JP7476134B2 - 配送管理装置、及び配送管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、配送管理装置、及び配送管理プログラムに係り、特に、送り主の本人確認を行う配送管理装置、及び配送管理プログラムに関する。
荷主が荷受人に対して荷物の配送を希望する際に、配送サービスを利用することが広く行われている。荷主は、配送業者の営業所(又はコンビニエンスストアや宿泊施設等の荷物引受店)に配送を希望する物品を持ち込む。そして荷主は、配送伝票に必要事項(荷主と荷受人の氏名、住所、電話番号及び配送物品)を手書きで記入し、その配送伝票を配送物品に貼着して、荷物の配送を依頼する。
特許文献1に記載された配送管理システムによれば、配送伝票の必要事項を符号化、及び暗号化することによって、配送過程において荷主及び荷受人の個人情報が漏洩してしまうことを防止することができる。
特開2009-031969号公報
特許文献1に開示された技術によって、配送過程における個人情報の漏洩を防止することができるものの、そもそも、荷物の配送を依頼する者は、自らの身元を偽って荷物の配送を依頼することができるという課題があった。これにより、荷受人が荷物を受けとった際に送り主の真偽を確認することができないことに加えて、身元不明の送り主から、一方的に不審物が配送されてくる虞があった。すなわち、物品の配送システムを利用して他人に危害を加える行為を容易に実行することが可能であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、配送過程における個人情報の漏洩を防止するとともに、送り主の本人確認をすることができる配送管理装置、及び配送管理プログラムを提供することである。
前記課題は、本発明の配送管理装置によれば、物品の配送依頼を識別可能な配送識別情報を、配送を依頼する送り主が使用するユーザ端末に送信する識別情報送信手段と、前記送り主の個人情報と、前記送り主が希望する決済手段に関する決済情報とを含む送り主情報を登録するユーザ情報登録手段と、前記ユーザ端末から、配送先に関する配送先情報と、前記物品に関する物品情報からなる配送情報を取得する配送情報取得手段と、前記配送識別情報と前記送り主情報と前記配送情報とを対応付けて記憶する配送情報記憶手段と、前記決済情報に基づいて、前記送り主の本人確認を行う本人確認手段と、前記配送情報記憶手段に記憶された前記配送情報に基づいて、配送料金を算出する配送料金算出手段と、前記本人確認手段が前記送り主の本人確認に成功した場合、前記配送料金を、前記決済情報に基づいて決済する決済処理手段と、を備えることにより解決される。
上記構成によれば、物品の配送を依頼する送り主は、配送識別情報を配送物品に貼着することによって物品の配送を依頼することができるため、配送過程における個人情報の漏洩を防止することが可能となる。また、送り主が本人であることを、送り主が希望する決済情報(クレジットカードの発行会社に登録されたカード利用者情報)に基づいて確認することにより解決される。これにより、配送を依頼する際に必要となる決済情報に基づいて送り主の本人確認を行うため、例えば運転免許証、健康保険証等又はパスポート情報の入力や提示が不要となり、簡単に送り主の身元を確認することができる。
また、前記配送料金算出手段は、前記物品の配送距離に基づいて前記配送料金を算出すると好適である。これにより、物品の配送距離に応じて配送料金を設定することができ、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
また、前記識別情報送信手段は、前記配送識別情報を符号化した符号化識別情報を前記ユーザ端末に送信し、前記配送情報取得手段は、前記配送識別情報とともに前記配送情報を受信すると好適である。これにより、配送を依頼人は、QRコード(登録商標)を用いて物品の配送を依頼することができるため、配送依頼及び配送情報を容易に入力することが可能となる。
また、前記配送料金のうち、前記送り主が負担する送り主負担配送料金と、荷受人が負担する荷受人負担配送料金とを判定する決済管理手段を有し、前記ユーザ情報登録手段は、前記荷受人の個人情報と、前記荷受人が希望する決済手段に関する決済情報とを含む荷受人情報を登録し、前記配送料金算出手段は、前記決済管理手段による前記判定結果に基づいて、前記送り主が負担する前記送り主負担配送料金と、前記荷受人が負担する前記荷受人負担配送料金とを算出し、前記決済処理手段は、前記送り主負担配送料金を、前記送り主情報に含まれる前記決済情報に基づいて決済し、前記荷受人負担配送料金を、前記荷受人情報に含まれる前記決済情報に基づいて決済するすると好適である。これにより、送り主と荷受人との間で配送料金を適切に分担することが可能となり、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
また、営業所端末から前記物品の配送状況を受信する配送状況取得手段を有し、前記配送情報記憶手段は、前記配送識別情報と、前記配送情報と前記配送状況とを対応付けて記憶し、前記配送料金算出手段は、前記配送情報と、前記配送状況とに基づいて、前記配送料金を算出すると好適である。これにより、配送状況に応じた配送料金を設定することができ、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
また、前記配送状況は、前記物品の再配達に関する再配達情報を含み、前記配送料金算出手段は、前記再配達情報に基づいて、前記配送料金を算出すると好適である。これにより、再配達によって発生した費用を配送料金に反映させることが可能となり、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
また、前記配送状況は、前記物品を所定の場所に保管した期間に関する保管期間情報を含み、前記配送料金算出手段は、前記保管期間情報に基づいて、前記配送料金を算出すると好適である。これにより、物品の保管によって発生した費用を配送料金に反映させることが可能となり、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
前記課題は、本発明の配送管理プログラムによれば、物品の配送依頼を識別可能な配送識別情報を、配送を依頼する送り主が使用するユーザ端末に送信する識別情報送信手段、前記送り主の個人情報と、前記送り主が希望する決済手段に関する決済情報とを含む送り主情報を登録するユーザ情報登録手段、前記ユーザ端末から、配送先に関する配送先情報と、前記物品に関する物品情報からなる配送情報を取得する配送情報取得手段、前記決済情報に基づいて、前記送り主の本人確認を行う本人確認手段、前記配送識別情報と対応付けて記憶された前記配送情報に基づいて、配送料金を算出する配送料金算出手段、前記本人確認手段が前記送り主の本人確認に成功した場合、前記配送料金を、前記決済情報に基づいて決済する決済処理手段、としてコンピュータを機能させることにより解決される。
