JP7476558B2 - 作業機械の遠隔操作支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、作業機械の遠隔操作を支援するシステムに関する。
作業効率の低下を抑制することが可能な建設機械が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-167733号公報
特許文献1においては、建設機械本体に設けられたスレーブ側装置と、このスレーブ側装置を遠隔操作するマスタ側装置と、が開示されている。
ところで、作業機械で作業を行うのと同時に作業機械の周辺において周辺作業者が作業を行うような工事現場がある。周辺作業者は、例えば、作業機械の周囲に設置されたコーン等の仕切りの外で作業を行う。ここで、作業機械が作業機械と離れた位置いるオペレータにより遠隔操作されている場合には、作業機械に直接オペレータが搭乗している場合と比べて、オペレータによる作業機械の操作性が低いことが懸念される。このため、周辺作業者は、作業機械が遠隔操作されている場合に仕切りに近い場所での作業を避けたり、必要以上に作業機械の動作に注意するようにしたり、などの行動をとる可能性がある。このような行動をとることは周辺作業者の作業性を低下させてしまう。
そこで、本発明は、作業機械の周辺に存在する周辺作業者により作業機械のオペレータに合図を出させるための制御を行うことにより、周辺作業者の作業性を確保するシステムを提供することを目的とする。
係る目的を達成するために、本発明は、
(1)作業機械を遠隔操作する遠隔操作装置を有する遠隔操作支援装置において、
前記作業機械の周辺に存在する周辺作業者を含む環境画像を取得する環境画像取得部と、
前記環境画像取得部が取得した環境画像に基づいて、前記周辺作業者が特定動作をしているかを判定する特定動作判定部と、
前記特定動作判定部の判定結果が肯定的な場合、前記遠隔操作装置に含まれる遠隔出力インターフェースに、前記周辺作業者が特定動作をしていることを報知するため制御を行う特定動作報知制御部と、を有する、
ことを特徴とする遠隔操作支援装置を提供するものである。
環境画像取得部は、前記作業機械の周辺に存在する周辺作業者を含む環境画像を取得する。この場合、前記作業機械に備えられたカメラ又はその周辺に設置されたカメラが、前記環境画像を撮像する。
特定動作判定部は、前記環境画像取得部が取得した環境画像に基づいて、前記周辺作業者が特定動作をしているかを判定する。
また、特定動作とは、前記周辺作業者が前記オペレータに対して行うジェスチャーを含み、自身(前記周辺作業者自身)が、前記作業機械の周辺に存在することを、前記オペレータに対して認識させるために行われる(認識要求をするために行われる)ジェスチャーを含む概念である。
通知制御部は、前記特定動作判定部の判定結果が肯定的な場合、前記遠隔操作装置に含まれる遠隔出力インターフェースに、前記周辺作業者が前記作業機械の周辺に存在することについて確認することを通知するための制御を行う。
本発明により、前記周辺作業者が特定の動作(ジェスチャー)を行うと、前記遠隔操作装置の遠隔出力インターフェースに、前記周辺作業者が前記作業機械の周辺に存在することについて確認することを通知するための情報が表示される。
したがって、周辺作業者がオペレータに対して当該周辺作業者の認識を求める際に特定動作を行うことで、当該特定動作が行われたことがオペレータに伝達される。このことはオペレータに周辺作業者の確認を促すことになるので、作業機械が遠隔操作されていることに起因する周辺作業者の作業性を低下させる行動を回避させることができる。
(2)本発明において、前記遠隔操作支援装置は、前記遠隔操作装置に含まれる遠隔入力インターフェースに対して指定操作が行われたことに応じて、前記作業機械に含まれる実機出力インターフェースに、前記オペレータが前記周辺作業者の存在を認識したことを報知するための情報を出力するための制御を行う認識報知制御部と、を有することを特徴とするように構成されることが好ましい。
また、認識報知制御部において、前記オペレータが前記周辺作業者の存在を認識していることに関する情報を、前記作業機械が備える実機出力インターフェースに出力(認識出力)するための処理が行われることが望ましい。
すなわち、前記オペレータによる指定操作があったことに応じて、前記出力インターフェースにより認識出力がなされるように構成されることが望ましい。
当該構成により、オペレータが指定操作を行った場合、実機出力インターフェースに認識出力がなされる。したがって、特定動作を行った周辺作業者自身がオペレータに確実に認識がなされたことを認識することができ、作業機械が遠隔操作されていることに起因する周辺作業者の作業性を低下させる行動を確実に回避させることができる。
(3)本発明において、前記特定動作判定部は、前記周辺作業者の少なくとも動きを伴う予め設定した特定動作の有無に基づき前記周辺作業者が特定動作をしているかを判定するように構成されることが好ましい。
当該構成により、予め設定した特定動作を前記周辺作業者自身が行うことを前記周辺作業者が特定動作をしていると定めることが出来る。これにより、前記周辺作業者は、どのような特定動作をすれば、前記オペレータに対して認識要求ができるのかについて予め認識することが可能となる。また、カメラによる画像認識等で捉えられる動作を特定動作として判定するので認識精度の高い判定手段を採用することができる。
(4)本発明において、前記認識報知制御部は、前記遠隔出力インターフェースに含まれる含む認識要求表示部に、前記オペレータに対して前記周辺作業者の存在を認識していることを報知すること促すための情報を表示されるための制御を行うように構成されることが好ましい。
当該構成により、作業機械を遠隔操作するオペレータが視認する画像出力装置に認識要求が表示される。したがって、オペレータに認識要求があることを確実に認識させることができる。
(5)本発明において、前記特定動作判定部は、前記作業機械の周辺に周辺作業者が複数存在している場合に前記周辺作業者が前記特定動作をしているかをそれぞれ判定するように構成されることが好ましい。
当該構成により、作業機械の周辺に存在する複数の周辺作業者それぞれが特定動作をしているかを判定することが可能となる。これにより、複数の周辺作業者のうち特定動作をしていない周辺作業者と特定動作をしている周辺作業者とが同時に存在する場合であっても、オペレータに認識要求があることを確実に認識させることができる。
(6)本発明において、前記認識報知制御部は、前記遠隔出力インターフェースに前記特定動作をしている周辺作業者に関する情報を報知するための制御を行うように構成されることが好ましい。
当該構成により、作業機械の周辺に存在する複数の周辺作業者のうち特定動作をした周辺作業者に関する情報を表示することができる。これにより、オペレータに対して特定動作をした周辺作業者について、特定動作をしていない周辺作業者よりも注意を向けさせることができる。
(7)本発明において、前記認識報知制御部は、前記周辺作業者が有する端末装置の端末出力インターフェースに認識出力をするための制御を行うように構成されることが好ましい。
