JP7475321B2 - 漏電検出方法 - Google Patents
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Description
以下、ここに開示される漏電検出方法の第1の実施形態について説明する。
ここに開示される漏電検出方法は、電源ユニットと電気機器とを電気的に接続した配電システムにおける漏電箇所を検出する。ここで、本明細書における「電源ユニット」とは、少なくとも一つの電源を有し、当該電源からの電力を電気機器に供給できるように構築された機器のことをいう。なお、ここでの「電源」とは、少なくとも外部への電力供給(放電)が可能なデバイスのことをいう。かかる電源の一例として、リチウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池などの二次電池;マンガン乾電池、アルカリ乾電池などの一次電池;電気二重層キャパシタ等のキャパシタ;燃料電池、太陽電池等の発電素子;などが挙げられる。
上述した通り、組電池10は、電源ユニットの一例である。図1に示す組電池10は、複数個(N個)の単電池11A~11Nを備えている。この組電池10では、所定の配列方向に沿って複数の単電池11A~11Nの各々が相互に隣接するように配列される。隣接した2つの単電池は、接続部材によって電気的に接続されている。なお、組電池10の一方の端部に配置された1番目の単電池11Aの正極端子は、他の単電池と接続されていない。かかる1番目の単電池11Aの正極端子は、モータ20と接続可能に開放された総プラス端子12となる。一方、組電池10の他方の端部に配置されたn番目の単電池11Nの負極端子は、他の単電池と接続されていない。かかるn番目の単電池11Nの負極端子は、モータ20と接続可能に開放された総マイナス端子14となる。なお、組電池10を構成する単電池の個数は、特に限定されず、組電池に求められる性能(出力電圧や設置スペース等)に応じて適宜変更できる。例えば、単電池の個数は、50個以上でもよく、75個以上でもよく、90個以上でもよく、100個以上でもよい。また、単電池の個数の上限も、特に限定されず、200個以下でもよく、150個以下でもよい。
モータ20は、組電池10からの電力を動力に変換し、電動車両の駆動輪を駆動させる電気機器である。モータ20の具体的な構造は、特に限定されず、従来公知の構造の中から用途に応じた適切なものを適宜選択できる。例えば、モータ20には、ロータに永久磁石が埋設された三相交流同期電動機などを使用することができる。かかる三相交流同期電動機は、交流電力が入力されることによって稼働して駆動輪を回転させる。図1に示す配電システム100では、組電池10からモータ20への導電経路上にインバータ25が配置されている。これによって、組電池10から供給された直流電力を交流電力に変換し、当該交流電力をモータ20に供給することができる。
上述した通り、配電システム100は、組電池10(電源ユニット)とモータ20(電気機器)とを電気的に接続することによって構築される。図1に示すように、この配電システム100は、組電池10の正極とモータ20とを接続する正極導電経路30と、組電池10の負極とモータ20とを接続する負極導電経路40とを備えている。具体的には、正極導電経路30は、1番目の単電池11Aの総プラス端子12と接続され、かつ、インバータ25を介してモータ20に接続される。一方、負極導電経路40は、n番目の単電池11Nの総マイナス端子14と接続され、かつ、インバータ25を介してモータ20に接続される。
