JP7482358B2 - レーザ発振器及びそれを備えたレーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1つのレーザダイオードを有する発光回路を備えたレーザ発振器に関する。
特許文献1には、互いに直列に接続された複数のレーザダイオードを有し、第1及び第2のノード間に接続された発光回路を備えたレーザ発振器が開示されている。このレーザ発振器は、前記第1及び第2のノード間に供給電流を供給する電流源と、第1及び第2のノード間に配され発光回路と直列に接続された第1のスイッチと、前記発光回路と第1のスイッチとを含む直列接続回路に並列に接続された第2のスイッチ(バイパススイッチ)とをさらに備える。このレーザ発振器では、電流源が、電源と、電源の正極側に接続されたスイッチング素子とを有している。
また、第1のノードと電源の正極側との間に、第1のダイオードをそのカソードを電源の正極側に向けた状態で介在させている。これにより、バイパススイッチをオンからオフに切り替えたときに、配線インダクタンスによって第1及び第2のノード間の寄生容量が充電されることによって生じるサージ電圧が、電源電圧に第1のダイオードの順方向電圧を加えた電圧以下に抑制される。したがって、これを利用して、サージ電圧によって第1及び第2のノード間の部品が破損するのを防止できる。
また、発光回路と第1のスイッチとの接続点と、電源の正極側との間に、第2のダイオードをそのカソードを電源の正極側に向けた状態で介在させている。これにより、第1のスイッチをオンからオフに切り替えるとともに前記第2のスイッチをオフからオンに切り替える切替動作時に、配線インダクタンスに蓄えられた磁気エネルギーによって電流が前記第2のダイオードを介して電源側に流れ、第1のスイッチの両端の電圧は、電源電圧に第2のダイオードの順方向電圧を加えた電圧程度に維持される。この電圧の向きは、配線インダクタンスに蓄えられた磁気エネルギーによって流れる電流を妨げる向きとなる。このため、第1のスイッチと電源の正極側との間に第2のダイオードを設けない場合に比べ、発光回路に流れる電流の立ち下がりを速くできる。
特許第3456120号公報
ところで、発光回路に流れる電流の立ち上がりは、サージ電圧が高くなる程速くなる。しかし、特許文献1では、第1及び第2のノード間の電圧を、電源電圧にダイオードの順方向電圧を加えた電圧よりも高くできないので、発光回路に流れる電流の立ち上がりを速くできない。また、電流の立ち上がりを速くするために、電源電圧を高く設定すると、それに伴ってサージ電圧も高くなるので、第1及び第2のノード間の部品の耐電圧を高くする必要が生じる。
本発明の第1の態様は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的とするところは、バイパススイッチをオンからオフに切り替えるときのサージ電圧を適切なレベルに抑制することにより第1及び第2のノード間の部品が破損するのを防止しつつ、発光回路に流れる電流の立ち上がりを速くすることにある。
また、特許文献1では、前記切替動作時に、第1のスイッチの両端の電圧が、電源電圧に第2のダイオードの順方向電圧を加えた電圧程度に維持されるので、電源電圧が低い場合には、発光回路に流れる電流の立ち下がりが遅くなる。
本発明の第2の態様は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その第2の目的とするところは、電流源に依存せず、発光回路に流れる電流の立ち下がりを速くできるようにすることにある。
上記の第1の目的を達成するため、本発明の第1の態様は、1個のレーザダイオード、又は互いに直列に接続された複数のレーザダイオードを有し、第1及び第2のノード間に接続された発光回路と、前記第1及び第2のノード間に供給電流を供給する電流源と、前記発光回路と並列に接続されたバイパススイッチと、前記第1及び第2のノード間の電圧に応じた測定電圧を測定する電圧測定部と、前記第1及び第2のノード間の電圧を降下させる降圧動作を行うノード間電圧制限回路と、前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値以上の場合には、前記ノード間電圧制限回路に前記降圧動作を実行させる一方、前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値未満の場合には、前記ノード間電圧制限回路に前記降圧動作を実行させないサージ電圧制御を、前記バイパススイッチがオンからオフに切り替わったときに実行する制御部とを備えたことを特徴とする。
これにより、バイパススイッチをオンからオフに切り替えるときに、第1及び第2のノード間に発生するサージ電圧を、所定閾値に対応する所定電圧程度に抑制できる。したがって、所定閾値を、適当な値に設定することにより、サージ電圧による第1及び第2のノード間の部品の破損を防止できる。
また、所定閾値は、第1及び第2のノード間の部品を破損しない範囲であれば、ユーザにより任意の値に設定できるので、所定閾値を高く設定することにより、発光回路に流れる電流の立ち上がりを速くできる。
上記の第2の目的を達成するため、本発明は、1個のレーザダイオード、又は互いに直列に接続された複数のレーザダイオードを有し、第1及び第2のノード間に接続された発光回路と、前記第1及び第2のノード間に前記発光回路と直列に接続された第1のスイッチと、前記第1及び第2のノード間に供給電流を供給する電流源と、前記発光回路及び第1のスイッチを含む直列接続回路と並列に接続された第2のスイッチと、前記発光回路と直列に、かつ前記第1のスイッチと並列に接続された電圧制限回路側コンデンサを有し、かつ前記第1のスイッチの両端の電圧を降下させる降圧動作を行うスイッチ電圧制限回路と、前記第1のスイッチの両端の電圧に応じた測定電圧を測定する電圧測定部と、前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値以上の場合には、前記スイッチ電圧制限回路に前記降圧動作を実行させる一方、前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値未満の場合には、前記スイッチ電圧制限回路に前記降圧動作を実行させない電圧制御を、前記第1のスイッチをオンからオフに切り替えるとともに前記第2のスイッチをオフからオンに切り替える切替動作時に実行する制御部とを備えたことを特徴とする。
