JP2021088841A - ロードコーン用カメラ装置 - Google Patents

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晴雄 畑中
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裕夫 信岡
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稔祐 田口
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泰輔 西野
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Abstract

【課題】ロードコーン用カメラ装置において、野外での使用に耐えうる構成を提供する。【解決手段】ロードコーンCの周囲を撮像するためのロードコーン用カメラ装置1は、半天球型の撮像レンズ24aを有し、撮像レンズ24aを上方に向けた姿勢でロードコーンCの上側に配置されるカメラ部24と、撮像レンズ24aを上方から覆う透明カバー21と、透明カバー21の上方に配置され、透明カバー21を掩蔽または露出させるように開閉するキャップ部材3を備え、使用者による入力を受け付ける外部端末Pと通信可能に接続される。【選択図】図1

Description

ここに開示する技術は、ロードコーン用カメラ装置に関する。
例えば特許文献1には、ロードコーン(安全コーン)に全天球型のカメラを装着してなるモニタリングシステムが開示されている。このモニタリングシステムは、全天球型のカメラによって取得された画像に基づいて、監視対象物の周辺における移動体(例えば、作業員)の有無を判定することができる。
特開2018−97788号公報
ところで、一般的なロードコーンは、野外で使用するのが通例である。そのため、前記特許文献1のように、カメラを剥き出しのままロードコーンに装着してしまっては、雨風に晒されてカメラが被水したり、カメラのレンズにゴミが付着したりする虞がある。
そこで、ロードコーンの先端に透明部材からなるカバー(以下、単に「透明カバー」という)を取り付けることで、その透明カバーによってカメラを覆うことが考えられる。しかしながら、単に透明カバーでカメラを覆うだけでは、非使用時にロードコーン同士を積み重ねたときに、カメラおよび透明カバーを設けたロードコーンと、他のロードコーンとの干渉によって透明カバーに傷が付く虞がある。
またそもそも、一般的なロードコーンは、前述のように主に野外で使用されるため、カメラによる撮像を滞りなく行うためには、透明カバー自体の汚れを抑制するような仕組みが必要となる。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ロードコーン用カメラ装置において、野外での使用に耐えうる構成を実現することにある。
本開示は、ロードコーンの周囲を撮像するためのロードコーン用カメラ装置に係る。このロードコーン用カメラ装置は、半天球型の撮像レンズを有し、該撮像レンズを上方に向けた姿勢で前記ロードコーンの上部に配置されるカメラ部と、前記撮像レンズを上方から覆う透明カバーと、前記透明カバーの上方に配置され、該透明カバーを掩蔽または露出させるように開閉するキャップ部材と、を備える。
この構成によれば、撮像レンズを透明カバーで覆うことで、撮像レンズの被水およびゴミの付着等を抑制することができる。また、キャップ部材を新たに設けることで、非撮像時には透明カバーを掩蔽し、透明カバーを汚れ、傷等から保護することができる。これにより、透明カバー自体の汚れを抑制することができ、ひいては、野外での使用に耐えうる構成を実現することができる。また、ロードコーンを積み重ねて収容することが可能となり、非撮像時における使い勝手を向上させることができる。
また、前記カメラ部は、前記ロードコーンに内蔵され、前記キャップ部材は、該キャップ部材の閉じ状態においては、前記ロードコーンの頂部をなす、としてもよい。
この構成によれば、ロードコーン用カメラ装置をコンパクトにレイアウトすることができる。これにより、ロードコーン用カメラ装置の使い勝手を向上させることができる。
また、前記ロードコーン用カメラ装置は、前記ロードコーンの頂部に着脱可能な装着具を備え、前記カメラ部、前記透明カバーおよび前記キャップ部材は、前記装着具を介して前記ロードコーンの頂部に着脱される、としてもよい。
