐火被覆材5の他端側が固定金具20とは異なる固定金具である鉄骨梁側固定金具13に固定される。耐火被覆材5の一端側が固定金具20に固定され、他端側が鉄骨梁側固定金具13に固定されることで、床材3の下面と外壁材4の内側面とで構成される隅部に配置される鉄骨梁2およびレール部材8が床材3から外壁材4にかけて、耐火被覆材5で覆われるため、鉄骨梁2の外壁材4に面しない部分とレール部材8を、火災等による高温から保護する耐火構造を実現できる。
耐火被覆材5は、例えば熱膨張材が含まれるシート状の部材であることが望ましい。なお、耐火被覆材5は、取り扱い性を考慮すると、ロックウールなどの無機繊維を主成分とするものではなく、樹脂をベース材とするものが望ましい。すなわち、耐火被覆材5は、ベース材である樹脂に熱膨張材が含まれて構成されていることが望ましい。なお、樹脂としては、特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマー等を適用可能である。また、樹脂に含有させる熱膨張材としては、特に限定されないが、例えば、層状無機物、リン化合物が挙げられる。層状無機物としては、バーミキュライト、カリオン、マイカ、熱膨張性黒鉛などが挙げられ、特に熱膨張性黒鉛が好ましい。さらに、ガラスフリットや無機フィラー等を樹脂に配合してもよい。また、耐火被覆材5は、発泡体であってもよく、非発泡体であってもよい。
また、耐火被覆材5に、他の部材を組み合わせてもよい。他の部材としては、本実施形態の効果を損なわない限り特に限定されないが、耐熱性及び/又は難燃性を示す部材が好ましい。耐火被覆材5と他の部材とを組み合わせた複合体の例としては、耐火被覆材5と不燃シートとを貼合したものが挙げられ、不燃シートとしては、金属シートと無機繊維シートが挙げられる。金属シートとしては、ステンレス、アルミニウム、鉄などからなる金属シートを用いることができる。このように金属シートとの複合体とすることにより、耐火性能をより向上することができる。また他に、耐火被覆材5と無機繊維シートとの複合材も挙げられる。無機繊維シートとしては、例えば、ガラス繊維、セルロース繊維、セラミックウール繊維、ロックウール繊維等からなるシート、不織布、織布などが挙げられる。不織布、織布は、薄いアルミニウム層が積層されたものであってもよい。このような不燃シートは一種もしくは二種以上を使用することができる。
図3は、第1実施形態に係る耐火構造1の耐火被覆材5が取り付く前の状態を示す斜視図である。耐火被覆材5の一端側を固定するための固定金具20は、レール部材8の上側のリップ部10に取り付けられる。尚、下側のリップ部10であっても構わない。耐火被覆材5の他端側を固定するための鉄骨梁側固定金具13は、鉄骨梁2に取り付けられる。固定金具20が本発明に係る耐火被覆材用固定金具である。
次に、図4A、図4Bを用いて、耐火被覆材用の固定金具20について説明する。図4Aは固定金具20を前方から見た斜視図であり、図4Bは、固定金具20を後方から見た斜視図である。固定金具20は、先端が耐火被覆材5を貫通する第1突起部21及び第2突起部22と、第1突起部21の基端を立設支持する平板状の第1支持部24と、第2突起部22の基端を立設支持する平板状の第2支持部25と、第1支持部24と第2支持部25との間を連結保持する連結部26とを備えている。第1突起部21及び第2突起部22には雄ねじ23が形成されており、第1突起部21および第2突起部22に貫通された耐火被覆材5をナットにより固定することができるようになっている。第1支持部24の一端から平板状の当接部27が第1支持部24に対して略直角であって第1突起部21が立設する方向と反対側の方向に起立している。また、第1支持部24の他端から当接部27の起立方向と同じ方向に1対の押圧部28が起立している。固定金具20がレール部材8のリップ部10に取り付けられた状態で、当接部27はリップ部10の一方面に当接し、押圧部28の後述する押さえ板部31はリップ部10の他方面に向けて付勢するように当接し、また、第1突起部21および第2突起部22は水平方向を向いて配置される。
