JP7477353B2 - 分級装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粒状物および粗大物を大きさに従って分類する分級装置に関し、特に流動床炉から排出される流動媒体と不燃物とを分ける用途に好適な分級装置に関する。
焼却炉、熱分解炉、ガス化炉などに使用される流動床炉では、流動媒体として砂が使用される。不燃物(ワイヤー、石、金属類)が炉内に蓄積すると流動不良が発生するため、砂と共に不燃物を炉の底部から抜き出して、振動篩により砂と不燃物が分離される。振動篩の分級点は2.5mm~5mm程度である。振動篩は流動床炉に欠かせない機器であるが、以下の問題点がある。
1.振動によって発塵し、有害な粉塵が飛散して作業環境を悪化させるおそれがある。
2.入口と出口との間で振動が伝達するのを防ぐため、エキスパンションジョイントが設置されるが、このエキスパンションジョイントは振動により損傷しやすく、粉塵が外部に漏れることがある。耐振動型のエキスパンションジョイントも存在するが、このタイプは一般に高価である。
3.運転中、振動篩の全体が振動するため、振動篩の周囲の構造物が振動する。このような振動を防止するためには、周囲の構造物自体の剛性を上げる必要があり、コストが上昇する。
4.不燃物の量や形状にもよるが、振動篩の網の目詰まりによる網の清掃が頻繁に必要であり、運転員の負荷となる。
振動しない篩装置として、傾斜した複数のバーによって砂と不燃物を分けるルーバー型、連続して並ぶ複数のディスクを回転させながら、これらディスクの上に砂と不燃物を投入するディスクスクリーン型、回転ドラムによって砂と不燃物を分けるトロンメル型などがある。これらのタイプは、振動しない点で有利であるが、ワイヤなどの細長いものが引っかかりやすく、やはり清掃およびメンテナンスが必要となる。
特開平5-293442号公報
そこで、本発明は、粒状物を含む混合物を振動させず、小さい分級点を達成することができるメンテナンスフリーの分級装置を提供する。
一態様では、粒状物および粗大物を大きさに従って分類する分級装置であって、隣り合って並ぶ第1レールおよび第2レールと、前記第1レールおよび前記第2レールを相対移動させる相対移動装置を備えており、前記第1レールと前記第2レールとの間には第1隙間と、該第1隙間よりも大きい第2隙間が形成されている、分級装置が提供される。
一態様では、前記相対移動装置は、前記第1レールおよび前記第2レールを異なる速度で移動させるように構成されている。
一態様では、前記相対移動装置は、前記第1レールを前記第2レールよりも速く移動させる第1速度差運転と、前記第2レールを前記第1レールよりも速く移動させる第2速度差運転を交互に繰り返すように構成されている。
一態様では、前記第1レールおよび前記第2レールは、傾斜した上面をそれぞれ有している。
一態様では、前記相対移動装置は、前記第1レールを第1循環経路に沿って移動させる第1レール移動装置と、前記第2レールを前記第1レールとは独立して第2循環経路に沿って移動させる第2レール移動装置を備えている。
一態様では、前記分級装置は、前記第1隙間の大きさを調節する隙間調節装置をさらに備えている。
一態様では、前記隙間調節装置は、前記第1レールを位置決めする第1アイドラーホイールと、前記第2レールを位置決めする第2アイドラーホイールを備えている。
一態様では、前記第1レールおよび前記第2レールは環状であり、前記分級装置は、環状の前記第1レールおよび前記第2レールの内側に配置された保護板をさらに備えている。
本発明によれば、粒状物を振動させないので、粉塵が舞い上がることがない。また、第1レールと第2レールとの間の第1隙間は小さくできるので、従来の振動篩と同等の分級点を達成することができる。さらには、第1レールと第2レールとの間に挟まった物体は、第2隙間で解放されるので、メンテナンスフリーの分級装置が実現できる。
分級装置の一実施形態を示す側面図である。 図1に示す分級装置の上面図である。 第1レールおよび第1レール移動機構を示す側面図である。 第2レールおよび第2レール移動機構を示す側面図である。 図1のA-A線断面図である。 分級装置の他の実施形態を示す上面図である。 分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 図7のB-B線断面図である。 図7のC-C線断面図である。 分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 図10のD-D線断面図である。 分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。 分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