当該構成により、周辺作業者が有する端末装置に端末出力インターフェースが設けられる。これにより、周辺作業者が有する端末別に認識出力がなされるようにすることで、オペレータが認識出力させたい周辺作業者に向けて認識出力をすることができる。
(8)本発明において、前記遠隔操作装置を用いた遠隔操作支援システムは、前記作業機械を遠隔操作するオペレータが前記周辺作業者の存在を認識していることを含む情報を報知する対象となる前記周辺作業者を選択するために用いられる遠隔入力インターフェースと、前記遠隔入力インターフェースが捜査されたことに応じて、前記オペレータが前記周辺作業者の存在を認識していることを含む情報が出力される実機出力インターフェースと、を有するように構成されることが好ましい。
当該構成により、オペレータは認識出力の対象となる周辺作業者を選択することが可能となる。これにより、例えば、作業機械の周辺に複数の周辺作業者が存在している場合にオペレータが認識出力させたい周辺作業者に向けて認識出力をすることができる。
本発明によれば、作業機械の周囲に存在する周辺作業者が、前記作業機械を遠隔操作しているオペレータに対して認識要求を求める際に所定動作(ジェスチャー)をすることで、遠隔操作装置を操作するオペレータに対して、周辺作業者が作業機械の周辺に存在することについて確認することを促すための通知をする。前記遠隔操作装置に含まれる遠隔出力インターフェースに対して、前記周辺作業者からの認識要求に関する情報が出力されるため、特定動作(ジェスチャー)が行われたことがオペレータに伝達されるので、作業機械が遠隔操作されていることに起因する周辺作業者の作業性を低下させる行動を回避させることができる。
本発明の一実施形態としての遠隔操作支援システムの構成に関する説明図。 本発明の一実施形態としての作業支援装置のブロック図。 本発明の一実施形態としての遠隔操作装置のブロック図。 本発明の一実施形態としての作業機械のブロック図。 本発明の一実施形態としての端末装置のブロック図。 本発明の一実施形態としての遠隔操作装置の図。 本発明の一実施形態としての作業機械の図。 本発明の一実施形態としての作業支援処理を示すフローチャート。
本明細書において、周辺作業者とは、作業機械40の周辺に存在する者を指す。
本明細書において、遠隔操作とは、オペレータOPが、作業機械40に搭乗せずに、作業機械40と離れた位置から作業機械40を操作することを指す。本発明に係る遠隔操作支援システムSにおいて、オペレータOPは、遠隔操作装置20を使用して、作業機械40と離れた位置から作業機械40を操作することができる。なお、作業機械40については、後述する。
本明細書において、オペレータOPとは、作業機械40の遠隔操作を行う者をいう。
本明細書において、特定動作とは、周辺作業者が、オペレータOPに対して、自身(周辺作業者)の存在を認識して欲しいことを要求(認識要求)するための動作を指す。例えば、特定動作とは、周辺作業者が、作業機械40が有する作業現場撮像装置430に向かって、手を振る動作等をいう。勿論、当該動作は、特定動作の一例に過ぎない。
特定動作の他の例として、周辺作業者が顔を動かす動作が挙げられる。例えば、周辺作業者が、眉をひそめる動作等である。
図1に示されている本発明の一実施形態としての遠隔操作支援システムSは、少なくとも、遠隔操作支援装置10、遠隔操作装置20、作業機械40、端末装置50及び特定動作データベース60により構成されている。また、遠隔操作支援システムSは、必要に応じて、サーバ30を備えていてもよい。
図2に示すように、遠隔操作支援装置10は、作業機械の周辺に存在する周辺作業者を含む環境画像を取得する環境画像取得部11と、環境画像取得部が取得した環境画像に基づいて、周辺作業者が特定動作をしているかを判定する特定動作判定部12と、特定動作判定部の判定結果が肯定的な場合、遠隔操作装置に含まれる遠隔出力インターフェース220に、周辺作業者が作業機械40の周辺に存在することについて確認することを通知するための制御を行う通知制御部13と、を構成要素として備える。
また、遠隔操作支援装置10は、遠隔操作装置20に含まれる遠隔入力インターフェース210に対して指定操作が行われたことに応じて、作業機械40に含まれる実機出力インターフェース420(図8参照)に、オペレータOPが周辺作業者の存在を認識したことを報知するための情報を出力するための制御を行う認識報知制御部14を有する。
また、遠隔操作支援装置10は、作業機械40の周辺に存在する周辺作業者に関する情報を取得する機能を有する周辺作業者情報取得部15を備える。
遠隔操作支援装置10は、演算処理装置(シングルコアプロセッサ又はマルチコアプロセッサ若しくはこれを構成するプロセッサコア)により構成され、メモリ等の記憶装置から必要なデータ及びソフトウェアを読み取り、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった演算処理を実行する。
また、環境画像取得部11は、作業機械40の周辺に存在する周辺作業者を含む環境画像を取得する機能を有する。環境画像とは、作業機械40の周辺の作業現場に関する環境を撮像した画像の意味である。
また、環境画像取得部11は、少なくとも、作業機械40の周辺の作業現場に関する環境を撮像する作業現場撮像装置430が撮像した撮像画像(画像データ)を取得する機能を有する。
また、特定動作判定部12は、作業機械40の周辺に存在する周辺作業者が特定動作をしているか否かを判定する機能を有する。
また、特定動作判定部12は、周辺作業者の少なくとも動きを伴うあらかじめ設定した特定動作の有無に基づき前記周辺作業者が特定動作をしているかを判定する機能を有する。
また、特定動作判定部12は、作業機械40の周辺に周辺作業者が複数存在している場合に周辺作業者が特定動作をしているかをそれぞれ判定する機能を有する。
例えば、特定動作判定部12は、周辺作業者が複数存在する場合に、特定の動作を行った周辺作業者を特定してもよい。この場合、特定した撮像画像上で周辺作業者が含まれていると判定した周辺作業者が含まれている位置それぞれに対して特定の動作がなされたか否かを判定することにより複数の周辺作業者を個別に判定する。
また、特定動作判定部12は、取得した撮像画像(画像データ)に基づいて、周辺作業者が特定動作を行っている否かを判定する機能を有する。
例えば、特定動作データベース60に、予め参照画像として、周辺作業者の画像データを記憶させておく。画像データは、例えば、周辺作業者の全身を写した写真や、周辺作業者の写真から輪郭を抽出したもの等である。また、周辺作業者が着用するヘルメット等を参照画像として記憶させてもよい。なお、特定動作データベース60については、後述する。
そして、作業現場の環境を撮像する作業現場撮像装置430が撮像した撮像画像を、特定動作データベース60が記憶している参照画像に照らして、公知の技術を用いて、画像解析(例えば、撮像画像と、参照画像と、における特徴点の一致度の抽出)を行うことにより、撮像された周辺作業者が、特定動作データベース60が記憶している参照画像に一致している画像があるか否かを判定する。
