JP7476288B2 - 集塵装置 - Google Patents
集塵装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7476288B2 JP7476288B2 JP2022195336A JP2022195336A JP7476288B2 JP 7476288 B2 JP7476288 B2 JP 7476288B2 JP 2022195336 A JP2022195336 A JP 2022195336A JP 2022195336 A JP2022195336 A JP 2022195336A JP 7476288 B2 JP7476288 B2 JP 7476288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- filter
- unit
- mesh
- mesh member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 title claims description 337
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 41
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 29
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 29
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
- 230000005283 ground state Effects 0.000 claims description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 38
- 238000011001 backwashing Methods 0.000 description 17
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 10
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 9
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 9
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 6
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 5
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003517 fume Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001112 coagulating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
- Y02A50/2351—Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
また、除塵部が停止している場合に網部材を接地することで、網部材が帯電した塵埃を安定して捕集することができる。一方で、除塵部が動作している場合に網部材の接地を解除することで、帯電した塵埃と網部材との間に生ずる電位差を不安定にして静電気力を弱めることができる。これにより、逆流した空気(圧縮空気)によって網部材に付着した塵埃を容易に払い落とすことができる。つまり、除塵部による除塵効果を向上させることができる。
さらに、集塵装置に備えられたフィルタユニットによれば、含塵空気中の帯電した塵埃を網部材によって大まかに捕集することができるため、網部材を通過した含塵空気中の塵埃を減少させることができる。これにより、濾過部材によって濾過すべき塵埃が少なくなるため、濾過部材の目詰りを抑制することができる。また、網部材上で捕集された塵埃同士が凝集して粗大化するため、含塵空気の連続吸引により網部材上で粗大化して堆積した塵埃が崩れて網部材を通過し、濾過部材の表面に付着したとしても、粗大化した塵埃は濾過部材の内側へ侵入し難い。このため、網部材が無い場合に比べて、濾過部材の目詰りを抑制することができる。
図1ないし図4を参照して、第1実施形態に係る集塵装置1について説明する。図1は集塵装置1を示す斜視図である。図2は集塵装置1の制御系統を示すブロック図である。図3はフィルタユニット26および除塵部12を示す断面図である。図4は、図3のIV-IV断面図である。
集塵装置1は、含塵空気中の塵埃をコロナ放電によって帯電させて捕集する装置である。例えば、集塵装置1は、プラズマ加工機やレーザ加工機による金属加工を行う工場内に設置されている。また、例えば、集塵装置1は、金属加工時に発生する金属ヒューム等の微細な塵埃を集塵する。なお、集塵装置1は、金属加工工場に限らず、塵埃が発生する場所に設置することができる。集塵装置1が集塵する塵埃は、金属ヒュームに限らず、帯電させて集塵可能な粒子であれば、その種類は問わない。
図2に示すように、帯電部10は、放電極と接地極とを含む荷電極13と、荷電極13に接続されている高圧電源14と、を備えている。高圧電源14が荷電極13(放電極と接地極との間)に数kV~数十kVの直流電圧を印加することで、放電極と接地極との間にコロナ放電が発生する。図1に示すように、帯電部10の上流側には、含塵空気を導入するための第1吸気ダクト15が接続されている。帯電部10の下流側には、集塵部11に連通する第2吸気ダクト16が接続されている。なお、安定してコロナ放電を発生させるために、荷電極13の接地極は接地(アース)されていることが望ましい。接地極は、直接、大地に接続されてもよいし、後述する集塵部11の筐体17が大地に接続されている場合には筐体17と電気的に接続されてもよい。
