JP7470665B2 - 鞍乗り型車両の前照灯 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の前照灯に関する。
従来、主灯体部及び副灯体部の発光を透過させるレンズを備え、このレンズの表面に設けられる稜線部でレンズの表面の角度が変化する鞍乗り型車両の前照灯が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、正面視で、主灯体部は副灯体部の上方に位置し、レンズの稜線部は、主灯体部の上部に設けられる。特許文献1では、稜線部を設けることで、前照灯の光量を確保し、且つ、空力特性を向上している。
特開2003-165475号公報
ところで、鞍乗り型車両の前照灯では、前照灯に泥水等の汚れが付着することがある。主灯体部及び副灯体部の一方に付着した汚れが主灯体部及び副灯体部の他方に移動すると、前照灯が全体的に汚れてしまい、前照灯の被視認性及び乗員からの視認性が低下する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、前照灯の汚れの広がりを抑制し、前照灯の被視認性及び視認性を向上することを目的とする。
鞍乗り型車両の前照灯は、主灯体部及び副灯体部の発光を透過させるレンズを備え、前記レンズの表面に設けられる稜線状のリップ部で前記表面の角度が変化する鞍乗り型車両の前照灯において、前記副灯体部は、前記主灯体部に対し少なくとも上方及び下方のいずれかに配置されるとともに、前記主灯体部に沿って車幅方向に延び、前記リップ部は、前記主灯体部と前記副灯体部との境界で車幅方向に延びることを特徴とする。
前照灯の汚れの広がりを抑制し、前照灯の被視認性及び視認性を向上できる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 鞍乗り型車両を前方から見た正面図である。 前照灯を前方側から見た斜視図である。 鞍乗り型車両の前面を前方側から見た斜視図である。 図4のV-V断面図である。 図4のVI-VI断面図である。 図4のVII-VII断面図である。 図4のVIII-VIII断面図である。 図4のIX-IX断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
鞍乗り型車両10は、シート17の前下方に床状のステップ28を備えるスクーター型の鞍乗り型車両である。パワーユニット12は、上記内燃機関とスイングアーム16とが一体に形成されたユニットスイングエンジンである。パワーユニット12は、シート17の真下に配置される。
図2は、鞍乗り型車両10を前方から見た正面図である。
図1及び図2を参照し、鞍乗り型車両10は、車体フレーム11等の車体を覆う車体カバー30を備える。
車体カバー30は、ヘッドパイプ18等の車体の前部を前方から覆うフロントカバー31と、ヘッドパイプ18等の車体の前部を車幅方向外側から覆う左右一対のフロントサイドカバー32と、フロントカバー31の下方且つ左右のフロントサイドカバー32の間に配置される下面カバー33とを鞍乗り型車両10の前部に備える。
板状のウインドスクリーン34は、フロントカバー31に連続するようにフロントカバー31の上方に配置される。ウインドスクリーン34は、ハンドル21の前方に位置する。
鞍乗り型車両10の前方を照らす前照灯40は、フロントフェンダー26の上方においてヘッドパイプ18の前方に配置される。
前照灯40は、フロントカバー31、左右のフロントサイドカバー32、及び下面カバー33によって囲まれる空間に配置される。
前照灯40の前面は、正面視で、フロントカバー31と左右のフロントサイドカバー32との間に設けられる開口35からフロントカバー31の前方に露出する。
フロントカバー31の前面及び前照灯40の前面は、鞍乗り型車両10の前面10aを構成する。
前面10aは、車両側面視では、後上がりに傾斜する傾斜面である。また、前面10aは、上面視では、前面10aの車幅方向の中央部が最も前方に突出するように先細り形状に形成されている。すなわち、前面10aは、上面視では、車幅方向の中央部から車幅方向外側に向かうに従って後方に位置するように傾斜する傾斜面である。
図3は、前照灯40を前方側から見た斜視図である。