ここで、特定動作判定部12は、前記撮像画像を前記参照画像に照らして、大部分が一致する場合は、撮像画像に周辺作業者が含まれていると判定するように閾値が予め設定されている。ここで、大部分が一致する場合とは、例えば、前記撮像画像が、前記参照画像に70パーセント以上一致する場合等である。
そして、前記撮像画像を前記参照画像に照らして、大部分が一致する場合、周辺作業者が、前記撮像画像に周辺作業者が含まれていると判定する。
また、周辺作業者情報取得部15は、作業機械40の周辺に存在する周辺作業者に関する情報を取得する機能を有する。
また、周辺作業者情報取得部15は、例えば、撮像画像上で周辺作業者が含まれていると判定した周辺作業者が含まれている位置を特定し、その位置に関する情報を取得する。例えば、撮像画像上における縦方向及び横方向の位置に関する情報を取得する。
また、作業現場撮像装置430がステレオカメラである場合、特定動作判定部12は、ステレオカメラが取得した距離に関する情報(以下、適宜、距離情報という。)に基づいて、周辺作業者が作業機械40から例えば5メートルの位置にいるという距離情報と合わせて、撮像画像に周辺作業者が含まれているか否かを判定してもよい。勿論、周辺作業者が作業機械40から例えば5メートルの位置にいるという距離情報は、距離情報の一例に過ぎない。
ステレオカメラが取得した距離情報が過大な場合(周辺作業者が作業機械40の最大作業半径から更に離れた位置に存在する場合等)は、周辺作業者が作業機械40の遠方に位置しているので撮像画像に周辺作業者が含まれていないと判定する。例えば、周辺作業者が作業機械40から所定距離(作業機械40の最大作業半径に余裕を持たせた距離)離れた場所に位置している場合、周辺作業者情報取得部15は、周辺作業者が遠方に位置しているので撮像画像に周辺作業者が含まれていないと判定する。勿論、この例は、周辺作業者情報取得部15において、周辺作業者が遠方に位置しているので撮像画像に周辺作業者が含まれていないと判定する例の一例に過ぎない。
特定動作判定部12は、環境画像取得部11が取得した周辺作業者が特定の動作を行っているかを判定する。特定動作判定部12は、取得した環境画像に周辺作業者が含まれていると判定し、周辺作業者情報取得部15が取得した周辺作業者に関する情報に基づいて、周辺作業者の位置を特定した場合に、周辺作業者が特定の動作をしているか否かを判定する。例えば、特定動作判定部12は、特定した周辺作業者の手足等の動きを認識する公知技術により当該判定を行う。
特定動作判定部12は、例えば、周辺作業者が所持する端末装置50(例えば、スマートフォン)に対しての入力動作があるか否かを判定することで、周辺作業者が特定の動作(例えば、周辺作業者が所持するスマートフォンの画面をタッチする動作等)をしているか否かを判定するようにしてもよい。なお、端末装置50については、後述する。
特定動作判定部12は、周辺作業者が顔を動かす動作(ジェスチャー)を判定するものでもよい。特定動作判定部12は、例えば、周辺作業者が作業現場撮像装置430のカメラレンズを所定時間以上、注視したか否かに基づいて、周辺作業者が特定の動作を行っているかを判定する。例えば、周辺作業者が作業現場撮像装置430のカメラレンズを所定時間(例えば、3秒以上)注視した場合、特定の動作がなされたと判定する。
特定の動作をしているかの判定は、周辺作業者の表情を判定するものでもよい。例えば、特定動作データベース60に、予め参照画像として、人間が不安を感じている場合の画像データ(眉をひそめている表情等のデータなど)を記憶させておく。そして、作業現場撮像装置430が撮像した撮像画像を、特定動作データベース60が記憶している参照画像に照らして、公知の技術を用いて、画像解析(例えば、撮像画像と、参照画像と、における特徴点の一致度の抽出)を行うことにより、周辺作業者が、遠隔操作されている作業機械40に対して不安を感じているか否かを判定する。なお、特定動作データベース60については、後述する。なお、人間が不安を感じている場合の画像データのことを、以下、適宜、不安画像データという。
また、通知制御部13は、特定動作判定部12の判定結果が肯定的な場合、遠隔操作装置20に含まれる遠隔出力インターフェース220(例えば、報知装置221(右モニタ2211、中央モニタ2212、左モニタ2213)として用いられるモニタ(図6参照))に、周辺作業者が作業機械40の周辺に存在することについて確認することを通知するための制御を行う機能を有する。
図3に示すように、遠隔操作装置20は、遠隔制御装置200、遠隔入力インターフェース210、遠隔出力インターフェース220及び遠隔無線通信機器240を備えている。なお、各構成要素については、後述する。
遠隔制御装置200は、少なくとも周辺作業者に対する報知制御が行われたか否かの鑑定結果を取得する機能を有する。また、遠隔制御装置200は、演算処理装置(シングルコアプロセッサ又はマルチコアプロセッサ若しくはこれを構成するプロセッサコア)により構成され、メモリ等の記憶装置から必要なデータ及びソフトウェアを読み取り、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった演算処理を実行する。
例えば、遠隔制御装置200は、取得した認識要求に関する情報に基づいて、遠隔出力インターフェース220に、「認識要求をしている周辺作業者がいます。あなた(オペレータOP)が周辺作業者の存在を認識したことを、この周辺作業者に知らせてください」という趣旨のテキストメッセージを表示するための制御を行う。勿論、当該テキストメッセージは、テキストメッセージの一例に過ぎない。
遠隔入力インターフェース210は、実機出力インターフェース420に、「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨の合図を出力(以下、適宜、認識出力という。)するための操作(以下、適宜、報知操作という。)を受ける機能を有する。勿論、当該合図は、オペレータOPが、認識要求をした周辺作業者の存在を認識していることを報知(認識出力)するための合図の一例に過ぎない。なお、実機出力インターフェース420については、後述する。
例えば、遠隔入力インターフェース210は、作業機械40が備える作業灯421を点灯(点滅)させる作業灯スイッチ211である。この場合、認識要求をした周辺作業者の存在を認識したオペレータOPが、作業灯スイッチを押すと、作業灯が点灯したり、点滅したりする。これにより、認識要求をした周辺作業者は、自身(認識要求をした周辺作業者)の存在が、オペレータOPに認識されたことを知ることができる。
作業灯421が灯されることは作業機械40における通常作業においてもなされることである。従って、周辺作業者に対してより確実にオペレータOPにより存在が認識されたことを通知するために、作業灯421における通常の灯り方(例えば、点灯し続ける等)と異なる灯り方(例えば、0.5秒おきに点滅する等)をさせることが望ましい。
