JP2019156298A - 車両遠隔操作装置及び車両遠隔操作方法 - Google Patents

車両遠隔操作装置及び車両遠隔操作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の遠隔操作における利便性及び操作性を向上させることが可能な技術を提供する。【解決手段】車両遠隔操作装置は、表示部と、車両を操作するための操作部と、前記操作部に対する操作に基づき前記車両の操作信号を生成する信号生成部と、前記車両と通信を行う通信部と、を備える。前記表示部は、前記車両に搭載された複数の車載カメラそれぞれで撮影された複数の撮影画像に基づき生成された、前記車両の内部の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た前記車両の外部の方向を視線方向とし、前記車両の像を透過像として含む車内視点画像を表示する。前記通信部は、前記操作信号を前記車両に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両遠隔操作装置及び車両遠隔操作方法に関する。
近年、車両の遠隔操作に係る技術が種々提案されている。例えば、特許文献1で提案された携帯端末は、車両を所定の第1位置から第2位置に移動させるための端末である。この携帯端末は、端末自体のカメラで撮影された撮影画像に基づき車両の像を含む俯瞰画像を表示し、当該車両に対するユーザーの操作を受け付ける。また例えば、特許文献2で提案された駐車支援装置は、ジョイスティック等の遠隔操作手段を用いて駐車が可能である。また例えば、特許文献3で提案された車両遠隔操作システムは、タッチパネルへの接触操作に対応する操作信号を車両に送信する携帯端末を備える。この携帯端末は、車両に対して走行操作信号と、操舵操作信号とを送信することができる。
特開2014−65392号公報 特開2010−95027号公報 特開2016−74285号公報
しかしながら、従来技術では、車両の遠隔操作における利便性及び操作性が十分に満足できるものではないことに課題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、車両の遠隔操作における利便性及び操作性を向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る車両遠隔操作装置は、表示部と、車両を操作するための操作部と、前記操作部に対する操作に基づく前記車両の操作信号を生成する信号生成部と、前記車両と通信を行う通信部と、を備え、前記表示部は、前記車両に搭載された複数の車載カメラそれぞれで撮影された複数の撮影画像に基づき生成された、前記車両の内部の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た前記車両の外部の方向を視線方向とし、前記車両の像を透過像として含む車内視点画像を表示し、前記通信部は、前記操作信号を前記車両に送信する構成(第1の構成)である。
また、上記第1の構成の車両遠隔操作装置において、前記通信部は、前記車両において生成された前記車内視点画像を前記車両から受信する構成(第2の構成)であっても良い。
また、上記第1または第2の構成の車両遠隔操作装置において、前記操作信号は、前記車内視点画像の前記視点位置及び前記視線方向の操作に係る信号を含む構成(第3の構成)であっても良い。
また、上記第1から第3の構成の車両遠隔操作装置において、前記表示部は、前記車両への他の物体の接近が検出された場合に、前記車内視点画像を表示する構成(第4の構成)であっても良い。
また、上記第4の構成の車両遠隔操作装置において、前記表示部は、前記車両に対して前記物体が接近する位置の方向を視線方向とした前記車内視点画像を表示する構成(第5の構成)であっても良い。
また、上記第1から第3の構成の車両遠隔操作装置において、前記表示部は、前記車両において衝撃が検出された場合に、前記車内視点画像を表示する構成(第6の構成)であっても良い。
また、上記第6の構成の車両遠隔操作装置において、前記表示部は、前記車両において前記衝撃の位置が特定された場合に、当該衝撃の位置の方向を視線方向とした前記車内視点画像を表示する構成(第7の構成)であっても良い。
また、上記第1から第3の構成の車両遠隔操作装置において、前記表示部は、前記車両の周辺で壁部が検出された場合に、前記壁部の像を透過像として含む補助画像を表示する構成(第8の構成)であっても良い。
また、上記第1から第8の構成の車両遠隔操作装置において、前記車内視点画像における前記車両の前記透過像は、前記車両を表す立体形状の辺である線の集合で構成したワイヤーフレーム像である構成(第9の構成)であっても良い。
また、上記第1から第8の構成の車両遠隔操作装置において、前記車内視点画像における前記車両の前記透過像は、前記車両を表す立体形状の半透明像である構成(第10の構成)であっても良い。
また、本発明に係る車両遠隔操作方法は、車両に搭載された複数の車載カメラそれぞれで撮影された複数の撮影画像に基づいて、前記車両の内部の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た前記車両の外部の方向を視線方向とし、前記車両の像を透過像として含む車内視点画像を生成する工程と、前記車内視点画像を車両遠隔操作装置に表示する工程と、前記車両遠隔操作装置で前記車両に対する操作を受け付ける工程と、前記操作に基づく前記車両の操作信号を生成する工程と、前記操作信号を前記車両遠隔操作装置から前記車両に送信する工程と、を含む構成(第11の構成)である。
本発明の構成によれば、ユーザーは、車両の内部から見た車両の外部の様子を、車内視点画像で確認しながら、車両の遠隔操作を行うことができる。ユーザーは、例えば車両に接近、或いは接触する人やその他の物体の外観や挙動を、車内視点画像で確認しながら、車両の遠隔操作を行うことができる。また、例えば車両の周辺に存在する壁部を透過像にすることで、車両の周辺の視認性を高めることができる。すなわち、車両の遠隔操作における利便性及び操作性を向上させることが可能である。
