JP7487677B2 - 配線部品及び温度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度センサによって温度が検出される電線を備えた配線部品、及び電線の温度を検出する温度検出装置に関する。
従来、電線の温度を検出する温度検出装置として、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の温度検出装置は、温度に感応する感熱体を有するサーミスタ素子と、サーミスタ素子を線状のコイル要素に組み付けるホルダとを備えており、回転電機のステータコイルに供給される電流によって発熱するコイル要素の温度を検出する。ホルダは、コイル要素に沿って配置された感熱体の補強部を保持すると共に感熱体の接触部を包み込む樹脂溜まりが設けられた感熱体ホルダと、感熱体に接続された複数の電線(引出線及びリード線)を保持する電線ホルダとを備えている。感熱体ホルダ及び電線ホルダは、いずれも射出成形された樹脂からなる樹脂成形体である。感熱体ホルダは、感熱体の接触部をコイル要素に接触させるように構成されている。
特開2017-227568号公報
特許文献1に記載された温度検出装置では、例えば射出成形時に生じる感熱体ホルダの僅かな寸法誤差により、感熱体の接触部がコイル要素に接触しない状態で固定されてしまい、温度の検出精度が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、通電により発熱する電線と温度センサとを確実に接触させて温度の検出精度の低下を抑止することが可能な配線部品及び温度検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、通電により発熱する電線と、前記電線の温度を検出する温度検出部を有する温度センサと、前記温度検出部を保持するホルダとを備え、前記ホルダは、前記温度検出部を前記電線に弾性的に押し付ける弾性部を有する、配線部品を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、通電により発熱する電線の温度を検出する温度検出部を有する温度センサと、前記温度検出部を保持するホルダとを備え、前記ホルダは、前記温度検出部を前記電線に弾性的に押し付ける弾性部を有する、温度検出装置を提供する。
本発明に係る配線部品及び温度検出装置によれば、通電により発熱する電線と温度センサとを確実に接触させて温度の検出精度の低下を抑止することが可能となる。
(a)及び(b)は、本発明の実施の形態に係る配線部品及び温度検出装置を示す外観斜視図である。 配線部品及び温度検出装置の断面図であり、(a)は図1(a)のA-A線断面、(b)は図1(a)のB-B線断面を示す。 配線部品の各構成部材を示す分解斜視図である。 図3とは異なる方向から見た配線部品の各構成部材を示す分解斜視図である。 第2の樹脂部材及び第3の樹脂部材を示す斜視図である。 図1(a)のC-C線断面図である。 実施の形態の変形例に係る配線部品及び温度検出装置の断面図である。
[実施の形態]
図1(a)及び(b)は、それぞれ異なる方向から見た本発明の実施の形態に係る配線部品及び温度検出装置を示す外観斜視図である。図2(a)は、図1(a)のA-A線断面図である。図2(b)は、図1(a)のB-B線断面図である。
配線部品1は、例えば自動車に搭載され、自動車の走行のための駆動力を発生する電動モータ(三相交流モータ)に電流を供給するために用いられる。温度検出装置10は、通電により発熱する電線の温度を検出するためのものであり、本実施の形態では第1乃至第3の電線21~23と組み合わされて配線部品1を構成している。温度検出装置10によって検出される温度が所定値以上になると、電動モータのステータコイルの過熱による損傷を防ぐべく、電動モータに供給される電流が低減もしくは遮断される。
第1乃至第3の電線21~23は、図2(b)に拡大して示すように、金属導体201の表面に絶縁被覆層202が形成された絶縁被覆電線である。絶縁被覆層202は、より具体的にはエナメル被覆層である。金属導体201は、例えば銅線である。第1乃至第3の電線21~23は、長手方向に対して垂直な断面が円形状の丸線であり、その直径が共通である。
第1乃至第3の電線21~23のそれぞれの一端部は、例えば三相交流モータのU相巻線、V相巻線、及びW相巻線にそれぞれ接続される。第1乃至第3の電線21~23のそれぞれの他端部は、例えば圧着端子を介して端子台に固定され、三相交流モータに相電流を供給するインバータに接続される。
温度検出装置10は、温度センサ3と、ホルダ4とを備えている。第1乃至第3の電線21~23は、所定の並び方向に沿って一列に並び、互いに平行に配置されている。温度センサ3は、ホルダ4に保持された温度検出部30と、温度検出部30から延びてホルダ4の外部に導出される第1及び第2のリード線31,32とを有している。温度検出部30は、温度に感応する温度検出素子300と、温度検出素子300を第1及び第2のリード線31,32のそれぞれの一端部と共に封止する封止体301とを有している。第1及び第2のリード線31,32の他端部は、例えば電動モータを制御する制御装置に接続される。
