JP2019097265A - アクチュエータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用性を向上させるとともに装置を小型化させる。【解決手段】アクチュエータコントローラ100の筐体(コントローラカバー101及びパーティションプレート102)は、インタフェースモジュール、ドライバモジュール及び無線モジュールを内蔵する。アクチュエータコントローラ100の筐体は、爪部103a、103b、固着部116により、アクチュエータ500の本体であるケース501に対して、着脱可能となっている。【選択図】図1

Description

本発明は、アクチュエータ制御装置に関する。
種々の作業の自動化に寄与する産業用ロボットは、一般的にアクチュエータを有する。このアクチュエータは、駆動源として例えばモータを備え、更にモータの駆動制御を行う制御装置であるアクチュエータ制御装置を備えている。アクチュエータとアクチュエータ制御装置とが別体となっている形式では、アクチュエータとアクチュエータ制御装置、アクチュエータ制御装置と電源、上位コントローラ等とをそれぞれケーブルを介して接続する必要がある。これに対して、アクチュエータとアクチュエータ制御装置とが一体化された構造となっている形式では、アクチュエータと電源、上位コントローラ等とケーブルを介して接続するだけあり、配線の簡素化が可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−92811号公報
しかしながら、アクチュエータとアクチュエータ制御装置とが一体化された構造となっている場合、仕様が異なるアクチュエータ毎にそれに応じたアクチュエータ制御装置を製造する必要があり、汎用性を欠いていた。また、アクチュエータとアクチュエータ制御装置とが一体となっているために装置の大型化を招いていた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、汎用性を向上させるとともに装置を小型化させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の観点に係るアクチュエータ制御装置は、
アクチュエータを制御するアクチュエータ制御装置であって、
前記アクチュエータを制御する制御部と、
前記制御部を内蔵する筐体と、
前記筐体を前記アクチュエータの本体に着脱可能とする取付部と、
を備えることを特徴とする。
前記取付部は、前記筐体の対向する面に配置され、
前記取付部の一方は、前記アクチュエータの本体に係合される係合部であり、
前記取付部の他方は、前記アクチュエータの本体に固着される固着部であるようにしてもよい。
前記制御部は、複数のモジュールにより構成されるようにしてもよい。
前記筐体は、開口部を有する箱状部材と、
前記箱状部材の開口部に配置される蓋状部材と、
を備え、
前記箱状部材及び前記蓋状部材は、前記複数のモジュールを前記筐体内に保持する保持部を備えるようにしてもよい。
前記複数のモジュールのうちの少なくとも2つのモジュールは、前記筐体内で対向して配置されるようにしてもよい。
前記複数のモジュールは、
外部との間での信号の送信及び受信を行うインタフェース部に対応するインタフェースモジュールと、
前記アクチュエータを制御するドライバ部に対応するドライバモジュールと、
外部との間で無線通信を行う無線部に対応する無線モジュールと、
であるようにしてもよい。
前記筐体は、樹脂により形成されるようにしてもよい。
本発明によれば、汎用性を向上させるとともに装置を小型化させることが可能となる。
実施形態に係るアクチュエータシステムの外観斜視図である。 実施形態に係るアクチュエータ制御装置の分解斜視図である。 実施形態に係るアクチュエータコントローラとアクチュエータとの接続箇所を示す図である。 実施形態に係るコントローラカバーとパーティションプレートとの接続箇所を示す図である。 実施形態に係るコントローラカバーとパーティションプレートとの接続箇所を示す図である。 実施形態に係るコントローラカバーの正面図である。 実施形態に係るパーティションプレートとモジュールとの接続箇所を示す図である。 実施形態に係るアクチュエータコントローラの内部の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るアクチュエータシステムの外観斜視図であり、図2は、アクチュエータ制御装置の分解斜視図である。アクチュエータシステム1は、アクチュエータ制御装置としてのアクチュエータコントローラ100と、アクチュエータ500とを備える。アクチュエータコントローラ100は、供給された電力をアクチュエータ500内のモータ(図示せず)に供給し、更に、受信した信号に応じて、当該モータの回転を制御する。モータの回転は、直線運動に変換されて、アクチュエータ500内のロッド502が進退する。