実施形態の車両遠隔操作システムの構成を示すブロック図 車載カメラが車両に配置される位置を例示する図 車両の周辺領域を示す合成画像を生成する手法を説明するための図 実施例1の俯瞰画像が表示された携帯端末の模式図 実施例1の携帯端末に表示された俯瞰画像の模式図 実施例1の車内視点画像が表示された携帯端末の模式図 実施例1の車内視点画像に係る仮想視点を示す説明図 実施例1の車内視点画像の模式図 実施例1の車両遠隔操作に係る携帯端末における処理フローの例を示すフローチャート 実施例1の車両遠隔操作に係る車両における処理フローの例を示すフローチャート 変形例1の俯瞰画像及び車内視点画像が表示された携帯端末の模式図 変形例2の車内視点画像の模式図 実施例2の車両遠隔操作に係る携帯端末における処理フローの例を示すフローチャート 実施例2の車両への外部からの接近の状況を示す説明図 実施例2の車内視点画像の模式図 実施例2の車内視点画像が表示された携帯端末の模式図 実施例3の車両遠隔操作に係る携帯端末における処理フローの例を示すフローチャート 実施例3の車両への外部からの接触の状況を示す説明図 実施例3の車内視点画像の模式図 実施例3の車内視点画像が表示された携帯端末の模式図 実施例4の車両の周辺に壁部が存在する状況を示す説明図 実施例4の補助画像の模式図 実施例4の補助画像が表示された携帯端末の模式図 実施例5の車両遠隔操作システムの構成を示すブロック図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態の内容に限定されるものではない。
また、以下の説明では、車両の直進進行方向であって、運転席からハンドルに向かう方向を「前方向(前方)」とする。車両の直進進行方向であって、ハンドルから運転席に向かう方向を「後方向(後方)」とする。車両の直進進行方向及び鉛直線に垂直な方向であって、前方を向いている運転手の右側から左側に向かう方向を「左方向」とする。車両の直進進行方向及び鉛直線に垂直な方向であって、前方を向いている運転手の左側から右側に向かう方向を「右方向」とする。
<1.車両遠隔操作システムの構成>
図1は、実施形態の車両遠隔操作システムRSの構成を示すブロック図である。車両遠隔操作システムRSは、携帯端末1と、画像処理装置2と、車両制御装置3と、を含む。携帯端末1は、車両5を遠隔操作するための車両遠隔操作装置である。画像処理装置2及び車両制御装置3は、車両5に搭載される。車両遠隔操作システムRSは、車両5の周辺領域を示す合成画像を表示することが可能な携帯端末1によって車両5を遠隔操作するシステムである。車両5は、さらに撮影部4(車載カメラ)と、センサ部51と、を含む。
携帯端末1は、画像処理装置2から出力される表示用画像を受信して表示し、車両5に対して操作信号を送信して車両5を遠隔操作する装置である。携帯端末1としては、例えば車両5の所有者等が所持するスマートフォン、タブレット型端末などが含まれる。本実施形態では、携帯端末1は、例えばスマートフォンである。
画像処理装置2は、車載カメラで撮影された撮影画像を処理する装置である。画像処理装置2は、車載カメラを搭載する車両ごとに備えられる。本実施形態では、画像処理装置2は、撮影部4から撮影画像を取得して処理する。また、画像処理装置2は、センサ部51から情報を取得し、当該取得情報に基づいて画像処理に関する判断を行うことが可能である。また、画像処理装置2は、携帯端末1及び車両制御装置3との間で情報を送受信する。画像処理装置2は、携帯端末1に対して、画像処理装置2で生成された表示用画像を出力することができる。
車両制御装置3は、車両の動作全般に関わる制御を行う。車両制御装置3は、例えばエンジンを制御するエンジンECU(Electronic Control Unit)、ステアリングを制御するステアリングECU、ブレーキを制御するブレーキECU、シフトを制御するシフトECU、電源を制御する電源制御ECU、ライトを制御するライトECU、電動ミラーを制御するミラーECU等を含む。本実施形態では、車両制御装置3は、携帯端末1及び画像処理装置2との間で情報を送受信する。車両制御装置3は、車両5の操作信号を携帯端末1から受信するとともに、当該操作信号に基づき車両5を制御する。
撮影部4は、車両周辺の状況を監視する目的で設けられる。撮影部4は、例えば4つの車載カメラ41〜44を備える。図2は、車載カメラ41〜44が車両5に配置される位置を例示する図である。
車載カメラ41は車両5の前端に設けられる。このため、車載カメラ41をフロントカメラ41とも呼ぶ。フロントカメラ41の光軸41aは上からの平面視で車両5の前後方向に沿って延びる。フロントカメラ41は車両5の前方向を撮影する。車載カメラ43は車両5の後端に設けられる。このため、車載カメラ43をバックカメラ43とも呼ぶ。バックカメラ43の光軸43aは上からの平面視で車両5の前後方向に沿って延びる。バックカメラ43は車両5の後方向を撮影する。フロントカメラ41及びバックカメラ43の取付位置は、車両5の左右中央であることが好ましいが、左右中央から左右方向に多少ずれた位置であっても良い。
車載カメラ42は車両5の右側ドアミラー61に設けられる。このため、車載カメラ42を右サイドカメラ42とも呼ぶ。右サイドカメラ42の光軸42aは上からの平面視で車両5の左右方向に沿って延びる。右サイドカメラ42は車両5の右方向を撮影する。車載カメラ44は車両5の左側ドアミラー62に設けられる。このため、車載カメラ44を左サイドカメラ44とも呼ぶ。左サイドカメラ44の光軸44aは上からの平面視で車両5の左右方向に沿って延びる。左サイドカメラ44は車両5の左方向を撮影する。
なお、車両5がいわゆるドアミラーレス車である場合、右サイドカメラ42は右サイドドアの回転軸(ヒンジ部)の周辺にドアミラーを介することなく設けられ、左サイドカメラ44は左サイドドアの回転軸(ヒンジ部)の周辺にドアミラーを介することなく設けられる。
車載カメラ41〜44のレンズとしては、例えば魚眼レンズが使用される。車載カメラ41〜44は、それぞれの水平方向の画角θが180度以上であるため、車両5の水平方向における全周囲を撮影することができる。
図1に戻って、センサ部51は、車載カメラ41〜44が搭載される車両5に関する情報を検出する複数のセンサを有する。車両5に関する情報には、車両自体の情報と、車両周辺の情報とが含まれて良い。本実施形態では、センサ部51は、例えば車両の速度を検出する車速度センサ、ステアリングの回転角を検出する舵角センサ、車両の変速装置のシフトレバーの操作位置を検出するシフトセンサ、車両周辺の照度を検出する照度センサ、車両の振動を検出する振動センサ、車両の傾きを検出する傾斜センサ、車両周辺の人や動物、車両、その他の物体を検出する障害物センサ等が含まれる。
障害物センサは、例えば超音波センサ、赤外線等を用いた光センサ、レーダなどを利用し、車両周辺の人や動物、車両、その他の物体を検出することができる。障害物センサは、例えば車両5のフロントバンパー、リアバンパー及びドアなどの複数箇所に埋設される。障害物センサは、送信波を車両周辺に向けて送信し、人や他の車両などで反射した反射波を受信することで、人や他の車両などの有無や方向、位置を検出する。
<2.携帯端末の構成>
携帯端末1は、表示部11、操作部12、カメラ13、音声入出力部14、制御部16、記憶部17及び通信部18を含んで構成される。
