JP7488112B2 - 隙間調整装置及びブレーキ装置 - Google Patents
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Description
上記隙間調整装置について、前記ブレーキシリンダは、鉄道車両に設けられ、前記鉄道車両に搭載されるタンクから供給される圧縮空気によって前記シリンダロッドが駆動され、前記供給部は、前記タンクから供給される圧縮空気を前記分岐部を介して前記隙間調整器に供給することが好ましい。
上記隙間調整装置について、前記検知部は、前記シリンダロッドの移動量が前記所定値以上であるときに前記供給部を供給状態にするとともに、前記シリンダロッドの移動量が所定値未満であるときに前記供給部を排出状態にするスイッチであることが好ましい。
上記隙間調整装置について、前記ブレーキシリンダは、常用ブレーキシリンダと駐車ブレーキシリンダとを備え、前記供給部は、前記駐車ブレーキシリンダに供給される圧縮空気の配管を分岐させて前記エネルギーとして前記隙間調整器に供給する分岐部を備えることが好ましい。
以下、図1~図5を参照して、隙間調整装置を備えたキャリパブレーキ装置の第1実施形態について説明する。
(1)シリンダ装置60の第1ロッド73の移動にともなって生じるエネルギーとは異なるエネルギーを使って隙間調整器101が間隔を狭くする動作を行う。このため、シリンダ装置60の駆動力をキャリパブレーキ装置20の動作のみに使用することができる。
(3)シリンダ装置60に供給される圧縮空気を分岐部111によってメカニカルバルブ113に供給することで隙間調整器101を駆動するためのエネルギーを別途用意する必要がないため、隙間調整器101を簡単に動作させることができる。
(5)検知スイッチ90が第1ロッド73の移動を直接検知するため、第1ロッド73の移動を別部材で検知して検知部に伝達する場合と比較して、部品点数を低減することができる。
以下、図6~図8を参照して、隙間調整装置を備えたキャリパブレーキ装置の第2実施形態について説明する。この実施形態のキャリパブレーキ装置は、駐車ブレーキシリンダを備えていない点が上記第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
(5)検知スイッチ90が突出ロッド93の移動を直接検知するため、突出ロッド93の移動を別部材で検知して検知部に伝達する場合と比較して、部品点数を低減することができる。
以下、図9を参照して、隙間調整装置を備えた踏面ブレーキ装置の第3実施形態について説明する。
踏面ブレーキ装置300は、常用ブレーキを作動させるときには、常用ブレーキ機構320のシリンダ321に圧縮空気が供給される。ピストン323及びシリンダロッド324が駆動されると、ブレーキてこ332が支軸333を中心に回転して、さや棒335とともに押棒336を押し出す。押棒336が押し出されると、制輪子302が車輪303の踏面303Aに押し当てられる。
上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
12…制輪子
20…キャリパブレーキ装置
21…ブラケット
30…連結部材
31…基部
32…第1支持部
32A…左側支持部
32B…右側支持部
33…第2支持部
35…左側回転軸
35A…操作レバー
35B…ローラ
36…右側回転軸
40…左側アーム
41…左側延出片
42…制輪子取付部材
43…制輪子回転軸
44…回転軸
45…ボルト50…右側アーム
51…右側延出片
52…制輪子取付部材
53…制輪子回転軸
54…回転軸
55…ボルト
60…シリンダ装置
70…常用ブレーキシリンダ
71…第1シリンダ室
72…第1ピストン
73…第1ロッド
73A…収容部
74…第1ばね
75…第1空間
76…第1供給ポート
80…駐車ブレーキシリンダ
81…第2シリンダ室
82…第2ピストン
83…第2ロッド
84…第2ばね
85…第2空間
86…第2供給ポート
90…検知スイッチ
91…ローラ
92…支持部
100…隙間調整装置
101…隙間調整器
110…供給部
111…分岐部
112…第1ホース
113…メカニカルバルブ
113A…スイッチ
114…第2ホース
115…第3ホース
120…駆動ピストン
121…第1ケース
121A…延出部
121B…空気通路
122…第2ケース
122A…支持ばね
123…多角形ロッド
123A…空間
123B…六角部
124…ねじ軸
124A…空間
124B…雄ねじ
124C…六角部
125…調整ナット
125A…雌ねじ
125B…凸部
126…振動対策ばね
127…当接クラッチ
128…ワンウェイクラッチ
220…キャリパブレーキ装置
300…踏面ブレーキ装置
302…制輪子
303…車輪
303A…踏面
320…常用ブレーキ機構
321…シリンダ
322…ばね
323…ピストン
324…シリンダロッド
324A…先端部
330…ケース
332…ブレーキてこ
332A…連結ピン
333…支軸
334…球面軸受
335…さや棒
336…押棒
337…制輪子頭
340…隙間調整装置
341…隙間調整器
342…回転部
Claims (11)
- 被押圧部材と前記被押圧部材に押し当てられる摩擦材との間隔を調整するとともに、エネルギーが供給されると前記間隔を狭くする動作を行う隙間調整器と、
鉄道車両に設けられるブレーキシリンダのシリンダロッドの移動量を検知する検知部と、
前記移動量が所定値以上である場合に、前記シリンダロッドの移動にともなって生じるエネルギーとは異なるエネルギーを前記隙間調整器に供給する供給部とを備え、
前記ブレーキシリンダは、圧縮空気によって駆動され、
前記供給部は、圧縮空気を前記エネルギーとして前記隙間調整器に供給し、
前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気と前記隙間調整器に供給される圧縮空気とは、前記鉄道車両に搭載される同一のタンクから供給される