アクチュエータシステム1において、アクチュエータコントローラ100は、箱状部材としてのコントローラカバー101と、蓋状部材としてのパーティションプレート102とを含む。コントローラカバー101及びパーティションプレート102は、樹脂により形成される。パーティションプレート102は、コントローラカバー101の開口部に配置される。アクチュエータ500は、ケース501を含む。
アクチュエータコントローラ100には、ケーブル182の一端が取り付けられる。コネクタ180はケーブル182の他端に取り付けられる。アクチュエータ500には、ケーブル552の一端が取り付けられる。コネクタ550はケーブル552の他端に取り付けられる。コネクタ180とコネクタ550とが接続されることにより、アクチュエータコントローラ100とアクチュエータ500とは、電気的に導通した状態となり、アクチュエータコントローラ100は、アクチュエータ500を制御することが可能となる。
コントローラカバー101には、取付部としての爪部103a、103bが形成されている。爪部103aは、コントローラカバー101の+Z側の端部(上端)、且つ、Y方向の中央よりも−Y側に、−X方向に向かって延在するように形成されている。爪部103bは、コントローラカバー101の+Z側の端部、且つ、Y方向の中央よりも+Y側に、−X方向に向かって延在するように形成されている。
アクチュエータコントローラ100には、−Z側の端部(下端)近傍、且つ、Y方向の中央近傍に、取付部としての固着部116が形成されている。固着部116には、貫通穴116aがX方向に延在し、貫通穴116aの+X側からボルト116bが挿入される。
アクチュエータ500のケース501には、−Z側の端部近傍、且つ、Y方向の中央近傍に、固着部505が形成されている。固着部505は、雌ねじがX方向に延在する。また、アクチュエータ500のケース501には、爪部502a、502bが形成されている。爪部502aは、ケース501の+X側の端部であり、+Z側の端部であって、且つ、Y方向の中央よりも−Y側に、+X方向に向かって延在するように形成されている。爪部502bは、ケース501の+X側の端部であり、+Z側の端部であって、且つ、Y方向の中央よりも+Y側に、+X方向に向かって延在するように形成されている。
アクチュエータコントローラ100がアクチュエータ500に取り付けられる際、爪部103aと爪部502aとが係合され、爪部103bと爪部502bとが係合される。更に、固着部116と固着部505とが同軸状となり、固着部116の貫通穴116aの+X側からボルト116bが挿入、螺合されて、アクチュエータコントローラ100がアクチュエータ500に固定される。
図3は、アクチュエータコントローラ100における爪部103aとアクチュエータ500における爪部502aとの接続箇所を示す図である。図3に示すように、爪部103aの−X側の近傍、且つ、−Z側には、凹部192が形成されている。爪部502aの−X側の近傍、且つ、+Z側には凸部503が形成されている。
アクチュエータコントローラ100がアクチュエータ500に取り付けられる際、凹部192と凸部503とが係合された状態となる。更に、固着部116と固着部505とにボルト116bが挿入、螺合されることにより、アクチュエータコントローラ100がアクチュエータ500に固定される。また、ボルト116bを取り外し、固着部116と固着部505との固着を解放し、凹部192と凸部503との係合状態を開放することにより、アクチュエータコントローラ100がアクチュエータ500から取り外される。なお、アクチュエータコントローラ100における爪部103bとアクチュエータ500における爪部502bとの接続についても同様である。
再び、図1及び図2に戻って説明する。パーティションプレート102には、爪部104a、104bが形成されている。爪部104aは、パーティションプレート102の−Z側の端部(下端)近傍、且つ、Y方向の中央よりも−Y側に、−X方向に向かって延在するように形成されている。爪部104bは、パーティションプレート102の−Z側の端部近傍、且つ、Y方向の中央よりも+Y側に、−X方向に向かって延在するように形成されている。
パーティションプレート102には、爪部105が形成されている。爪部105は、パーティションプレート102のY方向の中央部、且つ、+Z側の端部に、−X方向に向かって延在するように形成されている。
パーティションプレート102には、保持部106a、106b、108a、108b、110a、110bが形成されている。保持部106a、106b、108a、108b、110a、110bは、+X方向に開放している溝が形成されたコ字型の形状を有する。
保持部106aは、パーティションプレート102の−Z側の端部、且つ、−Y側の端部に、+X方向に向かって延在するように形成されている。保持部106bは、パーティションプレート102の−Z側の端部、且つ、+Y側の端部に、+X方向に向かって延在するように形成されている。