表示部11は、スマートフォンである携帯端末1の正面に配置される。本実施形態では、表示部11は、例えば液晶表示パネルであって、操作部12の一部であるタッチパネルをその表面に備える。表示部11は、例えば画像処理装置2から出力された表示用画像を画面表示する。
操作部12は、例えば表示部11の表面に設けられたタッチパネルと、その他の操作ボタン等を含む。操作部12は、文字や数値などの入力、メニューやその他選択肢の選択、処理の実行、キャンセルなど、ユーザーが外部から情報を入力できる構成である。本実施形態では、操作部12は車両5を操作するために用いられるタッチパネルである。なお、操作部12は、タッチパネル等を利用したソフトウェアキーに限定されるわけではなく、物理的な入力装置として携帯端末1に設けられたハードウェアキーであっても良い。
カメラ13は、スマートフォンである携帯端末1の正面及び背面に配置される。正面のカメラ13は、携帯端末1の正面側の周囲を撮影する。背面のカメラ13は、携帯端末1の背面側の周囲を撮影する。
音声入出力部14は、例えばマイクロフォンと、スピーカとを含む。マイクロフォンは、ユーザーが発する音声を含む、携帯端末1の周囲の音声情報を取得する。スピーカは、外部に向けて報知音及び通信回線上の音声等を発する。
制御部16は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)を含む、いわゆるマイコンである。制御部16は、記憶部17に記憶されたプログラムに基づいて情報の処理及び送受信を行う。制御部16は、有線で表示部11、操作部12、カメラ13、音声入出力部14、記憶部17及び通信部18に接続される。
制御部16は、表示制御部161と、操作判別部162と、信号生成部163と、を備える。制御部16が備えるこれらの各構成要素それぞれの機能は、プログラムに従ってCPUが演算処理を行うことによって実現される。
表示制御部161は、表示部11の表示内容を制御する。表示制御部161は、例えば携帯端末1の各種機能の実行及び設定に係る入力を受け付けるに際し、その機能に係る機能画像を表示部11に表示させる。機能画像は、携帯端末1の各種機能に対応する画像であって、例えばアイコン、ボタン、ソフトキー、スライドバー、スライドスイッチ、チェックボックス、テキストボックスなどを含む。ユーザーは、表示部11に表示された機能画像をタッチパネル(操作部12)を介してタッチして選択することで、携帯端末1の各種機能の実行及び設定を行うことが可能になる。
操作判別部162は、タッチパネル(操作部12)が出力した検出信号を受信し、その検出信号に基づきタッチパネルに対する操作内容を判別する。操作判別部162は、タッチパネルにおける位置情報に加えて、タップ、ドラッグ、フリックなどの操作を判別する。ドラッグ、フリックなどの移動を伴う操作である場合、その移動方向、移動量等についても判別する。
信号生成部163は、操作部12に対する操作に基づき車両5の操作信号を生成する。生成された車両5の操作信号は、通信部18を介して車両5に送信される。
記憶部17は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリであり、各種の情報を記憶する。記憶部17は、例えばファームウェアとしてのプログラム、制御部16が各種機能を実行するための様々なデータなどを記憶する。
通信部18は、例えば無線によって様々な外部機器と接続される。携帯端末1は、通信部18を介して、車両5の画像処理装置2で生成された表示用画像や、車両5のセンサ部51で検出された各種情報(ステアリング舵角、シフト位置、走行速度、障害物情報等)を受信することが可能である。携帯端末1は、通信部18を介して、操作部12に対する操作に基づく車両5の操作信号を車両5に対して送信することが可能である。
<3.画像処理装置の構成>
画像処理装置2は、画像生成部21、制御部22及び記憶部23を含んで構成される。
画像生成部21は、撮影部4で撮影された撮影画像を処理して表示用画像を生成する。本実施形態では、画像生成部21は、各種の画像処理が可能なハードウェア回路として構成される。本実施形態では、画像生成部21は、車両5に搭載された車載カメラ41〜44によって撮影された撮影画像に基づき、仮想視点から見た車両5の周辺領域を示す合成画像を生成する。さらに、画像生成部21は、当該合成画像に基づき、携帯端末1で表示するための表示用画像を生成する。合成画像を生成する手法の詳細については後述する。
制御部22は、不図示のCPU、RAM、及びROMを含む、いわゆるマイコンである。制御部22は、記憶部23に記憶されたプログラムに基づいて情報の処理及び送受信を行う。制御部22は、有線または無線で携帯端末1、車両制御装置3、撮影部4及びセンサ部51に接続される。
制御部22は、画像取得部221と、画像制御部222と、を備える。制御部22が備えるこれらの各構成要素それぞれの機能は、プログラムに従ってCPUが演算処理を行うことによって実現される。
画像取得部221は、車載カメラ41〜44で撮影された撮影画像を取得する。本実施形態では、車載カメラ41〜44の数は4つであり、画像取得部221は、車載カメラ41〜44それぞれで撮影された撮影画像を取得する。
画像制御部222は、画像生成部21によって実行される画像処理の制御を行う。例えば、画像制御部222は、画像生成部21に対して、合成画像及び表示用画像を生成するために必要となる各種のパラメータ等の指示を行う。また、画像制御部222は、画像生成部21によって生成された表示用画像を携帯端末1に対して出力する際の制御を行う。なお、この説明において、携帯端末1の表示部11に表示される「合成画像の表示用画像」のことを、単に「合成画像」と呼ぶ場合がある。
記憶部23は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリであり、各種の情報を記憶する。記憶部23は、例えばファームウェアとしてのプログラム、画像生成部21が合成画像及び表示用画像を生成するための各種のデータを記憶する。また、記憶部23は、画像取得部221及び画像制御部222が処理を実行するために必要となる各種のデータを記憶する。
<4.合成画像の生成>
画像生成部21が、仮想視点から見た車両5の周辺の様子を示す合成画像を生成する手法について説明する。図3は、車両5の周辺領域を示す合成画像CPを生成する手法を説明するための図である。
フロントカメラ41、右サイドカメラ42、バックカメラ43及び左サイドカメラ44によって、車両5の前方、右側方、後方及び左側方それぞれを示す4つの撮影画像P41〜P44が同時に取得される。これら4つの撮影画像P41〜P44には、車両5の全周囲のデータが含まれる。画像生成部21は、これら4つの撮影画像P41〜P44を、画像取得部221を介して取得する。
