JP7468672B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
駅の自動改札機などに適用されるゲート装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1のゲート装置は、利用者の不正通行を判別する不正判別手段の出力に基づいて不正通行時に利用者を撮像することで、不正利用者を特定している。
不正通行と判別される条件は、乗車区間、有効期限などが無効な無効券が自動改札機の投入口に投入された場合、あるいは、投入口に乗車券を投入することなく利用者がゲートに進入した場合である。さらに、ゲートを飛び越えようとする利用者を検知するセンサ、あるいは、ゲートの強行開放を検知するセンサを設け、センサによりゲートの飛び越えやゲートの強行開放が検知されると当該利用者を撮像することが記載されている。不正利用者の挙動を撮像した映像をモニタに表示させることも記載されている。
特許文献2には、万引きなど商品を不正に持ち出した人を検知するシステムが記載されている。この特許文献2のシステムでは、記録変更されていないタグを取り付けた商品を検出して検出信号を発生させ、ゲートを通過する商品携帯者を撮像し、検出信号と撮像画像を関連付けて記憶し、画像データを携帯端末に送信して表示させている。
特許文献3には、買物客がショッピングカートに商品を載せたまま決済を行うための無線タグ読取処理装置が記載されている。特許文献4には、カメラを有するゲートを用いる万引き防止システムが記載されている。特許文献4のゲートでは、商品に取り付けられたタグを検出すると警報を処理するとともに、ゲート前の通路を撮影するとともに、撮像画像に含まれる人物を検出し、システムの複数の監視カメラで撮影された映像を探索して、探索により対象の人物が撮影されていると判別された映像を表示している。
特許文献5には、店舗における顧客の万引きなどの不正行動を検知するシステムが記載されている。
特開平08-329292号公報 特開2005-242795号公報 特開2010-267011号公報 特開2011-233133号公報 特開2019-113906号公報
上記したゲート装置においては、利用者の不正な行動を検知して撮像したり、報知したりしているが、悪意なく間違った利用方法でゲートを通過しようとした利用者やゲートの正しい通過方法が分からない利用者に対してゲートの正しい通過方法を案内することはできない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、利用者の状況に応じて適切なゲートの通過方法を伝えて、商品に付された無線通信タグの読取精度を向上させることができることにある。
本発明の各側面では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第一の側面は、情報処理装置に関する。
第一の側面に係る情報処理装置は、
商品に付与された無線通信タグの読取手段を有するゲートから、読み取り結果を取得する読取結果取得手段と、
前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得する検出結果取得手段と、
前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、所定の出力を出力手段に行わせる出力処理手段と、を有する。
第二の側面は、少なくとも1つのコンピュータにより実行される情報処理方法に関する。
第二の側面に係る情報処理方法は、
コンピュータに、
商品に付与された無線通信タグの読み取り手段を有するゲートから、読み取り結果を取得し、
前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得し、
前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、所定の出力を出力手段に行わせる、ことを含む。
なお、本発明の他の側面としては、上記第二の側面の方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この記録媒体は、非一時的な有形の媒体を含む。
このコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されたとき、コンピュータに、情報処理装置上で、その情報処理方法を実施させるコンピュータプログラムコードを含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
上記各側面によれば、利用者の状況に応じて適切なゲートの通過方法を伝えることができる。
本発明の実施の形態に係るゲートシステムのシステム構成を概念的に示す図である。 後述する情報処理装置を実現するコンピュータのハードウェア構成を例示するブロック図である。 本実施形態の情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 情報処理装置の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。 画像処理装置が検出対象としている人の行動の例を示す図である。 画像処理装置が検出対象としている人の行動の例を示す図である。 画像処理装置が検出対象としている人の行動の例を示す図である。 情報処理装置の動作例を示すフローチャートである。 情報処理装置の他の動作例を示すフローチャートである。 本実施形態のゲート端末またはスタッフ端末のディスプレイに表示される画面の例を示す図である。 情報処理装置の論理的な構成を示す機能ブロック図である。 人の行動のパターン別に出力処理部の出力例を対応付けたテーブルの例を示している。 アプリケーションを利用してウォークスルーゲートを通過する時のゲートシステムの動作例を説明するための図である。 ゲートシステムを採用している店舗のレイアウトを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
実施形態において「取得」とは、自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータまたは情報を取りに行くこと(能動的な取得)、および、自装置に他の装置から出力されるデータまたは情報を入力すること(受動的な取得)の少なくとも一方を含む。能動的な取得の例は、他の装置にリクエストまたは問い合わせしてその返信を受信すること、及び、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等がある。また、受動的な取得の例は、配信(または、送信、プッシュ通知等)される情報を受信すること等がある。さらに、「取得」とは、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、または、配信されたデータまたは情報を選択して受信することであってもよい。