1対の押圧部28は、それぞれが、第1支持部24の両側に配置されている。1対の押圧部28は、それぞれ、第1支持部24の他端に接続して当接部27と平行に配置する支持板部29と、支持板部29の端部に接続して当接部27側に湾曲するU字状の弾性を備えたバネ部30と、バネ部30の端部に接続し先端が第1支持部24の一端側に向かって斜めに伸びる平板状の押さえ板部31を有しており、本実施形態では、押圧部28の支持板部29、バネ部30、押さえ板部31と第1支持部24は一体に形成され、当接部27、第1支持部24、連結部26、第2支持部25も一体に形成されている。押さえ板部31の先端は、押さえ板部31の先端と当接部27との間にクリアランスが生じるような位置に配置され、押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスはレール部材8のリップ部10の板厚よりも小さい寸法となっている。また、押さえ板部31の先端は波状に形成されている。尚、押さえ板部31の先端は必ずしも波状に形成されていなくても構わないが、波状に形成されていることが望ましい。波状に形成されていることにより、固定金具20をレール部材8の上側のリップ部10に取り付けた場合に、押さえ板部31の先端の波状部分がリップ部10の表面に食い込み、固定金具20がレール部材8から外れにくくなるためである。
連結部26は第1支持部24と第2支持部25との間を連結保持する長尺の板部材であって、第1支持部24の他端側であって1対の押圧部28の間から伸びて第2支持部25に接続している。第2支持部25が第1支持部24に対して、第1突起部21の立設する方向と反対側の方向であって、第2支持部25と第1支持部24とが段違いで平行になるように、連結部26は曲折して第2支持部25と第1支持部24とに接続する。第1突起部21と第2突起部22は、それぞれの先端が同じ方向に向くように、第1支持部24と第2支持部25とに立設支持している。
固定金具20の材質としては、耐火構造1に用いる金具であるため、火災等による高温の雰囲気下でも容易に変形しない材質であることが望ましい。そのため、例えば、鉄板や亜鉛メッキ鋼板やステンレス鋼板などを適用可能であり、バネ部30のバネ性を考慮すると、特に、ばね用ステンレス鋼板が適している。
次に、図5を用いて固定金具20のレール部材への取り付けについて説明する。固定金具20は、レール部材8の上側のリップ部10に取り付けられる。尚、下側のリップ部10であっても構わない。押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスにリップ部10の先端が挿入されるように、固定金具20をリップ部10に押し込むことによって、固定金具20はレール部材8に取り付けられる。押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスはレール部材8のリップ部10の板厚よりも小さい寸法となっており、バネ部30は弾性を有していることから、バネ部30の付勢力により押圧部28の押さえ板部31がリップ部10側へ付勢して、当接部27と押さえ板部31はリップ部10を挟むことで保持する。また、押さえ板部31は、先端が第1支持部24の一端側、すなわち、第1支持部24と当接部27の接続部位に向かって斜めに伸びるため、固定金具20がリップ部10から抜く方向に移動しようとすると、押さえ板部31の先端がリップ部10に食い込む方向に作用するため、固定金具20がリップ部10から外れることを防止することができる。また、押さえ板部31の先端は波状に形成されているため、さらに、固定金具20がリップ部10から外れにくくなっている。
固定金具20がレール部材8のリップ部10に取り付けられた状態で、第2支持部25が、レール部材8に干渉しない位置であって、かつ、第1支持部材24よりも外壁材4側に配置して外壁材4の室内側面に当接するように、連結部26は曲折して第1支持部24と第2支持部25を接続しているので、第2支持部25に立設支持する第2突起部22に耐火被覆材5が固定された場合に、耐火被覆材5が外壁材4から浮き上がることを防止することができる。
固定金具20の第1支持部24、第2支持部25、連結部26のいずれかに、補強のため、図示されない補強リブや補強ビードを設けても構わない。補強リブまたは補強ビードによって、補強リブまたは補強ビードが設けられた第1支持部24、第2支持部25、連結部26の剛性が高くなるため、耐火被覆材5の重み等による第1支持部24、第2支持部25、連結部26の撓みを抑制することができる。
次に、図1、2、3を用いて、固定金具20を用いて耐火被覆材5が鉄骨梁2を覆う耐火構造1について具体的に説明する。
本実施形態の耐火構造1は、鉄骨梁2の上側に耐火性能を有する床材3が水平に配置され、鉄骨梁2の外部側に耐火性能を有する外壁材4が垂直に配置され、床材3の下面と外壁材4の室内側面とで構成される隅部に配置される鉄骨梁2の外壁材4と床材3に面しない部分が耐火被覆材5によって被覆される耐火構造である。鉄骨梁2の下側には外壁材4を取り付けるためのレール部材8が設けられ、レール部材8には耐火被覆材5を固定するための固定金具20が取り付けられ、固定金具20がレール部材8に取り付けられた状態で第2支持部25は外壁材4の室内側面に当接している。また、鉄骨梁2には耐火被覆材5を固定するための鉄骨梁側固定金具13が取り付けられている。尚、鉄骨梁側固定金具13は本発明者が出願した特願2020-113278に記載された固定金具であって、固定金具20と同様に雄ねじが形成された突起部を有しているが、必ずしもこれには限定されず、他の公知の固定金具を用いても構わない。