画像生成部21は、これら4つの撮影画像P41〜P44に含まれるデータ(各画素の値)を、仮想的な三次元空間における立体的な曲面である投影面TSに投影する。投影面TSは、例えば略半球形状(お椀形状)をしており、その中心部(お椀の底部分)が車両5の位置として定められる。
投影面TSでは、車両5の領域の外側の領域に、撮影画像のデータが投影される。撮影画像P41〜P44に含まれる各画素の位置と、投影面TSの各画素の位置とは予め対応関係が定められる。この対応関係を示すテーブルデータは、記憶部23に記憶される。投影面TSの各画素の値は、この対応関係と、撮影画像P41〜P44に含まれる各画素の値とに基づいて決定できる。
次に、画像生成部21は、画像制御部222の制御により、三次元空間に対して仮想視点VPを設定する。仮想視点VPは、視点位置と視線方向とで規定される。画像生成部21は、任意の視点位置、且つ、任意の視線方向の仮想視点VPを三次元空間に設定できる。画像生成部21は、投影面TSのうち、設定された仮想視点VPから見た視野内に含まれる領域に投影されたデータを画像として切り出す。これにより、画像生成部21は、任意の仮想視点VPから見た合成画像を生成する。
例えば、図3に示すように、視点位置を車両5の直上、視線方向を直下とした仮想視点VPaを想定した場合、車両5及び車両5の周辺領域を俯瞰する合成画像(俯瞰画像)CPaを生成することができる。
合成画像CPa中に示す車両5の像5pは、予めビットマップなどのデータとして用意され、記憶部23に記憶される。合成画像の生成の際には、当該合成画像の仮想視点VPの視点位置と視線方向とに応じた形状の車両5の像5pのデータが読み出されて、合成画像CPa中に含められる。
このようにして、画像生成部21は、仮想の立体的な投影面TSを用いることで、現実に近い臨場感のある合成画像CPaを生成することができる。
また、車両5に搭載された複数の車載カメラ41〜44それぞれで撮影された複数の撮影画像に基づき生成された、車両5の周辺領域を示す合成画像CPを用いて、車両5の周辺領域を確認することができる。これにより、ユーザーの位置から死角となる領域、例えばユーザーの位置から見て車両5によって遮蔽される車両5の反対側の領域なども確認することが可能である。
<5.携帯端末による車両の遠隔操作の実施例>
<5−1.実施例1>
携帯端末1は、通信部18を介して、車両5の画像処理装置2で生成された、仮想視点から見た車両5の周辺領域を示す合成画像の一種である俯瞰画像を受信することが可能である。携帯端末1は、当該俯瞰画像を表示部11に表示することができる。図4は、実施例1の俯瞰画像CP1が表示された携帯端末1の模式図である。
図5は、実施例1の携帯端末1に表示された俯瞰画像CP1の模式図である。図5に示すように、携帯端末1は、車両5を遠隔操作するにあたって、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等を表示する。すなわち、俯瞰画像CP1には、操作部12の像であるアイコン等が重畳される。操作部12は、俯瞰画像CP1の車両5の像5pの位置に応じて配置される。
詳細に言えば、表示部11の画面には、俯瞰画像CP1に重ねて、例えば前進に係るアイコン12a、右斜め前方に係るアイコン12b、左斜め前方に係るアイコン12c、後退に係るアイコン12d、右斜め後方に係るアイコン12e、左斜め後方に係るアイコン12fが表示される。これらの車両5の走行に係るアイコンは、例えば車両5の像5pの周囲の、各進行方向に対応する位置及び向きに応じて配置される。なお、本実施例では、車両5の進行方向を示すアイコンを、例えば三角形形状で構成したが、矢印形状など他の形状で構成しても良い。
また、車両5の停止に係る「STOP」と描かれたアイコン12gが、車両5の像5pに重ねて配置される。また、俯瞰画像CP1の外部には、車両5の遠隔操作を終了するためのアイコン12hが表示される。
ユーザーはその手指で、これらのアイコンを任意に操作することができる。操作判別部162は、タッチパネル(操作部12)の検出信号に基づきアイコンに対応する操作内容を判別する。信号生成部163は、アイコンに対応する操作内容に基づき車両5の操作信号を生成する。当該操作信号は、通信部18を介して車両5に送信される。
例えば、ユーザーが車両5の前進に係るアイコン12aを1回押す(タップする)と、車両5は予め定められた所定距離(例えば10cm)だけ前進する。また例えば、ユーザーが車両5の左斜め前方に係るアイコン12cを1回押すと、車両5は左斜め前方に進むように所定角度だけステアリング角を変更する。このとき、ステアリング角を変更する度に、車両5の像5pの向きを変え、どの方向に曲がって行くのかを把握し易くしても良い。続いて、前進に係るアイコン12aを1回押すと、車両5は予め定められた所定距離だけ左斜め前方に進む。なお、タッチパネル(操作部12)対するドラッグ、フリックなどの移動を伴う操作に基づき、車両5の移動方向、走行距離等を制御することにしても良い。
走行する車両5を途中で止めたい場合、車両5の停止に係る「STOP」と描かれたアイコン12gを押すと、車両5は停止する。なお、ユーザーが前進に係るアイコン12a、または後退に係るアイコン12dを押している期間だけ車両5が走行し、ユーザーがそれらのアイコンから手指を離すと車両5が停止する構成であっても良い。
さらに、ユーザーは、操作部12を介して、表示部11に表示された合成画像に係る視点位置・視線方向・ズームの変更などといった操作を行うことができる。
遠隔操作中、車両5の周辺の人や動物、車両、その他の物体といった障害物は、車両5のセンサ部51によって検出される。センサ部51が障害物を検出した場合、その検出信号が車両制御装置3に送信され、車両制御装置3は自動的に車両5を停車させる。
また、携帯端末1は、通信部18を介して、車両5の画像処理装置2で生成された、車両5の内部の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た車両5の外部の方向を視線方向とし、車両5の像を透過像5tとして含む車内視点画像を受信することが可能である。携帯端末1は、当該車内視点画像を表示部11に表示することができる。図6は、実施例1の車内視点画像APxが表示された携帯端末1の模式図である。
図7は、実施例1の車内視点画像APxに係る仮想視点VPxを示す説明図である。車内視点画像APxは、車両5の内部の所定位置である運転者の視点付近を視点位置とし、当該視点位置から見た車両5の左前方を視線方向とした仮想視点VPxに基づく車両5の車外画像である。