上記構成によれば、物品の配送を依頼する送り主は、配送識別情報を配送物品に貼着することによって物品の配送を依頼することができるため、配送過程における個人情報の漏洩を防止することが可能となる。また、送り主が本人であることを、送り主が希望する決済情報(クレジットカードの発行会社に登録されたカード利用者情報)に基づいて確認することにより解決される。これにより、配送を依頼する際に必要となる決済情報に基づいて送り主の本人確認を行うため、例えば運転免許証、健康保険証等又はパスポート情報の入力や提示が不要となり、簡単に送り主の身元を確認することができる。
本発明によれば、配送過程における個人情報の漏洩を防止するとともに、送り主の本人確認をすることができる。
配送管理システムの全体構成を示す図である。 配送管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 送り主情報データベースのデータ構成を示す図である。 配送管理データベースのデータ構成を示す図である。 配送料金テーブルのデータ構成を示す図である。 加算料金テーブルのデータ構成を示す図である。 配送管理サーバの機能構成を示す図である。 ユーザ端末の機能構成を示す図である。 営業所端末の機能構成を示す図である。 物品配送のシーケンスを示す図である。 配送依頼の入力画面を示す図である。 配送料金算出処理の流れを示す図である。 第二実施形態の配送管理サーバの機能構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態と呼ぶ。)に係る配送管理システム1(以下、本システム1と呼ぶ。)について図1から図12を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
<<実施形態の概要>>
まず、本システム1の概要を説明する。
本システム1は、物品の配送を希望する送り主が使用するユーザ端末3から配送情報を取得するとともに、配送業者の営業所端末4に対して配送情報を送信し、営業所端末4から配送状況を取得することにより、物品の配送管理を行うために用いられる。そして、個人情報が記載された伝票を用いることなく、配送情報を識別するための配送識別情報を物品に貼着して物品の配送が行われる。これにより、送り主及び荷受人の個人情報の漏洩を防止することができる。また、決済情報(クレジットカードの利用者情報)に基づいて送り主の本人確認を行うため、身元が不明の送り主から、一方的に不審物が配送されてくることを防止することができる。
図1は、本システム1の概要を示す図である。
本システム1は、配送業者が管理・運用する配送管理サーバ2と、送り主が使用するユーザ端末3と、配送業者の営業所の配送員等が使用する営業所端末4と、から構成される。そして、配送管理サーバ2、ユーザ端末3及び営業所端末4は、公衆が利用可能な広域電気通信回線(例えば、インターネット回線)を介して相互に通信可能に接続されている。なお、図1において単一のユーザ端末3が図示されているが、複数のユーザ端末3がインターネット回線に接続されていてもよい。同様に、複数の営業所端末4がインターネット回線に接続されていてもよい。
配送管理装置としての配送管理サーバ2は、物品の配送サービスを提供する配送業者が管理・運用するするサーバ装置である。配送管理サーバ2が有する機能を、複数のサーバ装置によって実現してもよい。
ユーザ端末3は、送り主が使用する情報通信端末である。具体的には、ユーザ端末3は、スマートフォン、タブレット端末、PDAやノートパソコンのような携帯端末であってもよいし、デスクトップPCであってもよい。
営業所端末4は、配送物品の集荷及び配送を行う営業所(又はコンビニエンスストアや宿泊施設等の荷物引受店)で使用される端末である。すなわち営業所端末4は、各営業所において物品の配送情報を取得するとともに、配送状況を入力するための端末である。営業所端末4は、タブレット端末、スマートフォン、PDA、ノートパソコンやデスクトップPCとすることもできる。
本実施形態において、営業所端末4は、営業所の配送を管理する管理者によって使用される端末と、配送員によって利用される携帯端末のいずれをも含むこととする。また、営業所には、配送物品を集積し、一時的に保管可能な集積所や保管所を含むこととする。
以下では、送り主が本システム1によって物品の配送を依頼し、物品が荷受人に配送される流れを説明する。
(1)送り主は、物品の配送依頼に先立ち、ユーザ端末3を操作して配送管理サーバ2に対して配送コードの発行を要求し、配送コードを受信する。配送コードとは、物品の配送依頼毎に発行される配送識別情報を二次元符号化し、QRコード(登録商標)に変換したものである。
(2)続いて送り主は、送り主の個人情報(氏名、住所、電話番号など)と、配送料金の決済を行うための決済情報(例えばクレジットカード番号など)からなる送り主情報を登録する。そして送り主は、荷受人に関する配送先情報と、配送物品に関する物品情報からなる配送情報をユーザ端末3に入力し、配送管理サーバ2に送信する。ここで送り主情報と配送情報は、配送管理サーバ2において、配送識別情報に対応付けて登録・管理される。
なお、送り主情報の登録と配送情報の入力は、同時に行ってもよいし、別々のタイミングで行ってもよい。すなわち、先に送り主情報を登録した後に配送情報を入力することができる。
(3)その後、配送管理サーバ2は、送り主の本人確認を行う。すなわち、送り主が決済手段として希望するクレジットカードの発行会社に対して、クレジットカードの利用者情報を照会し、ユーザ端末3から受信した送り主の個人情報と一致するか否かを判定する。ここで本人確認に失敗した場合、送り主の配送依頼を受け付けないこととしてもよい。
(4)続いて、配送管理サーバ2は、配送情報に基づいて、配送可否を判断する。すなわち、物品の配送に必要なリードタイムを推定し、配送希望日までに物品の配送が可能か否かを判定する。
(5)配送管理サーバ2は、物品の配送が可能と判定した場合に、配送情報に基づいて配送料金の算出を行い、送り主が使用するユーザ端末3に配送料金を通知する。配送料金の算出方法については後述する。
(6)配送料金の通知を受けた送り主は、上述した配送コード(QRコード)が印刷された配送票を物品に貼着し、最寄りの営業所に持ち込む。
