JP2003296412A - 郵便システム、方法及び装置 - Google Patents

郵便システム、方法及び装置

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JP2003296412A
JP2003296412A JP2002100514A JP2002100514A JP2003296412A JP 2003296412 A JP2003296412 A JP 2003296412A JP 2002100514 A JP2002100514 A JP 2002100514A JP 2002100514 A JP2002100514 A JP 2002100514A JP 2003296412 A JP2003296412 A JP 2003296412A
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憲一 平松
Sunao Wada
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明 戸島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差出人不明の不審な郵便物が配送されること
を阻止し、受取人に安心感を与える。 【解決手段】 郵便局員が差出人Sから郵便物mを受け
付ける際に、差出人Sから提示された身分証明書の差出
人特定情報Dsと、郵便物mの差出人情報とを比較照合
し、整合していれば、差出人特定情報発行部11に差出
人情報等を入力すると、この入力内容を含む差出人確認
情報を表す二次元コードが当該郵便物mに付与される。
この郵便物mは、配達局30に転送されて配達局30の
郵便局員により配達される。これにより、郵便物mを受
取人に配達する際に、受取人Rの要求により、配達員P
が差出人情報取得装置31を操作し、差出人情報取得装
置31が郵便物mから読取った差出人確認情報を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物からその差
出人の身元を特定する郵便システム、方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、葉書や封書などの形態で文書
を相手先(以下、受取人という)に配達する制度として
郵便システムが広く用いられている。
【0003】係る郵便システムにおいては、例えば封書
の場合、差出しの際に、差出人と受取人の両者の住所、
氏名及び郵便番号が明記されて料金分の切手が貼付けら
れた封書が郵便ポストに投函される。しかる後、この封
書は、管轄の郵便局に集配され、幾つかの郵便局を介し
て受取人に配達される。
【0004】これは、郵便システムのうちの標準的な例
を示している。一方、非標準的な例として、差出人が自
己の住所と名前等を書き忘れた場合でも、受取人の住所
と名前が封書に明記されていれば、封書が受取人に配達
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような郵便システムでは、差出人不明の郵便物であって
も受取人に配達されてしまうので、受取人に不安感を与
える場合がある。
【0006】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、差出人不明の不審な郵便物が配送されることを阻止
でき、受取人に安心感を与え得る郵便システム、方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、郵便物を
受取人に配達する際に、前記受取人の要求により、前記
郵便物の差出人の正当性を確認するための郵便システム
であって、前記差出人から郵便物が差し出され、前記差
出人の住所・名前情報が入力されたとき、この住所・名
前情報と日時情報とを含む差出人確認情報を生成し、得
られた差出人確認情報を暗号化し且つコード化して得ら
れたコードパターンを当該郵便物に付与するコード付与
手段と、前記コード付与手段により付与されたコードパ
ターンを前記郵便物から読取って復号し、得られた差出
人確認情報を出力するコード読取手段と、を備えた郵便
システムである。
【0008】ここで、「コードパターン」は、後述する
二次元コード又は通常のバーコード等が適宜使用可能と
なっている。また、「付与」は、貼付、印刷又は押印な
どが適宜使用可能となっている。第1の発明によれば、
郵便局員が差出人から郵便物を受け付ける際に、差出人
から提示された身分証明書の住所・名前情報と、郵便物
の住所・名前情報とを比較照合し、整合していれば、コ
ード付与手段に住所・名前を入力すると、この入力内容
を含む差出人確認情報を表すコードパターンが当該郵便
物に付与される。この郵便物は、配達局に転送されて配
達局の郵便局員により配達される。
【0009】これにより、郵便物を受取人に配達する際
に、受取人の要求により、配達局の郵便局員がコード読
取手段を操作し、コード読取手段が郵便物から読取った
差出人確認情報を出力するので、差出人不明の不審な郵
便物が配送されることを阻止でき、受取人に安心感を与
えることができる。
【0010】第2の発明は、郵便物を受取人に配達する
際に、前記受取人の要求により、前記郵便物の差出人の
正当性を確認するための郵便システムであって、前記差
出人の住所・名前情報が記憶された郵便局カードと、前
記郵便局カードから読取った住所・名前情報と、前記郵
便物から読取った差出人の住所・名前情報とを照合し、
両者が整合しないとき、当該郵便物を返却し、前記両者
が整合するとき、前記郵便局カードから読取った住所・
名前情報、自己の郵便ポストID及び前記郵便物のポス
ト投函日時情報を暗号化し且つコード化して得られたコ
ードパターンを当該郵便物に付与する郵便ポスト装置
と、前記郵便ポスト装置により付与されたコードパター
ンを前記郵便物から読取って復号し、得られた住所・名
前情報、郵便ポストID及び前記ポスト投函日時情報の
うち、少なくとも住所・名前情報を出力するコード読取
手段と、を備えた郵便システムである。
【0011】この第2の発明は、第1の発明における郵
便局員による身分証明書の比較照合に代えて、郵便ポス
ト装置による郵便局カードの比較照合を用いるものであ
る。このように構成しても、第1の発明と同様に、差出
人不明の不審な郵便物が配送されることを阻止でき、受
取人に安心感を与えることができる。
【0012】なお、以上の各発明は、いずれも全体を
「システム」として表現した場合であるが、これに限ら
ず、全体又は各装置を「装置」、「方法」、「プログラ
ム」又は「コンピュータ読取り可能な記憶媒体」として
表現してもよいことは言うまでもない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を用いて説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る郵便システムの構成を示す模式図である。この郵便シ
ステムは、差出人Sから差し出された郵便物mを配達員
Pが受取人Rに配達し、且つ差出人Sの差出人特定情報
Dsを受取人Rに提示可能なものである。
【0014】具体的には、この郵便システムは、郵便物
mに注目した場合の引受局10、中継局20及び配達局
30からなる配達経路に関し、引受局10となる郵便局
には、引受け時に使用される差出人特定情報発行部11
が備えられ、配達局30となる郵便局には、配達時に携
帯される差出人情報取得装置31が備えられている。
【0015】なお実際には、各郵便局は、引受、中継又
は配達を専門に扱う局を除き、通常、自局を経由する郵
便物m毎に引受局10、中継局20、配達局30又は引
受・配達局10・30として機能するので、各郵便局が
それぞれ差出人特定情報発行部11及び差出人情報取得
装置31を備えている。
【0016】但し、ここでは説明の便宜上、ある郵便物
mの配達経路に注目した3種類の郵便局をそれぞれ引受
局10、中継局20又は配達局30と呼んでいる。ま
た、前述した引受、中継又は配達を専門に扱う局に関し
ては、ここでいう引受局10、中継局20又は配達局3
0と同様である。
【0017】ここで、引受局10は、郵便物mの配達を
引受ける際の郵便局であり、郵便物mを区分して中継局
20に運送するための通常の郵便業務に加え、本発明に
関する引受け業務を行なうための差出人特定情報発行部
11を備えている。
【0018】差出人特定情報発行部11は、郵便物mの
配達を引受ける際に、差出人Sから提示された差出人特
定情報Dsを暗号化した後にコード化して郵便物mに付
与するものであり、具体的には図2に示すように、情報
入力部12、暗号化部13、コード生成部14及びコー
ド付与部15を備えている。
【0019】なお、差出人特定情報発行部11は、郵便
物mに記載された差出人情報dsと、差出人Sから提示
された差出人特定情報Dsとが正しく対応する旨が郵便
局員によって確認された場合に使用される。
【0020】ここで、郵便物mは、封書、葉書又は小包
等、任意の形態のものが使用可能であるが、図3(a)
に差出時の例を示すように、少なくとも受取人Rの住所
と名前を含む受取人情報drと、少なくとも差出人Sの
住所と名前を含む差出人情報dsとが外部から視認可能
に記載されていることが必要である。
【0021】なお、郵便物mは、図3(b)に配達時の
例を示すように、引受局10にて差出人Sの正当性が確
認された後では、後述する二次元コードC[Dsc’]及び
確認済マークMcが付与されたものとなる。
【0022】また、いずれにしても図3の例では受取人
情報drと差出人情報dsとの両者が表面側に記載され
ているが、これに限らず、受取人情報drが表面側に記
載され、差出人情報dsが裏面側に記載されていてもよ
い。
【0023】情報入力部12は、差出人Sから提示され
た差出人特定情報Dsに基づいて、郵便局員の入力操作
により、差出人情報dsが入力されると、この差出人情
報dsに少なくとも本人確認ID(又は郵便物ID)を
付加して差出人確認情報Dscを作成し、この差出人確認
情報Dscを暗号化部13に入力するものである。
【0024】ここで、差出人確認情報Dscは、図4に一
例を示すように、差出人住所、差出人名前、本人確認方
法、本人確認ID、本人確認日時、本人確認担当局ID
及び本人確認担当者IDといった各項目毎の情報から構
成されている。但し、差出人確認情報Dscは、図4の例
に限らず、少なくとも差出人住所、差出人名前、及び本
人確認ID(又は郵便物ID)を含んで構成されていれ
ばよく、他の情報を適宜、追加、変更、削除して構成し
てもよい。なお、追加情報としては、例えば料金情報な
どがある。
【0025】暗号化部13は、情報入力部12から入力
された差出人確認情報Dscを暗号化し、得られた暗号化
差出人確認情報Dsc’をコード生成部14に送出するも
のである。
【0026】コード生成部14は、暗号化部13から受
けた暗号化差出人確認情報Dsc’を二次元コード化し、
得られた二次元コード情報をコード付与部15に送出す
るものである。
【0027】コード付与部15は、コード生成部14か
ら受けた二次元コード情報に従って、図3(b)に示し
たように、二次元コードC[Dsc’]を郵便物mに付与す
るものである。
【0028】ここで、二次元コードC[Dsc’]は、図5
又は図6に示すように、バーコードがX方向とY方向と
の二次元で情報をエンコードしたシンボルを有してい
る。係る二次元コードは、例えば図5に示す如き、バー
コードを積み上げた形のスタック型二次元コードと、図
6に示す如き、碁盤のマスにセルを置いた様なマトリッ
クス型二次元コードといった様々な種類がある。
【0029】スタック型二次元コードは、二次元バーコ
ードとも呼ばれており、バーコードのようにスタートコ
ードやストップコードと、これらの前後に付くクワイエ
ットゾーンとから構成されている。
【0030】マトリックス型二次元コードは、四角又は
L型ガイドセルがあるタイプや、ユニークな形の切り出
しマークを持つタイプなどがある。
【0031】以上のような二次元コードC[Dsc’]は、
従来のバーコードに比べ、極小で情報量が大きなシンボ
ルが作成可能なため情報密度が高いことや、漢字、図
形、画像、音声等のバイナリデータのエンコードが可能
なこと、誤り訂正機能により、高い信頼性と読取率があ
ること、読取方向に制限がないこと、非接触での読取が
可能なこと、及び偽造・変造が困難でセキュリティが高
いこと、などの利点がある。
【0032】なお、上述した二次元コードC[Dsc’]が
郵便物mに付与されると、図3(b)に示したように、
この二次元コードC[Dsc’]とは異なり、人間に理解可
能な確認済マークMcが郵便物mに付与される。係る確
認済マークMcは、差出人特定情報Dsを確認した旨を
表すものであり、図示した「確認済、郵便局」に限ら
ず、例えば「差出人身元確認済」のように他の任意のメ
ッセージとしてもよく、あるいは同様の確認済を表す趣
旨であれば、他の任意の文字、記号、図形又はこれらの
組合せ等が使用可能となっている。
【0033】中継局20は、引受局10から配達局30
までの間で郵便物mを中継するための郵便局である。配
達局30は、中継局20から中継された郵便物mを受取
人情報drに基づいて、配達員Pにより受取人Rに届け
るための郵便局である。ここで、配達員Pは、配達局3
0から郵便物mを受取人Rまで届けるための郵便局員で
あり、配達時には差出人情報取得装置31を携帯し、受
取人Rから郵便物mの差出人確認情報Dscの提示を要求
されたとき、差出人情報取得装置31の操作により、郵
便物mの二次元コードC[Dsc’]から得られる差出人確
認情報Dscを文字形式で提示する役割をもっている。な
お、この提示する形式は、文字形式に限らず、人間が理
解可能な形式であればよく、例えば記号、記号と文字の
組合せ、音声、画像、またはこれらの組合せなどが適宜
使用可能となっている。
【0034】差出人情報取得装置31は、図7に示すよ
うに、読取部32、復号部33及び表示部34を備えて
いる。
【0035】読取部32は、配達員Pの操作により、郵
便物mの二次元コードC[Dsc’]から二次元コード情報
を読取り、この二次元コード情報を暗号化差出人確認情
報Dsc’に変換し、この暗号化差出人確認情報Dsc’を
復号部33に送出するものである。
【0036】復号部33は、読取部32から受けた暗号
化差出人確認情報Dsc’を復号し、得られた差出人確認