図1に示すように、集塵部11は、略直方体状の外観を構成する筐体17を備えている。筐体17には、内部空間を上下方向に二分割する金属製(例えば、ステンレス等)の仕切板18が設けられている。筐体17の内部空間は、仕切板18よって下方のダーティルームR1と上方のクリーンルームR2とに仕切られている。なお、図1では、クリーンルームR2の内部を示すために、筐体17の上部を仮想線(二点鎖線)で示している。
図1に示すように、3つの集塵フィルタ部24は、筐体17のダーティルームR1にて左右方向に並設されている。なお、3つの集塵フィルタ部24は同一構造であるため、以下、1つの集塵フィルタ部24について説明する。
図1に示すように、フィルタプレート25は、例えば、ステンレス等の金属材料で、前後方向に長い略矩形板状に形成されている。フィルタプレート25には、2つの差込穴25A(図3参照)が前後方向に並んで形成されている。フィルタプレート25の左右両端部は、下方に折曲した状態とされて一対のガイド片25Bを形成している。また、フィルタプレート25の前端部は、上方に折り曲げられることで当接片25Cを形成している。なお、フィルタプレート25の前側には、蝶ボルトB1(図3参照)を貫通させるための穴(図示せず)が形成されている。
図1、図3および図4に示すように、フィルタユニット26は、網部材30と、濾過部材31と、固定部材32と、取付部材33と、を備えている。網部材30は、含塵空気に含まれる帯電した塵埃を付着させる機能を有している。濾過部材31は、網部材30の内側に配置され、網部材30を通過した含塵空気に含まれる塵埃を濾過する機能を有している。固定部材32と取付部材33とは、網部材30と濾過部材31との両端面に取り付けられ、網部材30と濾過部材31とをユニット化する機能を有している。
図1および図3に示すように、網部材30は、上下方向(軸方向)に延びた略円筒状に形成されている。網部材30は、フィルタプレート25の差込穴25Aに挿入可能な外径に形成されている。網部材30は、上部から下部まで略同一直径に形成されている。網部材30は、例えば、耐腐食性に優れるステンレス(SUS304)等の金属製の金網である。なお、添付の図面では、網部材30の一部の網目を図示している。
図3および図4に示すように、濾過部材31は、上下方向(軸方向)に延びた略円筒状に形成されている。濾過部材31は、網部材30と軸方向に略同一の長さに形成され、且つ網部材30よりも小さな外径に形成されている。濾過部材31は、上部から下部まで略同一直径に形成されている。濾過部材31は、例えば、ポリプロピレンまたはポリエステル等の樹脂繊維から形成された不織布である。なお、濾過部材31は、静電気を保持させた樹脂繊維(いわゆるエレクトレット)で形成されてもよい。濾過部材31は、不織布に山折りと谷折りを繰り返して複数の折目をつけたプリーツ状に形成されている。濾過部材31の折目は、軸方向(上下方向)に延びている。
図1および図3に示すように、網部材30と濾過部材31との上端部(一端部)は、固定部材32に固定されている。固定部材32は、濾過部材31に塵埃を濾過された清浄空気を通過させる円形状の開口部34Aを有している。詳細には、固定部材32は、フランジ部34と、ベンチュリ管35と、を含んでいる。フランジ部34とベンチュリ管35とは一体に形成されている。
図3に示すように、網部材30と濾過部材31との下端部(他端部)は、取付部材33に固定されている。取付部材33は、プレート部36と、内部支持体37と、を有している。プレート部36と内部支持体37とは一体に形成されている。
次に、図3を参照して、集塵フィルタ部24の組立手順について説明する。集塵フィルタ部24は、2つのフィルタユニット26をフィルタプレート25に支持させることで構成される。
次に、図1および図3を参照して、集塵フィルタ部24を筐体17に取り付ける手順について説明する。なお、3つの集塵フィルタ部24の取付手順は同一であるため、以下、1つの集塵フィルタ部24の取付手順について説明する。
図1ないし図3に示すように、除塵部12は、ヘッダタンク41と、3つのブローチューブ42と、3つの電磁弁43と、を備えている。除塵部12は、フィルタユニット26に向かって圧縮空気を吹き付けてフィルタユニット26に捕集された塵埃を除塵する(以下、「逆洗」ともいう。)機能を有している。
次に、図1ないし図3を参照して、集塵装置1の集塵動作について説明する。
次に、図5を参照して、集塵装置1の除塵動作(逆洗動作)について説明する。図5はフィルタユニット26および除塵部12を示す断面図(逆洗時)である。
以上説明した第1実施形態に係るフィルタユニット26では、網部材30が上部から下部まで略同一直径となる円筒状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。図6に示すように、第1変形例に係るフィルタユニット26では、網部材38が、上下両端部(軸方向両端部)から中央部に向かって徐々に径方向外側に膨らむような形状となっている。したがって、網部材38と濾過部材31との隙間は、上下両側から中央に向かって徐々に大きく(広く)なるように形成されている。なお、本明細書において、網部材38や濾過部材31の「上下方向(軸方向)中央部」とは、厳密に中央であることを要求するものではなく、上下両端部(軸方向両端部)を除いた上下両端部の間に挟まれた中間領域を意味する。したがって、濾過部材31が径方向外側に膨らみ易い位置に対応して、網部材38で最大径となる位置を調整することもできる。例えば、第1実施形態に係るフィルタユニット26の濾過部材31であれば、フランジ部34と内部支持体37の接続アーム37A(接続帯37B)との間において網部材38が最大径となるように形成することが好ましい。