前照灯40は、前方に開口するケース状のハウジング41と、ハウジング41の前面の開口を塞ぐレンズユニット42を備える。
前照灯40の光源(不図示)、及び、この光源の光を前方に反射するリフレクター(不図示)は、ハウジング41内に収納される。
レンズユニット42は、ハウジング41の前面に取り付けられる。
レンズユニット42は、透光性を有するレンズ部43(レンズ)と、ハウジング41に取り付けられるフレーム部44とを一体に備える。レンズユニット42は、レンズ部43及びフレーム部44が一体に形成された樹脂成形品である。
レンズ部43は、鞍乗り型車両10の車幅方向の中央を基準に左右一対設けられる。
フレーム部44は、正面視においてレンズ部43を周囲から囲むように設けられる。フレーム部44は、透光性を有しないか、或いは、レンズ部43よりも低い透光性を有する。
図2及び図3を参照し、レンズ部43は、開口35から前方に露出する。フレーム部44は、フロントカバー31及びフロントサイドカバー32によって前方から覆われる。このため、前照灯40の発光は、レンズ部43から前方に照射される。レンズ部43は、前面10aの一部である。
図4は、鞍乗り型車両10の前面10aを前方側から見た斜視図である。
図2~図4を参照し、前照灯40は、主灯体部50と、主灯体部50の上方に設けられる第1副灯体部51(副灯体部)と、主灯体部50の下方に設けられる第2副灯体部52(副灯体部)とを備える。
主灯体部50は、路面を照らすためのヘッドライトである。第1副灯体部51及び第2副灯体部52は、ポジションランプであり、主灯体部50よりも光量が小さい。
主灯体部50、第1副灯体部51、及び第2副灯体部52は、左右の各レンズ部43に対応する部分にそれぞれ設けられる。前照灯40は、左右対称に設けられるため、ここでは右側のレンズ部43の構造について詳細に説明する。
主灯体部50、第1副灯体部51、及び第2副灯体部52は、開口35から前方に露出する。
主灯体部50は、正面視で、車幅方向に長く延びる発光部である。
詳細には、主灯体部50は、正面視において、上下に延びる内側縁50aと、内側縁50aに対し車幅方向外側で上下に延びる外側縁50bと、内側縁50aの上端と外側縁50bの上端とを車幅方向に繋ぐ上縁50cと、内側縁50aの下端と外側縁50bの下端とを車幅方向に繋ぐ下縁50dとを備え、矩形状に形成される。
内側縁50a、外側縁50b、上縁50c、及び下縁50dは、正面視で、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。
第1副灯体部51は、正面視で、主灯体部50の上部に沿って車幅方向に延びる細長い発光部である。
詳細には、第1副灯体部51は、主灯体部50の内側縁50a及び上縁50cに沿って車幅方向外側且つ上方に延びる上側副灯体部51aと、主灯体部50に対し車幅方向外側且つ上方に延出する延出副灯体部51bとを一体に備える。
第2副灯体部52は、正面視で、主灯体部50の下部に沿って車幅方向に延びる細長い発光部である。
詳細には、第2副灯体部52は、主灯体部50の下縁50d及び外側縁50bに沿って車幅方向外側且つ上方に延びる。第2副灯体部52の車幅方向外側の端部52aは、上側副灯体部51aの外端部に下方から接続される。
主灯体部50は、第1副灯体部51と第2副灯体部52とによって上下に挟まれている。
図5は、図4のV-V断面図である。
図2~図5を参照し、主灯体部50は、主灯体部50の発光Lを前方に透過させる主灯体レンズ部55と、発光Lを発する主灯体光源(不図示)と、主灯体光源の光を前方に反射させるリフレクター(不図示)とを備える。上記主灯体光源は、例えばLEDである。
第1副灯体部51は、第1副灯体部51の発光L1を前方に透過させる第1副灯体レンズ部56と、発光L1を発する第1副灯体光源(不図示)と、発光L1を拡散させる第1拡散レンズ57とを備える。
第1拡散レンズ57は、前照灯40において第1副灯体レンズ部56に対し内側に設けられ、第1副灯体レンズ部56によって前方から覆われる。
上記第1副灯体光源の発光L1は、第1拡散レンズ57を通って拡散され、拡散された発光L1が第1副灯体レンズ部56を透過して前方に照射される。上記第1副灯体光源は、例えばLEDである。
第2副灯体部52は、第2副灯体部52の発光L2を前方に透過させる第2副灯体レンズ部58と、発光L2を発する第2副灯体光源(不図示)と、発光L2を拡散させる第2拡散レンズ59とを備える。