(7)配送物品を受け取った営業所の配送員は、配送管理サーバ2から配送情報を取得する。具体的には、営業所端末4は、配送物品に貼着された配送コードを読み取って、配送情報を特定可能な配送識別番号を取得する。営業所端末4は配送管理サーバ2にアクセスし、配送識別番号に対応付けられた配送情報を取得する。
(8)配送員は、配送情報に基づいて配送物品を荷受人に配送し、配送が完了した旨の通知を配送管理サーバ2に送信する。
(9)配送完了の通知を受けた配送管理サーバ2は、最後に配送料金の決済処理を行う。送り主は、配送管理サーバ2にアクセスすることにより配送状況を照会して、配送が完了したことを確認することができる。
従来、送り主は、配送物品に個人情報を記載した配送伝票を貼着して配送依頼を行っていたため、配送過程において第三者に個人情報が漏洩してしまうという問題があった。これに対して本システム1では、個人情報が記載された配送伝票を物品に貼着しないため、個人情報の漏洩を防止することが可能となる。
また従来、送り主は自らの身元を偽って配送依頼を行うことができたため、荷受人は配送された荷物が真の送り主から配送された物品か否かを確認することができなかった。これに対して本システム1においては、決済情報に基づいて送り主の個人情報を照合することにより、送り主の本人確認を行うため、身元を偽って一方的に荷受人に物品が配送されることを防止することができる。
<<配送管理サーバ2のハードウェア構成について>>
図2は、配送管理サーバ2のハードウェア構成を示している。配送管理サーバ2は、同図に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM23と、入力部24と、表示部25と、通信インターフェース26と、記憶部27とを備えており、これらはデータバス等のバスラインを介して相互に接続されている。
CPU21は、ROM22及び記憶部27に記憶された各種のプログラムを実行するとともに、RAM23に格納された一時データに基づいて様々な情報処理や制御を行う。CPU21は、記憶部27に記憶された配送管理プログラム275に従って、後述する配送管理処理や配送料金算出処理を実行する。
ROM22は、配送管理サーバ2の主記憶装置に相当し、配送管理サーバ2の基本入出力プログラム等が格納された不揮発性メモリである。
RAM23は、プログラム格納領域とデータ格納領域とを有し、CPU21が処理を実行する上で必要なデータを一時的に記憶するための作業領域を形成する揮発性メモリである。本実施形態では、以下で説明する送り主情報、配送情報、配送料金テーブル273、加算料金テーブル274、配送管理プログラム275等が一時記憶される。
入力部24は、キーボードやマウスからなる入力デバイスであり、配送管理サーバ2を管理する管理者等の入力を受け付けることができる。
表示部25は、LCD(液晶ディスプレイ)からなる表示デバイスであり、配送管理サーバ2の保守・管理を行う際に利用することができる。
通信インターフェース26は、インターネット等の公衆の電気通信回線に接続され、複数のユーザ端末3や複数の営業所端末4と双方向でデータ通信を行う。
具体的には、通信インターフェース26は、ユーザ端末3から送り主情報及び配送情報を受信するとともに、ユーザ端末3に対して配送識別情報を符号化した配送コードを送信する。また通信インターフェース26は、営業所端末4に対して配送情報を送信することともに、配送状況(配送完了、再配達、又は一時保管中等の情報)を送信する。
記憶部27は、HDD(Hard Disc Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等からなる不揮発性の補助記憶装置である。そして記憶部27には、送り主情報データベース271と配送管理データベース272と配送料金テーブル273と加算料金テーブル274が格納されるとともに、後述する配送管理プログラム275等のアプリケーションプログラムが格納されている。
図3は、送り主情報データベース271のデータ構造の一例を示している。
図3に示すように、送り主情報データベース271は、ユーザIDと、パスワードと、個人情報として氏名、性別、生年月日、住所、電話番号と、決済情報として決済方法、カード番号、有効期限と、を含むレコードで構成される。
ユーザIDは、送り主を特定可能な情報であって、配送管理サーバ2によって発行される。パスワードは、送り主が配送管理サーバ2にアクセスする際にユーザ認証するために用いられる情報であり、所定の暗号化処理が施された状態で記憶されている。氏名、性別及び生年月日、住所及び電話番号は、それぞれ送り主の氏名、性別、生年月日、住所及び電話番号である。
決済方法及びカード番号は、送り主が配送料金の決済に使用するクレジットカード、又はデビットカード等を特定可能な情報である。そして有効期限は、クレジットカード、又はデビットカード等に有効期限の定めがある場合に、その有効期限を示す情報である。図3では単一の決済情報が示されているが、複数の決済情報の記憶領域を有していてもよい。
送り主情報データベース271は、後述する送り主情報登録部202によって送り主の情報が格納される。
図4は、配送情報記憶手段としての配送管理データベース272のデータ構造の一例を示している。
図4に示すように、配送管理データベース272は、配送識別情報と、ユーザIDと、配送情報として配送元住所、荷受人氏名、配送先住所、品名、配送希望日時と、配送料金と、配送状況として保管場所、保管期間、再配達とを含むレコードで構成される。
配送識別番号は、後述する配送コード発行部201によって配送依頼毎に発行され、配送依頼を特定可能な識別番号である。
ユーザIDは、配送料金の支払いを行う者を特定可能な情報であって、例えば送り主のユーザIDである。
配送元住所、荷受人氏名、配送先住所、品名、及び配送希望日時は、送り主によってユーザ端末3から入力された配送情報であって、配送元住所から配送先住所に対して、指定された品名の物品を配送希望日時に配送することを示している。
配送料金は、配送情報に基づいて後述する配送料金算出部206が算出した配送料金である。配送料金の算出方法については、図10を参照して後述する。
配送状況は、配送物品の配送状況を特定可能な情報である。配送状況とは、配送物品の保管場所を特定可能な情報と、保管期間を特定可能な情報と、再配達の回数とを含んでいる。
保管場所は、物品の配送が完了していない場合には物品がどの地点(営業所、集積所又は保管所等を含む)まで配送されたかを特定可能な情報であり、配送先まで物品の配送が完了した場合には配送が完了したことを示す情報が記憶される。
