JP7473361B2 - 衝突検知装置 - Google Patents

衝突検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7473361B2
JP7473361B2 JP2020035210A JP2020035210A JP7473361B2 JP 7473361 B2 JP7473361 B2 JP 7473361B2 JP 2020035210 A JP2020035210 A JP 2020035210A JP 2020035210 A JP2020035210 A JP 2020035210A JP 7473361 B2 JP7473361 B2 JP 7473361B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collision detection
collision
impact
detection device
pedestrian
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020035210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021138185A (ja
Inventor
亘 柳澤
一生 首藤
優汰 岸
啓介 石上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2020035210A priority Critical patent/JP7473361B2/ja
Priority to US17/112,453 priority patent/US11491936B2/en
Priority to DE102021200872.0A priority patent/DE102021200872A1/de
Publication of JP2021138185A publication Critical patent/JP2021138185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7473361B2 publication Critical patent/JP7473361B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/48Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects combined with, or convertible into, other devices or objects, e.g. bumpers combined with road brushes, bumpers convertible into beds
    • B60R19/483Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects combined with, or convertible into, other devices or objects, e.g. bumpers combined with road brushes, bumpers convertible into beds with obstacle sensors of electric or electronic type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/18Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/013Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over
    • B60R21/0136Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including means for detecting collisions, impending collisions or roll-over responsive to actual contact with an obstacle, e.g. to vehicle deformation, bumper displacement or bumper velocity relative to the vehicle

Description

この発明は、衝突検知装置に係り、特に、車両のバンパビームの前側に配置される衝突検知装置に関する。
近年、車両の前部に衝突体が衝突した際に、当該衝突を検出する衝突検知装置が出現している。このような衝突検知装置は、車両のバンパビームの前側に衝撃吸収部と衝撃検出部が配置されており、衝撃吸収部で衝突の衝撃を吸収し、衝撃検出部で衝突の衝撃を検出する。衝撃検出部で検出される衝撃に基づいて、車両の前部に設けられたエアバッグを膨張展開する。これにより、エアバッグが衝突体を保護する。
このような衝撃検出部は、保護対象以外の小動物などの場合でもエアバッグが展開してしまい、運転者の視界が妨げられるなどの問題があった。このため、衝突時に於いて衝突した物体を区別して検出することが求められている。