また、第1実施形態に係るフィルタユニット26では、濾過部材31の内側において、ベンチュリ管35と内部支持体37との間が空間になっているため、濾過部材31は、この空間に対応する位置で径方向外側に膨らみ易かった。そこで、図7に示すように、第2変形例に係るフィルタユニット26では、濾過部材31の膨らみ易い部分に、濾過部材31の外周面に巻き付けられるベルト31Bが設けられている。ベルト31Bは、例えば、ステンレス等の金属や合成樹脂等で形成されている。なお、図7では、濾過部材31およびベルト31Bを示すために、略半周分の網部材30を除去した状態を示している。
以上説明した第1実施形態に係る集塵装置1では、網部材30が、接地されていなかったが、接地されていてもよい。例えば、網部材30は、集塵装置1に備えられたアースに電気的に接続されていてもよい。具体的な接地方法としては、例えば、網部材30と仕切板18等の金属部分とを金属ワイヤ(図示せず)で繋いでもよい。また、例えば、網部材30をフィルタプレート25に金属製のボルトで固定してもよい。さらに、金属フィラー等の導電性物質を含む導電性材料をフランジ部34の裏面の凹みに塗布し、網部材30をフランジ部34の凹みに嵌合させてもよい。この場合、集塵フィルタ部24を組み立てると、導電性材料は、網部材30とフィルタプレート25に接触し、網部材30は、フィルタプレート25等を介してアースに接続される。なお、アースとは、集塵装置1全体の接地極の他、筐体17(の金属部分)、帯電部10に備えられた接地極等を指しており、網部材30はこれらの何れかに接続されていればよい。
以上説明した第1実施形態の第3変形例に係る集塵装置1では、網部材30が常に接地されていたが、本発明はこれに限定されない。図8および図9に示すように、第4変形例に係る集塵装置1は、除塵部12が停止している場合に網部材30とアースとを電気的に接続し、除塵部12が動作している場合に網部材30とアースとの接続を解除する接地制御部45を更に備えている。図8に示すように、接地制御部45は、固定部材32の開口部34Aに対向する位置に設けられた接地板46と、開口部34Aの内側に突き出すように設けられた回動板47と、を含んでいる。接地板46および回動板47は、それぞれ、例えば、ステンレス等の金属材料で略板状に形成されている。
図10ないし図14を参照して、第2実施形態に係る集塵装置2について説明する。図10は集塵装置2を示す斜視図である。図11は集塵装置2を示す側面図である。図12はフィルタユニット56を示す斜視図である。図13は、図12のXIII-XIII断面図である。図14はフィルタユニット56を示す断面図(逆洗時)である。なお、以下の説明では、第1実施形態(第1および第2変形例を含む。)に係る集塵装置1と同様の構成については同一の符号を付し、同様の説明は省略する。
集塵部50は、上下方向に長い略直方体状の筐体51を備えている。筐体51には、内部空間を前後方向に二分割する金属製の仕切板52が設けられている。仕切板52は、略垂直に立設された縦仕切板52Vと、縦仕切板52Vの上端部から上斜め後方に向かって傾斜した傾斜仕切板52Sと、を有している。筐体51の内部空間は、仕切板52よって後方のダーティルームR1と前方のクリーンルームR2とに仕切られている。なお、筐体51の前面には、クリーンルームR2を開放するためのフィルタ点検扉51Aが設けられている。また、図10および図11では、筐体51の内部を示すために、筐体51を仮想線(二点鎖線)で示している。
図12に示すように、フィルタユニット56は、全体として、前後に長く左右に扁平な略直方体状に形成されている。図12および図13に示すように、フィルタユニット56は、一対の網部材60と、一対の濾過部材61と、固定部材62と、取付部材63と、を備えている。
図12および図13に示すように、各々の網部材60は、板状に形成された金網である。図13に示すように、各々の濾過部材61は、側方から見て略長方形状に形成され、不織布に上下方向に延びた複数の折目61Aを付けたプリーツ状に形成されている。一対の濾過部材61は、空隙Gを挟んで対向するように配置されている。一対の網部材60は、一対の濾過部材61を挟んで対向するように配置されている。一対の濾過部材61(流通方向上流側に位置する折目61A)は、一対の網部材60の内側面(流通方向下流側)に隙間(数mm)を挟んで対向配置されている。
図12および図13に示すように、一対の網部材60と一対の濾過部材61との前端部(一端部)は、固定部材62に固定されている。図13に示すように、固定部材62の開口部64Aは、一対の濾過部材61の空隙Gに対応して形成されている。固定部材62は、フランジ部64と、棒状部65と、を含んでいる。
図12および図13に示すように、一対の網部材60と一対の濾過部材61との後端部(他端部)および上下両端部は、取付部材63に固定されている。詳細には、取付部材63は、左右一対の接合部材63Aで構成されている。接合部材63Aは、網部材60および濾過部材61の端部(前端部を除く。)を覆うように形成された合成樹脂製の枠体である。接合部材63Aは、側方から見て前方を開口したコ字(U字)状に形成されている。
図10および図11に示すように、除塵部12は、コンプレッサに接続されたヘッダタンク41と、ヘッダタンク41に2つの電磁弁43を介して接続された2つのブローチューブ42と、を備えている。
次に、フィルタユニット56を筐体51に取り付ける手順について説明する。なお、4つのフィルタユニット56の取付手順は同一であるため、以下、1つのフィルタユニット56の取付手順について説明する。
次に、図10ないし図13を参照して、集塵装置2の集塵動作について簡単に説明する。
次に、図14を参照して、集塵装置2の除塵動作(逆洗動作)について簡単に説明する。