分級装置は、粒状物および粗大物を大きさに従って分類する用途に使用される。粒状物および粗大物の例としては、流動床炉に使用される流動媒体としての砂と、流動床炉に投入された原料に含まれる不燃物が挙げられる。以下の説明では、砂と不燃物を粒状物および粗大物の例として用いるが、本発明は以下の実施形態に限定されず、砂と不燃物以外の粒状物および粗大物が分類の対象であってもよい。
図1は、分級装置の一実施形態を示す側面図であり、図2は図1に示す分級装置の上面図である。分級装置は、隣り合って並ぶ第1レール1および第2レール2と、第1レール1および第2レール2を相対移動させる相対移動装置5と、第1レール1および第2レール2を収容するハウジング6を備えている。第1レール1および第2レール2は交互に配列されている。複数の第1レール1の数、および複数の第2レール2の数は、図2に示す実施形態に限定されない。第1レール1および第2レール2の組み合わせは、単一の第1レール1と複数の第2レール2との組み合わせ、または複数の第1レール1と単一の第2レール2との組み合わせであってもよい。図2に示す実施形態では、3つの第1レール1と2つの第2レール2が配置されているが、より多くの第1レール1および第2レール2が設けられてもよい。また、第2レール2の数は第1レール1の数よりも多くてもよい。
各第1レール1および各第2レール2は、無端状である。より具体的には、第1レール1は、直列に並ぶ複数の第1分割体8を備えており、これら第1分割体8は環状に配列されている。同様に、第2レール2は、直列に並ぶ複数の第2分割体9を備えており、これら第2分割体9は環状に配列されている。第1レール1および第2レール2は、並列に配置されているが、第2レール2の一部は、第1レール1から離れている。すなわち、第2レール2の一部は、その長手方向に第1レール1から突出し、延長部10を構成している。
図2に示すように、相対移動装置5は、第1レール1を第1循環経路に沿って移動させる第1レール移動装置11と、第2レール2を第1レール1とは独立して第2循環経路に沿って移動させる第2レール移動装置12を備えている。
図3は、第1レール1および第1レール移動装置11を示す側面図である。図3に示すように、第1レール移動装置11は、第1レール1が固定された第1無端ベルト15と、第1無端ベルト15を支持する第1駆動回転体17および第1従動回転体18を有している。第1レール1を構成する複数の第1分割体8は、第1無端ベルト15の外側に固定されている。第1無端ベルト15は、チェーンまたはワイヤなどから構成される。本実施形態では、第1無端ベルト15は、無端チェーンであり、第1駆動回転体17および第1従動回転体18は、無端チェーンを支持するスプロケットである。一実施形態では、第1無端ベルト15は、無端ワイヤであり、第1駆動回転体17および第1従動回転体18は、無端ワイヤを支持するプーリであってもよい。
第1レール移動装置11は、第1駆動回転体17に連結された第1原動機19を備えている。第1原動機19は、第1駆動軸21を介して第1駆動回転体17に連結されている。第1原動機19は、第1駆動回転体17を予め定められた方向に予め定められた速度で回転させるように構成されている。第1原動機19の具体的構成の例としては、電動機、電動機とインバータとの組み合わせ、電動機と変速ギヤとの組み合わせが挙げられる。第1駆動回転体17は第1駆動軸21に固定されており、第1駆動回転体17は第1駆動軸21と一体に回転する。第1駆動軸21は図示しない軸受によって回転可能に支持されている。第1従動回転体18は、支持軸24に回転可能に支持されている。
分級装置は、第1レール1の上部を位置決めする第1位置決め機構としての複数の第1アイドラーホイール41および複数の第1ホイール保持体42を備えている。各第1アイドラーホイール41は、その軸心を中心に回転可能に構成されている。これら第1アイドラーホイール41は第1レール1の裏側(内側)に配置され、第1無端ベルト15に転がり接触する。第1レール1の上部および第1無端ベルト15の上部は複数の第1アイドラーホイール41によって支持される。一実施形態では、第1アイドラーホイール41は第1レール1の上部に転がり接触し、第1レール1を直接支持してもよい。第1アイドラーホイール41は第1駆動回転体17と第1従動回転体18との間に配置されており、第1レール1は、第1アイドラーホイール41によって下から支持されている。
