JP7487676B2 - コイル挿入装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、ステータ1は、モータの構成部品であって、図示しないロータと相互作用して回転トルクを発生させる。本実施形態のステータ1は、いくつかのスロット21を跨いでコイル線を巻きつける分布巻きとされる。ステータ1は、コイル10と、ステータコア20と、を備える。
ステータコア20は、中空の円柱形状に形成される。ステータコア20は、薄い珪素鋼鈑を重ねて形成される。ステータコア20には、複数のティース23が放射状に形成される。ティース23同士の間には、スロット21が形成される。ティース23は、スロット21を介して径方向に延びる。スロット21には、径方向開口部であるスロットオープン22が形成される。本実施形態のステータコア20は、一体型のステータコアである。
コイル10は、コイル線が環状に巻きけられた環状のコイル束である。本実施形態のコイル線は、丸線であるが、特に限定されず、平角線などでもよい。
図1~図6を参照して、コイル挿入装置100について説明する。コイル挿入装置100は、ステータコア20の軸方向に貫通する複数のスロット21に、コイル線が巻き付けられた環状のコイル10を、軸方向一側から他側(図2では、右側から左側)に向けて相対移動させることにより挿入する。詳細には、コイル挿入装置100は、ステータコア20のいくつかのスロット21を跨ぐようにそれぞれのスロットオープン22からコイル10を挿入する。
図2に示すように、ブレード110は、コイル10を保持する。ブレード110は、ステータコア20の径方向内側に配置され、軸方向に移動する。詳細には、複数のブレード110は、ティース23に対応して、同一円周上に配設される。
ストリッパ120は、コイル10を移動させるコイル移動機構である。ストリッパ120は、ステータコア20の径方向内側に配置され、軸方向に移動する。
図2に示す制御部130は、ブレード110及びストリッパ120の移動を制御する。制御部130は、ストリッパ120のブレード110に対する相対位置を軸方向一側に移動させる、または、ストリッパ120及びブレード110を軸方向一側に同量移動させる第1制御を行う。この第1制御によって、ストリッパ120がコイル10を軸方向他側に押さなくなるので、ブレード110にコイル10が挟み込まれることを抑制できる。したがって、コイル10に生じる負荷を低減することができる。
a)ブレード110の前進量>ストリッパ120の前進量
b)ブレード110が前進するとともにストリッパ120が停止
c)ブレード110が前進するとともにストリッパ120が後退
d)ブレード110が停止するとともにストリッパ120が後退
e)ブレード110の後退量≦ストリッパ120の後退量
を含む。なお、前進は、軸方向一側から他側への移動である。すなわち、前進する方向は、コイル10を挿入する方向である。後退は、軸方向他側から一側への移動である。すなわち、後退する方向は、コイル10を挿入する方向と逆の方向である。
f)ブレード110の前進量≦ストリッパ120の前進量
g)ブレード110が停止するとともにストリッパ120が前進
を含む。
h)ブレード110の後退量>ストリッパ120の後退量
i)ブレード110が後退するとともにストリッパ120が停止
j)ブレード110が後退するとともにストリッパ120が前進
を含む。
続いて、図1~図7を参照して、本実施形態のコイル挿入方法を説明する。本実施形態のコイル挿入方法は、上述したコイル挿入装置100を用いたコイル10の挿入方法である。
10 :コイル
20 :ステータコア
21 :スロット
100 :コイル挿入装置
110 :ブレード
111 :第1頂点
112 :第2頂点
113 :第3頂点
120 :ストリッパ
130 :制御部
Claims (11)
- ステータコアの軸方向に貫通する複数のスロットに、コイル線が巻き付けられた環状のコイルを、軸方向一側から軸方向他側に向けて相対移動させることにより挿入するコイル挿入装置であって、
軸方向に移動し、前記ステータコアの径方向内側に配置され、前記コイルを保持する複数のブレードと、
軸方向に移動し、前記複数のブレードの前記径方向内側に配置され、前記コイルを移動させるコイル移動機構と、
前記ブレード及び前記コイル移動機構の移動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記コイル移動機構の前記ブレードに対する相対位置を軸方向一側に移動させる、または、前記コイル移動機構及び前記ブレードを軸方向一側に同量移動させる第1制御を行い、
前記第1制御では、
前記コイル移動機構を前記軸方向他側へ移動させる速度を、前記ブレードを前記軸方向他側へ移動させる速度よりも小さくする制御と、
前記コイル移動機構を停止し、前記ブレードを前記軸方向他側へ移動する制御と、
前記コイル移動機構を前記軸方向一側へ移動し、前記ブレードを前記軸方向他側へ移動する制御と、
前記コイル移動機構を前記軸方向一側へ移動し、前記ブレードを停止する制御と、
前記コイル移動機構を前記軸方向一側へ移動させる速度を、前記ブレードを前記軸方向一側へ移動させる速度よりも大きくする制御と、
の少なくとも1つを行う、コイル挿入装置。 - 前記制御部は、第1制御では、前記コイル移動機構を前記軸方向一側に移動させる、請求項1に記載のコイル挿入装置。
- 前記制御部は、前記第1制御では、さらに前記ブレードを前記軸方向一側に移動させる、請求項2に記載のコイル挿入装置。
- 前記制御部は、前記コイル移動機構を前記軸方向他側に移動させる第2制御を行い、
前記第2制御では、前記コイル移動機構のブレードに対する相対位置を軸方向他側に移動させる、または、前記コイル移動機構及び前記ブレードを軸方向他側に同量移動させる、請求項1~3のいずれか1項に記載のコイル挿入装置。 - 前記制御部は、前記第2制御では、前記コイル移動機構及び前記ブレードを前記軸方向他側に移動させる、請求項4に記載のコイル挿入装置。
- 前記制御部は、前記第2制御では、前記コイル移動機構を前記軸方向他側へ移動させる速度を、前記ブレードを前記軸方向他側へ移動させる速度よりも大きくする、請求項5に記載のコイル挿入装置。
- 前記第1制御での前記コイル移動機構の前記軸方向一側への移動量は、前記第2制御での前記コイル移動機構の前記軸方向他側への移動量よりも小さい、請求項4~6のいずれか1項に記載のコイル挿入装置。
- 前記制御部は、前記ブレードを前記軸方向一側に移動させる第3制御を行い、前記第3制御では、前記コイル移動機構のブレードに対する相対位置を軸方向他側に移動させる、請求項1~7のいずれか1項に記載のコイル挿入装置。
- 前記制御部は、前記第3制御では、前記ステータコアに対して前記コイル移動機構を停止させる、請求項8に記載のコイル挿入装置。
- 前記制御部は、前記第3制御を行う前に、前記第1制御を行う、請求項8または9に記載のコイル挿入装置。
- 前記制御部は、前記コイル移動機構の軸方向他側の先端が、前記ステータコアの前記軸方向他側の端面に位置するまでに、前記第3制御を1回行う、請求項8~10のいずれか1項に記載のコイル挿入装置。
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