図8は、実施例1の車内視点画像APxの模式図である。車内視点画像APxには、画像生成部21が生成した合成画像に、車両5の透過像5tが含められる。車内視点画像APxは、車両5の内部を仮想視点の視点位置とした場合に、視線方向に見える現実の光景により近い状況を表現した画像であり、車両5とその周辺の物体との位置関係も理解し易い。車内視点画像APxでは、車両5の周辺の物体が、車両5の一部と重なって隠れてしまうことを防ぐため、車両5の像を透過像5tとする。
車内視点画像APx中に示す車両5の透過像5tは、予めビットマップなどのデータとして用意され、記憶部23に記憶される。車内視点画像の生成の際には、当該車内視点画像の仮想視点VPxの視点位置と視線方向とに応じた形状の透過像5tのデータが読み出されて、車内視点画像中に含められる。
なお、車両5の透過像5tは、車内視点画像APxの全体に含められる必要はない。車両5の透過像5tは、車内視点画像APxの全体のうち、例えば視線方向を含む所定範囲の広さの領域のみに含められることにしても良い。
また、本実施例において、車内視点画像APxにおける車両5の透過像5tは、車両5を表す立体形状の半透明像である。この構成によれば、車外の様子を示す像に、車両5の構造を表す透過像5tを重畳することができる。したがって、車内視点画像APxに含まれる車外の様子の方向、位置関係を容易に把握することが可能になる。
車内視点画像APxには、俯瞰画像CP1と同様に、操作部12の像であるアイコン等が重畳される。操作部12は、車内視点画像APxの車両5の透過像5tの位置に応じて配置される。表示部11の画面には、車内視点画像APxの車両5の透過像5tに重ねて、例えば前進に係るアイコン12a、車両5の停止に係る「STOP」と描かれたアイコン12gなどが配置される。
なお、携帯端末1は、車両5を遠隔操作するにあたって、俯瞰画像CP1を表示部11に表示する通常モードと、車内視点画像APxを表示部11に表示する透過モードとの2つの表示モードを有する。ユーザーは、操作部12を介して、これら2つの表示モードのうちいずれを使用するか任意に選択することができる。
図9は、実施例1の車両遠隔操作に係る携帯端末1における処理フローの例を示すフローチャートである。図10は、実施例1の車両遠隔操作に係る車両5における処理フローの例を示すフローチャートである。実施例1の携帯端末1による車両5の遠隔操作に係る処理について、図9及び図10の処理フローを参照しつつ説明する。
携帯端末1は、例えばユーザーによって操作され、遠隔操作開始の指示を操作部12から受け付けることで、携帯端末1による車両5の遠隔操作に係る処理を開始する(図9の「開始」)。車両5の遠隔操作は、車両5が停止した状態で開始される。
次に、携帯端末1は、車両5との間で、通信確立処理、遠隔操作確立処理を実施する(ステップS101)。このとき、車両5においても遠隔操作に係る処理が開始され(図10の「開始」)、携帯端末1との間で、通信確立処理、遠隔操作確立処理が実施される(ステップS201)。これらのステップでは、例えば携帯端末1と車両5とのマッチング処理、制御許可処理等が実施される。制御許可処理では、例えばID、パスワード等の認証処理が実施される。
次に、携帯端末1は、操作部12に対してユーザーの操作入力があったか否かを判別する(図9のステップS102)。ユーザーの操作としては、例えば車両5の走行等に係る遠隔操作、画像に係る視点位置・視線方向・ズームの変更、表示モードの選択などの操作を含む。
操作部12への操作入力があった場合(図9のステップS102のYes)、携帯端末1は、信号生成部163を用いて操作部12に対する操作に基づく操作信号を生成し、当該操作信号を車両5に送信する(ステップS103)。これにより、ユーザーは車両5の遠隔操作を行うことができる。
車両5では、車両5の遠隔操作に係る操作信号を受信したか否かが判別される(図10のステップS202)。車両5が操作信号を受信し(ステップS202のYes)、例えば当該操作信号が走行制御に係る信号である場合、車両制御装置3は当該操作信号に基づき車両5の走行を制御する(ステップS203)。
車両5が受信した操作信号が画像生成に係る信号である場合、画像処理装置2は当該操作信号に基づき画像を生成し、携帯端末1に対して送信する(ステップS204)。画像処理装置2では、車載カメラ41〜44それぞれから車両5の周辺の、複数の画像が取得される。画像生成部21では、車両5の周辺の、複数の画像に基づき、仮想視点から見た車両5の周辺領域を示す合成画像が生成される。なお、画像生成部21では、当該合成画像に関して、俯瞰画像CP1と、車内視点画像APxとが生成される。
次に、携帯端末1は、表示部11の表示モードの選択に関して、透過モードをONにする操作が行われたか否かを判別する(図9のステップS104)。表示部11の表示モードに関して、ユーザーは透過モードのON/OFFを任意に選択することができる。
透過モードがONである場合(ステップS104のYes)、携帯端末1は、車内視点画像APxを画像処理装置2から受信し、その車内視点画像APxを表示部11に表示する(ステップS105)。続いて、携帯端末1は、車内視点画像APxに重ねて、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等(操作部12)を表示する(ステップS106)。これにより、ユーザーはその手指で、遠隔操作用のアイコンを任意に操作することができる。
透過モードがOFFである場合(ステップS104のNo)、携帯端末1は、俯瞰画像CP1を画像処理装置2から受信し、その俯瞰画像CP1を表示部11に表示する(ステップS107)。続いて、携帯端末1は、俯瞰画像CP1に重ねて、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等(操作部12)を表示する(ステップS108)。これにより、ユーザーはその手指で、遠隔操作用のアイコンを任意に操作することができる。
次に、携帯端末1は、車両5の遠隔操作OFFの操作がユーザーによって行われたか否かを判別する(ステップS109)。ユーザーは、車両5の遠隔操作を終了するためのアイコン12hを操作して、車両5の遠隔操作を終了することができる。遠隔操作OFFの操作がない場合(ステップS109のNo)、ステップS102に戻って、携帯端末1はユーザーによる操作入力の有無の判別を継続する。
遠隔操作OFFの操作が行われた場合(ステップS109のYes)、携帯端末1における図9に示す処理フローが終了される。
車両5では、車両5の遠隔操作OFFの操作信号を受信したか否かが判別される(図10のステップS205)。遠隔操作OFFの操作信号を受信していない場合(ステップS205のNo)、ステップS202に戻って、車両5の遠隔操作に係る操作信号の有無の判別が継続される。
