JP7474722B2 - 車両管理方法、車両管理システム、及び車両管理プログラム - Google Patents

車両管理方法、車両管理システム、及び車両管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両管理方法、車両管理システム、及び車両管理プログラムに関するものである。
作業車両が稼働していないとき、作業車両の位置情報に基づき、盗難を防止するシステムがある。例えば、特許文献1には、トラクタ等の作業車両のエンジンを停止すると、所定間隔で作業車両の位置情報を送信し、位置情報が表す位置が盗難の可能性が高い場合に、ユーザに報知する技術が開示されている。
特開2019-041393号公報
作業車両に設けられたバッテリの電力は、長時間稼働されない場合、位置の測定と、位置情報の送信により、消費される。このため、位置情報の送信を高頻度で行うと、作業車両が稼働されない間に、バッテリの電力がなくなる可能性がある。また、位置情報の送信を低頻度で行うと、盗難などの異常状態を検出できない可能性がある。
上記の状況に鑑み、本開示は、バッテリの電力消費を抑制しつつ、盗難などの異常状態を効率的に検出することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
上記目的を達成するための一実施の形態による車両管理方法は、作業車両(200)が非稼働状態に変更されるときの作業車両(200)の位置に基づき、作業車両(200)の位置情報を取得する取得間隔を決定することを含む。また、車両管理方法は、決定された取得間隔で取得された位置情報が報知条件を満たすとき、位置情報に関する報知情報を出力することを含む。
上記目的を達成するための一実施の形態による車両管理システム(1000)は、間隔決定部(150)と、出力部(160)とを備える。間隔決定部(150)は、作業車両(200)が非稼働状態に変更されるときの作業車両(200)の位置に基づき、作業車両(200)の位置情報を取得する取得間隔を決定する。出力部(160)は、決定された取得間隔で取得された位置情報が報知条件を満たすとき、位置情報に関する報知情報を出力する。
上記目的を達成するための一実施の形態による車両管理プログラムは、作業車両(200)が非稼働状態に変更されるときの作業車両(200)の位置に基づき、作業車両(200)の位置情報を取得する取得間隔を決定することを演算装置(120)に実行させる。また、車両管理プログラムは、決定された取得間隔で取得された位置情報が報知条件を満たすとき、位置情報に関する報知情報を出力することを演算装置(120)に実行させる。
上記の形態によれば、盗難などの異常状態を効率的に検出することができる。
一実施の形態における車両管理システムの概略図である。 一実施の形態において、作業車両の位置情報を取得する取得間隔を設定する処理を説明する図である。 一実施の形態における位置送信装置の構成図である。 一実施の形態における車両管理システムが実行する機能ブロックを表す図である。 一実施の形態における車両管理装置の構成図である。 一実施の形態における端末の構成図である。 一実施の形態における車両管理システムによる処理を表すフローチャートである。 一実施の形態において、作業車両の位置情報を取得する取得間隔を設定する処理を説明する図である。
(実施の形態)
本発明の本実施の形態による車両管理システム1000を、図面を参照して説明する。本実施の形態において、図1に示すように、車両管理システム1000は、車両管理装置100と、作業車両200と、端末300とを備える。車両管理装置100は、ネットワーク20、例えばインターネットを介して、作業車両200と、端末300と通信可能に接続されている。
作業車両200は、非稼働状態にあるとき、取得間隔で、現在位置を測定して、測定された現在位置を表す位置情報を車両管理装置100に送信する。車両管理装置100は、作業車両200の位置情報が報知条件を満たすとき、ユーザ、例えば作業車両200の所有者、サービスマンなどに作業車両200の位置に関する報知情報を報知する。例えば、報知条件は、作業車両200の位置情報が、作業車両200が盗難された可能性が高いこと表すことを含む。この場合、車両管理装置100は、作業車両200が盗難された可能性が高いことをユーザに報知する。
ここで、作業車両200が位置情報を送信する取得間隔は、作業車両200が非稼働状態に変更されたときの作業車両200の位置に基づき、決定される。取得間隔は、非稼働状態に変更されたときの作業車両200の位置が報知条件を満たすか否かに関わらず、決定される。