保持部108aは、パーティションプレート102のZ方向の中央部、且つ、−Y側の端部に、+X方向に向かって延在するように形成されている。保持部108bは、パーティションプレート102のZ方向の中央部、且つ、+Y側の端部に、+X方向に向かって延在するように形成されている。
保持部110aは、パーティションプレート102の+Z側の端部、且つ、−Y側の端部に、+X方向に向かって延在するように形成されている。保持部110bは、パーティションプレート102の+Z側の端部、且つ、+Y側の端部に、+X方向に向かって延在するように形成されている。
コントローラカバー101には、鋸刃状のラチェット部112、114a、114bが形成されている。ラチェット部112は、コントローラカバー101の内側の−X側の端部であり、+Z側の端部であって、且つ、Y方向の中央に形成されている。ラチェット部114aは、コントローラカバー101の内側の−X側の端部であり、−Z側の端部近傍であって、且つ、Y方向の中央よりも−Y側に形成されている。ラチェット部114bは、コントローラカバー101の内側の−X側の端部であり、−Z側の端部近傍であって、且つ、Y方向の中央よりも+Y側に形成されている。
アクチュエータコントローラ100における制御部は、複数のモジュールにより構成される。具体的には、制御部は、インタフェースモジュール200と、ドライバモジュール202と、無線モジュール204とによって構成される。
インタフェースモジュール200は、外部との間での信号の送信及び受信を行うインタフェース部に対応する基板である。インタフェースモジュール200は、XZ平面上に、Z方向に屹立するように配置される。ドライバモジュール202は、アクチュエータ500を制御するドライバ部に対応する基板である。ドライバモジュール202は、インタフェースモジュール200よりも−Y側において、XZ平面上に、Z方向に屹立するように配置される。無線モジュール204は、外部との間で無線通信を行う無線部に対応する基板である。無線モジュール204は、インタフェースモジュール200及びドライバモジュール202よりも−Z方向において、XY平面上に配置される。インタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び無線モジュール204は、コ字状に配置される。
LED(Light Emitting Diode)パネル120は、コントローラカバー101の+X側の端部に配置された図示しない開口部に固定される。LEDパネル120は、光を透過可能に形成され、後述するインタフェースモジュール200に設けられたLED226a、226bにより、無線状態、モータのオンオフ、アラーム等に応じた点灯表示のために用いられる。
インタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び無線モジュール204がコントローラカバー101に内蔵されて保持され、更に、コントローラカバー101の開口部にパーティションプレート102が配置されて取り付けられることにより、アクチュエータコントローラ100が構成される。この際、ケーブル182が可能な限り、コントローラカバー101内に押し込まれる。これにより、不必要に長いケーブル182が外に露出してしまうことが防止される。
コントローラカバー101にパーティションプレート102が取り付けられる際、爪部105とラチェット部112とが噛み合った状態となり、爪部104aとラチェット部114aとが噛み合った状態となり、爪部104bとラチェット部114bとが噛み合った状態となる。
図4は、コントローラカバー101におけるラチェット部112とパーティションプレート102における爪部105との接続箇所を示す図である。図4に示すように、ラチェット部112と、爪部105に形成されたラチェット部194とが噛み合った状態となり、パーティションプレート102がコントローラカバー101に固定される。また、ラチェット部112とラチェット部194とが噛み合った状態を開放することにより、パーティションプレート102がコントローラカバー101から取り外される。
図5は、コントローラカバー101におけるラチェット部114aとパーティションプレート102における爪部104aとの接続箇所を示す図である。図5に示すように、ラチェット部114aと、爪部104aに形成されたラチェット部196とが噛み合った状態となり、パーティションプレート102がコントローラカバー101に固定される。また、ラチェット部114aとラチェット部196とが噛み合った状態を開放することにより、パーティションプレート102がコントローラカバー101から取り外される。コントローラカバー101におけるラチェット部114bとパーティションプレート102における爪部104bとの接続についても同様である。
図6は、コントローラカバー101の正面図(−X方向から見た図)である。図6に示すように、コントローラカバー101には、保持部124a、124b、126a、126b、128a、128bが形成されている。