当該区別検出する技術として、例えば、特許文献1には、誤った衝突判定が行われることを防止する車両用衝突検知装置が提案されている。この車両用衝突検知装置は、内部の空間に圧力センサが配置されたチャンバ部材を有し、このチャンバ部材の車両前方側の面を法線が斜め上方を向く傾斜面にしている。これにより、軽衝突ではチャンバ部材への外力が大幅に軽減されるため、人が衝突した場合の衝撃と、軽い衝突体が衝突した場合の衝撃とをそれぞれ区別して検出することができる。
また、特許文献2では、車両と歩行者との衝突を精度良く検知することができる歩行者衝突検知装置が記載されている。具体的には、特許文献2では、衝突を検知する圧力チャンバの上面および下面に肉厚部を形成することで、圧力チャンバの変形量を制御し、圧力チャンバの変形を用いた衝突検知の精度を向上することができる。
更に、特許文献3では、検出用チューブ部材を有する車両用衝突検知装置に於いて、検出用チューブ部材の肉厚が、別部材として設けられる前壁部の肉厚よりも厚く形成される発明が記載されている。これにより、検出用チューブ部材を用いた検出を高精度に行うことが出来るとされている。
特開2009-214845号公報 特開2011-246075号公報 特開2015-81070号公報
しかしながら、上記した衝突検知装置では、衝突の検知精度を向上させる観点から改善の余地があった。
具体的には、車両前部に対して発生する衝突は、車両前部に歩行者が衝突する歩行者衝突と、歩行者以外の物体、例えば小動物等が車両前部に衝突する軽衝突と、を含む。歩行者衝突が発生した場合と軽衝突が発生した場合とでは、衝突検知部に衝撃が加わる方向が異なるが、上記した各特許文献に記載された衝突検知装置では、両者を明確に区別して検知することは簡単ではなかった。
また、歩行者衝突と軽衝突とを区別して検知するために、バンパフェイスと衝突検知部との間に、歩行者衝突と軽衝突とで変形特性が異なるスペーサを配設することも考えられる。しかしながら、歩行者衝突が発生した際に、スペーサの潰れ残りが発生することで、歩行者を衝撃から充分に保護することが難しい課題が発生する。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、歩行者衝突と軽衝突とを明確に区別して検知することができる衝突検知装置を提供することにある。
本発明の衝突検知装置は、車両前部のバンパフェイスとバンパビームとの間で車両幅方向に沿って伸び、車両が衝突した際に変形することで衝撃を吸収する衝撃吸収部と、前記車両幅方向に沿って伸び、前記車両が衝突した際に変形することで、衝突が発生したことを検知する衝突検知部と、を具備し、前記衝突検知部は、衝突検知下部と、前記衝突検知下部よりも軟性に優れる衝突検知上部と、を有し、前記衝突検知上部は前記衝突検知下部よりも柔軟性に優れる材料から成ることを特徴とする。
本発明の衝突検知装置は、車両前部のバンパフェイスとバンパビームとの間で車両幅方向に沿って伸び、車両が衝突した際に変形することで衝撃を吸収する衝撃吸収部と、前記車両幅方向に沿って伸び、前記車両が衝突した際に変形することで、衝突が発生したことを検知する衝突検知部と、を具備し、前記衝突検知部は、衝突検知下部と、前記衝突検知下部よりも軟性に優れる衝突検知上部と、を有し、前記衝突検知上部は前記衝突検知下部よりも柔軟性に優れる材料から成ることを特徴とする。衝突検知部の衝突検知上部が衝突検知下部よりも軟性に優れることで、歩行者衝突が発生した際に衝突検知上部の変形量が大きく確保され、歩行者衝突を正確に検知できる。また、衝突検知部の衝突検知下部が硬質素材からなることで、軽衝突が発生した際に於ける衝突検知部の変形量を少なくし、歩行者衝突の後検出を抑制できる。
本発明の実施の形態に係る衝突検知装置を備えた車両を示す図であり、(A)は車両前部を示す斜視図であり、(B)は衝突検知装置等を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る衝突検知装置を示す図であり、(A)は衝突検知装置を示す側方断面図であり、(B)は衝突検知部が形成される部分を拡大して示す側方断面図である。 本発明の実施の形態に係る衝突検知装置の接続構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る衝突検知装置を示す図であり、(A)は歩行者衝突が発生した際の衝突検知装置の挙動を示す側方断面図であり、(B)は衝突検知部の変形状況を詳細に示す側方断面図である。 本発明の実施の形態に係る衝突検知装置を示す図であり、(A)は軽衝突が発生した際の衝突検知装置の挙動を示す側方断面図であり、(B)は衝突検知部の変形状況を詳細に示す側方断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る衝突検知装置11を備えた車両10を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明に於いては前後上下左右の各方向を用いるが、左右とは車両10を前方から見た場合の左右である。また、以下の説明では、車両10の前部に歩行者26が衝突する現象を歩行者衝突と称し、車両10の前部に歩行者26以外の小動物27等が衝突する現象を軽衝突と称する。