隙間調整装置。 - 前記供給部は、前記タンクから前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気の配管を分岐させて前記隙間調整器に供給する分岐部を備える
請求項1に記載の隙間調整装置。 - 前記検知部は、前記シリンダロッドが当接することで前記所定値以上移動したことを検知するスイッチである
請求項1又は2に記載の隙間調整装置。 - 前記検知部は、前記シリンダロッドの移動量が前記所定値以上であるときに前記供給部を供給状態にするとともに、前記シリンダロッドの移動量が所定値未満であるときに前記供給部を排出状態にするスイッチである
請求項3に記載の隙間調整装置。 - 前記供給部は、前記隙間調整器に圧縮空気を供給する供給状態と前記隙間調整器から圧縮空気を排出する排出状態を切り替えるバルブであって、
前記スイッチは、前記シリンダロッドの移動量が前記所定値以上である場合には前記バルブを前記供給状態に切り替え、前記シリンダロッドの移動量が前記所定値未満である場合には前記バルブを排出状態に切り替える
請求項3又は4に記載の隙間調整装置。 - 前記隙間調整器は、前記ブレーキシリンダによって駆動される一対のアームの基端部に懸架され、
前記バルブは、前記ブレーキシリンダが取り付けられるとともに前記一対のアームが支持されるキャリパ装置のボディに設けられ、
前記供給部は、前記バルブと接続して前記隙間調整器に圧縮空気を入力するホースを備える
請求項5に記載の隙間調整装置。 - 前記検知部は、非接触センサである
請求項1~5のいずれか一項に記載の隙間調整装置。 - 前記ブレーキシリンダは、常用ブレーキシリンダと駐車ブレーキシリンダとを備え、
前記供給部は、前記駐車ブレーキシリンダに供給される圧縮空気の配管を分岐させて前記エネルギーとして前記隙間調整器に供給する分岐部を備える
請求項1に記載の隙間調整装置。 - 前記隙間調整器は、前記圧縮空気が流出入する流出入部と、
前記流出入部から流入した前記圧縮空気によって軸方向に伸長し、軸方向への短縮が規制される伸縮部とを備える
請求項1に記載の隙間調整装置。 - 鉄道車両に設けられ、圧縮空気によって駆動されるブレーキシリンダと、
前記ブレーキシリンダによって駆動されディスクを挟む一対のアームと、
前記一対のアームの基端部に懸架され前記一対のアームの先端に設けられる摩擦材と前記ディスクとの間隔を調整するとともに、エネルギーが供給されると前記間隔を狭くする動作を行う隙間調整器とを備え、
前記隙間調整器は、
前記ブレーキシリンダのシリンダロッドの移動量を検知する検知部と、
前記移動量が所定値以上である場合に、前記シリンダロッドの移動にともなって生じるエネルギーとは異なるエネルギーとして圧縮空気を前記隙間調整器に供給する供給部とを備え、
前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気と前記隙間調整器に供給される圧縮空気とは、前記鉄道車両に搭載される同一のタンクから供給され、
前記供給部は、前記タンクから前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気の配管を分岐させて前記隙間調整器に供給する分岐部を備える
ブレーキ装置。 - 鉄道車両に設けられ、圧縮空気によって駆動されるブレーキシリンダと、
前記ブレーキシリンダによって駆動されるブレーキてこと、
制動時に前記ブレーキてこによって車輪の踏面に当接される制輪子と、
前記制輪子と前記車輪の踏面との間隔を調整するとともに、エネルギーが供給されると前記間隔を狭くする動作を行う隙間調整器とを備え、
前記隙間調整器は、
前記ブレーキシリンダのシリンダロッドの移動量を検知する検知部と、
前記移動量が所定値以上である場合に、前記シリンダロッドの移動にともなって生じるエネルギーとは異なるエネルギーとして圧縮空気を前記隙間調整器に供給する供給部とを備え、
前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気と前記隙間調整器に供給される圧縮空気とは、前記鉄道車両に搭載される同一のタンクから供給され、
前記供給部は、前記タンクから前記ブレーキシリンダに供給される圧縮空気の配管を分岐させて前記隙間調整器に供給する分岐部を備える
ブレーキ装置。
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JP2020091678A JP7488112B2 (ja) | 2020-05-26 | 2020-05-26 | 隙間調整装置及びブレーキ装置 |
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JP2000052952A (ja) | 1998-08-03 | 2000-02-22 | Kayaba Ind Co Ltd | ブレーキ装置 |
JP2005527420A (ja) | 2002-04-03 | 2005-09-15 | クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 電気作動式の摩耗後調節装置を制御するための方法及び装置 |
JP2013519048A (ja) | 2010-02-02 | 2013-05-23 | クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 調整器ケーシングに直接的に支持されている螺合部材を備えた、コンパクトブレーキキャリパユニットのための押棒調整器 |
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2020
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