JP7478780B2 - 杭芯計測定規及び杭芯計測方法 - Google Patents

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Description

本発明は、杭芯計測定規及び杭芯計測方法に係り、特に杭の偏心量を計測する杭芯計測定規及び杭の偏心量を計測する杭芯計測方法に関する。
杭基礎工事では、杭の出来形管理として、施工された杭について設計基準位置に対する杭の偏心量を測定及び写真媒体で記録(以下、記録)する。従来、杭芯の計測作業においては、施工された杭の上面に設計基準位置となる基準線の墨出しを行い、水糸や差し金等を使用して施工された杭の中心位置を割り出し、施工された杭の中心と基準線との離間距離を計測して、杭の偏心量を算出する方法が一般に用いられている。
また、杭芯計測定規を用いて杭の偏心量を算出する方法も行われている。例えば特許文献1に記載の杭芯計測方法では、施工された杭の上に、打込み位置を示す打込み位置プレート(施工位置部材)を配置し、打込み位置プレートの上に、設計位置を示す設計位置プレート(設計位置部材)を配置する。そして、各プレートに設けられた測定基準マークの間の距離から偏心量を計測することが提案されている。
実用新案登録第3159922号
ところで、特許文献1に記載の杭芯の計測方法では、施工された杭に杭径よりも大きな打込み位置プレートを乗せ、杭の外周に合わせた形状マークを杭に合わせることで、杭の中心位置を割り出している。そのため、杭径よりも大きな打込み位置プレートを持ち運ぶ必要があり、作業効率が低下するおそれがあった。また、狭い場所で杭芯を計測する場合には、打込み位置プレートが周囲の構造物等と干渉するおそれがあった。
更に、偏心量を計測する際、杭の中心位置に対して偏心量を計測する定規の位置合わせをする必要があり、作業効率が低下するおそれがあった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、携帯性を向上させ、偏心量の計測を簡便に行うことで、作業効率を向上できる杭芯計測定規及び杭芯計測方法を提供することにある。
前記課題は、本発明に係る杭芯計測定規によれば、杭の偏心量を計測する杭芯計測定規であって、前記杭の設計位置に合わせて配置される設計位置部材と、前記杭の施工位置に合わせて前記設計位置部材の上方に配置される施工位置部材と、を備え、前記設計位置部材は、前記杭の上面に配置され、杭芯の設計位置を示す設計中心点を有する板状部を有し、前記施工位置部材は、前記杭芯の施工位置を示す施工中心点を有する本体部と、前記本体部に設けられる複数の腕部と、前記本体部の上面に前記施工中心点を回転中心として回転可能に設けられる計測部と、を有し、前記板状部の外縁部分及び前記本体部の外縁部は、前記杭の外周部よりも前記杭の径方向内側に配置され、前記複数の腕部は、前記本体部の外縁部から前記杭の上面に沿った方向における外側へ延出し、前記複数の腕部の先端部が前記杭の外周部に位置するように前記設計位置部材の上方に前記施工位置部材が配置され、前記杭芯の施工位置と前記施工位置部材の前記施工中心点が上下方向において重なり、前記計測部によって前記設計中心点と前記施工中心点との距離が計測可能であることにより解決される。
上記の杭芯計測定規によれば、杭よりも小さい本体部から外側へ突出する複数の腕部によって、施工位置部材を小型化及び軽量化できるため、持ち運びの利便性を高めることができる。また、狭い場所で杭芯の偏心量を計測する場合にも、周囲の構造物等と干渉を抑制し、簡便に偏心量を計測することができる。
また、計測部を回転させることによって、偏心量の計測及び記録が簡便にできるため、作業効率を向上できる。
すなわち、上記の杭芯計測定規によれば、携帯性を向上させ、偏心量の計測を簡便に行うことで、作業効率を向上できる。
また、上記の杭芯計測定規において、前記施工位置部材は、前記本体部の下面に設けられる複数の案内部を有し、前記複数の腕部は、前記施工中心点から前記杭の上面に沿った方向に放射状に延出し、前記本体部に対して延出方向に移動可能に、前記複数の案内部にそれぞれ取り付けられると良い。
このように、施工位置部材の腕部が伸縮することで、携帯性を更に向上できる。また、径が異なる杭であっても杭芯の偏心量を測定できるため、施工位置部材を複数持ち運ぶ必要がないため、携帯性を更に向上できる。