図1(A)は車両前部を示す斜視図であり、図1(B)は衝突検知装置等を示す分解斜視図である。
図1(A)を参照して、車両10の前部の意匠部分は、上方から、フロントフード12、グリル16およびバンパフェイス14から構成されている。本形態の衝突検知装置11を構成する部材は、グリル16またはバンパフェイス14の後方に設けられている。車両10が歩行者26に衝突したことを衝突検知装置11が検出すると、後述するECU20が、フロントフード12の近傍に配置されたエアバッグ22(不図示)を膨張展開し、歩行者26を二次衝突から保護する。また、ポップアップフード23(不図示)が動作し、フロントフード12の後方部分が上方に持ち上げられ、歩行者の頭部に与える衝撃を軽減する。ここで、エアバッグ22とポップアップフード23は両者が採用されても良いし、何れか一方が採用されても良い。
図1(B)を参照して、衝突検知装置11は、車両10のバンパフェイス14とバンパビーム13との間で車両幅方向に沿って伸び、車両10が衝突した際に変形することで衝撃を吸収する衝撃吸収部17と、車両幅方向に沿って伸び、車両10が衝突した際に変形することで、衝突が発生したことを検知する衝突検知部15と、を具備する。更に、図2(B)を参照して後述するように、衝突検知部15は、衝突検知下部152と、衝突検知下部152よりも軟性に優れる衝突検知上部151と、を有する。
衝撃吸収部17は、発泡ポリプロピレン等の発泡樹脂材、あるいは、ポリプロピレン等の樹脂材からなり、車両10の左方端部側から右方端部側まで連続して形成されている。衝撃吸収部17は、後述するバンパビーム13の前面に取り付けられている。
衝突検知部15は、衝撃吸収部17の前方部分に配設され、略チューブ状を呈している。衝突検知部15の具体的な形状は、図2等を参照して後述する。衝突検知部15は、歩行者衝突および軽衝突が発生した際に潰れるように変形し、後述する検出装置18が、衝突検知部15の変形量をセンシングすることで、歩行者衝突または軽衝突を検知している。具体的には、衝突検知部15の内部の圧力変化、衝突検知部15から外部に放出される空気の流速や流量等の変化を、後述する検出装置18が検出することで、衝突検知部15の変形量をセンシングする。ここで、検出装置18としては、例えば、衝突検知部15の両端側に配置された圧力センサを採用できる。
バンパビーム13は車両10の幅方向に伸び、金属板から成る略矩形断面を有する筒状の部材であり、衝撃吸収部17等を支持し、且つ、大衝突時のエネルギを吸収する役割を有する。歩行者衝突や軽衝突の際には、バンパビーム13は原則として変形せず、衝突検知装置11を後方から支持する。
図2を参照して、衝突検知装置11の構成を詳述する。図2(A)は衝突検知装置11を示す側方断面図であり、図2(B)は衝突検知部15が形成される部分を拡大して示す側方断面図である。
図2(A)を参照して、ここでは、衝撃吸収部17は、バンパビーム13の前面とバンパフェイス14の後面との間に配置されている。
図2(B)を参照して、衝撃吸収部17は、衝撃吸収上部171と、衝撃吸収下部172と、収納領域173と、を有している。収納領域173は、衝撃吸収部17の前面を後方に向かって窪ませた空洞であり、衝突検知部15を収納可能な容積を有している。衝撃吸収上部171および衝撃吸収下部172は、衝撃吸収部17の上端部および下端部を前方に向かって突出させた部分である。衝突検知部15は、衝撃吸収下部172の上面に載置されている。
衝突検知部15は、圧縮力が作用していない状況で略円環形状の断面を有するチューブ状の部材である。更に、衝突検知部15は、衝突検知上部151と衝突検知下部152とを有する。衝突検知下部152と衝突検知上部151とは、二色成形により形成される。これにより、軟性が異なる衝突検知上部151および衝突検知下部152から成る衝突検知部15を容易に製造できる。
衝突検知上部151と衝突検知下部152とは剛性が異なる。衝突検知上部151は衝突検知下部152よりも柔軟性に優れる材料から成る。換言すると、衝突検知下部152は衝突検知上部151よりも剛性が高い材料から成る。衝突検知上部151の具体的な材料としては例えばEPDM(エチレン-プロピレンゴム)が採用され、衝突検知下部152の具体的な材料としては例えばPP(ポリプロピレン)が採用される。
衝突検知下部152と衝突検知上部151との境界は、上下方向に於いて衝突検知部15の略中央に存在する。このようにすることで、歩行者衝突が発生した際には軟らかい衝突検知上部151が大きく圧縮変形する一方、軽衝突が発生した際には衝突検知下部152が大きな応力を発揮することで衝突検知部15の圧縮変形を小さくすることができる。よって、歩行者衝突と軽衝突とで、圧縮変形量を大きく異ならせることができ、歩行者衝突と軽衝突とを明確に区分して検知できる。
更に、衝突検知下部152と衝突検知上部151との境界において、衝突検知下部152の表面と衝突検知上部151の表面とは連続的に形成される。更には、衝突検知部15の断面形状は略円環形状である。具体的には、衝突検知上部151と衝突検知下部152との境界の外面は、断面を見ると、円の一部を構成している。よって、歩行者衝突が発生した際の変形を容易にしつつ、軽衝突が発生した際の前後方向に対する剛性を一定以上に確保している。