なお、以上説明した第2実施形態に係るフィルタユニット56では、網部材60が板状の金網であったが、本発明はこれに限定されない。図15に示すように、網部材70は、濾過部材61の側面から上下両端部までを覆う箱状(略コ字(U字状)断面)に形成されていてもよい。つまり、網部材70の上下両側は、濾過部材61の上下両端面を覆うように折り曲げられている。また、網部材70の後側は、濾過部材61の後端面を覆うように折り曲げられている。この場合、一対の網部材70は、一対の濾過部材61の外側面、上下両端面および後端面に隙間を挟んで対向配置されている。
10 帯電部
11,50 集塵部
12 除塵部
26,56 フィルタユニット
30,60,70 網部材
31,61 濾過部材
32,62 固定部材
34A,64A 開口部
45 接地制御部
46 接地板
47 回動板
Claims (5)
- コロナ放電によって帯電した塵埃を含む含塵空気を流通させて塵埃を捕集するフィルタユニットを備えた集塵装置であって、
前記フィルタユニットに向かって圧縮空気を吹き付けて前記フィルタユニットに捕集された塵埃を除塵する除塵部と、
接地状態を切り替える接地制御部と、を備え、
前記フィルタユニットは、
前記集塵装置に備えられたアースに電気的に接続され、含塵空気に含まれる帯電した塵埃を付着させる網部材と、
前記網部材の流通方向下流側に接触または隙間を挟んで対向配置され、前記網部材を通過した含塵空気に含まれる塵埃を濾過する濾過部材と、を備え、
前記接地制御部は、前記除塵部が停止している場合に前記網部材と前記アースとを電気的に接続し、前記除塵部が動作している場合に前記網部材と前記アースとの接続を解除することを特徴とする集塵装置。 - 前記フィルタユニットは、前記濾過部材に固定されて前記濾過部材に塵埃を濾過された清浄空気を通過させる開口部を有する固定部材を更に備え、
前記接地制御部は、
前記開口部に対向する位置に設けられ、前記アースに電気的に接続されている接地板と、
前記開口部の内側に突き出すように設けられ、前記除塵部が停止している場合に前記フィルタユニットで塵埃を濾過された清浄空気に押し出されて一方に回転して前記接地板に接触し、前記除塵部が動作している場合に圧縮空気に押し出されて他方に回転して前記接地板から離間する回動板と、を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の集塵装置。 - 含塵空気を流通させながらコロナ放電によって含塵空気に含まれた塵埃を帯電させる帯電部と、
前記アースに電気的に接続された筐体を備えており、前記帯電部よりも流通方向下流側に設けられた前記フィルタユニットを前記筐体の内部に設けた集塵部と、を更に備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の集塵装置。 - 前記網部材は、導電性材料で形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の集塵装置。
- 前記網部材は、金属製の金網であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の集塵装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022195336A JP7476288B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-12-07 | 集塵装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018161371A JP7191594B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | フィルタユニットおよび集塵装置 |
JP2022195336A JP7476288B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-12-07 | 集塵装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018161371A Division JP7191594B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | フィルタユニットおよび集塵装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023016958A JP2023016958A (ja) | 2023-02-02 |
JP7476288B2 true JP7476288B2 (ja) | 2024-04-30 |
Family
ID=69666511
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018161371A Active JP7191594B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | フィルタユニットおよび集塵装置 |
JP2022195336A Active JP7476288B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-12-07 | 集塵装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018161371A Active JP7191594B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | フィルタユニットおよび集塵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7191594B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114570133B (zh) * | 2022-03-21 | 2022-11-22 | 中国矿业大学 | 一种带内锥双层滤筒的高效过滤清灰装置 |