耐火被覆材5の一端側をレール部材8に取り付けられた固定金具20の第1突起部21および第2突起部22に貫通させ、雄ねじ23が形成された第1突起部21および第2突起部22にナット40を締結することで、耐火被覆材5の一端側は固定金具20に固定される。同様に、耐火被覆材5の中間部と他端側を鉄骨梁2に取り付けられた鉄骨梁側固定金具13の突起部に貫通させ、雄ねじが形成された突起部にナット40を締結することで、鉄骨梁側固定金具13に固定される。尚、耐火被覆材5の一端側は、雄ねじ23が形成された第1突起部21および第2突起部22にナット40を締結することで固定金具20に固定されるが、第1突起部21および第2突起部22は水平方向を向いて配置されているため、耐火被覆材5の一端側は、レール部材8に取り付けられた固定金具20の第1突起部21および第2突起部22が貫通させるだけで固定金具20に固定することができるので、必ずしもナット40を締結しなくても構わない。
本実施形態の耐火構造1によれば、固定金具20を当接部27と押圧部28とによってレール部材8のリップ部10に固定するため、溶接も不要であり、容易に固定金具20をレール部材8のリップ部10に取り付けることができる。また、固定金具20の第1突起部21および第2突起部22へ耐火被覆材5を貫通させるだけで、耐火被覆材5を固定金具20に固定することができる。
また、第1突起部21および第2突起部22に雄ねじ23が形成されているため、ナット40によって、確実に耐火被覆材5の脱落を抑制することができる。また、耐火被覆材5は熱膨張材が含まれた樹脂製であるため、作業環境の悪化を抑制し、軽量であるため作業も容易である。また、ベース材として樹脂を適用することで、従来の無機繊維を主成分とするロックウール等と比較して、耐水性に優れ、運搬時の劣化等を抑制可能であるため、運搬作業も容易である。従って、本実施形態の耐火構造1では、床材3の下面と外壁材4の内側面とで構成される隅部に配置される鉄骨梁2およびレール部材8が、床材3から外壁材4にかけて、耐火被覆材5で覆われるため、鉄骨梁2の外壁材4に面しない部分とレール部材8を、火災等による高温から保護する耐火構造を実現できると共に、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である耐火構造を提供することができる。
なお、ナット40として、いわゆる丸形スピードナット(Round Type Speed Nut)と呼ばれるものを使用すれば、雄ねじ23への差し込みのみで容易に固定が可能となり、より好ましい。
また、第1突起部21および第2突起部22に雄ねじ23が形成されていなくてもよく、例えば、針金状の突起であってもよい。この場合には、耐火被覆材5に第1突起部21および第2突起部22を突き刺して、その後先端を屈曲させることで、耐火被覆材5の脱落を抑制することができる。
次に、固定金具20を用いて耐火被覆材5が鉄骨梁2を覆う耐火構造1の施工方法について具体的に説明する。
レール部材8のリップ部10に固定金具20を取り付け、鉄骨梁2に鉄骨梁側固定金具13を取り付ける。固定金具20のリップ部10への取り付けは、固定金具20の押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスにリップ部10の先端を挿入し、固定金具20をリップ部10に押し込んで行う。次に、鉄骨梁2を覆うように耐火被覆材5の他端部側と中間部を鉄骨梁側固定金具13に固定する。次に、耐火被覆材5の一端側を固定金具20の第1突起部及び第2突起部22に貫通させて、雄ねじ23が形成された第1突起部および第2突起部22にナット40を締結し、耐火被覆材5の一端側を固定金具20に固定し、鉄骨梁2およびレール部材8を耐火被覆材5によって被覆する。
耐火被覆材5の一端側を固定金具20に固定されることで、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である。
次に図6、7を用いて、第2実施形態に係る耐火構造50について説明する。第2実施形態に係る耐火構造50と第1実施形態に係る耐火構造1の相違は、第1実施形態に係る耐火構造1では、鉄骨梁2の上側に耐火性能を有する床材3が水平に配置されていたが、第2実施形態に係る耐火構造50では、鉄骨梁2の上側に耐火性能を有する床材3が水平に配置されておらず、鉄骨梁2の上側にも外壁材4を取り付けるためのレール部材8が設けられている点であり、他の構成は第1実施形態に係る耐火構造1と同じである。以下、第1実施形態に係る耐火構造1と共通する構成については、同じ符号を示す。
