JP7487555B2 - 液滴吐出装置及び駆動波形制御方法 - Google Patents

液滴吐出装置及び駆動波形制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7487555B2
JP7487555B2 JP2020090039A JP2020090039A JP7487555B2 JP 7487555 B2 JP7487555 B2 JP 7487555B2 JP 2020090039 A JP2020090039 A JP 2020090039A JP 2020090039 A JP2020090039 A JP 2020090039A JP 7487555 B2 JP7487555 B2 JP 7487555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
drive
driving
micro
drive waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020090039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021054049A (ja
Inventor
哲幹 寒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to US17/020,992 priority Critical patent/US11331914B2/en
Publication of JP2021054049A publication Critical patent/JP2021054049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7487555B2 publication Critical patent/JP7487555B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明は、液滴吐出装置及び駆動波形制御方法に関する。
従来、ノズルから液滴を吐出させるのに、駆動波形を送信して吐出を制御する方法が知られている。
具体的には、まず、インク等の液滴をノズルから吐出させるには、アクチュエータに駆動波形を示す駆動信号が送信される。このように、アクチュエータに駆動信号が印加されると、アクチュエータによって圧力室が振動して圧力室内部の容積が変化する。このような制御により、液滴が吐出される。一方で、液滴がノズルから吐出しない程度に、アクチュエータを振動させる、いわゆる「プリカーサ微振動」を行うことで、メニスカスを振動させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の方法では、微駆動を行わせる等の駆動波形を入力する場合には、駆動波形の長さが長くなる場合が多い。そのため、高周波駆動を行うことができない問題がある。
本発明の一態様は、微駆動の波形長よりは短いが、微駆動の数分の一程度の波形長の長さになる時間をバッファとして駆動波形の中に備えて、一定回数の駆動周期を繰り返すと微駆動1回分の波形長を稼ぐことで、一定回数の駆動周期に1回の間隔で微駆動を実施する。このようにして、毎周期に微駆動分の波形長を消費する制御に比べて、駆動波形長を短縮化して高周波駆動を行うことを目的とする。
本発明の一実施形態による、液滴吐出装置は、
駆動波形に基づいてノズルから液滴を吐出する液滴吐出装置であって、
前記駆動波形である、基準周期より短い周期である短縮波形である第1駆動波形、及び、前記液滴を吐出させずに駆動電圧を変化させる第2駆動波形を生成する駆動波形生成部と、
所定の複数の前記第1駆動波形と、ひとつの前記第2駆動波形とを一組の駆動波形として出力する制御部と
を備え
前記所定の複数回の前記第1駆動波形を繰り返すことにより、前記基準周期から短縮した分の時間を蓄積し、
当該蓄積した時間の合計に対応する長さの前記第2駆動波形により微駆動を行う
本発明の実施形態によって、駆動波形長を短縮化して高周波駆動ができる。
液滴吐出装置の全体構成例を示す図である。 吐出ユニットの構成例を示す図である。 ヘッドの構成例を示す図である。 ヘッドの構成例を示す図である。 ハードウェア構成例を示す図である。 電子回路構成例を示す図である。 基準とする駆動波形の例を示す図である。 吐出及び微駆動を行う制御例を示す図である。 動作例を示す図である。 比較例を示す図である。 第2実施形態の制御例を示す図である。 機能構成例を示す図である。 全体処理例を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための最適かつ最小限な形態について、図面を参照して説明する。なお、図面において、同一の符号を付す場合には、同様の構成であることを示し、重複する説明を省略する。また、図示する具体例は、例示であり、図示する以外の構成が更に含まれる構成であってもよい。
<第1実施形態>
<液滴吐出装置の例>
図1は、液滴吐出装置の全体構成例を示す図である。例えば、液滴吐出装置1000は、いわゆるフルライン型ヘッドを備える装置である。また、液滴吐出装置1000は、例えば、本体1と出口ユニット2を有する構成である。
