JP7471637B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の微細な凹部によって点、線、文字、数字、模様又は図柄等の表示パターンが形成された導光板に対して、導光板の側面から光を入射することによって正面側に表示パターンを光らせて表示することができる表示装置に関する。
近年、1枚の導光板に対して、側面からの出射光の方向が異なるように複数の光源を配置し、この導光板の平面部にそれぞれの出射光に対応して異なる表示パターンを表示可能な複数のドットパターンを混在させた表示装置が提案されている。かかる表示装置によれば、複数の表示パターンを1枚の導光板で表現できることから、例えば、パチンコ遊技機に用いる場合には、演出に応じた表示パターンを表現することが可能である。
特に、特許文献1の図28及び図29に示されているように、複数の表示パターンに対応した光源を順次点灯させて複数の表示パターンを順次表示させることでアニメーションのように表現させることが可能になる。
しかしながら、特許文献1に記載されているように、1枚の導光板に対して複数のドットパターンを混在させる場合、隣り合うドットパターンのいずれか一方のドットパターンを優先する必要があり、他方のドットパターンは不完全なパターンとなってしまうという問題があった。勿論、複数の導光板を前後方向に重なり合うように用いれば、隣り合うドットパターンが混在しないように分けて作製することが可能であるため、このような問題は生じない。しかし、それではコストが増大してしまうだけでなく、例えば、左右方向に移動する表示パターンの場合、奥行き方向への移動も加わるため動きに違和感を与えてしまうことになる。また、ドットパターンが混在しない間隔にすればよいが、それでは、隣り合う表示パターンに距離が生じるため、滑らかな動きを再現することができなくなってしまうという問題があった。
特開2006-75362号公報
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、1枚の導光板に対して複数の微細な凹部を混在させて表示パターンが連続的に移動する動画を表現する表示装置において、各表示パターンが重複するように混在しても違和感を与えることなく滑らかな動画を表示することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明にかかる表示装置は、
複数の凹部によって表示情報が表示される表示パターンを複数有する導光板と、
前記導光板の側面にそれぞれの前記表示パターンの前記凹部に対応して配置された複数の光源と、
を備え、
複数の前記表示パターンに対して、前記光源からの光を順次出射させることによって動画表現を行う表示装置であって、
前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と重複していない非重複部を有する第1表示パターン及び第2表示パターンの少なくとも2つの表示パターンを有し、
前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンのそれぞれの輪郭領域及び非重複部には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部及び第2表示パターン用凹部が形成され、
前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部は、前記第1表示パターン用凹部又は前記第2表示パターン用凹部のいずれかのみを有することを特徴とする。
本発明にかかる表示装置によれば、第1表示パターン又は第2表示パターンのいずれか一方は、他方の表示パターンの輪郭領域を除いたすべての部分が表示される。また、他方の表示パターンは、重複部が表示されないものの輪郭領域はすべて表示されるので外形は明瞭に視認することができる。そのため、違和感を与えることなく連続して移動するように認識させることができる。
また、本発明にかかる表示装置において、
前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と重複していない非重複部を有するように形成される第1表示パターン、第2表示パターン及び第3表示パターンの少なくとも3つの表示パターンを有し、
前記第1表示パターン、前記第2表示パターン及び前記第3表示パターンのそれぞれの輪郭領域及び非重複部には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部、第2表示パターン用凹部及び第3表示パターン用凹部が形成され、