本実施形態の耐火構造50は、鉄骨梁2の外部側に耐火性能を有する外壁材4が垂直に配置され、外壁材4の室内側に配置された鉄骨梁2の外壁材4に面しない部分を上側のフランジ6から下側のフランジ6にかけて、耐火被覆材5によって被覆する耐火構造である。鉄骨梁2の上側および下側には外壁材4を取り付けるためのレール部材8が設けられ、上下に設けられたレール部材8には耐火被覆材5を固定するための固定金具20が取り付けられ、固定金具20がレール部材8に取り付けられた状態で第2支持部25は外壁材4の室内側面に当接している。また、鉄骨梁2には耐火被覆材5を固定するための鉄骨梁側固定金具13が取り付けられている。尚、鉄骨梁側固定金具13は本発明者が出願した特願2020-113278に記載された固定金具であって、固定金具20と同様な雄ねじが形成された突起部を有しているが、必ずしもこれには限定されず、他の公知の固定金具を用いても構わない。
耐火被覆材5の一端側は、鉄骨梁2の下側に設けられたレール部材8に取り付けられた固定金具20の第1突起部21および第2突起部22が貫通し、雄ねじ23が形成された第1突起部21および第2突起部22にナット40を締結することで、固定金具20に固定される。同様に、耐火被覆材5の中間部は鉄骨梁2に取り付けられた鉄骨梁側固定金具13の突起部が貫通し、雄ねじが形成された突起部にナット40を締結することで、鉄骨梁側固定金具13に固定される。また、耐火被覆材5の他端側は、鉄骨梁2の上側に設けられたレール部材8に取り付けられた固定金具20の第1突起部21および第2突起部22が貫通し、雄ねじ23が形成された第1突起部21および第2突起部22にナット40を締結することで、固定金具20に固定される。尚、耐火被覆材5の一端側と他端側は、雄ねじ23が形成された第1突起部21および第2突起部22にナット40を締結することで固定金具20に固定されるが、第1突起部21および第2突起部22は水平方向を向いて配置されているため、耐火被覆材5の一端側と他端側は、レール部材8に取り付けられた固定金具20の第1突起部21および第2突起部22に貫通させるだけで固定金具20に固定することができるので、必ずしもナット40を締結しなくても構わない。
本実施形態の耐火構造50によれば、固定金具20を当接部27と押圧部28とによってレール部材8のリップ部10に固定するため、溶接も不要であり、容易に固定金具20をレール部材8のリップ部10に固定することができる。また、固定金具20の第1突起部21および第2突起部22へ耐火被覆材5を貫通させるだけで、耐火被覆材5を外壁4の室内側面に当接する第1突起部21および第2突起部22に取り付けられる固定金具20に固定することができる。
また、第1突起部21および第2突起部22に雄ねじ23が形成されているため、ナット40によって、確実に耐火被覆材5の脱落を抑制することができる。また、耐火被覆材5は熱膨張材が含まれた樹脂製であるため、作業環境の悪化を抑制し、軽量であるため作業も容易である。また、ベース材として樹脂を適用することで、従来の無機繊維を主成分とするロックウール等と比較して、耐水性に優れ、運搬時の劣化等を抑制可能であるため、運搬作業も容易である。従って、本実施形態の耐火構造50では、耐火被覆材5の一端側および他端側が固定金具20に固定されることで、鉄骨梁2の外壁材4に面しない部分とレール部材8が、鉄骨梁2の上側のフランジ6から下側のフランジ6にかけて、耐火被覆材5によって被覆されるため、鉄骨梁2と上側および下側に設けられたレール部材8を、火災等による高温から保護する耐火構造を実現できると共に、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である耐火構造を提供することができる。
なお、ナット40として、いわゆる丸形スピードナット(Round Type Speed Nut)と呼ばれるものを使用すれば、雄ねじ23への差し込みのみで容易に固定が可能となり、より好ましい。
また、第1突起部21および第2突起部22に雄ねじ23が形成されていなくてもよく、例えば、針金状の突起であってもよい。この場合には、耐火被覆材5に第1突起部21および第2突起部22を突き刺して、その後先端を屈曲させることで、耐火被覆材5の脱落を抑制することができる。
次に、固定金具20を用いて耐火被覆材5が鉄骨梁2を覆う耐火構造50の施工方法について具体的に説明する。