漏電検出部50は、後述する種々の漏電抵抗を検出するために使用される回路である。この漏電検出部50は、電源ユニット10の所定の位置に接続された第1端子T1と、第1端子T1とは電位の異なる箇所に接続された第2端子T2の各々に接続される。ここで、本実施形態では、電源ユニット10の総プラス端子12に接続された正極導電経路30を第1端子T1とみなし、総マイナス端子14に接続された負極導電経路40を第2端子T2とみなしている。すなわち、本実施形態における漏電検出部50は、電源ユニット側の領域A1における正極導電経路30と負極導電経路40との間に接続されている。また、漏電検出部50は、中間点51においてグラウンドと接続されている。すなわち、漏電検出部50の中間点51は、配電システム100で漏電が生じた場合に、グラウンドを介して漏電箇所と導通するように構成されている。また、本実施形態における漏電検出部50は、グラウンドを介した正極導電経路30と漏電箇所との電位差である第1グラウンド電圧Vg(t1)と、グラウンドを介した負極導電経路40と漏電箇所との電位差である第2グラウンド電圧Vg(t2)とを検出するように構成されている。具体的には、漏電検出部50には、第1スイッチ52と第2スイッチ53とからなる2つのスイッチング素子と、第1の電圧検出抵抗54と第2の電圧検出抵抗55と第1の分圧抵抗56と第2の分圧抵抗57からなる4つの抵抗とが設けられている。
基準電位差検出部60は、第1端子T1と第2端子T2との間に接続されており、第1端子T1と第2端子T2との電位差である基準電位差VSを検出する。上述した通り、本実施形態では、電源ユニット10の総プラス端子12に接続された正極導電経路30を第1端子T1とみなし、総マイナス端子14に接続された負極導電経路40を第2端子T2とみなしている。このため、本実施形態において検出される基準電位差VSは、単電池11A~11Nの各電圧の合計である「組電池10の総電圧Vt」となる。なお、基準電位差検出部60の具体的な構造は、特に限定されず、従来公知の電圧検出部を特に制限なく適用できる。さらに、基準電位差検出部60は、漏電検出部50と同様に、制御部(図示省略)と接続されており、基準電位差VS(総電圧Vt)を測定するタイミングが制御されていることが好ましい。
大きく分類した場合、上記構成の配電システム100における漏電は、組電池10(電源ユニット)で生じる電源漏電S1と、正極導電経路30で生じる正極側漏電S2と、負極導電経路40で生じる負極側漏電S3と、モータ20(電気機器本体)で生じる機器漏電S4によって構成される(図1参照)。本実施形態に係る漏電検出方法は、上述のS1~S4のどの位置で漏電が生じているかを特定する。以下、図2のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る漏電検出方法を説明する。
本工程では、図1中の正側コンタクタ32と負側コンタクタ42の少なくとも一方をONにした状態でシステム漏電抵抗RZを検出する。このシステム漏電抵抗RZは、組電池10での電源漏電S1と、正極導電経路30での正極側漏電S2と、負極導電経路40での負極側漏電S3と、モータ20での機器漏電S4とを含むシステム全体の漏電抵抗である。
本実施形態における第1判定工程S30は、配電システム100で漏電が生じているか否か自体を判定する全体判定工程S32を含む。具体的には、本工程では、第1検出工程S10で検出したシステム漏電抵抗RZと、予め設定した第1の閾値D1とを比較する。そして、システム漏電抵抗RZが第1の閾値D1未満(RZ<D1)となった場合、配電システム100の何れかで抵抗が低い箇所が生じている(上述のS1~S4の何れかの漏電が生じている)と判定し、次の第2検出工程S20に進む(S32のNO)。一方、システム漏電抵抗RZが第1の閾値D1以上(RZ≧D1)となった場合、配電システム100の全体で漏電が生じていないと判定して漏電の検出を終了する(S32のYES)。
本工程では、正側コンタクタ32と負側コンタクタ42の両方をOFFにした状態で電源側漏電抵抗RLを検出する。図1に示すように、正側コンタクタ32と負側コンタクタ42の両方をOFFにすると、組電池10とモータ20との接続が切断され、電源ユニット側の領域A1のみが通電する。この状態で漏電抵抗を検出すると、電源ユニット(組電池10)側の漏電抵抗である電源側漏電抵抗RLが検出される。