また、作業機械40に作業灯421が複数設けられる場合、対象作業者と作業機械40との位置関係により、点灯(点滅)の有無が決定されてもよい。例えば、左方を照らす作業灯421と右方を照らす作業灯421とがあり、対象作業者が作業機械40の右側に存在している場合には、右方を照らす作業灯421のみが点灯(点滅)されるようにしてもよい。
また、例えば、遠隔入力インターフェース210は、作業機械40が備え旋回時に灯らせる旋回フラッシャ422を点灯(点滅)させる旋回フラッシャスイッチ212である。この場合、認識要求をした周辺作業者の存在を認識したオペレータOPが、旋回フラッシャスイッチを押すと、旋回フラッシャ422が点灯する。これにより、認識要求をした周辺作業者は、自身(認識要求をした周辺作業者)の存在が、オペレータOPに認識されたことを知ることができる。
また、例えば、遠隔入力インターフェース210は、作業機械40が備え旋回時に灯らせる旋回フラッシャ422を点灯(点滅)させる旋回フラッシャスイッチ212である。この場合、認識要求をした周辺作業者の存在を認識したオペレータOPが、旋回フラッシャスイッチを押すと、旋回フラッシャ422が点灯する。これにより、認識要求をした周辺作業者は、自身(認識要求をした周辺作業者)の存在が、オペレータOPに認識されたことを知ることができる。
旋回フラッシャが灯されることは作業機械40における通常作業においてもなされることである。従って、周辺作業者に対してより確実にオペレータOPにより存在が認識されたことを通知するために、旋回フラッシャ422における通常の灯り方(例えば、1秒おきに点滅する等)と異なる灯り方(例えば、0.5秒おきに点滅する等)をさせることが望ましい。
また、作業機械40に旋回フラッシャ422が複数設けられる場合、対象作業者と作業機械40との位置関係により、点灯(点滅)の有無が決定されてもよい。例えば、左方を照らす旋回フラッシャ422Lと右方を照らす旋回フラッシャ422Rとがあり、対象作業者が作業機械40の右側に存在している場合には、右方を照らす旋回フラッシャ422Rのみが点灯(点滅)されるようにしてもよい。
また、例えば、遠隔入力インターフェース210は、作業機械40が備える外部モニタ423にテキストメッセージを表示させる外部モニタスイッチ213である。この場合、認識要求をした周辺作業者の存在を認識したオペレータOPが、外部モニタスイッチ213を押すと、外部モニタ423に「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨のテキストメッセージを出力する。これにより、認識要求をした周辺作業者は、自身(認識要求をした周辺作業者)の存在が、オペレータOPに認識されたことを知ることができる。勿論、当該テキストメッセージは、オペレータOPが、認識要求をした周辺作業者の存在を認識していることを報知するためのメッセージの一例に過ぎない。
また、例えば、遠隔入力インターフェース210は、作業機械40が備える外部スピーカー424から音声案内を流すスピーカースイッチ214である。この場合、認識要求をした周辺作業者の存在を認識したオペレータOPが、スピーカースイッチ214を押すと、スピーカーから「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨の音声案内を出力する。これにより、認識要求をした周辺作業者は、自身の存在が、オペレータOPに認識されたことを知ることができる。勿論、当該音声案内は、オペレータOPが、認識要求をした周辺作業者の存在を認識していることを報知するための音声案内の一例に過ぎない。
また、各スイッチは、例えば、プッシュ型の押しボタンであり、各ボタンを押すと作業灯が点灯(点滅)したり、旋回フラッシャが点灯(点滅)したり、作業機械40が備える外部モニタにテキストメッセージが表示されたり、作業機械40が備えるスピーカー(不示図)から音声案内が流れたりする。勿論、当該スイッチの構成は、遠隔入力インターフェース210の一例に過ぎない。例えば、報知装置221がタッチパネル機能を有する場合、オペレータOPが、報知装置221の画面をタッチすることにより、実機出力インターフェース420に「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)に気づいています。」という旨の合図が出力される構成としてもよい。
報知操作検知部2100は、演算処理装置(シングルコアプロセッサ又はマルチコアプロセッサ若しくはこれを構成するプロセッサコア)により構成され、メモリ等の記憶装置から必要なデータ及びソフトウェアを読み取り、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった演算処理を実行する。
また、報知操作検知部2100は、周辺作業者情報取得部15により周辺作業者が特定動作をしていることが検出された場合に、遠隔操作装置20に搭載され操作を受ける機能を有する。また、報知操作検知部2100は、オペレータOPによる操作を検知する機能を有する。
また、報知操作検知部2100は、実機出力インターフェース420により認識出力がなされる対象の周辺作業者を対象作業者として自動選択可能であり、当該選択により選択された対象の周辺作業者に対して認識出力がなされるための機能を有する。例えば、周辺作業者が複数存在する場合において、特定動作をした作業者としていない作業者が同時に存在することが想定される。報知操作検知部2100は、各周辺作業者が特定の動作をしているか否かを判定する。そして、特定動作をした周辺作業者を対象作業者として自動選択する。報知操作検知部2100が対象作業者を自動選択した場合に、対象作業者として設定した周辺作業者の報知装置221に表示される画像を強調表示(例:カーソルを重畳表示させる)させてもよい。そして、設定された対象作業者と作業機械40との位置関係が認識される。例えば、対象作業者が作業機械40の右側に存在している場合には、右側が認識される。
例えば、報知操作検知部2100は、遠隔操作装置20に搭載され、オペレータOPが作業灯スイッチ211を押す操作に関する電気信号を受ける。また、報知操作検知部2100は、当該電気信号を受けることにより、オペレータOPが作業灯スイッチ211を押したことを検知する。報知操作検知部2100によりオペレータOPによる操作が検出されない場合には、オペレータOPによる操作を検知するまで、周辺作業者が特定動作をしていることを遠隔出力インターフェース220に繰り返し出力することで確実に作業機械のオペレータOPに合図を出させるようにする。
例えば、周辺作業者が複数存在する場合、報知操作検知部2100は、作業灯421による点滅出力がなされる対象の周辺作業者を選択可能であり、当該選択により選択された対象の周辺作業者に対して、作業灯421を点滅させる。
勿論、遠隔入力インターフェース210は、操作機構として、作業機械40の作動機構(例えば、ブーム、アーム、バケット等)を作動させる作動レバーを有していてもよい。
勿論、遠隔入力インターフェース210は、操作機構として、作業機械40を走行させる走行レバーを有していてもよい。
勿論、遠隔入力インターフェース210は、操作機構として、作業機械40の上部旋回体を旋回させる旋回レバーを有していてもよい。
