JP7485887B2 - ロードコーン用カメラ装置 - Google Patents

ロードコーン用カメラ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7485887B2
JP7485887B2 JP2020079322A JP2020079322A JP7485887B2 JP 7485887 B2 JP7485887 B2 JP 7485887B2 JP 2020079322 A JP2020079322 A JP 2020079322A JP 2020079322 A JP2020079322 A JP 2020079322A JP 7485887 B2 JP7485887 B2 JP 7485887B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera device
road cone
cylindrical body
camera
camera unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020079322A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021175125A5 (ja
JP2021175125A (ja
Inventor
晴雄 畑中
裕夫 信岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xacti Corp
Original Assignee
Xacti Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xacti Corp filed Critical Xacti Corp
Priority to JP2020079322A priority Critical patent/JP7485887B2/ja
Publication of JP2021175125A publication Critical patent/JP2021175125A/ja
Publication of JP2021175125A5 publication Critical patent/JP2021175125A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7485887B2 publication Critical patent/JP7485887B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

本開示は、ロードコーン用カメラ装置、及び、それを備える撮像システムに関する。
例えば特許文献1には、ロードコーン(安全コーン)に全天球型のカメラ装置(カメラ)を装着してなるモニタリングシステムが開示されている。このモニタリングシステムは、全天球型のカメラ装置によって取得された画像に基づいて、監視対象物の周辺における移動体(例えば、作業員)の有無を判定することができる。
特開2018-97788号公報
しかしながら、前記特許文献1のように、ロードコーンの先端にカメラ装置を装着するだけでは、撮像中にカメラ装置が揺れ動いたり、回転したりしてしまい、カメラ装置の撮像範囲が変動してしまう虞があった。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ロードコーンにカメラ装置を堅固に装着し、ひいては、その撮像範囲の変動を抑制することにある。
本開示の第1の態様は、上端部に設けられる開口部と、該開口部の周縁に設けられる凹部と、を備えるロードコーンに装着されるロードコーン用カメラ装置に係る。このロードコーン用カメラ装置は、半天球型の撮像レンズを有し、該撮像レンズを上方に向けた姿勢で配置されるカメラ部と、前記カメラ部を収容する筐体と、前記筐体から下方に向かって延び、前記開口部に挿入される筒状体と、前記筒状体の外面から突出し、前記凹部に係合する回り止め部と、を備える。
前記第1の態様によれば、筒状体の外面に回り止め部を設けることで、ロードコーンに対するカメラ装置の回転を抑制することが可能となる。これにより、ロードコーンにカメラ装置を堅固に装着し、ひいては、その撮像範囲の変動を抑制することができる。
また、本開示の第2の態様によれば、前記筒状体には、少なくとも電池が収容される、としてもよい。
前記第2の態様によれば、筒状体は、ロードコーンと筐体によって側方ないし上方から包囲されることになる。これにより、筒状体に収容される電池の被水を抑制することが可能となる。
また、本開示の第3の態様によれば、前記筐体には、正面方向を示すマークが設けられる、としてもよい。
前記第3の態様によれば、カメラ装置を適切な方向に指向させることが可能となる。
また、本開示の第4の態様によれば、前記カメラ部は、前記正面方向を撮像範囲の中心に設定した状態で動画撮影を実行する、としてもよい。
前記第4の態様によれば、カメラ装置を適切な方向に指向させ、より良好な動画撮影を実現することができるようになる。