この構成によれば、ロードコーン自体の構成を変更することなく、ロードコーン用カメラ装置を設けることができるようになる。これにより、ロードコーン用カメラ装置の使い勝手を向上させることができる。
また、前記透明カバーには、前記撮像レンズの側方に位置する部位を除いて遮光コーティングが施される、としてもよい。
野外で使用する場合、太陽からの光量(特に、透明カバーによって反射されて撮像レンズに入射した太陽光)が過大になって撮像に支障を来す虞がある。そこで、前述のように透明カバーに遮光コーティングを施すことで、太陽光の入射を抑制することができ、野外であっても好適に撮像することができるようになる。
また、前記カメラ部は、使用者による入力を受け付ける外部端末と通信可能に接続され、前記外部端末への入力に基づいて、前記カメラ部における撮像が制御される、としてもよい。
この構成によれば、カメラ部による撮像を外部から制御することができ、ひいては、ロードコーン用カメラ装置の使い勝手を向上させることができる。
以上説明したように、前記ロードコーン用カメラ装置によれば、野外での使用に耐えうる構成を実現することができる。
図1は、ロードコーン用カメラ装置を例示する図である。 図2Aは、キャップ部材の閉じ状態を例示する斜視図である。 図2Bは、キャップ部材の開き状態を例示する斜視図である。 図3は、カメラユニットの構成を例示する斜視図である。 図4は、カメラユニットの構成を例示する分解斜視図である。 図5は、カメラユニットの構成を例示する断面図である。 図6は、透明カバーの構成を例示する斜視図である。 図7は、カメラ部の構成を例示するブロック図である。 図8は、カメラユニットを下方から見て例示する図である。 図9は、ロードコーン用カメラ装置の変形例を示す図1対応図である。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明は例示である。
<全体構成>
図1は、ロードコーン用カメラ装置の全体構成を例示する図である。また、図2Aは、キャップ部材の閉じ状態を例示する斜視図であり、図2Bは、キャップ部材の開き状態を例示する斜視図である。なお、図2Bでは、ロードコーン用カメラ装置の内部構造を明瞭に示すべく、後述の透明カバー21を2点鎖線で示した。
ロードコーン用カメラ装置(以下、単に「カメラ装置」という)1は、ロードコーンCの周囲を撮像(例えば、動画撮影)するための装置であって、そのロードコーンCの頂部付近に収容されて用いられる。このカメラ装置1は、図1に例示するように、スマートフォン、タブレット端末等、使用者による入力を受け付ける外部端末Pと通信可能に構成される。
なお、ここでいうロードコーンCは、交通整理等を目的として道路に設置される錐状の器具を指す。特に、本実施形態に係るロードコーンCは、該ロードコーンCに収容されたカメラ装置1を部分的に露出させるべく、その頂部を切り欠いて構成される。そうして切り欠いた部位の代わりに、後述のキャップ部材3がロードコーンCの頂部として機能するように構成される。
カメラ装置1は、ロードコーンCに内蔵されるカメラユニット2と、そのカメラユニット2を掩蔽または露出させるように開閉するキャップ部材3と、を備える。
カメラユニット2は、ロードコーンCの上部に配置されるカメラ部24と、カメラ部24の撮像レンズ24aを上方から覆う透明カバー21と、を備える。なお、ここでいう「ロードコーンCの上部」とは、ロードコーンCを上下方向に2分したときの上側の部位、および、該上側の部位の近傍を指す。
ここで、カメラ部24は、半天球型の撮像レンズ24aを有する。このカメラ部24は、撮像レンズ24aを上方に向けた姿勢で、ロードコーンCの頂部付近に内蔵される。また、透明カバー21は、略ドーム状に形成されており、アクリル樹脂等、透光性を有する材料からなる。
一方、キャップ部材3は、カメラユニット2における透明カバー21の上方に配置され、この透明カバー21を掩蔽または露出させるように開閉する。具体的に、本実施形態に係るキャップ部材3は、樹脂製の部材として構成されており、略錐状に形成される。キャップ部材3は、不図示のヒンジ機構によって、略水平方向に延びる回転軸に沿って回動する。