また、衝突が発生していない状況に於いて、衝撃吸収上部171および衝撃吸収下部172の前端部は、衝突検知部15の先端部よりも前方に配置されている。係る構成により、歩行者衝突および軽衝突が発生した際に、衝突検知部15で効果的に衝突を検知しつつ、衝撃吸収部17が前後方向に圧縮変形することで、後述する歩行者26および小動物27を衝突から保護することができる。
図3は、衝突検知装置11の接続構成を示すブロック図である。衝突検知装置11は、ECU20と、検出装置18と、速度センサ19と、エアバッグ22と、ポップアップフード23と、報知装置25と、を有している。
ECU20は、CPU21と、RAM24とを有する演算制御部であり、出力側端子と入力側端子とを有する。ECU20の入力側端子には、検出装置18および速度センサ19が接続されている。ECU20の出力側端子には、エアバッグ22、ポップアップフード23および報知装置25が接続されている。ECU20は、検出装置18および速度センサ19等から入力される入力情報に基づいて、所定の演算処理を実行し、エアバッグ22、ポップアップフード23および報知装置25等の動作を制御するための出力信号を出力する。
検出装置18は、上記したように、衝突検知部15の内部圧力等に応じた電気信号をECU20に入力する。ECU20は、検出装置18が検知する衝突検知部15の内部圧力変化が一定以上であれば歩行者衝突が発生したと判断する一方、当該圧力変化が一定未満であれば軽衝突と判断する。
速度センサ19は、タイヤの回転速度等に基づいて、車両10の走行速度を示す電気信号をECU20に入力する。ECU20は、速度センサ19が検出した車両10の走行速度が一定以下で歩行者衝突が発生した場合に、歩行者26を保護するべく、エアバッグ22の膨張展開およびポップアップフード23の起動を行う。
エアバッグ22およびポップアップフード23は、図1を参照して説明したとおりであり、歩行者衝突が発生した際に歩行者26を保護するべく、ECU20の指示に基づいて、エアバッグ22は膨張展開し、ポップアップフード23は隆起するように変位する。
報知装置25は、特定の表示または発音を行うことで、歩行者衝突または軽衝突が発生した旨を、車両10に搭乗する乗員に報知する。
図4および図5を参照して、歩行者衝突および軽衝突が発生した際の衝突検知装置11の挙動を説明する。図4は歩行者衝突が発生した際における衝突検知装置11の挙動を示し、図5は軽衝突が発生した際における衝突検知装置11の挙動を示す。
図4を参照して、歩行者衝突が発生した際における衝突検知装置11の挙動を説明する。図4(A)は歩行者衝突が発生した際の衝突検知装置11の挙動を示す側方断面図であり、図4(B)は衝突検知部15の変形状況を詳細に示す側方断面図である。ここでは、図面の簡略化のために、図2(A)に示したバンパフェイス14およびグリル16は、図示していない。
図4(A)を参照して、車両10の前部に歩行者26が衝突する歩行者衝突が発生すると、図2(A)に示したバンパフェイス14およびグリル16が、後方に向かって変形する。更に、衝撃吸収部17および衝突検知部15が後方に向かって変形する。衝撃吸収部17が前後方向に圧縮されるように変形することで、衝撃エネルギが吸収され、歩行者26の脚部等に加わる衝撃を緩和することができる。
歩行者衝突が発生すると、衝突検知部15が大きく圧縮変形する。これにより、図3を参照して、ECU20は、検出装置18が検出した衝突検知部15の変形量、例えば圧力変化量または空気排出量等が一定値を超えたことに基づいて、歩行者衝突が発生したことを検知する。
これに応じて、ECU20は、図3に示すエアバッグ22を膨張展開し、更に、ポップアップフード23を稼働させる。これにより、歩行者26がエアバッグ22およびフロントフード12により受け止められ、歩行者26を効果的に保護できる。また、ECU20は、報知装置25を用いて歩行者衝突が発生した旨を乗員に報知する。
図4(B)を参照して、歩行者衝突が発生した際には、衝突検知部15の圧縮変形量が大きくなる。具体的には、歩行者衝突が発生した際に、歩行者26から衝突検知部15に与えられる衝撃は、矢印が示すように、下側後方を向いている。
この衝撃により、衝撃吸収部17の衝撃吸収上部171は、その後端部分近傍を支点として、下方に向かって倒れ込み、衝突検知部15を上方から押圧する。一方、衝撃吸収下部172は、衝撃の影響がそれほど大きくないので、下方に倒れ込む量は小さく、衝突検知部15を下方から支持している。
上記したように、衝突検知部15は、軟性に優れた衝突検知上部151と、剛性に優れた衝突検知下部152から成る。よって、衝撃吸収上部171が衝突検知部15を上方から押圧すると、衝突検知上部151が下方に向かって大きく圧縮変形する。一方、衝突検知下部152の圧縮変形量は、衝突検知上部151よりも小さい。
また、衝突検知部15は、歩行者衝突をセンシングする際には、弾性変形を起こすことで、歩行者衝突を良好に検知する。一方、衝突検知部15は、歩行者衝突が発生した直後は塑性変形しており、衝突検知部15からの反発力は無い。
図5を参照して、軽衝突が発生した際における衝突検知装置11の挙動を説明する。図5(A)は軽衝突が発生した際の衝突検知装置11の挙動を示す側方断面図であり、図5(B)は衝突検知部15の変形状況を詳細に示す側方断面図である。
図5(A)を参照して、車両10の前部に小動物27等が衝突する軽衝突が発生すると、図2(A)に示したバンパフェイス14およびグリル16が、後方に向かって変形する。更に、衝撃吸収部17および衝突検知部15が後方に向かって変形する。特に衝撃吸収部17が変形することで、衝撃エネルギが吸収され、小動物27に加わる衝撃を緩和することができる。
図5(B)を参照して、小動物27は上記した歩行者26よりも重心位置が低いことから、軽衝突が発生した際の衝撃の入力方向は、矢印が示すように、前後方向に対して略平行となる。または、衝突した小動物27等が小さい場合は、衝撃の入力方向は、矢印が示すように、後側上方を向く。
このように成ると、先ず、小動物27が車両10の前部に衝突することで生じる衝撃エネルギは、衝撃吸収上部171の前端および衝撃吸収下部172の前端に作用する。衝撃吸収上部171および衝撃吸収下部172は、衝撃を吸収しながら前後方向に圧縮変形する。また、衝突検知部15にも前方から衝撃エネルギが作用するが、剛性に優れる衝突検知下部152が前後方向に大きな応力を発揮し、衝突検知部15が前後方向に大きく圧縮変形することはない。
ここで、軽衝突が発生した際、衝撃吸収上部171および衝撃吸収下部172の前端部は、衝突検知部15の前端部よりも前方に配置される。このようにすることで、軽衝突が発生した際に衝突検知部15が大きく圧縮変形することを抑制できる。
上記のことから、軽衝突が発生した際、衝突検知部15は、多少の潰れ変形は生じるが、その変形量は歩行者衝突が発生した際と比較すると遙かに小さい。よって、衝突検知部15の内部に於ける圧力変動等も小さい。
衝突検知部15は、軽衝突をセンシングする際には、比較的に小さな弾性変形を起こすことで、軽衝突を良好に検知する。一方、衝突検知部15は、軽衝突が発生した直後は塑性変形しており、衝突検知部15からの反発力は無い。
軽衝突が発生した際には、ECU20が、検出装置18が検出した衝突検知部15の変形量、例えば圧力変化量または空気排出量等が一定値を超えないことに基づいて、軽衝突が発生したことを検知する。また、ECU20は、報知装置25を用いて軽衝突が発生した旨を乗員に報知する。
その後、ECU20は、エアバッグ22を膨張展開させず、ポップアップフード23を稼働させない。これにより、不用意にエアバッグ22およびポップアップフード23が作動することで、乗員の視界が妨げられることを防止できる。
上記した本実施形態により奏される主要な効果を、以下に説明する。
本実施形態の衝突検知装置11によれば、衝突検知部15の衝突検知上部151が衝突検知下部152よりも軟性に優れることで、歩行者衝突が発生した際に衝突検知上部151の変形量が大きく確保され、歩行者衝突を正確に検知できる。また、衝突検知部15の衝突検知下部152が硬質素材からなることで、軽衝突が発生した際に於ける衝突検知部15の変形量を少なくし、歩行者衝突の誤検出を抑制できる。
更に、本実施形態の衝突検知装置11によれば、衝突検知部15の断面形状が略円環形状であることで、車両衝突が発生した際に、衝突検知部15が安定して変形し、衝突が発生したことを正確に検知できる。
更に、本実施形態の衝突検知装置11によれば、衝突検知上部151と衝突検知下部152との境界が、上下方向に於いて衝突検知部15の略中央に存在することで、歩行者衝突が発生した際に於ける変形量および軽衝突が発生した際に於ける応力を確実に確保できる。
更に、本実施形態の衝突検知装置11によれば、衝突検知上部151と衝突検知下部152とが二色成形により形成されることで、衝突検知上部151と衝突検知下部152とから成る衝突検知部15を容易に形成することができる。
更に、本実施形態の衝突検知装置11によれば、衝突検知下部152の表面と衝突検知上部151の表面とが連続的に形成されることで、軽衝突時に前方から衝撃が作用した場合でも、歩行者衝突時に前側上方から衝撃が作用した場合でも、衝突を検知出来る。
更に、本実施形態の衝突検知装置11によれば、収納領域173に衝突検知部15を収納することができ、歩行者衝突が発生した際には衝撃吸収上部171が下方に倒れることで衝撃吸収部17を好適に圧縮変形させ、軽衝突が発生した際には衝撃吸収上部171および衝撃吸収下部172が前後方向に応力を発生させることで衝撃吸収部17の圧縮変形を抑止できる。
更に、本実施形態の衝突検知装置11によれば、軽衝突が発生した際に、衝撃吸収上部171および衝撃吸収下部172の前端部が、衝突検知部15の前端部よりも前方に配置されることで、軽衝突が発生した際における衝突検知部15の圧縮量を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。また、上記した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