これにより、前記切替動作時に、配線インダクタンスに蓄えられた磁気エネルギーによってスイッチ電圧制限回路の容量成分が充電されることによって第1のスイッチの両端に生じる電圧を、所定閾値に対応する所定電圧未満に抑制できる。したがって、所定閾値を適当な値に設定することにより、過電圧による第1のスイッチの破損を防止できる。
また、所定閾値は、第1のスイッチを破損しない範囲であれば、ユーザにより任意の値に設定できるので、電流源に依存せず、所定閾値を高く設定することにより、前記切替動作時の第1のスイッチの両端の電圧を高くし、発光回路に流れる電流の立ち下がりを速くできる。
本発明の第1の態様によると、バイパススイッチをオンからオフに切り替えるときにサージ電圧により第1及び第2のノード間の部品が破損するのを防止しつつ、発光回路に流れる電流の立ち上がりを速くできる。
本発明の第2の態様によると、電流源に依存せず、発光回路に流れる電流の立ち下がりを速くできる。
本発明の実施形態1に係るレーザ発振器を備えたレーザ加工装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係るレーザ発振器の回路図である。 本発明の実施形態1に係るレーザ発振器の動作を説明するタイミングチャートである。 実施形態2の図2相当図である。 本発明の実施形態3に係るレーザ発振器の回路図である。 本発明の実施形態3に係るレーザ発振器の動作を説明するタイミングチャートである。 実施形態4の図5相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
図1は、レーザ加工装置100の構成を示す。このレーザ加工装置100は、ワークWの切断や溶接加工等を行うのに使用される。レーザ加工装置100は、レーザ加工ヘッド10と、マニピュレータ20と、コントローラ30と、本発明の実施形態1に係るレーザ発振器40と、光ファイバ90とを備えている。
レーザ加工ヘッド10は、光ファイバ90を通過したレーザ光LBをワークWに向けて出射する。マニピュレータ20は、先端にレーザ加工ヘッド10が取り付けられ、レーザ加工ヘッド10を移動させる。コントローラ30は、レーザ加工ヘッド10の動作とマニピュレータ20の動作と、レーザ発振器40のレーザ発振を制御する。レーザ発振器40は、発振によりレーザ光LBを光ファイバ90に出射する。光ファイバ90は、レーザ発振器40により出射されたレーザ光LBを通過させてレーザ加工ヘッド10に導く。このような構成により、レーザ加工装置100は、レーザ発振器40から出射されたレーザ光LBを、レーザ加工ヘッド10及びマニピュレータ20を動作させてワークWに所望の軌跡で照射させる。
レーザ発振器40は、図2に示すように、複数のレーザダイオード(LD)41と、電流源50と、バイパススイッチ43と、ノード間電圧制限回路60と、電圧測定部45と、制御部46とを備えている。
複数のレーザダイオード41は、第1及び第2のノードN1,N2間に互いに直列に接続され、発光回路42を構成している。第1及び第2のノードN1,N2と、レーザダイオード41との間の配線は、配線インダクタンスL1,L2を有している。複数のレーザダイオード41は、そのカソード側を第2のノード側N2に向けている。
また、第1及び第2のノードN1,N2間には、寄生容量Cが存在している。
電流源50は、第1及び第2のノードN1,N2間に供給電流を供給する。具体的には、電流源50は、交流電源51と、電流源側第1整流回路52と、電流源側インバータ回路53と、電流源側コンデンサ54と、電流源側絶縁トランス55と、電流源側第2整流回路56と、リアクトル57とを有している。
電流源側第1整流回路52は、交流電源51から出力される電源電圧を直流電圧に変換して1対の出力ノードON1,ON2から出力する。電流源側第1整流回路52は、例えばダイオードブリッジで構成される。
電流源側インバータ回路53は、電流源側第1整流回路52の出力ノードON1,ON2の電圧に応じて供給用第1交流電圧を生成する。具体的には、電流源側インバータ回路53は、電流源側第1整流回路52の1対の出力ノードON1,ON2間に互いに直列に接続された第1の電流源側上アームスイッチング素子53a、及び第1の電流源側下アームスイッチング素子53bと、電流源側第1整流回路52の1対の出力ノードON1,ON2間に互いに直列に接続された第2の電流源側上アームスイッチング素子53c、及び第2の電流源側下アームスイッチング素子53dとを有している。各スイッチング素子53a~53dには、還流ダイオード53eが並列に接続されている。
電流源側コンデンサ54は、電流源側第1整流回路52と電流源側インバータ回路53との間に、これら電流源側第1整流回路52と電流源側インバータ回路53と並列に接続されている。電流源側コンデンサ54は、電流源側第1整流回路52の1対の出力ノードON1,ON2間に接続されている。
電流源側絶縁トランス55は、電流源側インバータ回路53により出力される供給用第1交流電圧を供給用第2交流電圧に変換する。電流源側絶縁トランス55は、電流源側一次コイル55aと、電流源側二次コイル55bとを有している。電流源側一次コイル55aの電圧が、供給用第1交流電圧となり、電流源側二次コイル55bの電圧が、供給用第2交流電圧となる。電流源側一次コイル55aは、第1の電流源側上アームスイッチング素子53a、及び第1の電流源側下アームスイッチング素子53bの接続点と、第2の電流源側上アームスイッチング素子53c、及び第2の電流源側下アームスイッチング素子53dの接続点との間に接続されている。