鉄骨梁2の上側および下側に設けられたレール部材8のリップ部10に固定金具20を取り付け、鉄骨梁2に鉄骨梁側固定金具13を取り付ける。固定金具20のリップ部10への取り付けは、固定金具20の押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスにリップ部10の先端を挿入し、固定金具20をリップ部10に押し込んで行う。次に、鉄骨梁2を覆うように耐火被覆材5の他端部側を固定金具20の第1突起部21及び第2突起部22に貫通させて、雄ねじ23が形成された第1突起部21および第2突起部22にナット40を締結する。次に、耐火被覆材5の中間部は鉄骨梁側固定金具13に固定する。次に、耐火被覆材5の一端側を固定金具20の第1突起部21及び第2突起部22に貫通させて、雄ねじ23が形成された第1突起部21および第2突起部22にナット40を締結し、耐火被覆材5の一端側を固定金具20に固定し、鉄骨梁2およびレール部材8を耐火被覆材5によって被覆する。
耐火被覆材5の一端側と他端側を固定金具20に固定されることで、作業性が良好であり、安価に施工することが可能である。
次に図8A、8Bを用いて、第2実施形態に係る耐火被覆材用の固定金具51について説明する。図8Aは固定金具51を前方から見た斜視図であり、図8Bは、固定金具51を後方から見た斜視図である。第2実施形態に係る固定金具51と第1実施形態に係る固定金具20の相違は、第1実施形態に係る固定金具20では、押圧部28の支持板部29、バネ部30、押さえ板部31と第1支持部24は一体に形成され、当接部27、第1支持部24、連結部26、第2支持部25も一体に形成されているが、第2実施形態に係る固定金具51は、押圧部28が第1支持部24に対して一体ではなく別体に設けられている点であり、他の構成は第1実施形態に係る固定金具20と同じである。以下、第1実施形態に係る固定金具20と共通する構成については、同じ符号を示す。
固定金具51は、先端が耐火被覆材5を貫通する第1突起部21及び第2突起部22と、第1突起部21の基端を立設支持する平板状の第1支持部24と、第2突起部22の基端を立設支持する平板状の第2支持部25と、第1支持部24と第2支持部25との間を連結保持する連結部26とを備えている。第1突起部21及び第2突起部22には雄ねじ23が形成されており、第1突起部21及び第2突起部22に貫通された耐火被覆材5をナット40により固定することができるようになっている。第1支持部24の一端から平板状の当接部27が第1支持部24に対して直角に、第1突起部21が立設する方向と反対側の方向に起立し、第1支持部24の第1突起部21が立設する側の面と反対側の面(以下、第1支持部24の裏側面という。)に押圧部52が接続される。
押圧部52は、第1支持部24の裏側面に接続する固定部53と、固定部53の一端から固定部53に対して直角に接続して当接部27と平行に配置する支持板部29と、支持板部29の端部に接続して当接部27側に湾曲するU字状の弾性を備えたバネ部30と、バネ部30の端部に接続し先端が第1支持部24の一端側に向かって斜めに伸びる平板状の押さえ板部31を有しており、本実施形態では、押圧部52の固定部53、支持板部29、バネ部30、押さえ板部31は一体に形成され、当接部27、第1支持部24、連結部26、第2支持部25も一体に形成されている。固定部53は、第1支持部24の裏側面に締結手段としてのリベット54により固定されている。尚、固定部53と第1支持部24との固定は、他の締結手段、例えば、ネジや溶接により固定されても構わない。押さえ板部31の先端は、押さえ板部31の先端と当接部27との間にクリアランスが生じるような位置に配置され、押さえ板部31の先端と当接部27との間のクリアランスはレール部材8のリップ部10の板厚よりも小さい寸法となっている。また、押さえ板部31の先端は波状に形成されている。また、平板状の第1支持部24の両側には補強のためのリブ55が形成されている。
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
1…耐火構造、2…鉄骨梁、3…床材、4…外壁材、5…耐火被覆材、6…フランジ、7…ウェブ、8…レール部材、9…持ち出しファスナ、10…リップ部、11…ウェブ部、12…モルタル、13…鉄骨梁側固定金具、20…固定金具、21…第1突起部、22…第2突起部、23…雄ねじ、24…第1支持部、25…第2支持部、26…連結部、27…当接部、28…押圧部、29…支持板部、30…バネ部、31…押さえ板部、40…ナット、50…耐火構造、51…固定金具、52…押圧部、53…固定部、54…リベット、55…リブ