例えば、本実施形態では、図1(B)を参照して、衝突検知部15としてチューブ型を採用したが、チャンバ型の衝突検知部15を採用することもできる。また、衝突検知部15としてチューブ型を採用する場合、その断面形状は円形のみに限られず、四角形等の多角形形状を採用することもできる。
また、図1(B)を参照して、上記では衝突検知部15の内部圧力変化や排出空気流量の変化に基づいて、歩行者衝突および軽衝突を検知したが、衝突検知部15として衝突時の変形により出力が変化する光ファイバー等を採用することもできる。
更に、図2(B)を参照して、衝突検知下部152の厚みを衝突検知上部151よりも相対的に厚くすることもでき、これにより歩行者衝突と軽衝突とを区別して検知する効果を顕著にできる。
更に、図2(B)を参照して、衝突検知下部152の下面にリブを形成し、または、衝突検知下部152を部分的あるいは全体的に肉厚とすることで、衝突検知下部152の剛性を更に向上することもできる。
更に、衝撃吸収下部172の上面前端部分を上方に突出させて突起部を形成することができる。係る構成により、当該突起部により衝突検知部15の前方への移動が制限され、振動等に起因して衝突検知部15が衝撃吸収部17の収納領域173から離脱してしまうことを防止できる。
10 車両
11 衝突検知装置
12 フロントフード
13 バンパビーム
14 バンパフェイス
15 衝突検知部
151 衝突検知上部
152 衝突検知下部
16 グリル
17 衝撃吸収部
171 衝撃吸収上部
172 衝撃吸収下部
173 収納領域
18 検出装置
19 速度センサ
20 ECU
21 CPU
22 エアバッグ
23 ポップアップフード
24 RAM
25 報知装置
26 歩行者
27 小動物

Claims (6)

  1. 車両前部のバンパフェイスとバンパビームとの間で車両幅方向に沿って伸び、車両が衝突した際に変形することで衝撃を吸収する衝撃吸収部と、
    前記車両幅方向に沿って伸び、前記車両が衝突した際に変形することで、衝突が発生したことを検知する衝突検知部と、を具備し、
    前記衝突検知部は、衝突検知下部と、前記衝突検知下部よりも軟性に優れる衝突検知上部と、を有し、
    前記衝突検知上部は前記衝突検知下部よりも柔軟性に優れる材料から成ることを特徴とする衝突検知装置。
  2. 前記衝突検知部の断面形状は略円環形状であることを特徴とする請求項1に記載の衝突検知装置。
  3. 前記衝突検知下部と前記衝突検知上部との境界は、上下方向に於いて前記衝突検知部の略中央に存在することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衝突検知装置。
  4. 前記衝突検知下部と前記衝突検知上部とは、二色成形により形成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の衝突検知装置。
  5. 前記衝突検知下部と前記衝突検知上部との境界において、前記衝突検知下部の表面と前記衝突検知上部の表面とは連続的に形成されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の衝突検知装置。
  6. 前記衝撃吸収部は、
    前記衝撃吸収部の前面を後方に向かって窪ませた収納領域と、
    前記収納領域の上方に存在する前記衝撃吸収部である衝撃吸収上部と、
    前記収納領域の下方に存在する前記衝撃吸収部である衝撃吸収下部と、を有することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の衝突検知装置。
JP2020035210A 2020-03-02 2020-03-02 衝突検知装置 Active JP7473361B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020035210A JP7473361B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 衝突検知装置
US17/112,453 US11491936B2 (en) 2020-03-02 2020-12-04 Collision detection device
DE102021200872.0A DE102021200872A1 (de) 2020-03-02 2021-02-01 Kollisionserkennungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020035210A JP7473361B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 衝突検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021138185A JP2021138185A (ja) 2021-09-16
JP7473361B2 true JP7473361B2 (ja) 2024-04-23

Family