また、本開示の第5の態様によれば、前記ロードコーン用カメラ装置は、前記筒状体の外面から突出させてなる抜け止め部を備え、前記抜け止め部は、前記筒状体の軸方向においては、前記回り止め部に比して先端側に配置され、前記筒状体の周方向においては、前記回り止め部とは異なる角度位置に配置される、としてもよい。
前記第5の態様によれば、筒状体の外面に抜け止め部を設けることで、ロードコーンからのカメラ装置の脱落を抑制することができる。
また、本開示の第6の態様によれば、前記筒状体の軸方向における前記回り止め部の寸法は、該軸方向における前記凹部の厚み以上に設定される、としてもよい。
前記第6の態様によれば、回り止め部の寸法を凹部の厚み以上に設定することで、回り止め部と凹部との接触面積を可能な限り広く確保することができる。これにより、ロードコーンにカメラ装置をより堅固に装着することができるようになる。
また、本開示の第7の態様は、撮像システムに係る。この撮像システムは、前記ロードコーン用カメラ装置と、前記ロードコーン用カメラ装置が装着されるロードコーンと、を備える。
以上説明したように、本開示によれば、ロードコーンにカメラ装置を堅固に装着し、ひいては、その撮像範囲の変動を抑制することができる。
図1は、撮像システムの全体構成を例示する図である。 図2は、ロードコーン用カメラ装置の構成を例示する斜視図である。 図3は、筒状体の構成を例示する三面図である。 図4は、ロードコーン用カメラ装置の構成を例示する分解斜視図である。 図5は、ロードコーン用カメラ装置の構成を例示する断面図である。 図6は、カメラユニットの構成を例示するブロック図である。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明は例示である。
<全体構成>
図1は、ロードコーン用カメラ装置1を備える撮像システムSの全体構成を例示する図である。また、図2は、ロードコーン用カメラ装置1の構成を例示する斜視図であり、図3は、筒状体3の構成を例示する三面図である。
撮像システムSは、ロードコーン100と、このロードコーン100に装着されるロードコーン用カメラ装置(以下、単に「カメラ装置」という)1と、を備えてなる。
このうち、ロードコーン100は、交通整理等を目的として道路に設置される錐状の器具を指す。特に、本実施形態に係るロードコーン100は、図2に例示するように、その上端部101に設けられる開口部101aと、該開口部101aの周縁に設けられる凹部101bと、を備える。
詳しくは、ロードコーン100の上端部101は、略水平面に沿って切り欠けられる。そうして切り欠いたことで、ロードコーン100の上端部101には、略円形状の横断面を有する開口部101aが形成される。さらに、この開口部101aの内周面には、その周縁を切り欠いてなる凹部101b設けられる。この凹部101bは、開口部101aにおける周縁の一部を外方に向かって拡径させてなり、矩形状の輪郭を有する。
また、カメラ装置1は、ロードコーン100の周囲を撮像(例えば、動画撮影)するための装置であって、そのロードコーン100の上端部101付近に装着されて用いられる。このカメラ装置1は、図1に例示するように、スマートフォン、タブレット端末等、使用者による入力を受け付ける外部端末Pと通信可能に構成される。
詳しくは、カメラ装置1は、ロードコーン100の上端部101に載置されるカメラユニット2と、そのカメラユニット2の筐体24から下方に向かって延びる筒状体3と、を備える。
カメラユニット2は、カメラとして機能するカメラ部26と、カメラ部26を収容する筐体24と、カメラ部26を上方から覆う透明カバー21と、を備える。
ここで、カメラ部26は、半天球型の撮像レンズ26aを有する。このカメラ部26は、撮像レンズ26aを上方に向けた姿勢で配置される。筐体24は、そうして配置されるカメラ部26を収容した状態で、ロードコーン100の上端部101に載置される。また、透明カバー21は、略ドーム状に形成されており、アクリル樹脂等、透光性を有する材料からなる。透明カバー21は、カメラ部26を構成する各種部材のうち、撮像レンズ26aを側方および上方から覆う。
一方、筒状体3は、カメラユニット2の筐体24から下方に向かって延びる筒状に形成される。この筒状体3は、図2に示すように、ロードコーン100の開口部101aに挿入されるように構成される。筒状体3には、少なくとも電池9が収容される(図5を参照)。
本実施形態に係るカメラ装置1は、カメラユニット2、筒状体3等、複数の部材を実質的に一体化してなる。以下、カメラ装置1の構成について詳細に説明する。
<カメラ装置の構成>
図4は、カメラ装置1の構成を例示する分解斜視図であり、図5は、その断面図である。また、図6は、カメラユニット2の構成を例示するブロック図である。
図4等に例示するように、カメラ装置1を構成するカメラユニット2は、主たる構成要素として、透明カバー21と、カバー保持部材22と、支持リング23と、筐体24と、マーク部材25と、カメラ部26と、を備える。