図2Aに例示するように、キャップ部材3は、その閉じ状態においては、透明カバー21、およびカメラ部24における撮像レンズ24aを掩蔽する。キャップ部材3が透明カバー21を掩蔽することで、透明カバー21をキズ、汚れ等から保護することができる。また、本実施形態に係るキャップ部材3は、該キャップ部材3の閉じ状態においては、ロードコーンCから切り欠けられた部位の代わりに、ロードコーンCの頂部をなす。
図2Bに例示するように、キャップ部材3は、その開き状態においては、透明カバー21、およびカメラ部24における撮像レンズ24aを露出させる。本実施形態に係るカメラ部24は、キャップ部材3の開き状態においては、透明カバー21を透過して撮像レンズ24aに到達した光によって、ロードコーンCの周囲を撮像することができる。
前述のカメラユニット2は、カメラ部24および透明カバー21等、複数の部材を一体化してなる。このカメラユニット2は、キャップ部材3とは別体に構成される。以下、カメラユニット2の構成について詳細に説明する。
<カメラユニットの構成>
図3は、カメラユニットの構成を例示する斜視図である。図4は、カメラユニットの構成を例示する分解斜視図である。図5は、カメラユニットの構成を例示する断面図である。また、図6は、透明カバーの構成を例示する斜視図であり、図7は、カメラ部の構成を例示するブロック図である。また、図8は、カメラユニットを下方から見て例示する図である。
図3〜図5に例示するように、カメラユニット2は、主たる構成要素として、透明カバー21と、内接部材22と、支持リング23と、カメラ部24と、支持プレート25と、台座部26と、を備える。
このうち、透明カバー21は、ドーム状に形成された半球面を上方に向けた姿勢で配置される。透明カバー21における半球面の周縁部は、図5に示すように、内接部材22と、支持リング23とによって上下方向に挟持される。
また、透明カバー21は、前述のように透光性を有する材料から形成されるところ、本実施形態では、敢えて、その透光性を部分的に抑制するような工夫が講じられている。
具体的に、本実施形態に係る透明カバー21には、撮像レンズ24aの側方に位置する部位を除いて遮光コーティング21aが施される(図6の斜線部を参照)。これにより、撮像レンズ24aの上方から差し込む光は、透明カバー21を透過せずに反射される(図6の矢印L1を参照)。一方、撮像レンズ24aの側方から差し込む光は、透明カバー21を透過して撮像レンズ24aに至る(図6の矢印L2を参照)。遮光コーティング21aを施すことで、カメラ部24は、撮像レンズ24aの側方を良好に撮像することができる。
内接部材22は、図4に例示するように、下方に向かってテーパ状に拡径した円筒状に形成される。図5に例示するように、内接部材22は、カメラ部24を側方から取り囲むとともに、ロードコーンCの内周面に対して内接する。内接部材22は、カメラ部24を保護するばかりでなく、支持リング23とともに透明カバー21を固定するために用いられる。
支持リング23は、図4に例示するように、略リング状に形成される。図5に例示するように、支持リング23は、内接部材22における上端側の周縁部に内接し、その上端側の周縁部とともに、透明カバー21を挟持する。
カメラ部24は、図4〜図5に例示するように、内接部材22等によって区画される収容空間に収容される。前述のように、カメラ部24は、撮像レンズ24aを上方に向けた姿勢で収容されており、撮像レンズ24aの側方を撮像(例えば、動画撮影)する。
さらに詳しくは、カメラ部24は、図7に例示するように、前述の撮像レンズ24aに加えて、被写体の光学像を画像信号に光電変換する撮像素子24bと、画像信号に対して種々の処理を施す信号処理部24cと、を有する。
このうち、撮像レンズ24aは、被写体からの光を集光し、撮像素子24bに入射させる。本実施形態に係る撮像レンズ24aは、ロードコーンCの開口端から露出して、そのレンズ面を上方に向けた姿勢で用いられる。
撮像素子24bは、その受光面に配置された複数の画素によって、被写体の光学像を光電変換して電気信号(画像信号)を生成する。具体的に、撮像素子24bは、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサ等を用いて実現することができる。