また、施工位置部材の案内部が本体部の下面に設けられることで、腕部と計測部との干渉を抑制できる。
また、上記の杭芯計測定規において、前記施工位置部材は、前記複数の腕部の先端部からそれぞれ下方に突出し、前記杭の外周部に係止される複数の係止部を有し、前記係止部は、前記腕部の前記延出方向の移動に伴って、前記外縁部に位置する収納位置と、前記杭の外周部に位置する計測位置との間で移動可能であると良い。
このように、施工位置部材の係止部を杭に係止させることで、杭芯と施工中心点との位置がずれてしまうことを抑制できる。
また、腕部の先端部に設けられた係止部の収納位置が、本体部の外縁部の近傍であるため、持ち運ぶときに小型化できる。
また、上記の杭芯計測定規において、前記設計位置部材は、前記板状部の下面に取付部を有し、前記取付部によって前記杭の上面に着脱可能に取り付けられると良い。
このように、杭の上面に設計位置部材の取付部を直接取り付けることで、杭の設計位置と設計中心点との位置がずれてしまうことを抑制できる。
また、上記の杭芯計測定規において、前記施工位置部材は、前記本体部を把持するための把持部を有し、前記把持部は、前記本体部に形成された複数の長孔であると良い。
このように、施工位置部材の把持部となる長孔が本体部に形成されることで、施工位置部材の携帯性を向上できる。
また、長孔が複数設けられるため、施工位置部材が軽量化し、携帯性を向上できる。
また、上記の杭芯計測定規において、前記本体部は、前記杭の上面の外周部分に設けられた複数の鉄筋よりも、前記杭の径方向における内側に配置され、前記複数の腕部が前記複数の鉄筋の間に位置し、前記複数の腕部の先端部が前記杭の外周部にそれぞれ位置することで、前記杭芯の施工位置と前記施工中心点が上下方向において重なると良い。
このように、施工位置部材の腕部が鉄筋の間を通ることで、鉄筋を有する杭であっても簡便に杭芯の偏心量を測定できる。
また前記課題は、杭の偏心量を計測する杭芯計測方法であって、前記杭の上方に前記杭の設計位置となる複数の基準線を引く準備工程と、前記複数の基準線に合わせて、前記杭の上面に設計位置部材を配置する第一配置工程と、前記杭の施工位置に合わせて、前記設計位置部材の上方に施工位置部材を配置する第二配置工程と、杭芯の設計位置を示す設計中心点と前記杭芯の施工位置を示す施工中心点との距離を計測する計測工程と、を含み、前記施工位置部材は、前記施工中心点を有する本体部と、前記本体部の外縁部から前記杭の上面に沿った方向において外側へ延出する複数の腕部と、を有し、前記第一配置工程では、前記設計位置部材の外縁部分が前記杭の外周部よりも前記杭の径方向内側に位置するように前記杭の上面に前記設計位置部材を配置し、前記第二配置工程では、前記本体部の外縁部が前記杭の外周部よりも前記杭の径方向内側に位置するように、かつ前記複数の腕部の先端部が前記杭の外周部に位置するように前記設計位置部材の上方に前記施工位置部材を配置することで、前記杭芯の施工位置と前記施工位置部材の前記施工中心点を上下方向において重ね合わせ、前記計測工程では、前記施工位置部材の上側に回転可能に設けられた計測部によって、前記設計中心点と前記施工中心点との距離を計測すること、によっても解決される。
このように、施工位置部材の端部が杭の外周部に位置するように配置するため、施工位置部材を小型化及び軽量化できる。そのため、持ち運びの利便性を高めることができる。また、狭い場所で杭芯の偏心量を計測する場合にも、周囲の構造物等と干渉を抑制し、簡便に偏心量を計測することができる。
また、計測部を回転させることによって、偏心量の計測及び記録が簡便にできるため、作業効率を向上できる。
更に、設計位置部材を配置する工程を先に行うことで、杭の外周部に対する位置合わせが必要な施工位置部材の位置を調整し易くなるため、作業効率を向上できる。
すなわち、上記の杭芯計測方法によれば、携帯性を向上させ、偏心量の計測を簡便に行うことで、作業効率を向上できる。
また、上記の杭芯計測方法において、前記第二配置工程は、前記杭の上面の外周部分に設けられた複数の鉄筋の間に前記複数の腕部を配置することを含むと良い。
こうすることで、施工位置部材の腕部が鉄筋の間を通ることで、鉄筋を有する杭であっても簡便に杭芯の偏心量を測定できる。
本発明の杭芯計測定規及び杭芯計測方法によれば、携帯性を向上させ、偏心量の計測を簡便に行うことで、作業効率を向上できる。