第1及び第2のリード線31,32は、撚線からなる芯線311,321と、芯線311,321を覆う絶縁材312,322とを有する絶縁電線である。なお、本実施の形態では、第1及び第2のリード線31,32が直接的に温度検出素子300に接続されているが、これに限らず、温度検出素子300に接続されて封止体301の外部に延出されたた一対のリードワイヤに、第1及び第2のリード線31,32の芯線311,321がそれぞれ例えば半田付けにより接続されていてもよい。
本実施の形態では、温度センサ3がサーミスタであり、温度検出素子300の電気抵抗が温度に応じて変化する。温度検出素子300は、金属酸化物焼結体300aと、金属酸化物焼結体300aを挟む一対の電極板300b,300cとを有している。第2の電線22が通電により発熱すると、その熱が封止体301を熱伝導して金属酸化物焼結体300aの温度が上昇し、一対の電極板300b,300cの間の電気抵抗が変化する。一対の電極板300b,300cには、第1及び第2のリード線31,32のそれぞれの芯線311,321が例えば溶接によって接続されている。
本実施の形態では、第1乃至第3の電線21~23のうち、並び方向の中央に配置された第2の電線22の温度が温度検出部30によって検出される。ただし、これに限らず、温度検出部30が第1の電線21又は第3の電線23の温度を検出するように配線部品1及び温度検出装置10を構成してもよい。
ホルダ4は、第1乃至第3の樹脂部材5~7と、第1乃至第3の樹脂部材5~7のそれぞれの少なくとも一部を覆うようにモールド成形されたモールド樹脂部材8を有する。第1乃至第3の樹脂部材5~7は、射出成形された樹脂成形体であり、モールド樹脂部材8により一体化されている。第1乃至第3の樹脂部材5~7及びモールド樹脂部材8の樹脂材料としては、例えば耐熱性及び電気絶縁性に優れたPPS(ポリフェニレンサルファイド)等を好適に用いることができる。
図3は、第1乃至第3の電線21~23、温度センサ3、及び第1乃至第3の樹脂部材5~7を示す分解斜視図である。図4は、図3とは異なる方向から見た第1乃至第3の電線21~23、温度センサ3、及び第1乃至第3の樹脂部材5~7を示す分解斜視図である。図5は、第2の樹脂部材及び第3の樹脂部材を拡大して示す斜視図である。図6は、図1(a)のC-C線断面の一部を拡大して示す断面図である。
第1及び第2の樹脂部材5,6は、第1乃至第3の電線21~23の並び方向に対して垂直な方向に向かい合い、第1乃至第3の電線21~23の長手方向の一部を挟持している。第2の樹脂部材6は、第1の樹脂部材5と第3の樹脂部材7との間に配置されている。第1の樹脂部材5は、平板状の基体部50を有し、この基体部50に第1乃至第3の電線21~23を保持するための保持溝501~503が形成されている。同様に、第2の樹脂部材6は、平板状の基体部60を有し、この基体部60に第1乃至第3の電線21~23を保持するための保持溝601~603が形成されている。
モールド樹脂部材8は、第1乃至第3の電線21~23、第1乃至第3の樹脂部材5~7、及び温度センサ3を組み立てた組立体を金型内に配置し、この金型のキャビティに溶融樹脂を注入することにより形成される。第1の樹脂部材5及び第3の樹脂部材7には、モールド樹脂部材8の成形時にこの組立体を金型内に固定するための複数のボス部51,71が設けられている。
ホルダ4は、第1乃至第3の電線21~23に沿った方向が長手方向となる直方体状である。この長手方向における第1乃至第3の樹脂部材5~7の両端部には、モールド樹脂部材8の成形時に溶融樹脂の流れを堰き止める縁壁521,522,621,622,721がそれぞれ設けられている。第1及び第2のリード線31,32は、第2の樹脂部材6の縁壁621と第3の樹脂部材7の縁壁721との間から、ホルダ4の外部に導出されている。
第2の樹脂部材6には、温度センサ3の温度検出部30を収容する枠部63が形成されている。温度検出部30は、枠部63の収容空間630内に配置され、第1乃至第3の樹脂部材5~7の重なり方向に沿って第2の電線22に対向する。収容空間630は、第2の樹脂部材6の基体部60をこの重なり方向に貫通している。
また、第2の樹脂部材6は、温度検出部30を第2の電線22に弾性的に押し付ける弾性部を有している。本実施の形態では、この弾性部が、ホルダ4の長手方向における枠部63の一端部から他端部に向かって延びるように形成された平板状の舌片64である。
舌片64は、第2の樹脂部材6に枠部63と一体に形成された平板状であり、枠部63に収容された温度検出部30を第2の電線22との間に挟んでいる。舌片64は、その基端部641が枠部63に連続しており、先端部642は自由端である。舌片64の先端部642は、温度検出部30における第2の電線22とは反対側の面に当接している。