信号処理部24cは、撮像素子24bにおいて生成された画像信号に対してA/D変換、ホワイトバランス調整、色分離等の処理を施すよう構成される。具体的に、信号処理部24cは、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integration Circuit)等を用いて実現することができる。
カメラ部24には、信号処理部24cにより処理された画像信号をフレーム単位で一時的記録するメモリ4aと、メモリ4aに記録された画像信号を継続的に記録する記録媒体4bと、がデータ送受可能に接続される。
このうち、メモリ4aは、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)等の揮発性メモリを用いて実現することができる。また、記録媒体4bは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを用いて実現することができる。
カメラ部24はまた、制御部100と電気的に接続される。カメラ部24による動画撮影は、制御部100から入力される信号によって制御される。制御部100は、信号処理部24cと同様に、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integration Circuit)等を用いて実現することができる。制御部100と信号処理部24cを一体的に構成してもよい。
カメラ部24は、内蔵バッテリ(不図示)から供給される電力によって作動する。カメラ部24は、長時間にわたって撮像するために、内蔵バッテリの代わりに、モバイルバッテリ(不図示)から電力供給を受けることができる。カメラ部24とモバイルバッテリとの接続を実現するために、カメラ部24の下面には、モバイルバッテリと接続可能なコネクタ24dが設けられる。コネクタ24dのレイアウトについては後述する。
また、本実施形態に係る制御部100には、赤外線センサ5、スピーカ6、パイロットランプ7および通信部8が接続される。
このうち、赤外線センサ5は、カメラ装置1周辺の接近物を検出し、それを検出したことを示す信号を制御部100に入力する。赤外線センサ5に代えて、画像センサ、超音波センサ等を用いてもよい。
スピーカ6は、制御部100から入力される信号に基づいて、赤外線センサ5が接近物を検出したときにアラート音を発する。同様に、パイロットランプ7は、例えばLED光源からなり、接近物を検出したときに点灯する。
通信部8は、例えば無線式のルータによって構成される。通信部8は、カメラ部24と外部端末Pとを、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANによって通信可能に接続する。これにより、カメラ部24と外部端末Pとの間でデータ送受が可能となる。具体的に、通信部8は、カメラ部24により取得された画像信号を外部端末Pへ伝送する。これにより、外部端末Pには、カメラ部24によって撮影された映像が表示される。一方、外部端末Pへの入力に基づいて、カメラ部24の撮影パラメータ等、カメラ部24による撮像を制御することもできる。または、後述のように、ロードコーンCへの接近物を検出したときに、その旨を外部端末P上に通知してもよい。
支持プレート25は、図4に例示するように、略円板状に形成される。図5に例示するように、支持プレート25は、カメラ部24の下面に締結され、カメラ部24を下方から支持する。支持プレート25は、透明カバー21、内接部材22および支持リング23とともに、カメラ部24の収容空間を区画する。支持プレート25の中央部には、該支持プレート25を厚み方向に貫く貫通孔25bが設けられる(図8を参照)。図8に示したように、この貫通孔25bを通じて、カメラ部24のコネクタ24dをロードコーンC内に露出させることができる。
台座部26は、図4に例示するように、略円板状に形成されており、周方向に沿って3つの部材に分割される。図5に例示するように、台座部26は、支持プレート25を介してカメラ部24を下方から支持するとともに、ロードコーンCの内周面に対して内接する。
台座部26をロードコーンCの内周面に締結することで、カメラユニット2をロードコーンCの内部に固定することができる。このために、台座部26の側面には、ネジ等の締結具を挿入可能な挿入孔26aが設けられる。