例えば、取得間隔は、図2に示すように、作業車両200と基準位置500との間の距離に基づき、決定される。取得間隔は、作業車両200と基準位置500との間の距離に対して、広義単調減少するように決定される。
例えば、第1作業車両200-1の位置から基準位置500までの距離が第1リスク距離510-1であり、第2作業車両200-2の位置から基準位置500までの距離が第2リスク距離510-2であり、第3作業車両200-3の位置から基準位置500までの距離が第3リスク距離510-3であるとする。さらに、第1リスク距離510-1が第2リスク距離510-2より短く、第2リスク距離510-2が第3リスク距離510-3より短いとする。なお、第1リスク距離510-1と、第2リスク距離510-2と、第3リスク距離510-3とを区別しないとき、作業車両200から基準位置500までの距離をリスク距離510と呼ぶ。
この場合、第1作業車両200-1の位置で非稼働状態に変更したときの取得間隔は、第2作業車両200-2の位置で非稼働状態に変更したときの取得間隔より長く決定される。また、第2作業車両200-2の位置で非稼働状態に変更したときの取得間隔は、第3作業車両200-3の位置で非稼働状態に変更したときの取得間隔より長く決定される。
このように、取得間隔は、基準位置500から遠いほど、短く決定される。基準位置500は、例えば所有者の自宅、作業車両200の保管庫などを表し、基準位置500から離れるほど作業車両200を監視できずに盗難される可能性が高くなるような位置を表す。このため、車両管理システム1000は、作業車両200から基準位置500までのリスク距離510に基づき取得間隔が決定されることで、盗難などの異常状態を効率的に検出しつつ、作業車両200のバッテリの電力消費を抑制することができる。
(車両管理システムの構成)
作業車両200の構成を説明する。作業車両200は、図1に示すように、位置送信装置205を備える。位置送信装置205は、作業車両200の位置を測定し、測定した位置を表す位置情報を車両管理装置100に送信する。位置送信装置205は、図3に示すように、入出力装置210と、演算装置220と、通信装置230と、記憶装置240と、測位装置245とを備える。位置送信装置205は、例えば、タブレット、携帯電話などの携帯端末、コンピュータを含む。また、位置送信装置205は、作業車両200に組み込まれていてもよい。
入出力装置210には、演算装置220が処理を実行するための情報が入力される。また、入出力装置210は、演算装置220が処理を実行した結果を出力する。入出力装置210は、様々な入力装置と出力装置とを含み、例えば、キーボード、マウス、マイク、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルなどを含む。
通信装置230は、ネットワーク20に電気的に接続され、ネットワーク20を介して各々の装置との通信を行う。通信装置230は、車両管理装置100から取得する信号を演算装置220に転送する。また、演算装置220が生成した信号を車両管理装置100に転送する。通信装置230は、例えば、無線LAN(Local Area Network)の送受信機、NIC(Network Interface Card)、USB(Universal Serial Bus)などの種々のインタフェースを含む。
測位装置245は、各時刻における自機の位置、例えば緯度と、経度とを測定する。測定された位置を表す位置情報は、演算装置220に送信される。測位装置245は、位置送信装置205が作業車両200に設けられることにより、作業車両200の各時刻における位置を測定する。測位装置245は、例えばGNSS(Global Navigation Satellite System)の受信機である。
記憶装置240は、作業車両200の位置情報を送信するための様々なデータ、例えば位置送信プログラム400を格納する。記憶装置240は、位置送信プログラム400を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。位置送信プログラム400は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体1に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよく、または、サーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。
演算装置220は、位置送信プログラム400を読み出し実行することで、図4に示すように、位置送信部250を実現する。位置送信部250は、作業車両200の位置情報を車両管理装置100に送信する。
次に、車両管理装置100の構成を説明する。車両管理装置100は、図5に示すように、入出力装置110と、演算装置120と、通信装置130と、記憶装置140とを備える。車両管理装置100は、例えば、コンピュータである。入出力装置110には、演算装置120が処理を実行するための情報が入力される。また、入出力装置110は、演算装置120が処理を実行した結果を出力する。入出力装置110は、様々な入力装置と出力装置とを含み、例えば、キーボード、マウス、マイク、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルなどを含む。入出力装置110は省略されてもよい。
通信装置130は、ネットワーク20に電気的に接続され、ネットワーク20を介して各々の装置との通信を行う。通信装置130は、位置送信装置205から取得する位置情報を演算装置120に転送する。また、演算装置120が生成した信号を端末300に転送する。通信装置130は、例えば、NIC(Network Interface Card)、USB(Universal Serial Bus)などの種々のインタフェースを含む。
記憶装置140は、位置送信装置205が位置情報を取得する取得間隔を決定するための様々なデータ、例えば設定データ410と、間隔決定プログラム420とを格納する。記憶装置140は、間隔決定プログラム420を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。間隔決定プログラム420は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体2に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよく、または、サーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。間隔決定プログラム420は、図3に示す記憶媒体1に記録されて提供されてもよい。
図5に示す設定データ410は、作業車両200に対応する基準位置500を記憶する。基準位置500は、例えば端末300に入力され、端末300から車両管理装置100に転送される。
演算装置120は、間隔決定プログラム420を読み出し実行することで、取得間隔を決定するための様々なデータ処理を実行する。例えば、演算装置120は、中央演算処理装置(CPU;Central Processing Unit)などを含む。
演算装置120は、間隔決定プログラム420を読み出し実行することで、図4に示すように、間隔決定部150と、出力部160とを実現する。間隔決定部150は、位置送信装置205の位置情報に基づき、位置送信装置205が位置情報を取得する取得間隔を決定する。間隔決定部150は、決定された取得間隔を表す情報を位置送信装置205の演算装置220に送信する。出力部160は、位置送信装置205の位置情報が報知条件を満たすとき、作業車両200の位置に関する報知情報を端末300に送信する。
次に、端末300の構成を説明する。端末300は、図6に示すように、入出力装置310と、演算装置320と、通信装置330と、記憶装置340とを備える。端末300は、例えば、コンピュータ、タブレット、携帯電話などを含む。入出力装置310には、演算装置320が処理を実行するための情報が入力される。また、入出力装置310は、演算装置320が処理を実行した結果を出力する。入出力装置310は、様々な入力装置と出力装置とを含み、例えば、キーボード、マウス、マイク、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルなどを含む。
通信装置330は、ネットワーク20に電気的に接続され、ネットワーク20を介して各々の装置との通信を行う。通信装置330は、車両管理装置100から取得する作業車両200の位置に関する報知情報を演算装置320に転送する。また、演算装置320が生成した信号を車両管理装置100に転送する。通信装置330は、例えば、無線LAN(Local Area Network)の送受信機、NIC(Network Interface Card)、USB(Universal Serial Bus)などの種々のインタフェースを含む。
記憶装置340は、車両管理装置100から取得された作業車両200の位置に関する報知情報をユーザに報知するための様々なデータ、例えば報知プログラム430を格納する。記憶装置340は、報知プログラム430を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。報知プログラム430は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体3に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよく、または、サーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。報知プログラム430は、図3に示す記憶媒体1に記録されて提供されてもよい。
図6に示す演算装置320は、報知プログラム430を読み出し実行することで、図4に示すように、入出力装置310と協働して、車両管理装置100から取得された作業車両200の位置に関する報知情報を報知する報知部350を実現する。
(車両管理システムの動作)
図3に示す位置送信装置205の演算装置220は、作業車両200が非稼働状態に変更されたとき、例えば作業車両200のエンジンが停止されたとき、位置送信プログラム400を読み出し実行することで、車両管理方法の一部を実行する。演算装置220により実現される位置送信部250は、測位装置245から作業車両200の現在位置を表す位置情報を取得する。位置送信部250は、取得された位置情報を表す位置信号を生成し、生成した位置信号を車両管理装置100の演算装置120に、位置送信装置205の通信装置230と車両管理装置100の通信装置130とを介して送信する。位置送信装置205は、位置信号を車両管理装置100に送信すると、省電力モードに変更する。
図5に示す車両管理装置100の演算装置120は、位置送信装置205の演算装置220から位置情報を受信すると、間隔決定プログラム420を読み出し実行する。間隔決定プログラム420を実行することで、演算装置120は、車両管理方法の一部である図7に示す処理の一部を実行する。ステップS110において、演算装置120で実現される間隔決定部150は、位置送信装置205から位置信号を受信して、位置信号から位置情報を取得する。
ステップS120おいて、間隔決定部150は、作業車両200の位置情報に基づき、位置送信装置205の演算装置220が位置情報を送信する取得間隔を決定する。最初に、間隔決定部150は、設定データ410から作業車両200に対応する基準位置500を取得する。間隔決定部150は、取得された基準位置500と作業車両200の位置情報が表す位置との間の距離を表すリスク距離510を算出する。
次に、間隔決定部150は、算出されたリスク距離510に基づき、取得間隔を決定する。例えば、間隔決定部150は、取得間隔がリスク距離510に対して広義単調減少するような数学的な計算処理により、取得間隔を算出する。間隔決定部150は、リスク距離510に対して単調減少する任意の関数、例えば線形関数、2次以上の関数、指数関数、階段関数などにより、取得間隔を算出する。このため、第1リスク距離510-1より第2リスク距離510-2が大きいとき、第1リスク距離510-1に対応する第1取得間隔は、第2リスク距離510-2に対応する第2取得間隔以上の間隔を表す。
間隔決定部150は、算出された取得間隔を表す間隔信号を位置送信装置205の位置送信部250に送信する。
ステップS130において、位置送信装置205の位置送信部250は、間隔信号を受信すると、間隔信号に表された取得間隔で、作業車両200の位置を表す位置情報を取得する。例えば、位置送信部250は、省電力モードに切り替わってから時間が取得間隔だけ経過すると、測位装置245を起動して、作業車両200の位置を表す位置情報を取得する。取得された位置情報は、車両管理装置100の出力部160に送信される。位置送信部250は、位置情報を車両管理装置100の出力部160に送信すると、再度、省電力モードに切り替わる。位置送信部250は、作業車両200が起動されるまで、例えばエンジンが起動されるまで、取得間隔ごとに、作業車両200の位置情報を取得して、車両管理装置100の出力部160に送信することを繰り返す。
ステップS140において、車両管理装置100の出力部160は、位置送信装置205の位置送信部250から位置情報を取得すると、取得された位置情報が報知条件を満たすかを判定する。報知条件は、例えば、作業車両200の位置情報が表す位置が作業車両200の移動範囲に含まれないことを含む。ここで、作業車両200の移動範囲は、作業車両200が移動し得る範囲を表し、例えば、作業車両200の保管場所と、作業車両200が作業を行う圃場と、保管場所から圃場まで移動する経路とを含む。また、報知条件は、作業車両200の位置情報が非稼働状態に変更された作業車両200の位置と異なることを含んでもよい。また、報知条件は、非稼働状態に変更された作業車両200の位置から作業車両200の位置情報までの距離が所定の距離より大きいことを含んでもよい。