また、舌片64は、第1の樹脂部材5と第2の樹脂部材6とを組み合わせる際に弾性変形し、その復元力によって温度検出部30を第2の電線22に押し付けている。図2(a)では、弾性変形してない自然状態における舌片64の形状を二点鎖線で図示している。
第3の樹脂部材7は、温度センサ3の第1及び第2のリード線31,32をホルダ4の外部に導出する導出路40を第2の樹脂部材6との間に形成する。本実施の形態では、第2の樹脂部材6の枠部63から連続して設けられた一対の凸条651,652の間にこの導出路40が形成されている。一対の凸条651,652は、平板状であり、ホルダ4の長手方向に沿って互いに平行に延在している。第3の樹脂部材7には、一対の凸条651,652のそれぞれが嵌合する一対の凹溝731,732が形成されている。
また、第3の樹脂部材7は、第2の樹脂部材6の枠部63を収容する外枠部74を有している。外枠部74は、温度センサ3の第1及び第2のリード線31,32の導出方向を除く3方向から枠部63を囲む側壁部741~743と、モールド樹脂部材8の成形時に溶融樹脂を枠部63内に導く導入口740が形成された底壁部744とによって形成されている。導入口740から枠部63に導入された溶融樹脂は、枠部63の収容空間630内で固化し、温度検出部30が舌片64によって押圧された状態で舌片64を固定している。第2の樹脂部材6には、モールド樹脂部材8の成形前の状態で、第3の樹脂部材7の外枠部74を係止するための係止突起66が設けられている。
なお、第3の樹脂部材7には、導入口740が形成されていなくともよい。この場合には、収容空間630内に溶融樹脂が流れ込まず、舌片64が固定されない状態で、温度検出部30を第2の電線22に押し付ける。
(実施の形態の効果)
以上説明した本実施の形態によれば、第2の電線22と温度センサ3の温度検出部30とを確実に接触させることができるので、第2の電線22と温度検出部30とが離間することによる温度の検出精度の低下を抑止することが可能となる。また、本実施の形態によれば、舌片64が枠部63と一体に第2の樹脂部材6に形成されているので、製造コストの上昇を抑制しながらも、第2の電線22と温度センサ3の温度検出部30とを確実に接触させることができる。また、本実施の形態によれば、第2の樹脂部材6と第3の樹脂部材7との間に第1及び第2のリード線31,32をホルダ4の外部に導出する導出路40が形成されているので、モールド樹脂部材8の成形するための金型の上型と下型との間に第1及び第2のリード線31,32が挟まれてしまうことがない。これにより、歩留まりを高め、製造コストを抑制することが可能となる。
(変形例)
次に、実施の形態の変形例について説明する。図7(a)及び(b)は、配線部品1及び温度検出装置10の変形例を示す断面図である。図7(c)は、図7(b)の一部を拡大した拡大図である。
上記の実施の形態では、絶縁被覆された第2の電線22に絶縁被覆層202の外側から温度検出部30が当接する場合について説明したが、この変形例では、温度検出部30が接触する部分の絶縁被覆層202が除去されて金属導体201が露出している。より詳細には、第1乃至第3の樹脂部材5~7の重なり方向に沿って温度検出部30と並ぶ部分の第2の電線22の絶縁被覆層202が例えば切削によって除去され、金属導体201が露出している。そして、図7(c)に示すように、この露出した部分の金属導体201の表面201aが温度検出部30の封止体301の表面301aに接触している。
金属導体201の表面201a、及びこの金属導体201の表面201aに接触する温度検出部30の封止体301の表面301aは、共に平面であり、互いに面接触することが望ましい。金属導体201の表面201aと封止体301の表面301aとが面接触することにより、金属導体201の熱が温度検出部30に伝導しやすくなり、温度の検出精度を高めることができる。また、第2の電線22と温度検出部30との間に熱伝導ペースト等の熱伝導媒体を配置してもよい。
なお、絶縁被覆層202を除去する際には、図7(c)に示すように第2の電線22の周方向の一部において絶縁被覆層202を除去してもよく、周方向の全体において絶縁被覆層202を除去してもよい。
(実施の形態及び変形例のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態及び変形例から把握される技術思想について、実施の形態及び変形例における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]通電により発熱する電線(第2の電線22)と、前記電線(22)の温度を検出する温度検出部(30)を有する温度センサ(3)と、前記温度検出部(30)を保持するホルダ(4)とを備え、前記ホルダ(4)は、前記温度検出部(30)を前記電線(22)に弾性的に押し付ける弾性部(舌片64)を有する、配線部品(1)。