前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部には第1表示パターン用凹部が形成され、第2表示パターンと第3表示パターンとの重複部には第3表示パターン用凹部が形成されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる表示装置は、3つの連続する表示パターンのうち両側の第1表示パターンと第3表示パターンが第2表示パターンの輪郭領域を除いたすべての部分が表示され、真ん中の第2表示パターンは、重複部が表示されないものの、輪郭領域はすべて表示されるので外形は明瞭に視認することができる。このように、すべての表示パターンの外形は視認可能な上、第1表示パターンと第3表示パターンは第2表示パターンの輪郭以外 ほぼ完全に表示されるので、違和感を与えることなく連続して移動するように認識させることができる。
また、本発明にかかる表示装置は、
複数の凹部によって表示情報が表示される複数の表示パターンを有する導光板と、
前記導光板の側面にそれぞれの前記表示パターンの前記凹部に対応して配置された光源と、
を備え、
複数の前記表示パターンに対して、前記光源からの光を順次出射させることによって動画表現を行う表示装置であって、
前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と重複していない非重複部を有する第1表示パターン及び第2表示パターンの少なくとも2つの表示パターンを有し、
前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンのそれぞれの輪郭領域及び非重複部には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部及び第2表示パターン用凹部が形成され、
前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部は、前記第1表示パターン用凹部及び前記第2表示パターン用凹部の両方を有することを特徴とする。
本発明にかかる表示装置によれば、第1表示パターンは、第2表示パターンの輪郭領域以外の部分がすべて表示され、ほぼ完全な形で視認可能となり、第2表示パターンも、第1表示パターンの輪郭領域以外の部分がすべて表示される。したがって、違和感を与えることなく連続して移動するように認識させることができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、
前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と非重複部を有するように形成される少なくとも第1表示パターン、第2表示パターン及び第3表示パターンの少なくとも3つの表示パターンを有し、
前記第1表示パターン、前記第2表示パターン及び前記第3表示パターンのそれぞれの輪郭領域及び非重複部には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部、第2表示パターン用凹部及び第3表示パターン用凹部が形成され、
前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部には、第1表示パターン用凹部及び第2表示パターン用凹部の両方が形成され、第2表示パターンと第3表示パターンの重複部には、第2表示パターン用凹部及び第3表示パターン用凹部の両方が形成されていることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、第1表示パターンは、第2表示パターンの輪郭領域以外の部分がすべて表示され、ほぼ完全な形で視認可能となり、第2表示パターンも、第1表示パターン及び第3表示パターンの輪郭領域以外の部分がすべて表示され、第3表示パターンも第2表示パターンの輪郭領域以外の部分がすべて表示される。したがって、違和感を与えることなく連続して移動するように認識させることができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において、
それぞれの表示パターンの非重複部における対応する凹部の面積密度と、重複部における対応する凹部の面積密度が同じであることを特徴とするものであってもよい。
かかる構成を採用することによって、輪郭領域以外の明るさが同じ明るさになるので、表示パターンが順次移動しても同じ明るさとなるので、違和感を与えることなく連続して移動するように認識させることができる。
さらに、本発明にかかる表示装置において
前記表示パターンは、少なくとも3つ以上有しており、かつ3つ以上の表示パターンが重複している重複部を有することを特徴とするものであってもよい。
3つ以上の表示パターンを有する表示装置において3つ以上の表示パターンが重複している重複部を有するものとすることによって、表現の態様が増え、より多彩な動画を作製することができる。
図1は、第1実施形態にかかる表示装置100の斜視図である。 図2は、第1実施形態にかかる表示装置100の導光板50を示す正面図である。 図3は、図2のA部の拡大図である。 図4Aは、図3の矢印Bで切断した断面図であり、図4Bは、矢印Cで切断した断面図である。 図5は、第1実施形態にかかる導光板50の表示パターン70の表示状態を示す模式図である。 図6は、第2実施形態にかかる表示装置110の凹部60の配置を示す模式図である。 図7は、第2実施形態にかかる導光板50の表示パターン70の表示状態を示す模式図である。 図8は、第2実施形態にかかる導光板50の表示パターン70を第1実施形態の馬の表示パターンに適用した状態を示す模式図である。 図9は、第3実施形態にかかる表示装置120の模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明にかかる表示装置100について、図面に沿って詳細に説明する。図1は、第1実施形態にかかる表示装置100の斜視図である。図2は、表示パターン70の例を示す図である。図3は図2のA部の拡大図である。
本発明にかかる表示装置100は、図1に示すように、主として、光源10と、光源10からの光を正面側に出射して表示パターン70の表示情報を表示する導光板50と、を備えている。
光源10は、導光板50の側面51から光を入射して後述する凹部60(図3参照)で反射、屈折させて表示パターン70を光らせるための部材である。光源10は、導光板50の側面51から光を入射可能なものであれば、LED、蛍光灯等特に限定するものではない。本実施形態においては、表面実装型LED(チップLED)が並列に配置された基板15を側面51に設置してある。
導光板50は、透光性を有するプラスチック又はガラスからなる板状体であり、図3に示すように、正面又は裏面もしくはその両方に複数の微細な凹部60が設けられている。なお、図3においては、理解しやすいように、実際の凹部よりも大きく描かれている。この複数の凹部60によって導光板50の側面51から入射された光を反射又は屈曲させて正面側へ出射し、凹部60によって形成される点、線、文字、数字、模様又は図柄等の表示パターン70を正面から視認させることができる。好ましくは、導光板50の裏面に凹部60を設けるとよい。導光板50には、こうした表示パターン70が複数設けられる。
凹部60は、対応する光源10からの光を正面に屈折又は反射して表示パターンを視認させ易くすることができるが、他の光源10から入射した光は、そのまま透過するか、正面とは異なる方向に反射、屈曲することによって、正面に光を出射、屈曲せず正面から凹部60を視認しづらくすることができる。すなわち、それぞれの表示パターン70に対応した光源10を有しており、対応する光源10からの光は正面側に出射するが、他の光源10からの光は正面側に出射しない、又はしづらいようにされている。本実施形態においては、図2に示すように、表示パターン70として複数の馬が描かれており、表示パターン70は、隣接する表示パターンと一部重複している重複部を有している。この表示パターン70を後方の馬から順次発光させることによって馬が走っているかのような動画を表現することができる。すなわち、まず第1LED10aが発光し第1の馬65aが視認でき、次に第2LED10bが発光し、第2の馬65bが視認でき、順次、第3LED10c、第4LED10d、第5LED10eが発光してそれぞれ第3の馬65c、第4の馬65d、第5の馬65eが発光して、馬が走っているかのような動画を表現することができる。なお、図3に示した実施例においては、光源10をそれぞれの表示パターンに対応して導光板50の1側面に沿わせて配置したが、異なる側面、すなわち、2側面に光源10を沿わせて隣り合う光源を交互に配置してもよい。例えば、1側面に第1LED10a、第3LED10c、第5LED10eを配置し、隣接する他の1側面に第2LED10b、第4LED10dを配置することで、互いに隣接する表示パターン70に対して、入射方向を直交させることができるため、対応しない光源10の光をさらに視認しづらくすることができる。
次に、凹部60の形態について説明する。凹部60は前述したように特定の光源10からの光を特に強く反射、屈曲するように形成されており、図3に示すように、例えば、第2の馬65bの表示パターン70を例に説明すると、第2LED10bから出射された光の一部の光は矢印Bの方向に光が出射する。この部分の導光板50の断面を図4Aに示す。図4Aに示すように、凹部60aは入射された光を正面方向に出射し、正面から見た場合に凹部60aは強く光って視認することができるが、凹部60bは、正面とは異なる方向に出射するため正面から見た場合、視認することができないか、又は視認しづらいものとなる。一方、第3LED10cから出射された光の一部は、矢印Cの方向に光が出射する。この部分の導光板50の断面を図4Bに示す。凹部60bは入射された光を正面方向に出射し、正面から見た場合は強く光って視認することができるが、凹部60aは、正面とは異なる方向に出射するため正面から見た場合、視認することができないか、又は視認しづらいものとなる。このように、本発明にかかる凹部60は、各LEDのいずれかに対応して発光して視認することができるように作製されている。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、それぞれの表示パターンを表示するために発光させる凹部を「第X表示パターン用凹部」と表現する。例えば、第1表示パターンを表示させるために発光する凹部は、「第1表示パターン用凹部」という。
次に、凹部60の配置について説明する。図3に示すように、第2の馬65bを第1表示パターン71とし、第3の馬65cを第2表示パターン72とした場合、それぞれ第1表示パターン71と第2表示パターン72の輪郭を形成する輪郭領域71a、72aと、これら輪郭領域71a、72aの内部であって第1表示パターン71と第2表示パターン72が重複している重複部75(右斜線のハッチングの部分)と、輪郭領域71a、72aの内部であって第1表示パターン71と第2表示パターン72が重複していない非重複部74a、74bと、が形成される。そして、第1表示パターン71と第2表示パターン72の輪郭領域71a、72aには、それぞれ対応するように第1表示パターン用凹部61及び第2表示パターン用凹部62が配置される。なお、輪郭領域71a、72aは、図3に示すように、実際には馬の輪郭に合わせて線が形成されているのではなく、図3右上の拡大図に示すように、複数の微細な凹部60によって形成されている。そして、第1表示パターン71の非重複部74aには、第1表示パターン用凹部61が形成され、第2表示パターン72の非重複部74bには、第2表示パターン用凹部62が形成される。第1表示パターン71及び第2表示パターン72の重複部75には、第1表示パターン用凹部61又は第2表示パターン用凹部62のいずれかのみが形成される。本実施形態においては、重複部75には第1表示パターン用凹部61のみが形成されている。
以上のように凹部60を形成することにより、図3に示すように、第1表示パターン71は、第2表示パターン72の輪郭領域72a以外の部分がすべて第1表示パターン用凹部61で形成され、第1表示パターン用凹部61に対応する第2LED10bが発光した場合には、第2表示パターン72の輪郭領域72aを除いて、ほぼ完全な馬の形で第1表示パターン71が表示されることになる。第2表示パターン72は、第2表示パターン用凹部62に対応する第3LED10cが発光した場合には、第1表示パターン71との重複部75に第2表示パターン用凹部62が存在しないため表示されないが、輪郭領域72aは、第1表示パターン71内部にも第2表示パターン用凹部62が存在するため、馬の輪郭は完全に表示されることになる。したがって、連続して表示した場合に第1表示パターン71及び第2表示パターン72のいずれも輪郭は表示されるため、違和感なく滑らかに連続して移動するように認識することができる。特に輪郭領域71a、72aの表示パターン用凹部61、62の面積密度を他の領域より大きくしておくことにより、表示パターン71、72の輪郭がより明るく形成されるので、より表示パターン71、72の外形を認識しやすくすることができる。なお、面積密度とは、単位面積における凹部60の開口面積の総和との比率をいう。
さらに、図2に示すように、第1表示パターン71及び第2表示パターン72に加えて、第3表示パターン73を有する場合には、第3表示パターン73は、第2表示パターン72の輪郭領域72a以外の部分、すなわち、第3表示パターン73の輪郭領域73a、第2表示パターン72との重複部75b及び非重複部74cに第3表示パターン用凹部(図示しない。)が形成される。第3表示パターン73内の第2表示パターン72の輪郭領域72aには、第2表示パターン用凹部62が形成される。
以上のように形成された第1表示パターン71、第2表示パターン72及び第3表示パターン73は、図5に示すように、第1表示パターン71は、第2表示パターン72の輪郭領域72a以外の部分がすべて表示され、ほぼ完全な形で視認可能となる。第2表示パターン72は、第1表示パターン71との重複部75及び第3表示パターン73との重複部75bは視認されないがそれ以外の輪郭領域72a及び非重複部74bが表示される。第3表示パターン73は、第2表示パターン72の輪郭領域72a以外の部分がすべて表示され、ほぼ完全な形で視認可能となる。このように、第1表示パターン71と第3表示パターン73でほぼ完全な馬の形態が表示され、その間の第2表示パターン72が不完全なパターンで表示されることになるが、第2表示パターン72の輪郭はくっきりと表示されることになるため、違和感なく滑らかに連続して移動するように認識することができる。
この第3表示パターン73を第1表示パターン71に相当するように、さらに複数の表示パターンを連続させることにより、複数の表示パターン70を順次動画のように表示させることができるようになる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態にかかる表示装置110について説明する。第2実施形態にかかる表示装置110の光源10、導光板50の構成は第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第2実施形態にかかる表示装置110は、凹部60の配置が第1実施形態と異なる。第2実施形態にかかる凹部60の配置について図6の概略図を用いて説明する。まず、第1表示パターン71と第2表示パターン72のそれぞれ輪郭を形成する輪郭領域71a、72aと、輪郭領域71a、72a内部であって第1表示パターン71と第2表示パターン72が重複している重複部75と、輪郭領域71a、72aの内部であって第1表示パターン71と第2表示パターン72が重複していない非重複部74a、74bと、が形成される。第1表示パターン71と第2表示パターン72の輪郭領域71a、72aには、それぞれに対応するように、第1表示パターン用凹部61及び第2表示パターン用凹部62が配置される。また、第1表示パターン71及び第2表示パターン72のそれぞれの非重複部74a、74bには、それぞれ第1表示パターン用凹部61及び第2表示パターン用凹部62が形成される。第1表示パターン71及び第2表示パターン72の重複部75は、図6に示すように、第1表示パターン用凹部61及び第2表示パターン用凹部62の両方が設けられている。
以上のように作製された表示装置110は、図7に示すように表示される。第1表示パターン71に対応する光源10が発光した場合には、図7Aに示すように、第2表示パターン72の輪郭領域72aを除き、第1表示パターン用凹部61によって第1表示パターン71の輪郭領域71a、非重複部74a及び重複部75が表示される。一方、第2表示パターン72に対応する光源10が発光した場合には、図7Bに示すように、第1表示パターン71の輪郭領域71aを除き、第2表示パターン用凹部62によって第2表示パターン72の輪郭領域72a、非重複部74b及び重複部75が表示される。
このように、第2実施形態にかかる表示装置110によれば、第1表示パターン71及び第2表示パターン72の重複部は、いずれの光源10においても発光し表現されるので、第1実施形態と比較して、より違和感なく滑らかに連続して移動するように認識することができる。
この第2実施形態にかかる表示装置110に対して、さらに、第1表示パターン71及び第2表示パターン72に加えて、第3表示パターン73を有する場合には、第2表示パターン72と第3表示パターン73との構成を第1表示パターン71と第2表示パターン72との構成と同様にすればよい。これを繰り返すことによって、より多くの動画を表示することができる。これを第1実施形態と同様の馬の表示パターンに適用すると、図8に示すように、第1表示パターン71は、第2表示パターン72の輪郭領域72a及び第2表示パターン72と反対側に隣接する表示パターンの輪郭領域76a以外の部分がすべて表示され、ほぼ完全な形で視認可能となる。第2表示パターン72も、第1表示パターン71の輪郭領域71a及び第3表示パターン73の輪郭領域73a以外の部分がすべて表示される。第3表示パターン73も第2表示パターン72の輪郭領域72a及び第2表示パターン72と反対側に隣接する表示パターンの輪郭領域77a以外の部分がすべて表示され、ほぼ完全な形で視認可能となる。このように表示することによって、第1表示パターン71はほぼ完全な形態の馬の状態が視認され、第2表示パターン72もほぼ完全な形態の馬の状態が視認されるため、違和感を与えることなく連続して移動するように認識することができる。特に輪郭領域71a、72a、73aの表示パターン用凹部の面積密度を他の領域より大きくしておくことにより、表示パターン71,72、73の輪郭がより明るく形成されるので、より表示パターン71、72、73の外形を認識しやすくすることができる。
なお、この際に、図6に示すように、第1表示パターン71の非重複部74aの第1表示パターン用凹部61の面積密度と、第1表示パターン71と第2表示パターン72との重複部75内の第1表示パターン用凹部61の面積密度と、を同じ面積密度にし、第2表示パターン72の非重複部74bの第2表示パターン用凹部62の面積密度と第1表示パターン71と第2表示パターン72との重複部分の第2表示パターン用凹部62の面積密度と、を同じ面積密度にしてもよい。このように作製することによって第1表示パターン71の非重複部74aと重複部75の明るさが同じとなり、第2表示パターン72の非重複部74bと重複部75の明るさが同じとなる。したがって、第1表示パターン71から第2表示パターン72に移動する際に、表示領域内部がほぼ同じ明るさで表示されるため、違和感を与えることなく連続して移動するように認識することができる。
なお、非重複部74a、74bと重複部75との面積密度は、上記に限定するものではなく、非重複部74a、74bの面積密度を重複部75より高くしたり、低くしたりしてもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態にかかる表示装置120について説明する。第3実施形態にかかる表示装置100は、図9に示すように、導光板50が三角形に形成されており、光源10が各辺にそれぞれ設けられている。
導光板50には、第1表示パターン71、第2表示パターン72及び第3表示パターン73の3つの表示パターンが設けられている。それぞれの第1表示パターン71と第2表示パターン72が重複する重複部75a、第2表示パターン72と第3表示パターン73が重複する重複部75b、第3表示パターン73と第1表示パターン71が重複する重複部75cを有しており、さらに、第1表示パターン71、第2表示パターン72及び第3表示パターン73のすべてが重複する重複部75dを有する。
それぞれ第1表示パターン71、第2表示パターン72及び第3表示パターン73の輪郭領域71a、72a、73a及び非重複部74a、74b、74cには、第1表示パターン用凹部61、第2表示パターン用凹部62及び第3表示パターン用凹部63が設けられている。第1表示パターン71と第2表示パターン72が重複する重複部75aには第1表示パターン用凹部61及び第2表示パターン用凹部62が設けられ、第2表示パターン72と第3表示パターン73が重複する重複部75bには第2表示パターン用凹部62及び第3表示パターン用凹部63が設けられ、第3表示パターン73と第1表示パターン71が重複する重複部75cには第3表示パターン用凹部63及び第1表示パターン用凹部61が設けられる。さらに、第1表示パターン71、第2表示パターン72及び第3表示パターン73のすべてが重複する重複部75dには、第1表示パターン用凹部61、第2表示パターン用凹部62部及び第3表示パターン用凹部63が設けられる。
以上のように作製された表示装置120によれば、第1表示パターン用光源10f、第2表示パターン用光源10g及び第3表示パターン用光源10hを順に発光することにより、第1表示パターン71の輪郭領域71a、非重複部74a、重複部75a、75c及び三つの重複部75dが発光し、順次、第2表示パターン72の輪郭領域72a、非重複部74b、重複部75a、75b及び三つの重複部75dが発光し、第3表示パターン73の輪郭領域73a、非重複部74c、重複部75b、75c及び三つの重複部75dが発光して表現される。このように回転する動画のように視認することができる。
なお、第1表示パターン71の第1表示パターン71の非重複部74a、重複部75a、75c及び三つの重複部75dの第1表示パターン用凹部61の面積密度、第2表示パターン72の非重複部74b、重複部75a、75b及び三つの重複部75dの第2表示パターン用凹部62の面積密度、第3表示パターン73の非重複部74c、重複部75b、75c及び三つの重複部75dの第3表示パターン用凹部63の面積密度を同じ面積密度にしてもよい。このように構成することによって、それぞれの非重複部分、重複部分及び3つ重複部の明るさが同じになるため、違和感を与えることなく連続して移動するように認識することができる。
以上の第1実施形態から第3実施形態にかかる表示装置は、遊技機の演出用の表示装置など各種表示装置として使用することができる。
上述した実施の形態で示すように、遊技機の演出用の表示装置など各種表示装置として産業上利用することができる。
10…光源、10a…第1LED、10b…第2LED、10c…第3LED、10d…第4LED、10e…第5LED、10f…第1表示パターン用光源、10g…第2表示パターン用光源、10h…第3表示パターン用光源、15…基板、50…導光板、51…側面、60…凹部、60a…凹部、60b…凹部、61…第1表示パターン用凹部、62…第2表示パターン用凹部、63…第3表示パターン用凹部、65a…馬、65b…馬、65c…馬、65d…馬、65e…馬、70…表示パターン、71…第1表示パターン、71a…輪郭領域、72…第2表示パターン、72a…輪郭領域、73…第3表示パターン、73a…輪郭領域、74a…非重複部、74b…非重複部、74c…非重複部、75…重複部、75a…重複部、75b…重複部、75c…重複部、75d…重複部、100…表示装置、110…表示装置、120…表示装置

Claims (6)

  1. 複数の凹部によって表示情報が表示される表示パターンを複数有する導光板と、
    前記導光板の側面にそれぞれの前記表示パターンの前記凹部に対応して配置された複数の光源と、