第2拡散レンズ59は、前照灯40において第2副灯体レンズ部58に対し内側に設けられ、第2副灯体レンズ部58によって前方から覆われる。
上記第2副灯体光源の発光L2は、第2拡散レンズ59を通って拡散され、拡散された発光L2が第2副灯体レンズ部58を透過して前方に照射される。上記第2副灯体光源は、例えばLEDである。
レンズ部43は、主灯体レンズ部55、第1副灯体レンズ部56、及び第2副灯体レンズ部58によって構成される。図2及び図4に現れている部分では、主灯体部50は主灯体レンズ部55に一致し、第1副灯体部51は第1副灯体レンズ部56に一致し、第2副灯体部52は第2副灯体レンズ部58に一致する。
レンズ部43は、車両側面視では、全体的に見ると、後上がりに傾斜している。主灯体レンズ部55、第1副灯体レンズ部56、及び第2副灯体レンズ部58は、上面視では、車幅方向外側に向かうに従って後方に位置するように傾斜している。また、主灯体レンズ部55、第1副灯体レンズ部56、及び第2副灯体レンズ部58は、正面視では、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。
前照灯40は、主灯体部50の発光Lと、第1副灯体部51の発光L1と、第2副灯体部52の発光L2とを分ける隔壁60を、レンズ部43に対し内側に備える。
隔壁60は、正面視では、主灯体部50の内側縁50a、上縁50c、外側縁50b、及び下縁50dに沿って配置される矩形の筒状部材である。
また、前照灯40は、延出副灯体部51bの下縁部に沿って車幅方向に延びる第2隔壁61を、レンズ部43に対し内側に備える。第2隔壁61の車幅方向内側の端部は、隔壁60の外側部に接続される。第2隔壁61は、延出副灯体部51bの発光の下方への光漏れを低減する。
レンズ部43の表面43aには、車幅方向に延びる稜線状の第1リップ部71(リップ部)と、第1リップ部71の下方で車幅方向に延びる稜線状の第2リップ部72(リップ部)とが設けられる。第1リップ部71及び第2リップ部72は、レンズ部43の表面43aの一部が稜線状に前方へ突出する部分である。
レンズ部43の表面43aの角度は、第1リップ部71を境にして変化する。また、レンズ部43の表面43aの角度は、第2リップ部72を境にして変化する。
第1リップ部71は、正面視において、主灯体部50と第1副灯体部51との境界で車幅方向に延びる。すなわち、第1リップ部71は、主灯体レンズ部55と第1副灯体レンズ部56との境界で車幅方向に延びる。
詳細には、第1リップ部71は、第1副灯体部51における上側副灯体部51aの下縁に沿って延びる第1リップ本体部71aと、延出副灯体部51bの下縁に沿って延びる第1リップ延出部71bとを備える。また、第1リップ本体部71aは、主灯体部50の上縁50cに沿っているとも言える。
正面視において、隔壁60の上部は、主灯体レンズ部55と第1副灯体レンズ部56との境界に位置する。すなわち、第1リップ部71の第1リップ本体部71aは、正面視で、隔壁60の上部に沿うように配置されるともに、隔壁60の上部に前方から重なる。
また、第1リップ延出部71bは、正面視で、第2隔壁61に沿うように配置されるともに、第2隔壁61に前方から重なる。
第1リップ部71は、正面視で、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。また、第1リップ部71は、上面視では、車幅方向外側に向かうに従って後方に位置するように傾斜している。
第2リップ部72は、正面視において、主灯体部50と第2副灯体部52との境界で車幅方向に延びる。すなわち、第2リップ部72は、主灯体レンズ部55と第2副灯体レンズ部58との境界で車幅方向に延びる。
詳細には、正面視において、隔壁60の下部は、主灯体レンズ部55と第2副灯体レンズ部58との境界に位置する。すなわち、第2リップ部72は、正面視で、隔壁60の下部に沿うように配置されるともに、隔壁60の下部に前方から重なる。
第2リップ部72は、第2副灯体部52の上縁に沿って延びる。第2リップ部72は、は、主灯体部50の下縁50d及び外側縁50bに沿っているとも言える。
第2リップ部72は、正面視で、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜している。また、第2リップ部72は、上面視では、車幅方向外側に向かうに従って後方に位置するように傾斜している。
第2リップ部72において主灯体部50の外側縁50bに沿う部分は、車幅方向外側に向かうに従って第1リップ部71に下方から近くなるように傾斜して配置される。レンズ部43の表面43aには、第2リップ部72の車幅方向外側の端部72aが第1リップ部71に対し下方に離間した離間部73が設けられる。離間部73が設けられることで、第2リップ部72の端部72aは、第1リップ部71に接続されていない。
図6は、図4のVI-VI断面図である。図7は、図4のVII-VII断面図である。図8は、図4のVIII-VIII断面図である。図9は、図4のIX-IX断面図である。
図5~図9を参照し、第1リップ部71の第1リップ本体部71aは、車幅方向に延びる線状の第1稜線部75(稜線部)と、表面43aにおいて第1稜線部75の下方に位置する第1下側表面部55a(下側表面部)から上方に延びて第1稜線部75に接続される第1傾斜表面部76(傾斜表面部)とを備える。
第1下側表面部55aは、主灯体レンズ部55の上部の表面であって、第1リップ部71の下方に位置する部分である。第1下側表面部55aは、鉛直に近い姿勢で後上がりに延びる。
第1傾斜表面部76は、車両側面視で、第1下側表面部55aに対し前側に倒れるように傾斜しており、第1下側表面部55aよりも鉛直に近い。
例えば図6に示すように、第1傾斜表面部76は、第1下側表面部55aよりも角度A1だけ前側に傾斜している。
図5~図9に示すように、第1稜線部75及び第1傾斜表面部76は、第1リップ本体部71aの全長に亘って設けられる。
第1傾斜表面部76の上下の幅H1(図4)は、車幅方向の全体に亘って略同一である。
表面43aの角度は、第1稜線部75を境に変化する。第1稜線部75の上方の第1副灯体レンズ部56は、第1稜線部75の下方の第1傾斜表面部76に対して後方に倒れるように傾斜し、傾斜が緩くなっている。
第2リップ部72は、車幅方向に延びる線状の第2稜線部77(稜線部)と、表面43aにおいて第2稜線部77の下方に位置する第2下側表面部58a(下側表面部)から上方に延びて第2稜線部77に接続される第2傾斜表面部78(傾斜表面部)とを備える。
第2下側表面部58aは、第2副灯体レンズ部58の上部の表面であって、第2リップ部72の下方に位置する部分である。第2下側表面部58aは、鉛直に近い姿勢で上下に延びる。
第2傾斜表面部78は、車両側面視で、第2下側表面部58aに対し前側に倒れるように傾斜しており、前上がりに傾斜している。
例えば図6に示すように、第2傾斜表面部78は、第2下側表面部58aよりも角度A2だけ前側に傾斜している。
図5~図9に示すように、第2稜線部77及び第2傾斜表面部78は、第2リップ部72の全長に亘って設けられる。
第2傾斜表面部78の上下の幅H2(図4)は、車幅方向外側に向かうに従って幅広になる。
表面43aの角度は、第2稜線部77を境に変化する。第2稜線部77の上方の主灯体レンズ部55は、第2稜線部77の下方の第2傾斜表面部78に対して後方に倒れるように傾斜している。
図4及び図9を参照し、第1リップ本体部71aの車幅方向外側の端部71cと第2リップ部72の車幅方向外側の端部72aとの間には離間部73が設けられる。離間部73は、主灯体レンズ部55の車幅方向外側の端部に設けられる。離間部73は、端部71cと端部72aとによって上下に挟まれるとともに、端部71cと端部72aとの間から車幅方向外側に開放している。
主灯体部50の発光Lは、筒状の隔壁60の筒内を通って前方に向かう。このため、発光Lが、主灯体部50の上方の第1副灯体部51の発光L1、及び、主灯体部50の下方の第2副灯体部52の発光L2に影響することが隔壁60によって抑制される。
また、隔壁60は、第1副灯体部51の発光L1が主灯体部50の発光Lに影響することを抑制するとともに、第2副灯体部52の発光L2が主灯体部50の発光Lに影響することを抑制する。
第1リップ本体部71aは、主灯体部50の発光Lと第1副灯体部51の発光L1とを上下に分けるように働く。第1リップ本体部71aが隔壁60に前方から重なるため、主灯体部50の発光Lと第1副灯体部51の発光L1とが互いに影響することを効果的に抑制できる。このため、主灯体部50の発光L及び第1副灯体部51の発光L1がそれぞれ明瞭になり、主灯体部50及び第1副灯体部51の被視認性が良い。