保持部124aは、コントローラカバー101の内側の+Z側の端部、且つ、−Y側の端部に形成されている。保持部124bは、コントローラカバー101の内側の+Z側の端部、且つ、+Y側の端部に形成されている。保持部124a、124bは、−Z方向に開放している溝が形成されたコ字型の形状を有する。
保持部126aは、コントローラカバー101の内側の−Z側の端部近傍、且つ、−Y側の端部に形成されている。保持部126bは、コントローラカバー101の内側の−Z側の端部近傍、且つ、+Y側の端部に形成されている。保持部126a、126bは、+Z方向に開放している溝が形成されたコ字型の形状を有する。
保持部128aは、保持部126aの−Z側近傍に形成されている。保持部128aは、+Y方向に開放している溝が形成されたコ字型の形状を有する。保持部128bは、保持部126bの−Z側近傍に形成されている。保持部128bは、−Y方向に開放している溝が形成されたコ字型の形状を有する。
保持部124aは、ドライバモジュール202の+Z側を挟み込んで保持する。保持部126aは、ドライバモジュール202の−Z側を挟み込んで保持する。保持部124bは、インタフェースモジュール200の+Z側を挟み込んで保持する。保持部126bは、インタフェースモジュール200の−Z側を挟み込んで保持する。保持部128aは、無線モジュール204の−Y側を挟み込んで保持する。保持部128bは、無線モジュール204の+Y側を挟み込んで保持する。
パーティションプレート102に形成された保持部106a、108a、110aは、ドライバモジュール202を挟み込んで保持する。保持部106b、108b、110bは、インタフェースモジュール200を挟み込んで保持する。
図7は、パーティションプレート102における保持部110aとドライバモジュール202との接続箇所を示す図である。図7に示すように、保持部110aの溝111に、ドライバモジュール202の−X側の端部が挟まることにより、ドライバモジュール202が保持される。保持部108a、110aによるドライバモジュール202の保持、保持部106b、108b、110bによるインタフェースモジュール202の保持についても同様である。
アクチュエータコントローラ100は以下のように組み立てられる。まず、コントローラカバー101内にインタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び、無線モジュール204が挿入される。この時、コントローラカバー101内において、インタフェースモジュール200は、保持部124b、126bに、ドライバモジュール202は、保持部124a、126aに、無線モジュール204は、保持部128a、128bにそれぞれ保持される。次に、パーティションプレート102がコントローラカバー101の開口部に嵌め込まれる。この時、パーティションプレート102に形成された保持部110b、108b、106bがインタフェースモジュール200を、保持部110a、108a、106aがドライバモジュール202をそれぞれ保持し、パーティションプレート102の+X側が無線モジュール204の−X側を押圧する。更に、パーティションプレート102の爪部104a、104b、105のそれぞれに形成されたラチェット部196、194とコントローラカバー101に形成されたラチェット部114a、114b、112とが係合し、パーティションプレートがコントローラカバー101に固定される。以上の説明のように、インタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び、無線モジュール204は、別途ボルト等の固定部材や工具を用いることなく、コントローラカバー内に保持されている。なお、ケーブル182はパーティションプレート102に形成された貫通孔118からアクチュエータコントローラ100の外部に引き出される。
図6に示すように、インタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び、無線モジュール204は、インタフェースモジュール200とドライバモジュール202とを対向させ、無線モジュール204と合わせてコ字型の形状を有するようにコントローラカバー101の内面に沿って該内面に近接するように配置されている。このように配置することで、上記各モジュール200、202、204で発生する熱がコントローラカバー101を介して放熱しやすくなるようにしている。特に、ドライバモジュール202は、アクチュエータ500内のモータに電力を供給する制御を行っていることから発熱が大きい。そのため、ドライバモジュール202の発熱部は、コントローラカバー101の内面に伝熱シートを介して接触する構造(図示せず)とし、より放熱が効果的に行われるようになっている。
図8は、アクチュエータコントローラ100の内部の構成を示す図である。図8に示すように、アクチュエータコントローラ100のコントローラカバー101の内部には、インタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び無線モジュール204が配置される。