第1アイドラーホイール41は、第1ホイール保持体42に回転可能に保持されている。第1アイドラーホイール41の上下方向の位置は調整可能である。具体的には、第1ホイール保持体42に対する相対的な第1アイドラーホイール41の上下方向の位置は可変である。例えば、第1ホイール保持体42は、第1アイドラーホイール41を回転可能に支持する軸受と、軸受の上下方向の位置を調節する押しボルトを有する。第1アイドラーホイール41を上昇させると、第1レール1の上部は上昇し、第1アイドラーホイール41を下降させると、第1レール1の上部はその重力により下降する。
図4は、第2レール2および第2レール移動装置12を示す側面図である。図4に示すように、第2レール移動装置12は、第2レール2が固定された第2無端ベルト25と、第2無端ベルト25を支持する第2駆動回転体27および第2従動回転体28を有している。第2レール2を構成する複数の第2分割体9は、第2無端ベルト25の外側に固定されている。第2無端ベルト25は、チェーンまたはワイヤなどから構成される。本実施形態では、第2無端ベルト25は、無端チェーンであり、第2駆動回転体27および第2従動回転体28は、無端チェーンを支持するスプロケットである。一実施形態では、第2無端ベルト25は、無端ワイヤであり、第2駆動回転体27および第2従動回転体28は、無端ワイヤを支持するプーリであってもよい。
第2レール移動装置12は、第2駆動回転体27に連結された第2原動機29を備えている。第2原動機29は、第2駆動軸31を介して第2駆動回転体27に連結されている。第2原動機29は、第2駆動回転体27を予め定められた方向に予め定められた速度で回転させるように構成されている。第2原動機29の具体的構成の例としては、電動機、電動機とインバータとの組み合わせ、電動機と変速ギヤとの組み合わせが挙げられる。第2駆動回転体27は第2駆動軸31に固定されており、第2駆動回転体27は第2駆動軸31と一体に回転する。第2駆動軸31は図示しない軸受によって回転可能に支持されている。第2従動回転体28は、支持軸24に回転可能に支持されている。
第2駆動軸31は、第1駆動軸21から離れた位置に配置されており、これにより、第2レール2の延長部10は、第1レール1から離れて移動する。本実施形態では、第1従動回転体18および第2従動回転体28は、共通の支持軸24に回転可能に支持されているが、一実施形態では、第1従動回転体18および第2従動回転体28は、別々の支持軸にそれぞれ回転可能に支持されてもよい。
分級装置は、第2レール2の上部を位置決めする第2位置決め機構としての複数の第2アイドラーホイール51および複数の第2ホイール保持体52を備えている。各第2アイドラーホイール51は、その軸心を中心に回転可能に構成されている。これら第2アイドラーホイール51は第2レール2の裏側(内側)に配置され、第2無端ベルト25に転がり接触する。第2レール2の上部および第2無端ベルト25の上部は複数の第2アイドラーホイール51によって支持される。一実施形態では、第2アイドラーホイール51は第2レール2の上部に転がり接触し、第2レール2を直接支持してもよい。第2アイドラーホイール51は第2駆動回転体27と第2従動回転体28との間に配置されており、第2レール2は、第2アイドラーホイール51によって下から支持されている。
第2アイドラーホイール51は、第2ホイール保持体52に回転可能に保持されている。第2アイドラーホイール51の上下方向の位置は調整可能である。具体的には、第2ホイール保持体52に対する相対的な第2アイドラーホイール51の上下方向の位置は可変である。例えば、第2ホイール保持体52は、第2アイドラーホイール51を回転可能に支持する軸受と、軸受の上下方向の位置を調節する押しボルトを有する。第2アイドラーホイール51を上昇させると、第2レール2の上部は上昇し、第2アイドラーホイール51を下降させると、第2レール2の上部はその重力により下降する。
図1に示すように、ハウジング6は、その上部に投入口60を有している。砂と不燃物とを含む混合物は、投入口60を通じて第1レール1および第2レール2の上部に上から投入される。図1に示すように、ハウジング6内には、混合物中の砂と不燃物とを分ける分級ゾーン、および不燃物を解放するリリースゾーンがある。リリースゾーンは、第1レール1および第2レール2の移動方向において分級ゾーンの下流に位置している。第1レール1および第2レール2は、第1レール移動装置11および第2レール移動装置12によって同じ方向に異なる速度で移動(循環)する。第1レール1および第2レール2は、それぞれ第1循環経路および第2循環経路に沿ってそれぞれ循環しながら、相対的に移動する。