また、台座部26に対し、支持プレート25を周方向に回転不能に固定するべく、台座部26の上面には、支持プレート25の下面に設けた凸部25aを係止する係止溝26bが設けられる(図8を参照)。係止溝26bは、台座部26を構成する3つの部材の各々に3つずつ設けられており、それぞれ、ロードコーンCの中心軸に対する径方向に沿って延びる。台座部26に支持プレート25を係止することで、支持プレート25を介してカメラ部24を回転不能に支持することができる。
また、図8に例示するように、台座部26の中央部は開口しており、その開口部を通じて、支持プレート25の貫通孔25b、およびカメラ部24のコネクタ24dがロードコーンC内に露出している。同図に示すように、コネクタ24dは、下方に向けた状態で露出している。このコネクタ24dに対し、下方からモバイルバッテリを接続することができる。
<カメラ装置の使用方法>
−非使用時−
カメラ装置1の非使用時には、図2Aに例示したようにキャップ部材3が閉じ状態にされる。この場合、使用者は、キャップ部材3を閉じたままの状態でロードコーンCを使用したり、或いは、カメラ装置1が内蔵されたロードコーンCと他のロードコーンとを積み重ねて所定箇所に収容したりする。
−使用時−
カメラ装置1の使用時には、図1および図2Bに例示したように、キャップ部材3が開き状態にされる。この場合、使用者は、カメラ装置1が内蔵されたロードコーンCを工事現場等の野外に設置し、カメラ部24を起動して動画撮影を開始する。
動画撮影が開始されると、カメラ部24は、透明カバー21によって被水等から保護された状態で、かつ前述の遮光コーティング21aによって太陽光の入射が抑制された状態で、撮像レンズ24aの全周を動画撮影する。撮影された映像は、通信部8を介して外部端末P上で再生されたり、外部端末Pから動画データとして取り出されたりする。
動画撮影中、赤外線センサ5が接近物を検出すると、スピーカ6からアラート音が発せられるとともに、検出前後の所定期間(接近物の検出タイミングから一定時間遡ったタイミングを始点とし、かつ、接近物の検出タイミングを含んだ所定期間)にわたって記録媒体4bに動画を保存する。接近物の検出は、通信部8を介して外部端末P上に通知したり、パイロットランプ7の点灯を通じてロードコーンCの周囲に報知したりしてもよい。
なお、カメラ装置1は、動画の代わりに静止画を保存してもよい。静止画を保存する場合、接近物の検出タイミングにおいて撮像された画像、又は、その検出タイミングの直後に撮像された画像が保存されることになる。静止画を保存する場合においても、外部端末P上に通知したり、パイロットランプ7等を通じてロードコーンCの周囲に報知したりすることができる。
また、接近物を検出したときばかりでなく、例えば、前回撮影時からの画像変化量が大きいときに動画または静止画を保存してもよい。或いは、一定期間毎に動画または静止画を保存してもよい。一定期間毎に動画または静止画を保存する場合、例えば、接近物が検出されたことを契機として、動画の保存期間を延ばしたり、その保存間隔(前記一定期間)を短くしたりしてもよい。
また、外部端末Pへの入力を通じて各種設定を変更することで、接近者を検出したときばかりでなく、工事現場等における丸一日の状況を示す動画または静止画を保存することもできる。
<カメラ装置の野外使用に関して>
以上説明したように、撮像レンズ24aを透明カバー21で覆うことで、撮像レンズ24aの被水およびゴミの付着等を抑制することができる。また、図1に例示したように、キャップ部材3を新たに設けることで、非撮像時には透明カバー21を掩蔽し、透明カバー21を汚れ、傷等から保護することができる。これにより、透明カバー21自体の汚れを抑制することができ、ひいては、野外での使用に耐えうる構成を実現することができる。また、ロードコーンCを積み重ねて収容することが可能となり、非撮像時における使い勝手を向上させることができる。
また、図2Aおよび図2Bに例示したように、カメラ部24をロードコーンCに内蔵し、かつキャップ部材3をロードコーンCの頂部とすることで、カメラ装置1をコンパクトにレイアウトすることができる。これにより、カメラ装置1の使い勝手を向上させることができる。
また、野外で使用する場合、太陽からの光量(特に、透明カバー21によって反射されて撮像レンズ24aに入射した太陽光)が過大となって、カメラ部24による撮像に支障を来す虞がある。そこで、図6に例示したように、透明カバー21に遮光コーティング21aを施すことで、太陽光の入射を抑制することができ、野外であっても好適に撮像することができるようになる。