本実施形態の杭芯計測定規の斜視図であって、杭芯計測定規が杭に取り付けられた状態を示す図である。 設計位置部材の正面図である。 施工位置部材の正面図であって、係止部が計測位置にある状態を示す図である。 施工位置部材の正面図であって、係止部が収納位置にある状態を示す図である。 施工位置部材の側面図であって、腕部が移動する状態を示す図である。 杭の上面に基準線が引かれた状態を示す図である。 杭の上面に設計位置部材が配置された状態を示す図である。 設計位置部材の上方に施工位置部材が配置された状態を示す図である。 図8のIX-IX線に沿った杭芯計測定規の断面図である。 図8の部分Aにおける杭芯計測定規の一部を示す部分拡大図である。 杭芯計測定規を鉄筋入り杭に配置した使用例を示す図である。
以下、図1~図11に基づき、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)の杭芯計測定規1について説明する。以下の説明中、図1に記載の矢印で示すように、「上下方向」とは、施工された杭Pの上下方向を意味する。「水平方向」とは、施工された杭Pの杭上面P1に沿った方向を意味する。
<杭芯計測定規>
杭芯計測定規1は、図1~図11に示すように、施工された杭Pに配置され、杭Pの偏心量(杭芯の設計位置と実際に施工された杭芯の施工位置との距離)を計測するために用いられる。
杭芯計測定規1は、図1に示すように、杭Pの設計位置に合わせて配置される設計位置部材10と、杭Pの施工位置に合わせて配置される施工位置部材20と、から主に構成されている。設計位置部材10は、杭Pの杭上面P1の上面に配置される。施工位置部材20は、設計位置部材10の上方に配置される。
なお、杭Pは、図1に示すように、例えば水平断面が円形の鋼管杭である。杭Pは、図6に示すように、例えばトータルステーションによって設計位置のX軸及びY軸が測量され、杭上面P1に基準線Mが引かれる(墨出しされる)。
基準線Mは、X軸基準線MXと、Y軸基準線MYと、X軸基準線MX及びY軸基準線MYの交点である基準中心点MCと、から構成される。基準中心点MCは、杭Pにおける杭芯の設計位置である。
したがって、作業者は、実際に施工された杭芯PCと、基準中心点MCとの水平方向における距離を計測することによって、杭Pの偏心量を計測することができる。
<設計位置部材>
設計位置部材10は、杭Pの設計位置に合わせて配置される板状の部材であって、図1に示すように、杭上面P1に配置される。
設計位置部材10は、図1、図2に示すように、杭上面P1に配置される板状部11と、板状部11の上面に設けられる基準軸12及び許容範囲線13と、板状部11の下面に設けられる取付部14と、を備える。
板状部11は、図2に示すように、例えば矩形状の白色樹脂板であって、杭芯PCの設計位置を示す設計中心点11Cを有する。板状部11は、板面が杭上面P1と平行になるように(板面が水平方向になるように)杭Pに配置される。
板状部11の外縁部分は、図1に示すように、杭Pの杭外周部P2よりも杭Pの径方向内側に配置される。また、板状部11は、施工位置部材20よりも杭Pの径方向内側に配置される。板状部11は、施工位置部材20よりも小型かつ軽量であるため、簡易に持ち運びができ、杭上面P1に対して簡易に取り付け及び取り外しができる。
本実施形態では、板状部11は、格子状の目盛(図示は省略)を有する樹脂板である。しかし、これに限らず、板状部11は方眼紙であっても良い。また、板状部11は、格子状の目盛を有さなくても良い。
また、板状部11は、偏心量を目視し易くするために白色としているが、これに限らず、透明であっても良い。
基準軸12は、基準線Mに合わせるための線であって、図2に示すように、X軸基準線MXに合わせるためのX軸12Xと、Y軸基準線MYに合わせるためのY軸12Yと、を有する。設計中心点11Cは、X軸12XとY軸12Yとの交点である。
したがって、X軸12XがX軸基準線MXに合わせられ、Y軸12YがY軸基準線MYに合わせられることで、設計中心点11Cは基準中心点MCと上下方向に重なる。
このように、基準軸12を設けることで、杭Pの設計位置に対する設計位置部材10の位置合わせが容易になる。