遠隔操作OFFの操作信号を受信した場合(ステップS205のYes)、車両5における図10に示す処理フローが終了される。
上記のように、本実施例の車両遠隔操作装置である携帯端末1は、表示部11に、車両5の内部の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た車両5の外部の方向を視線方向とし、車両5の像を透過像5tとして含む車内視点画像APxを表示する。通信部18は、車両5の操作信号を車両5に送信する。この構成によれば、ユーザーは、車両5の内部から見た車両5の外部の様子を、車内視点画像APxで確認しながら、車両5の遠隔操作を行うことができる。すなわち、車両5の内部から実際に見える現実の光景により近い状況を表現した車内視点画像APxに基づき、車両5の遠隔操作を行うことができる。すなわち、車両5の周辺の物体の方向、位置関係が理解し易くなり、車両5の遠隔操作における利便性及び操作性を向上させることが可能である。
そして、通信部18は、車両5において生成された車内視点画像APxを車両5から受信する。この構成によれば、携帯端末1における負荷を低減させることができる。したがって、携帯端末1を用いて迅速且つ安定した遠隔操作を行うことができ、車両5の遠隔操作における利便性及び操作性を向上させることが可能である。
また、車両5の操作信号は、車内視点画像APxの視点位置及び視線方向の操作に係る信号を含む。この構成によれば、ユーザーは、任意の様々な視点位置及び視線方向に関して車内視点画像APxを見ることができる。したがって、車両5の遠隔操作における利便性及び操作性を向上させることが可能である。
また、図11は、変形例1の俯瞰画像CP1及び車内視点画像APxが表示された携帯端末1の模式図である。図11に示すように、俯瞰画像CP1と、車内視点画像APxとを同時に、表示部11に上下に並べて表示しても良い。これにより、ユーザーは、操作し易い画像を任意に選択し、遠隔操作を行うことが可能になる。俯瞰画像CP1と、車内視点画像APxとの上下の配置は、適宜任意に入れ替えることができる。
また、図12は、変形例2の車内視点画像APxの模式図である。図12に示すように、本変形例において、車内視点画像APxにおける車両5の透過像5tは、車両5を表す立体形状の辺である線の集合で構成したワイヤーフレーム像である。この構成によれば、車外の様子を示す像に、車両5の構造を表す透過像5tを重畳することができる。したがって、車内視点画像APxに含まれる車外の様子の方向、位置関係を容易に把握することが可能になる。
<5−2.実施例2>
図13は、実施例2の車両遠隔操作に係る携帯端末1における処理フローの例を示すフローチャートである。実施例2の携帯端末1による車両5の遠隔操作に係る処理について、図13を参照しつつ説明する。なお、車両5における処理フローは、実施例1で説明した図10と同様であるので、ここでは説明を省略する。また、図13に示す携帯端末1における処理フローについても、実施例1で説明した図9と同じステップについては詳細な説明を省略する。
携帯端末1は、例えばユーザーによって操作され、遠隔操作開始の指示を操作部12から受け付けることで、携帯端末1による車両5の遠隔操作に係る処理を開始する(図13の「開始」)。車両5の遠隔操作は、車両5が停止した状態で開始される。
次に、携帯端末1は、車両5との間で、通信確立処理、遠隔操作確立処理を実施する(ステップS301)。続いて、携帯端末1は、操作部12に対してユーザーの操作入力があったか否かを判別する(ステップS302)。操作部12への操作入力があった場合(ステップS302のYes)、携帯端末1は、信号生成部163を用いて操作部12に対する操作に基づき操作信号を生成し、当該操作信号を車両5に送信する(ステップS303)。
次に、車両5への外部からの他の物体の接近を検出したか否かが判別される(ステップS304)。車両5への外部からの他の物体の接近は、例えば物体が車両5から所定範囲内に進入したことによって、車両5に接近したことが判定される。車両5からの所定範囲としては、例えば半径3m以内などといった範囲を任意に設定することができる。車両5の周辺の人や動物、車両、その他の物体は、例えばセンサ部51の超音波センサ、光センサ、レーダの検出信号、または車載カメラ41〜44の撮影画像による画像認識に基づき検出される。
車両5への外部からの接近を検出した場合(ステップS304のYes)、携帯端末1は、車内視点画像を画像処理装置2から受信し、その車内視点画像を表示部11に表示する(ステップS305)。図14は、実施例2の車両5への外部からの接近の状況を示す説明図である。本実施例では、例えば、車両5への右前方からの人Tr1の接近を検出したこととする。
車両5への人Tr1の接近を検出した場合、画像生成部21は、車両5の内部の所定位置である運転者の視点付近を視点位置とし、当該視点位置から見た車両5に接近する人Tr1の位置の方向を視線方向とした仮想視点VPxに基づき、車両5の像を透過像5tとして含む車内視点画像APxを生成する。図15は、実施例2の車内視点画像APxの模式図である。車内視点画像APxには、車両5の透過像5tに加えて、車両5に接近する人Tr1の像Tp1が含まれる。
携帯端末1は、当該車内視点画像APxを画像処理装置2から受信し、車内視点画像APxを表示部11に表示する。図16は、実施例2の車内視点画像APxが表示された携帯端末1の模式図である。続いて、携帯端末1は、車内視点画像APxに重ねて、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等(操作部12)を表示する(ステップS306)。車両5の走行に係るアイコンは、例えば車両5の透過像5tに重ねて、各進行方向に対応する位置に配置される。
車両5への外部からの接近が検出されない場合(ステップS304のNo)、携帯端末1は、俯瞰画像CP1を画像処理装置2から受信し、その俯瞰画像を表示部11に表示する(ステップS307)。続いて、携帯端末1は、俯瞰画像に重ねて、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等(操作部12)を表示する(ステップS308)。
次に、携帯端末1は、車両5の遠隔操作OFFの操作がユーザーによって行われたか否かを判別する(ステップS309)。遠隔操作OFFの操作が行われた場合(ステップS309のYes)、携帯端末1における図13に示す処理フローが終了される。
上記のように、本実施例の携帯端末1の表示部11は、例えば車両5への外部からの人Tr1の接近が検出された場合に、車内視点画像APxを表示する。この構成によれば、ユーザーは、車両5に接近する人Tr1やその他の物体の外観や挙動を、車内視点画像APxで確認しながら、車両5の遠隔操作を行うことができる。したがって、遠隔操作の安全性を高めることができる。すなわち、車両5の遠隔操作における利便性を向上させることが可能である。