このうち、透明カバー21は、前述のように、ドーム状に形成された半球面を上方に向けた姿勢で配置される。透明カバー21における半球面の周縁部は、図5に示すように、カバー保持部材22と、支持リング23とによって上下方向に挟持される。
カバー保持部材22は、図4に例示するように、略リング状に形成される。図5に例示するように、カバー保持部材22は、透明カバー21の周縁部に外接する。カバー保持部材22は、支持リング23とともに透明カバー21を固定するために用いられる。
支持リング23は、図4に例示するように、略リング状に形成される。図5に例示するように、支持リング23は、透明カバー21の周縁部に下方から当接することで、その周縁部を下方から支持する。
筐体24は、少なくともロードコーン100の開口部101aよりも大径の円筒状に形成される。筐体24は、カメラ部26を側方から取り囲むとともに、透明カバー21、カバー保持部材22、支持リング23とともにカメラ部26の収容空間を区画する。また、筐体24の下面24aは、筒状体3をネジ込むことができるように開口している。
マーク部材25は、ネジ状の部材として構成されており、筐体24の側面に設けた開口部にネジ込まれて固定される。このマーク部材25は、筐体24の表面とは異なる色彩とされており、カメラ部26の正面方向A3を示すマークとして機能する。図2に示すように、カメラ部26は、その正面方向A3を撮像範囲Rの中心に設定した状態で動画撮影を実行する。
カメラ部26は、図4~図5に例示するように、筐体24等によって区画される収容空間に収容される。前述のように、カメラ部26は、撮像レンズ26aを上方に向けた姿勢で収容されており、撮像レンズ26aの側方を撮像(例えば、動画撮影)する。
さらに詳しくは、カメラ部26は、図6に例示するように、前述の撮像レンズ26aに加えて、被写体の光学像を画像信号に光電変換する撮像素子26bと、画像信号に対して種々の処理を施す信号処理部26cと、を有する。
このうち、撮像レンズ26aは、被写体からの光を集光し、撮像素子26bに入射させる。本実施形態に係る撮像レンズ26aは、ロードコーン100の上端部101から露出して、そのレンズ面を上方に向けた姿勢で用いられる。
撮像素子26bは、その受光面に配置された複数の画素によって、被写体の光学像を光電変換して電気信号(画像信号)を生成する。具体的に、撮像素子26bは、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサ等を用いて実現することができる。
信号処理部26cは、撮像素子26bにおいて生成された画像信号に対してA/D変換、ホワイトバランス調整、色分離等の処理を施すよう構成される。具体的に、信号処理部26cは、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integration Circuit)等を用いて実現することができる。
カメラ部26には、信号処理部26cにより処理された画像信号をフレーム単位で一時的記録するメモリ4aと、メモリ4aに記録された画像信号を継続的に記録する記録媒体4bと、がデータ送受可能に接続される。
このうち、メモリ4aは、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)等の揮発性メモリを用いて実現することができる。また、記録媒体4bは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いて実現することができる。
カメラ部26はまた、制御部10と電気的に接続される。カメラ部26による動画撮影は、制御部10から入力される信号によって制御される。制御部10は、例えばカメラ部26に内蔵されており、信号処理部26cと同様に、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integration Circuit)等を用いて実現することができる。制御部10と信号処理部26cを一体的に構成してもよい。
カメラ部26は、内蔵バッテリとしての電池9から供給される電力によって作動する。
カメラ部26と電池9との接続を実現するために、カメラ部26の下面には、筒状体3の内部空間に連通する開口部26dが設けられる。
また、本実施形態に係る制御部10には、赤外線センサ5、スピーカ6、パイロットランプ7および通信部8が接続される。
このうち、赤外線センサ5は、カメラ装置1周辺の接近物を検出し、それを検出したことを示す信号を制御部10に入力する。赤外線センサ5に代えて、画像センサ、超音波センサ等を用いてもよい。
スピーカ6は、制御部10から入力される信号に基づいて、赤外線センサ5が接近物を検出したときにアラート音を発する。同様に、パイロットランプ7は、例えばLED光源からなり、接近物を検出したときに点灯する。