以下、図示するように、液滴が吐出される媒体が連続紙10である場合を例に説明する。この例では、連続紙10は、元巻ローラ11から巻き出される。そして、連続紙10は、搬送ローラ12乃至18等によって搬送される。また、連続紙10には、搬送中に液滴が着くことで画像等が形成される。続いて、出口ユニット2は、後処理を行ってもよい。このような処理を経て、連続紙10は、巻取ローラ21に巻き取られる。
図示する構成では、本体1は、画像形成を行う。一方で、出口ユニット2は、例えば、画像形成が行われた後、後処理となる乾燥等を行ってもよい。
吐出ユニット5は、連続紙10に対して液滴を吐出して、画像形成等を行う。具体的には、図示する例では、吐出ユニット5は、搬送ローラ13と搬送ローラ14の間で画像形成を行う。また、図示するように、連続紙10は、画像形成が行われる間、搬送ガイド19上を搬送される。
吐出ユニット5は、例えば、4色のインクを有する。具体的には、吐出ユニット5は、ブラックヘッドユニット51K、シアンヘッドユニット51C、マゼンタヘッドユニット51M、及び、イエローヘッドユニット51Y等を有する構成である。以下、4色のヘッドユニットのうち、いずれか任意のヘッドユニットを指す場合には、単に「ヘッドユニット51」という場合がある。なお、色の種類、数及び順序等は、図示する以外の構成でもよい。
図2は、吐出ユニットの構成例を示す図である。例えば、吐出ユニット5は、液滴を吐出させる液滴ヘッド(以下単に「ヘッド100」という。)を複数有するヘッドユニット51によって構成される。
ヘッド100は、ベース部材52上に千鳥状に配置され、いわゆるヘッドアレイを構成する。また、ヘッドユニット51は、例えば、ヘッド100及び液滴を供給するヘッドタンク等で構成される。ただし、ヘッドユニット51は、ヘッド100が単独の構成等でもよい。
図3は、ヘッドの構成例を示す図である。図は、ヘッド100について、ノズルが並べられる方向に対して直交する方向(すなわち、液室について長手方向にもなる。)の断面図である。
図4は、ヘッドの構成例を示す図である。図は、ヘッド100について、ノズルが並べられる方向(すなわち、液室について短手方向にもなる。)の断面図である。
例えば、ヘッド100は、ノズル板101、流路板102、及び、振動板部材103等を有する構成である。さらに、ヘッド100は、圧電アクチュエータ111、及び、フレーム部材120等を有する構成である。
圧電アクチュエータ111は、アクチュエータの例であり、振動板部材103を変形させる。
フレーム部材120は、共通流路部材等となる。
また、ヘッド100は、個別液室106、液滴供給路107、及び、液滴導入部108等を有する。
個別液室106は、ノズル104に通じる液室の例である。なお、液室は、圧力室、加圧室又は単に液室等と呼ばれる場合もある。
液滴供給路107は、個別液室106に液滴を供給する流体抵抗を兼ねる。
液滴導入部108は、液滴供給路107への導入部となる。
また、複数の個別液室106がある場合には、隣り合う個別液室106の間には、ノズルが並べられる方向へ隔壁106Aが設置される。すなわち、複数の個別液室106は、隔壁106Aによって隔たれる。
液滴は、フレーム部材120が形成する共通流路、すなわち、共通液室110、フィルタ109、液滴導入部108、及び、液滴供給路107等を経て、個別液室106に供給される。
例えば、圧電アクチュエータ111は、個別液室106を形成する壁面のうち、変形が可能な領域である振動領域130を挟んで、個別液室106とは反対側となる位置に配置される。
圧電アクチュエータ111は、積層型圧電部材112等を有する。
積層型圧電部材112には、例えば、ハーフカットダイシング等により、溝加工がされる。図示する例では、積層型圧電部材112は、圧電柱112A及び支柱112B等を櫛歯状に形成する。
圧電柱112Aは、振動領域130が有する凸部103aに接合する。また、支柱112Bは、振動領域130が有する凸部103bに接合する。
積層型圧電部材112は、圧電層と内部電極を交互に積層した構造等である。また、内部電極は、それぞれの端面に引き出される。そして、内部電極から引き出された先には、外部電極が設けられる。この外部電極には、アクチュエータに入力する駆動波形が入力される。例えば、外部電極には、可撓性を有するフレキシブル配線基板である、FPC(Flexible Printed Circuits)(以下「FPC115」という。)等が接続される。
フレーム部材120等で形成する共通液室110には、ヘッドタンク又はカートリッジ等から液滴が供給される。
以上のような構成において、例えば、積層型圧電部材112に入力する電圧(駆動電圧の例である。以下単に「電圧」という。)を中間電位より低い値にすると、積層型圧電部材112は収縮する。このような収縮により、個別液室106は、容積が膨張する。そして、個別液室106には、液滴が流入する。
一方で、積層型圧電部材112に入力する電圧を中間電位より高い値にすると、積層型圧電部材112は伸張する。このような伸張により、個別液室106は、容積が縮小する。そのため、個別液室106にある液滴は、加圧されるため、ノズル104から吐出する。
そして、積層型圧電部材112に入力する電圧を基準電位に戻すと、振動領域130は、初期の形状に復元する。この復元において、個別液室106は、膨張して、負圧が発生する。この負圧により、共通液室110等から、液滴供給路107等を通じて、個別液室106へ液滴が供給される。そして、ノズル104におけるメニスカス面の振動が減衰して安定すると、ヘッド100は、次の吐出について動作を開始する。