ID=77271443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020035210A Active JP7473361B2 (ja) 2020-03-02 2020-03-02 衝突検知装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11491936B2 (ja)
JP (1) JP7473361B2 (ja)
DE (1) DE102021200872A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102642568B1 (ko) * 2019-09-27 2024-02-29 현대모비스 주식회사 보행자 충돌 감지장치
JP7473361B2 (ja) * 2020-03-02 2024-04-23 株式会社Subaru 衝突検知装置
KR20220120012A (ko) * 2021-02-22 2022-08-30 현대자동차주식회사 가상 엔진음 출력 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104805A (ja) 2012-11-26 2014-06-09 Toyota Motor Corp 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ
US20150274118A1 (en) 2014-03-31 2015-10-01 Ford Global Technologies, Llc Impact tubing for pedestrian protection sensor for automotive vehicle
DE102014214595A1 (de) 2014-07-24 2016-01-28 Continental Automotive Gmbh Kraftfahrzeugteil mit einem Aufprallsensor
JP2016203818A (ja) 2015-04-23 2016-12-08 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4161270B2 (ja) * 2003-10-29 2008-10-08 株式会社デンソー 衝突荷重検出センサ
JP2006125999A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Denso Corp 衝突検出センサ
JP4324172B2 (ja) * 2006-02-15 2009-09-02 トヨタ自動車株式会社 車両用バンパ構造
JP4726650B2 (ja) * 2006-02-24 2011-07-20 本田技研工業株式会社 車両用センサモジュール
JP4858786B2 (ja) 2008-03-12 2012-01-18 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP5302643B2 (ja) * 2008-12-02 2013-10-02 株式会社デンソー 衝突検出装置及び衝突検出方法
JP5499907B2 (ja) 2010-05-28 2014-05-21 トヨタ自動車株式会社 歩行者衝突検知装置
US8577555B2 (en) * 2011-09-23 2013-11-05 Ford Global Technologies, Llc Dual-chamber impact detector
KR20130064306A (ko) * 2011-12-08 2013-06-18 현대자동차주식회사 차량용 에너지 업소버
JP2015081070A (ja) 2013-10-24 2015-04-27 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP6146383B2 (ja) * 2014-08-08 2017-06-14 トヨタ自動車株式会社 圧力チューブ式歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
JP6107784B2 (ja) * 2014-10-10 2017-04-05 トヨタ自動車株式会社 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
JP6481475B2 (ja) * 2015-04-10 2019-03-13 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP6256427B2 (ja) * 2015-08-10 2018-01-10 トヨタ自動車株式会社 歩行者衝突検知センサを備えた車両用バンパ構造
DE102015223573A1 (de) * 2015-11-27 2017-06-01 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kollisionserfassungsvorrichtung für ein Kraftfahrzeug zur Erfassung einer Kollision mit einem Fußgänger