許容範囲線13は、偏心量が規定値以内であるかを示すものであって、図2に示すように、円形の第一許容範囲線13aと、第一許容範囲線13aよりも小径の第二許容範囲線13bと、第二許容範囲線13bよりも小径の第三許容範囲線13cと、を有する。例えば、第一許容範囲線13aは、偏心量が-100mm~+100mmであることを示す線であり、第二許容範囲線13bは、偏心量が-80mm~+80mmであることを示す線であり、第三許容範囲線13cは、偏心量が-50mm~+50mmであることを示す線である。
このように、複数の許容範囲線13を設けることで、径が異なる杭Pを計測する場合であっても、対応する許容範囲線13を目視するだけで偏心量が規定値以内であるかを判断することができる。
取付部14は、杭上面P1に板状部11を着脱可能に取り付けるためのものである。取付部14は、図2に示すように、板状部11の下面側の四隅に設けられる。取付部14は、例えば、薄板状の永久磁石であって、磁力によって杭上面P1に板状部11を着脱可能に取り付ける。つまり、板状部11は、取付部14の磁力によって、杭上面P1に着脱可能に取り付けられる。
このように、取付部14を設けることで、板状部11に設けられた設計中心点11Cが基準中心点MCからずれてしまうことを抑制できる。
なお、取付部14は、永久磁石でなくても良い。例えば杭上面P1がコンクリートである場合には、板状部11は、粘着テープによって杭上面P1に着脱可能に取り付けられても良い。
<施工位置部材>
施工位置部材20は、実際に施工された杭Pの施工位置に合わせて配置される部材であって、図1に示すように、杭Pの上方かつ設計位置部材10の上方に配置される。
施工位置部材20は、図1、図3~図5に示すように、設計位置部材10の上方に配置される本体部21と、本体部21の下面に設けられる複数の案内部22と、案内部22に支持される複数の腕部23と、腕部23の外側の端部(先端部23b)に設けられる複数の係止部24と、本体部21に形成される複数の把持部25と、本体部21の上面に回転可能に設けられる計測部26と、を備える。
本体部21は、図3~図5に示すように、例えば円形板状の透明樹脂板であって、中心部分に杭芯PCの施工位置を示す施工中心点21Cを有する。本体部21は、板面が杭上面P1と平行になるように(板面が水平方向になるように)杭Pに配置される。
本体部21の外縁部21aは、図1に示すように、杭Pの杭外周部P2よりも杭Pの径方向内側に配置される。本体部21は、杭外周部P2よりも小径であるため、簡易に持ち運びができ、杭Pに対して簡易に取り付け及び取り外しができる。
本体部21は円形板状に形成されるため、小型化及び軽量化でき、携帯性を向上できる。また、本体部21は透明樹脂板で形成されるため、作業者は、施工位置部材20の下側に配置された設計位置部材10の設計中心点11Cを、上方から視認することができる。なお、本体部21は、円形板状に限らず、矩形板状や多角形板状等であっても良い。また、板状に限らず、円柱形状や立方体状等であっても良い。
案内部22は、本体部21に対して相対移動可能に腕部23を支持するものである。案内部22は、図3~図5に示すように、本体部21の下面であって、本体部21の外縁部21aに等間隔に4つ設けられる。案内部22は、下方及び側方から腕部23を支持することで、腕部23を水平方向に移動可能とする。
具体的には、案内部22は、施工中心点21Cから本体部21の外縁部21aへ向かう方向に腕部23を挿通する挿通部を有する。案内部22は、当該挿通部に腕部23を挿通させることで、施工中心点21Cから本体部21の外縁部21aへ向かう方向に移動可能に腕部23を案内する。
腕部23は、例えば長尺の金属板であって、図3~図5に示すように、本体部21の外縁部21aに等間隔に4本設けられる。腕部23は、本体部21の外縁部21aから杭Pの上面に沿った方向(水平方向)における外側へ延出する。具体的には、4本の腕部23は、施工中心点21Cから本体部21の外縁部21aへ向かう延出方向において放射状に延出する。
なお、本実施形態では、腕部23は長尺な板に限らず、本体部21の外縁部21aから水平方向外側へ突出する形状であれば良い。
施工位置部材20は、図1に示すように、互いに延出方向において反対向きに延びる一対の腕部23において、一方の腕部23の先端部23bから他方の腕部23の先端部23bまでの距離は、測定する杭Pの杭径と同じ長さとなる。
したがって、施工位置部材20は、複数の腕部23の先端部23bが杭Pの杭外周部P2の端部にそれぞれ位置することで、杭芯PCと施工中心点21Cとが重なった状態で杭Pの上方に配置される。