情報Dscを表示部34に送出するものである。
【0037】表示部34は、復号部33から受けた差出
人確認情報Dscを表示するものであり、差出人確認情報
Dscの全てを表示する場合に限らず、例えば住所・名前
に関する差出人情報Dsのみを表示してもよく、その
他、任意の項目に関する情報のみを表示する構成として
もよい。また、表示に限定される必要はなく、例えば表
示部34に代えて、印字出力する出力部を設けてもよ
く、又は表示部34と出力部との両者を設けてもよい。
【0038】なお、各装置としての差出人特定情報発行
部11及び差出人情報取得装置31は、それぞれハード
ウェア構成及び/又はソフトウェア構成により実現可能
であるが、ソフトウェア構成を用いて実現される場合、
対応する機能を実現させるためのプログラムが予め記憶
媒体又はネットワークから差出人特定情報発行部11及
び差出人情報取得装置31のそれぞれのコンピュータに
インストールされる。
【0039】次に、以上のように構成された郵便システ
ムの動作を説明する。差出人Sは、予め受取人情報dr
と差出人情報dsとを記載した郵便物mと、運転免許証
又は健康保険証のように差出人Sの住所を特定可能な差
出人特定情報Dsとを保持して引受局10に行く。
【0040】引受局10では、差出人Sが図3(a)の
如き郵便物mを差し出す際に、この郵便物mと差出人特
定情報Dsとを引受窓口の郵便局員に提示する。引受窓
口の郵便局員は、郵便物mに記載された差出人情報ds
と、差出人Sから提示された差出人特定情報Dsとが正
しく対応する旨を確認した後、差出人特定情報発行部1
1を操作する。
【0041】差出人特定情報発行部11は、郵便局員の
操作により、差出人情報ds及び本人確認方法(例、運
転免許証)が情報入力部12に入力される。
【0042】情報入力部12は、差出人情報ds及び本
人確認方法が入力されると、これら入力情報に本人確認
ID、本人確認日時、本人確認担当局ID及び本人確認
担当者IDを付加して図4に示したように差出人確認情
報Dscを作成し、この差出人確認情報Dscを暗号化部1
3に入力する。
【0043】暗号化部13は、この差出人確認情報Dsc
を暗号化し、得られた暗号化差出人確認情報Dsc’をコ
ード生成部14に送出する。
【0044】コード生成部14は、この暗号化差出人確
認情報Dsc’を二次元コード化し、得られた二次元コー
ド情報をコード付与部15に送出する。
【0045】コード付与部15は、この二次元コード情
報に従って、図3(b)に示すように、二次元コードC
[Dsc’]を郵便物mに付与する。
【0046】また、窓口の郵便局員は、二次元コードC
[Dsc’]が正しく付与されたことを確認した後に、別
途、差出人特定情報Dsを確認した旨を視認可能に表す
確認済マークMcを郵便物mに付与する。
【0047】しかる後、郵便物mは、引受局10から中
継局20を経由して配達局30に配送される。配達局3
0の配達員Pは差出人情報取得装置31を携帯し、郵便
物mを受取人Rに配達する。
【0048】ここで、郵便物mを受取人Rに渡すとき、
配達員Pは、受取人Rから差出人確認情報Dscの提示を
要求される場合がある。この場合、配達員Pは、差出人
情報取得装置31の操作により、郵便物mの二次元コー
ドC[Dsc’]から得られる差出人確認情報Dscを文字形
式で提示する。
【0049】具体的には、差出人情報取得装置31の読
取部32は、配達員Pの操作により、郵便物mの二次元
コードC[Dsc’]から二次元コード情報を読取り、この
二次元コード情報を暗号化差出人確認情報Dsc’に変換
し、この暗号化差出人確認情報Dsc’を復号部33に送
出する。
【0050】復号部33は、この暗号化差出人確認情報
Dsc’を復号し、得られた差出人確認情報Dscを表示部
34に送出する。表示部34は、図4に示すように、こ
の差出人確認情報Dscを表示する。
【0051】上述したように本実施形態によれば、郵便
局員が差出人Sから郵便物mを受け付ける際に、差出人
Sから提示された身分証明書の差出人特定情報Dsと、
郵便物mの差出人情報dsとを比較照合し、整合してい
れば、差出人特定情報発行部11に差出人情報ds等を
入力すると、この入力内容を含む差出人確認情報Dscを
表す二次元コードが当該郵便物mに付与される。この郵
便物mは、配達局30に転送されて配達局30の郵便局
員により配達される。
【0052】これにより、郵便物mを受取人に配達する
際に、受取人Rの要求により、配達員Pが差出人情報取
得装置31を操作し、差出人情報取得装置31が郵便物
mから読取った差出人確認情報Dscを出力するので、差
出人不明の不審な郵便物が配送されることを阻止でき、
受取人に安心感を与えることができる。
【0053】なお、本実施形態は、二次元コードC[Ds
c’]を郵便物mに付与する場合を説明したが、これに限
らず、二次元コードC[Dsc’]に代えて、無線により読
出可能であり且つ差出人確認情報を保持する電波タグ
(RAIF)を郵便物mに付与する構成としても、本発
明を同様に実施して同様の効果を得ることができる。
【0054】(第2の実施形態)図8は本発明の第2の
実施形態に係る郵便システムの構成を示す模式図であ
り、図9は同システムに用いられる郵便局カードの構成
を示す模式図であって、前述した図面と同一部分には同
一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異な
る部分について主に述べる。すなわち、本実施形態は、
第1の実施形態の変形例であり、差出人特定情報Dsの
確認を、引受局10の引受窓口に代えて、高機能化した
郵便ポストにより行なうものである。
【0055】具体的には図8に示すように、差出人特定
情報Dsを示す郵便局カード40と、この郵便局カード
40に基づいて、差出人特定情報Dsを確認するための
郵便ポスト装置50と、郵便局カード40を発行するた
めのカード作成機70とを用いている。これに伴い、前
述した引受局10は、差出人特定情報発行部11に代え
て、カード作成機70を備えたものとなっている。
【0056】ここで、郵便局カード40は、郵便物mの
投函時に差出人Sに携帯されて郵便ポスト装置50に挿
入されるものであり、図9に示すように、I/F部4
1、個人情報部42、住所・名前部43、バイオメトリ
クス部44及び暗号バージョン部45を備えている。
【0057】I/F部41は、後述する郵便ポスト装置
50と郵便局カード40内との間のインターフェイス機
能を有するものである。
【0058】個人情報部42は、後述するカード作成機
70からI/F部41を介して当該カード所有者の個人
情報が記憶されるものであり、図10(a),(b)に
示すように、住所・名前部43及びバイオメトリクス部
44からなる暗号化情報E[Dsc,Dbs]と、暗号バージョ
ン部45としての暗号バージョン情報Evとを含んだ暗
号化個人情報Esからなる。なお、図10(a),
(b)は、暗号バージョン情報Evが異なると、同一の
情報Dsc,Dbsでも、暗号化情報E[Dsc,Dbs]が異なる旨
を表している。
【0059】住所・名前部43は、暗号化情報E[Dsc,
Dbs]のうち、図11に示す如き、カード所有者の住所と
名前などの差出人情報dsを含む差出人確認情報Dscが
暗号化されて記憶された部分に相当する。図11に示す
差出人確認情報Dscは、図4と同様の形式であるが、こ
れに加え、“カード作成日時”を備えている。
【0060】バイオメトリクス部44は、暗号化情報E
[Dsc,Dbs]のうち、図11に示す如き、例えば虹彩のよ
うな個人のバイオメトリクス情報Dbsが暗号化されて記
憶された部分に相当する。
【0061】なお、住所・名前部43及びバイオメトリ
クス部44の各情報Dsc,Dbsは、図10に示したよう
に、暗号バージョン情報(例、日時)Evに基づいて暗
号化鍵及び/又は暗号アルゴリズムが変更される暗号化
方式により暗号化された暗号化情報E[Dsc,Dbs]として
保持されている。
【0062】このため、住所・名前部43及びバイオメ
トリクス部44は、実際には図10に示したように、図
9とは異なって互いに区別できない状態で各情報Dsc,D
bsを保持するが、図9では模式的に区別して表してい
る。また、これら住所・名前部43及びバイオメトリク
ス部44の各情報Dsc,Dbsは、暗号化情報E[Dsc,Dbs]
の復号法を知る郵便局により書換可能となっている。
【0063】暗号バージョン部45は、図10に示した
ように、住所・名前部43及びバイオメトリクス部44
の暗号化に用いられた暗号化方式のバージョンを示す暗
号バージョン情報Evが読取可能に記憶されている。こ
こで、暗号バージョン情報Evは、バージョン番号のよ
うにバージョンを直接的に示す情報に限らず、例えばポ
ストIDとポスト投函日時との組のようにバージョンを
間接的に示す情報でもよい。また、暗号バージョン情報
Evは、暗号化されてない平文状態で記憶された例を述
べるが、これに限らず、所定の暗号化方式(日時等で変
更されない暗号化方式)により暗号化された状態、で記
憶されてもよい。
【0064】なお、郵便局カード40は、カード形状を
もつ単体装置に限らず、任意形状をもつ単体装置、ある
いは任意形状をもつ携帯電話等の一部としても実現可能
である。また、郵便局カード40は、郵便ポスト装置5
0に挿入される形態に限らず、郵便ポスト装置50に着
脱されてもよく、あるいは近距離の無線手段を用いて郵
便ポスト装置50と通信する構成としてもよい。
【0065】一方、郵便ポスト装置50は、図12
(a)に示す如き郵便物mが投函されると、差出人Sの
正当性を確認し、順次、図12(b)、図13(a)及
び図13(b)に示す如き、確認済マークMc及び二次
元マークC[Dsw’,Dm’],C[Dsc’,Dbs’,Dp’]を
付与して格納するものであり、具体的には、カード読取
部51、暗号更新部52、バイオメトリクス本人認証部
53、照合部54、ポスト開閉部55、差出人読取部5
6、差出人照合部57、返却部58、コード生成部5
9、コード付与部60、郵便物物理情報計測部61及び
格納部62を備えている。
【0066】ここで、カード読取部51は、挿入された
郵便局カード40から暗号化個人情報Esを読取り、こ
の暗号化個人情報Esのうち、暗号化情報Eを暗号バー
ジョン情報Evに基づいて復号し、得られた差出人確認
情報Dsc及び生体参照情報Dbsを暗号更新部52及び照
合部54へ送る機能と、暗号更新部52から入力された
更新後の暗号化個人情報Esを上書き保存する機能とを
もっている。
【0067】暗号更新部52は、郵便局カード40の挿
入日時又は郵便物のポスト投函日時などに基づいて、予
めカード読取部51から受けた差出人確認情報Dsc及び
生体参照情報Dbsを暗号化し、得られた暗号化情報E
[Dsc,Dbs]に、この暗号化法に用いた日時を暗号バ
ージョン情報Evとして付加し、得られた暗号化個人情
報Esを郵便局カード40に入力する機能をもってい
る。
【0068】バイオメトリクス本人認証部53は、郵便
局カード40の差出人Sから提示された生体情報の一部
を読取り、得られた生体測定情報Dbs’を照合部54に
送出する機能をもっている。
【0069】照合部54は、カード読取部51により郵
便局カード40から読み取られた生体参照情報Dsbと、
バイオメトリクス本人認証部53により読み取られた生
体測定情報Dbs’とを照合して両者が整合するか否かを
判定する機能と、整合しない場合にはカード読取部51
を制御して郵便局カード40を返却(排出)させて処理
を終了する機能と、整合する場合にはポスト開閉部55
を制御してポスト投函口を開かせる機能とをもってい
る。
【0070】ポスト開閉部55は、照合部54に制御さ
れ、ポストの投函口を開閉する機能をもっている。
【0071】差出人読取部56は、ポスト投函口から投
函された郵便物mから文字で記載された差出人情報ds
を読み取る機能と、得られた差出人情報dsを差出人照
合部57に渡す機能とをもっている。
【0072】差出人照合部57は、先に郵便局カード4
0から読み取られた差出人情報dsと、差出人読取部5
6から読み取られた差出人情報dsとを照合して両者が
整合するか否かを判定する機能と、整合しない場合に
は、郵便物カード40をカード読取部51から返却する
と共に、郵便物mを返却部58から差出人Sに返却し
て、処理を終了する機能と、整合する場合には、確認済
マークMcを郵便物mに付与してこの郵便物mをコード
付与部60に渡す機能とをもっている。
【0073】返却部58は、差出人照合部57に制御さ
れ、投函された郵便物mを差出人Sに返却する機能をも
っている。
【0074】コード生成部59は、図14に示すよう
に、郵便局カード40から得られた差出人確認情報Dsc
及び生体参照情報Dbsに対して、ポストID及びポスト
投函日時からなる投函情報Dpを付加し、ポスト投函日
時に基づく暗号化方法により暗号化して暗号化情報E
[Dsc,Dbs,Dp]を得る機能と、この暗号化情報E[Ds
c,Dbs,Dp]をコード化し、得られたコード情報をコー
ド付与部60へ渡す機能とをもっている。
【0075】コード付与部60は、コード生成部59か
ら受けたコード情報に基づいて二次元コードC[Dsc’,
Dbs’,Dp’]を作成し、二次元コードC[Dsc’,Db
s’,Dp’]を郵便物mに付与する機能と、この付与後の
郵便物mを郵便物物理情報計測部61に渡す機能とをも
っている。
【0076】郵便物物理情報計測部61は、図15に示
すように、郵便物mの形状(縦、横、厚み)と重量とい
った物理量を計測して形状・重量データDswを得る一
方、郵便物mを撮影して得られた郵便物画像データをコ
ード化して郵便物イメージ情報Dmを得る機能と、これ
ら形状・重量データDsw及び郵便物イメージ情報Dmを
暗号化して暗号化郵便物情報E[Dsw,Dm]を得た後、こ
の暗号化郵便物情報E[Dsw,Dm]をコード化し、得られ
た郵便物コード情報に基づいて生成された二次元コード
C[Dsw’,Dm’]を郵便物mに付与する機能と、この付
与後の郵便物mを格納部62に格納する機能とをもって
いる。
【0077】格納部62は、郵便物物理情報計測部61
により郵便物mが格納されると、引受局10の郵便局員
により回収されるまでこの郵便物mを保持する機能をも
っている。なお、格納部62に格納された郵便物mは、
引受局10の郵便局員によって回収されると、以下、前
述同様に、適宜、中継局20を経由して配達局30に配
送され、配達局30の配達員Pを介して受取人Rに配達
される。
【0078】一方、郵便局カード40は、引受局10内
のカード作成機70により作成された後、引受局10か
ら発行される。カード作成機70は、図16に示すよう
に、住所・名前入力部71、バイオメトリクス入力部7
2、個人情報入力部73、暗号部74及び作成部75を
備えている。
【0079】住所・名前入力部71は、郵便局員の操作
により、差出人Sの住所・名前を示す差出人情報dsが
入力されると、この差出人情報dsに少なくとも本人確
認ID(又は郵便物ID)を付加して差出人確認情報D
scを作成し、この差出人確認情報Dscを個人情報入力部
73に入力する機能をもっている。なお、住所は、郵便
業務の効率化の観点から、郵便番号を含むことが好まし
い。
【0080】バイオメトリクス入力部72は、郵便局員
の操作により、差出人Sの生体情報の一部(例、虹彩な
ど)を採取して生体参照情報Dbsを生成し、この生体参
照情報Dbsを個人情報入力部73に入力する機能をもっ
ている。
【0081】個人情報入力部73は、図11に示した如
き、住所・名前入力部71から受けた差出人確認情報D
scと、バイオメトリクス入力部72から受けた生体参照
情報Dbsとを暗号部74に入力する機能をもっている。
【0082】暗号部74は、個人情報入力部73から受
けた差出人確認情報Dsc及び生体参照情報Dbsを、現在
の日時に応じて異なる暗号化法で暗号化し、図10に示
した如き、暗号化情報E[Dsc,Dbs]を得る機能と、
この暗号化情報E[Dsc,Dbs]に、この暗号化法に用
いた日時を暗号バージョン情報Evとして付加し、得ら
れた暗号化個人情報Esを作成部75に渡す機能とをも
っている。
【0083】作成部75は、暗号部74から受けた暗号
化個人情報Esを未発行の郵便局カード40に書込む機
能をもっている。
【0084】なお、各装置としての郵便局カード40、
郵便ポスト装置50及びカード作成機70は、それぞれ
ハードウェア構成及び/又はソフトウェア構成により実
現可能であるが、ソフトウェア構成を用いて実現される
場合、対応する機能を実現させるためのプログラムが予
め記憶媒体又はネットワークから、郵便局カード40、
郵便ポスト装置50及びカード作成機70のそれぞれの
コンピュータにインストールされる。但し、郵便局カー
ド40は、演算の必要が無いので、演算機能を持たない
メモリカードとして実現可能である。
【0085】次に、以上のように構成された郵便システ
ムの動作を「カード発行手続」及び「郵送手続」の順に
説明する。 (カード発行手続)差出人Sは、運転免許証などの身元
を確認し得る自己の身分証明書を保持して引受局10へ
行き、郵便局カード40の発行を引受局10に要求す
る。
【0086】引受局10の郵便局員は、差出人Sから郵
便局カード40の発行を要求され、身分証明書等の差出
人特定情報Dsを提示されると、カード作成機70の操
作により、この差出人特定情報Dsから住所・名前を示
す差出人情報dsを住所・名前入力部71に入力する。
【0087】住所・名前入力部71は、この差出人情報
dsに少なくとも本人確認ID(又は郵便物ID)を付
加して差出人確認情報Dscを作成し、この差出人確認情
報Dscを個人情報入力部73に入力する。
【0088】なお、名前及び住所の入力作業は、本籍等
の他の情報を入力される不安感を差出人Sに与えない観
点から、別途、差出人Sにカード発行申込書を提出して
頂くと共に、郵便局員がカード発行申込書と差出人特定
情報Dsとの整合性を確認して差出人特定情報Dsを返
却した後、このカード発行申込書を参照して行なうよう
にしてもよい。
【0089】また、引受局10の郵便局員は、カード作
成機70の操作により、差出人Sの生体情報の一部
(例、虹彩など)をバイオメトリクス入力部72により
採取し、生体参照情報Dbsを得る。
【0090】個人情報入力部73は、図11に示す如
き、差出人確認情報Dscと生体参照情報Dbsとを暗号部
74に送る。
【0091】暗号部74は、差出人確認情報Dsc及び生
体参照情報Dbsを受けると、現在の日時に応じて異なる
暗号化法で暗号化し、図10(a)に示すように、暗号
化情報E[Dsc,Dbs]を得る。
【0092】しかる後、暗号部74は、この暗号化情報
E[Dsc,Dbs]に、この暗号化法に用いた日時を暗号
バージョン情報Evとして付加し、得られた暗号化個人
情報Esを作成部75に渡す。なお、この暗号化個人情
報Esは、暗号化する前の情報Dsc,Dbsが同じであっ
ても、暗号バージョン情報Evに応じて(一般には)異
なるものとなる。例えば、同じDsc,Dbsに対し、図1
0(a)に示す場合、暗号バージョン情報Evは“20
01−12−13 23:10”という値の日時情報で
あり、このEvに基づく暗号鍵により作成された暗号化
情報E[Dsc,Dbs]は“2378…fsyr”という
値の暗号文となる。一方、図10(b)に比較例の暗号
化個人情報Esを示すように、暗号バージョン情報E
は“2002−01−07 15:32”という値
の日時情報であり、このEvに基づく暗号鍵により作
成された暗号化情報E[Dsc,Dbs]は“cm98…
7f8y”という値の暗号文となる。
【0093】作成部75は、暗号化個人情報Esを未発
行の郵便局カード40に書込む。郵便局カード40は、
この暗号化個人情報EsがI/F部41を介して個人情
報部42内に、住所・名前部43、バイオメトリクス部
44及び暗号バージョン部45として記憶される。
【0094】これにより、郵便局カード40が差出人S
に発行される。
【0095】(郵送手続)差出人Sは、郵便物mと、自
己の郵便局カード40とを保持して郵便ポスト装置50
の設置場所に行く。
【0096】設置場所に着くと、差出人Sは、図17に
示すように、郵便ポスト装置50のカード読取部51に
郵便局カード40を挿入し(ST1)、自己の生体情報
の一部(例、虹彩)をバイオメトリクス本人認証部53
に提示する(ST2)。
【0097】カード読取部51は、郵便局カード40か
らI/F部41を通じて暗号化個人情報Esを読取り、
この暗号化個人情報Esのうち、暗号化情報Eを暗号バ
ージョン情報Evに基づいて復号し、得られた差出人確
認情報Dsc及び生体参照情報Dbsを暗号更新部52及び
照合部54へ送る。
【0098】一方、バイオメトリクス本人認証部53
は、差出人Sから提示された生体情報の一部を読取り、
得られた生体測定情報Dbsを照合部54に送出する。
【0099】照合部54は、郵便局カード40内の生体
参照情報Dbsと、差出人Sから読取られた生体測定情報
Dbsとが整合するか否かを判断し(ST3)、整合し
ない場合には、郵便物カード40をカード読取部51か
ら返却して(ST4)、処理を終了する。なお、郵便物
カード40を返却せずに処理を終了してもよい。
【0100】一方、ステップST3の結果、整合する場
合、照合部54は、ポスト開閉部55を制御してポスト
投函口を開かせる。郵便物mは、ポスト投函口から投函
されると(ST5)、差出人読取部56に渡される。
【0101】差出人読取部56は、図12(a)に示す
ような郵便物mから差出人情報dsを読取り(ST
6)、差出人情報dsを差出人照合部57に渡す。
【0102】差出人照合部57は、ステップST6で読
取られた差出人情報dsと、ステップST1の後にカー
ド読取部51から受けた差出人確認情報Dscとが整合す
るか否かを照合し(ST7)、整合しない場合には、郵
便物カード40をカード読取部51から返却すると共
に、郵便物mを返却部58から差出人Sに返却して(S
T4)、処理を終了する。
【0103】一方、ステップST7の結果、整合する場
合、差出人照合部57は、図12(b)に示すように、
確認済マークMcを郵便物mに付与する(ST8)。
【0104】コード生成部59は、郵便局カード40か
ら得られた差出人確認情報Dsc及び生体参照情報Dbsに
対して、図14に示すように、ポストID及びポスト投
函日時からなる投函情報Dpを付加し、ポスト投函日時
に基づく暗号化方法により暗号化して暗号化情報E[Ds
c,Dbs,Dp]を得る。しかる後、コード生成部59は、
この暗号化情報E[Dsc,Dbs,Dp]をコード化し、得ら
れたコード情報をコード付与部60へ渡す。
【0105】コード付与部60は、このコード情報に基
づいて二次元コードC[Dsc’,Dbs’,Dp’]を作成し、
図13(a)に示すように、二次元コードC[Dsc’,Db
s’,Dp’]を郵便物mに付与する(ST9)。
【0106】さらに、郵便物物理情報計測部61では、
図15に示すように、郵便物mの形状(縦、横、厚み)
と重量といった物理量を計測して形状・重量データDsw
を得る一方(ST10)、郵便物mを撮影して得られた
郵便物画像データをコード化して郵便物イメージ情報D
mを得る。
【0107】次いで、郵便物物理情報計測部61は、こ
れら形状・重量データDsw及び郵便物イメージ情報Dm
を暗号化して暗号化郵便物情報E[Dsw,Dm]を得た後、
この暗号化郵便物情報E[Dsw,Dm]をコード化し、図1
3(b)に示すように、得られた郵便物コード情報に基
づいて生成された二次元コードC[Dsw’,Dm’]を郵便
物mに付与する(ST11)。
【0108】しかる後、郵便物mは、格納部62に格納
され(ST12)、引受局10による回収まで保持され
る。また、郵便物mの格納後、暗号更新部52は、ポス
ト投函日時に基づいて、差出人確認情報Dsc及び生体参
照情報Dbsを暗号化し、得られた暗号化情報E[Dsc,
Dbs]に、この暗号化法に用いた日時を暗号バージョン
情報Evとして付加し、得られた暗号化個人情報Esを
郵便局カード40に入力する。
【0109】これにより、郵便局カード40内の暗号化
個人情報Esが更新される。正確には、郵便局カード4
0内の暗号化個人情報Esに埋込まれた差出人確認情報
Dsc及びバイオメトリクス情報Dbs自体は不変である
が、暗号化法が更新されるので(ST13)、暗号化個
人情報Esの値が異なる値に変更される。なお、更新の
際には、差出人Sの成長による生体情報の変化を補正す
る観点から、前述した生体参照情報Dbsに代えて、今回
の生体測定情報Dbsを用いてもよい。
【0110】一方、格納部62内の郵便物mは、引受局
10により回収されて区分され、中継局20及び配達局
30を介して受取人Rに配達される。
【0111】受取人Rは、所望により、配達された郵便
物mの差出人Sの確認を配達員又は配達局30に依頼す
る。
【0112】このとき、配達員又は配達局30の窓口担
当は、差出人情報取得装置31の操作により、二次元コ
ードC[Dsc’,Dbs’,Dp’]から差出人確認情報Dscに
含まれる少なくとも差出人情報dsを差出人情報取得装
置31に取得し、二次元コードC[Dsw’,Dm’]から郵
便物mの形状・重量データDsw及び郵便物イメージ情報
Dmを差出人情報取得装置31に取得する。
【0113】続いて、配達員又は配達局30の窓口担当
は、これら差出人情報ds及び形状・重量データDswを
表示した差出人情報取得装置31の表示画面と、郵便物
イメージ情報Dmに基づいて郵便物画像を表示した差出
人情報取得装置31の表示画面とを切換えつつ又は同時
に受取人Rに提示する。
【0114】このとき、差出人情報dsの提示により、
差出人Sの身元が確認され、形状・重量データDsw及び
郵便物画像の提示により、郵便物mのすり替えが無い旨
が確認されるので、受取人Rが安心して郵便物mを開封
することができる。
【0115】上述したように本実施形態によれば、第1
の実施形態における郵便局員による身分証明書の比較照
合に代えて、郵便ポスト装置50による郵便局カード4
0の比較照合を用いるように構成しても、第1の実施形
態と同様の効果を得ることができる。
【0116】また、各差出人Sに発行される郵便局カー
ド40は、日時等を用いた暗号バージョン情報Evによ
り、それぞれ異なる暗号化法で記憶内容が暗号化されて
いるので、第三者による不正な解読、改ざん及び偽造が
困難となっている。
【0117】また、バイオメトリクス技術を用いて差出
人Sの本人認証を行なうので、正規の郵便局カード40
が盗難にあっても、第三者に不正に使用されることを防
ぐことができる。
【0118】さらに、郵便局カード40内の生体参照情
報は、郵便ポスト装置50により更新記憶されるので、
差出人Sの成長・老化等により生体測定情報Dsb’が変
化しても、本人を他人と誤認しないように、その変化を
踏まえた本人認証を行なうことができる。
【0119】また、郵便物物理情報計測部61が、郵便
物mの物理量を計測し、計測結果(形状・重量データD
sw)を含む二次元コードC[Dsw’,Dm’]を郵便物mに
付与するので、郵便物mのすり替えを阻止することがで
きる。同様に、この二次元コードC[Dsw’,Dm’]に
は、郵便物mの撮影結果(郵便物イメージ情報Dm)を
含むので、より確実に、郵便物mのすり替えを阻止する
ことができる。
【0120】なお、上記各実施形態に記載した手法は、
コンピュータに実行させることのできるプログラムとし
て、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、D
VDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリな
どの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
【0121】また、この記憶媒体としては、プログラム
を記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒
体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良
い。
【0122】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上
で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、
データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW
(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処
理の一部を実行しても良い。
【0123】さらに、本発明における記憶媒体は、コン
