JP7485286B2 - モータ、アクチュエータ、及びモータの製造方法 - Google Patents

モータ、アクチュエータ、及びモータの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、モータ、アクチュエータ、及びモータの製造方法に関する。
特許文献1には、スライド移動するスライダと、電動モータとを有する電動アクチュエータが開示されている。特許文献1に開示の電動アクチュエータは、スライダ及び電動モータに加えて、例えば、アクチュエータ本体に収容されたボールねじを有しており、ボールねじが、電動モータの出力軸の回転運動をスライダの直線運動に変換し、この変換に基づいて、スライダが往復運動する。スライダの移動速度、移動量、電動モータの出力軸の回転速度等の設定は、ユーザが操作面の押しボタンを操作することにより行われる。
特許第5268096号公報
上記特許文献1に記載のものにおいては、操作面は、電動モータのモータカバーの表面から露出した状態で、モータカバーに一体的に設けられている。このため、この操作面を有する操作部を脱着して、ユニットとして異なる機種のモータやアクチュエータに取り付けたり、機能等が異なる別の操作部に取り替えたりすることができない。そこで、操作部が取り付け可能であったり、別の操作部に取り替え可能であったりする汎用性の高いアクチュエータが望まれる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、操作部を異なる機種のモータやアクチュエータに取り付けたり、同一のモータやアクチュエータから別の操作部に取り替えたりすることができる汎用性の高いモータ、アクチュエータ、及びモータの製造方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係るモータは、
回転軸と、
前記回転軸を回転させるためのモータ本体と、
前記回転軸が外部に突出しつつ、前記モータ本体を収容すると共に、前記回転軸の動作の設定をするための操作部が嵌め込まれる被嵌め込み部が、カバー表面に形成されているモータカバーと、
を備え
前記被嵌め込み部は、前記回転軸の軸心方向に沿って形成されている溝からなり、
前記被嵌め込み部は、底面を有する形状に形成され、
前記被嵌め込み部の前記底面と、前記底面と対向する前記操作部の外面との間に、空間が設けられ、
前記空間は、前記操作部に接続されるケーブルを設置可能に設けられている
前記操作部は、ユーザが操作するための操作ボタンが設けられている操作面を有し、
前記被嵌め込み部が形成されている前記カバー表面は、前記被嵌め込み部に嵌め込まれている前記操作部の前記操作面と同一平面に位置するように形成されていてもよい。
前記被嵌め込み部に着脱可能に嵌め込まれる前記操作部と、
前記操作部によって設定された前記回転軸の回転を制御するための電子部品が実装されていると共に、前記モータカバーに収納される第1制御基板と、
を備え、
前記操作部は、
ケースと、
前記回転軸の回転を制御するための電子部品が実装されていると共に、前記ケースに収納される第2制御基板と、を有していてもよい。
前記操作部は、前記被嵌め込み部から取り外した状態で、ユーザの前記モータ本体の操作が可能に設けられていてもよい。
前記溝からなる前記被嵌め込み部の側面と、当該側面と対向する前記操作部の外面との一方には、凸部が形成され、
前記被嵌め込み部の側面と、当該側面と対向する前記操作部の外面との他方には、前記凸部が嵌ると共に、前記軸心方向に沿って線状に形成されている線状溝からなる凹部が形成されていてもよい。
前記溝からなる前記被嵌め込み部に、前記操作部と共に嵌め込まれるパネルカバーを備え、
前記パネルカバーの前記軸心方向の長さは、前記被嵌め込み部の前記軸心方向の長さから、前記操作部の前記軸心方向の長さを減じた長さであってもよい。
上述の目的を達成するために、本発明の第2の観点に係るモータは、
回転軸と、
前記回転軸を回転させるためのモータ本体と、
前記回転軸が外部に突出しつつ、前記モータ本体を収容すると共に、前記回転軸の動作の設定をするための操作部が嵌め込まれる被嵌め込み部が、カバー表面に形成されているモータカバーと、
を備え、
前記被嵌め込み部は、前記回転軸の軸心方向に沿って形成されている溝からなり、
前記溝からなる前記被嵌め込み部に、前記操作部と共に嵌め込まれるパネルカバーを備え、
前記パネルカバーの前記軸心方向の長さは、前記被嵌め込み部の前記軸心方向の長さから、前記操作部の前記軸心方向の長さを減じた長さであ
前記パネルカバーは、弾性を有する素材からなると共に、前記被嵌め込み部の面を押圧可能な部分を含んで構成され、前記押圧可能な部分の前記被嵌め込み部の面に対する押圧に基づいて、前記被嵌め込み部に固定可能に形成されていてもよい。
前記パネルカバーは、前記被嵌め込み部に嵌め込まれている場合に、外部に露出する表面が形成されている天板部と、前記天板部の前記軸心方向に直交する直交方向の一端から延設されている第1の側壁部と、前記天板部の前記直交方向の他端から延設されている第2の側壁部と、を有し、
前記第1の側壁部及び前記第2の側壁部は、前記直交方向の一端及び他端を基点に、前記被嵌め込み部の面を押圧可能に互いに広がるように形成されていてもよい。
記操作部は、前記被嵌め込み部に対する前記操作部の嵌め込む方向を変更可能に設けられていてもよい。
上述の目的を達成するために、本発明の第3の観点に係るモータは、
回転軸と、
前記回転軸を回転させるためのモータ本体と、
前記回転軸が外部に突出しつつ、前記モータ本体を収容すると共に、前記回転軸の動作の設定をするための操作部が嵌め込まれる被嵌め込み部が、カバー表面に形成されているモータカバーと、
を備え、
前記被嵌め込み部は、前記回転軸の軸心方向に沿って形成されている溝からなり、
前記操作部は、前記被嵌め込み部に対する前記操作部の嵌め込む方向を変更可能に設けられてい
本発明の第の観点に係るアクチュエータは、
本発明の第1から第3のいずれか一つの観点に係るモータを備える。
前記モータの前記回転軸の回転運動とともに回転運動するボールネジ軸と、前記ボールネジ軸の回転運動に伴って直線運動するボールネジナットと、を有するボールネジと、
前記ボールネジナットに接続され、前記ボールネジナットの直線運動と共に移動する移動体と、
を備えていてもよい。
前記ボールネジは、前記回転軸に取り付けられた第1カップリングに接続される第2カップリングを有し、
前記ボールネジと、前記移動体の少なくとも一部と、を収容すると共に、前記モータカバーが固定されているアクチュエータハウジングを備えていてもよい。
前記回転軸の回転運動を前記ボールネジ軸に伝達するベルトと、前記ベルトを収納すると共に、前記モータカバーが固定されているベルト収容部と、を有する折り返しユニットと、
前記ボールネジと、前記移動体の少なくとも一部と、を収容すると共に、前記ベルト収容部が固定されているアクチュエータハウジングと、
備えていてもよい。
前記移動体の直線運動と共に移動するスライドテーブルを備えていてもよい。
前記移動体の直線運動と共に移動するロッドを備えていてもよい。
前記モータの前記回転軸に掛けられて、前記回転軸の回転運動に基づいて動作するベルトと、
前記ベルトに接続されて、前記ベルトの動作に基づいて、直線運動する移動体と、
を備えていてもよい。
本発明の第の観点に係るモータの製造方法は、