このように、作業者は、複数の腕部23の先端部23bを杭外周部P2にそれぞれ配置させるだけで、杭芯PCに施工中心点21Cの位置を合わせて、杭Pの上方に施工位置部材20を配置させることができる。
なお、本実施形態では、腕部23が本体部21に4本設けられるが、杭芯PCに施工中心点21Cの位置を合わせられるならば、2本又は3本であっても良く、5本以上であっても良い。なお、施工中心点21Cの位置合わせの精度を高め、かつ施工位置部材20を軽量化するためには、腕部23の数は、3本または4本が好適である。
また、複数の腕部23は、図3~図5に示すように、本体部21に対して延出方向において移動可能に、複数の案内部22にそれぞれ取り付けられる。具体的には、腕部23は、案内部22の挿通部に挿通され、施工中心点21Cから本体部21の外縁部21aへ向かう方向(延出方向)において、本体部21に対して伸縮可能に摺動する。
したがって、施工位置部材20の水平方向の全長は、腕部23を本体部21に対して延出方向に摺動させることで変化する。
なお、本実施形態では、腕部23が本体部21に対して摺動可能に設けられるが、これに限らず、腕部23が本体部21に対して固定されても良い。また、腕部23は、本体部21と一体化して設けられても良い。
腕部23の上面には、杭Pの杭径に対応する位置を示す複数の杭径目盛23aが形成される。計測対象となる杭Pの杭径に対応する杭径目盛23aを本体部21の外縁部21aに合わせることで、施工位置部材20の水平方向における全長は、計測対象となる杭Pの杭径と同じ長さになる。
したがって、施工位置部材20は、杭径目盛23aに合わせた複数の腕部23の先端部23bがそれぞれ杭外周部P2に位置することで、杭芯PCと施工中心点21Cとが重なった状態で、杭Pの上方に配置される。
このように、作業者は、異なる径の杭Pを計測する場合でも、計測対象となる杭Pの杭径に対応する杭径目盛23aを本体部21の外縁部21aに合わせるだけで、杭芯PCに施工中心点21Cの位置を合わせることができる。
なお、施工位置部材20は、本体部21に対する腕部23の位置を固定するための位置決め部材を有しても良い。例えば、杭径目盛23aが本体部21の外縁部21aに合わせられた位置において、互いに係合する凹凸部を案内部22及び腕部23にそれぞれ設けることで、本体部21に対する腕部23の位置が固定されても良い。
また、施工位置部材20は、腕部23が案内部22から抜け落ちてしまうことを抑制するストッパーを有していても良い。例えば、腕部23の延出方向における内側の端部(基端部)に、下方に突出する突起を形成することで、ストッパーとしても良い。
係止部24は、杭Pの杭外周部P2に係止されることで、杭Pに対する施工位置部材20の位置ずれを抑制するためのものである。係止部24は、図3~図5に示すように、例えば長尺の金属板であって、腕部23の先端部23bから下方に突出するように、それぞれ腕部23の先端部23bに設けられる。係止部24は、腕部23の延出方向の移動に伴って、本体部21に対して延出方向に移動される。
図3は、腕部23及び係止部24が「計測位置」にある状態を示す。「計測位置」では、複数の係止部24は、計測対象となる杭Pの外径に沿った位置に配置される。作業者は、この状態で杭Pの杭外周部P2に係止部24を係止させることで、杭芯PCに施工中心点21Cを合わせることができる。
図4は、腕部23及び係止部24が「収納位置」にある状態を示す。「収納位置」では、係止部24は、本体部21の外縁部21aの近傍に位置する。作業者は、この状態で施工位置部材20を持ち運ぶことができるため、計測する杭Pが狭い場所にある場合であっても、簡易に持ち運ぶことができる。
把持部25は、本体部21を把持するための貫通孔であって、本体部21に形成される。把持部25は、図3~図5に示すように、本体部21を上下方向に貫通し、本体部21の周方向において長尺に形成される長孔25aである。長孔25aは、本体部21の外縁部21aよりも内側において等間隔に4つ設けられる。
施工位置部材20は、本体部21に複数の長孔25aが形成されることで、本体部21を軽量化できる。また、作業者は、施工位置部材20を持ち運ぶときに、長孔25aに指を通すことによって、容易に持ち運ぶことができる。
計測部26は、設計中心点11Cと施工中心点21Cとの距離を計測するものである。計測部26は、図3~図5に示すように、例えば長尺の透明アクリル板であって、本体部21の上面側に施工中心点21Cを回転中心として回転可能に取り付けられる。