図5は、ハードウェア構成例を示す図である。例えば、液滴吐出装置1000は、主制御装置501、印刷制御装置502、ヘッドドライバ503、ヘッドユニット51、モータドライバ504、モータ505、ローラ類510、センサ群506、及び、操作装置507等を有する構成である。
主制御装置501は、液滴吐出装置1000の全体を制御する。例えば、主制御装置501は、CPU(Central Processing Unit)(以下「CPU511」という。)、ROM(Read-Only Memory)(以下「ROM512」という。)、及び、RAM(Random Access Memory)(以下「RAM513」という。)等を有する。また、主制御装置501は、画像データ等を入出力するI/O(Input/Output)等のインタフェースを有する。
CPU511は、演算装置及び制御装置の例である。
ROM512及びRAM513は、記憶装置の例である。
主制御装置501は、接続するホストとなる外部装置等から、画像データ及びコマンド等を入力する。そして、主制御装置501は、画像データ及びコマンド等を印刷制御装置502等に出力する。
印刷制御装置502は、画像データ等をシリアルデータ等に変換してヘッドドライバ503に出力する。また、印刷制御装置502は、ヘッドドライバ503に、クロック信号、ラッチ信号、及び、その他の制御信号等を出力する。
印刷制御装置502は、ROM512等の記憶装置にあらかじめ入力される共通駆動波形を示すパターンデータを変換してヘッドドライバ503に出力する。すなわち、印刷制御装置502は、D/A変換器、電圧増幅器及び電流増幅機等を有する。
ヘッドドライバ503は、駆動波形に基づいて、ヘッドユニット51が有するアクチュエータを駆動させて、液滴をヘッドユニット51に吐出させる。また、ヘッドドライバ503は、駆動波形が有する波形要素のうち、一部を選択して、「大滴」、「中滴」、又は、「小滴」等のように大きさの異なるドットを打ち分けてもよい。
主制御装置501は、モータドライバ504を介して、モータ505を制御する。そして、ローラ類510である、元巻ローラ11、搬送ローラ12乃至18、及び、巻取ローラ21等が駆動する。
主制御装置501は、センサ群506等が検出した結果であるセンサ信号等に基づいて制御を行う。
主制御装置501は、操作装置507等によって、ユーザからの操作を入力、及び、ユーザへ処理結果等を出力する。
図6は、電子回路構成例を示す図である。例えば、図示するような電子回路構成は、印刷制御装置502及びヘッドドライバ503等で実現する。
印刷制御装置502は、例えば、駆動波形生成回路701及びデータ転送回路702等を有する。
駆動波形生成回路701は、パターンデータ等に基づいて、駆動波形を生成する。
データ転送回路702は、形成する画像に応じて2ビットの画像データ等を生成する。さらに、データ転送回路702は、クロック信号、ラッチ信号、及び、選択信号等を出力する。
ヘッドドライバ503は、例えば、シフトレジスタ711、ラッチ回路712、デコーダ713、レベルシフタ714及びアナログスイッチ715等を有する。
シフトレジスタ711は、データ転送回路が送信する転送クロック(「シフトクロック」等とも呼ばれる場合がある。)及び画像データ(シリアル化されたデータ形式である。したがって、階調データであり、1ノズル(すなわち、1チャンネルとなる。)あたり2ビットである。)等を入力する。
ラッチ回路712は、シフトレジスタ711が有するレジスタ値をラッチする。
デコーダ713は、階調データ及び選択信号等をデコードする。
レベルシフタ714は、デコーダ713が出力する信号をアナログスイッチ715が動作するレベルに変換する。
アナログスイッチ715は、レベルシフタ714が出力する信号に基づいて、オン/オフを切り替える。また、アナログスイッチ715は、積層型圧電部材112等に接続される。そして、アナログスイッチ715には、駆動波形が入力される。したがって、駆動波形のうち、アナログスイッチ715による切り替えに基づいて、所定の波形要素が通過して、積層型圧電部材112に印加される。
なお、電子回路構成及びハードウェア構成は、図示する以外の構成要素があってもよい。
<駆動波形の例>
図7は、基準とする駆動波形の例を示す図である。以下、図示するような駆動波形(以下「基準波形W1」という。)を基準とする例で説明する。
基準波形W1は、1周期の長さが「A」マイクロ秒(μs)であるとする。以下、1周期の長さを「基準周期T1」という。また、以下の例は、基準時間が基準周期T1であり、「A」となる例である。
基準波形W1には、例えば、ノズルに液滴を吐出させる駆動波形(以下「吐出波形W2」という。)が含まれる。以下、吐出波形W2の1周期の長さ(以下「吐出周期T2」という。)が、「N」マイクロ秒であるとする。
さらに、基準波形W1には、例えば、微駆動を行わせる駆動波形(以下「微駆動波形W3」という。)が含まれる。以下、微駆動波形W3の1周期の長さ(以下「微駆動周期T3」という。)が「L」マイクロ秒であるとする。
そして、以下に示す例では、微駆動が「4マイクロ秒」の周期で行われるとする。すなわち、「L=4」であるとする。したがって、以下の例は、微駆動周期T3が「L=4」の例である。
微駆動は、ノズルから液滴が吐出しない範囲でアクチュエータを振動させる動作等である。なお、微駆動は、メニスカス揺動等と呼ばれる場合もある。
また、基準波形W1において、微駆動を行わせる波形要素、すなわち、微駆動波形W3は、図示するように、基準波形W1の1周期において、最終端に入力されるのが望ましい。