インタフェースモジュール200には、CPU(Central Processing Unit)250、PIO(Program Input Output)回路252、電源回路254、ティーチングペンダント(TP:Teaching Pendant)回路256、LED226a、226b、基板間接続コネクタ230が設けられている。また、インタフェースモジュール200には、外部に露出する態様で、外部インタフェース(I/F)コネクタ222、TPコネクタ224が設けられている。ここで、LED226a、226bはLEDパネル120と対向するように配置されている。
ドライバモジュール202には、CPU150、電源回路154、モータドライブ回路156、モータ・エンコーダコネクタ158、基板間接続コネクタ152が設けられている。
無線モジュール204には、無線回路258、無線コネクタ260が設けられている。
基板間接続コネクタ230には、ケーブル300の一端に設けられたコネクタ302が接続され、基板間接続コネクタ152には、ケーブル300の他端に設けられたコネクタ304が接続される。なお、ケーブル300はコントローラカバー101内に収納されている。
インタフェースモジュール200におけるCPU250は、インタフェースモジュール200の全体を制御する。
外部I/Fコネクタ222は、図示しない上位コントローラとしてのPLC(Programmable Logic Controller)等の外部との間でケーブルが接続され、当該外部との間でアクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行う。また、外部I/Fコネクタ222は、PIO回路252との間で、アクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行う。PIO回路252は、CPU250との間でアクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行う。
また、CPU250は、無線回路258との間でアクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行う。無線回路258は、無線コネクタ260を介して、無線通信機能を有する機器等の外部との間で、無線信号により、アクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信やアクチュエータ500の制御プログラムのデータ等の送信及び受信を行う。
TPコネクタ224は、図示しないティーチングペンダントやPC等の外部との間でケーブルが接続され、当該外部からのアクチュエータ500の制御プログラムのデータ等の送信及び受信を行う。また、TPコネクタ224は、TP回路256との間で、アクチュエータ500の制御プログラムのデータ等の送信及び受信を行う。TP回路256は、CPU250との間でアクチュエータ500の制御プログラムのデータ等の送信及び受信を行う。
CPU250は、基板間接続コネクタ230との間でアクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行う。電源回路254は、基板間接続コネクタ230へ電力を供給する。なお、電源回路254への電力は、外部に設置された図示しない電源装置から供給されており、本実施形態では、該電源装置は、外部I/Fコネクタ222に図示しないケーブルを介して接続される。外部I/Fコネクタ222の一部は、外部からの電力供給に使用されている。ここでは、外部I/Fコネクタの一部を外部からの電力供給に使用したが、信号用コネクタと電力用のコネクタとをそれぞれ配置してもよい。
基板間接続コネクタ230は、CPU250との間で、アクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行うとともに、コネクタ302、ケーブル300及びコネクタ304を介して、基板間接続コネクタ152との間で、アクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行う。また、基板間接続コネクタ230は、電源回路254からの電力を、コネクタ302、ケーブル300及びコネクタ304を介して、基板間接続コネクタ152へ供給する。
基板間接続コネクタ152は、CPU150との間で、アクチュエータ500の制御に必要な信号の送信及び受信を行う。CPU150は、基板間接続コネクタ152からのアクチュエータ500の制御に必要な信号を受信すると、当該信号に応じてアクチュエータ500の制御を実行するとともに、モータドライブ回路156に対してアクチュエータ500の制御を指示する。モータドライブ回路156は、CPU150の指示に応じて、モータ・エンコーダコネクタ158に接続されるアクチュエータ500の制御を行う。