図1に示すように、分級装置は、第1レール1および第2レール2の下方に位置するホッパ63およびシュート65を有している。ホッパ63は、投入口60および分級ゾーンの下方に位置しており、シュート65は、第2レール2の延長部10およびリリースゾーンの下方に位置している。ホッパ63は、砂(粒状物)を排出するための開口63aを有している。シュート65は、不燃物(粗大物)用の排出口である。
ホッパ63とシュート65との間には、仕切り板68が配置されている。仕切り板68は、ホッパ63およびシュート65の境界から上方に突出している。この仕切り板68は、第1レール1および第2レール2から落下した砂がシュート65に入ることを防止しつつ、第1レール1および第2レール2から落下した不燃物がホッパ63に入ることを防止するために設けられる。仕切り板68の水平方向の位置および角度は調整可能であってもよい。
ホッパ63内には、第1レール1および第2レール2から落下した砂(粒状物)を掻き寄せる掻き寄せスクリュー70が配置されている。掻き寄せスクリュー70は、スクリューモータ71に連結され、スクリューモータ71によって回転される。ホッパ63内の砂は、回転する掻き寄せスクリュー70によってホッパ63の開口63aに向かって掻き寄せられる。
図5は、図1のA-A線断面図である。図5に示すように、第1レール1および第2レール2は、傾斜した上面1a,2aをそれぞれ有している。本実施形態では、第1レール1および第2レール2は、テーパー形状の上面1a,2aを有しており、三角形の断面を有している。一実施形態では、第1レール1および第2レール2は、混合物に含まれる砂(粒状物)をその自重で下方に移動させることができるのであれば、半円形状または円形状の断面を有してもよい。
図5に示すように、第2レール2は、第1レール1の上面1aの上方に位置しており、第2レール2は第1レール1の上面1aとは非接触である。したがって、第1レール1と第2レール2との間には第1隙間が形成されている。この第1隙間は、一例では、1mm~5mmの範囲内にある。この隙間の大きさは、第1アイドラーホイール41および/または第2アイドラーホイール51の上下方向の位置によって調節することができる。例えば、第1アイドラーホイール41を下降させる、および/または第2アイドラーホイール51を上昇させると、第1隙間は大きくなる。
第2レール2は、第1レール1の上面1aの上方に位置しているので、図2に示すように、上から見たときに第2レール2は第1レール1に重なり合って見えるが、実際には図5に示すように、第2レール2は、第1レール1とは非接触である。
第1アイドラーホイール41、第1ホイール保持体42、第2アイドラーホイール51、および第2ホイール保持体52は、第1レール1と第2レール2との間の第1隙間の大きさを調節する隙間調節装置を構成する。
複数の第1アイドラーホイール41および複数の第2アイドラーホイール51に代えて、回転しない支持部材で第1レール1および第2レール2を位置決めすることも考えられるが、回転しない支持部材は、第1無端ベルト15および第2無端ベルト25との摺接により摩耗し、結果として第1レール1および第2レール2の位置が下る可能性がある。これに対し、複数の第1アイドラーホイール41および複数の第2アイドラーホイール51は、第1無端ベルト15および第2無端ベルト25(あるいは第1レール1および第2レール2)に転がり接触するので、摩耗しにくい。このような観点から、隙間調節装置は、上述した第1アイドラーホイール41および第2アイドラーホイール51を備えている。
次に、分級装置の動作について説明する。第1レール1および第2レール2は、同じ方向に異なる速度で、第1レール移動装置11および第2レール移動装置12によって移動される。第1レール1の移動速度は、第2レール2の移動速度よりも高くてもよく、あるいは低くてもよい。砂と不燃物とを含む混合物は投入口60を通じて第1レール1および第2レール2の上部に投入される。
図1に示すように、混合物が投入される分級ゾーン、および分級ゾーンの下流側にあるリリースゾーンがある。投入口60は分級ゾーン内にある。分級ゾーンでは、第1レール1および第2レール2が相対移動するにつれて、混合物中の砂は攪拌されながら下方に移動し、第1レール1と第2レール2との間の第1隙間を通って落下する。一方、混合物中の不燃物(粗大物)は砂よりも大きく、第1レール1と第2レール2との間の第1隙間を通過することができない。したがって、分級ゾーンでは、混合物中の砂(粉粒物)は第1レール1および第2レール2から落下し、その一方で不燃物は第1レール1および第2レール2によってリリースゾーンに運ばれる。
リリースゾーンでは、第2レール2は第1レール1から離れる。したがって、リリースゾーンでの第1レール1と第2レール2との間には、分級ゾーンでの第1隙間よりも大きい第2隙間が形成される。不燃物は、第2隙間を通って第1レール1および第2レール2から落下する。第2隙間よりも大きい不燃物は、第2レール2が下方に移動したときに第2レール2から落下する。このようにして、砂と不燃物が分けられる。
第1レール1および第2レール2から落下した砂は、ホッパ63によって受けられる。ホッパ63内の砂は掻き寄せスクリュー70によって開口63aに掻き寄せられ、開口63aを通って分級装置から排出される。不燃物は、シュート65を通って分級装置から排出される。
分級ゾーンでの第1隙間は、混合物に含まれる砂(すなわち粒状物)の大きさに基づいて決定される。第1隙間が小さすぎると、砂が隙間を通過できない。一方、第1隙間が大きすぎると、砂とともに不燃物が第1隙間を通って落下してしまう。したがって、第1隙間は、混合物に含まれる粒状物の大きさに基づいて予め定められた範囲内にある。一方、第2隙間は、第1隙間の上記予め定められた範囲の上限値よりも大きい。混合物に含まれる粒状物が流動媒体としての砂である場合は、分級ゾーンでの第1レール1と第2レール2の第1隙間は、1mm~5mmの範囲内である。第1隙間を小さくすれば、振動篩と同等の分級点を達成することができる。
リリースゾーンでの第1レール1と第2レール2との間の第2隙間は、分級ゾーンでの第1隙間よりも大きい。リリースゾーンでは、不燃物が第1レール1および第2レール2から落下するのみならず、第1レール1と第2レール2との間に挟まった砂あるいは不燃物が解放される。例えば、ワイヤのような細長い不燃物は、分級ゾーンにおいて第1レール1と第2レール2との間に挟まりやすい。このような細長い不燃物は、大きな第2隙間が形成されているリリースゾーンで第1レール1および第2レール2から落下する。したがって、本実施形態の分級装置は、実質的にメンテナンスを必要としない。
本実施形態によれば、粒状物を振動させないので、粉塵が舞い上がることがない。また、第1レール1と第2レール2との間の第1隙間は小さくできるので、従来の振動篩と同等の分級点を達成することができる。さらには、第1レール1と第2レール2との間に挟まった物体は、第2隙間で解放されるので、メンテナンスフリーの分級装置が実現できる。
分級ゾーンでは、第1レール1および第2レール2が相対移動することで、混合物中の砂が撹拌され、第1レール1と第2レール2との間の第1隙間を通って落下する。第1レール1および第2レール2が相対移動する態様は、本実施形態に限定されない。分級装置の運転中、第1レール1と第2レール2との速度差が固定であると、その速度差に起因して釘のような長物が同じ方向に回転して第1隙間と平行になり、第1隙間を通って落下することがある。よって、一実施形態では、相対移動装置5は、第1レール1を第2レール2よりも速く移動させる第1速度差運転と、第2レール2を第1レール1よりも速く移動させる第2速度差運転を交互に繰り返してもよい。例えば、第1レール1と第2レール2の速度が交互に入れ替わってもよい。
一実施形態では、第1レール1および第2レール2は、間欠的に移動してもよい。より具体的には、第1レール1および第2レール2は、交互に一方向に移動してもよい。例えば、第2レール2が停止しているときに第1レール1が移動し、第1レール1が停止しているときに第2レール2が移動し、このような間欠移動が繰り返されてもよい。間欠移動するときの第1レール1および第2レール2の速度は、同じでもよく、または異なってもよい。
一実施形態では、第1レール1および第2レール2は、異なる方向に移動してもよい。例えば、図1において、第1レール1は、第1の速度で反時計回りに移動し、第2レール2は、第1の速度よりも高い第2の速度で時計回りに移動してもよい。さらに、一実施形態では、相対移動装置5は、第1レール1および第2レール2を同じ方向へ異なる速度で移動させる同方向移動運転と、第1レール1および第2レール2を異なる方向へ異なる速度で移動させる異方向移動運転を交互に繰り返してもよい。