[2]前記ホルダ(4)は、前記電線(22)を挟持する第1及び第2の樹脂部材(5,6)を有し、前記第2の樹脂部材(6)に、前記温度検出部(30)を収容する枠部(63)及び前記弾性部(64)が一体に形成されている、上記[1]に記載の配線部品(1)。
[3]前記弾性部(64)は、前記枠部(63)に収容された前記温度検出部(30)を前記電線(22)との間に挟む舌片(64)である、上記[2]に記載の配線部品(1)。
[4]前記温度センサ(3)は、前記温度検出部(30)から延びて前記ホルダ(4)の外部に導出される複数のリード線(31,32)を有し、前記ホルダ(4)は、前記複数のリード線(31,32)を導出する導出路(40)を前記第2の樹脂部材(6)との間に形成する第3の樹脂部材(7)を有する、上記[2]又は[3]に記載の配線部品(1)。
[5]前記ホルダ(4)は、前記第1乃至第3の樹脂部材(5~7)のそれぞれの少なくとも一部を覆うようにモールド成形されたモールド樹脂部材(8)を有する、上記[4]に記載の配線部品(1)。
[6]前記第3の樹脂部材(7)には、前記モールド樹脂部材(8)の成形時に溶融樹脂を前記枠部(63)内に導く導入口(740)が形成されている、上記[5]に記載の配線部品(1)。
[7]前記電線(22)は、金属導体(201)の表面に絶縁被覆層(202)が形成された絶縁被覆電線であり、前記温度検出部(30)が接触する部分の前記絶縁被覆層(202)が除去されて前記金属導体(201)が露出している、上記[1]乃至[6]の何れか1つに記載の配線部品(1)。
[8]通電により発熱する電線(22)の温度を検出する温度検出部(30)を有する温度センサ(3)と、前記温度検出部(30)を保持するホルダ(4)とを備え、前記ホルダ(4)は、前記温度検出部(30)を前記電線(22)に弾性的に押し付ける弾性部(64)を有する、温度検出装置(10)。
以上、本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、上記に記載した実施の形態及び変形例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、上記の実施の形態では、配線部品1が3本の電線11~13を有する場合について説明したが、電線の数はこれに限らず、1本又は2本でもよいし、4本以上でもよい。電線の断面形状も円形に限らず、電線の断面が矩形状であってもよい。
1…配線部品
10…温度検出装置
11~13…第1乃至第2の電線
201…金属導体
202…絶縁被覆層
3…温度センサ
30…温度検出部
31,32…第1及び第2のリード線
4…ホルダ
40…導出路
5…第1の樹脂部材
6…第2の樹脂部材
63…枠部
64…舌片(弾性部)
7…第3の樹脂部材
740…導入口
8…モールド樹脂部材

Claims (7)

  1. 通電により発熱する電線と、前記電線の温度を検出する温度検出部を有する温度センサと、前記温度検出部を保持するホルダとを備え、
    前記ホルダは、前記温度検出部を前記電線に弾性的に押し付ける弾性部を有し、
    前記ホルダは、前記電線を挟持する第1及び第2の樹脂部材を有し、
    前記第2の樹脂部材に、前記温度検出部を収容する枠部及び前記弾性部が一体に形成されている、
    配線部品。
  2. 前記弾性部は、前記枠部に収容された前記温度検出部を前記電線との間に挟む舌片である、
    請求項に記載の配線部品。
  3. 前記温度センサは、前記温度検出部から延びて前記ホルダの外部に導出される複数のリード線を有し、
    前記ホルダは、前記複数のリード線を導出する導出路を前記第2の樹脂部材との間に形成する第3の樹脂部材を有する、
    請求項又はに記載の配線部品。
  4. 前記ホルダは、前記第1乃至第3の樹脂部材のそれぞれの少なくとも一部を覆うようにモールド成形されたモールド樹脂部材を有する、
    請求項に記載の配線部品。
  5. 前記第3の樹脂部材には、前記モールド樹脂部材の成形時に溶融樹脂を前記枠部内に導く導入口が形成されている、
    請求項に記載の配線部品。
  6. 前記電線は、金属導体の表面に絶縁被覆層が形成された絶縁被覆電線であり、前記温度検出部が接触する部分の前記絶縁被覆層が除去されて前記金属導体が露出している、
    請求項1乃至の何れか1項に記載の配線部品。
  7. 通電により発熱する電線の温度を検出する温度検出部を有する温度センサと、前記温度検出部を保持するホルダとを備え、
    前記ホルダは、前記温度検出部を前記電線に弾性的に押し付ける弾性部を有し、
    前記ホルダは、前記電線を挟持する第1及び第2の樹脂部材を有し、
    前記第2の樹脂部材に、前記温度検出部を収容する枠部及び前記弾性部が一体に形成されている、
    温度検出装置。
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