なお、本実施形態では、計測部26の長手方向の一端部が施工中心点21Cに取り付けられるが、これに限らず、計測部26の長手方向の中央部が施工中心点21Cに取り付けられても良い。
計測部26は、図3、図4に示すように、偏心量を計測するための偏心量目盛26aを有する。
作業者は、設計中心点11Cと施工中心点21Cを結ぶ位置に計測部26が配置されたときの偏心量目盛26aを読み取ることで、設計中心点11Cと施工中心点21Cとの距離(すなわち偏心量)を計測することができる。
<杭芯計測方法>
次に、杭芯計測定規1を用いた杭芯計測方法について、図6~図11に基づいて説明する。なお本実施形態では、鉄製の蓋が設けられた杭Pに使用する例を説明する。
当該方法は、杭上面P1に杭Pの設計位置となる複数の基準線Mを引く「準備工程」と(図6)、複数の基準線Mに合わせて杭上面P1に設計位置部材10を配置する「第一配置工程」と(図7)、杭Pの施工位置に合わせて設計位置部材10の上方に施工位置部材20を配置する「第二配置工程」と(図8)、杭芯PCの設計位置を示す設計中心点11Cと杭芯PCの施工位置を示す施工中心点21Cとの距離を計測する「計測工程」(図10)と、を少なくとも含むものである。以下、詳しく説明する。
なお、杭Pの杭芯計測作業にあたって、その他の工程については、説明を省略する。
「準備工程」では、図6に示すように、作業者は、例えばトータルステーションによって設計位置のX軸及びY軸を測量し、杭上面P1に基準線Mを引く(墨出しする)。
なお、本実施形態では、トータルステーション等の測量機器を用いて測量し、水糸を張って杭上面P1に基準線Mを引いているが、これに限らない。例えば、レーザー墨出し器によって杭上面P1に基準線Mを引くようにしても良い。
「第一配置工程」では、図7に示すように、作業者は、「準備工程」の後、杭芯の設計位置(基準中心点MC)と設計中心点11Cとが重なるように、設計位置部材10の複数の基準軸12を複数の基準線Mにそれぞれ位置させる。そして、作業者は、設計中心点11Cを有する設計位置部材10を杭上面P1に配置する。このとき、設計位置部材10の板状部11の外縁部分が、杭外周部P2よりも杭Pの径方向内側に位置するように杭上面P1に設計位置部材10を配置する。
具体的には、作業者は、X軸12XをX軸基準線MXに合わせ、Y軸12YをY軸基準線MYに合わせる。こうすることで、作業者は、設計中心点11Cと基準中心点MCとが上下方向に重なった状態で、設計位置部材10を杭上面P1に配置することができる。
「第二配置工程」では、図8に示すように、作業者は、「第一配置工程」の後、杭芯の施工位置(杭芯PC)と施工中心点21Cとが重なるように、施工位置部材20の水平方向における複数の腕部23の先端部23bを杭外周部P2にそれぞれ位置させる。そして、作業者は、施工中心点21Cを有する施工位置部材20を設計位置部材10の上方に配置する。このとき、施工位置部材20の本体部21の外縁部21aが、杭外周部P2よりも杭Pの径方向内側に位置するように設計位置部材10の上方に施工位置部材20を配置する。
具体的には、作業者は、計測対象となる杭Pの杭径に対応する杭径目盛23aを本体部21の外縁部21aに合わせるように、腕部23及び係止部24を「収納位置」から「計測位置」まで摺動させる。つまり、「計測位置」では、施工位置部材20の水平方向の全長が、計測対象となる杭Pの杭径と同じ長さになる。
そして、作業者は、「計測位置」の状態で、腕部23の先端部23bに設けられた係止部24をそれぞれ杭外周部P2に位置させる。こうすることで、作業者は、杭芯PCと施工中心点21Cとが重なった状態で、施工位置部材20を設計位置部材10の上方に配置することができる。
図9に示すように、設計位置部材10は、杭Pの上面に配置される。なお、設計位置部材10の板状部11は、杭上面P1に当接した状態で配置されるが、例えば、取付部14の厚みの分、板状部11が杭上面P1から離れている状態も含むものとする。
図9に示すように、施工位置部材20は、設計位置部材10の上方に配置される。このとき、上下方向において、杭芯PCと重なる施工中心点21Cと、基準中心点MCと重なる設計中心点11Cとの距離Hが偏心量となる。