最終端とは、1周期において、以降に波形要素がない位置をいう。このような位置に入力されると、基準波形W1の末端を削除、すなわち、基準波形W1を短縮させる周期の調整で、吐出を行う駆動波形を生成できる。したがって、駆動波形を変えるための回路を簡易にすることができる。ゆえに、電子回路に関わるコストを低くできる。
<微駆動を行うタイミングの例>
図8は、吐出及び微駆動を行う制御例を示す図である。まず、図示するような制御を行う上で、第1駆動波形の例である、基準周期T1より短い周期であり、かつ、吐出波形W2を含む駆動波形(以下「短縮波形W4」という。)があらかじめ生成される。
短縮波形W4は、基準周期T1より短い周期(以下「短縮周期T4」という。)である。例えば、短縮周期T4は、下記(1)式のような関係となる。

短縮周期T4= N+1 (1)

短縮周期T4は、吐出周期T2より「1マイクロ秒」長い周期である例で説明する。この例では、短縮波形W4に基づいて、吐出が「k=4」回行われると、「L=4」とする微駆動波形W3により、微駆動が1回の割合で行われるのが望ましい。このような「k=4」回の短縮波形W4と、1回の微駆動波形W3をセット周期=「SET」とする。
セット周期=「SET」は、吐出周期T2=「N」、微駆動周期T3=「L」、及び、所定回数の例である「k」と下記(2)式のような関係になるのが望ましい。

SET= k×(N+1)+L (2)

短縮波形W4は、吐出周期T2より「1マイクロ秒」長い。「(N+1)=基準周期T1-3」という関係であるため、1回の吐出ごとに、基準周期T1より「3マイクロ秒」分短くしてマージンを生成できる。このように、短縮波形W4を用いることで、短縮された時間が蓄積していく。そして、所定回数、すなわち、「k」回繰り返し短縮波形W4による吐出が行われると、短縮した時間は、「k×3」分、蓄積する。
したがって、「SET」、「k」、「N」及び「L」は、上記(2)式のような関係の成り立つ値であれば、上記以外の値が用いられてもよい。
そして、短縮波形W4での蓄積が、所定時間に達すると、微駆動波形W3により、微駆動を行う。このようにすると、「SET」の単位では、上記(2)式のような時間の関係が成り立つ。
すなわち、「SET」は、「k」回の基準波形W1に比べて短縮した時間にできる。
このような制御は、駆動波形を短縮させる処理で実現できる。そのため、ノズルごとに駆動波形を生成する電子回路等を実装しなくとも、高速に駆動させることができる。
なお、図8に示す例は、4つの吐出波形W2に対して1つの微駆動波形W3を1つとする割合の例を示すが、割合はこれ以外でもよい。すなわち、微駆動波形W3を吐出波形W2の繰り返し回数に対して付加する頻度は、インクの乾燥のしやすさ、又は、ノズルの開口部の大きさ等によって、例示した割合とは異なる割合であってもよい。
具体的には、微駆動波形W3は、3乃至10回の吐出波形W2に対して1つ程度の割合でもよい。
図9は、動作例を示す図である。上記のような制御が行われた場合には、例えば、以下のようにドットが形成される。以下、第1ノズル1041、第2ノズル1042、第3ノズル1043及び第4ノズル1044の4つのノズルを用いる例とする。
図9(A)に示すように、駆動波形は、第1から第4のノズル全てに対して、図8に示す同じ駆動波形が入力されるとする。
図9(B)は、図9(A)に示す駆動波形が入力された例によって、連続紙10に形成されるドットの例である。
この例における第1回目の短縮波形W4により、第1ドット群DT1が形成される。同様に、第2ドット群DT2、第3ドット群DT3、及び、第4ドット群DT4が形成される。
第1ドット群DT1と第2ドット群DT2の間隔、第2ドット群DT2と第3ドット群DT3の間隔、及び、第3ドット群DT3と第4ドット群DT4の間隔は、いずれも、短縮波形W4が連続して入力されるため、ほぼ同じ間隔である。
一方で、第5ドット群DT5は、第5ドット群DT5の吐出が行われる前に、微駆動波形W3による微駆動が行われる分、第4ドット群DT4と第5ドット群DT5の間隔が広がる場合がある。したがって、微駆動周期T3、すなわち、「L」は、「4マイクロ秒」以下程度であるのが望ましい。この程度の長さであれば、間隔が広がっても許容される場合が多い。
<比較例>
図10は、比較例を示す図である。例えば、基準波形W1等に対してマスク処理を行って、吐出及び微駆動を切り替える方法等がある。図では、マスク処理した箇所を「破線」で示す。
マスク処理は、微駆動を行うマージンが確保できた場合等に行われる。そして、微駆動が常時行われる構成でない場合には、画像処理における中間調処理等で実現される。又は、マスク処理は、アンプ基板等によって一定間隔ごと自動的に行われる。このような構成では、マージンが確保できていないと、駆動波形にノイズが発生する、又は、ヘッドを駆動させる電子回路に故障が発生する等の副作用が発生する場合がある。
この比較例では、「第1パルス」、「第4パルス」及び「第7パルス」等で、吐出が行われる。一方で、「第3パルス」及び「第6パルス」等で、微駆動が行われる。
<第2実施形態>
なお、微駆動は、以下のように、ノズルごとに異なるタイミングで行われてもよい。
図11は、第2実施形態の制御例を示す図である。以下、図9と同様に、第1ノズル1041、第2ノズル1042、第3ノズル1043及び第4ノズル1044の4つのノズルを用いる場合を例に説明する。