また、図1に例示したように、カメラ部24と外部端末Pとを通信可能に接続することで、カメラ部24による撮像を外部から制御することができ、ひいては、カメラ装置1の使い勝手を向上させることができる。
<カメラ装置の変形例>
前記実施形態では、カメラ装置1におけるカメラユニット2は、キャップ部材3と別体に構成されるとともに、ロードコーンCに内蔵されるように構成されていたが、本開示は、そうした構成には限定されない。以下に示すように、カメラ装置1の全体をロードコーンCに対し着脱可能にしてもよい。
図9は、ロードコーン用カメラ装置の変形例を示す図1対応図である。変形例に係るロードコーンC’は、前記実施形態に係るロードコーンCとは異なり、その頂部を切り欠いていない。そして、変形例に係るカメラ装置101は、ロードコーンC’の頂部に着脱可能に構成される。
詳しくは、変形例に係るカメラ装置101は、ロードコーンC’の頂部に着脱可能な装着具104を備える。この変形例においては、カメラユニット102およびキャップ部材103は、装着具104を介してロードコーンC’の頂部に着脱される。
さらに詳しくは、装着具104は、ロードコーンC’の頂部に装着可能なキャップ状に構成される。装着具104はまた、その上面にカメラユニット102を取り付けるとともに、キャップ部材103を開閉可能に支持することができる。
変形例に係るカメラユニット102は、前記実施形態と同様に、半天球型の撮像レンズ124aを上方に向けた姿勢で配置されるカメラ部124と、撮像レンズ124aを上方から覆う透明カバー121と、を備える。変形例においては、カメラ部124と透明カバー121をユニット化せずに、それぞれ、別体の部材として装着具104に取り付けてもよい。
装着具104を用いることで、ロードコーンC’自体の構成を変更することなく、カメラ装置1を設けることができるようになる。これにより、カメラ装置1の使い勝手を向上させることができる。
1 カメラ装置
2 カメラユニット
21 透明カバー
21a 遮光コーティング
24 カメラ部
24a 撮像レンズ
3 キャップ部材
101 カメラ装置
102 カメラユニット
121 透明カバー
124 カメラ部
124a 撮像レンズ
103 キャップ部材
104 装着具
C,C’ ロードコーン
P 外部端末

Claims (5)

  1. ロードコーンの周囲を撮像するためのロードコーン用カメラ装置であって、
    半天球型の撮像レンズを有し、該撮像レンズを上方に向けた姿勢で前記ロードコーンの上部に配置されるカメラ部と、
    前記撮像レンズを上方から覆う透明カバーと、
    前記透明カバーの上方に配置され、該透明カバーを掩蔽または露出させるように開閉するキャップ部材と、を備える
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
  2. 請求項1に記載されたロードコーン用カメラ装置において、
    前記カメラ部は、前記ロードコーンに内蔵され、
    前記キャップ部材は、該キャップ部材の閉じ状態においては、前記ロードコーンの頂部をなす
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
  3. 請求項1に記載されたロードコーン用カメラ装置において、
    前記ロードコーンの頂部に着脱可能な装着具を備え、
    前記カメラ部、前記透明カバーおよび前記キャップ部材は、前記装着具を介して前記ロードコーンの頂部に着脱される
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載されたロードコーン用カメラ装置において、
    前記透明カバーには、前記撮像レンズの側方に位置する部位を除いて遮光コーティングが施される
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載されたロードコーン用カメラ装置において、
    前記カメラ部は、使用者による入力を受け付ける外部端末と通信可能に接続され、
    前記外部端末への入力に基づいて、前記カメラ部における撮像が制御される
    ことを特徴とするロードコーン用カメラ装置。
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