「計測位置」では、計測部26は、回転しても腕部23とは上下方向において異なる位置(重ならない位置)に配置される。こうすることで、計測部26の下方に位置する設計中心点11Cが、腕部23によって視認し難くなることを抑制できる。
「計測工程」では、図10に示すように、作業者は、「第二配置工程」の後、施工位置部材20の上側に回転可能に設けられた計測部26によって、設計中心点11Cと施工中心点21Cとの距離Hを計測する。
具体的には、作業者は、設計中心点11Cと施工中心点21Cを結ぶ位置に計測部26を回転させ、偏心量目盛26aを読み取る。偏心量は、X軸上及びY軸上のそれぞれの誤差の合計であるため、作業者は、設計中心点11Cと施工中心点21Cの距離Hを計測することで、偏心量を求めることができる。
また、作業者は、施工中心点21Cが許容範囲線13の範囲内に収まっているかを目視することで、偏心量が規定値以内であるかを容易に判断することができる。
上記の杭芯計測方法であれば、携帯性を向上させ、偏心量の計測を簡便に行うことができ、作業効率を向上できる。特に複数の杭Pを計測する場合には、計測人数及び計測時間を大幅に低減することができる。
<その他の使用例>
次に、杭上面P1から複数の鉄筋P3が突出した杭Pに杭芯計測定規1を使用した杭芯計測方法について、図11に基づいて説明する。
当該方法は、鉄製の蓋が設けられた杭Pに使用した例とは、杭Pの施工位置に合わせて設計位置部材10の上方に施工位置部材20を配置する「第二配置工程」(図11)が異なる。以下、詳しく説明する。
なお、鉄製の蓋が設けられた杭Pに使用した例と、同様の作業については、説明を省略する。
杭Pは、図11に示すように、例えば水平断面が略円形の場所打ち杭である。場所打ち杭は、掘削した孔に鉄筋かごを吊り込み、コンクリートを打設することで施工される。そのため、作業者は、鉄筋かごの上方部分が杭上面P1から上方に突出している状態で、杭芯PCの偏心量を計測して記録する必要がある。
「第二配置工程」では、図11に示すように、作業者は、「第一配置工程」の後、杭芯PCと施工中心点21Cとが重なるように、施工位置部材20の複数の腕部23の先端部23bを杭外周部P2にそれぞれ位置させる。
ここで、計測対象の杭Pは、杭上面P1の外周部分に、複数の鉄筋P3が等間隔に設けられている。そのため、作業者は、杭上面P1の外周部分に複数設けられた鉄筋P3よりも、杭Pの径方向における内側に本体部21を配置し、複数の腕部23を複数の鉄筋P3の間に配置する。そして、杭芯PCと施工中心点21Cとが重なるように、複数の腕部23の先端部23bを杭Pの杭外周部P2にそれぞれ位置させる。こうすることで、作業者は、杭芯PCと施工中心点21Cとが重なった状態で、施工位置部材20を設計位置部材10の上方に配置することができる。
上記の杭芯計測方法であれば、携帯性を向上させ、偏心量の計測を簡便に行うことができ、作業効率を向上できる。特に鉄筋を有する杭であっても簡便に杭芯の偏心量を測定できる。
<その他の実施形態>
本発明の杭芯計測定規は、上記の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態では、杭Pを例示して説明を行ったが、円柱形状のものに限られず、例えば、四角柱形状のものであっても良い。
上記実施形態では、主として本発明に係る杭芯計測定規及び杭芯計測方法に関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
1 杭芯計測定規
10 設計位置部材
11 板状部
11C 設計中心点
12 基準軸
12X X軸
12Y Y軸
13 許容範囲線
13a 第一許容範囲線
13b 第二許容範囲線
13c 第三許容範囲線
14 取付部
20 施工位置部材
21 本体部
21a 外縁部
21C 施工中心点
22 案内部
23 腕部
23a 杭径目盛
23b 先端部
24 係止部
25 把持部
25a 長孔
26 計測部
26a 偏心量目盛
P 杭
P1 杭上面
P2 杭外周部
P3 鉄筋
PC 杭芯(杭芯の施工位置)
M 基準線
MX X軸基準線
MY Y軸基準線
MC 基準中心点(杭芯の設計位置)

Claims (8)

  1. 杭の偏心量を計測する杭芯計測定規であって、
    前記杭の設計位置に合わせて配置される設計位置部材と、
    前記杭の施工位置に合わせて前記設計位置部材の上方に配置される施工位置部材と、を備え、