保管期間には、物品が配送されないまま所定の保管場所に仮置きの状態で保管された期間を特定可能な情報が記憶される。
そして、荷受人の不在によって物品を配送することができずに再配達が行われた場合には、その回数(再配達回数)が記憶される。
図5は、配送料金テーブル273のデータ構造の一例を示している。
図5に示すように、配送料金テーブル273は、配送業者が物品の集配等を行う複数の営業所のそれぞれについて、その営業所から他の営業所へ物品を配送する場合の配送料金を規定している。ここで配送料金テーブル273に記憶された配送料金は、各営業所間の配送距離に基づいて定められている。配送料金テーブル273は、配送物品のサイズ、重量、及び配送の条件に応じて、複数の配送料金表が予め用意されており、配送物品のサイズ、重量、及び条件に基づいて、一の配送料金表が選択され、参照される。
後述するように、配送料金算出部206は、配送料金テーブル273に基づく配送料金(これを基本配送料金と呼ぶ)と、図6を参照して後述する加算配送料金とに基づいて総合的な配送料金の算出を行う。
図6は、加算料金テーブル274のデータ構造の一例を示している。図6中の(a)は再配達に関する加算料金を、図6中の(b)は保管期間に関する加算料金を、図6中の(c)は特殊な配送サービスに関する加算料金を示している。
図6の(a)は、営業所の配送員が配送先の住所に配送に向かったものの、荷受人が不在であったため配送物品を営業所に持ち帰り、後日再び配送が必要になった回数(再配達回数)に対して予め定められた加算料金を示している。
図6の(b)は、配送物品が配送先に配送されることなく営業所(集積所、保管所を含む)において仮置きされた保管期間に対して予め定められた加算料金を示している。
そして図6の(c)は、特殊な配送サービス(例えば、短期間での配送を希望する「お急ぎ便」や、外国への配送を希望する「国際便」など)に対して予め定められた加算料金を示している。
CPU21は、記憶部27に格納された配送管理プログラム275をRAM23のプログラム格納領域にロードして実行する。これにより、ソフトウェアとしての配送管理プログラム275と上記のハードウェア機器(具体的には、CPU21、ROM22、RAM23、通信インターフェース26、及び記憶部27)とが協働して後述する配送管理処理や配送料金算出処理が実現される。
配送管理サーバ2と同様に、ユーザ端末3及び営業所端末4も、基本的なハードウェア構成としてCPU、ROM、RAM、入力部、表示部、通信インターフェース、及び記憶部から構成されている(不図示)。そしてユーザ端末3及び営業所端末4は、入力部としてタッチパネルや、QRコードを読み取るQRコードリーダ等の光学式読取器、又は撮影用のカメラ等を備える構成としてもよい。またユーザ端末3及び営業所端末4は、出力部としてプリンタを備える構成としてもよい。
<<配送管理サーバ2の機能構成について>>
次に、配送管理サーバ2の機能構成について説明する。
図7は配送管理サーバ2の機能構成を示している。配送管理サーバ2は、配送コード発行部201と、送り主情報登録部202と、配送情報取得部203と、本人確認部204と、配送可否判定部205と、配送料金算出部206と、決済部207と、配送状況取得部208と、を有する。
識別情報送信手段としての配送コード発行部201は、ユーザ端末3から電気通信回線を介して配送コードの発行要求を受信すると、配送依頼を識別可能な配送識別情報を発行する。そして配送コード発行部201は、配送識別情報をQRコードに符号化することによって配送コードを生成し、ユーザ端末3に送信する。識別情報を符号化することによって生成されたQRコードは、符号化識別情報に相当する。
なお、配送コード発行部201が配送コードを生成するとして説明したが、これに限定されない。配送コード発行部201は配送識別情報を発行し、該配送識別情報を符号化することなくユーザ端末3に送信する。この場合、ユーザ端末3が、受信した配送識別情報を符号化して配送コードを生成する。
ユーザ情報登録手段としての送り主情報登録部202は、ユーザ端末3から送り主情報を受信して、送り主情報データベース271に登録する。送り主情報の登録は、上述した配送コードの発行前に行ってもよいし、配送コードの発行後に行ってもよい。
上述したように、送り主情報は、送り主の個人情報と、送り主が配送料金の決済に使用する決済手段の情報を含んでいる。
配送情報取得手段としての配送情報取得部203は、ユーザ端末3から配送情報を受信して、配送識別情報、ユーザIDと対応付けて配送管理データベース272に登録する。
上述したように、配送情報は、配送元住所、荷受人氏名、配送先住所、配送物品の品名、及び配送希望日時を含んでいる。
本人確認手段としての本人確認部204は、送り主の本人確認を行う。より詳細に説明すると、本人確認部204は、送り主情報データベース271を参照して、登録済みの送り主の個人情報と決済情報を取得する。次に本人確認部204は、決済情報のクレジットカードの発行会社に対して、そのクレジットカードの利用者情報を照会する。そして、送り主の個人情報(少なくとも氏名、性別、生年月日を含む)と、クレジットカードの利用者情報(少なくとも氏名、性別、生年月日を含む)が一致するか否かを判定することによって、送り主の本人確認を行う。
配送可否判定部205は、配送管理データベース272を参照し、配送情報に基づいて、その配送依頼が実行可能か否かを判定する。より詳細には、配送可否判定部205は、配送元と配送先との位置関係から、配送に要するリードタイム(配送所要時間、すなわち配送依頼物品の配送に必要な日数及び時間)を推定する。配送に要するリードタイムは、過去の配送実績等に基づいて予め定められた配送所要時間を、複数の配送拠点間の組み合わせについて格納した配送所要時間テーブルを参照することによって推定する。そして配送可否判定部205は、現在時刻にリードタイムを加算することによって得られる配送予定日時が配送希望日時よりも前であれば、配送可と判定し、配送予想日時が配送希望日時以後である場合には配送不可と判定する。
配送可否判定部205は、送り主が希望する決済方法によって決済が可能か否かを、外部のクレジットカード会社に照会する(信用照会する)ことによって配送依頼が実行可能か否かを判定してもよい。
配送料金算出手段としての配送料金算出部206は、配送管理データベース272を参照し、配送情報及び配送状況に基づいて、基本配送料金と加算配送料金をそれぞれ決定し、これらを加算することによって配送料金の算出を行う。