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ット等により伝送されたプログラムをダウンロードして
記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0124】また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成で
あっても良い。
【0125】尚、本発明におけるコンピュータは、記憶
媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態にお
ける各処理を実行するものであって、パソコン等の1つ
からなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシ
ステム等の何れの構成であっても良い。
【0126】また、本発明におけるコンピュータとは、
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機
能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0127】なお、本願発明は、上記各実施形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合、組み合わされた効果が得られる。さらに、上記
各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発
明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施す
る場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるもの
である。
【0128】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、差
出人不明の不審な郵便物が配送されることを阻止でき、
受取人に安心感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る郵便システムの
構成を示す模式図
【図2】同実施形態における差出人特定情報発行部の構
成を示す模式図
【図3】同実施形態における郵便物の一例を示す模式図
【図4】同実施形態における差出人確認情報の一例を示
す模式図
【図5】同実施形態における二次元コードの一例を示す
模式図
【図6】同実施形態における二次元コードの一例を示す
模式図
【図7】同実施形態における差出人情報取得装置の構成
を示す模式図
【図8】本発明の第2の実施形態に係る郵便システムの
構成を示す模式図
【図9】同実施形態における郵便局カードの構成を示す
模式図
【図10】同実施形態における個人情報部を説明するた
めの模式図
【図11】同実施形態における個人情報部を説明するた
めの模式図
【図12】同実施形態における郵便物の一例を示す模式
【図13】同実施形態における郵便物の一例を示す模式
【図14】同実施形態における投函情報の付加を説明す
るための模式図
【図15】同実施形態における形状・重量データ及び郵
便物イメージ情報を示す模式図
【図16】同実施形態におけるカード作成機の構成を示
す模式図
【図17】同実施形態における動作を説明するためのフ
ローチャート
【符号の説明】
10…引受局 11…差出人特定情報発行部 12…情報入力部 13…暗号化部 14,59…コード生成部 15,60…コード付与部 20…中継局 30…配達局 31…差出人情報取得装置 32…読取部 33…復号部 34…表示部 40…郵便局カード 41…I/F部 42…個人情報部 43…住所・名前部 44…バイオメトリクス部 45…暗号バージョン部 50…郵便ポスト装置 51…カード読取部 52…暗号更新部 53…バイオメトリクス本人認証部 54…照合部 55…ポスト開閉部 56…差出人読取部 57…差出人照合部 58…返却部 61…郵便物物理情報計測部 62…格納部 70…カード作成機 71…住所・名前入力部 72…バイオメトリクス入力部 73…個人情報入力部 74…暗号部 75…作成部 S…差出人 P…配達員 R…受取人 m…郵便物 Ds…差出人特定情報 dr…受取人情報 ds…差出人情報 Dsc…差出人確認情報 C…二次元コード Mc…確認済マーク Es…暗号化個人情報 E…暗号化情報 Ev…暗号バージョン情報 Dbs…生体参照情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 岳久 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 宮崎 真悟 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 野口 幸一 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 清水 秀夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 上林 達 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 鈴木 康彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 岡崎 彰夫 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 平松 憲一 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 和田 素直 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 三上 宏治 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 戸島 明 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 菅 正雄 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 笠原 章裕 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5B057 AA20 DA11 DB02 DC33 DC36 5B072 BB00 CC21 CC24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物を受取人に配達する際に、前記受
    取人の要求により、前記郵便物の差出人の正当性を確認
    するための郵便システムであって、 前記差出人から郵便物が差し出され、前記差出人の住所
    ・名前情報が入力されたとき、この住所・名前情報と日
    時情報とを含む差出人確認情報を生成し、得られた差出
    人確認情報を暗号化し且つコード化して得られたコード
    パターンを当該郵便物に付与するコード付与手段と、 前記コード付与手段により付与されたコードパターンを
    前記郵便物から読取って復号し、得られた差出人確認情
    報を出力するコード読取手段と、 を備えたことを特徴とする郵便システム。