そして、表示部11は、車両5に接近する人Tr1の位置の方向を視線方向とした車内視点画像APxを表示する。この構成によれば、車両5に接近する人Tr1やその他の物体の外観や挙動を、車内視点画像APxで明確に確認することができる。したがって、車両5の遠隔操作における利便性をより一層向上させることができる。
<5−3.実施例3>
図17は、実施例3の車両遠隔操作に係る携帯端末1における処理フローの例を示すフローチャートである。実施例3の携帯端末1による車両5の遠隔操作に係る処理について、図17を参照しつつ説明する。なお、車両5における処理フローは、実施例1で説明した図10と同様であるので、ここでは説明を省略する。また、図17に示す携帯端末1における処理フローについても、実施例1で説明した図9と同じステップについては詳細な説明を省略する。
携帯端末1は、例えばユーザーによって操作され、遠隔操作開始の指示を操作部12から受け付けることで、携帯端末1による車両5の遠隔操作に係る処理を開始する(図17の「開始」)。車両5の遠隔操作は、車両5が停止した状態で開始される。
次に、携帯端末1は、車両5との間で、通信確立処理、遠隔操作確立処理を実施する(ステップS401)。続いて、携帯端末1は、操作部12に対してユーザーの操作入力があったか否かを判別する(ステップS402)。操作部12への操作入力があった場合(ステップS402のYes)、携帯端末1は、信号生成部163を用いて操作部12に対する操作に基づき操作信号を生成し、当該操作信号を車両5に送信する(ステップS403)。
次に、車両5において外部からの衝撃を検出したか否かが判別される(ステップS404)。車両5における衝撃は、例えばセンサ部51の振動センサから取得した車両5の振動の程度を表す検出信号に基づき判定される。また、車両5における衝撃は、例えばセンサ部51の傾斜センサから取得した車両5の傾きの程度を表す検出信号に基づき判定される。また、車両5における衝撃に関して、車両5への外部からの接触の位置及び方向の検出には、例えばセンサ部51の超音波センサ、光センサ、レーダなどを用いて検出することができる。
車両5における外部からの衝撃を検出した場合(ステップS404のYes)、携帯端末1は、車内視点画像を画像処理装置2から受信し、その車内視点画像を表示部11に表示する(ステップS405)。図18は、実施例3の車両5への外部からの接触の状況を示す説明図である。本実施例では、例えば、車両5の右前部において壁部Tr2が接触し、外部からの衝撃を検出したこととする。
車両5における外部からの衝撃を検出した場合、画像生成部21は、車両5の内部の所定位置である運転者の視点付近を視点位置とし、当該視点位置から見た車両5への壁部Tr2の接触の位置の方向を視線方向とした仮想視点VPxに基づき、車両5の像を透過像5tとして含む車内視点画像APxを生成する。図19は、実施例3の車内視点画像APxの模式図である。車内視点画像APxには、車両5の透過像5tに加えて、車両5に接触する壁部Tr2の像Tp2が含まれる。
携帯端末1は、当該車内視点画像APxを画像処理装置2から受信し、車内視点画像APxを表示部11に表示する。図20は、実施例3の車内視点画像APxが表示された携帯端末1の模式図である。続いて、携帯端末1は、車内視点画像APxに重ねて、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等(操作部12)を表示する(ステップS406)。車両5の走行に係るアイコンは、例えば車両5の透過像5tに重ねて、各進行方向に対応する位置に配置される。
車両5における外部からの衝撃が検出されない場合(ステップS404のNo)、携帯端末1は、俯瞰画像CP1を画像処理装置2から受信し、その俯瞰画像を表示部11に表示する(ステップS407)。続いて、携帯端末1は、俯瞰画像に重ねて、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等(操作部12)を表示する(ステップS408)。
次に、携帯端末1は、車両5の遠隔操作OFFの操作がユーザーによって行われたか否かを判別する(ステップS409)。遠隔操作OFFの操作が行われた場合(ステップS409のYes)、携帯端末1における図17に示す処理フローが終了される。
上記のように、本実施例の携帯端末1の表示部11は、例えば車両5において外部からの衝撃が検出された場合に、車内視点画像APxを表示する。この構成によれば、ユーザーは、車両5に接触する壁部Tr2やその他の物体の外観や挙動を、車内視点画像APxで確認しながら、車両5の遠隔操作を行うことができる。したがって、車両5の遠隔操作における利便性を向上させることが可能である。
そして、表示部11は、車両5において衝撃の位置が特定された場合に、当該衝撃の位置の方向を視線方向とした車内視点画像APxを表示する。この構成によれば、車両5に接触する壁部Tr2やその他の物体の外観や挙動を、車内視点画像APxで明確に確認することができる。したがって、車両5の遠隔操作における利便性をより一層向上させることができる。
<5−4.実施例4>
図21は、実施例4の車両5の周辺に壁部が存在する状況を示す説明図である。実施例4では、例えば、車両5の右前方で壁部Tr2が検出されたこととする。なお、車両5の周辺の壁部Tr2等の物体は、例えばセンサ部51の超音波センサ、光センサ、レーダの検出信号、または車載カメラ41〜44の撮影画像による画像認識に基づき検出される。
車両5の周辺、例えば右前方で壁部Tr2が検出された場合、画像生成部21は、車両5の外部の右前方の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た車両5の位置の方向を視線方向とした仮想視点VPyに基づき、車両5の像5pを含む補助画像APyを生成する。図22は、実施例4の補助画像APyの模式図である。補助画像APyには、車両5の像5pに加えて、車両5の右前方に存在する壁部Tr2の像である透過像Tt2が含まれる。
本実施例の携帯端末1は、当該補助画像APyを画像処理装置2から受信し、補助画像APyを表示部11に表示する。図23は、実施例4の補助画像APyが表示された携帯端末1の模式図である。そして、携帯端末1は、補助画像APyに重ねて、表示部11に車両5の操作に係る機能画像であるアイコン等(操作部12)を表示する。車両5の走行に係るアイコンは、例えば車両5の像5pに重ねて、各進行方向に対応する位置に配置される。