また、モータドライブ回路156は、モータ・エンコーダコネクタ158を介して、アクチュエータ500からの位置情報等のエンコーダ情報を受信し、CPU150へ送信する。CPU150は、受信したエンコーダ情報に応じてアクチュエータの制御の調整を行う。また、CPU150は、基板間接続コネクタ152を介して、インタフェースボックス200、更には、外部に向けて、エンコーダ情報等のアクチュエータ500の制御に必要な信号の送信を行う。
また、電源回路154は、基板間接続コネクタ152を介してインタフェースボックス200から供給される電力を、アクチュエータコントローラ100の内部やアクチュエータ500へ供給する。なお、モータ・エンコーダコネクタ158には、ケーブル182の一端に取り付けられた図示しないコネクタが接続される。
以上説明したように、アクチュエータシステム1では、アクチュエータコントローラ100の筐体(コントローラカバー101及びパーティションプレート102)は、インタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び無線モジュール204を内蔵する。アクチュエータコントローラ100の筐体は、爪部103a、103b、固着部116により、アクチュエータ500の本体であるケース501に対して、着脱可能となっている。
これにより、従来のようなアクチュエータとアクチュエータコントローラが一体化された構造とは異なり、アクチュエータ毎に異なるアクチュエータコントローラを製造する必要がなく、汎用性が向上する。また、アクチュエータコントローラ100とアクチュエータ500の双方のメンテナンス性を向上させることができる。
更に、アクチュエータコントローラ100の筐体は、アクチュエータ500のケース501に対して、固着部116のボルト11bのみで固着されているので、アクチュエータコントローラ100の着脱作業の作業性を向上させることができる。
また、制御部が複数のモジュールであるインタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び無線モジュール204に分割されてコ字状に形成される。このため、アクチュエータコントローラ100の小型化、特に、アクチュエータコントローラ100の長手方向を短くすることによる小型化を図ることができる。
また、インタフェースモジュール200、ドライバモジュール202及び無線モジュール204は、保持部110a、保持部124a等によって、コントローラカバー101、パーティションプレート102に確実に保持される。
更に、コントローラカバー101とパーティションプレート102とをラチェットにより係合する構造としたことで、別途ボルト等の固定部材や工具を用いることなく、アクチュエータコントローラを組立てることができる。
また、アクチュエータコントローラ100とアクチュエータ500とが一体化されている場合、筐体は、重量の大きいモータを内蔵するため、金属製である。このため、無線通信を行うための無線モジュールを内蔵することが困難であった。これに対して、本実施形態では、アクチュエータコントローラ100の筐体が、アクチュエータ500の本体であるケース501に対して、着脱可能となっているため、コントローラカバー101及びパーティションプレート102について、モータの重量を考慮する必要がなく、無線通信に適した樹脂製とすることができる。また、モータの配置を考慮することなく、制御部の各モジュールをアクチュエータコントローラ100の筐体内に配置することができる。
また、ドライバモジュール202において、CPU150が設けられて基板間接続コネクタ152に接続され、インタフェースモジュール200において、CPU250が設けられて基板間接続コネクタ230に接続される。更に、基板間接続コネクタ152と基板間接続コネクタ230とはケーブル300を介して接続される。このような構成とすることにより、CPU150とCPU250のみがドライバモジュール202とインタフェースモジュール200との間での信号の送信及び受信を行うことができる。このため、ドライバモジュール202内の各部とインタフェースモジュール200の各部とが個別に信号の送信及び受信を行う場合と比較して、信号数の減少を図ることができる。また、信号数が減少するため、基板間接続コネクタ152、230の小型化やケーブル300の小径化を図ることができる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
例えば、上述した実施形態では、アクチュエータコントローラ100の筐体が、アクチュエータ500の本体であるケース501に対して、着脱可能となっている。しかし、アクチュエータコントローラ100とアクチュエータ500におけるモータ部分以外の構成とは一体化されていてもよい。この場合には、アクチュエータコントローラ100とアクチュエータ500におけるモータ部分以外の構成とが、モータ部分に対して着脱可能となる。