第2リップ部72は、主灯体部50の発光Lと第2副灯体部52の発光L2とを上下に分けるように働く。第2リップ部72が隔壁60に前方から重なるため、主灯体部50の発光Lと第2副灯体部52の発光L2とが互いに影響することを効果的に抑制できる。このため、主灯体部50の発光L及び第2副灯体部52の発光L2がそれぞれ明瞭になり、主灯体部50及び第2副灯体部52の被視認性が良い。
レンズ部43の表面43aには、泥水等の汚れが付着することがある。
鞍乗り型車両10の前面10aに沿って流れる走行風の一部は、第1リップ部71に沿って第1リップ部71の下側を車幅走行外側に向けて流れる第1走行風W1(図4)となる。
主灯体レンズ部55の表面に付着した汚れは、上方の第1副灯体部51への移動を第1リップ部71によって抑制されるとともに、第1リップ部71に沿う第1走行風W1によって車幅方向外側へ流され、表面43aから離脱する。このため、レンズ部43の表面43aの汚れを抑制でき、前照灯40の照射による乗員からの視認性、及び前照灯40の被視認性を向上できる。
また、第1下側表面部55aと第1稜線部75とを接続する第1傾斜表面部76は、第1下側表面部55aに対し前側に倒れるように傾斜する。これにより、第1傾斜表面部76は、主灯体レンズ部55を伝って上方に移動する汚れに対し抵抗となるため、主灯体レンズ部55の汚れが第1副灯体部51に移動することを抑制できる。
第1リップ部71に沿う第1走行風W1によって車幅方向外側へ流される汚れは、離間部73から車幅方向外側に流れる。このため、汚れを表面43aからスムーズに排出できる。
鞍乗り型車両10の前面10aに沿って流れる走行風の一部は、第2リップ部72に沿って第2リップ部72の下側を車幅走行外側に向けて流れる第2走行風W2(図4)となる。
第2副灯体レンズ部58の表面に付着した汚れは、上方の主灯体レンズ部55への移動を第2リップ部72によって抑制されるとともに、第2リップ部72に沿う第2走行風W2によって車幅方向外側へ流され、表面43aから離脱する。このため、レンズ部43の表面43aの汚れを抑制でき、前照灯40の照射による乗員からの視認性、及び前照灯40の被視認性を向上できる。
また、第2下側表面部58aと第2稜線部77とを接続する第2傾斜表面部78は、第2下側表面部58aに対し前側に倒れるように傾斜する。これにより、第2傾斜表面部78は、第2副灯体レンズ部58を伝って上方に移動する汚れに対し抵抗となるため、第2副灯体レンズ部58の汚れが主灯体レンズ部55に移動することを抑制できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、鞍乗り型車両10の前照灯40は、主灯体部50、第1副灯体部51、及び第2副灯体部52の発光を透過させるレンズ部43を備え、レンズ部43の表面43aに設けられる稜線状の第1リップ部71及び第2リップ部72で表面43aの角度が変化する。第1副灯体部51は、主灯体部50に対し上方に配置され、第2副灯体部52は、主灯体部50に対し下方に配置され、第1副灯体部51及び第2副灯体部52は、主灯体部50に沿って車幅方向に延びる。第1リップ部71は、主灯体部50と第1副灯体部51との境界で車幅方向に延び、第2リップ部72は、主灯体部50と第2副灯体部52との境界で車幅方向に延びる。
この構成によれば、主灯体部50に付着した泥水等の汚れは、鞍乗り型車両10の第1走行風W1によって、稜線状の第1リップ部71に沿って車幅方向に移動させられる。このため、主灯体部50に付着した泥水等の汚れが、第1副灯体部51に移動することが抑制され、前照灯40の被視認性及び視認性を向上できる。
また、第2副灯体部52に付着した泥水等の汚れは、鞍乗り型車両10の第2走行風W2によって、稜線状の第2リップ部72に沿って車幅方向に移動させられる。このため、第2副灯体部52に付着した泥水等の汚れが、主灯体部50に移動することが抑制され、前照灯40の被視認性及び視認性を向上できる。
また、第1リップ部71及び第2リップ部72は、車両正面視で、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜する。