通信部8は、例えば無線式のルータによって構成される。通信部8は、カメラ部26と外部端末Pとを、Wi-Fi(登録商標)等の無線LANによって通信可能に接続する。これにより、カメラ部26と外部端末Pとの間でデータ送受が可能となる。具体的に、通信部8は、カメラ部26により取得された画像信号を外部端末Pへ伝送する。これにより、外部端末Pには、カメラ部26によって撮影された映像が表示される。一方、外部端末Pへの入力に基づいて、カメラ部26の撮影パラメータ等、カメラ部26による撮像を制御することもできる。または、後述のように、ロードコーン100への接近物を検出したときに、その旨を外部端末P上に通知してもよい。
筒状体3は、上端側を開口させた有底円筒状に形成される。筒状体3における上端部の外面には、筐体24の下面24aにネジ込むためのネジ山3aが設けられる(図3を参照)。筒状体3を筐体24にネジ込むことで、カメラユニット2と筒状体3とが一体的なカメラ装置1を構成する。
また、筒状体3は、該筒状体3の外面から突出しかつ、ロードコーン100の凹部101bに係合する回り止め部31を有する。回り止め部31の突出方向は、例えば、筒状体3の径方向(筒状体3の中心軸から放射状に延びる方向)とすることができる。この径方向における回り止め部31の突出量は、凹部101bと同径又は凹部101bよりも小径であって、かつ開口部101aよりも大径に設定される。凹部101bに回り止め部31を係合させることで、筒状体3の周方向(図2の矢印A2に沿う方向)におけるカメラ装置1の回転が抑制される。
詳しくは、回り止め部31は、筒状体3の軸方向(図2の矢印A1に沿う方向)においては、ネジ山3aの下方に配置される。このように配置することで、筒状体3を筐体24にネジ込んだときに、筐体24の下面24aと回り止め部31の上面とが当接するようになる(図5を参照)。
さらに詳しくは、回り止め部31は、筒状体3の周方向においては、マーク部材25と略同じ角度位置に配置される(図5を参照)。このように配置することで、回り止め部31を直接視認せずとも、その回り止め部31の角度位置を使用者に把握させることができるようになる。
さらに詳しくは、筒状体3の軸方向における回り止め部31の寸法Tは、同方向における凹部101bの厚み(上下方向における厚み)以上に設定される。こうすることで、回り止め部31と凹部101bとの接触面積を可能な限り広く確保することができる。
さらに詳しくは、図3の(a),(b),(c)に示すように、前記軸方向における回り止め部31の寸法Tは、前記周方向における回り止め部31の寸法よりも長い。回り止め部31は、軸方向に縦長の矩形状に形成される。
また、筒状体3は、該筒状体3の外面から突出させてなる抜け止め部32を備える。抜け止め部32の突出方向は、回り止め部31と同様に、例えば、筒状体3の径方向とすることができる。この径方向における抜け止め部32の突出量は、凹部101bと同径又は凹部101bよりも小径であって、かつ開口部101aよりも大径に設定される。
図2等に示すように、抜け止め部32は、筒状体3の軸方向においては、回り止め部31に比して先端側(下端側)に配置され、筒状体3の周方向においては、回り止め部31とは異なる角度位置に配置される。図例では、抜け止め部32は、筒状体3の下端部に設けられており、回り止め部31から180°オフセットさせた角度位置に配置されている。
さらに詳しくは、前記軸方向における抜け止め部32の寸法は、図3の(a),(b),(c)に示唆されるように、前記周方向における抜け止め部32の寸法よりも長い。抜け止め部32は、回り止め部31と同様に、軸方向に縦長の矩形状に形成される。
<カメラ装置の使用方法>
カメラ装置1の使用時には、凹部101bの直上方に抜け止め部32を配置して、図2の矢印A1に沿って筒状体3を開口部101aに挿入する。そして、抜け止め部32が凹部101bを通過した後に、カメラ装置1を矢印A2に沿って回転させ、凹部101bに回り止め部31を嵌入し、この凹部101bに回り止め部31を係合させる。こうして、図5に示すように、ロードコーン100にカメラ装置1が装着される。
図5に示す状態では、カメラ装置1を上方に引き抜くことで、凹部101bと回り止め部31との係合が解除される。しかしながら、抜け止め部32を開口部101aよりも大径に構成したことで、抜け止め部32が開口部101aに干渉するようになる。この干渉によって、ロードコーン100からのカメラ装置1の脱落が抑制される。
その後、動画撮影が開始されると、カメラ部26は、透明カバー21によって被水等から保護された状態で、撮像レンズ26aの全周を動画撮影する。撮影された映像は、通信部8を介して外部端末P上で再生されたり、外部端末Pから動画データとして取り出されたりする。
動画撮影中、赤外線センサ5が接近物を検出すると、スピーカ6からアラート音が発せられるとともに、検出前後の所定期間(接近物の検出タイミングから一定時間遡ったタイミングを始点とし、かつ、接近物の検出タイミングを含んだ所定期間)にわたって記録媒体4bに動画を保存する。接近物の検出は、通信部8を介して外部端末P上に通知したり、パイロットランプ7の点灯を通じてロードコーン100の周囲に報知したりしてもよい。
なお、カメラ装置1は、動画の代わりに静止画を保存してもよい。静止画を保存する場合、接近物の検出タイミングにおいて撮像された画像、又は、その検出タイミングの直後に撮像された画像が保存されることになる。静止画を保存する場合においても、外部端末P上に通知したり、パイロットランプ7等を通じてロードコーン100の周囲に報知したりすることができる。