基本配送料金とは、配送元の住所に対応する営業所から、配送先の住所に対応する営業所へ物品を配送するために要する配送料金であって、予め配送料金テーブル273に記憶された料金である。ここで配送料金テーブル273には、営業所間の配送距離に基づいた料金が格納されている。これにより、配送料金算出部206は、配送物品の配送距離に基づいて配送料金を算出することとなるため、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
加算配送料金とは、基本配送料金に対して上乗せして徴収される料金である。具体的には、加算配送料金は、配送物品の再配達によって生じる再配達加算料金と、配送物品を集積所や保管所に留め置くことによって生じる保管加算料金と、特殊な配送サービス(例えば、お急ぎ便、又は国際便)を受けることによって生じる特別料金からなる。配送料金算出部206は、配送管理データベース272に格納された再配達情報に基づいて、配送料金を算出する。これにより、再配達によって発生した費用を配送料金に反映させることが可能となり、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
また、配送料金算出部206は、配送管理データベース272に格納された保管期間(保管期間情報)に基づいて、配送料金を算出する。これにより、配送物品の保管によって発生した費用を配送料金に反映させることが可能となり、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
決済処理手段としての決済部207は、送り主が希望する決済手段、すなわち送り主情報データベース271に格納された決済情報に基づいて配送料金の決済を行う。
配送状況取得手段としての配送状況取得部208は、営業所端末4から物品の配送状況を受信し、該配送状況を、配送管理データベース272に格納する。
<<ユーザ端末3の機能構成について>>
次に、ユーザ端末3の機能構成について説明する。
図8は、ユーザ端末3の機能構成を示している。ユーザ端末3は、配送コード取得部301と、送り主情報入力部302と、配送情報送信部303と、配送状況取得部304と、を有する。
配送コード取得部301は、配送管理サーバ2の配送コード発行部201が送信する配送コードを受信することによって、配送コードを取得する。配送コードは、QRコードの画像データとして受信することができる。配送コード取得部301は、受信したQRコードを復号化することによって、配送コードから配送識別情報を取得する。
送り主情報入力部302は、送り主の個人情報及び決済情報からなる送り主情報の入力を受け付けるとともに、入力された送り主情報を配送管理サーバ2へ送信する。また、送り主情報入力部302は、配送管理サーバ2から、送り主を識別可能なユーザIDを受信する。
配送情報送信部303は、配送先情報と物品情報からなる配送情報の入力を受け付ける。そして配送情報送信部303は、入力された配送情報を、配送コード取得部301が取得した配送識別情報と、送り主情報入力部302が取得したユーザIDと対応付けて配送管理サーバ2に送信する。
配送状況取得部304は、配送管理サーバ2に対して配送識別情報を送信し、該配送識別情報に対応する配送物品の配送状況を、配送管理サーバ2から取得する。取得した配送状況は、ユーザ端末3の表示部に表示される。これにより、送り主は、配送依頼した物品の配送状況を確認することができる。
<<営業所端末4の機能構成について>>
次に、営業所端末4の機能構成について説明する。
図9は、営業所端末4の機能構成を示している。営業所端末4は、配送情報取得部401と、配送状況通知部402と、配送物品検出部403と、を有する。
配送情報取得部401は、配送管理サーバ2が送信する配送情報を受信することによって配送情報を取得する。
配送状況通知部402は、営業所の配送員による配送状況の入力を受け付けるとともに、入力された配送状況を、配送管理サーバ2に対して送信する。
配送物品検出部403は、送り主によって持ち込まれた配送物品の検出を行う。具体的には配送物品検出部403は、送り主によって持ち込まれた配送物品の寸法及び重量を検出する。これにより、営業所の配送員は、持ち込まれた配送物品の適否を判断することが可能となる。
<<配送管理処理のシーケンス>>
次に、配送管理サーバ2と、ユーザ端末3と、営業所端末4との間で行われる配送管理処理と、物品配送の流れについて、図10、図11、及び図12を参照して説明する。
図10は、配送管理処理のシーケンスを示している。
まずユーザ端末3のCPUは、送り主によって配送コードを要求する操作が行われたか否かを判定する(ステップS11)。配送コードを要求する操作が行われていないと判定された場合(ステップS11:No)、ユーザ端末3のCPUは、配送コードを要求する操作が行われるまで待機する。
一方、配送コードを要求する操作が行われたと判定された場合(ステップS11:Yes)、ユーザ端末3のCPUは、配送管理サーバ2に対して、配送コードを要求する(ステップS12)。
配送管理サーバ2のCPU21は、配送コードの要求を受信すると、配送コードを生成する(ステップS13)。すなわち、CPU21は、配送識別情報を発行し、該配送識別情報を符号化してQRコードの形式にした配送コードを生成する。そしてCPU21は、生成した配送コードを、ユーザ端末3に送信する(ステップS14)。
ユーザ端末3のCPUは、配送コードを受信すると、QRコードを復号化して配送識別情報を取得する。
続いてユーザ端末3のCPUは、送り主情報が入力されたか否かを判定する(ステップS15)。すなわち、ユーザ端末3のCPUは、ユーザ端末3の表示部に配送依頼の入力画面を表示させて、送り主の個人情報と決済情報の入力を受け付ける。
ここで図11の(a)は、配送依頼画面であって、送り主の個人情報の入力が可能な「個人情報」のタブが選択された状態を示している。図11の(a)に示すように、氏名、性別、生年月日、住所、及び電話番号からなる送り主の個人情報の入力欄とともに「登録」ボタンが配設されている。ユーザ端末3のCPUは、個人情報が入力されて「登録」ボタンが押下されたか否かを判定する。
また、図11の(b)は、配送依頼画面であって、送り主が希望する決済手段に関する情報(決済情報)の入力が可能な「決済情報」のタブが選択された状態を示している。図11の(b)に示すように、配送料金の決済において利用することを希望する決済手段を入力することができる。ここで決済情報として、1つのみ登録してもよいが、複数の決済方法を予め登録することも可能である。これにより、配送依頼を行う際に、予め登録された決済方法の中から希望する決済方法を選択するだけで決済方法を指定することができるとともに、例えば、複数の決済方法を配送依頼の内容に応じて使い分けることが可能となる。