遠隔出力インターフェース220は、少なくとも、報知装置221により構成される。また、報知装置221は、認識要求表示部2214を有し、当該認識要求表示部2214により認識要求が報知される機能を有する。
また、遠隔出力インターフェース220は、報知装置221に特定動作をしている周辺作業者に関する情報を報知する機能を有する。
認識要求表示部2214は、周辺作業者情報取得部15による判定結果が肯定的な場合に、遠隔操作装置20の遠隔出力インターフェース220に対して認識要求を出力する機能を有する。
図7に示されているように、例えば、報知装置221は、シートStの右斜め前方、前方及び左斜め前方のそれぞれに配置された右斜め前方画像出力装置2211、前方画像出力装置2212及び左斜め前方画像出力装置2213により構成された液晶モニタである。当該画像出力装置2211~2213は、スピーカー(音声出力装置)(不示図)を備えていてもよい。
この場合、液晶モニタは、周辺作業者が特定動作を行ったことに起因する認識要求を表示する。例えば、当該表示は、前方画像出力装置2212に表示される。
また、この場合、前方画像出力装置2212は、当該表示と同時に通知音を鳴らしてもよい。例えば、前方画像出力装置2212は、「認識要求をしている周辺作業者がいます。あなた(オペレータOP)が周辺作業者の存在を認識したことを、この周辺作業者に知らせてください」という趣旨のテキストメッセージを表示する。
また、前方画像出力装置2212が備えるスピーカーを用いて、「認識要求をしている周辺作業者がいます。あなた(オペレータOP)が周辺作業者の存在を認識したことを、この周辺作業者に知らせてください」という趣旨のメッセージを音声案内してもよい。勿論、当該スピーカーは、オペレータOPに対して、周辺作業者の存在に気づいていることを当該周辺作業者に報知させるための報知を行うのであれば、警告音を出力してもよい。
当該テキストメッセージは、オペレータOPに対して、周辺作業者の存在を認識していることを当該周辺作業者に報知させるための報知に用いるメッセージの一例に過ぎない。
また、報知装置221をスピーカーとして、「認識要求をしている周辺作業者がいます。あなた(オペレータOP)が周辺作業者の存在を認識したことを、この周辺作業者に知らせてください」という趣旨のメッセージを音声案内するだけの構成にしてもよい。
また、報知装置221をスピーカーとして、「認識要求をしている周辺作業者がいます。あなた(オペレータOP)が周辺作業者の存在を認識したことを、この周辺作業者に知らせてください」という趣旨の報知音(警告音)を出力するだけの構成にしてもよい。
なお、オペレータOPが、周辺作業者からの認識要求に対して応答しない場合、当該音声案内及び報知音の音量が次第に大きくなる構成にしてもよい。
また、報知装置221をシートStとして、「認識要求をしている周辺作業者がいます。あなた(オペレータOP)が周辺作業者の存在を認識したことを、この周辺作業者に知らせてください」という趣旨の振動を伝える構成にしてもよい。なお、この場合、シートStは、振動モーター(不示図)を備える。
また、報知装置221を画像出力装置とする場合、当該画像出力装置は、例えば、画像出力装置上で特定の動作を行った周辺作業者を強調して表示する。この場合、例えば、周辺作業者を○で囲って表示する。特定の動作を行った周辺作業者が複数存在する場合にはそれぞれ個別に表示する。
このような認識要求により特定の動作が行われたことがオペレータOPに伝達される。このことはオペレータOPに周辺作業者の確認を促すことになるので、作業機械が遠隔操作されていることに起因する周辺作業者の作業性を低下させる行動を回避させることにつながる。
さらに、特定の動作が行われたことがオペレータOPに伝達された場合に、オペレータOPにより操作を受けることにより周辺作業者に対する報知を行う機能を本システムでは有している。
遠隔撮像装置230は、例えば、遠隔操作装置20の内部に設置され、オペレータOPの周囲を含む環境を撮像する。勿論、遠隔撮像装置230は、遠隔操作装置20の外部から、オペレータOPを撮像する構成としてもよい。
また、遠隔撮像装置230は、撮像したオペレータOPの画像を、端末装置50に送信する機能を有する。なお、端末装置50については、後述する。
これにより、例えば、周辺作業者の有する端末装置50がスマートフォンである場合、オペレータOPと周辺作業者と、が互いの様子を見ながら、後述する遠隔無線通信機器240を用いて、会話をすることができる。
遠隔無線通信機器240は、作業機械40と、遠隔操作装置20と、の通信が確立された状態において、公知の技術を用いて、作業機械40と、遠隔操作装置20と、が互いに無線通信を実行する機能を有する。
遠隔無線通信機器240は、オペレータOPにより、報知操作がなされたかを判定結果を取得し、当該判定が肯定的である場合、認識要求をした周辺作業者に、オペレータOPが、自身(認識要求をした周辺作業者)を認識していることを報知するための報知信号を送信(以下、適宜、報知制御という。)する。
例えば、周辺作業者の存在に気付いたオペレータOPが、作業灯点灯(点滅)スイッチを押した場合、遠隔無線通信機器240は、作業灯を点灯(点滅)させるための信号を、ネットワークを介して作業機械40(実機無線通信機器440)へ送信し、作業機械40の作業灯を点灯(点滅)させる。なお、実機無線通信機器440については、後述する。
勿論、遠隔無線通信機器240が送信する信号は、旋回フラッシャを点灯(点滅)させるための信号でもよい。
勿論、遠隔無線通信機器240が送信する信号は、作業機械40が備える外部モニタに「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という内容のテキストメッセージを表示するための信号でもよい。
また、遠隔無線通信機器240は、作業機械40と、遠隔操作装置20と、の通信が確立された状態において、公知の技術を用いて、周辺作業者と、オペレータOPと、が互いに無線通信を実行する機能を有してもよい。
この場合、遠隔無線通信機器240は、周辺作業者が有する端末装置50に内蔵される。例えば、周辺作業者が有する端末装置50とは、ウェアラブル端末装置、ノートパソコン、タブレット端末装置、スマートフォン、スマートウォッチ等である。なお、端末装置50については、後述する。
これにより、オペレータOPがメッセージ送信スイッチを押した場合、周辺作業者が有する端末装置50に「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」というテキストメッセージが表示され、周辺作業者は、オペレータOPが当該周辺作業者自身の存在を認識していることを認識することができる。
図5に示すように、作業機械40は、少なくとも、実機制御装置400、実機入力インターフェース410、実機出力インターフェース420、作業現場の環境を撮像する作業現場撮像装置430及び実機無線通信機器440を備えている。なお、作業機械40は、ブームと、アームと、先端アタッチメントと、から構成される作動機構(作業アタッチメント)等を備えていてもよい。