また、接近物を検出したときばかりでなく、例えば、前回撮影時からの画像変化量が大きいときに動画または静止画を保存してもよい。或いは、一定期間毎に動画または静止画を保存してもよい。一定期間毎に動画または静止画を保存する場合、例えば、接近物が検出されたことを契機として、動画の保存期間を延ばしたり、その保存間隔(前記一定期間)を短くしたりしてもよい。
また、外部端末Pへの入力を通じて各種設定を変更することで、接近者を検出したときばかりでなく、工事現場等における丸一日の状況を示す動画または静止画を保存することもできる。
<カメラ装置の固定に関して>
図2及び図5に示したように、筒状体3の外面に回り止め部31を設けることで、ロードコーン100に対するカメラ装置1の回転を抑制することが可能となる。これにより、ロードコーン100にカメラ装置1を堅固に装着し、ひいては、その撮像範囲の変動を抑制することができる。
また、図5に示したように、筒状体3は、ロードコーン100と筐体24とによって側方ないし上方から包囲される。これにより、筒状体3に収容される電池9の被水を抑制することが可能となる。
また、図2等に示したように、筐体24にマーク部材25を取り付けることで、このマーク部材25を、カメラ装置1を適切な方向に指向させるための目安(マーク)として機能させることができる。これにより、より良好な動画撮影を実現することができるようになる。
また、図5に示したように、筒状体3の外面に抜け止め部32を設けることで、ロードコーン100からのカメラ装置1の脱落を抑制することができる。
また、図5に示したように、回り止め部31の寸法Tを凹部101bの厚み以上に設定することで、回り止め部31と凹部101bとの接触面積を可能な限り広く確保することができる。これにより、ロードコーン100にカメラ装置1をより堅固に装着することができるようになる。
《他の実施形態》
前記実施形態では、カメラ装置1による動画撮影は、カメラ部26に内蔵された制御部10によって制御されるように構成されていたが、本開示は、そうした構成に限定されない。例えば、外部端末Pからの無線信号に基づいて、カメラ装置1による動画撮影を制御することもできる。
また、前記実施形態では、マーク部材25はネジ状の部材によって構成されていたが、本開示は、そうした構成に限定されない。マーク部材25は、筐体24の表面に貼り着けられるシート状の部材としてもよい。
また好ましくは、マーク部材25は、電源ボタン等の機能スイッチとして構成することもできる。この場合、マーク部材25は、正面方向A3を示すマークと、略水平方向に沿って押される機能スイッチと、を兼用することになる。
1 カメラ装置
2 カメラユニット
24 筐体
25 マーク部材
26 カメラ部
26a 撮像レンズ
3 筒状体
31 回り止め部
32 抜け止め部
9 電池
100 ロードコーン
101 ロードコーンの上端部
101a 開口部
101b 凹部
P 外部端末
S 撮像システム
T 軸方向における回り止め部の寸法

Claims (3)

  1. 上端部に設けられる開口部と、該開口部の周縁に設けられる凹部と、を備えるロードコーンに装着されるロードコーン用カメラ装置であって、
    半天球型の撮像レンズを有し、該撮像レンズを上方に向けた姿勢で配置されるカメラ部と、
    前記カメラ部を収容する筐体と、
    前記筐体から下方に向かって延び、前記開口部に挿入される筒状体と、
    前記筒状体の外面から突出し、前記凹部に係合する回り止め部と、を備える
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
  2. 請求項に記載されたロードコーン用カメラ装置において、
    前記筐体には、正面方向を示すマークが設けられる
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
  3. 請求項に記載されたロードコーン用カメラ装置において、
    前記カメラ部は、前記正面方向を撮像範囲の中心に設定した状態で動画又は静止画の撮影を実行し、
    前記カメラ部は、接近物を検出したとき、前回撮影時からの画像変化量が大きいとき、又は、外部端末からの無線信号を受け付けたときに、前記動画又は静止画を保存する
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
JP2020079322A 2020-04-28 2020-04-28 ロードコーン用カメラ装置 Active JP7485887B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020079322A JP7485887B2 (ja) 2020-04-28 2020-04-28 ロードコーン用カメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020079322A JP7485887B2 (ja) 2020-04-28 2020-04-28 ロードコーン用カメラ装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021175125A JP2021175125A (ja) 2021-11-01