CN114870524A (zh) * | 2022-05-18 | 2022-08-09 | 佛山市顺德区奥格威电器制造有限公司 | 一种基于自清洁功能设计的除尘设备 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160175850A1 (en) | 2014-12-23 | 2016-06-23 | Honeywell International Inc. | Electric field enhanced small particle filter |
JP2017029957A (ja) | 2015-08-05 | 2017-02-09 | アマノ株式会社 | 集塵フィルタユニット及び集塵装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4357151A (en) * | 1981-02-25 | 1982-11-02 | American Precision Industries Inc. | Electrostatically augmented cartridge type dust collector and method |
JPS59146051U (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-29 | キヤタピラ−三菱株式会社 | 微細粉塵除去装置 |
JP2569927Y2 (ja) * | 1991-12-27 | 1998-04-28 | アマノ株式会社 | パルスジェット式集塵機用フイルタ |
-
2018
- 2018-08-30 JP JP2018161371A patent/JP7191594B2/ja active Active
-
2022
- 2022-12-07 JP JP2022195336A patent/JP7476288B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160175850A1 (en) | 2014-12-23 | 2016-06-23 | Honeywell International Inc. | Electric field enhanced small particle filter |
JP2017029957A (ja) | 2015-08-05 | 2017-02-09 | アマノ株式会社 | 集塵フィルタユニット及び集塵装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020032365A (ja) | 2020-03-05 |
JP7191594B2 (ja) | 2022-12-19 |
JP2023016958A (ja) | 2023-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7476288B2 (ja) | 集塵装置 | |
JP3547447B2 (ja) | 真空掃除機およびそのためのフィルター組立体 | |
JP5108065B2 (ja) | フィルタ | |
US6913635B2 (en) | Dust collecting filter of vacuum cleaner and vacuum cleaner having the same | |
JP5768423B2 (ja) | 電気集塵装置 | |
JP2013503736A (ja) | 2段式静電フィルタのための円形集塵装置に関連する装置 | |
CN1502294A (zh) | 真空吸尘器用集尘过滤器及带有该过滤器的真空吸尘器 | |
JP2003211023A (ja) | 集塵エレメント | |
JP5012683B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2005052394A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH05161859A (ja) | 空気清浄装置 | |
JP7207906B2 (ja) | 帯電装置および集塵装置 | |
KR102021835B1 (ko) | 로봇 청소기 | |
KR20220025430A (ko) | 재생 가능한 정전 필터, 정전 필터 재생 시스템 및 정전 필터 재생 시스템을 구비한 공기 청정기 | |
JP2004251536A (ja) | 空気清浄器 | |
JP2660627B2 (ja) | 空気清浄装置 | |
JPH08257336A (ja) | 空気清浄装置 | |
JP2660626B2 (ja) | 空気清浄装置 | |
JP2007311285A (ja) | 空気清浄装置 | |
JPH04210263A (ja) | 空気清浄器 | |
JP2004136196A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2660632B2 (ja) | 空気清浄装置 | |
JPS6242648B2 (ja) | ||
CN213669816U (zh) | 一种除尘装置 | |
JP2007252577A (ja) | 電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7476288 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |