JP7471707B1 - ローリング鍛造方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】最終製品形状の真円度を高めることができ、ロールの外周面同士が干渉するおそれがないローリング鍛造方法及び装置を提供する。【解決手段】本発明のローリング鍛造装置は、環状の鍛造ブランクc4の内径に対して鍛造ブランクc4の軸方向両側から傾斜状態で当接して軸方向の押圧力を作用させる2個のエッジロール1、2と、2個のエッジロール1、2の軸線を含む平面を境として鍛造ブランクc4の外周側で対向配置されると共に鍛造ブランクc4の外周面に対して押圧力を作用させる2個の受けロール3A、3Bとを具備することを特徴とする。【選択図】図1A

Description

本発明はローリング鍛造方法及び装置に関するものである。
従来、自動車のデファレンシャルなどに使用されるリングギヤは、ローリング鍛造により製造されている。この鍛造に使用されるローリング鍛造装置として、特許文献1(特許第2507867号公報)に開示された装置(ローリングマシン)が知られている。
このローリングマシンは、環状のブランクの内径に対して軸方向両側から傾斜状態で当接して軸方向の押圧力を作用させる2個のエッジロールと、鍛造ブランクの外周面に押圧力を作用させる1個の受けロールとを有する。2個のエッジロールと1個の受けロールで三角形の閉塞領域を形成し、当該閉塞領域で最終製品形状を閉塞圧延転造する。
特許第2507867号公報
しかしながら、従来のローリングマシンは、三角形の閉塞領域の周方向両側(上流側と下流側)で鍛造ブランクの内外周がフリー状態(無支持状態)になるため、最終製品形状の真円度が悪いという課題があった。また、三角形の閉塞領域の外周側で2個のエッジロールと1個の受けロールが互いに接近すると、これらロールの外周面同士が干渉するおそれがある。このため、ローリング鍛造可能な最終製品形状に制約があった。
そこで本発明の目的は、最終製品形状の真円度を高めることができ、またロールの外周面同士が干渉するおそれがないローリング鍛造方法及び装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明のローリング鍛造方法は、環状の鍛造ブランクを成形する鍛造プレス工程と、前記鍛造ブランクの内径に対して前記鍛造ブランクの軸方向両側から傾斜状態で当接して軸方向の押圧力を作用させる2個のエッジロールと、前記2個のエッジロールの軸線を含む平面を境として前記鍛造ブランクの外周側で対向配置されると共に前記鍛造ブランクの外周面に対して押圧力を作用させる2個の受けロールとで、前記鍛造ブランクから最終製品形状を圧延転造する圧延転造工程とからなることを特徴とする。
また、本発明のローリング鍛造装置は、環状の鍛造ブランクの内径に対して前記鍛造ブランクの軸方向両側から傾斜状態で当接して軸方向の押圧力を作用させる2個のエッジロールと、前記2個のエッジロールの軸線を含む平面を境として前記鍛造ブランクの外周側で対向配置されると共に前記鍛造ブランクの外周面に対して押圧力を作用させる2個の受けロールとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、最終製品形状の真円度を高めることができ、またロールの外周面同士が干渉するのを防止することができる。
本発明に係るローリング鍛造装置を斜め上方から見た斜視図である。 本発明に係るローリング鍛造装置を斜め下方から見た斜視図である。 本発明に係るローリング鍛造装置の平面図である。 本発明に係るローリング鍛造装置の下面図である。 本発明に係るローリング鍛造装置の正面図である。 本発明に係るローリング鍛造装置の右側面図である。 図2Aの上側エッジロールを省略した平面図である。 (a)上側エッジロールと(b)下側エッジロールの斜視図である。 本発明に係るローリング鍛造方法による環状の製品例1の断面図である。 本発明に係るローリング鍛造方法による環状の製品例2の断面図である。 本発明に係るローリング鍛造方法による環状の製品例3の断面図である。 本発明に係るローリング鍛造方法による環状の製品例4の断面図である。 従来のローリング鍛造方法の工程を示す説明図である。 従来のローリング鍛造方法で使用する装置の説明図である。 従来のローリング鍛造方法で使用する(a)鍛造ブランクの断面図、(b)ローリング鍛造装置の断面図、(c)ローリング鍛造装置の平面図である。 従来のローリング鍛造装置の側面図である。 従来のローリング鍛造装置の平面図である。
●ローリング鍛造方法と装置
以下、本発明に係るローリング鍛造方法と装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はローリング鍛造装置を斜め上方から見た斜視図、図1Bは同装置を斜め下方から見た斜視図である。
このローリング鍛造装置は、上エッジロール1、下エッジロール2及び前後一対の受けロール3A、3Bを有する。上エッジロール1と下エッジロール2によって最終製品dの内径面(内周面)を押圧し、受けロール3A、3Bによって最終製品dの外径面(外周面)を押圧する。
上エッジロール1と下エッジロール2は回転駆動手段に連結され、図1Aのように矢印方向に回転駆動される。また、上エッジロール1と下エッジロール2は、図2Aの平面Pに沿って水平移動可能に構成されている。平面Pは、上下のエッジロール1、2の軸線を含む平面である。
上エッジロール1と下エッジロール2の軸線は、最終製品dの回転面に対して所定角度で傾斜している。傾斜方向は、最終製品dの半径方向外方である。
上エッジロール1と下エッジロール2の軸線の所定傾斜角度は、最終製品dの内径形状に対応して設定することができる。この所定傾斜角度は、基本的には上エッジロール1と下エッジロール2で等しくすることができる。
例えば、上エッジロール1と下エッジロール2の傾斜角度を約60度に設定することができる。但し、最終製品dの内径形状によっては、上エッジロール1と下エッジロール2の所定傾斜角度を互いに異ならせることも可能である。
上エッジロール1と下エッジロール2の軸線を傾斜させるのは、上下のエッジロール1、2によって最終製品dの内径形状を分担して鍛造形成するためである。エッジロール1、2の傾斜によって、最終製品dの内径を軸線方向と半径方向の両方向で押圧することができる。これにより、最終製品dの多様かつ複雑な内径形状にも対応可能となる。
上エッジロール1と下エッジロール2の各単体を図5(a)(b)に示す。図5(a)に示すように、上エッジロール1は本体円筒部1iに続いて4つの環状段部1h、1g、1f、1eを有する。これら4つの環状段部1h、1g、1f、1eは、それぞれ、最終製品dの内径に形成される4つの環状段部d8、d7、d6、d5(図1A参照)に対応している。
図5(b)に示すように、下エッジロール2は3つの環状段部2g、2f、2eを有する。これら3つの環状段部2g、2f、2eは、それぞれ、最終製品dの内径に形成される3つの環状段部d11、d10、d9(図1B、図2B参照)に対応している。
前後の受けロール3A、3Bは、上下のエッジロール1、2の軸線を含む平面Pを境として、最終製品dの外周側で対向配置されている。受けロール3A、3Bの高さ位置は、最終製品dの回転面(支持面)と同じ高さである。
最終製品dの下面は、水平な支持板によって支持される。この支持板は、エッジロール1、2の先端部が図2Aの平面Pに沿って移動可能に挿入される長孔を有する。
上下のエッジロール1、2の軸線を含む平面Pは、図2Aで水平な一点鎖線で示される。受けロール3A、3Bの軸線3Ac、3Bcは、平面Pから等距離Eに配設されている。
このように2個の受けロール3A、3Bを使用することにより、最終製品dの真円度を高めることができる。すなわち、図2A、図4において最終製品dの内径が上下のエッジロール1、2によって平面Pに沿った右方向に外向き力ベクトルF1で押圧されるのに対し、最終製品dの外径が平面Pを挟む上下両側から2個の受けロール3A、3Bによって回転中心Cの方向に内向き力ベクトルF2、F2で均等に押圧される。
なお、図4では図2Aの上側エッジロールを省略している。図4の3つの力ベクトルF1、F2、F2の釣合いによって最終製品dの曲率半径が規制される結果、最終製品dの真円度が高まる。
最終製品dの回転中心Cと、受けロール3A、3Bの軸線3Ac、3Bcとを結ぶ直線は、平面Pに対して等しい角度θを成す。回転中心Cを頂点とする三角形(C、3Ac、3Bc)は、二等辺三角形となる。
受けロール3A、3Bの直径や角度θの大きさは、最終製品dの大きさ(直径)によって自由に変更することができる。但し、受けロール3A、3Bの直径は同一でなければならないし、平面Pに対する角度θも受けロール3Aと3Bで同一でなければならない。この関係が崩れると最終製品dの真円度等に影響して製品不良となる。したがって、前記「二等辺三角形」は製品品質に必須である。
図示例では角度θを約30度にしているが、この角度に限定されないことは勿論である。また、図示例では受けロール3A、3Bの直径を最終製品dの直径よりもやや小さくしているが、このような大小関係に限定されないことも勿論である。
受けロール3A、3Bの中心孔3Aa、3Baにはカセット式で一体のロール支持軸が嵌合される。ロール支持軸は共通の架台(固定)に配設された軸受によって自由回転可能に支持される。
受けロール3A、3Bの外周面の幅(上下幅)は、図3Aに示すように、最終製品dの外周面の幅(上下幅)よりもやや幅広である。これにより、最終製品dの外周面の全面が、受けロール3A、3Bによって確実に支持される。
受けロール3A、3Bの上端縁は、テーパ面3Ai、3Biとされている。このテーパ面3Ai、3Biによって、上エッジロール1の本体円筒部1iとの干渉が回避されるように構成されている。
すなわち、受けロール3A、3B同士を相互に接近させて配置したり、或いは上下のエッジロール1、2を受けロール3A、3Bに接近させたりしても、受けロール3A、3Bに対して上エッジロール1が干渉するのを防止するようにしている。
もっとも、テーパ面3Ai、3Biは、上エッジロール1と受けロール3A、3Bの干渉を防止するために必須のものではない。本実施形態では受けロール3A、3Bを2個で構成しているので、受けロール3A、3Bの相互間隔を拡大することによりロール間の干渉は容易に回避することが可能である。
従来のように受けロールを1個で構成した場合、図9(b)(c)のように受けロール3と上下のエッジロール1、2が干渉しやすい。したがって、エッジロール1、2や受けロール3の形状が制約されたり、ひいてはローリング鍛造可能な最終製品dの形状が制約されたりする。
本実施形態のように受けロールを前後一対の2個の受けロール3A、3Bで構成することにより、上下のエッジロール1、2が受けロール3A、3Bに干渉するのを回避することができる。したがって、エッジロール1、2や受けロール3A、3Bの形状を自由に設計することができるので、ローリング鍛造可能な最終製品dの形状も自由に設計することができる。
●形状が異なる最終製品dの例
図6A-図6Dは形状が異なる最終製品dの例を示したものである。上エッジロール1と下エッジロール2の形状は、それぞれの最終製品dの形状に対応させる。いずれの例でも、2個の受けロール3A、3Bで最終製品dの外周面を押圧する。
図6A、図6Bでは2個の受けロール3A、3Bの外周面が最終製品dの外周面に対応して単純円筒状であるが、図6Cでは受けロール3A、3Bの外周面が最終製品dの外周面に対応してテーパ面(円すい面)である。また、図6Dでは最終製品dの外周面に対応して受けロール3A、3Bの外周面に環状凸部を形成している。
●従来のローリング鍛造方法と装置
本発明のローリング鍛造方法とローリング鍛造装置は、受けロールを2個で構成したこと以外は、特許文献1(特許第2507867号公報)に開示された従来のローリング鍛造方法及び装置と基本的に同じである。そこで、図7-図10Bを参照して従来のローリング鍛造方法と装置を以下説明する。
図7は従来のローリング鍛造方法を示す工程説明図である。この工程では、まず左端のビレットc1を誘導加熱炉で所定温度(例えば、1250℃)に加熱する。この加熱したビレットc1を据え込みポンチとダイスで円板状のブランクc2に据え込みする。
次に、最終製品dの内外径寸法よりも小径のポンチとダイスにより、最終製品dの内外径寸法よりも小径で軸方向の肉厚を最終製品dの軸方向肉厚より厚い形状の有底環状の中間品ブランクc3を成形する。このブランクc3の底部中央を打ち抜きポンチとダイスで打ち抜いて最終製品dの内外径寸法よりも小径で軸方向の肉厚を最終製品dの軸方向肉厚より厚い形状の断面L型環状の鍛造ブランクc4を成形する。
以上が鍛造プレス工程である。この鍛造プレス工程を図8でさらに詳しく説明すると、まずビレットc1を誘導加熱炉4で所定温度に加熱し、据え込みポンチ5とダイス6で円板状のブランクc2に据え込みする。
次に、最終製品dの内外径寸法よりも小径のポンチ7とダイス8により、最終製品dの内外径寸法よりも小径で軸方向の肉厚を最終製品dの軸方向肉厚より厚い形状の有底環状の中間品ブランクc3を成形する。このブランクc3の底部中央を鍛造プレス11の打ち抜きポンチ9とダイス10で打ち抜いて、最終製品dの内外径寸法よりも小径で軸方向の肉厚を最終製品dの軸方向肉厚より厚い形状の断面L型環状の鍛造ブランクc4を成形する。
鍛造プレス11は、各ポンチ及びダイスを等間隔で設置し、その成形動作を同調連動して行うように構成され、トランスファフィーダ(図示省略)により、鍛造対象品を各ポンチ及びダイスの加工位置へ順次供給する構成とされている。
底部中央を打ち抜いた鍛造ブランクc4は、図8右端のローリングマシン12によってローリング鍛造されて最終製品形状にされる。このローリングマシン12は、鍛造ブランクc4に軸方向両端から当接して軸方向の押圧力を作用させる2個のエッジロール1、2と、2個のエッジロール1、2の鍛造ブランクc4に対する押圧力作用平面と略同一平面内で鍛造ブランクc4の外周面に当接して径方向内方への押圧力を作用させ最終製品dの外周面形状を付与する1個の受けロール3を有する(本実施形態では2個の受けロール3A、3B)。
図9に示すように、2個のエッジロール1、2は、最終製品dの軸方向両端面における軸方向に沿う切断面形状を具備させてある。すなわせち、一方のエッジロール1は、最終製品dのウェブd1を成形する第1成形面1aと、これに連続して最終製品dのフランジ部d2の内径テーパー面を成形する第2成形面1bと、これに連続して最終製品dの一方の軸方向端面d3を形成する第3成形面1cとを一体に具備している。他方のエッジロール2も、ほぼ同様な第1成形面2a、第2成形面2b及び第3成形面2cを具備している。
これら2個のエッジロール1、2は、図10A及び図10Bに示すように、基台13に支持部材14、15を介して所定角度傾斜させて上下に対向状態で設置され、かつ、回転自在に支持され、上側のエッジロール1は、上方へ退避可能とされている。受けロール3は、前述したように固定式の架台に支持されたロール支持軸に位置固定で取付けてもよいし、基台13に押圧手段16を介して水平に摺動するように設置された摺動台17に回転駆動可能に支持してもよい。受けロール3によって、圧延転造中の鍛造ブランクc4に径方向の押圧力を作用させる。
圧延転造中の鍛造ブランクc4の外周面には複数個のガイドロール18が当接可能で圧延転造中の鍛造ブランクc4の拡径に応じて径方向に自動的に移動するよう基台13に支持されている。図10Bにおいて、19は鍛造ブランクc4の搬入手段、20は最終製品dの搬出手段である。
鍛造プレス11とローリングマシン12とが連続ラインで構成されている場合では、熱間鍛造された鍛造ブランクc4の余熱を利用し、鍛造ブランクc4はそのまま、或いは誘導加熱炉で若干加熱して所定温度(例えば、950℃)とされた後、ローリングマシン12の2個のエッジロール1、2間に供給される。2個のエッジロール1、2で鍛造ブランクc4を軸方向両端から押圧し、かつ、1個の受けロール3を鍛造ブランクc4の外周面に圧接して径方向の押圧力を作用させる(本実施形態では2個の受けロール3A、3Bで押圧力を作用させる)。
この状態で受けロール3を回転させて鍛造ブランクc4を接触回転させながら、2個のエッジロール1、2と1個の受けロール3とで鍛造ブランクc4を閉塞圧延転造し、最終製品dとする。2個のエッジロール1、2は従動回転させる他、積極的に回転させるようにしてもよい。
転造完了後、受けロール3の回転が停止されると共に、受けロール3が径方向に後退せしめられ、上エッジロール1が上方へ退避移動せしめられる。これにより、転造が完了した最終製品dが搬出手段20で搬出され、次の鍛造ブランクc4が搬入手段19で搬入され、前記動作を反復する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば前記実施形態では上エッジロール1と下エッジロール2の両方とも段付き形状にしたが、当該段付き形状は最終製品dの形状に依るものであって、最終製品dの形状によって例えば上エッジロール1又は下エッジロール2の一方のみを段付き形状とし、他方はテーパ形状とすることができる。
1:上エッジロール 1a:第1成形面
1b:第2成形面 1c:第3成形面
1h、1g、1f、1e:段部 1i:本体円筒部
2:下エッジロール 2a:第1成形面
2b:第2成形面 2c:第3成形面
2g、2f、2e:段部 3A、3B:受けロール
3Aa、3Ba:中心孔 3Ac、3Bc:軸線
3Ai、3Bi:テーパ面 4:誘導加熱炉
5:据え込みポンチ 6:ダイス
7:ポンチ 8:ダイス
9:打ち抜きポンチ 10:ダイス
11:鍛造プレス 12:ローリングマシン
13:基台 14、15:支持部材
16:押圧手段 17:摺動台
18:ガイドロール 19:搬入手段
20:搬出手段 C:回転中心
E:等距離 P:平面
c1:ビレット c2:ブランク
c3:中間品ブランク c4:鍛造ブランク
d:最終製品 d1:ウェブ
d11、d10:段部 d2:フランジ部
d3:軸方向端面 d8、d7:段部
F1:外向き力ベクトル F2:内向き力ベクトル
θ:角度

Claims (5)

  1. 環状の鍛造ブランクを成形する鍛造プレス工程と、
    前記鍛造ブランクの半径方向に移動可能であって、前記鍛造ブランクの内径に対して前記鍛造ブランクの軸方向両側から傾斜状態で当接して軸方向の押圧力を作用させる2個のエッジロールと、前記2個のエッジロールの軸線を含む平面を境として前記鍛造ブランクの外周側の固定位置で対向配置されると共に前記2個のエッジロールが前記鍛造ブランクの半径方向外方へ移動する際に前記鍛造ブランクの外周面に対して押圧力を作用させる2個の受けロールとで、前記鍛造ブランクから最終製品形状を圧延転造する圧延転造工程とからなることを特徴とするローリング鍛造方法。
  2. 環状の鍛造ブランクの半径方向に移動可能であって、前記鍛造ブランクの内径に対して前記鍛造ブランクの軸方向両側から傾斜状態で当接して軸方向の押圧力を作用させる2個のエッジロールと、
    前記2個のエッジロールの軸線を含む平面を境として前記鍛造ブランクの外周側の固定位置で対向配置されると共に前記2個のエッジロールが前記鍛造ブランクの半径方向外方へ移動する際に前記鍛造ブランクの外周面に対して押圧力を作用させる2個の受けロールとを具備することを特徴とするローリング鍛造装置。
  3. 前記2個の受けロールが同一の外径を有すると共に、前記2個の受けロールの軸線が前記2個のエッジロールの軸線を含む平面から等距離の位置に配設されていることを特徴とする請求項2のローリング鍛造装置。
  4. 前記2個のエッジロールが回転駆動源に連結され、前記2個のエッジロールの回転により前記鍛造ブランクが従動回転し、当該鍛造ブランクの回転により前記2個の受けロールが従動回転することを特徴とする請求項2又は3のローリング鍛造装置。
  5. 前記2個の受けロールが回転駆動源に連結され、前記2個の受けロールの回転により前記鍛造ブランクが従動回転し、当該鍛造ブランクの回転により前記2個のエッジロールが従動回転することを特徴とする請求項2又は3のローリング鍛造装置。
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