次に、本実施形態における第1判定工程S30は、電源ユニット側の領域A1と、電気機器側の領域A2のどちらで漏電が生じているかを判定する領域判定工程S34を備えている。この領域判定工程S34は、第2検出工程S20で検出された電源側漏電抵抗RLと第2の閾値D2とを比較する。そして、電源側漏電抵抗RLが第2の閾値D2未満(RL<D2)となった場合、電源ユニット側A1の領域に抵抗が低い(漏電が生じている)箇所が生じていると判定される。この場合には、漏電検出処理が第5検出工程S90に進む(S34のNO)。そして、以降の工程S90~S110では、電源ユニット側の領域A1のどの部分で漏電が生じているかを検出する。一方、電源側漏電抵抗RLが第2の閾値D2以上(RL≧D2)となった場合、電源ユニット側の領域A1が十分に高抵抗(漏電していない)と判断できるため、全体判定工程S32において確認された漏電が電源ユニット側の領域A1とは異なる領域(すなわち、電気機器側の領域A2)で生じていると判定される。この場合には、漏電検出処理が第3検出工程S40に進む(S34のYES)。そして、以降の工程S40~S70では、電気機器側の領域A2のどの部分で漏電が生じているかを検出する。
次に、本実施形態に係る漏電検出方法では、モータ20側の漏電抵抗である機器側漏電抵抗RVを算出する第3検出工程S40を実施する。この機器側漏電抵抗RVは、電気機器側の領域A2に存在し得る漏電抵抗の合成値である。具体的には、機器側漏電抵抗RVは、正極側漏電S2の抵抗である正極側漏電抵抗RLPと、負極側漏電S3の抵抗である負極側漏電抵抗RLNと、機器漏電S4の抵抗である機器漏電抵抗RMとを含む。この機器側漏電抵抗RVを算出することによって、電気機器側の領域A2で生じている漏電の程度を容易に把握できる。なお、機器側漏電抵抗RVは、システム漏電抵抗RZと、電源側漏電抵抗RLを、以下の式(1)に代入することによって算出できる。
本工程では、上記第1機器側漏電抵抗RV1に基づいて、モータ20と、モータ20を除く電気機器側の領域A2(すなわち、正極導電経路30、負極導電経路40およびインバータ25の何れか)のどちらで漏電が生じているかを判定する。具体的には、本実施形態における第2判定工程S50は、第3検出工程S40で検出した第1機器側漏電抵抗RV1と第3の閾値D3とを比較する。ここで、第1機器側漏電抵抗RV1が第3の閾値D3以上(RV1≧D3)となった場合は、モータ20が停止している状態で低抵抗の箇所がある(モータ20以外の部位が漏電している)と判断できる。この場合、本実施形態に係る漏電検出方法では、モータ20を除く電気機器側の領域A2で漏電が生じていると判定し、第4検出工程S60に進む(S50のYES)。一方、第1機器側漏電抵抗RV1が第3の閾値D3未満(RV1<D3)となった場合は、モータ20が停止している状態では配電システム100全体が高抵抗の状態にある(漏電していない)と判断できる。この場合、本実施形態に係る漏電検出方法では、モータ20での機器漏電S4が主な漏電であると判定し、通知工程S80に進む(S50のNO)。そして、通知工程S80では、機器漏電S4が生じていることをユーザーに通知して処理を終了する。
上述した通り、本実施形態に係る漏電検出方法では、第2判定工程S50において、モータ20を除く電気機器側の領域A2で漏電が生じていると判定された場合(S50のYES)、正極側漏電抵抗RLPと負極側漏電抵抗RLNを検出する第4検出工程S60を実施する。この正極側漏電抵抗RLPは、モータ20と正側コンタクタ32との間における正極導電経路30の漏電抵抗である。また、負極側漏電抵抗RLNは、モータ20と負側コンタクタ42との間における負極導電経路40の漏電抵抗である。