送り主情報が入力されてないと判定された場合(ステップS15:No)、ユーザ端末3のCPUは、送り主情報が入力されるまで待機する。
一方、送り主情報が入力されたと判定された場合(ステップS15:Yes)、配送情報が入力されたか否かを判定する(ステップS16)。すなわち、ユーザ端末3のCPUは、ユーザ端末3の表示部に配送依頼の入力画面を表示させて、配送情報の入力を受け付ける。
図11の(c)は、配送依頼画面であって、配送情報の入力が可能な「配送依頼」のタブが選択された状態を示している。図11の(c)に示すように、荷受人の氏名、住所、電話番号、配送希望日及び配送希望時間帯からなる配送先情報と、品名からなる配送物品情報の入力欄とともに「登録」ボタンが配設されている。ユーザ端末3のCPUは、配送先情報と配送物品情報が入力されて「登録」ボタンが押下されたか否かを判定する。
配送情報が入力されていないと判定された場合(ステップS16:No)、ユーザ端末3のCPUは、配送情報が入力されるまで待機する。
一方、配送情報が入力されたと判定された場合(ステップS16:Yes)、ユーザ端末3のCPUは、送り主情報及び配送情報を、配送識別情報とともに配送管理サーバ2に向けて送信する(ステップS17)。
配送管理サーバ2のCPU21は、送り主情報に基づいて、送り主の本人確認を行う(ステップS18)。詳細に説明すると、CPU21は、ステップS17において取得した決済情報に基づいて、通信インターフェース26を介してクレジットカード発行会社に対して、クレジットカード利用者の照会を行う。そしてCPU21は、送り主の氏名、性別、生年月日とクレジットカード利用者の氏名、性別、生年月日を照合することによって、送り主の本人確認を行う。ここで送り主の本人確認に失敗した場合、ユーザ端末3に対して、送り主の本人確認をすることができない旨の通知を行い、配送依頼を受け付けないこととしてもよい。
次にCPU21は、配送情報に基づいて配送可否の判定を行う(ステップS19)。詳細には、配送情報に基づいて物品の配送に要するリードタイムを推定し、配送希望日時までに物品の配送が可能か否かを判定する。配送が可能であると判定された場合、CPU21は、配送情報を配送管理データベース272に登録する(ステップS20)。
ここで、CPU21は、送り主が希望する決済方法によって決済が可能か否かを、外部のクレジットカード会社に照会する(信用照会する)ことによって、配送の可否を判定してもよい。
続いてCPU21は、配送情報に基づいて配送料金を算出する(ステップS21)。配送料金の算出方法については、図12を参照して後述する。配送料金を算出すると、CPU21は、ユーザ端末3に対して配送料金を通知する(ステップS22)。
送り主は、ユーザ端末3の表示部を介して配送料金を確認すると、ステップS11で受信した配送コードを印字装置から出力し、配送物品に貼着する。そして送り主は、配送コードが貼着された配送物品を、最寄りの配送業者の営業所(又はコンビニエンスストア等の荷物引受店)に持ち込む。ここで配送コードには、上述したように個人情報は記載されていない。よって、第三者が配送情報を知ることはできず、送り主及び荷受人の個人情報の漏洩が防止される。
営業所端末4のCPUは、配送物品が持ち込まれたか否かを判定する(ステップS23)。詳細には、営業所の店員は、QRコードリーダを用いて配送物品に貼着された符号コードを読み取り、QRコードを復号化することによって配送識別情報を取得する。営業所端末4のCPUは、配送識別情報の入力があったか否かを判定することによって、配送物品が持ち込まれたか否かを判定する。配送物品が持ち込まれていないと判定された場合(ステップS23:No)、営業所端末4のCPUは、配送物品が持ち込まれるまで待機する。
一方、配送物品が持ち込まれたと判定された場合(ステップS23:Yes)、営業所端末4のCPUは、配送識別情報とともに、営業所を特定可能な情報を配送管理サーバ2に送信することによって配送状況通知を行う(ステップS24)。
配送管理サーバ2のCPU21は、営業所端末4から受信した配送状況を、配送管理データベース272に登録する(ステップS25)。すなわち配送管理データベース272に、配送物品が配送業者の営業所に持ち込まれた事実が登録される。するとCPU21は、営業所端末4に対して、配送情報を通知する(ステップS26)
続いて営業所端末4のCPUは、配送状況が入力されたか否かを判定する(ステップS27)。ここで配送状況の入力とは、配送物品が、他の営業所、集積所、保管所又は荷受人に配送されたこと、等を示す情報である。また、荷受人の不在により再配達が必要となった場合にも、配送員によって配送状況が入力される。配送状況が入力されていないと判定された場合(ステップS27:No)、営業所端末4のCPUは、配送状況が入力されるまで待機する。
一方、配送状況が入力されたと判定された場合(ステップS27:Yes)、営業所端末4のCPUは、配送管理サーバ2に対して配送状況を通知する(ステップS28)。
配送管理サーバ2のCPU21は、営業所端末4から受信した配送状況を、配送管理データベース272に登録する(ステップS29)。配送状況が登録されると、CPU21は、配送料金を再び算出する(ステップS30)。すなわち、配送状況の変化(再配達回数や保管期間の増加)が配送料金に反映される。これにより、配送状況に応じて適切な配送料金を設定することが可能となり、配送料金の設定に関する公平性を高めることができる。配送料金の算出方法については、図12を参照して後述する。
次にCPU21は、配送が完了したか否かを判定する(ステップS30)。すなわち、物品が荷受人に配送されたことを示す情報が配送管理データベース272に格納されたか否かを判定する。配送が完了してないと判定された場合(ステップS30:No)、CPU21は、さらに配送状況が通知されるまで待機する。
一方、配送が完了したと判定された場合(ステップS30:Yes)、CPU21は、決済を行う(ステップS31)。すなわち、配送依頼人によって予め指定した決済方法による決済が行われる。そしてCPU21は、決済が行われたことをユーザ端末3に対して通知する(ステップS32)。
次に、ステップS21及びステップS30の配送料金算出処理について、図12を参照して説明する。
図12は、配送管理サーバ2のCPU21によって実行される配送料金算出処理の流れを示している。