また、上述した実施形態では、アクチュエータコントローラ100をアクチュエータ500に固着する方法として、ボルト116bによる螺合としたが、それ以外に、一方に配置された係合爪を他方に配置された係合穴に挿入し、係合爪側を回動または摺動させてロックする方式等、様々な方法が適用可能である。
また、上述した実施形態では、コントローラカバー101及びパーティションプレート102は樹脂により形成された。しかし、無線通信を妨げることのない部材であればよい。また、無線基板228が設けられない場合には、コントローラカバー101及びパーティションプレート102は金属であってもよい。なお、コントローラカバー101及びパーティションプレート102を金属で形成した場合は、インタフェースモジュール200及びドライバモジュール202等の制御部の発熱がより効果的に放熱できる。
また、上述した実施形態では、インタフェースモジュール200にLED226a、226bが配置されているが、LEDは、ドライバモジュール202に配置されてもよいし、インタフェースモジュール200及びドライバモジュール202の両方に配置されてもよい。複数のLEDの配置形態を有することで、アクチュエータ500の産業用ロボット内への配置に合わせて、LEDの表示が視認しやすい側にLEDを配置したり、LEDの表示が視認しやすい側のLEDを点灯制御したりする等のLEDの配置の自由度が増すとともに視認性を向上させることができる。
また、アクチュエータ500は、ロッド502が進退する形式に限定されない。例えば、アクチュエータの長手方向へ移動するスライダを備えた形式にも適用可能である。
1 アクチュエータシステム
100 アクチュエータコントローラ
101 コントローラカバー
102 パーティションプレート
103a、103b、104a、104b、105、502a、502b 爪部
106a、106b、108a、108b、110a、110b、124a、124b、126a、126b、128a、128b 保持部
111 溝
116、505 固着部
116a、118 貫通穴
116b ボルト
112、114a、114b、194、196 ラチェット部
120 LEDパネル
180、550、302、304 コネクタ
182、300、552 ケーブル
150、250 CPU
152、230 基板間接続コネクタ
154、254 電源回路
156 モータドライブ回路
158 モータ・エンコーダコネクタ
192 凹部
200 インタフェースモジュール
202 ドライバモジュール
204 無線モジュール
222 外部I/Fコネクタ
224 TPコネクタ
226a、226b LED
252 PIO回路
256 TP回路
258 無線回路
260 無線コネクタ
500 アクチュエータ
501 ケース
502 ロッド
503 凸部

Claims (7)

  1. アクチュエータを制御するアクチュエータ制御装置であって、
    前記アクチュエータを制御する制御部と、
    前記制御部を内蔵する筐体と、
    前記筐体を前記アクチュエータの本体に着脱可能とする取付部と、
    を備えることを特徴とするアクチュエータ制御装置。
  2. 前記取付部は、前記筐体の対向する面に配置され、
    前記取付部の一方は、前記アクチュエータの本体に係合される係合部であり、
    前記取付部の他方は、前記アクチュエータの本体に固着される固着部であることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ制御装置。
  3. 前記制御部は、複数のモジュールにより構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータ制御装置。
  4. 前記筐体は、開口部を有する箱状部材と、
    前記箱状部材の開口部に配置される蓋状部材と、
    を備え、
    前記箱状部材及び前記蓋状部材は、前記複数のモジュールを前記筐体内に保持する保持部を備えることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ制御装置。
  5. 前記複数のモジュールのうちの少なくとも2つのモジュールは、前記筐体内で対向して配置されることを特徴とする請求項3又は4に記載のアクチュエータ制御装置。
  6. 前記複数のモジュールは、
    外部との間での信号の送信及び受信を行うインタフェース部に対応するインタフェースモジュールと、
    前記アクチュエータを制御するドライバ部に対応するドライバモジュールと、
    外部との間で無線通信を行う無線部に対応する無線モジュールと、
    であることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載のアクチュエータ制御装置。
  7. 前記筐体は、樹脂により形成されることを特徴とする請求項6に記載のアクチュエータ制御装置。
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