本発明の第1から第3のいずれか一つの観点に係るモータの製造方法であって、
前記回転軸の軸心方向に沿って線状に形成されている溝からなる前記被嵌め込み部に対して、前記操作部を、前記軸心方向に沿ってスライド移動させて、前記被嵌め込み部に嵌め込むことを含む。
本発明によれば、モータカバーのカバー表面には、操作部が嵌め込まれる被嵌め込み部が形成されている。これにより、操作部を異なる機種のモータやアクチュエータに取り付けたり、同一のモータやアクチュエータから別の操作部に取り替えたりすることができる汎用性の高いモータ、アクチュエータ、及びモータの製造方法を提供することできる。
本発明の実施の形態に係るアクチュエータの斜視図である。 アクチュエータの正面図である。 図2のA-A断面図である。 内部の各構成部品を簡略的に示したアクチュエータの断面図である。 アクチュエータの分解斜視図(その1)である。 モータの分解斜視図(その1)である。 モータの分解斜視図(その2)である。 (A)は、図3のB-B断面図である。(B)は、操作パネルを外したモータの断面図である。 (A)は、図3のC-C断面図である。(B)は、パネルカバーを外したモータの断面図である。 (A)は、アクチュエータの分解斜視図(その2)である。(B)は、アクチュエータの斜視図である。 パネルカバーの被嵌め込み部への嵌込み方法を説明するための斜視図である。 操作パネルの被嵌め込み部への嵌込み方法を説明するための分解斜視図である。 アクチュエータの動作を説明するための断面図である。 アクチュエータの動作を説明するための斜視図である。 アクチュエータの効果を説明するための分解斜視図(その1)である。 アクチュエータの効果を説明するための斜視図である。 アクチュエータの効果を説明するための分解斜視図(その2)である。 アクチュエータの効果を説明するための分解斜視図(その3)である。 変形例1に係るアクチュエータの斜視図である。 変形例2に係るアクチュエータの斜視図である。 変形例2に係るアクチュエータの説明するための分解斜視図である。 変形例3に係るアクチュエータの斜視図である。 変形例4に係るアクチュエータの斜視図である。 変形例5に係るアクチュエータの斜視図である。 変形例6に係るアクチュエータの斜視図(その1)である。 変形例6に係るアクチュエータの斜視図(その2)である。 変形例6に係るアクチュエータの断面図である。 (A)は、変形例6に係るアクチュエータのモータの平面図である。(B)は、変形例6に係るアクチュエータのモータの分解斜視図である。 (A)は、図26(A)のD-D断面図である。(B)は、操作パネルを外したモータの断面図である。 (A)は、モータカバーに操作パネルを取り付ける方法を説明するための斜視図(その1)である。(B)は、内部の各構成部品を簡略的に示したモータの断面図(その1)である。 (A)は、モータカバーに操作パネルを取り付ける方法を説明するための斜視図(その2)である。(B)は、内部の各構成部品を簡略的に示したモータの断面図(その2)である。 内部の各構成部品を簡略的に示した変形例6に係るアクチュエータの断面図である。 その他の変形例に係るモータの斜視図である。 パネルカバーの変形例を説明するためのモータの断面図である。 (A)は、変形例に係るパネルカバーの斜視図である。(B)は、変形例に係るパネルカバーの正面図である。
以下、本発明の実施形態に係るモータ10及びアクチュエータ1について説明する。なお、図中のY軸方向は、図1に示すように、スライドテーブルTが進退する直線運動方向D1に平行な方向であり、X軸方向及びZ軸方向は、直線運動方向D1に直交する方向である。また、図中のXY平面は、アクチュエータ1が設置される面に平行な水平面である。
アクチュエータ1は、スライドテーブルTが移動するスライダタイプのアクチュエータである。アクチュエータ1は、図2~図4に示すように、モータ10及びスライドテーブルTに加え、ボールネジ20と、アクチュエータハウジング30と、移動体40とを備える。
モータ10は、図4及び図5に示すように、出力軸10a(回転軸)と、モータ本体11と、モータカバー12と、オプション収容部13と、エンドカバー14と、モータ用制御基板15(第1制御基板)と、操作パネル50(操作部)と、パネルカバー60とを有する。モータ10は、アクチュエータハウジング30から着脱可能な一つのユニットとして構成されている。
モータ本体11は、例えば、ステッピングモータやサーボモータであり、ロータ、ステータ、エンコーダ11a等を有している。モータ本体11には、商用電源や直流電源からアクチェータケーブルC1とモータ用制御基板15とを経由して電力が供給される。アクチェータケーブルC1は、モータ本体11に外部からの電力供給や制御信号の入出力等を行う。モータ本体11に電力が供給されることによって、モータ本体11のロータが回転する。このロータの回転運動は、出力軸10aに出力される。これにより、出力軸10aは回転する。出力軸10aには、カップリング10b(第1カップリング)が取り付けられている。なお、本実施の形態では、モータ本体11は、ロータ、ステータ、エンコーダ11a等を有するモータであるが、これに限られない。これら以外のモータであってもよい。例えば、エンコーダ11aを有さないモータであってもよい。また、本実施の形態においては、モータ本体11のロータの回転運動は、出力軸10aに出力されるが、これに限られない。モータ本体11のロータの回転運動は、減速器によって所定の減速比で減速されてから、出力軸10aに出力されてもよい。
モータカバー12は、モータ本体11等を覆う略直方体形状のケースである。モータカバー12は、出力軸10aが突出した状態で、モータ本体11等を収容する。モータカバー12は、例えば、アルミニウム等の金属を押し出し加工することにより形成されている。このモータカバー12の+Z側の上面12a(カバー表面)には、操作パネル50が嵌め込まれる被嵌め込み部16が形成されている。
オプション収容部13は、モータ本体11の+Y側に設けられている空間である。オプション収容部13は、ブレーキ等のオプションを別途、設置するために形成されている。
エンドカバー14は、図6に示すように、モータカバー12と共に、モータ本体11等を覆う。エンドカバー14は、モータカバー12の+Y側の端部に、ネジやボルト等の留め具14aによって固定されている。エンドカバー14には、長方形状に形成されているコネクタ用孔部が形成されている。コネクタ用孔部には、モータ用制御基板15に設けられているコネクタが配置され、当該コネクタには、アクチェータケーブルC1が接続される。
モータ用制御基板15は、図3、図4及び図7に示すように、モータカバー12に収納されている。モータ用制御基板15は、例えば、配線基板であり、操作パネル50や図示しないティーチングペンダントによって設定されたモータ10の出力軸10aの回転を制御するための電子部品等が実装されている。また、モータ用制御基板15は、操作パネル50や図示しないティーチングペンダントによって設定されたモータ10の出力軸10aの回転を制御するためのデータを記憶する記憶部を有する。
被嵌め込み部16は、Y軸方向に沿って形成されている溝からなる。なお、出力軸10aの軸心方向は、Y軸方向であり、スライドテーブルTが進退する直線運動方向D1と同じ方向である。被嵌め込み部16は、具体的には、図8及び図9に示すように、XY平面に平行な底面16aと、YZ平面に平行な一対の側面16bとからなる溝である。一対の側面16bには、互いに対向するように突出する凸部17がそれぞれ形成されている。
凸部17は、本実施の形態においては、図5及び図6に示すように、Y軸方向に沿って線状に延設されている。
操作パネル50(操作部)は、ユーザが出力軸10aの動作の設定をすることで、スライドテーブルTの移動速度、加速度、減速度、停止位置(前進端、後退端)を調整するためのものである。本実施の形態においては、操作パネル50は、ティーチングペンダントによって設定できることよりも、簡易的な設定ができるようになっているものであり、ユニットとして、被嵌め込み部16に着脱自在に嵌め込まれている。この操作パネル50は、モータカバー12の上面12aに形成されている被嵌め込み部16に嵌め込まれることで、モータカバー12に一体的に設けられる。操作パネル50は、図7及び図8に示すように、ケース51と、操作パネル用制御基板52(第2制御基板)と、操作パネル用ケーブル53とを有する。
ケース51は、被嵌め込み部16の底面16aに対向する-Z側の底面と、被嵌め込み部16の+X側及び-X側の側面16bにそれぞれ対向する側面とを有する略直方体の板状に形成されている。ケース51は、例えば、樹脂により形成されている。ケース51の+Z側の表面には操作面51aが設けられている。また、ケース51の両側の側面には、凹部51bがそれぞれ形成されている。
操作面51aには、ユーザが操作するための複数の操作ボタンや表示画面(例えば、有機EL(organic electro-luminescence)、液晶等)が設けられている。ユーザは、表示画面を視認しつつ、操作ボタンを操作して、スライドテーブルTの移動速度、加速度、減速度、停止位置(前進端、後退端)を調整する。操作面51aは、操作パネル50が被嵌め込み部16に嵌め込まれた場合に、モータカバー12の+Z側の上面12a(カバー表面)と同一平面に位置するように形成されている。したがって、操作パネル50が、被嵌め込み部16に嵌め込まれると、操作面51aと上面12aとは、面一となる。
凹部51bには、被嵌め込み部16の凸部17が嵌る形状に形成されている。この凹部51bは、Y軸方向に沿って線状に形成されている線状溝からなる。凹部51bに凸部17が嵌ることにより、操作パネル50は、上方向(+Z方向)に外れないように、モータ10の被嵌め込み部16に嵌め込まれる。
操作パネル用制御基板52は、ケース51に収納されている。操作パネル用制御基板52は、例えば、配線基板であり、操作パネル50によって設定されたデータをモータ用制御基板15の記憶部に記憶させたり、モータ用制御基板15に記憶された条件でスライドテーブルTの動作開始、動作停止の信号を送ったりするための電子部品や、表示画面を構成する部品が実装されている。ここで、特許請求の範囲の「(第2制御基板の電子部品は、)回転軸の回転を制御する」ことには、操作パネル50によって設定されたデータをモータ用制御基板15の記憶部に記憶させたり、モータ用制御基板15に記憶された条件でスライドテーブルTの動作開始、動作停止の信号を送ったりすることが含まれるものとする。操作パネル用制御基板52がケース51に収納されると共に、モータ用制御基板15がモータカバー12に収納されることにより、操作パネル用制御基板52は、モータ用制御基板15から離間して配置される。また、操作パネル用制御基板52は、操作パネル50のケース51の底壁部分51cと、被嵌め込み部16の底面16aを有するモータカバー12の壁部分12bと、によって、モータ用制御基板15から隔てられて配置される。なお、本実施の形態においては、操作パネル用制御基板52には、操作パネル50や図示しないティーチングペンダントによって設定されたモータ10の出力軸10aの回転を制御するための電子部品は実装されていない。しかしながら、これに限られず、操作パネル用制御基板52には、モータ10の出力軸10aの回転を制御するための電子部品は実装されていてもよい。これにより、操作パネル用制御基板52が、モータ10の出力軸10aの回転を直接制御するようにしてもよい。さらには、操作パネル用制御基板52は、モータ10の出力軸10aの回転を制御するためのデータを記憶する記憶部を有していてもよい。
操作パネル用ケーブル53は、ケース51の+Y側の端部に接続されているとともに、当該端部から引き出されている。操作パネル用ケーブル53は、折り返されて、モータ用制御基板15に接続されている。詳しくは、例えば、操作パネル用制御基板52の+Y側の端部には、雌コネクタが設けられている。一方、モータ用制御基板15にも、雌コネクタが実装されている。そして、操作パネル用ケーブル53の両端部には、雄コネクタが設けられている。この操作パネル用ケーブル53の一方の雄コネクタを、モータ用制御基板15の雌コネクタに接続した後に、操作パネル用ケーブル53の他方の雄コネクタを、操作パネル用制御基板52の雌コネクタに接続する。これにより、操作パネル用制御基板52は、操作パネル用ケーブル53を介して、モータ用制御基板15に接続される。
上述の操作パネル50は、本実施の形態においては、図6及び図7に示すように、そのY軸方向の長さL2が、被嵌め込み部16の長さL1よりも短くなるように形成されている。
パネルカバー60は、操作パネル50と共にモータ10の被嵌め込み部16に嵌め込まれることで、被嵌め込み部16の底面16aが露出しないように、操作パネル50が覆いきれなかった底面16aを覆う部品である。パネルカバー60は、操作パネル50と同様に、略直方体の板状に形成されている。パネルカバー60は、例えば、樹脂からなり、押出し成形により形成されている。パネルカバー60の上面60aは、パネルカバー60が被嵌め込み部16に嵌め込まれた場合に、モータカバー12の上面12a及び操作パネル50の操作面51aと同一平面に位置するように形成されている。したがって、パネルカバー60が、操作パネル50と共にモータ10の被嵌め込み部16に嵌め込まれると、パネルカバー60の上面60a、操作パネル50の操作面51a、及びモータカバー12の上面12aは、面一となる。パネルカバー60の+X側及び-X側の両側面60bには凹部61が形成されている。
凹部61には、被嵌め込み部16の凸部17が嵌る形状に形成されている。この凹部61は、Y軸方向に沿って線状に形成されている線状溝からなる。凹部61に凸部17が嵌ることにより、パネルカバー60は+Z方向に外れないように、モータ10の被嵌め込み部16に嵌め込まれる。
このパネルカバー60のY軸方向の長さL3は、被嵌め込み部16のY軸方向の長さL1から、操作パネル50のY軸方向の長さL2を減じた長さである(L3=L1-L2)。パネルカバー60は、モータ10の被嵌め込み部16に操作パネル50と共に嵌め込まれることで、+Y方向又は-Y方向に操作パネル50が位置ずれしないように、操作パネル50を保持するために用いられる。
ボールネジ20は、図3及び図4に示すように、ボールネジ軸21と、ボールネジナット22と、カップリング23(第2カップリング)とを有する。
ボールネジ軸21は、ボールネジナット22との螺合に基づいて、回転するボールネジナット22を直線運動させる。ボールネジ軸21は、-Y側の先端が自由端の状態で、アクチュエータハウジング30内に配置されている。ボールネジ軸21は、外周面が螺旋状のボールねじ面として構成されたボールネジ軸本体21aと、ボールネジ軸本体の後端部(+Y側の端部)に形成され、ボールネジ軸本体21aの径よりも小径となるように形成された小径部21bとから構成される。
ボールネジナット22は、ボールネジ軸本体21aの外周に配置されている。ボールネジナット22は、ボールネジ軸21に複数のボールネジ用転動体を介して嵌め込まれる。このボールネジ用転動体が転動することにより、ボールネジ軸21の回転運動が、ボールネジナット22の直線運動に円滑に変換される。また、ボールネジナット22は、移動体40に対して-Y側から取り付けられて、ボルト等により固定されている。
カップリング23は、小径部21bに取り付けられている。このカップリング23は、モータ10の出力軸10aに取り付けられているカップリング10bに接続され、回転するカップリング10bと共に回転する。このカップリング23が、カップリング10bと共に回転するように接続されることにより、小径部21bに出力軸10aの回転運動が伝達され、この結果、ボールネジ軸21は、出力軸10aと共に回転する。
アクチュエータハウジング30は、ボールネジ20と移動体40の一部とを収容すると共に、モータカバー12が固定されている。アクチュエータハウジング30は、図3及び図10に示すように、ベース31と、一対のサイドカバー32R、32Lと、シート部材33と、フロントカバー34と、リアブラケット35と、連結部分カバー36とを有する。
ベース31は、アクチュエータハウジング30の底部分を構成する。ベース31は、剛性を有する複数のリニアガイド用転動体を介して、移動体40を+Y方向及び-Y方向の双方向にスライド移動可能に支持するレールである。ベース31は、例えば、アルミニウム等の金属を押出成形することによって形成されている。ベース31の内面には、Y軸方向に延びる一対の転動体用溝が形成されている。この転動体用溝を、リニアガイド用転動体が転動することにより、移動体40は、円滑に往復運動をする。
サイドカバー32R、32Lは、アクチュエータハウジング30の両側の側壁部分を構成する。本実施の形態においては、サイドカバー32R、32Lは、ベース31に一体的に形成されている。サイドカバー32R、32Lは、移動体40の両側の側面(+X側の側面及び-X側の側面)を覆いつつ、ベース31と共に、アクチュエータ1の内部の各構成部品を保護する。なお、本実施の形態においては、サイドカバー32R、32Lは、ベース31に一体的に形成されているが、これに限られない。サイドカバー32R、32Lは、ベース31とは別の部品として形成されていてもよい。
シート部材33は、図10に示すように、Y軸方向を長手方向とする略矩形のシートであり、サイドカバー32Rとサイドカバー32Lとの間の開口部分32aを塞ぐ。これにより、アクチュエータハウジング30の天井壁部分を構成する。シート部材33は、シート部材33の-Y側の端部は、フロントカバー34に固定されている。同様に、シート部材33の+Y側の端部は、リアブラケット35に固定されている。なお、図10においては、理解を容易にするために、シート部材33をドットによる着色によって示している。
フロントカバー34は、アクチュエータハウジング30の-Y側の先端部分を構成し、ベース31の-Y側に固定されている。フロントカバー34は、ベース31やサイドカバー32R、32Lと共に、アクチュエータ1の内部の各構成部品を保護する。
リアブラケット35は、図3及び図10に示すように、ベース31の+Y側に固定されていると共に、モータ10のモータ本体11が取り付けられている。リアブラケット35は、図3及び図4に示すように、ベアリング35aを有する。リアブラケット35には、ボールネジ軸21を挿入するための貫通孔35bが形成されており、この貫通孔35bの孔内に、ベアリング35aやモータ10の出力軸10a、カップリング23、10bが配置されている。ベアリング35aは、例えば、ボールベアリングである。このベアリング35aによって、リアブラケット35は、ボールネジ軸21の小径部21bを回転可能に支持する。
連結部分カバー36は、図3及び図10に示すように、リアブラケット35の周囲を覆うことにより、リアブラケット35とモータ10との連結部分を保護する。
移動体40は、図3及び図4に示すように、スライドテーブルTが一体的に形成されていることにより、スライドテーブルTと共に+Y方向及び-Y方向の双方向にスライド移動する部材である。移動体40には、Y軸方向に貫通する貫通孔41が形成されている。この貫通孔41には、ボールネジ軸21が挿通されると共に、ボールネジナット22が-Y側から挿入されて固定されている。なお、本実施の形態では、移動体40には、スライドテーブルTが一体的に形成されているが、これに限られない。スライドテーブルTは、移動体40と別の部品として形成され、移動体40に留め具等で固定されていてもよい。
次に、操作パネル50及びパネルカバー60の被嵌め込み部16への嵌込み方法、及びモータ10の製造方法を、図11及び図12を参照して説明する。操作パネル50及びパネルカバー60を被嵌め込み部16に嵌め込む場合、図11に示すように、先ず、ユーザは、パネルカバー60を+Y側から被嵌め込み部16に嵌め込む。このとき、パネルカバー60は、その凹部61に被嵌め込み部16の凸部17が嵌りながら、-Y方向にスライド移動されることにより、被嵌め込み部16に嵌め込まれる。パネルカバー60は、図12に示すように、連結部分カバー36に当接する被嵌め込み部16の-Y側の奥の位置まで嵌め込まれる。続いて、ユーザは、操作パネル50を+Y側から被嵌め込み部16に嵌め込む。このとき、操作パネル50は、その凹部51bに被嵌め込み部16の凸部17が嵌りながら、-Y方向にスライド移動されることにより、被嵌め込み部16に嵌め込まれる。操作パネル50は、パネルカバー60に当接する位置まで嵌め込まれる。最後に、モータカバー12にエンドカバー14が取り付けられることで、操作パネル50は、Y軸方向に移動しないように保持されつつ、モータカバー12に一体的に組み付けられる。
上述のように構成されたアクチュエータ1の動作について、図13、図14を参照しつつ説明する。先ず、モータ10のモータ本体11に電源が供給されることによって、図13の矢印A1に示すように、出力軸10aが回転する。出力軸10aが回転すると、カップリング10b、23が互いに接続されているため、出力軸10aに接続されているボールネジ軸21が、矢印A2に示すように、出力軸10aとともに回転する。
ボールネジ軸21が回転すると、ボールネジナット22及び移動体40が、矢印A3に示すように、直線運動方向D1に直線運動する。このとき、移動体40は、ベース31に複数のリニアガイド用転動体を介して支持されているため、リニアガイド用転動体の転動によって円滑に移動する。移動体40が直線運動方向D1に移動をすると、移動体40に固定されているスライドテーブルTも、図14に示すように、直線運動方向D1に移動する。
以上、説明したように、本実施の形態においては、図5及び図6に示すように、モータカバー12の上面12aには、操作パネル50が嵌め込まれる被嵌め込み部16が形成されている。これにより、操作パネル50を異なる機種のモータ10やアクチュエータ1に取り付けたり、同一のモータ10やアクチュエータ1から別の操作パネル50に取り替えたりすることが可能となる。例えば、図15A及び図15Bに示すように、操作パネル50を、アクチュエータ1のモータ10から取り外して、アクチュエータ1よりもサイズの小さい小型のアクチュエータ2のモータ10に取り付けたりすることが可能となる。このため、異なるアクチュエータ1、2に取り付けられる操作パネル50を共用することができる。また、例えば、図16に示すように、同一のモータ10やアクチュエータ1から別の操作パネル50-2に取り替えたりすることが可能となる。これらにより、モータ10やアクチュエータ1、2の汎用性を向上させることができる。また、モータ10及びアクチュエータ1、2の組立て効率を向上させることができる。また、製造上での部品管理も簡略化することができる。なお、図15A及び図15Bのアクチュエータ2において、アクチュエータ1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いて、その説明を省略する。
また、本実施の形態においては、操作パネル50は、図17に示すように、ユニットとして、被嵌め込み部16に着脱自在に嵌め込まれている。このため、操作パネル50のみをモータ10及びアクチュエータ1から取り外して、ユーザが使用することが可能になる。このため、モータ10及びアクチュエータ1の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施の形態においては、図5及び図6に示すように、被嵌め込み部16が形成されているモータカバー12の上面12aは、被嵌め込み部16に嵌め込まれている操作パネル50の操作面51aと同一平面に位置するように形成されている。このため、操作面51aがモータカバー12の上面12aから突出しているものに比べて、モータ10のサイズを大きくする必要がなく、結果として、モータ10及びそれを備えるアクチュエータ1の小型化を実現することができる。また、モータカバー12の上面12aと操作面51aとが同一平面にあるため、段差がなく、ユーザにとっての操作性を向上させると共に、モータ10及びそれを備えるアクチュエータ1の美観を良好にすることができる。
また、本実施の形態においては、図8に示すように、モータ用制御基板15がモータカバー12に収納されると共に、操作パネル用制御基板52が操作パネル50のケース51に収納されている。これにより、モータ用制御基板15は、操作パネル用制御基板52から離間して配置されるため、モータ用制御基板15の発熱による操作パネル用制御基板52への影響を低減させることができる。さらに、本実施の形態においては、モータ用制御基板15は、操作パネル50のケース51の底壁部分51cと、モータカバー12の壁部分12bとによって、操作パネル用制御基板52から隔てられて配置される。これにより、モータ用制御基板15の発熱による操作パネル用制御基板52への影響をさらに低減させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
(変形例1)
例えば、本実施の形態に係るアクチュエータ1は、図1に示すように、スライドテーブルTが移動するスライダタイプのアクチュエータである。しかしながら、これに限られない。図18に示すアクチュエータ3のように、ロッドRが+Y方向及び-Y方向の双方向に移動するロッドタイプのアクチュエータであってもよい。ロッドRは、その先端がアクチュエータハウジング30から突出している。そして、ロッドRは、アクチュエータハウジング30の内部において、移動体40に固定され、移動体40の直線運動と共に直線運動方向D1に直線運動する。この変形例1においても、本実施の形態に係るアクチュエータ1に用いられた操作パネル50を取り外して、アクチュエータ3のモータ10の被嵌め込み部16に嵌め込むことができる。このため、アクチュエータ3においては、アクチュエータ1に用いられた操作パネル50を共用することができ、本実施の形態に係るアクチュエータ1と同等の効果を有することができる。なお、変形例1では、移動体40には、ロッドRが固定されているが、これに限られない。ロッドRは、移動体40に一体的に形成されていてもよい。また、図18のアクチュエータ3において、アクチュエータ1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いて、その説明を省略する。
(変形例2)
また、図1及び図18に示すように、本実施の形態に係るアクチュエータ1、変形例1に係るアクチュエータ3においては、アクチュエータハウジング30に、モータ10のモータカバー12が直接固定されている。しかしながら、これに限られない。図19に示すアクチュエータ4のように、アクチュエータハウジング30には、折り返しユニット70のベルト収容部71が固定され、ベルト収容部71には、モータカバー12が固定されていてもよい。この場合、アクチュエータ4は、モータ10、スライドテーブルT、及びアクチュエータハウジング30等に加えて、折り返しユニット70を備える。なお、アクチュエータ4において、アクチュエータ1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いて、その説明を省略する。
折り返しユニット70は、図示しないベルトと、当該ベルトを収納するベルト収容部71とを有する。ベルトは、モータ10の出力軸の回転運動を、ボールネジのボールネジ軸に伝達する。モータ10の出力軸が回転することにより、出力軸の回転運動が、ベルトを介して、ボールネジ軸に伝達される。そして、ボールネジ軸が回転することにより、ボールネジナットが、移動体及びスライドテーブルTと共に直線運動する。また、ベルト収容部71には、モータカバー12が固定されている。また、ベルト収容部71は、アクチュエータハウジング30に固定されている。
この変形例2においても、本実施の形態に係るアクチュエータ1に用いられた操作パネル50を取り外して、アクチュエータ4のモータ10の被嵌め込み部16に嵌め込むことができる。このとき、操作パネル50をスライド移動させて、被嵌め込み部16に嵌め込むため、図20に示すように、操作パネル50の取付け方向を逆向きにして、被嵌め込み部16に嵌め込むことが可能になる。このため、アクチュエータ4においては、アクチュエータ1、3に取り受けられる操作パネル50を共用することができ、本実施の形態に係るアクチュエータ1、3と同等の効果を有することができる。
(変形例3)
また、図19及び図20に示すように、変形例2に係るアクチュエータ4においては、スライドテーブルTが移動するスライダタイプのアクチュエータであり、且つ、折り返しユニット70を有する折り返しタイプのアクチュエータである。しかしながら、これに限られない。図21に示すアクチュエータ5のように、ロッドRが+Y方向及び-Y方向の双方向に移動するロッドタイプのアクチュエータであり、且つ、折り返しユニット70を有する折り返しタイプのアクチュエータであってもよい。この変形例3においても、本実施の形態に係るアクチュエータ1に用いられた操作パネル50を取り外して、アクチュエータ5のモータ10の被嵌め込み部16に嵌め込むことができる。このため、アクチュエータ5においては、アクチュエータ1に用いられた操作パネル50を共用することができ、変形例2に係るアクチュエータ4と同等の効果を有することができる。なお、アクチュエータ5において、アクチュエータ4と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いて、その説明を省略する。
(変形例4)
また、アクチュエータ1~5においては、操作パネル50が嵌め込まれる被嵌め込み部16は、モータカバー12の+Z側の上面12aに形成されている。しかしながら、これに限られない。被嵌め込み部16は、アクチュエータ1~5の設置環境や状況に応じて、上面12aとは異なる面に、適宜、形成されていてもよい。例えば、図22に示すアクチュエータ6のように、被嵌め込み部16は、モータカバー12の側面12cに形成されていてもよい。なお、アクチュエータ6において、アクチュエータ1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いて、その説明を省略する。
(変形例5)
また、アクチュエータ1~6においては、モータカバー12には、一つの被嵌め込み部16が形成されている。しかしながら、これに限られない。図23に示すアクチュエータ7のように、モータカバー12には、複数の被嵌め込み部16が形成されていてもよい。この場合、アクチュエータ7の設置環境や状況に応じて、ユーザは、操作パネル50を嵌め込む場所を複数の被嵌め込み部16から選択することができる。このため、モータ10及びアクチュエータ7の使い勝手を向上させることができる。
(変形例6)
図8に示すように、本実施の形態に係るアクチュエータ1においては、被嵌め込み部16の底面16aと、底面16aと対向する操作パネル50のケース51の底壁部分51c(操作パネル50の外面、下面)との間の隙間は、比較的小さい。しかしながら、これに限られない。以下、被嵌め込み部16の底面16aと、操作パネル50のケース51の底壁部分51cとの間の隙間が比較的大きく、当該隙間が空間Sとして設けられている変形例6に係るアクチュエータ8について図24A~図30を用いて説明する。なお、アクチュエータ8において、アクチュエータ1と同一又は同等の構成については、同一の符号を用いて、その説明を省略する。
アクチュエータ8は、図24A、図24B及び図25に示すように、スライドテーブルTが移動するスライダタイプのアクチュエータであり、スライドテーブルTの直線運動方向D1と、モータ10の出力軸10a(回転軸)の軸方向とが直交するタイプのものである。アクチュエータ8は、モータ10と、スライドテーブルTと、アクチュエータハウジング30と、移動体40と、ベルト80とを備える。なお、アクチュエータ8は、ボールネジに代えて、ベルト80を備える点で、アクチュエータ1と相違している。
モータ10は、アクチュエータハウジング30から着脱可能な一つのユニットとして構成されている。例えば、モータ10は、図24Aに示す第1の取付状態と、図24Bに示す第2の取付状態とのいずれかの状態で、アクチュエータハウジング30に取り付けられる。第1の取付状態においては、図24Aに示すように、モータ10は、+Z方向に突出するように、アクチュエータハウジング30に取り付けられる。この第1の取付状態においては、ユーザが操作面51aの表示画面の表示の識別がしやすいように、操作パネル50は上向きにモータカバー12に取り付けられる。第2の取付状態においては、図24Bに示すように、モータ10は、-Z方向に突出するように、アクチュエータハウジング30に取り付けられる。この第2の取付状態においても、操作パネル50は上向きにモータカバー12に取り付けられる。
モータ10は、図25及び図26に示すように、出力軸10a(回転軸)と、モータ本体11と、モータカバー12と、オプション収容部13と、エンドカバー14と、モータ用制御基板15(第1制御基板)と、操作パネル50(操作部)と、パネルカバー60とを有する。出力軸10a及びモータ本体11等のモータ10の各部品は、アクチュエータ1のモータ10のものと同等のものである。モータカバー12の+Y側の上面12a(カバー表面)には、操作パネル50が嵌め込まれる被嵌め込み部16が形成されている。
被嵌め込み部16は、本変形例6においては、上下方向(Z軸方向)に沿って形成されている溝からなる。被嵌め込み部16は、具体的には、図26及び図27に示すように、XZ平面に平行な底面16aと、一対の側面16bとからなる溝である。一対の側面16bには、互いに対向するように突出する凸部17がそれぞれ形成されている。
図27に示すように、被嵌め込み部16の底面16aと、底面16aと対向する操作パネル50のケース51の底壁部分51cとの間に、空間Sが設けられている。
空間Sは、操作パネル50に接続される操作パネル用ケーブル53を設置可能に設けられ(図28(B)参照)、操作パネル用ケーブル53の取り回しを容易にするために形成されている。この空間Sが設けられていることにより、図28及び図29に示すように、操作パネル50は、被嵌め込み部16に対する操作パネル50の嵌め込む方向を変更可能に設けられる。
具体的には、図28(A)に示す第1の取付状態においては、操作パネル50は、操作パネル用ケーブル53が接続されている一方の端部54から、第1の取付方向Z1に沿って、被嵌め込み部16に嵌め込まれている。これにより、操作パネル50は上向きにモータカバー12に取り付けられる。図28(B)に示すように、操作パネル用ケーブル53の一端は、操作パネル50の一方の端部54にコネクタ56を介して接続されている。そして、操作パネル用ケーブル53の他端は折り返されて、空間Sに引き出される。そして、引き出された操作パネル用ケーブル53の他端は、例えば、エンドカバー14に引き出されて、その内部で折り返されて、モータ用制御基板15に実装されているコネクタ57に接続される。この結果、操作パネル50は、操作パネル用ケーブル53を介して、モータ用制御基板15に接続される。
また、図29(A)に示すように、第2の取付状態においては、操作パネル50は、一方の端部54とは反対側の他方の端部55から、第2の取付方向Z2に沿って、被嵌め込み部16に嵌め込まれている。これにより、操作パネル50は上向きにモータカバー12に取り付けられる。図29(B)に示すように、操作パネル用ケーブル53の他端は、空間Sには配置されずに、例えば、モータカバー12の内部、もしくは、オプション収容部13に配置される。そして、操作パネル用ケーブル53の他端は、モータ用制御基板15に実装されているコネクタ57に接続される。この結果、操作パネル50は、操作パネル用ケーブル53を介して、モータ用制御基板15に接続される。
スライドテーブルT及びアクチュエータハウジング30は、図24A及び図24Bに示すように、アクチュエータ1のものと同等のものである。なお、アクチュエータハウジング30が有する連結部分カバー36は、例えば、樹脂成形により形成されている。連結部分カバー36は、図25に示すように、リアブラケット35や後述するプーリ82を覆うことにより、ベルト本体81とプーリ82との連結部分を、リアブラケット35と共に保護する。
移動体40は、ベルト80のベルト本体81に、板状の取付金具部材を介して、ボルト、ねじなどの留め具によって取り付けられている。これにより、移動体40は、出力軸10aの回転運動に基づくベルト本体81の動作に基づいて、直線運動方向D1に沿って移動し、この結果、スライドテーブルTが移動する。なお、図25においては、ベルト本体81はドットにより着色して示されている。
ベルト80は、図25及び図30に示すように、出力軸10aの回転運動を移動体40に伝達し、この伝達に基づいて、移動体40及びスライドテーブルTを直線運動方向D1に進退移動させる。ベルト80は、ベルト本体81と、プーリ82、83とを有する。
ベルト本体81は、プーリ82とプーリ83とに、張力がかかった状態に掛けられている。ベルト本体81の張力方向は、Y軸方向に平行な方向である。ベルト本体81は、プーリ82の回転運動をプーリ83に伝達する。ベルト本体81は、この伝達に伴って動作し、この動作に伴って、移動体40を直線運動方向D1に沿って移動させる。この結果、スライドテーブルTが移動する。ベルト本体81は、例えば、プーリ82、83に形成された歯に係合する複数の歯が形成されたタイミングベルトである。しかしながら、これに限られず、ベルト本体81は、タイミングベルト以外のものであってもよい。なお、図25においては、ベルト本体81はドットにより着色して示されている。
プーリ82は、モータ10の出力軸10aに固定されている。また、プーリ82は、リアブラケット35にベアリング82aを介して回転可能に支持されている。これらの構成により、プーリ82は、出力軸10aとともに回転する。
プーリ83は、アクチュエータハウジング30にベアリング83aを介して回転可能に支持されている。
この変形例6に係るアクチュエータ8においては、図27に示すように、被嵌め込み部16の底面16aと、操作パネル50のケース51の底壁部分51cとの間に、空間Sが設けられている。このため、ユーザは、操作パネル用ケーブルの取り回し等を気にせずに、被嵌め込み部16に対する操作パネル50の嵌め込む方向を適宜変更することができる。この結果、変形例6においては、汎用性の高いアクチュエータ8を提供することできる。
また、変形例6においては、本実施の形態に係るアクチュエータ1等と同様に、操作パネル50を異なる機種のモータやアクチュエータに取り付けたり、同一のモータやアクチュエータから別の操作パネル50に取り替えたりすることができる。したがって、アクチュエータ8は、本実施の形態に係るアクチュエータ1等と同等の効果を奏することができる。
なお、変形例6に係るアクチュエータ8のモータ10に設けられている空間Sは、上記実施の形態や変形例に係るアクチュエータ1~7に適用されてもよい。
(その他の変形例)
また、アクチュエータ1は、パネルカバー60を一つ備える。しかしながら、これに限られない。アクチュエータ1は、パネルカバー60を複数備えていてもよい。例えば、パネルカバー60のY軸方向の長さを2分の1の長さにして、操作パネル50の+Y側及び-Y側の両側に配置するようにしてもよい。また、操作パネル50の長さL2を、被嵌め込み部16の長さL1に等しくすることにより(L1=L2)、図15A及び図15Bに示すアクチュエータ2のように、パネルカバー60を割愛してもよい。
また、アクチュエータ1が備えるモータ10においては、凸部17は、被嵌め込み部16の側面16bに形成され、凹部51bは、操作パネル50のケース51の側面に形成されている。しかしながら、これとは逆に、被嵌め込み部16の側面16bには凹部が形成され、操作パネル50のケース51の側面には凸部が形成されていてもよい。
また、アクチュエータ1においては、凸部17は、Y軸方向に沿って線状に延設されている。しかしながら、これに限られない。凹部51bに嵌る形状であれば、線状に延設された形状以外の形状に形成されていてもよい。例えば、図31に示すように、凸部17は、Y軸方向に沿って断続的に複数形成されていてもよい。
また、パネルカバー60は、図32に示すように、被嵌め込み部16に固定可能に形成されていてもよい。この場合、パネルカバー60は、弾性を有する素材からなる。パネルカバー60の素材は、例えば、弾性を有する樹脂であり、具体的には、ASA(アクリロニトリル・スチレン・アクリレート)である。ただし、パネルカバー60の素材は、これに限られず、パネルカバー60は被嵌め込み部16に固定し得る、弾性を有する素材であれば、ASA以外の素材であってもよい。パネルカバー60は、被嵌め込み部16の一対の側面16bを押圧可能な部分を含んで構成されている。この押圧可能な部分の被嵌め込み部16の一対の側面16bに対する押圧に基づいて、パネルカバー60は、被嵌め込み部16に固定されつつ嵌め込まれる。
このパネルカバー60は、被嵌め込み部16に嵌め込まれている場合に、モータ10の外部に露出する上面60aが形成されている天板部62を有する。また、このパネルカバー60は、図33に示すように、天板部62に加えて、一対の第1の側壁部63R及び第2の側壁部63Lを有する凹字形状に形成されている。第1の側壁部63Rは、天板部62のX軸方向(出力軸10aの軸心方向に直交する直交方向)の一端から、概ね-Z方向に沿って延設されている。第2の側壁部63Lは、天板部62のX軸方向の他端から、概ね-Z方向に沿って延設されている。第1の側壁部63R及び第2の側壁部63Lは、被嵌め込み部16に嵌め込まれる前の状態において、互いに平行な方向に延設されておらず、天板部62の一端及び他端を基点に、互いに広がるように形成されている。第1の側壁部63R及び第2の側壁部63Lには、凹部61が形成されている。
ユーザがこのパネルカバー60を被嵌め込み部16に嵌め込む場合、図32に示すように、ユーザは、パネルカバー60を、第1の側壁部63R及び第2の側壁部63Lが互いに狭まるように変形させつつ、被嵌め込み部16に嵌め込む。パネルカバー60が被嵌め込み部16に嵌め込まれると、第1の側壁部63R及び第2の側壁部63Lが、互いに広がるように弾性回復する。この弾性回復により、第1の側壁部63R及び第2の側壁部63Lは、被嵌め込み部16の互いに対向する一対の側面16bそれぞれを押圧する。この結果、パネルカバー60は、被嵌め込み部16に固定される。また、凹部61に嵌め込まれた被嵌め込み部16の凸部17が、凹部61から外れにくくなり、凸部17と凹部61との係止が強固になる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
1、2、3、4、5、6、7、8:アクチュエータ
10:モータ
10a:出力軸(回転軸)
10b:カップリング(第1カップリング)
11:モータ本体
11a:エンコーダ
12:モータカバー
12a:上面(カバー表面)
12b:壁部分
12c:側面(カバー表面)
13:オプション収容部
14:エンドカバー
14a:留め具
15:モータ用制御基板(第1制御基板)
16:被嵌め込み部
16a:底面
16b:側面
17:凸部
20:ボールネジ
21:ボールネジ軸
21a:ボールネジ軸本体
21b:小径部
22:ボールネジナット
23:カップリング(第2カップリング)
30:アクチュエータハウジング
31:ベース
32R、32L:サイドカバー
32a:開口部分
33:シート部材
34:フロントカバー
35:リアブラケット
35a:ベアリング
35b:貫通孔
36:連結部分カバー
40:移動体
41:貫通孔
50、50-2:操作パネル(操作部)
51:ケース
51a:操作面
51b:凹部
51c:底壁部分
52:操作パネル用制御基板(第2制御基板)
53:操作パネル用ケーブル
54:一方の端部
55:他方の端部
56、57:コネクタ
60:パネルカバー
60a:上面
60b:側面
61:凹部
62:天板部
63R:第1側壁部
63L:第2側壁部
70:折り返しユニット
71:ベルト収容部
80:ベルト
81:ベルト本体
82、83:プーリ
82a、83a:ベアリング
R:ロッド
T:スライドテーブル
C1:アクチェータケーブル
D1:直線運動方向
A1、A2、A3:矢印
L1:被嵌め込み部のY軸方向の長さ
L2:操作パネルのY軸方向の長さ