第1実施形態と比較すると、第2実施形態は、ノズルごとに入力される駆動波形が異なる点が異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
図11(A)は、第1ノズル1041用に入力される駆動波形の例を示す。
図11(B)は、第2ノズル1042用に入力される駆動波形の例を示す。
図11(C)は、第3ノズル1043用に入力される駆動波形の例を示す。
図11(D)は、第4ノズル1044用に入力される駆動波形の例を示す。
図11(E)は、図11(A)乃至図11(D)に示す駆動波形が入力された例によって、連続紙10に形成されるドットの例である。
この例では、5回の吐出及び1回の微駆動が行われる制御である。そして、それぞれのノズルに対して、微駆動を行うタイミング(すなわち、微駆動波形W3が入力されるタイミングである。)が異なる。
まず、1列目のドットである、第11ドットDT11、第21ドットDT21、第31ドットDT31、及び、第41ドットDT41は、ほぼ同じタイミングで形成されるとする。
2列目では、第1ノズル1041において、第1列目(すなわち、第11ドットDT11の吐出となる。)の後、かつ、第2列目(すなわち、第12ドットDT12の吐出となる。)の前となるタイミングで微駆動が行われる。したがって、2列目のドットのうち、第1ノズル1041が吐出して形成する第12ドットDT12は、他の2列目のドットである、第22ドットDT22、第32ドットDT32、及び、第42ドットDT42より遅れて形成される。
3列目では、第3ノズル1043において、第2列目(すなわち、第32ドットDT32の吐出となる。)の後、かつ、第3列目(すなわち、第33ドットDT33の吐出となる。)の前となるタイミングで微駆動が行われる。したがって、3列目のドットのうち、第1ノズル1041が吐出して形成する第13ドットDT13、及び、第3ノズル1043が吐出して形成する第33ドットDT33は、他の3列目のドットである、第23ドットDT23、及び、第43ドットDT43より遅れて形成される。
4列目では、第4ノズル1044において、第3列目(すなわち、第43ドットDT43の吐出となる。)の後、かつ、第4列目(すなわち、第44ドットDT44の吐出となる。)の前となるタイミングで微駆動が行われる。したがって、4列目のドットのうち、第1ノズル1041が吐出して形成する第14ドットDT14、第3ノズル1043が吐出して形成する第34ドットDT34、及び、第4ノズル1044が吐出して形成する第44ドットDT44は、他の4列目のドットである、第24ドットDT24より遅れて形成される。
5列目では、第2ノズル1042において、第4列目(すなわち、第24ドットDT24の吐出となる。)の後、かつ、第5列目(すなわち、第25ドットDT25の吐出となる。)の前となるタイミングで微駆動が行われる。したがって、5列目のドットは、第15ドットDT15、第25ドットDT25、第35ドットDT35、及び、第45ドットDT45のいずれもがほぼ同じタイミングで形成される。
このように、ノズルごとに異なるタイミングで微駆動が行われると、ドットが遅れるタイミングも異なる。したがって、ズレがより目立たなくできる。
<機能構成例>
図12は、機能構成例を示す図である。例えば、液滴吐出装置1000は、ノズル104、個別液室106、圧電アクチュエータ111、制御部200、及び、駆動波形生成部201等を備える機能構成である。
例えば、制御部200は、図5に示す主制御装置501のような構成で実現する。また、駆動波形生成部201は、例えば、図6で示す駆動波形生成回路701のような電子回路で実現する。
<全体処理例>
図13は、全体処理例を示すフローチャートである。
ステップS1では、駆動波形生成部201は、第1駆動波形及び第2駆動波形等を生成する駆動波形生成手順を行う。
ステップS2では、制御部200は、第1駆動波形をセット周期の一部として生成する制御手順を行う。
ステップS3では、制御部200は、所定回数第1駆動波形をセット周期の一部として生成すべきか否かを判断する。すなわち、制御部200は、ステップS2を何回行ったかをカウントしておくそして、制御部200は、所定回数第1駆動波形をセット周期の一部として生成したか否かを判断する。
第1駆動波形をセット周期の一部として所定回数生成したと判断した場合(ステップS3でYES)には、ステップS4に進む。一方で、第1駆動波形をセット周期の一部として所定回数生成していないと判断した場合(ステップS3でNO)には、制御部200は、ステップS2に戻る。
ステップS4では、制御部200は、第2駆動波形をセット周期の一部として生成する。そして、第1駆動波形の生成(ステップS2)は、所定回数になるまで繰り返し行われる。
このように、全体処理は、所定回数、第1駆動波形をセット周期の一部として生成する。そして、第1駆動波形の生成が所定回数に達すると(ステップS3でYES)、制御部200は、第2駆動波形をセット周期の一部として生成する。
所定回数は、例えば、液滴の乾燥のしやすさ等に応じて設定される。したがって、インク等の種類によって、微駆動を行うタイミングを調整できる。
なお、全体処理は、図示するような手順でなくともよい。具体的には、第2駆動波形の生成(図におけるステップS4となる。)は、第1駆動波形の生成が所定回数行われた後でなくともよい。すなわち、第2実施形態に示すように、複数の第1駆動波形と、第2駆動波形でセットにして、どのタイミングで行われてもよい。
<まとめ>