本工程では、第4検出工程S60で算出した正極側漏電抵抗RLPと負極側漏電抵抗RLNとに基づいて、モータ20を除く電気機器側の領域A1における詳細な漏電箇所を特定する。例えば、本工程では、正極側漏電抵抗RLPと第6の閾値D6との比較と、負極側漏電抵抗RLNと第6の閾値D6との比較を行うとよい。このとき、正極側漏電抵抗RLPが第6の閾値D6以下である場合には、正極導電経路30に漏電が生じていると判定される。一方、負極側漏電抵抗RLNが第6の閾値D6以下である場合には、負極導電経路40に漏電が生じていると判定される。加えて、正極側漏電抵抗RLPと負極側漏電抵抗RLNの両方が第6の閾値D6を超えている場合には、正極導電経路30と負極導電経路40の両方が高抵抗に維持されているため、正極導電経路30と負極導電経路40の間で共通する機器(例えばインバータ25)で漏電が生じていると判定される。そして、本工程における判定結果は、次の通知工程S80においてユーザーに通知される。
次に、図1のような複数の電源(単電池11A~11N)が直列に接続された電源ユニット(組電池10)を使用している場合、第1判定工程S30(領域判定工程S34)にて電源ユニット側の領域A1で漏電が生じていると判定された(S34のNO)後に、以下の工程S90~S110を実施することが好ましい。これによって、組電池10のどの部分で漏電が生じているかを詳細に特定できる。
本工程では、第1端子T1(正極導電経路30)と第2端子T2(負極導電経路40)の何れか一方を基準端子とし、基準端子と漏電箇所との電位差である電源側漏電電圧VLを算出する。具体的には、電源漏電S1を経由して発生する電圧を測定し、当該測定電圧に基づいて電源側漏電電圧VLを算出する。以下、第2端子T2(負極導電経路40)を基準端子とした場合を例に挙げて、電源側漏電電圧VLを算出する手順を説明する。
本工程では、基準電位差VSに対する電源側漏電電圧VLの比率(VL/VS)に基づいて基準端子から漏電箇所までの距離を検出する。例えば、本実施形態では、組電池の総電圧Vtを基準電位差VSとしているため、上記式(7)によって、総電圧Vtに対する漏電電圧VLの比率k(=VL/Vt)が算出される。この総電圧Vtに対する電源側漏電電圧VLの比率kに基づいて基準端子(負極導電経路40)から漏電箇所(電源漏電S1)までの距離を容易に特定することができる。
以上、ここに開示される漏電検出方法の第1の実施形態について説明した。なお、上述した実施形態は、ここに開示される漏電検出方法を限定することを意図したものではなく、種々の点を変更することができる。例えば、第1の実施形態では、第1判定工程S30において電極システム側の領域A1と電気機器側の領域A2のどちらで漏電が生じているかを特定した後に、工程S40~S110を実施することによって、さらに詳細な漏電箇所を特定している。しかし、ここに開示される漏電検出方法は、システム漏電抵抗RZと電源側漏電抵抗RLとに基づいて、電極システム側の領域A1と電気機器側の領域A2のどちらで漏電が生じているかを特定できれば特に限定されない。換言すると、第1の実施形態における工程S40~S110は省略することもできる。このような場合でも、電源ユニットと電気機器とが電気的に接続された配電システムにおける漏電箇所の特定を低コストかつ簡便に行うことができる。
また、ここに開示される漏電検出方法は、図2に示される手順に限定されるものではなく、異なる手順に従って実施することもできる。以下、ここに開示される漏電検出方法の第3の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を参照しながら説明する。図3は、第3の実施形態に係る漏電検出方法を示すフローチャートである。
上記第1の実施形態における第1判定工程S30は、全体判定工程S32と、領域判定工程S34の2つの判定工程を実施することによって、電源ユニット側の領域A1と電気機器側の領域A2のどちらで漏電が生じているかを判定する(図2参照)。しかし、第1判定工程は、システム漏電抵抗RZと電源側漏電抵抗RLに基づいて、漏電が生じた領域を判断できればよく、第1の実施形態に記載の第1判定工程S30に限定されない。例えば、第2の実施形態における第1判定工程S30は、図3に示すように、電源側漏電抵抗RLとシステム漏電抵抗RZとの差分の絶対値|RL-RZ|を算出し、当該差分の絶対値|RL-RZ|と第4の閾値D4とを比較する。
また、第1の実施形態における第2判定工程S50は、電気機器の停止時の第1機器側漏電抵抗RV1と第3の閾値D3とを比較することによって、電気機器(モータ20)と、電気機器(モータ20)を除く電気機器側の領域A2のどちらで漏電が生じているかを判定している。しかし、第2判定工程は、第1機器側漏電抵抗RV1に基づいて漏電箇所を判定することができればよく、第1の実施形態に示す第2判定工程S50に限定されない。例えば、第3の実施形態では、図3に示すように、電気機器の停止時の第1機器側漏電抵抗RV1と、電気機器の稼働時の第2機器側漏電抵抗RV2を測定し、これらの漏電抵抗の差分の絶対値|RV1-RV2|を算出する。そして、この差分の絶対値|RV1-RV2|と第5の閾値D5とを比較することによって、電気機器(モータ20)と、電気機器(モータ20)を除く電気機器側の領域A2のどちらで漏電が生じているかを判定できる。
次に、第1の実施形態における第1検出工程S10、第2検出工程S20、第3検出工程S40、第4検出工程S60及び第6検出定工程S100を実施するタイミングは、ここに開示される技術を限定するものではない。すなわち、これらの検出工程を実施するタイミングは、必要に応じて適宜変更することができる。以下、ここに開示される漏電検出方法の第4の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を参照しながら説明する。図4は、第4の実施形態に係る漏電検出方法を示すフローチャートである。
また、ここに開示される漏電検出方法は、特定の回路や計算式を使用する形態に限定されるものではない。例えば、ここに開示される漏電検出方法は、正側コンタクタと負側コンタクタを備え、システム漏電抵抗RZと電源側漏電抵抗RLを検出できる回路が構築されていれば、特に制限なく実施することができる。換言すると、ここに開示される漏電検出方法は、図1に示す配電システム100とは異なる構造の配電システムにおいても実施することができる。以下、図1とは異なる構造の配電システムを採用した第5の実施形態について説明する。図5は、第5の実施形態に係る漏電検出方法が実施される配電システムを示す回路図である。
また、上述した各実施形態では、1つの電源ユニットに対して、正側と負側の一対のコンタクタが設けられている。しかし、正側コンタクタや負側コンタクタの設置数は、ここに開示される技術を限定するものではない。例えば、正側コンタクタや負側コンタクタの一部を複数の電源ユニットで共有している配電システムであっても、ここに開示される漏電検出方法を実施することができる。
上述した各実施形態では、検査対象である電源ユニットとして、単電池を複数接続した組電池を例示としている。しかし、電源ユニットの構成は、ここに開示される漏電検出方法を限定するものではない。例えば、上述した通り、ここに開示される漏電検出方法は、発電素子(太陽電池等)を複数接続した電源ユニットなどに適用することもできる。また、上述した実施形態では、全ての電源(単電池)が直列に接続された電源ユニット(組電池)を検査対象としている。しかし、検査対象の電源ユニットを構成する全ての電源が直列接続されている必要はない。例えば、複数の電源が並列に接続された電源ユニットを使用した場合でも、ここに開示される漏電検出方法を使用することができる。
11A~11N 単電池
12 総プラス端子
14 総マイナス端子
20 モ-タ
25 インバータ
30 正極導電経路
32 正側コンタクタ
40 負極導電経路
42 負側コンタクタ
50 漏電検出部
60 基準電位差検出部
100 配電システム
A1 電源ユニット側の領域
A2 電気機器側の領域
S1 電源漏電
S2 正極側漏電
S3 負極側漏電