図12に示すように、CPU21は、最初に基本配送料金の決定を行う(ステップS41)。詳細には、CPU21は、配送物品のサイズ及び重量に基づいて、予め用意された複数の配送料金テーブル273から、一の配送料金テーブル273を選択する。そしてCPU21は、配送情報の配送元住所に対応する営業所と、配送先住所に対応する営業所とに基づいて、配送料金テーブル273を参照して、基本配送料金を決定する。
次にCPU21は、再配達料金を決定する(ステップS42)。具体的には、CPU21は、配送管理データベース272を参照して再配達の回数を取得し、図6中の(a)に示す再配達加算料金を決定する。同様に、CPU21は、図6中の(b)、及び(c)を参照して保管加算料金及び特別料金を決定する。
最後に、CPU21は、ステップS41で決定した基本配送料金に対して、ステップS42からステップS44で決定した加算料金を加算することによって配送料金を算出する(ステップS45)。複数の配送物品について配送料金を算出する場合、CPU21は、ステップS41からステップS45を繰り返し実行する。
以上のような手順によって物品の配送処理が実行されることで、配送過程における個人情報の漏洩を防止するとともに、送り主の本人確認を行うことが可能となる。
また、物品の配送距離及び配送状況(再配達及び保管期間)に応じた配送料金を設定することができるために、配送料金の設定に関する公平性を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において各種の変形を行うことが可能である。
(1)例えば上述した本実施形態では、送り主の本人確認は、配送情報の入力後に行われることとして説明したが、これに限定されず、荷受人が配送物品を受け取るまでに行われればよい。例えば、営業所の配送員が荷受人に対して配送物を配送する前に配送管理サーバ2に送り主の本人確認を依頼し、送り主の本人確認に成功した場合に配送物品を配送し、配送料金を決済することとしてもよい。
(2)また、上述した実施形態では、配送管理サーバ2によって送り主の本人確認が行われた後に配送可否の判定を行うこととして説明したが、配送可否の判定を行うタイミングは、これに限定されない。すなわち、送り主が営業所に配送物品を持ち込んだ際に配送可否の判定を行うこととしてもよい。
この場合、営業所端末4の配送物品検出部403が配送物品のサイズ、又は重量を検出し、検出結果を配送管理サーバ2に送信する。そして配送管理サーバ2のCPU21は、配送管理データベース272の物品情報を参照し、検出結果と比較することによって配送可否を判定してもよい。
(3)また、営業所端末4の配送物品検出部403は、配送物品の内容物を検査するX線検査装置であってもよい。
この場合、営業所端末4の配送物品検出部403は、配送物品のX線画像を取得し、取得したX線画像を配送管理サーバ2に送信する。そして配送管理サーバ2のCPU21は、受信したX線画像に対して画像認識処理を行い、配送物の推定を行う。続いてCPU21は、配送管理データベース272の物品情報を参照して、推定された配送物品と比較することによって配送可否を判定してもよい。
(4)また、配送可否の判定基準は、配送地によって異なることとしてもよい。すなわち、配送地によって配送可と判定される配送物品と、配送不可と判定される配送物品があってもよい。
この場合、配送管理サーバ2は、予め配送地について配送不可と判定される配送物品のリストを記憶部27に格納している。そして、配送可否判定部205は、配送管理データベース272の物品情報を参照し、上述したリストと照合することによって配送可否の判定を行うことができる。
(5)また、上述した実施形態では、送り主が予め入力した配送情報に基づいて配送を行うこととして説明したが、配送情報を後に修正することができてもよい。
配送管理サーバ2は、配送情報が修正された際には、再度、配送可否の判定と配送料金の算出を行う。これにより、修正された配送情報について、適正に配送可否の判定と配送料金の算出を行うことができるため、料金設定の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
<<第二実施形態に係る配送管理サーバについて>>
次に、本発明の第二実施形態に係る配送管理サーバ2Aについて、図13を参照して説明する。
図13は、第二実施形態における配送管理サーバ2Aの機能構成を示している。配送管理サーバ2Aは、配送コード発行部201と、ユーザ情報登録部202Aと、配送情報取得部203と、本人確認部204と、配送可否判定部205と、配送料金算出部206Aと、決済部207Aと、配送状況取得部208と、決済管理部209Aと、を有する。
第二実施形態の配送管理サーバ2Aは、図7に示す配送管理サーバ2の送り主情報登録部202をユーザ情報登録部202Aに変更し、配送料金算出部206を配送料金算出部206Aに変更し、決済部207を決済部207Aに変更し、決済管理部209Aを追加したものである。その他の構成は第一実施形態の配送管理サーバ2と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明を行う。
第二実施形態におけるユーザ情報登録部202Aは、送り主情報を登録する機能に加えて、荷受人情報を登録する機能を有する。ここで荷受人情報とは、荷受人の個人情報(氏名、住所、電話番号など)と、荷受人が配送料金の決済を行うために利用する決済情報(例えばクレジットカード番号など)とを含む情報である。荷受人情報は、送り主情報データベース271と同一のデータ構造を有するユーザ情報データベース271A(不図示)に格納される。
決済管理手段としての決済管理部209Aは、配送料金のうち、送り主が負担する送り主負担配送料金と、荷受人が負担する荷受人配送料金とを判定する。具体的には、決済管理部209Aは、送り主が物品の配送を依頼した段階で発生した料金を送り主負担配送料金と判定する一方で、荷受人の都合によって発生した料金を荷受人負担配送料金と判定する。より詳細には、ユーザ端末3から送信された配送情報に基づいて算出される配送料金(図10のステップS21)を、送り主負担の配送料金と判定する。これに対して、荷受人の都合によって配送先が変更となった場合、又は再配達料金や保管料金が発生した場合(図10のステップS30)には、これを受取人負担の配送料金と判定する。決済管理部209Aは、追加で発生する配送料金を荷受人の負担とすることについて、送り主及び荷受人の一方又は双方が確認したことを条件として、追加の配送料金を荷受人負担配送料金と判定してもよい。すなわち、送り主、又は荷受人が使用するユーザ端末3を介して、荷受人が配送料金を負担することを確認する操作が入力された場合に、追加の配送料金を荷受人負担配送料金と判定してもよい。