L3:パネルカバーのY軸方向の長さ
S:空間
Z1:第1の取付方向
Z2:第2の取付方向

Claims (19)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸を回転させるためのモータ本体と、
    前記回転軸が外部に突出しつつ、前記モータ本体を収容すると共に、前記回転軸の動作の設定をするための操作部が嵌め込まれる被嵌め込み部が、カバー表面に形成されているモータカバーと、
    を備え
    前記被嵌め込み部は、前記回転軸の軸心方向に沿って形成されている溝からなり、
    前記被嵌め込み部は、底面を有する形状に形成され、
    前記被嵌め込み部の前記底面と、前記底面と対向する前記操作部の外面との間に、空間が設けられ、
    前記空間は、前記操作部に接続されるケーブルを設置可能に設けられている、モータ。
  2. 前記操作部は、ユーザが操作するための操作ボタンが設けられている操作面を有し、
    前記被嵌め込み部が形成されている前記カバー表面は、前記被嵌め込み部に嵌め込まれている前記操作部の前記操作面と同一平面に位置するように形成されている、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記被嵌め込み部に着脱可能に嵌め込まれる前記操作部と、
    前記操作部によって設定された前記回転軸の回転を制御するための電子部品が実装されていると共に、前記モータカバーに収納される第1制御基板と、
    を備え、
    前記操作部は、
    ケースと、
    前記回転軸の回転を制御するための電子部品が実装されていると共に、前記ケースに収納される第2制御基板と、を有する、請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記操作部は、前記被嵌め込み部から取り外した状態で、ユーザの前記モータ本体の操作が可能に設けられている、請求項3に記載のモータ。
  5. 前記溝からなる前記被嵌め込み部の面と、当該面と対向する前記操作部の外面との一方には、凸部が形成され、
    前記被嵌め込み部の面と、当該面と対向する前記操作部の外面との他方には、前記凸部が嵌ると共に、前記軸心方向に沿って線状に形成されている線状溝からなる凹部が形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ。
  6. 前記溝からなる前記被嵌め込み部に、前記操作部と共に嵌め込まれるパネルカバーを備え、
    前記パネルカバーの前記軸心方向の長さは、前記被嵌め込み部の前記軸心方向の長さから、前記操作部の前記軸心方向の長さを減じた長さである、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 回転軸と、
    前記回転軸を回転させるためのモータ本体と、
    前記回転軸が外部に突出しつつ、前記モータ本体を収容すると共に、前記回転軸の動作の設定をするための操作部が嵌め込まれる被嵌め込み部が、カバー表面に形成されているモータカバーと、
    を備え、
    前記被嵌め込み部は、前記回転軸の軸心方向に沿って形成されている溝からなり、
    前記溝からなる前記被嵌め込み部に、前記操作部と共に嵌め込まれるパネルカバーを備え、
    前記パネルカバーの前記軸心方向の長さは、前記被嵌め込み部の前記軸心方向の長さから、前記操作部の前記軸心方向の長さを減じた長さである、モータ。
  8. 前記パネルカバーは、弾性を有する素材からなると共に、前記被嵌め込み部の面を押圧可能な部分を含んで構成され、前記押圧可能な部分の前記被嵌め込み部の面に対する押圧に基づいて、前記被嵌め込み部に固定可能に形成されている、請求項6又は7に記載のモータ。
  9. 前記パネルカバーは、前記被嵌め込み部に嵌め込まれている場合に、外部に露出する表面が形成されている天板部と、前記天板部の前記軸心方向に直交する直交方向の一端から延設されている第1の側壁部と、前記天板部の前記直交方向の他端から延設されている第2の側壁部と、を有し、
    前記第1の側壁部及び前記第2の側壁部は、前記直交方向の一端及び他端を基点に、前記被嵌め込み部の面を押圧可能に互いに広がるように形成されている、請求項8に記載のモータ。
  10. 前記操作部は、前記被嵌め込み部に対する前記操作部の嵌め込む方向を変更可能に設けられている、請求項1から9のいずれか一項に記載のモータ。
  11. 回転軸と、
    前記回転軸を回転させるためのモータ本体と、
    前記回転軸が外部に突出しつつ、前記モータ本体を収容すると共に、前記回転軸の動作の設定をするための操作部が嵌め込まれる被嵌め込み部が、カバー表面に形成されているモータカバーと、
    を備え、
    前記被嵌め込み部は、前記回転軸の軸心方向に沿って形成されている溝からなり、
    前記操作部は、前記被嵌め込み部に対する前記操作部の嵌め込む方向を変更可能に設けられている、モータ。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のモータを備える、アクチュエータ。
  13. 前記モータの前記回転軸の回転運動とともに回転運動するボールネジ軸と、前記ボールネジ軸の回転運動に伴って直線運動するボールネジナットと、を有するボールネジと、
    前記ボールネジナットに接続され、前記ボールネジナットの直線運動と共に移動する移動体と、
    を備える、請求項12に記載のアクチュエータ。
  14. 前記ボールネジは、前記回転軸に取り付けられた第1カップリングに接続される第2カップリングを有し、
    前記ボールネジと、前記移動体の少なくとも一部と、を収容すると共に、前記モータカバーが固定されているアクチュエータハウジングを備える、請求項13に記載のアクチュエータ。
  15. 前記回転軸の回転運動を前記ボールネジ軸に伝達するベルトと、前記ベルトを収納すると共に、前記モータカバーが固定されているベルト収容部と、を有する折り返しユニットと、
    前記ボールネジと、前記移動体の少なくとも一部と、を収容すると共に、前記ベルト収容部が固定されているアクチュエータハウジングと、
    備える、請求項13に記載のアクチュエータ。
  16. 前記移動体の直線運動と共に移動するスライドテーブルを備える、請求項13から15のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  17. 前記移動体の直線運動と共に移動するロッドを備える、請求項13から15のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  18. 前記モータの前記回転軸に掛けられて、前記回転軸の回転運動に基づいて動作するベルトと、
    前記ベルトに接続されて、前記ベルトの動作に基づいて、直線運動する移動体と、
    を備える、請求項12に記載のアクチュエータ。
  19. 請求項1から11のいずれか一項に記載のモータの製造方法であって、
    前記回転軸の軸心方向に沿って線状に形成されている溝からなる前記被嵌め込み部に対して、前記操作部を、前記軸心方向に沿ってスライド移動させて、前記被嵌め込み部に嵌め込むことを含む、モータの製造方法。
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