S4 機器漏電
Claims (8)
- 電源ユニットと電気機器とが電気的に接続された配電システムにおける漏電箇所を検出する漏電検出方法であって、
前記配電システムは、
前記電源ユニットの正極と前記電気機器とを接続する正極導電経路と、
前記電源ユニットの負極と前記電気機器とを接続する負極導電経路と、
前記正極導電経路に取り付けられ、前記電源ユニットと前記電気機器との接続のON/OFFを切り替える正側コンタクタと、
前記負極導電経路に取り付けられ、前記電源ユニットと前記電気機器との接続のON/OFFを切り替える負側コンタクタと
を備えており、
前記漏電検出方法は、
前記正側コンタクタと前記負側コンタクタの少なくとも一方をONにし、前記配電システムの全体の漏電抵抗であるシステム漏電抵抗RZを検出する第1検出工程と、
前記正側コンタクタと前記負側コンタクタの両方をOFFにし、前記電源ユニット側の漏電抵抗である電源側漏電抵抗RLを検出する第2検出工程と、
前記システム漏電抵抗RZと前記電源側漏電抵抗RLとに基づいて、前記電源ユニット側の領域と前記電気機器側の領域のどちらで漏電が生じているかを判定する第1判定工程と
を備えており、
前記第1判定工程は、
前記システム漏電抵抗R Z と第1の閾値D 1 とを比較し、前記システム漏電抵抗R Z が前記第1の閾値D 1 以上であった場合に前記配電システムの全体で漏電が生じていないと判定し、前記システム漏電抵抗R Z が前記第1の閾値D 1 未満であった場合に前記配電システムに漏電が生じていると判定する全体判定工程と、
前記全体判定工程において前記配電システムに漏電が生じていると判定された場合に、前記電源側漏電抵抗R L と第2の閾値D 2 とを比較し、前記電源側漏電抵抗R L が前記第2の閾値D 2 以上であった場合に前記電気機器側の領域で漏電が生じていると判定し、前記電源側漏電抵抗R L が前記第2の閾値D 2 未満であった場合に前記電源ユニット側の領域で漏電が生じていると判定する領域判定工程と
を備えている、漏電検出方法。 - 電源ユニットと電気機器とが電気的に接続された配電システムにおける漏電箇所を検出する漏電検出方法であって、
前記配電システムは、
前記電源ユニットの正極と前記電気機器とを接続する正極導電経路と、
前記電源ユニットの負極と前記電気機器とを接続する負極導電経路と、
前記正極導電経路に取り付けられ、前記電源ユニットと前記電気機器との接続のON/OFFを切り替える正側コンタクタと、
前記負極導電経路に取り付けられ、前記電源ユニットと前記電気機器との接続のON/OFFを切り替える負側コンタクタと
を備えており、
前記漏電検出方法は、
前記正側コンタクタと前記負側コンタクタの少なくとも一方をONにし、前記配電システムの全体の漏電抵抗であるシステム漏電抵抗R Z を検出する第1検出工程と、
前記正側コンタクタと前記負側コンタクタの両方をOFFにし、前記電源ユニット側の漏電抵抗である電源側漏電抵抗R L を検出する第2検出工程と、
前記システム漏電抵抗R Z と前記電源側漏電抵抗R L とに基づいて、前記電源ユニット側の領域と前記電気機器側の領域のどちらで漏電が生じているかを判定する第1判定工程と
を備えており、
前記第1判定工程は、前記システム漏電抵抗RZと前記電源側漏電抵抗RLとの差分の絶対値|RZ-RL|を算出し、前記差分の絶対値|RZ-RL|と第4の閾値D4とを比較し、前記差分の絶対値|RZ-RL|が前記第4の閾値D4以上であった場合に前記電気機器側の領域で漏電が生じていると判定し、前記電源側漏電抵抗RLが前記第4の閾値D4未満であった場合に前記電源ユニット側の領域で漏電が生じていると判定する、漏電検出方法。 - 電源ユニットと電気機器とが電気的に接続された配電システムにおける漏電箇所を検出する漏電検出方法であって、
前記配電システムは、
前記電源ユニットの正極と前記電気機器とを接続する正極導電経路と、
前記電源ユニットの負極と前記電気機器とを接続する負極導電経路と、
