JP7469634B2 - 車両用灯具 - Google Patents
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Description
前記エンブレムは、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記第1導光レンズからの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第2導光レンズを有し、
前記第1導光レンズと前記第2導光レンズとの間に、前記第1導光レンズの前記他端からの光を、前記第2導光レンズの前記一端側へ集光する凸レンズが設けられ、
前記凸レンズは、前記テールランプ側に配置された第1凸レンズと、該第1凸レンズに対向する前記エンブレムに配置された第2凸レンズとから成り、
前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズは複数本設けられ、
前記第1凸レンズ、前記第2凸レンズは、前記複数本の前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズに対応してそれぞれ設けられ、
前記第1導光レンズは直線状に形成され、
前記第2導光レンズは一対設けられ、
前記第2導光レンズの一方は半円弧状に下側へ曲げられた部位を備え、
前記第2導光レンズの他方は半円弧状に上側へ曲げられた部位を備えていることを特徴とする。
車両用灯具10は、車両のバックドア60に取り付けられたテールランプ20とエンブレム30とから構成される。バックドア60は、跳ね上げ式に開閉可能に車両に設けられている。テールランプ20は、赤色に横方向に水平に一文字に光るように構成されている。テールランプ20は、バックドア60の右側に設けられる右テールランプ20Rと左側に設けられる左テールランプ20Lとから成る。エンブレム30は、右テールランプ20Rと左テールランプ20Lとに挟まれるように設けられる。
図3(A)に示されるように、エンブレム30は、断面コ字状のアウターレンズ38が車両後方向に、アウターパル39の開口39aから突出している。テールランプ20は、図3(B)に示されるように、断面コ字状のアウターレンズ28が車両後方向にアウターパル29の開口29aから突出している。
図5中に示される円環状のエンブレムマーク40が、図3(A)に示されるようにアウターレンズ38の正面に取り付けられている。アウターレンズ38と第2導光レンズ32との間には、断面コ字状のインナーレンズ33が設けられている。図4(D)中に示されるように、第2導光レンズ32は、右テールランプ20R側からの光りを透過する3本の導光レンズ32A、32B、32Cと、左テールランプ20L側からの光りを透過する3本の導光レンズ32D、32E、32Fと、から成る。導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fは、略円筒状であり、半円弧状に曲げられた円弧部32rを有する。導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fの円弧部32rは略同心状に配置される。導光レンズ32A、32B、32Cの円弧部32rは下側に湾曲し、導光レンズ32D、32E、32Fの円弧部32rは上側に湾曲する。図3(A)に示されるように導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fには、ハウジング35側に、光拡散用の凹凸が形成された平面部32fが設けられている。第2導光レンズ32はインナーパネル37に保持されている。平面部32fからの赤色光が、インナーパネル37に反射し、アウターレンズ38を透過して拡散し、アウターレンズ38を介して円形に光るように構成されている。実施形態では、円弧部32rが略同心状に配置される6本の導光レンズ32A、32B、32C、32D、32E、32Fでエンブレム30を発光させるため、光源を内蔵しなくともエンブレム30で高い輝度を実現できる。
図5中に示されるように、エンブレム30の第2凸レンズ34は、第2導光レンズ32の3本の導光レンズ32A、32B、32Cに対応して設けられた3個の凸レンズ34A、34B、34Cから成る。第2凸レンズ34の各凸レンズ34A、34B、34Cは、導光レンズ32A、32B、32Cの一端(入射端面)32Iに対向して設けられている。また、第2凸レンズ34の各凸レンズ34A、34B、34Cは、鎖線で示す第1凸レンズ24の各凸レンズ24A、24B、24Cに対向する位置に設けられている。同様に、エンブレム30の第2凸レンズ34は、左テールランプ20L側にも同様に設けられている。第2凸レンズ34はアウターレンズ38と一体に形成されている。第2導光レンズ32の一端(入射端面)32Iは、第2凸レンズ34と対向している。第1導光レンズ22の他端22Oの中心と、第1凸レンズ24の中心と、第2凸レンズ34の中心と、第2導光レンズ32の一端32Iの中心とは一直線上にあることが望ましい。第2導光レンズ32の一端32Iは、第2凸レンズ34に近接していることが望ましく、接していても良い。
別例のエンブレム130は、三角のエンブレムマーク140の回りが三角に形成されているが、内部の図示しない第2導光レンズ及び第2凸レンズ34は実施形態のエンブレム30と同様に形成されている。このため、車両用灯具10は、デザインの異なるエンブレムを組み合わせることが可能である。デザインの異なるエンブレムに対してもコストが嵩むことなく対応できる。
12 赤色発光ダイオード
20 テールランプ
22 第1導光レンズ
24 第1凸レンズ
30 エンブレム
32 第2導光レンズ
34 第2凸レンズ
60 バックドア
Claims (4)
- バックドアに配置されたエンブレムと、テールランプとから成る車両用灯具であって、
前記テールランプは、光源と、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記光源からの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第1導光レンズとを有し、
前記エンブレムは、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記第1導光レンズからの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第2導光レンズを有し、
前記第1導光レンズと前記第2導光レンズとの間に、前記第1導光レンズの前記他端からの光を、前記第2導光レンズの前記一端側へ集光する凸レンズが設けられ、
前記凸レンズは、前記テールランプ側に配置された第1凸レンズと、該第1凸レンズに対向する前記エンブレムに配置された第2凸レンズとから成り、
前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズは複数本設けられ、
前記第1凸レンズ、前記第2凸レンズは、前記複数本の前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズに対応してそれぞれ設けられ、
前記第1導光レンズは直線状に形成され、
前記第2導光レンズは一対設けられ、
前記第2導光レンズの一方は半円弧状に下側へ曲げられた部位を備え、
前記第2導光レンズの他方は半円弧状に上側へ曲げられた部位を備える。 - バックドアに配置されたエンブレムと、テールランプとから成る車両用灯具であって、
前記テールランプは、光源と、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記光源からの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第1導光レンズとを有し、
前記エンブレムは、一端と他端と側面とを備え、前記一端側から入射した前記第1導光レンズからの光を前記側面から拡散すると共に前記他端側へ導く第2導光レンズを有し、
前記第1導光レンズと前記第2導光レンズとの間に、前記第1導光レンズの前記他端からの光を、前記第2導光レンズの前記一端側へ集光する凸レンズが設けられ、
前記凸レンズは、前記テールランプ側に配置された第1凸レンズと、該第1凸レンズに対向する前記エンブレムに配置された第2凸レンズとから成り、
前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズは複数本設けられ、
前記第1凸レンズ、前記第2凸レンズは、前記複数本の前記第1導光レンズ、前記第2導光レンズに対応してそれぞれ設けられ、
前記第1導光レンズは、略平行に並べられた3本の導光レンズを備え、
前記3本の導光レンズ中の中央の導光レンズは、光りを拡散するための凹凸を備え、
前記3本の導光レンズ中の両脇の導光レンズは、光りを拡散するための凹凸を備えない。 - 請求項1又は請求項2の車両用灯具であって、
前記光源は赤色発光ダイオードである。 - 請求項1~請求項3のいずれか1の車両用灯具であって、
前記テールランプは、前記エンブレムを挟み車両の左右に1対設けられている。
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Citations (5)
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