第1実施形態及び第2実施形態のような構成であると、微駆動を行わせる等の駆動波形を入力しても、マスク処理等を行う場合等と比較して、駆動波形の長さを短くできる。ゆえに、高速な周波数で動作を実行する等ができる。
<変形例>
微駆動を行う制御に同期する画像データにおいて、微駆動を行う部分と、微駆動を行わない部分が判別されてもよい。このように、画像データに基づいて、微駆動の有無が判別できてもよい。
また、液滴吐出装置は、吐出波形又は微駆動波形の長さを調整する電位保持部等を更に備えてもよい。そして、駆動波形の周期が十分に短くなるように調整された場合には、微駆動を行う前に、次のセットを開始してもよい。
さらに、液滴吐出装置は、例えば、第2実施形態のように、ノズルごとに異なる制御を行う場合であって、かつ、電位保持部を備えてもよい。この場合には、例えば、ノズルごとに、用いられるインクの色等が異なる場合には、微駆動が行われるタイミング等が、ノズルごと、すなわち、色ごとに異なってもよい。このようにすると、色ごと、すなわち、液滴の種類によって、微駆動が行われるタイミングを異なるように設定できる。つまり、インクの材質等によっては、乾燥しやすさ等が異なる場合がある。したがって、ノズルごとに微駆動が行われるタイミングが異なるように設定できる構成が望ましい。
さらに、第2実施形態のように、ノズルごとに異なる制御を行う場合であって、かつ、色によって微駆動が行われるタイミングが異なるように設定する場合には、微駆動を行うタイミングは、他のノズルで微駆動を行うタイミングと調整されてもよい。すなわち、吐出に影響する色に対して、あるノズルにおいて微駆動を行う場合には、同じタイミングで複数のノズルについて微駆動が行われない等のように、他のノズルについて微駆動を行うタイミングが調整されてもよい。
また、ノズルごとに、微駆動の強さが異なってもよい。すなわち、例えば、第2実施形態のようにノズルごとに異なる制御を行う場合には、微駆動波形がノズルごとに異なってもよい。
インクの材質等によっては、乾燥しやすさ等が異なる場合等があるため、微駆動の強さも液滴の種類によって、微駆動の強さは、適する強弱が異なる場合がある。したがって、ノズルごとに、微駆動の強さが異なるように設定できる構成が望ましい。
また、微駆動は、微駆動を行う時間以上に時間を確保して行われてもよい。すなわち、微駆動は、「L」より長い時間が更に確保された上で実行されてもよい。なお、追加して確保する時間は、あらかじめ設定される。このように、十分な時間が確保できると、微駆動を行うタイミングが最適化できる。ゆえに、微駆動による副作用を少なくできる。
さらにまた、微駆動は、微駆動を行うタイミングが決まった後、微駆動波形が長くならないように制御されるのが望ましい。例えば、短縮の蓄積が微駆動周期に達した場合には、駆動波形に隙間を設ける等が行われるのが望ましい。このようにすると、微駆動による副作用を少なくできる。
なお、微駆動は、いわゆる「空吐出」に変更されてもよい。すなわち、液滴吐出装置は、画像形成等に影響がない記録媒体の上に液滴を吐出する、又は、記録媒体を汚さない箇所に対して液滴を吐出してもよい。微駆動を行う場合より、空吐出の方が効果が得られる場合がある。このような場合には、微駆動に代えて空吐出等を行う構成等でもよい。
<その他の実施形態>
装置は、1つの装置でなくともよい。すなわち、それぞれの装置は、複数の装置で構成されてもよい。
また、液滴吐出装置及び液滴吐出システムでは、液滴は、インクに限られず、他の種類の記録液又は定着処理液等でもよい。すなわち、液滴吐出装置及び液滴吐出システムは、インク以外の種類を吐出してもよい。したがって、液滴吐出装置及び液滴吐出システムは、画像を形成するに限られない。例えば、形成される物体は、三次元造形物等でもよい。
さらに記録媒体は、用紙等の記録媒体に限られない。すなわち、記録媒体は、液滴が一時的にでも付着する材質であればよい。例えば、記録媒体は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス又はこれらの組み合わせ等を含む材質でもよい。
駆動波形制御方法は、プログラム等によって実現されてもよい。すなわち、液滴吐出装置及び液滴吐出システム等のコンピュータに、駆動波形制御方法を実行させるためのプログラム等がインストールされると、演算装置及び制御装置が、記憶装置等を協働して動作して駆動波形制御方法が実行される等でもよい。
以上、実施形態における一例について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。すなわち、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
104 ノズル
106 個別液室
110 共通液室
112 積層型圧電部材
200 制御部
201 駆動波形生成部
1000 液滴吐出装置
1041 第1ノズル
1042 第2ノズル
1043 第3ノズル
1044 第4ノズル
DT1 第1ドット群
DT2 第2ドット群
DT3 第3ドット群
DT4 第4ドット群
DT5 第5ドット群
DT11 第11ドット
DT12 第12ドット
DT13 第13ドット
DT14 第14ドット
DT15 第15ドット
DT21 第21ドット
DT22 第22ドット
DT23 第23ドット
DT24 第24ドット
DT25 第25ドット
DT31 第31ドット
DT32 第32ドット
DT33 第33ドット
DT34 第34ドット
DT35 第35ドット
DT41 第41ドット