作業機械40とは、作業現場において稼働可能な作業車両をいう。作業機械40は、土砂を押土又は掘削を実施可能な建設機械を含む。建設機械は、バケットを有する油圧ショベル及びブレードを有するブルドーザの少なくとも一方を含む。なお、建設機械は、解体機、クレーン、ホイールローダ、モータグレーダでもよい。
実機制御装置400は、演算処理装置(シングルコアプロセッサ又はマルチコアプロセッサ若しくはこれを構成するプロセッサコア)により構成され、メモリ等の記憶装置から必要なデータ及びソフトウェアを読み取り、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった演算処理を実行する。
例えば、実機制御装置400は、当該演算処理を行い、少なくとも、作業機械40が有する実機出力インターフェース420に関する制御を行う。
この報知制御により、オペレータOPは、自身が周辺作業者の存在を認識していることを、当該周辺作業者に報知することができる。すると、特定の動作を行った周辺作業者自身がオペレータOPに確実に認識がなされたことを認識することができ、作業機械が遠隔操作されていることに起因する周辺作業者の作業性を低下させる行動を確実に回避させることができる。
実機入力インターフェース410は、実機操作機構411から構成される。
実機操作機構411は、作業機械が有する運転室の内部に配置された運転室内シート(不示図)の周囲に遠隔操作機構と同様に配置された複数の実機操作スイッチ(不図示)を備えている。各操作スイッチの操作態様に応じた信号を受信し、当該信号受信に基づいて、実機操作スイッチ(不図示)を動かす駆動機構、又はロボットが、運転室に設けられている。
実機出力インターフェース420は、作業灯421、旋回フラッシャ422、外部モニタ423、外部スピーカー424等が用いられる。これらの実機出力インターフェース420は、周辺作業者から認識要求を受けたオペレータOPが、自身(当該周辺作業者から認識要求を受けたオペレータOP)が当該周辺作業者の存在を認識していることを、当該周辺作業者に報知するために用いられる。
作業現場撮像装置430は、例えば、作業機械40の内部に設置され、作業機械40の周囲を含む環境を撮像する。勿論、作業現場撮像装置430は、作業機械における運転室の外部に備えられてもよい。
また、作業現場撮像装置430は、公知の技術を用いて、視線を検出する機能を有する。また、作業現場撮像装置430は、作業現場撮像装置430に内蔵されるタイマーを用いて、作業現場撮像装置430のカメラレンズが注視された時間を検出する機能を有する。
例えば、周辺作業者が、認識要求をするために作業現場撮像装置430のカメラレンズを注視した場合、作業現場撮像装置430は、当該周辺作業者の視線を検出することができる。また、作業現場撮像装置430は、作業現場撮像装置430に内蔵されるタイマーを用いて、例えば、作業現場撮像装置430のカメラレンズが注視された時間が所定時間以上(例えば、3秒以上)であったことを検出する
また、作業現場撮像装置430がステレオカメラである場合、当該ステレオカメラは、撮像した撮像画像と共に、作業機械40から周辺作業者までの距離に関する情報(以下、適宜、距離情報という。)を遠隔操作装置20に送信する機能を有してもよい。
実機無線通信機器440は、作業機械40と、遠隔操作装置20と、の通信が確立された状態において、公知の技術を用いて、作業機械40と、遠隔操作装置20と、が互いに無線通信を実行する機能を有する。
例えば、周辺作業者の存在に気付いたオペレータOPが、作業灯スイッチ211を押した場合、実機無線通信機器440は、作業灯を点灯(点滅)させるための信号を、ネットワークを介して受信して、作業灯421を点灯(点滅)させる。
勿論、実機無線通信機器440が受信する信号は、旋回フラッシャ422を点灯(点滅)させるための信号でもよい。
勿論、実機無線通信機器440が受信する信号は、作業機械40が備える外部モニタ423に「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」というテキストメッセージを表示するための信号でもよい。
また、実機無線通信機器440は、作業機械40と、遠隔操作装置20と、の通信が確立された状態において、公知の技術を用いて、周辺作業者と、オペレータOPと、が互いに無線通信を実行する機能を有してもよい。
この場合、端末無線通信機器540が、周辺作業者が有する端末装置50に内蔵される。例えば、周辺作業者が有する端末装置50とは、ウェアラブル端末装置等である。なお、端末装置50については、後述する。
これにより、オペレータOPがメッセージ送信スイッチを押した場合、周辺作業者が有する端末装置50に、例えば、「オペレータOPは、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」というテキストメッセージを表示され、周辺作業者は、オペレータOPが当該周辺作業者自身の存在を認識していることを認識することができる。
図5に示すように、端末装置50は、端末制御装置500、端末入力インターフェース510、端末出力インターフェース520、端末撮像装置530及び端末無線通信機器540を備える。
端末装置50とは、周辺作業者と、オペレータOPと、が互いに無線通信を実行するために用いられる装置である。例えば、端末装置50は、ウェアラブル端末装置、ノートパソコン、タブレット端末装置、スマートフォン、スマートウォッチ、ヘッドマウントディスプレイである。
端末制御装置500は、遠隔制御装置200は、演算処理装置(シングルコアプロセッサ又はマルチコアプロセッサ若しくはこれを構成するプロセッサコア)により構成され、メモリ等の記憶装置から必要なデータ及びソフトウェアを読み取り、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった演算処理を実行する。
例えば、端末制御装置500は、取得した報知操作に関する情報に基づいて、端末装置50が有するディスプレイに、「自身(オペレータOP)は、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨のテキストメッセージを表示するための制御を行う。勿論、当該テキストメッセージは、テキストメッセージの一例に過ぎない。
端末入力インターフェース510は、周辺作業者からオペレータOPに対する認識要求を入力するために用いられる。例えば、端末装置50がスマートフォンであり、タッチパネル式のディスプレイを有する場合、周辺作業者が当該ディスプレイをタッチすることにより、認識要求が入力される。勿論、端末装置50がスマートフォンであり、マイクを有する場合、周辺作業者が、オペレータOPに対して自身(当該周辺作業者)の存在を認識して欲しい旨を音声入力することにより、認識要求が入力される構成としてもよい。
端末出力インターフェース520は、オペレータOPから周辺作業者に対する報知制御を出力するために用いられる。例えば、端末装置50がスマートフォンであり、タッチパネル式のディスプレイを有する場合、オペレータOPが遠隔入力インターフェース210を操作すると、当該ディスプレイに「自身(オペレータOP)は、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨のテキストメッセージを表示する。