電流源側第2整流回路56は、供給用第1交流電圧に基づく供給用第2交流電圧に基づいて、直流の供給電流を生成する。具体的には、電流源側第2整流回路56は、第1及び第2のダイオード56a,56bを有している。第1のダイオード56aのアノードは、電流源側二次コイル55bの一端部に接続され、第2のダイオード56bのアノードは、電流源側二次コイル55bの他端部に接続されている。第1及び第2のダイオード56a,56bのカソードは、第1のノードN1に接続されている。
したがって、電流源側インバータ回路53と、電流源側第2整流回路56とは、電流源側絶縁トランス55により絶縁されている。
リアクトル57は、電流源側二次コイル55bの中途部と第2のノードN2との間に接続されている。
バイパススイッチ43は、第1及び第2のノードN1,N2間に、発光回路42と並列に接続されている。バイパススイッチ43には、還流ダイオード43aが並列に接続されている。
ノード間電圧制限回路60は、第1及び第2のノードN1,N2間に、発光回路42及びバイパススイッチ43と並列に接続されている。ノード間電圧制限回路60は、逆流防止素子としての第3のダイオード61と、電圧制限回路側コンデンサ62と、電圧制限回路側インバータ回路63と、電圧制限回路側絶縁トランス64と、共振コンデンサ65と、電圧制限回路側整流回路66とを有している。
第3のダイオード61及び電圧制限回路側コンデンサ62は、発光回路42及びバイパススイッチ43と並列に、かつ互いに直列に接続されている。第3のダイオード61は、電圧制限回路側コンデンサ62から第1のノードN1に電流が流れるのを規制する。
電圧制限回路側インバータ回路63は、電圧制限回路側コンデンサ62と並列に接続されている。詳しくは、電圧制限回路側インバータ回路63は、互いに直列に接続された第1の電圧制限回路側上アームスイッチング素子63a、及び第1の電圧制限回路側下アームスイッチング素子63bと、互いに直列に接続された第2の電圧制限回路側上アームスイッチング素子63c、及び第2の電圧制限回路側下アームスイッチング素子63dとを有している。これら第1の電圧制限回路側上アームスイッチング素子63a、第1の電圧制限回路側下アームスイッチング素子63b、第2の電圧制限回路側上アームスイッチング素子63c、及び第2の電圧制限回路側下アームスイッチング素子63dは、電圧制限回路側コンデンサ62と並列に接続され、かつ第3のダイオード61と直列に接続され、降圧用スイッチを構成している。各スイッチング素子63a~63dには、還流ダイオード63eが並列に接続されている。電圧制限回路側インバータ回路63は、その4つのスイッチング素子63a~63dをオンオフさせる所定のスイッチング動作時に、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄えられたエネルギーにより、回生用第1交流電圧を生成する。
電圧制限回路側絶縁トランス64は、電圧制限回路側一次コイル64aと、電圧制限回路側二次コイル64bとを有している。電圧制限回路側一次コイル64aは、第1の電圧制限回路側上アームスイッチング素子63a、及び第1の電圧制限回路側下アームスイッチング素子63bの接続点と、第2の電圧制限回路側上アームスイッチング素子63c、及び第2の電圧制限回路側下アームスイッチング素子63dの接続点との間に、共振コンデンサ65と直列に接続されている。電圧制限回路側一次コイル64aの電圧と共振コンデンサ65の電圧の合計が、回生用第1交流電圧となる。電圧制限回路側二次コイル64bの電圧が、回生用第2交流電圧となる。
電圧制限回路側整流回路66は、回生用第1交流電圧に基づく回生用第2交流電圧に基づいて、直流電流を生成する。電圧制限回路側整流回路66は、例えばダイオードブリッジで構成される。電圧制限回路側整流回路66の出力ノードON3,ON4間には、電流源側コンデンサ54が接続されている。
したがって、電圧制限回路側整流回路66と電圧制限回路側インバータ回路63の4つのスイッチング素子63a~63dとは、電圧制限回路側絶縁トランス64により互いに絶縁されている。
上述のように構成されたノード間電圧制限回路60は、第1及び第2のノードN1,N2間の電圧を降下させる降圧動作を行う。降圧動作は、電圧制限回路側インバータ回路63の4つのスイッチング素子63a~63dをオンオフさせる所定のスイッチング動作により、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーを電流源50に送る動作である。電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーが電流源50に送られると、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧が下がり、第1及び第2のノードN1,N2間の電圧が降下する。
電圧測定部45は、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧を測定する。電圧制限回路側コンデンサ62の電圧は、第1及び第2のノードN1,N2間の電圧から第3のダイオード61の電圧を引いた電圧、すなわち第1及び第2のノードN1,N2間の電圧に応じた電圧となる。
制御部46は、バイパススイッチ43のオンオフを制御する。
また、制御部46は、電流源50による電流の供給を、電流源50の電流源側インバータ回路53の4つのスイッチング素子53a~53dのオンオフを切り替えることによって制御する。
さらに、制御部46は、バイパススイッチ43がオンからオフに切り替わったときに以下のサージ電圧制御を行う。サージ電圧制御は、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH以上である場合には、ノード間電圧制限回路60の電圧制限回路側インバータ回路63に前記所定のスイッチング動作を行わせることにより、ノード間電圧制限回路60に前記降圧動作を実行させる一方、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH未満である場合には、ノード間電圧制限回路60の電圧制限回路側インバータ回路63に前記所定のスイッチング動作を行わせず、ノード間電圧制限回路60に前記降圧動作を実行させない制御である。