取得された位置情報が報知条件を満たさないとき、処理はステップS130に戻り、処理を繰り返す。取得された位置情報が報知条件を満たすとき、処理はステップS150に移行する。
ステップS150において、出力部160は、取得された位置情報に関する報知情報を端末300の演算装置320に出力する。例えば、出力部160は、報知情報を表す報知信号を生成して、生成された報知信号を端末300の演算装置320に送信する。報知情報は、作業車両200が盗難された可能性があることを表す。また、報知情報は、作業車両200の位置を表してもよい。報知情報は、例えば電子メールの送信データでもよい。
ステップS160において、端末300の演算装置320により実現される報知部350は、報知信号を受信すると、報知信号に表された報知情報をユーザに報知する。例えば、報知部350は、作業車両200の位置を地図上に表した画面を入出力装置210に表示する。報知部350は、作業車両200が盗難された可能性があることを表す音声を出力してもよい。また、報知部350は、報知情報を表す電子メールを表示して、ユーザに報知してもよい。
このように、車両管理システム1000は、作業車両200が停止されている位置が、作業車両200の異常状態、例えば作業車両200が盗難される可能性に応じて、取得間隔を決定する。これにより、作業車両200が停止している位置が作業車両200の異常状態を生じさせる可能性が高いときは高頻度で位置情報が取得され、異常状態を生じさせる可能性が低いときは低頻度で位置情報を取得する。このため、車両管理システム1000は、バッテリの消費電力を抑制しつつ、効率的に作業車両200の状態を監視することができる。
なお、位置送信装置205の位置送信部250は、ステップS140において、作業車両200の位置情報が報知条件を満たすと判定された後も、作業車両200の位置情報を取得して、取得された位置情報を車両管理装置100の演算装置120に送信し続ける。これにより、車両管理システム1000は、作業車両200の位置を追跡することができる。
(変形例)
実施の形態において説明した構成は一例であり、機能を阻害しない範囲で構成を変更することができる。例えば、設定データ410は、図8に示すように、基準位置500を基準領域501として記憶してもよい。基準位置500が基準領域501として記憶されているとき、図7に示すステップS120において、間隔決定部150は、基準領域501に含まれる位置を基準位置500として決定する。例えば、間隔決定部150は、基準領域501の幾何中心を基準位置500として決定する。また、間隔決定部150は、基準領域501のうち、作業車両200の位置の最近点、例えば作業車両200に最も近い位置を基準位置500として決定してもよい。間隔決定部150は、決定した基準位置500と、作業車両200の位置情報とに基づき、取得間隔を決定する。なお、作業車両200の位置が基準領域501に含まれるとき、間隔決定部150は、所定の値、例えば24時間を取得間隔として決定する。
また、図8に示すように、設定データ410は、複数の基準領域501を記憶してもよい。この場合、間隔決定部150は、ステップS120において、複数の基準領域501のうち、作業車両200に最も近い基準領域501を選択する。例えば、作業車両200の位置から第1基準領域501-1までの第4リスク距離510-4が、作業車両200の位置から第2基準領域501-2までの第5リスク距離510-5より短いとする。この場合、間隔決定部150は、第1基準領域501-1を選択して、作業車両200の位置から第1基準領域501-1までの第4リスク距離510-4に基づき、取得間隔を算出する。ここで、基準領域501を選択するときの距離は、取得間隔を算出するときのリスク距離510と同じでもよく、異なってもよい。例えば、基準領域501を選択するときの距離は、作業車両200の位置から基準領域501の幾何中心までの距離を表し、取得間隔を算出するときのリスク距離510は、作業車両200の位置から基準領域501の最近点までの距離を表してもよい。
さらに、設定データ410は、複数の基準位置500を記憶してもよく、1以上の基準位置500と、1以上の基準領域501とを記憶してもよい。