この構成によれば、第1リップ部71に沿うように流れる第1走行風W1、及び、第2リップ部72に沿うように流れる第2走行風W2によって、レンズ部43の汚れを車幅方向外側に効果的に移動させることができる。
また、レンズ部43の表面43aは全体的に後上がりに傾斜し、第1リップ部71は、車幅方向に延びる第1稜線部75と、表面43aにおいて第1稜線部75の下方に位置する第1下側表面部55aから上方に延びて第1稜線部75に接続される第1傾斜表面部76とを備え、車両側面視で、第1傾斜表面部76は、第1下側表面部55aに対し前側に倒れるように傾斜している。また、第2リップ部72は、車幅方向に延びる第2稜線部77と、表面43aにおいて第2稜線部77の下方に位置する第2下側表面部58aから上方に延びて第2稜線部77に接続される第2傾斜表面部78とを備え、車両側面視で、第2傾斜表面部78は、第2下側表面部58aに対し前側に倒れるように傾斜している。
この構成によれば、第1リップ部71の第1傾斜表面部76が第1下側表面部55aに対し前側に倒れるように傾斜しているため、レンズ部43の表面43aの汚れが第1傾斜表面部76及び第1稜線部75を越えて上方に移動することが抑制される。このため、主灯体部50と第1副灯体部51との間の汚れの移動を抑制できる。また、レンズ部43の表面43aの汚れが第2傾斜表面部78及び第2稜線部77を越えて上方に移動することが抑制される。このため、第2副灯体部52と主灯体部50との間の汚れの移動を抑制できる。
さらに、第1傾斜表面部76の上下の幅H1は、車幅方向に幅が同じである。この構成によれば、第1傾斜表面部76の上下の幅H1が車幅方向に亘って広く保たれるため、汚れの移動を第1傾斜表面部76によって効果的に抑制できる。
また、第2傾斜表面部78の上下の幅H2は、車幅方向外側に向かうに従って幅広になる。この構成によれば、第2傾斜表面部78の上下の幅H2が車幅方向に亘って広く保たれるため、汚れの移動を第2傾斜表面部78によって効果的に抑制できる。
また、副灯体部は、主灯体部50の上方に設けられる第1副灯体部51と、主灯体部50の下方に設けられる第2副灯体部52とを備え、リップ部は、第1副灯体部51と主灯体部50との間に設けられる第1リップ部71と、第2副灯体部52と主灯体部50との間に設けられる第2リップ部72とを備える。
この構成によれば、第1副灯体部51及び第2副灯体部52によって主灯体部50を上下に挟むことで、前照灯40をユニークな外観にでき外観性が良い。また、第2副灯体部52から主灯体部50への汚れの移動を第2リップ部72によって抑制でき、主灯体部50から第1副灯体部51への汚れの移動を第1リップ部71によって抑制できる。
また、第2リップ部72は、車幅方向外側に向かうに従って第1リップ部71に下方から近くなるように傾斜して配置され、レンズ部43の表面43aには、第2リップ部72の車幅方向外側の端部72aが第1リップ部71に対し下方に離間した離間部73が設けられる。
この構成によれば、主灯体部50に付着した汚れを、離間部73から車幅方向外側に効率良く流すことができ、第1リップ部71と第2リップ部72との間に汚れが溜まることを抑制できる。このため、主灯体部50の汚れを抑制できる。
また、主灯体部50の発光Lと第1副灯体部51の発光L1とを分ける隔壁60が前照灯40においてレンズ部43よりも内側に配置され、第1リップ部71は、隔壁60に沿うように配置されるとともに、隔壁60に前方から重なる。
この構成によれば、隔壁60によって主灯体部50の発光Lと第1副灯体部51の発光L1とに分けられた光は、隔壁60に前方から重なる第1リップ部71を境にしてより明瞭に分かれる。このため、主灯体部50の発光Lと第1副灯体部51の発光L1とを区別し易くなり、前照灯40の被視認性及び外観性が向上する。
また、主灯体部50の発光Lと第2副灯体部52の発光L2とを分ける隔壁60が前照灯40においてレンズ部43よりも内側に配置され、第2リップ部72は、隔壁60に沿うように配置されるとともに、隔壁60に前方から重なる。
この構成によれば、隔壁60によって主灯体部50の発光Lと第2副灯体部52の発光L2とに分けられた光は、隔壁60に前方から重なる第2リップ部72を境にしてより明瞭に分かれる。このため、主灯体部50の発光Lと第2副灯体部52の発光L2とを区別し易くなり、前照灯40の被視認性及び外観性が向上する。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、副灯体部として、主灯体部50の上方に配置される第1副灯体部51及び主灯体部50の下方に配置される第2副灯体部52を説明したが、本発明はこれに限定されない。副灯体部は、第1副灯体部51及び第2副灯体部52の少なくともいずれかが設けられていれば良い。
また、上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)主灯体部及び副灯体部の発光を透過させるレンズを備え、前記レンズの表面に設けられる稜線状のリップ部で前記表面の角度が変化する鞍乗り型車両の前照灯において、前記副灯体部は、前記主灯体部に対し少なくとも上方及び下方のいずれかに配置されるとともに、前記主灯体部に沿って車幅方向に延び、前記リップ部は、前記主灯体部と前記副灯体部との境界で車幅方向に延びることを特徴とする鞍乗り型車両の前照灯。
この構成によれば、主灯体部及び副灯体部の一方に付着した泥水等の汚れは、鞍乗り型車両の走行風によって、稜線状のリップ部に沿って車幅方向に移動させられる。このため、主灯体部及び副灯体部の一方に付着した泥水等の汚れが、主灯体部及び副灯体部の他方に移動することが抑制され、前照灯の被視認性及び視認性を向上できる。
(構成2)前記リップ部は、車両正面視で、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜することを特徴とする構成1記載の鞍乗り型車両の前照灯。
この構成によれば、リップ部に沿うように流れる走行風によって、レンズの汚れを車幅方向外側に効果的に移動させることができる。
(構成3)前記レンズの前記表面は全体的に後上がりに傾斜し、前記リップ部は、車幅方向に延びる稜線部と、前記表面において前記稜線部の下方に位置する下側表面部から上方に延びて前記稜線部に接続される傾斜表面部とを備え、車両側面視で、前記傾斜表面部は、前記下側表面部に対し前側に倒れるように傾斜していることを特徴とする構成1または2記載の鞍乗り型車両の前照灯。
この構成によれば、リップ部の傾斜表面部が下側表面部に対し前側に倒れるように傾斜しているため、レンズの表面の汚れが傾斜表面部及び稜線部を越えて上方に移動することが抑制される。このため、主灯体部と副灯体部との間の汚れの移動を抑制できる。
(構成4)前記傾斜表面部の上下の幅は、車幅方向外側に向かうに従って幅広になる、または、車幅方向に幅が同じであることを特徴とする構成3記載の鞍乗り型車両の前照灯。
この構成によれば、傾斜表面部の上下の幅が車幅方向に亘って広く保たれるため、汚れの移動を傾斜表面部によって効果的に抑制できる。
(構成5)前記副灯体部は、前記主灯体部の上方に設けられる第1副灯体部と、前記主灯体部の下方に設けられる第2副灯体部とを備え、前記リップ部は、前記第1副灯体部と前記主灯体部との間に設けられる第1リップ部と、前記第2副灯体部と前記主灯体部との間に設けられる第2リップ部とを備えることを特徴とする構成1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前照灯。
この構成によれば、第1副灯体部及び第2副灯体部によって主灯体部を上下に挟むことで、前照灯をユニークな外観にできる。また、第2副灯体部から主灯体部への汚れの移動を第2リップ部によって抑制でき、主灯体部から第1副灯体部への汚れの移動を第1リップ部によって抑制できる。
(構成6)前記第2リップ部は、車幅方向外側に向かうに従って前記第1リップ部に下方から近くなるように傾斜して配置され、前記レンズの前記表面には、前記第2リップ部の車幅方向外側の端部が前記第1リップ部に対し下方に離間した離間部が設けられることを特徴とする構成5記載の鞍乗り型車両の前照灯。
この構成によれば、主灯体部に付着した汚れを、離間部から車幅方向外側に効率良く流すことができ、第1リップ部と第2リップ部との間に汚れが溜まることを抑制できる。このため、主灯体部の汚れを抑制できる。
(構成7)前記主灯体部の発光と前記副灯体部の発光とを分ける隔壁が前記前照灯において前記レンズよりも内側に配置され、前記リップ部は、前記隔壁に沿うように配置されるとともに、前記隔壁に前方から重なることを特徴とする構成1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前照灯。
この構成によれば、隔壁によって主灯体部の発光と前記副灯体部の発光とに分けられた光は、隔壁に前方から重なるリップ部を境にしてより明瞭に分かれる。このため、主灯体部の発光と副灯体部の発光とを区別し易くなり、前照灯の被視認性及び外観性が向上する。
10 鞍乗り型車両
40 前照灯
43 レンズ部(レンズ)
43a 表面
50 主灯体部
51 第1副灯体部(副灯体部)
52 第2副灯体部(副灯体部)
55a 第1下側表面部(下側表面部)
58a 第2下側表面部(下側表面部)
60 隔壁
71 第1リップ部(リップ部)
72 第2リップ部(リップ部)
72a 端部
73 離間部
75 第1稜線部(稜線部)
76 第1傾斜表面部(傾斜表面部)
77 第2稜線部(稜線部)
78 第2傾斜表面部(傾斜表面部)
H1,H2 幅

Claims (6)

  1. 主灯体部(50)及び副灯体部(51,52)の発光を透過させるレンズ(43)を備え、前記レンズ(43)の表面(43a)に設けられる稜線状のリップ部(71,72)で前記表面(43a)の角度が変化する鞍乗り型車両の前照灯において、
    前記副灯体部(51,52)は、前記主灯体部(50)の上方に設けられる第1副灯体部(51)と、前記主灯体部(50)の下方に設けられる第2副灯体部(52)とからなり、前記主灯体部(50)に沿って車幅方向に延び、
    前記リップ部(71,72)は、前記第1副灯体部(51)と前記主灯体部(50)との境界で車幅方向に延びる第1リップ部(71)と、前記第2副灯体部(52)と前記主灯体部(50)との境界で車幅方向に延びる第2リップ部(72)とからなり、
    前記第2リップ部(72)は、車幅方向外側に向かうに従って前記第1リップ部(71)に下方から近くなるように傾斜して配置され、
    前記レンズ(43)の前記表面(43a)には、前記第2リップ部(72)の車幅方向外側の端部(72a)が前記第1リップ部(71)に対し下方に離間した離間部(73)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両の前照灯。
  2. 前記リップ部(71,72)は、前記レンズ(43)の表面(43a)の一部が稜線状に前方へ突出する部分であることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の前照灯。
  3. 前記リップ部(71,72)は、車両正面視で、車幅方向外側に向かうに従って上方に位置するように傾斜することを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両の前照灯。
  4. 前記レンズ(43)の前記表面(43a)は全体的に後上がりに傾斜し、
    前記リップ部(71,72)は、車幅方向に延びる稜線部(75,77)と、前記表面(43a)において前記稜線部(75,77)の下方に位置する下側表面部(55a,58a)から上方に延びて前記稜線部(75,77)に接続される傾斜表面部(76,78)とを備え、
    車両側面視で、前記傾斜表面部(76,78)は、前記下側表面部(55a,58a)に対し前側に倒れるように傾斜していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前照灯。
  5. 前記傾斜表面部(76,78)の上下の幅(H1,H2)は、車幅方向外側に向かうに従って幅広になる、または、車幅方向に幅が同じであることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両の前照灯。
  6. 前記主灯体部(50)の発光と前記副灯体部(51,52)の発光とを分ける隔壁(60)が前記前照灯において前記レンズ(43)よりも内側に配置され、
    前記リップ部(71,72)は、前記隔壁(60)に沿うように配置されるとともに、前記隔壁(60)に前方から重なることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の鞍乗り型車両の前照灯。
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