勿論、端末装置50がスマートフォンであり、スピーカーを有する場合、オペレータOPが遠隔入力インターフェース210を操作すると、当該スピーカーから「自身(オペレータOP)は、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨の音声案内が出力される構成としてもよい。
勿論、端末装置50がスマートフォンであり、振動モーターを有する場合、オペレータOPが遠隔入力インターフェース210を操作すると、当該振動モーターが振動し、「自身(オペレータOP)は、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という合図を意味する振動が出力される構成としてもよい。すなわち、いわゆるバイブレーション機能により、報知制御が行われてもよい。
端末撮像装置530は、少なくとも周辺作業者を撮像する機能を有する。周辺作業者が認識要求をした場合、端末撮像装置530が、当該周辺作業者を撮像しているのであれば、当該周辺作業者の画像を遠隔出力インターフェース220に出力してもよい。これにより、オペレータOPは、実際に認識要求をしている周辺作業者の様子を見ながら、遠隔入力インターフェース210を操作することができる。
端末無線通信機器540は、端末装置50と、遠隔操作装置20と、の通信が確立された状態において、公知の技術を用いて、端末装置50と、遠隔操作装置20と、が互いに無線通信を実行する機能を有する。
例えば、周辺作業者の存在に気付いたオペレータOPが、作業灯スイッチ211を押した場合、端末無線通信機器540は、端末装置50(例えば、スマートフォン)のディスプレイに「自身(オペレータOP)は、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨のテキストメッセージを表示する/させるための信号を、ネットワークを介して受信して、当該ディスプレイに「自身(オペレータOP)は、あなた(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識しています。」という旨のテキストメッセージを表示する。勿論、当該テキストメッセージは、テキストメッセージの一例に過ぎない。
勿論、端末無線通信機器540が受信する信号は、端末装置50(例えば、スマートフォン)のスピーカーから音声案内を出力させるための信号でもよい。
勿論、端末無線通信機器540が受信する信号は、端末装置50(例えば、スマートフォン)が備える振動モーターを振動させるための信号でもよい。これにより、周辺作業者は、オペレータOPが、自身(認識要求をした周辺作業者)の存在を認識していることを認識することができる。
また、端末無線通信機器540は、端末装置50(例えば、スマートフォン)と、遠隔操作装置20と、の通信が確立された状態において、公知の技術を用いて、周辺作業者と、オペレータOPと、が互いに無線通信を実行する機能を有してもよい。これにより、周辺作業者と、オペレータOPと、が互いの様子を見ながら会話をすることができる。
図1に示した特定動作データベース60は、予め参照画像として、人間の画像データ(眉をひそめている表情等のデータ)を記憶させておくことができる記憶装置である。例えば、記憶装置は、HDD(Hard Disk Drive)である。また、記憶装置は、SD(登録商標)メモリカード(Secure Digitalメモリカード)、CF(CompactFlash)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記憶媒体であってもよい。
例えば、特定動作データベース60がHDDである場合、当該HDDは、周辺作業者の不安画像を記憶する。
当該構成の遠隔操作支援装置10及び遠隔操作支援システムSの機能について、図9に示されているフローチャートを用いて、説明する。
STEP1において、環境画像取得部11は、作業機械40の周辺に存在する周辺作業者を含む環境画像を取得する。勿論、これと併せて、周辺作業者情報取得部15が、周辺作業者に関する情報を取得してもよい。
STEP2において、特定動作判定部12は、周辺作業者が特定動作をしているか否かを判定する。
STEP3(STEP2においてYESと判定された場合)において、通知制御部13は、遠隔操作装置20の遠隔出力インターフェース220に、周辺作業者が作業機械40の周辺に存在することについて確認することを通知するための制御を行う。なお、STEP2においてNoと判定された場合は、STEP1に戻る。
STEP4において、認識報知制御部14は、遠隔操作装置20に含まれる遠隔入力インターフェース(報知操作検知部2100)に対して指定操作が行われたか否かを判定する。
STEP5(STEP4においてYESと判定された場合)において、認識報知制御部14は、作業機械40に含まれる実機出力インターフェース420に、オペレータOPが周辺作業者の存在を認識したことを報知するための情報を出力するための制御を行う。なお、STEP5においてNoと判定された場合は、STEP3に戻る。
(本発明の他の実施形態)
本発明の実施形態として、遠隔操作支援装置10が独立して存在する例を示したが、遠隔操作支援装置10は、遠隔操作装置20に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、遠隔操作支援装置10が独立して存在する例を示したが、遠隔操作支援装置10は、サーバ30に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、遠隔操作支援装置10が独立して存在する例を示したが、遠隔操作支援装置10は、作業機械40に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、遠隔操作支援装置10が独立して存在する例を示したが、遠隔操作支援装置10は、端末装置50に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、遠隔制御装置200が遠隔操作装置20に存在する例を示したが、遠隔制御装置200は、サーバ30に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、実機制御装置400が作業機械40に存在する例を示したが、実機制御装置400は、サーバ30に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、端末制御装置500が端末装置50に存在する例を示したが、端末制御装置500は、サーバ30に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、特定動作データベース60が独立して存在する例を示したが、特定動作データベース60は、遠隔操作装置20に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、特定動作データベース60が独立して存在する例を示したが、特定動作データベース60は、サーバ30に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、特定動作データベース60が独立して存在する例を示したが、特定動作データベース60は、作業機械40に設けられてもよい。
本発明の実施形態として、特定動作データベース60が独立して存在する例を示したが、特定動作データベース60は、端末装置50に設けられてもよい。
当該実施形態において、データベースとして特定動作データベース60が用いられる例を示したが、そのような例に限定されない。例えば、データベースとして安心画像データベースが用いられる例が挙げられる。
例えば、この場合、予め安心画像データベースに、参照画像として、安心画像(例えば、周辺作業者が笑っている顔の画像データ)を記憶しておく。そして、遠隔操作支援装置10は、作業現場撮像装置430が撮像した周辺作業者の顔写真に関する画像データを、安心画像データベースに照らして、当該撮像された画像データに近似する画像データが安心画像データベースに記憶されていなければ、当該周辺作業者は、不安を感じていると判定する例が挙げられる。
当該実施形態において、遠隔操作支援装置10は、取得した周辺作業者の表情に関する情報に基づいて、周辺作業者が、遠隔操作されている作業機械40に対して不安を感じているか否かを判定する例を示したが、周辺作業者が、遠隔操作されている作業機械40に対して不安を感じているか否かを判定する例は、これに限定されない。
例えば、遠隔操作支援装置10は、取得した周辺作業者の顔の向きに関する情報に基づいて、周辺作業者が、遠隔操作されている作業機械40に対して不安を感じているか否かを判定する例が挙げられる。例えば、遠隔操作支援装置10において、公知の技術(顔画像検出センサ)を用いて、周辺作業者が作業現場撮像装置430の存在する方向に顔の方向が向いていたか否かに基づいて、周辺作業者が、遠隔操作されている作業機械40に対して不安を感じているか否かを判定する例が挙げられる。
10 遠隔操作支援装置
11 環境画像取得部
12 特定動作判定部
13 通知制御部
14 認識報知制御部
15 周辺作業者情報取得部
20 遠隔操作装置
30 サーバ
40 作業機械
50 端末装置
60 特定動作データベース
200 遠隔制御装置
210 遠隔入力インターフェース
220 遠隔出力インターフェース
230 遠隔撮像装置
240 遠隔無線通信機器
400 実機制御装置
410 実機入力インターフェース
420 実機出力インターフェース
430 作業現場撮像装置
440 実機無線通信機器
500 端末制御装置
510 端末入力インターフェース
520 端末出力インターフェース
530 端末撮像装置
540 端末無線通信機器

Claims (8)

  1. 作業機械を遠隔操作する遠隔操作装置を有する遠隔操作支援システムにおいて、
    前記作業機械の周辺に存在する周辺作業者を含む環境画像を取得する環境画像取得部と、
    前記環境画像取得部が取得した環境画像に基づいて、前記周辺作業者が特定動作をしているかを判定する特定動作判定部と、
    前記特定動作判定部の判定結果が肯定的な場合、前記遠隔操作装置に含まれる遠隔出力インターフェースに、前記周辺作業者が前記作業機械の周辺に存在することについて確認することを通知するための制御を行う通知制御部と、
    前記遠隔操作装置に含まれる遠隔入力インターフェースに対して指定操作が行われたことに応じて、前記作業機械に含まれる実機出力インターフェースに、前記作業機械を遠隔操作するオペレータが前記周辺作業者の存在を認識したことを報知するための情報を出力するための制御を行う認識報知制御部と、を有する、
    ことを特徴とする遠隔操作支援システム。
  2. 請求項1に記載の遠隔操作支援システムにおいて、
    前記特定動作判定部は、前記周辺作業者の少なくとも動きを伴う予め設定した特定動作の有無に基づき前記周辺作業者が特定動作をしているかを判定する、
    ことを特徴とする遠隔操作支援システム。
  3. 請求項1に記載の遠隔操作支援システムにおいて、
    前記認識報知制御部は、前記遠隔出力インターフェースに含まれる認識要求表示部に、前記作業機械を遠隔操作するオペレータに対して前記周辺作業者の存在を認識していることを報知すること促すための情報を表示されるための制御を行う、
    ことを特徴とする遠隔操作支援システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の遠隔操作支援システムにおいて、
    前記特定動作判定部は、前記作業機械の周辺に周辺作業者が複数存在している場合に前記周辺作業者が前記特定動作をしているかをそれぞれ判定する、
    ことを特徴とする遠隔操作支援システム。
  5. 請求項1に記載の遠隔操作支援システムにおいて、
    前記認識報知制御部は、前記遠隔出力インターフェースに前記特定動作をしている周辺作業者に関する情報を報知するための制御を行う、
    ことを特徴とする遠隔操作支援システム。
  6. 請求項1に記載の遠隔操作支援システムにおいて、
    前記認識報知制御部は、前記周辺作業者が有する端末装置の端末出力インターフェースに認識出力をするための処理を行う、
    ことを特徴とする遠隔操作支援システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の遠隔操作支援装置を用いた遠隔操作支援システムであって、
    前記作業機械を遠隔操作するオペレータが前記周辺作業者の存在を認識していることを含む情報を報知する対象となる前記周辺作業者を選択するために用いられる遠隔入力インターフェースと、
    前記遠隔入力インターフェースが操作されたことに応じて、前記オペレータが前記周辺作業者の存在を認識していることを含む情報が出力される実機出力インターフェースと、
    を有する、
    ことを特徴とする遠隔操作支援システム。
  8. 作業機械を遠隔操作する遠隔操作装置を有する遠隔操作支援装置において、
    前記作業機械の周辺に存在する周辺作業者を含む環境画像を取得する環境画像取得部と、
    前記環境画像取得部が取得した環境画像に基づいて、前記周辺作業者が特定動作をしているかを判定する特定動作判定部と、
    前記特定動作判定部の判定結果が肯定的な場合、前記遠隔操作装置に含まれる遠隔出力インターフェースに、前記周辺作業者が前記作業機械の周辺に存在することについて確認することを通知するための制御を行う通知制御部と、
    前記遠隔操作装置に含まれる遠隔入力インターフェースに対して指定操作が行われたことに応じて、前記作業機械に含まれる実機出力インターフェースに、前記作業機械を遠隔操作するオペレータが前記周辺作業者の存在を認識したことを報知するための情報を出力するための制御を行う認識報知制御部と、を有する、
    ことを特徴とする遠隔操作支援装置。

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