前記正極導電経路に取り付けられ、前記電源ユニットと前記電気機器との接続のON/OFFを切り替える正側コンタクタと、
前記負極導電経路に取り付けられ、前記電源ユニットと前記電気機器との接続のON/OFFを切り替える負側コンタクタと
を備えており、
前記漏電検出方法は、
前記正側コンタクタと前記負側コンタクタの少なくとも一方をONにし、前記配電システムの全体の漏電抵抗であるシステム漏電抵抗R Z を検出する第1検出工程と、
前記正側コンタクタと前記負側コンタクタの両方をOFFにし、前記電源ユニット側の漏電抵抗である電源側漏電抵抗R L を検出する第2検出工程と、
前記システム漏電抵抗R Z と前記電源側漏電抵抗R L とに基づいて、前記電源ユニット側の領域と前記電気機器側の領域のどちらで漏電が生じているかを判定する第1判定工程と
を備えており、
前記電気機器側の漏電抵抗である機器側漏電抵抗R V を下記の式(1)に基づいて算出する第3検出工程をさらに備えており、
前記第1判定工程において前記電気機器側の領域で漏電が生じていると判定された場合に、前記第1機器側漏電抵抗RV1に基づいて、前記電気機器と、前記電気機器を除く前記電気機器側の領域のどちらで漏電が生じているかを判定する第2判定工程をさらに備えている、漏電検出方法。 - 前記第2判定工程は、前記第1機器側漏電抵抗RV1と第3の閾値D3とを比較し、前記第1機器側漏電抵抗RV1が前記第3の閾値D3以上であった場合に前記電気機器で漏電が生じていると判定し、前記第1機器側漏電抵抗RV1が前記第3の閾値D3未満であった場合に前記電気機器を除く前記電気機器側の領域で漏電が生じていると判定する、請求項3に記載の漏電検出方法。
- 前記正極導電経路の漏電抵抗である正極側漏電抵抗RLPと前記負極導電経路の漏電抵抗である負極側漏電抵抗RLNを算出する第4検出工程と、
前記第2判定工程において前記電気機器を除く前記電気機器側の領域で漏電が生じていると判定された場合に、前記正極側漏電抵抗RLPと前記負極側漏電抵抗RLNとに基づいて、前記電気機器を除く前記電気機器側の領域における漏電箇所を特定する漏電箇所特定工程と
をさらに備えている、請求項4に記載の漏電検出方法。 - 前記配電システムは、
前記電源ユニットの所定の位置に接続された第1端子と、前記第1端子とは電位の異なる箇所に接続された第2端子との電位差である基準電位差VSを検出する基準電位差検出部と、
前記第1端子と前記第2端子の各々に接続され、中間点においてグラウンドと接続された漏電電圧検出部と
を備え、
前記漏電電圧検出部は、
前記第1端子側に接続された第1スイッチと、
前記第1スイッチと前記中間点との間に設けられた第1の電圧検出抵抗と、
前記第2端子側に接続された第2スイッチと、
前記第2スイッチと前記中間点との間に設けられた第2の電圧検出抵抗と
を備えている、請求項5に記載の漏電検出方法。 - 前記第4検出工程において、前記正極側漏電抵抗RLPを下記の式(2)に基づいて算出し、かつ、前記負極側漏電抵抗RLNを下記の式(3)に基づいて算出する、請求項6に記載の漏電検出方法。
- 前記電源ユニットが複数の電源を備えており、かつ、前記第1判定工程において前記電源ユニット側の領域で漏電が生じていると判定された場合に、前記電源ユニットの所定の位置に接続された第1端子と、前記第1端子とは電位の異なる箇所に接続された第2端子との電位差である基準電位差VSを取得する第5検出工程と、
前記第1端子と前記第2端子の何れか一方を基準端子とし、前記基準端子と漏電箇所との電位差である電源側漏電電圧VLを算出する第6検出工程と、
前記基準電位差VSに対する前記漏電電圧VLとの比率(VL/VS)に基づいて前記基準端子から前記漏電箇所までの距離を検出する第7検出工程と
をさらに備えている、請求項1~7のいずれか一項に記載の漏電検出方法。
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