JP2021175125A5 JP2021175125A5 (ja) 2023-05-09
JP7485887B2 true JP7485887B2 (ja) 2024-05-17

Family

ID=78280046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020079322A Active JP7485887B2 (ja) 2020-04-28 2020-04-28 ロードコーン用カメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7485887B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003203295A (ja) 2001-12-11 2003-07-18 Rubbermaid Commercial Prod Llc オーディオコーンモジュール
JP2017041881A (ja) 2015-08-21 2017-02-23 株式会社リコー 保安器具、画像通信システム、照射方法及びプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003203295A (ja) 2001-12-11 2003-07-18 Rubbermaid Commercial Prod Llc オーディオコーンモジュール
JP2017041881A (ja) 2015-08-21 2017-02-23 株式会社リコー 保安器具、画像通信システム、照射方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021175125A (ja) 2021-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101796136B1 (ko) 검지 장치, 부하 제어 장치 및 부하 제어 시스템
JP6447915B2 (ja) 負荷制御装置
JP6681590B2 (ja) センサ制御装置、センサシステム及び負荷制御システム
KR101173542B1 (ko) 센서등 일체형 cctv 카메라 장치
KR101439180B1 (ko) 조명 융합형 무선 감시 카메라 시스템
DK201400149U3 (da) Infrarødt overvågningskamera
JP2009147647A (ja) 自動撮像装置
EP2958315B1 (en) Camera device and method for controlling a camera device
JP5760315B2 (ja) 画像判定装置
JP7485887B2 (ja) ロードコーン用カメラ装置
JP2008123356A (ja) 監視カメラ装置
US7592913B2 (en) Wireless AV lighting fixture with auto sensor
JP6617990B2 (ja) センサ制御装置、センサシステム、負荷制御システム、センサ制御方法およびプログラム
TWM509482U (zh) 監控裝置及其系統
JP2007134850A (ja) カメラモジュール
KR101580603B1 (ko) 조립이 간편한 cctv하우징
JP2021088841A (ja) ロードコーン用カメラ装置
JP2020042262A (ja) 撮像装置およびその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP6956391B2 (ja) センサ装置、制御システムおよび負荷制御システム
US11533894B2 (en) Angling system
JP3103990U (ja) 赤外線発光手段内臓カメラ
JP2022182466A (ja) 監視カメラ
JP2009288521A (ja) パノラマレンズ
TWI573455B (zh) 監控裝置、系統及其方法
JP2017173771A (ja) レンズユニット及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230426

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230426

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240321

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7485887

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150