    前記設計位置部材は、前記杭の上面に配置され、杭芯の設計位置を示す設計中心点を有する板状部を有し、
    前記施工位置部材は、前記杭芯の施工位置を示す施工中心点を有する本体部と、前記本体部に設けられる複数の腕部と、前記本体部の上面に前記施工中心点を回転中心として回転可能に設けられる計測部と、を有し、
    前記板状部の外縁部分及び前記本体部の外縁部は、前記杭の外周部よりも前記杭の径方向内側に配置され、
    前記複数の腕部は、前記本体部の外縁部から前記杭の上面に沿った方向における外側へ延出し、
    前記複数の腕部の先端部が前記杭の外周部に位置するように前記設計位置部材の上方に前記施工位置部材が配置され、前記杭芯の施工位置と前記施工位置部材の前記施工中心点が上下方向において重なり、
    前記計測部によって前記設計中心点と前記施工中心点との距離が計測可能であることを特徴とする杭芯計測定規。
  2. 前記施工位置部材は、前記本体部の下面に設けられる複数の案内部を有し、
    前記複数の腕部は、前記施工中心点から前記杭の上面に沿った方向に放射状に延出し、前記本体部に対して延出方向に移動可能に、前記複数の案内部にそれぞれ取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の杭芯計測定規。
  3. 前記施工位置部材は、前記複数の腕部の先端部からそれぞれ下方に突出し、前記杭の外周部に係止される複数の係止部を有し、
    前記係止部は、前記腕部の前記延出方向の移動に伴って、前記外縁部に位置する収納位置と、前記杭の外周部に位置する計測位置との間で移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の杭芯計測定規。
  4. 前記設計位置部材は、前記板状部の下面に取付部を有し、前記取付部によって前記杭の上面に着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の杭芯計測定規。
  5. 前記施工位置部材は、前記本体部を把持するための把持部を有し、
    前記把持部は、前記本体部に形成された複数の長孔であることを特徴とする請求項1に記載の杭芯計測定規。
  6. 前記本体部は、前記杭の上面の外周部分に設けられた複数の鉄筋よりも、前記杭の径方向における内側に配置され、
    前記複数の腕部が前記複数の鉄筋の間に位置し、前記複数の腕部の先端部が前記杭の外周部にそれぞれ位置することで、前記杭芯の施工位置と前記施工中心点が上下方向において重なることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の杭芯計測定規。
  7. 杭の偏心量を計測する杭芯計測方法であって、
    前記杭の上方に前記杭の設計位置となる複数の基準線を引く準備工程と、
    前記複数の基準線に合わせて、前記杭の上面に設計位置部材を配置する第一配置工程と、
    前記杭の施工位置に合わせて、前記設計位置部材の上方に施工位置部材を配置する第二配置工程と、
    杭芯の設計位置を示す設計中心点と前記杭芯の施工位置を示す施工中心点との距離を計測する計測工程と、を含み、
    前記施工位置部材は、前記施工中心点を有する本体部と、前記本体部の外縁部から前記杭の上面に沿った方向において外側へ延出する複数の腕部と、を有し、
    前記第一配置工程では、前記設計位置部材の外縁部分が前記杭の外周部よりも前記杭の径方向内側に位置するように前記杭の上面に前記設計位置部材を配置し、
    前記第二配置工程では、前記本体部の外縁部が前記杭の外周部よりも前記杭の径方向内側に位置するように、かつ前記複数の腕部の先端部が前記杭の外周部に位置するように前記設計位置部材の上方に前記施工位置部材を配置することで、前記杭芯の施工位置と前記施工位置部材の前記施工中心点を上下方向において重ね合わせ、
    前記計測工程では、前記施工位置部材の上側に回転可能に設けられた計測部によって、前記設計中心点と前記施工中心点との距離を計測することを特徴とする杭芯計測方法。
  8. 前記第二配置工程は、前記杭の上面の外周部分に設けられた複数の鉄筋の間に前記複数の腕部を配置することを含むことを特徴とする請求項7に記載の杭芯計測方法。
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