  2. 【請求項2】 郵便物を受取人に配達する際に、前記受
    取人の要求により、前記郵便物の差出人の正当性を確認
    するための郵便システムであって、 前記差出人の住所・名前情報が記憶された郵便局カード
    と、 前記郵便局カードから読取った住所・名前情報と、前記
    郵便物から読取った差出人の住所・名前情報とを照合
    し、両者が整合しないとき、当該郵便物を返却し、前記
    両者が整合するとき、前記郵便局カードから読取った住
    所・名前情報、自己の郵便ポストID及び前記郵便物の
    ポスト投函日時情報を暗号化し且つコード化して得られ
    たコードパターンを当該郵便物に付与する郵便ポスト装
    置と、 前記郵便ポスト装置により付与されたコードパターンを
    前記郵便物から読取って復号し、得られた住所・名前情
    報、郵便ポストID及び前記ポスト投函日時情報のう
    ち、少なくとも住所・名前情報を出力するコード読取手
    段と、 を備えたことを特徴とする郵便システム。
  3. 【請求項3】 郵便物を受取人に配達する際に、前記受
    取人の要求により、前記郵便物の差出人の正当性を確認
    するための郵便方法であって、 前記差出人から郵便物が差し出され、前記差出人の住所
    ・名前情報が入力されたとき、この住所・名前情報と日
    時情報とを含む差出人確認情報を生成する確認情報生成
    工程と、 前記確認情報生成工程により生成された差出人確認情報
    を暗号化してコード化するコード化工程と、 前記コード化工程により得られたコードパターンを当該
    郵便物に付与するコード付与工程と、 前記コード付与工程により付与されたコードパターンを
    前記郵便物から読取って復号し、得られた差出人確認情
    報を出力するコード読取工程と、 を含んでいることを特徴とする郵便方法。
  4. 【請求項4】 差出人確認情報を表すコードパターンが
    付与された郵便物を受取人に配達する際に、前記受取人
    の要求により、前記郵便物からコードパターンを読取る
    ことにより、得られた差出人確認情報を出力可能な郵便
    システムに用いられるコード付与装置であって、 前記差出人から郵便物が差し出され、前記差出人の住所
    ・名前情報が入力されたとき、この住所・名前情報と日
    時情報とを含む差出人確認情報を生成する確認情報生成
    手段と、 前記確認情報生成種段により生成された差出人確認情報
    を暗号化してコード化するコード化手段と、 前記コード化手段により得られたコードパターンを当該
    郵便物に付与するコード付与手段と、 を備えたことを特徴とするコード付与装置。
  5. 【請求項5】 暗号化された差出人確認情報を表すコー
    ドパターンが付与された郵便物を受取人に配達する郵便
    システムに用いられるコード読取装置であって、 前記受取人の要求により、前記郵便物から前記コードパ
    ターンを読取るための読取手段と、 前記情報読取手段による読取結果を復号し、得られた差
    出人確認情報を出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするコード読取装置。
  6. 【請求項6】 郵便物に記載された住所・名前情報との
    照合機能と、前記郵便物の差出人から取得する生体情報
    との照合機能とを有する郵便ポスト装置に前記郵便物を
    投函する際に用いられ、前記郵便物を投函する差出人の
    正当性を前記各照合機能を介して前記郵便ポスト装置に
    証明するための郵便局カードであって、 前記郵便ポスト装置から読出及び復号可能に、予め前記
    差出人の住所・名前情報と生体情報とが暗号化されて記
    憶された暗号化情報記憶部と、 前記郵便ポスト装置による復号の際に用いられ、前記暗
    号化に用いた暗号アルゴリズム及び/又は暗号鍵を示す
    暗号バージョン情報が記憶された暗号バージョン記憶部
    と、 を備えたことを特徴とする郵便局カード。
  7. 【請求項7】 郵便物が投函される際に、前記郵便物の
    差出人から提供されて少なくとも当該差出人の住所・名
    前情報が記憶された郵便局カードに基づいて、前記差出
    人の正当性を確認するための郵便ポスト装置であって、 前記郵便局カードから読取った住所・名前情報と、前記
    郵便物から読取った差出人の住所・名前情報とを照合す
    る住所・名前照合手段と、 前記住所・名前照合手段による照合の結果、両者が整合
    しないとき、当該郵便物を返却する返却手段と、 前記住所・名前照合手段による照合の結果、前記両者が
    整合するとき、前記郵便局カードから読取った住所・名
    前情報に対し、自己の郵便ポストID及び前記郵便物の
    ポスト投函日時情報を付加して差出人確認情報を生成す
    る確認情報生成手段と、 前記確認情報生成手段により生成された差出人確認情報
    を暗号化してコード化するコード化手段と、 前記コード化手段により得られたコードパターンを当該
    郵便物に付与するコード付与手段と、 を備えたことを特徴とする郵便ポスト装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の郵便ポスト装置におい
    て、 予め差出人の生体情報が記憶された前記郵便局カードが
    提供されたとき、前記差出人の生体情報を測定し、得ら
    れた生体情報と前記郵便局カード内の生体情報とを照合
    する生体情報照合手段と、 前記生体情報照合手段による照合の結果、両者が整合す
    るとき、前記郵便物が投函されるポスト投函口を開状態
    に制御するポスト開閉制御手段と、 を備えたことを特徴とする郵便ポスト装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の郵便ポスト装置におい
    て、 前記コード付与手段による付与が完了した場合、前記生
    体情報照合手段により測定された生体情報を前記郵便局
    カードに更新記憶させる生体情報更新手段、 を備えたことを特徴とする郵便ポスト装置。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至請求項9のいずれか1項
    に記載の郵便ポスト装置において、 前記郵便物の形状及び/又は重量を計測し、得られた計
    測結果をコード化する計測結果コード化手段と、 前記計測結果コード化手段により得られた郵便物コード
    パターンを前記郵便物に付与する郵便物コード付与手段
    と、 を備えたことを特徴とする郵便ポスト装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の郵便ポスト装置に
    おいて、 前記計測結果コード化手段は、前記計測と共に郵便物を
    撮影し、得られた撮影結果を前記計測結果と共にコード
    化することを特徴とする郵便ポスト装置。
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