次に、上述のように構成されたレーザ発振器40の動作について、図3を参照して説明する。
まず、制御部46が電流源50に電流の供給をさせた状態で、タイミングt1において、バイパススイッチ43をオンからオフに切り替えると、制御部46が、サージ電圧制御を開始する。このとき、配線インダクタンスL1,L2によって第1及び第2のノードN1,N2間の寄生容量C及び電圧制限回路側コンデンサ62が充電され、第1及び第2のノード間N1,N2の電圧、すなわちバイパススイッチ43にかかる電圧が高くなる。電圧測定部45によって測定される測定電圧が所定閾値TH以上になると、制御部46は、ノード間電圧制限回路60の電圧制限回路側インバータ回路63に前記スイッチング動作を行わせる。つまり、制御部46は、ノード間電圧制限回路60に降圧動作を実行させる。これにより、電圧制限回路側インバータ回路63が、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーにより、所定の周波数の回生用第1交流電圧を生成する。そして、電圧制限回路側一次コイル64aに、回生用第1交流電圧から共振コンデンサ65の電圧を引いた電圧が印可され、電圧制限回路側二次コイル64bに生じた回生用第2交流電圧に基づいて、電圧制限回路側整流回路66が直流電流を生成する。そして、当該直流電流が電流源側コンデンサ54に流れ込み、電流源側コンデンサ54が充電される。つまり、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーが電流源50の電流源側コンデンサ54に送られて蓄積される。電流源50は、この電流源側コンデンサ54に蓄積されたエネルギーを再利用して、供給電流の供給を行える。つまり、電流源50は、電圧制限回路側整流回路66によって生成された直流電流に基づく電力を利用して、供給電流の供給を行える。
電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値未満の場合には、制御部46は、スイッチング動作を行わず、電圧制限回路側インバータ回路63の4つのスイッチング素子63a~63dをすべてオフにする。この状態では、電圧制限回路側コンデンサ62から電圧制限回路側インバータ回路63に電流が流れず、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧、及び第1及び第2のノードN1,N2間の電圧は下降しない。
その後、タイミングt2では、発光回路42に流れる電流が、供給電流とほぼ等しくなるまで上昇するとともに、バイパススイッチ43にかかる電圧が、発光回路42の複数のレーザダイオード41の順方向電圧分まで降下する。制御部46は、サージ電圧制御を終了する。
その後、タイミングt3では、制御部46がバイパススイッチ43をオフからオンに切り替えると、バイパススイッチ43にかかる電圧が0となり、発光回路42に流れる電流が、徐々に減少するとともに、バイパススイッチ43を流れる電流が徐々に増加する。
その後、タイミングt4において、発光回路42に流れる電流がほぼ0になるとともに、バイパススイッチ43を流れる電流が供給電流とほぼ等しくなる。その後、所定時間この状態が維持される。
上述した動作を一定時間毎に繰り返し行うことにより、発光回路42にパルス電流を流すことができる。
したがって、本実施形態1によると、バイパススイッチ43をオンからオフに切り替えるときに、第1及び第2のノードN1,N2間に発生するサージ電圧を、所定閾値THに第3のダイオード61の順方向電圧Vfを加算した電圧程度に抑制できる。したがって、所定閾値THを、第1及び第2のノードN1,N2間の部品を破損しない程度の値に設定することにより、サージ電圧による第1及び第2のノードN1,N2間の部品の破損を防止できる。
また、所定閾値THは、第1及び第2のノードN1,N2間の部品を破損しない範囲であれば、ユーザにより任意の値に設定できるので、所定閾値THを高く設定することにより、発光回路42に流れる電流の立ち上がりを速くできる。
また、所定閾値THを高く設定することにより、発光回路42に流れる電流の立ち上がりを速くし、パルス幅を狭くできるので、光ファイバ90及びレーザ加工ヘッド10の損傷を防止するために、光ファイバ90及びレーザ加工ヘッド10への入熱量を細かく調整することが可能になる。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2に係るレーザ発振器40を示す。本実施形態2では、電圧制限回路側コンデンサ62と並列に、1つの降圧用スイッチとしてのスイッチング素子67と抵抗68とが互いに直列に接続されている。つまり、スイッチング素子67と抵抗68は、発光回路42及びバイパススイッチ43と並列に接続されている。スイッチング素子67には、還流ダイオード67aが並列に接続されている。ノード間電圧制限回路60は、電圧制限回路側インバータ回路63と、電圧制限回路側絶縁トランス64と、共振コンデンサ65と、電圧制限回路側整流回路66とを有していない。降圧動作は、スイッチング素子67をオンすることにより、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーを抵抗68で消費する動作である。電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーが抵抗68で消費されると、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧が下がり、第1及び第2のノードN1,N2間の電圧が降下する。
制御部46は、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH以上である場合には、スイッチング素子67をオンすることにより、ノード間電圧制限回路60に前記降圧動作を実行させる一方、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値未満である場合には、スイッチング素子67をオフすることにより、ノード間電圧制限回路60に前記降圧動作を実行させない制御を、サージ電圧制御として実行する。
その他の構成及び効果は、実施形態1と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
レーザ発振器40は、図5に示すように、複数のレーザダイオード(LD)41と、第1のスイッチ47と、電流源50と、第2のスイッチ43と、スイッチ電圧制限回路70と、電圧測定部45と、制御部46とを備えている。
第1のスイッチ47は、第1及び第2のノードN1,N2間に発光回路42と直列に接続されている。第1のスイッチ47は、発光回路42のレーザダイオード41のカソード側、すなわち第2のノード側N2に位置している。第1のスイッチ47には、還流ダイオード47aが並列に接続されている。
第1のノードN1とレーザダイオード41との間の配線は、配線インダクタンスL1を有し、第2のノードN1と第1のスイッチ47との間の配線は、配線インダクタンスL2を有し、第1のスイッチ47とレーザダイオード41との間の配線は、配線インダクタンスL3を有している。
第2のスイッチ43は、第1及び第2のノードN1,N2間に、発光回路42及び第1のスイッチ47を含む直列接続回路と並列に接続されている。第2のスイッチ43には、還流ダイオード43aが並列に接続されている。
スイッチ電圧制限回路70は、発光回路42及び第1のスイッチ47の接続点と、第2のノードN2との間に、第1のスイッチ47と並列に接続されている。スイッチ電圧制限回路70は、逆流防止素子としての第3のダイオード61と、電圧制限回路側コンデンサ62と、電圧制限回路側インバータ回路63と、電圧制限回路側絶縁トランス64と、共振コンデンサ65と、電圧制限回路側整流回路66とを有している。
第3のダイオード61及び電圧制限回路側コンデンサ62は、第1のスイッチ47と並列に、かつ互いに直列に接続されている。第3のダイオード61は、電圧制限回路側コンデンサ62から第1のスイッチ47に電流が流れるのを規制する。電圧制限回路側コンデンサ62は、発光回路42と直列に、かつ第1のスイッチ47に並列に接続された容量成分を構成している。実施形態3のスイッチ電圧制限回路70は、実施形態1のノード間電圧制限回路60と同じ内部回路を有する。相違点は、実施形態1のノード間電圧制限回路60が第1ノードN1と第2のノードN2との間に接続されているのに対して、実施形態3のスイッチ電圧制限回路70が第1のスイッチ47に並列に接続されていることである。
スイッチ電圧制限回路70は、第1のスイッチ47の両端の電圧を降下させる降圧動作を行う。降圧動作は、電圧制限回路側インバータ回路63の4つのスイッチング素子63a~63dをオンオフさせる所定のスイッチング動作により、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーを電流源50に送る動作である。電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーが電流源50に送られると、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧が下がり、第1のスイッチ47の両端の電圧が降下する。
電圧測定部45は、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧を測定する。電圧制限回路側コンデンサ62の電圧は、第1のスイッチ47の両端の電圧から第3のダイオード61の電圧を引いた電圧、すなわち第1のスイッチ47の両端の電圧に応じた電圧となる。
制御部46は、第1及び第2のスイッチ47,43のオンオフを、互いに逆になるように制御する。つまり、第1のスイッチ47をオンするときには、第2のスイッチ43をオフする一方、第1のスイッチ47をオフするときには、第2のスイッチ43をオンする。制御部46は、電流源50による電流の供給を、電流源50の電流源側インバータ回路53の4つのスイッチング素子53a~53dのオンオフを切り替えることによって制御する。また、制御部46は、第1のスイッチ47をオンからオフに切り替えるとともに前記第2のスイッチ43をオフからオンに切り替える切替動作時に以下の電圧制御を行う。電圧制御は、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH(図6参照)以上である場合には、スイッチ電圧制限回路70の電圧制限回路側インバータ回路63に前記所定のスイッチング動作を行わせることにより、スイッチ電圧制限回路70に前記降圧動作を実行させる一方、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH未満である場合には、前記スイッチ電圧制限回路70の電圧制限回路側インバータ回路63に前記所定のスイッチング動作を行わせず、スイッチ電圧制限回路70に前記降圧動作を実行させない制御である。
次に、上述のように構成されたレーザ発振器40の動作について、図6を参照して説明する。
まず、制御部46が電流源50に電流の供給をさせた状態で、タイミングt1において、第1のスイッチ47をオフからオンに切り替えるとともに、第2のスイッチ43をオンからオフに切り替える。このとき、配線インダクタンスL1,L2によって第1及び第2のノードN1,N2間の寄生容量Cが充電され、第1及び第2のノード間N1,N2の電圧、すなわち第2のスイッチ43にかかる電圧が大きくなる。
その後、タイミングt2では、発光回路42に流れる電流が、供給電流とほぼ等しくなるまで上昇するとともに、第2のスイッチ43にかかる電圧が発光回路42の複数のレーザダイオード41の順方向電圧分まで降下する。
その後、タイミングt3では、制御部46が第1のスイッチ47をオンからオフに切り替えるとともに、第2のスイッチ43をオフからオンに切り替える切替動作を行うとともに、前記電圧制御を開始する。また、第2のスイッチ43にかかる電圧が0となる。このとき、配線インダクタンスL1,L3に蓄積された磁気エネルギーにより、電流が発光回路42を流れ、第3のダイオード61を介して電圧制限回路側コンデンサ62に流れ込む。これにより、電圧制限回路側コンデンサ62が充電され、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧が上昇する。したがって、第1のスイッチ47の両端の電圧が上昇する。電圧測定部45によって測定される測定電圧が所定閾値TH以上になると、制御部46は、スイッチ電圧制限回路70の電圧制限回路側インバータ回路63に前記所定のスイッチング動作を行わせることにより、スイッチ電圧制限回路70に降圧動作を実行させる。これにより、電圧制限回路側インバータ回路63が、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーにより、所定の周波数の回生用第1交流電圧を生成する。そして、電圧制限回路側一次コイル64aに、回生用第1交流電圧から共振コンデンサ65の電圧を引いた電圧が印可され、電圧制限回路側二次コイル64bに生じた回生用第2交流電圧に基づいて、電圧制限回路側整流回路66が直流電流を生成する。そして、当該直流電流が電流源側コンデンサ54に流れ込み、電流源側コンデンサ54が充電される。つまり、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーが電流源50の電流源側コンデンサ54に送られて蓄積される。電流源50は、この電流源側コンデンサ54に蓄積されたエネルギーを再利用して、供給電流の供給を行える。つまり、電流源50は、電圧制限回路側整流回路66によって生成された直流電流に基づく電力を利用して、供給電流の供給を行える。このような動作により、配線インダクタンスL1,L3の磁気エネルギーを電圧制限回路側コンデンサ62に送り、発光回路42に流れる電流を速く低減させることができる。
電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH未満の場合には、制御部46は、スイッチング動作を行わず、電圧制限回路側インバータ回路63の4つのスイッチング素子63a~63dをすべてオフにする。この状態では、電圧制限回路側コンデンサ62から電圧制限回路側インバータ回路63に電流が流れず、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧、及び第1のスイッチ47の両端の電圧は下降しない。
上述のような電圧制御が行われた状態で、発光回路42に流れる電流が、徐々に減少するとともに、第2のスイッチ43を流れる電流が徐々に増加する。また、第1のスイッチ47の両端の電圧が、所定閾値THに第3のダイオード61の順方向電圧Vfを加算した電圧程度に抑制される。
その後、タイミングt4において、発光回路42に流れる電流がほぼ0になるとともに、第1のスイッチ47の両端の電圧が0になる。また、第2のスイッチ43を流れる電流が供給電流とほぼ等しい値に達し、制御部46が電圧制御を終了する。その後、所定時間この状態が維持される。
上述した動作を一定時間毎に繰り返し行うことにより、発光回路42にパルス電流を流すことができる。
したがって、本実施形態3によると、前記切替動作時に、配線インダクタンスL1,L3に蓄積された磁気エネルギーでスイッチ電圧制限回路70の電圧制限回路側コンデンサ62が充電されることによって第1のスイッチ47の両端に生じる電圧を、所定閾値THに第3のダイオード61の順方向電圧Vfを加算した電圧程度に抑制できるので、所定閾値THを適当な値に設定することにより、過電圧による第1のスイッチ47の破損を防止できる。
また、所定閾値THは、第1のスイッチ47を破損しない範囲であれば、ユーザにより任意の値に設定できるので、交流電源51の電源電圧を高くしなくても、所定閾値THを高く設定することにより、前記切替動作時の第1のスイッチ47の両端の電圧を高くし、発光回路42に流れる電流の立ち下がりを速くできる。
また、所定閾値THを高く設定することにより、発光回路42に流れる電流の立ち下がりを速くし、パルス幅を狭くできる。したがって、光ファイバ90及びレーザ加工ヘッド10の損傷を防止するために、光ファイバ90及びレーザ加工ヘッド10への入熱量を細かく調整することが可能になる。
(実施形態4)
図7は、本発明の実施形態4に係るレーザ発振器40を示す。本実施形態4では、電圧制限回路側コンデンサ62と並列に、1つの降圧用スイッチとしてのスイッチング素子67と抵抗68とが互いに直列に接続されている。つまり、これらスイッチング素子67と抵抗68は、第1のスイッチ47と並列に接続されている。スイッチング素子67には、還流ダイオード67aが並列に接続されている。スイッチ電圧制限回路70は、電圧制限回路側インバータ回路63と、電圧制限回路側絶縁トランス64と、共振コンデンサ65と、電圧制限回路側整流回路66とを有していない。降圧動作は、スイッチング素子67をオンすることにより、電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーを抵抗68で消費する動作である。電圧制限回路側コンデンサ62に蓄積されたエネルギーが抵抗68で消費されると、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧が下がり、第1のスイッチ47の両端の電圧が降下する。