第二実施形態における配送料金算出部206Aは、決済管理部209Aによる判定結果に基づいて、送り主が負担する送り主負担配送料金と、荷受人が負担する荷受人負担配送料金を算出する。そして配送料金算出部206Aは、図4に示す配送管理データベース272に、送り主負担の配送料金と荷受人負担の配送料金を、それぞれ送り主のユーザIDと荷受人のユーザIDに対応付けて格納する。
そして決済部207Aは、ユーザ情報データベース271Aを参照して、送り主負担配送料金を、送り主情報に含まれる決済情報に基づいて決済し、荷受人負担配送料金を、荷受人情報に含まれる決済情報に基づいて決済する。これにより、送り主と荷受人との間で配送料金を適切に分担することが可能となり、配送料金の設定に関する公平性を高めることが可能となる。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読取可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
1 配送管理システム
2、2A 配送管理サーバ(配送管理装置)
3 ユーザ端末
4 営業所端末
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 入力部
25 表示部
26 通信インターフェース
27 記憶部
201 配送コード発行部(識別情報送信手段)
202 送り主情報登録部(ユーザ情報登録手段)
202A ユーザ情報登録部(ユーザ情報登録手段)
203 配送情報取得部(配送情報取得手段)
204 本人確認部(本人確認手段)
205 配送可否判定部
206、206A 配送料金算出部(配送料金算出手段)
207、207A 決済部(決済処理手段)
208 配送状況取得部(配送状況取得手段)
209A 決済管理部(決済管理手段)
271 送り主情報データベース
271A ユーザ情報データベース
272 配送管理データベース(配送情報記憶手段)
273 配送料金テーブル
274 加算料金テーブル
275 配送管理プログラム
301 配送コード取得部
302 送り主情報入力部
303 配送情報送信部
304 配送状況取得部
401 配送情報取得部
402 配送状況通知部
403 配送物品検出部

Claims (8)

  1. 物品の配送依頼を識別可能な配送識別情報を、配送を依頼する送り主が使用するユーザ端末に送信する識別情報送信手段と、
    前記送り主の個人情報と、前記送り主が希望する決済手段に関する決済情報とを含む送り主情報を登録するユーザ情報登録手段と、
    前記ユーザ端末から、配送先に関する配送先情報と、前記物品に関する物品情報からなる配送情報を取得する配送情報取得手段と、
    前記配送識別情報と前記送り主情報と前記配送情報とを対応付けて記憶する配送情報記憶手段と、
    前記決済情報に基づいて、前記送り主の本人確認を行う本人確認手段と、
    前記配送情報記憶手段に記憶された前記配送情報に基づいて、配送料金を算出する配送料金算出手段と、
    前記本人確認手段が前記送り主の本人確認に成功した場合、前記配送料金を、前記決済情報に基づいて決済する決済処理手段と、
    を備えることを特徴とする配送管理装置。
  2. 前記配送料金算出手段は、前記物品の配送距離に基づいて前記配送料金を算出することを特徴とする請求項1に記載の配送管理装置。
  3. 前記識別情報送信手段は、前記配送識別情報を符号化した符号化識別情報を前記ユーザ端末に送信し、
    前記配送情報取得手段は、前記配送識別情報とともに前記配送情報を受信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配送管理装置。
  4. 前記配送料金のうち、前記送り主が負担する送り主負担配送料金と、荷受人が負担する荷受人負担配送料金とを判定する決済管理手段を有し、
    前記ユーザ情報登録手段は、前記荷受人の個人情報と、前記荷受人が希望する決済手段に関する決済情報とを含む荷受人情報を登録し、
    前記配送料金算出手段は、前記決済管理手段による前記判定結果に基づいて、前記送り主が負担する前記送り主負担配送料金と、前記荷受人が負担する前記荷受人負担配送料金とを算出し、
    前記決済処理手段は、前記送り主負担配送料金を、前記送り主情報に含まれる前記決済情報に基づいて決済し、前記荷受人負担配送料金を、前記荷受人情報に含まれる前記決済情報に基づいて決済することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の配送管理装置。
  5. 営業所端末から前記物品の配送状況を受信する配送状況取得手段を有し、
    前記配送情報記憶手段は、前記配送識別情報と、前記配送情報と前記配送状況とを対応付けて記憶し、
    前記配送料金算出手段は、前記配送情報と、前記配送状況とに基づいて、前記配送料金を算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の配送管理装置。
  6. 前記配送状況は、前記物品の再配達に関する再配達情報を含み、
    前記配送料金算出手段は、前記再配達情報に基づいて、前記配送料金を算出することを特徴とする請求項5に記載の配送管理装置。
  7. 前記配送状況は、前記物品を所定の場所に保管した期間に関する保管期間情報を含み、
    前記配送料金算出手段は、前記保管期間情報に基づいて、前記配送料金を算出することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の配送管理装置。
  8. 物品の配送依頼を識別可能な配送識別情報を、配送を依頼する送り主が使用するユーザ端末に送信する識別情報送信手段、
    前記送り主の個人情報と、前記送り主が希望する決済手段に関する決済情報とを含む送り主情報を登録するユーザ情報登録手段、
    前記ユーザ端末から、配送先に関する配送先情報と、前記物品に関する物品情報からなる配送情報を取得する配送情報取得手段、
    前記決済情報に基づいて、前記送り主の本人確認を行う本人確認手段、
    前記配送識別情報と対応付けて記憶された前記配送情報に基づいて、配送料金を算出する配送料金算出手段、
    前記本人確認手段が前記送り主の本人確認に成功した場合、前記配送料金を、前記決済情報に基づいて決済する決済処理手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とする配送管理プログラム。
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