上記のように、本実施例の携帯端末1の表示部11は、車両5の周辺で壁部Tr2が検出された場合に、壁部Tr2の像を透過像Tt2として含む補助画像APyを表示する。この構成によれば、壁部Tr2による死角が解消され、車両5の周辺の視認性を高めることができる。したがって、車両5の遠隔操作における操作性を向上させることが可能である。さらに、遠隔操作時の安全性を向上させることができる。
<5−5.実施例5>
図24は、実施例5の車両遠隔操作システムRSの構成を示すブロック図である。実施例5の携帯端末1は、例えば制御部16に画像生成部164を備える。画像生成部164は、車両5の撮影部4で撮影された撮影画像を処理して車両5の周辺領域を示す合成画像を生成する。本実施例では、画像生成部164は、例えば記憶部17に記憶されたプログラムによってソフトウェア的に各種の画像処理を実現する。
携帯端末1は、通信部18を介して、画像生成部164による画像処理に必要な各種データを車両5から受信する。画像処理に必要なデータとしては、例えば車載カメラ41〜44によって撮影された撮影画像、車載カメラ41〜44の取り付け状態(取り付け位置、カメラ角度)、カメラ特性(撮影画像のサイズ、縮尺)、車両5の像5p及び透過像5tのデータなどが含まれる。車両5から受信したこれらのデータは、例えば記憶部17に記憶される。
画像生成部164は、車両5から受信した車載カメラ41〜44によって撮影された撮影画像に基づき、仮想視点から見た車両5の周辺領域を示す合成画像を生成する。さらに、画像生成部164は、当該合成画像に基づき、表示部11で表示するための表示用画像を生成する。画像生成部164は、合成画像として、俯瞰画像と、車内視点画像とを生成することが可能である。
携帯端末1による車両5の遠隔操作を行うとき、携帯端末1は、車両5との間で通信確立処理、遠隔操作確立処理を実施した後、画像生成部164による画像処理に必要な各種データを車両5から受信する。これらのデータは、例えば記憶部17に記憶される。その後、画像生成部164は、操作部12へのユーザーの操作入力に基づき、逐次車載カメラ41〜44によって撮影された撮影画像を車両5から受信し、合成画像を生成する。
<6.その他>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。また、上記の複数の実施形態、実施例及び変形例は可能な範囲で組み合わせて実施しても良い。
また、上記実施形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されていると説明したが、これらの機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路によって実現されても良い。また逆に、ハードウェア回路によって実現されるとした機能のうちの一部は、ソフトウェア的に実現されても良い。
1 携帯端末(車両遠隔操作装置)
2 画像処理装置
3 車両制御装置
4 撮影部
5 車両
5p 像
5t 透過像
11 表示部
12 操作部
16 制御部
17 記憶部
18 通信部
21 画像生成部
41、42、43、44 車載カメラ
163 信号生成部
164 画像生成部
APx 車内視点画像
APy 補助画像
CP1 俯瞰画像
RS 車両遠隔操作システム
Tr1 人(物体)
Tr2 壁部(物体)
Tt2 透過像

Claims (11)

  1. 表示部と、
    車両を操作するための操作部と、
    前記操作部に対する操作に基づく前記車両の操作信号を生成する信号生成部と、
    前記車両と通信を行う通信部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記車両に搭載された複数の車載カメラそれぞれで撮影された複数の撮影画像に基づき生成された、前記車両の内部の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た前記車両の外部の方向を視線方向とし、前記車両の像を透過像として含む車内視点画像を表示し、
    前記通信部は、前記操作信号を前記車両に送信する車両遠隔操作装置。
  2. 前記通信部は、前記車両において生成された前記車内視点画像を前記車両から受信する請求項1に記載の車両遠隔操作装置。
  3. 前記操作信号は、前記車内視点画像の前記視点位置及び前記視線方向の操作に係る信号を含む請求項1または請求項2に記載の車両遠隔操作装置。
  4. 前記表示部は、前記車両への他の物体の接近が検出された場合に、前記車内視点画像を表示する請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両遠隔操作装置。
  5. 前記表示部は、前記車両に接近する前記物体の位置の方向を視線方向とした前記車内視点画像を表示する請求項4に記載の車両遠隔操作装置。
  6. 前記表示部は、前記車両において衝撃が検出された場合に、前記車内視点画像を表示する請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両遠隔操作装置。
  7. 前記表示部は、前記車両において前記衝撃の位置が特定された場合に、当該衝撃の位置の方向を視線方向とした前記車内視点画像を表示する請求項6に記載の車両遠隔操作装置。
  8. 前記表示部は、前記車両の周辺で壁部が検出された場合に、前記壁部の像を透過像として含む補助画像を表示する請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両遠隔操作装置。
  9. 前記車内視点画像における前記車両の前記透過像は、前記車両を表す立体形状の辺である線の集合で構成したワイヤーフレーム像である請求項1から請求項8のいずれかに記載の車両遠隔操作装置。
  10. 前記車内視点画像における前記車両の前記透過像は、前記車両を表す立体形状の半透明像である請求項1から請求項8のいずれかに記載の車両遠隔操作装置。
  11. 車両に搭載された複数の車載カメラそれぞれで撮影された複数の撮影画像に基づいて、前記車両の内部の所定位置を視点位置とし、当該視点位置から見た前記車両の外部の方向を視線方向とし、前記車両の像を透過像として含む車内視点画像を生成する工程と、
    前記車内視点画像を車両遠隔操作装置に表示する工程と、
    前記車両遠隔操作装置で前記車両に対する操作を受け付ける工程と、
    前記操作に基づく前記車両の操作信号を生成する工程と、
    前記操作信号を前記車両遠隔操作装置から前記車両に送信する工程と、
    を含む車両遠隔操作方法。
JP2018048355A 2018-03-15 2018-03-15 車両遠隔操作装置及び車両遠隔操作方法 Pending JP2019156298A (ja)

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