制御部46は、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH以上である場合には、スイッチング素子67をオンすることにより、スイッチ電圧制限回路70に前記降圧動作を実行させる一方、電圧測定部45によって測定された測定電圧が所定閾値TH未満である場合には、スイッチング素子67をオフすることにより、スイッチ電圧制限回路70に前記降圧動作を実行させない制御を、サージ電圧制御として実行する。
その他の構成及び効果は、実施形態3と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、上記実施形態1~4では、発光回路42を互いに直列に接続された複数のレーザダイオード41で構成したが、1つのレーザダイオードだけで構成してもよい。
上記実施形態1,2では、電圧測定部45によって測定される測定電圧を、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧としたが、第1及び第2のノードN1,N2間の電圧に応じた電圧であれば、他の箇所の電圧としてもよい。例えば、測定電圧を、第1及び第2のノードN1,N2間の電圧としてもよい。
また、上記実施形態3,4では、電圧測定部45によって測定される測定電圧を、電圧制限回路側コンデンサ62の電圧としたが、第1のスイッチ47の両端の電圧に応じた電圧であれば、他の箇所の電圧としてもよい。例えば、測定電圧を、第1のスイッチ47の両端の電圧としてもよい。
また、上記実施形態1,2では、ノード間電圧制限回路60に、逆流防止素子として第3のダイオード61を設けたが、電圧制限回路側コンデンサ62から第1のノードN1に電流が流れるのを規制するようにFET(Field effect transistor)を設けてもよい。
また、上記実施形態3,4では、スイッチ電圧制限回路70に、逆流防止素子として第3のダイオード61を設けたが、電圧制限回路側コンデンサ62から第1のスイッチ47に電流が流れるのを規制するようにFET(Field effect transistor)を設けてもよい。
実施形態3,4は、さらに、実施形態1,2で説明されたノード間電圧制限回路60を備えてもよい。
以上説明したように、本発明の第1の態様は、バイパススイッチをオンからオフに切り替えるときにサージ電圧により第1及び第2のノード間の部品が破損するのを防止しつつ、発光回路に流れる電流の立ち上がりを速くできるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用性は高い。
また、本発明の第2の態様は、電流源に依存せず、発光回路に流れる電流の立ち下がりを速くできるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用性は高い。
100 レーザ加工装置
10 レーザ加工ヘッド
40 レーザ発振器
41 レーザダイオード
42 発光回路
43 バイパススイッチ(第2のスイッチ)
45 電圧測定部
46 制御部
47 第1のスイッチ
50 電流源
51 交流電源
52 電流源側第1整流回路
53 電流源側インバータ回路
54 電流源側コンデンサ
55 電流源側絶縁トランス
56 電流源側第2整流回路
60 ノード間電圧制限回路
61 第3のダイオード(逆流防止素子)
62 電圧制限回路側コンデンサ
63a 第1の電圧制限回路側上アームスイッチング素子(降圧用スイッチ)
63b 第1の電圧制限回路側下アームスイッチング素子(降圧用スイッチ)
63c 第2の電圧制限回路側上アームスイッチング素子(降圧用スイッチ)
63d 第2の電圧制限回路側下アームスイッチング素子(降圧用スイッチ)
64 電圧制限回路側絶縁トランス
66 電圧制限回路側整流回路
67 スイッチング素子(降圧用スイッチ)
68 抵抗
70 スイッチ電圧制限回路
90 光ファイバ
LB レーザ光
N1 第1のノード
N2 第2のノード

Claims (12)

  1. 1個のレーザダイオード、又は互いに直列に接続された複数のレーザダイオードを有し、第1及び第2のノード間に接続された発光回路と、
    前記第1及び第2のノード間に供給電流を供給する電流源と、
    前記発光回路と並列に接続されたバイパススイッチと、
    前記第1及び第2のノード間の電圧に応じた測定電圧を測定する電圧測定部と、
    前記第1及び第2のノード間の電圧を降下させる降圧動作を行うノード間電圧制限回路と、
    前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値以上の場合には、前記ノード間電圧制限回路に前記降圧動作を実行させる一方、前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値未満の場合には、前記ノード間電圧制限回路に前記降圧動作を実行させないサージ電圧制御を、前記バイパススイッチがオンからオフに切り替わったときに実行する制御部とを備えたことを特徴とするレーザ発振器。
  2. 請求項1に記載のレーザ発振器において、
    前記ノード間電圧制限回路は、前記発光回路及び前記バイパススイッチと並列に接続された電圧制限回路側コンデンサと、当該電圧制限回路側コンデンサと並列に接続され、所定のスイッチング動作時に、前記電圧制限回路側コンデンサに蓄えられたエネルギーにより、所定の周波数の回生用第1交流電圧を生成する降圧用スイッチと、前記回生用第1交流電圧に基づく回生用第2交流電圧に基づいて、直流電流を生成する電圧制限回路側整流回路とを有し、
    前記制御部は、前記降圧用スイッチに前記所定のスイッチング動作を行わせることにより、前記ノード間電圧制限回路に前記降圧動作を実行させ、
    前記電流源は、前記供給電流の供給を、前記直流電流に基づく電力を利用して行うことを特徴とするレーザ発振器。
  3. 請求項2に記載のレーザ発振器において、
    前記ノード間電圧制限回路は、前記電圧制限回路側整流回路と前記降圧用スイッチとを絶縁する電圧制限回路側絶縁トランスをさらに有し、
    前記電流源は、交流電源から出力される電源電圧を直流電圧に変換する電流源側第1整流回路と、前記電流源側第1整流回路の出力ノードの電圧に応じて供給用第1交流電圧を生成する電流源側インバータ回路と、前記電流源側第1整流回路の出力ノード間に前記電流源側第1整流回路及び前記電流源側インバータ回路と並列に接続された電流源側コンデンサと、前記供給用第1交流電圧に基づく供給用第2交流電圧に基づいて、直流の供給電流を生成する電流源側第2整流回路と、前記電流源側インバータ回路と電流源側第2整流回路とを絶縁する電流源側絶縁トランスとを有し、
    前記電圧制限回路側整流回路の出力ノード間には、前記電流源側コンデンサが接続されていることを特徴とするレーザ発振器。
  4. 請求項1に記載のレーザ発振器において、
    前記ノード間電圧制限回路は、前記発光回路及び前記バイパススイッチと並列に接続された電圧制限回路側コンデンサと、当該電圧制限回路側コンデンサと並列に接続された降圧用スイッチと、当該電圧制限回路側コンデンサと並列に、かつ前記降圧用スイッチと直列に接続された抵抗とを有し、
    前記制御部は、前記降圧用スイッチをオンすることにより、前記ノード間電圧制限回路に前記降圧動作を実行させることを特徴とするレーザ発振器。
  5. 請求項2~4のいずれか1項に記載のレーザ発振器において、
    前記複数のレーザダイオードは、それぞれのカソードを前記第2のノードに向けており、
    前記ノード間電圧制限回路は、前記電圧制限回路側コンデンサから前記第1のノードに電流が流れるのを規制する逆流防止素子をさらに有していることを特徴とするレーザ発振器。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器により出射されたレーザ光を通過させる光ファイバと、
    前記光ファイバを通過したレーザ光を出射するレーザ加工ヘッドとを備えたレーザ加工装置。
  7. 1個のレーザダイオード、又は互いに直列に接続された複数のレーザダイオードを有し、第1及び第2のノード間に接続された発光回路と、
    前記第1及び第2のノード間に前記発光回路と直列に接続された第1のスイッチと、
    前記第1及び第2のノード間に供給電流を供給する電流源と、
    前記発光回路及び第1のスイッチを含む直列接続回路と並列に接続された第2のスイッチと、
    前記発光回路と直列に、かつ前記第1のスイッチと並列に接続された電圧制限回路側コンデンサを有し、かつ前記第1のスイッチの両端の電圧を降下させる降圧動作を行うスイッチ電圧制限回路と、
    前記第1のスイッチの両端の電圧に応じた測定電圧を測定する電圧測定部と、
    前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値以上の場合には、前記スイッチ電圧制限回路に前記降圧動作を実行させる一方、前記電圧測定部によって測定された測定電圧が所定閾値未満の場合には、前記スイッチ電圧制限回路に前記降圧動作を実行させない電圧制御を、前記第1のスイッチをオンからオフに切り替えるとともに前記第2のスイッチをオフからオンに切り替える切替動作時に実行する制御部とを備えたことを特徴とするレーザ発振器。
  8. 請求項7に記載のレーザ発振器において、
    前記スイッチ電圧制限回路は、前記電圧制限回路側コンデンサと並列に接続され、所定のスイッチング動作時に、前記電圧制限回路側コンデンサに蓄えられたエネルギーにより、回生用第1交流電圧を生成する降圧用スイッチと、前記回生用第1交流電圧に基づく回生用第2交流電圧に基づいて、直流電流を生成する電圧制限回路側整流回路とを有し、
    前記制御部は、前記降圧用スイッチに前記所定のスイッチング動作を行わせることにより、前記スイッチ電圧制限回路に前記降圧動作を実行させ、
    前記電流源は、前記供給電流の供給を、前記直流電流に基づく電力を利用して行うことを特徴とするレーザ発振器。
  9. 請求項8に記載のレーザ発振器において、
    前記スイッチ電圧制限回路は、前記電圧制限回路側整流回路と前記降圧用スイッチとを絶縁する電圧制限回路側絶縁トランスをさらに有し、
    前記電流源は、交流電源から出力される電源電圧を直流電圧に変換する電流源側第1整流回路と、前記電流源側第1整流回路の出力ノードの電圧に応じて供給用第1交流電圧を生成する電流源側インバータ回路と、前記電流源側第1整流回路の出力ノード間に前記電流源側第1整流回路及び前記電流源側インバータ回路と並列に接続された電流源側コンデンサと、前記供給用第1交流電圧に基づく供給用第2交流電圧に基づいて、直流の供給電流を生成する電流源側第2整流回路と、前記電流源側インバータ回路と前記電流源側第2整流回路とを絶縁する電流源側絶縁トランスとを有し、
    前記電圧制限回路側整流回路の出力ノード間には、前記電流源側コンデンサが接続されていることを特徴とするレーザ発振器。
  10. 請求項7に記載のレーザ発振器において、
    前記スイッチ電圧制限回路は、前記電圧制限回路側コンデンサと並列に接続された降圧用スイッチと、当該電圧制限回路側コンデンサと並列に、かつ前記降圧用スイッチと直列に接続された抵抗とを有し、
    前記制御部は、前記降圧用スイッチをオンすることにより、前記スイッチ電圧制限回路に前記降圧動作を実行させることを特徴とするレーザ発振器。
  11. 請求項8~10のいずれか1項に記載のレーザ発振器において、
    前記スイッチ電圧制限回路は、前記電圧制限回路側コンデンサから前記第1のスイッチに電流が流れるのを規制する逆流防止素子をさらに有していることを特徴とするレーザ発振器。
  12. 請求項7~11のいずれか1項に記載のレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器により出射されたレーザ光を通過させる光ファイバと、
    前記光ファイバを通過したレーザ光を出射するレーザ加工ヘッドとを備えたレーザ加工装置。
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