Claims (12)

  1. 外壁材が取り付けられるレール部材のリップ部に取り付けられ、可撓性を有する耐火被覆材を固定するための固定金具であって、
    先端が耐火被覆材を貫通する第1突起部及び第2突起部と、
    前記第1突起部の基端を立設支持する第1支持部と、
    前記第2突起部の基端を立設支持する第2支持部と、
    前記第1支持部と前記第2支持部との間を連結保持する連結部と、
    前記第1支持部に設けられて前記リップ部の一方面に当接する当接部と、
    前記第1支持部に設けられて前記リップ部の他方面へ向けて付勢するように当該他方面に当接する押圧部と、を有することを特徴とする耐火被覆材用固定金具。
  2. 前記第1突起部の先端と第2突起部の先端とが同じ方向に向いていることを特徴とする請求項1に記載の耐火被覆材用固定金具。
  3. 前記第1支持部、前記第2支持部、または前記連結部のいずれかには、補強リブまたは補強ビードの少なくとも一方が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の耐火被覆材用固定金具。
  4. 前記固定金具が前記レール部材の前記リップ部に取り付けられた状態で、前記第2支持部は前記第1支持部よりも前記外壁材側に配置して、前記第2支持部は前記外壁材の室内側面に当接するように配置していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の耐火被覆材用固定金具。
  5. 前記固定金具が前記レール部材の前記リップ部に取り付けられた状態で、前記第2支持部は前記第1支持部よりも前記外壁側に配置して前記外壁材の室内側面に当接するように前記連結部が曲折していることを特徴とする請求項4に記載の耐火被覆材用固定金具。
  6. 前記第1突起部及び前記第2突起部には雄ねじが形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の耐火被覆材用固定金具。
  7. 外壁材を取り付けるためのレール部材が設けられた鉄骨梁の、前記外壁材に面しない部分が可撓性を有する耐火被覆材によって被覆され、前記レール部材に取り付けられると共に一部が前記外壁材の室内側面に当接する固定金具に前記耐火被覆材が固定される耐火構造において、
    前記固定金具は、請求項1から6のいずれか1項に記載の耐火被覆材用固定金具であって、前記第2支持部が前記外壁材の室内側面に当接し、
    前記第1突起部及び第2突起部が、前記耐火被覆材に貫通することで、前記耐火被覆材が前記固定金具に固定されることを特徴とする耐火構造。
  8. 前記請求項7に記載された耐火構造において、前記固定金具は請求項6に記載された耐火被覆材用固定金具であって、
    前記第1突起部及び前記第2突起部を前記耐火被覆材に貫通させ、ナットを前記雄ねじに締結することにより、前記耐火被覆材が前記固定金具に固定されることを特徴とする耐火構造。
  9. 前記耐火被覆材は、ベース材である樹脂に熱膨張材が含まれて構成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の耐火構造。
  10. 前記固定金具は、前記当接部と前記押圧部とが前記レール部材の前記リップ部を挟むことで、前記固定金具が前記レール部材に取り付けられることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の耐火構造。
  11. 外壁材を取り付けるためのレール部材が設けられた鉄骨梁の、前記外壁材に面しない部分が可撓性を有する耐火被覆材によって被覆され、前記レール部材に取り付けられると共に一部が前記外壁材の室内側面に当接する固定金具に前記耐火被覆材が固定される耐火構造の施工方法において、
    前記固定金具は、請求項1から6のいずれか1項に記載の耐火被覆材用固定金具であって、
    前記レール部材のリップ部に前記固定金具を取り付けて、前記第2支持部が前記外壁材の室内側面に当接し、
    前記第1突起部及び第2突起部が前記耐火被覆材を貫通することで、前記耐火被覆材が前記固定金具に固定され、
    前記鉄骨梁を前記耐火被覆材によって被覆することを特徴とする耐火構造の施工方法。
  12. 前記固定金具は、請求項6に記載の耐火被覆材用固定金具であって、
    前記耐火被覆材を貫通した前記第1突起部及び第2突起部の前記雄ねじにナットが締結されて、前記耐火被覆材が前記固定金具に固定されることを特徴とする請求項11に記載の耐火構造の施工方法。
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