    を備え、
    複数の前記表示パターンに対して、前記光源からの光を順次出射させることによって動画表現を行う表示装置であって、
    前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と重複していない非重複部を有する第1表示パターン及び第2表示パターンの少なくとも2つの表示パターンを有し、
    前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンのそれぞれの輪郭領域及び非重複部には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部及び第2表示パターン用凹部が形成され、
    前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部は、前記第1表示パターン用凹部又は前記第2表示パターン用凹部のいずれかのみを有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と重複していない非重複部を有するように形成される第1表示パターン、第2表示パターン及び第3表示パターンの少なくとも3つの表示パターンを有し、
    前記第1表示パターン、前記第2表示パターン及び前記第3表示パターンのそれぞれの輪郭領域及び非重複部には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部、第2表示パターン用凹部及び第3表示パターン用凹部が形成され、
    前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部には第1表示パターン用凹部が形成され、前記第2表示パターンと前記第3表示パターンとの重複部には第3表示パターン用凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 複数の凹部によって表示情報が表示される複数の表示パターンを有する導光板と、
    前記導光板の側面にそれぞれの前記表示パターンの前記凹部に対応して配置された光源と、
    を備え、
    複数の前記表示パターンに対して、前記光源からの光を順次出射させることによって動画表現を行う表示装置であって、
    前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と重複していない非重複部を有する第1表示パターン及び第2表示パターンの少なくとも2つの表示パターンを有し、
    前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの非重複部、並びに非重複部及び重複部の輪郭領域には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部及び第2表示パターン用凹部のみが形成され、前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部であって輪郭領域以外には、前記第1表示パターン用凹部及び前記第2表示パターン用凹部の両方の凹部を有することを特徴とする表示装置。
  4. 前記表示パターンは、それぞれ隣接する前記表示パターンと一部が重複して形成される重複部と非重複部を有するように形成される少なくとも第1表示パターン、第2表示パターン及び第3表示パターンの少なくとも3つの表示パターンを有し、
    前記第1表示パターン、前記第2表示パターン及び前記第3表示パターンの非重複部、並びに非重複部及び重複部の輪郭領域には、それぞれ対応する第1表示パターン用凹部、第2表示パターン用凹部及び第3表示パターン用凹部のみが形成され、
    前記第1表示パターン及び前記第2表示パターンの重複部であって輪郭領域以外には、第1表示パターン用凹部及び第2表示パターン用凹部の両方の凹部が形成され、前記第2表示パターンと前記第3表示パターンの重複部であって輪郭領域以外には、第2表示パターン用凹部及び第3表示パターン用凹部の両方の凹部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. それぞれの表示パターンの非重複部における対応する凹部の面積密度と、重複部における対応する凹部の面積密度が同じであることを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. 前記表示パターンは、少なくとも3つ以上有しており、かつ3つ以上の表示パターンが重複している重複部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示装置。
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