DT42 第42ドット
DT43 第43ドット
DT44 第44ドット
DT45 第45ドット
SET セット周期
T1 基準周期
T2 吐出周期
T3 微駆動周期
T4 短縮周期
W1 基準波形
W2 吐出波形
W3 微駆動波形
W4 短縮波形
特開2017-13461号公報

Claims (6)

  1. 駆動波形に基づいてノズルから液滴を吐出する液滴吐出装置であって、
    前記駆動波形である、基準周期より短い周期である短縮波形である第1駆動波形、及び、前記液滴を吐出させずに駆動電圧を変化させる第2駆動波形を生成する駆動波形生成部と、
    所定の複数の前記第1駆動波形と、ひとつの前記第2駆動波形とを一組の駆動波形として出力する制御部と
    を備え
    前記所定の複数回の前記第1駆動波形を繰り返すことにより、前記基準周期から短縮した分の時間を蓄積し、
    当該蓄積した時間の合計に対応する長さの前記第2駆動波形により微駆動を行う液滴吐出装置。
  2. 前記第2駆動波形は、
    前記所定の複数回繰り返された前記第1駆動波形の最終端に加えられる
    請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記第2駆動波形は、
    前記所定の複数回繰り返される前記第1駆動波形の間に加えられる
    請求項1に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記ノズルは複数で構成され、
    前記複数のノズルそれぞれに対して前記駆動波形が割り当てられ、
    前記第2駆動波形は、前記ノズルごとに割り当てられた前記駆動波形においてそれぞれ異なるタイミングで加えられる
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記ノズルは複数で構成され、
    前記複数のノズルそれぞれに対して前記駆動波形が割り当てられ、
    前記第2駆動波形は、前記複数のノズルに割り当てられた前記駆動波形において共通のタイミングで加えられる
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置。
  6. 駆動波形である、基準周期より短い周期である短縮波形である第1駆動波形、及び、液滴を吐出させずに駆動電圧を変化させる第2駆動波形を生成する駆動波形生成手順と、
    所定の複数の前記第1駆動波形と、ひとつの前記第2駆動波形とを一組の駆動波形として出力する制御手順と
    を含み、
    前記所定の複数回の前記第1駆動波形を繰り返すことにより、前記基準周期から短縮した分の時間を蓄積し、
    当該蓄積した時間の合計に対応する長さの前記第2駆動波形により微駆動を行う駆動波形制御方法。
JP2020090039A 2019-09-27 2020-05-22 液滴吐出装置及び駆動波形制御方法 Active JP7487555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US17/020,992 US11331914B2 (en) 2019-09-27 2020-09-15 Droplet discharging apparatus and driving waveform control method

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019177362 2019-09-27
JP2019177362 2019-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021054049A JP2021054049A (ja) 2021-04-08
JP7487555B2 true JP7487555B2 (ja) 2024-05-21

Family

ID=75269445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020090039A Active JP7487555B2 (ja) 2019-09-27 2020-05-22 液滴吐出装置及び駆動波形制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7487555B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196554A (ja) 2006-01-27 2007-08-09 Brother Ind Ltd インク滴吐出装置
JP2009072973A (ja) 2007-09-19 2009-04-09 Seiko Epson Corp 液体吐出装置、その制御方法及びそのプログラム
JP2012126046A (ja) 2010-12-16 2012-07-05 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置及び駆動波形信号生成方法
JP2014042995A (ja) 2012-08-24 2014-03-13 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、および、液体噴射装置の制御方法
JP2016010941A (ja) 2014-06-30 2016-01-21 株式会社リコー 画像形成装置及びヘッド駆動制御方法