上述した第1レール1および第2レール2が相対移動する様々な態様は、相対移動装置5の動作によって達成される。上述した相対移動の様々な態様は、適宜組み合わせてもよい。例えば、第1レール1および第2レール2のうちの一方は連続的に移動し、他方が間欠的に移動してもよい。
図1乃至図5に示す実施形態では、相対移動装置5は、第1レール1および第2レール2をそれぞれ独立に移動させることができる第1レール移動装置11および第2レール移動装置12を含むが、相対移動装置5の構成は上記実施形態には限定されない。一実施形態では、図6に示すように、相対移動装置5は、第1駆動軸21に連結された電動機80と、第1駆動軸21のトルクを第2駆動軸31に伝達するトルク伝達機構81を有してもよい。トルク伝達機構81は、スプロケットとチェーンの組み合わせ、または複数の歯車の組み合わせなどの構成を備えており、その具体的な構成は特に限定されない。図6に示す実施形態では、相対移動装置5は、単一の電動機80を備えており、この電動機80で第1レール1および第2レール2の両方を駆動する。第1レール1および第2レール2の移動方向および相対速度は、トルク伝達機構81によって変更することができる。
図7は、分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図であり、図8は図7のB-B線断面図であり、図9は図7のC-C線断面図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図1乃至図6を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
本実施形態では、分級装置は、環状の第1レール1および第2レール2の内側に配置された保護板91をさらに備えている。保護板91は、投入口60の下方に配置され、かつ環状の第1レール1および第2レール2の下部を覆うように配置されている。より具体的には、保護板91は、分級ゾーン内に位置しており、第1駆動回転体17と第1従動回転体18との間に位置している。第1レール1と第2レール2との間の第1隙間を通過した砂(粒状物)は、保護板91上に落下し、第1レール1および第2レール2の裏側には落下しない。保護板91は、傾斜した上面91aを有しており、上面91a上の砂はその自重によりホッパ63内に落下する。
分級装置は、環状の第1レール1の外側であって、かつ第2レール2の内側に配置された保護板92をさらに備えている。保護板92は、リリースゾーン内に位置しており、第1レール1の外側に位置する第2レール2の下部を覆うように配置されている。第1レール1と第2レール2との間の第2隙間を通過した不燃物(粗大物)は、保護板92上に落下し、第2レール2の裏側には落下しない。保護板92は、傾斜した上面92aを有しており、上面92a上の不燃物はその自重によりシュート65内に落下する。図9に示す実施形態では、単一の保護板92が複数の第2レール2の下部を覆うように設けられている。一実施形態では、複数の保護板92が複数の第2レール2の下部をそれぞれ覆うように設けられてもよい。
図10は、分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図であり、図11は図10のD-D線断面図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図1乃至図6を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。
分級装置は、第1レール1に固定された複数の掻き寄せ板95を備えている。これら掻き寄せ板95は、第1レール1から外側に突出しており、第1レール1と一体に移動(循環)する。掻き寄せ板95は、ホッパ63内の砂を開口63aに向かって掻き寄せるために設けられている。したがって、本実施形態では、掻き寄せスクリュー70およびスクリューモータ71は設けられていない。
図12は、分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図1乃至図6を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、分級装置は、第1レール1および第2レール2の上方に配置されたエアノズル97を備えている。エアノズル97は、下方を向いており、図示しない圧縮気体供給源に接続されている。
エアノズル97は、第1レール1と第2レール2の上面1a,2aを向いている。圧縮空気などの圧縮気体は、エアノズル97から第1レール1および第2レール2の上面1a,2aに吹き付けられ、第1レール1と第2レール2に付着した細かい粒子を除去することができる。