設定データ410は、リスク距離510によらず一定の取得間隔が設定される間隔固定領域を記憶してもよい。この場合、設定データ410は、間隔固定領域に関連付けて設定される取得間隔を表す設定値を記憶する。間隔決定部150は、ステップS120において、最初に作業車両200の位置が間隔固定領域に含まれるかを判定する。間隔決定部150は、作業車両200の位置が間隔固定領域に含まれるとき、間隔固定領域に関連付けられた設定値を設定データ410から取得して、取得された設置値を取得間隔として決定する。作業車両200の位置が間隔固定領域に含まれないとき、間隔決定部150は、作業車両200の位置に基づき、取得間隔を決定する。なお、設定データ410は、複数の間隔固定領域を記憶してもよい。
以上において説明した実施の形態および変形例は一例であり、各実施の形態および変形例で説明した構成は、機能を阻害しない範囲で、任意に変更してもよく、または/および、任意に組み合わせてもよい。さらに、必要となる機能を実現できれば、実施の形態および変形例で説明した一部の機能を省略してもよい。例えば、図4に示す報知部350は、位置送信装置205で実現されてもよい。また、車両管理装置100で実現される間隔決定部150と、出力部160とのうちのすべてまたは一部は、位置送信装置205または端末300で実現されてもよい。この場合、位置送信プログラム400と、間隔決定プログラム420と、報知プログラム430とは、すべてまたは一部のプログラムを含む車両管理プログラムとして、位置送信装置205または端末300に提供されてもよい。
1、2、3:記憶媒体
20 :ネットワーク
100 :車両管理装置
110 :入出力装置
120 :演算装置
130 :通信装置
140 :記憶装置
150 :間隔決定部
160 :出力部
200 :作業車両
205 :位置送信装置
210 :入出力装置
220 :演算装置
230 :通信装置
240 :記憶装置
245 :測位装置
250 :位置送信部
300 :端末
310 :入出力装置
320 :演算装置
330 :通信装置
340 :記憶装置
350 :報知部
400 :位置送信プログラム
410 :設定データ
420 :間隔決定プログラム
430 :報知プログラム
500 :基準位置
501 :基準領域
510 :リスク距離
1000 :車両管理システム

Claims (7)

  1. 作業車両が非稼働状態に変更されるときの前記作業車両の位置と基準位置との間の距離に基づき、前記作業車両の位置情報を取得する取得間隔を決定することと、
    決定された前記取得間隔で取得された前記位置情報が報知条件を満たすとき、前記位置情報に関する報知情報を出力することと、
    を含み、
    前記報知条件は、
    前記取得間隔で取得された前記位置情報が、前記作業車両が盗難された可能性が高いことを表すこと
    を含む車両管理方法。
  2. 前記報知条件は、非稼働状態に変更されたときの前記作業車両の位置から、前記取得間隔で取得された前記位置情報までの距離が所定の距離より大きいことを含む
    請求項1に記載の車両管理方法。
  3. 前記取得間隔は、前記距離に対して、広義単調減少する
    請求項1または2に記載の車両管理方法。
  4. 前記基準位置は、基準領域のうち、前記作業車両の位置の最近点に設定される
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両管理方法。
  5. 前記取得間隔を決定することは、
    前記作業車両の位置が間隔固定領域に含まれるとき、前記取得間隔を所定の間隔に決定すること
    を含む請求項1から4のいずれか1項に記載の車両管理方法。
  6. 作業車両が非稼働状態に変更されるときの前記作業車両の位置と基準位置との間の距離に基づき、前記作業車両の位置情報を取得する取得間隔を決定する間隔決定部と、
    決定された前記取得間隔で取得された前記位置情報が報知条件を満たすとき、前記位置情報に関する報知情報を出力する出力部と、
    を備え
    前記報知条件は、
    前記取得間隔で取得された前記位置情報が、前記作業車両が盗難された可能性が高いことを表すこと
    を含む車両管理システム。
  7. 作業車両が非稼働状態に変更されるときの前記作業車両の位置と基準位置との間の距離に基づき、前記作業車両の位置情報を取得する取得間隔を決定することと、
    決定された前記取得間隔で取得された前記位置情報が報知条件を満たすとき、前記位置情報に関する報知情報を出力することと、
    を演算装置に実行させ
    前記報知条件は、
    前記取得間隔で取得された前記位置情報が、前記作業車両が盗難された可能性が高いことを表すこと
    を含む車両管理プログラム。
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