US20160082722A1 (en) 2014-09-22 2016-03-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Drive method and drive apparatus for ink jet head

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196554A (ja) 2006-01-27 2007-08-09 Brother Ind Ltd インク滴吐出装置
JP2009072973A (ja) 2007-09-19 2009-04-09 Seiko Epson Corp 液体吐出装置、その制御方法及びそのプログラム
JP2012126046A (ja) 2010-12-16 2012-07-05 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置及び駆動波形信号生成方法
JP2014042995A (ja) 2012-08-24 2014-03-13 Seiko Epson Corp 液体噴射装置、および、液体噴射装置の制御方法
JP2016010941A (ja) 2014-06-30 2016-01-21 株式会社リコー 画像形成装置及びヘッド駆動制御方法
US20160082722A1 (en) 2014-09-22 2016-03-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Drive method and drive apparatus for ink jet head

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021054049A (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9517621B2 (en) Image forming apparatus including recording head for ejecting liquid droplets
US20100053252A1 (en) Liquid discharging apparatus and method of controlling liquid discharging apparatus
US7673953B2 (en) Liquid ejection apparatus for suppressing a decrease in speed of liquid droplets which are discharged from adjacent nozzles during the same discharge period
JP4631506B2 (ja) 液体噴射装置
US8109590B2 (en) Liquid ejecting apparatus and method of setting signal for micro vibration
US8186791B2 (en) Liquid ejecting apparatus and control method thereof
JP2013059875A (ja) 画像形成装置
US9340013B2 (en) Image forming apparatus and head drive control method
JP2016010937A (ja) 画像形成装置及びヘッド駆動制御方法
JP2007253618A (ja) インクジェット記録装置
JP2002001952A (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置
JP2006264075A (ja) 液滴吐出ヘッドの駆動方法及び液滴吐出装置
JP7487555B2 (ja) 液滴吐出装置及び駆動波形制御方法
JP2010188703A (ja) 液体吐出装置、液体吐出方法、及び、吐出パルス設定方法
JP2008105265A (ja) 液体噴射ヘッドの駆動方法、及び、液体噴射装置
US11331914B2 (en) Droplet discharging apparatus and driving waveform control method
JP2016010941A (ja) 画像形成装置及びヘッド駆動制御方法
JP2785701B2 (ja) インクジェット式プリンタヘッド及びその駆動方法
JP4345346B2 (ja) 静電式インクジェットヘッドの駆動方法、及びインクジェットプリンタ
JP2020055214A (ja) 液体吐出ヘッド及びプリンタ
JP3419372B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2004142448A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の制御装置
JP4829613B2 (ja) 液体吐出装置の駆動方法および液体吐出装置
JP2011031441A (ja) インクジェット記録装置
JP4209000B2 (ja) インクジェットヘッド用駆動装置及び該駆動装置を備えたインクジェットヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7487555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150