図13は、分級装置のさらに他の実施形態を示す側面図である。特に説明しない本実施形態の構成および動作は、図1乃至図6を参照して説明した実施形態と同じであるので、その重複する説明を省略する。本実施形態では、分級装置は、第1レール1および第2レール2の上部の裏側に配置されたエアノズル99を備えている。エアノズル99は、上方を向いており、図示しない圧縮気体供給源に接続されている。
エアノズル99は、第1レール1と第2レール2との間の第1隙間を向いている。圧縮空気などの圧縮気体は、エアノズル99から第1レール1および第2レール2に吹き付けられ、第1レール1と第2レール2との間に挟まった砂(粒状物)を除去することができる。
図1乃至図13に示す各実施形態は適宜組み合わせることができる。例えば、図7乃至図9に示す保護板91および保護板92は、図10乃至図13に示す実施形態に設けてもよい。
上述した各実施形態では、互いに相対移動する二種類のレール(すなわち第1レール1および第2レール2)が設けられるが、一実施形態では、互いに相対移動する三種類以上のレールが設けられてもよい。例えば、第1レール1および第2レール2に加えて、第3レールをさらに設けてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 第1レール
1a 上面
2 第2レール
2a 上面
5 相対移動装置
6 ハウジング
8 第1分割体
9 第2分割体
10 延長部
11 第1レール移動装置
12 第2レール移動装置
15 第1無端ベルト
17 第1駆動回転体
18 第1従動回転体
19 第1原動機
21 第1駆動軸
24 支持軸
25 第2無端ベルト
27 第2駆動回転体
28 第2従動回転体
29 第2原動機
31 第2駆動軸
41 第1アイドラーホイール
42 第1ホイール保持体
51 第2アイドラーホイール
52 第2ホイール保持体
60 投入口
63 ホッパ
63a 開口
65 シュート
68 仕切り板
70 掻き寄せスクリュー
71 スクリューモータ
80 電動機
81 トルク伝達機構
91 保護板
91a 上面
92 保護板
92a 上面
95 掻き寄せ板
97 エアノズル
99 エアノズル

Claims (6)

  1. 粒状物および粗大物を大きさに従って分類する分級装置であって、
    隣り合って並ぶ第1レールおよび第2レールと、
    前記第1レールおよび前記第2レールを相対移動させる相対移動装置を備えており、
    前記第1レールと前記第2レールとの間には第1隙間と、該第1隙間よりも大きい第2隙間が形成されており、
    前記第2レールの一部は、前記第1レールから離れた延長部を構成しており、
    前記第2隙間は、前記第1レールと前記第2レールの前記延長部との間に形成されており、
    前記分級装置は、前記第1隙間の大きさを調節する隙間調節装置をさらに備えており、
    前記隙間調節装置は、前記第1レールを位置決めする第1アイドラーホイールと、前記第2レールを位置決めする第2アイドラーホイールを備えている、分級装置。
  2. 前記相対移動装置は、前記第1レールおよび前記第2レールを異なる速度で移動させるように構成されている、請求項1に記載の分級装置。
  3. 前記相対移動装置は、前記第1レールを前記第2レールよりも速く移動させる第1速度差運転と、前記第2レールを前記第1レールよりも速く移動させる第2速度差運転を交互に繰り返すように構成されている、請求項2に記載の分級装置。
  4. 前記第1レールおよび前記第2レールは、傾斜した上面をそれぞれ有している、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の分級装置。
  5. 前記相対移動装置は、前記第1レールを第1循環経路に沿って移動させる第1レール移動装置と、前記第2レールを前記第1レールとは独立して第2循環経路に沿って移動させる第2レール移動装置を備えている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の分級装置。
  6. 前記第1レールおよび前記第2レールは環状であり、
    前記分級装置は、環状の前記第1レールおよび前記第2レールの内側に配置された保護板をさらに備えている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の分級装置。
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