JP6467355B2 (ja) * 2016-01-11 2019-02-13 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置
JP6285977B2 (ja) * 2016-03-28 2018-02-28 本田技研工業株式会社 車両用バンパ
US9834164B1 (en) * 2016-07-27 2017-12-05 GM Global Technology Operations LLC Impact sensor arrangements for active hood systems of motor vehicles
JP6766776B2 (ja) * 2017-08-21 2020-10-14 トヨタ車体株式会社 車両用バンパー
KR102642568B1 (ko) * 2019-09-27 2024-02-29 현대모비스 주식회사 보행자 충돌 감지장치
JP7473361B2 (ja) * 2020-03-02 2024-04-23 株式会社Subaru 衝突検知装置
JP7139026B2 (ja) * 2020-07-28 2022-09-20 本田技研工業株式会社 緩衝構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014104805A (ja) 2012-11-26 2014-06-09 Toyota Motor Corp 歩行者衝突検出装置を備えた車両用バンパ
US20150274118A1 (en) 2014-03-31 2015-10-01 Ford Global Technologies, Llc Impact tubing for pedestrian protection sensor for automotive vehicle
DE102014214595A1 (de) 2014-07-24 2016-01-28 Continental Automotive Gmbh Kraftfahrzeugteil mit einem Aufprallsensor
JP2016203818A (ja) 2015-04-23 2016-12-08 株式会社デンソー 車両用衝突検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20210268979A1 (en) 2021-09-02
DE102021200872A1 (de) 2021-09-02
JP2021138185A (ja) 2021-09-16
US11491936B2 (en) 2022-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7473361B2 (ja) 衝突検知装置
JP4264844B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP4539281B2 (ja) 車両用障害物判別装置
JP4375451B2 (ja) 車両用衝突検知装置
CN108290539B (zh) 用于机动车的用来检测与行人碰撞的碰撞检测装置
JP4434293B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP4941773B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP5447984B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP6294066B2 (ja) 歩行者衝突検知装置
JP7431060B2 (ja) 衝突検知装置
JP6212368B2 (ja) 歩行者衝突検知装置
JP5499907B2 (ja) 歩行者衝突検知装置
JP7460395B2 (ja) 衝突検知装置
JP7460396B2 (ja) 衝突検知装置
JP4858786B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP4883370B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP7424865B2 (ja) 衝突検知装置
WO2016092793A1 (ja) 車両用衝突検知装置
JP5003636B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP6577297B2 (ja) 歩行者保護装置
JP6334337B2 (ja) 車両用衝突感知センサ取付構造
JP5115816B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP6408312B2 (ja) 歩行者衝突検知装置
JP5354301B2 (ja) 車両用衝突検知装置
JP2019172154A (ja) 衝突検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7473361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150