(第1実施形態)
<システム概要>
図1は、本発明の実施の形態に係るゲートシステム1のシステム構成を概念的に示す図である。ゲートシステム1は、ゲート装置10と、サーバ100と、画像処理装置200と、決済装置230と、ゲート端末40と、スタッフ端末50と、を備える。さらに、ゲートシステム1は、カメラ5と、リーダ24とを備えている。
ゲート装置10は、例えば、店舗などの出口に設けられているウォークスルーゲートである。ゲート装置10の通路14を、人Uが購入する商品32を持って通ると、商品32に付されているRFIDタグ34から商品情報を読み取り、決済装置230は決済処理を行う。サーバ100は、本実施形態の情報処理装置であり、詳細については後述する。
ゲート端末40はゲート装置10に設けられていて、ゲート装置10の通路14を通る人Uに案内表示などを行う。カメラ5は、ゲート装置10の通路14を通過する人Uを撮像し、画像を生成する。画像処理装置200は、カメラ5が生成した画像を処理する。スタッフ端末50は、店舗のスタッフSが使用する端末であり、サーバ100から受信した通知をスタッフSに伝える機能を有する。
サーバ100は、記憶装置120を有している。画像処理装置200は、記憶装置220を有している。決済装置230は、記憶装置240を有している。ただし、記憶装置120は、サーバ100とは別体の装置であってもよいし、サーバ100の内部に含まれる装置であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
記憶装置220は、画像処理装置200が照合処理を行う人Uの特徴量を記憶する。画像処理装置200とは別体の装置であってもよいし、画像処理装置200の内部に含まれる装置であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。記憶装置240は、決済装置230が決済処理を行うのに必要な各種情報を記憶している。例えば、記憶装置240には、利用者が決済処理に利用するクレジットカードの情報などを記憶していてもよい。記憶装置240は、決済装置230とは別体の装置であってもよいし、決済装置230の内部に含まれる装置であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
<ハードウェア構成例>
図2は、後述する情報処理装置(サーバ)100を実現するコンピュータ1000のハードウェア構成を例示するブロック図である。図1の画像処理装置200、決済装置230、ゲート端末40、スタッフ端末50、さらに、後述するリーダ24、入店端末60、有人レジ80、ユーザ端末90などもコンピュータ1000によって実現される。また、サーバ100、画像処理装置200、および決済装置230の少なくとも2つを1つのコンピュータで実現してもよいし、各装置を少なくとも2つのコンピュータで実現してもよい。つまり、サーバ100、画像処理装置200、および決済装置230は、同じ装置に含まれていてもよいし、別体の装置であってもよい。
画像処理装置200、および決済装置230は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータなどにより実現される。
ゲート端末40は、例えば、タブレット端末であり、表示部と操作部の機能を兼ね備えたタッチパネルと、スイッチなどの操作受付部と、音声入出力部(スピーカとマイクロフォン)と、カメラとを有する。
スタッフ端末50は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータなどであり、表示部と操作部の機能を兼ね備えたタッチパネルと、スイッチなどの操作受付部と、音声入出力部(スピーカとマイクロフォン)と、振動部とを有する。
コンピュータ1000は、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060を有する。
バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、およびネットワークインタフェース1060が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は情報処理装置(サーバ)100の各機能(例えば、後述する読取結果取得部102、検出結果取得部104、出力処理部106、記憶処理部110、判定部など)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。また、ストレージデバイス1040はサーバ100の記憶装置120、画像処理装置200の記憶装置220、決済装置230の記憶装置240の各データも記憶してもよい。
プログラムモジュールは、記録媒体に記録されてもよい。プログラムモジュールを記録する記録媒体は、非一時的な有形のコンピュータ1000が使用可能な媒体を含み、その媒体に、コンピュータ1000(プロセッサ1020)が読み取り可能なプログラムコードが埋め込まれてよい。
入出力インタフェース1050は、コンピュータ1000と各種入出力機器とを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース1050は、ブルートゥース(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信を行う通信インタフェースとしても機能する。
ネットワークインタフェース1060は、コンピュータ1000を通信ネットワークに接続するためのインタフェースである。この通信ネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1060が通信ネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
そして、コンピュータ1000は、入出力インタフェース1050またはネットワークインタフェース1060を介して、必要な機器(例えば、ゲート端末40は、タッチパネル、スピーカ、マイクロフォン、カメラ等)に接続する。
<ゲート装置10>
ゲート装置10は、人Uが通る通路14を定める2つの筐体12を有している。筐体12は、人Uが通過する通路14の入口から出口に沿って所定の距離にわたって延在する。通路14の両側に2つの筐体12は間隔を空けて互いに平行に並べて設置されている。好ましくは2つの筐体12は並行に設置される。
ゲート装置10は、通路14を通る人Uが携行する商品32などに付されているRF(Radio Frequency)IDタグ34と通信するアンテナ20と、アンテナ20がRFIDタグ34から受信した電波に載せて送信された商品情報を読み取るリーダ24とを含む。アンテナ20は、通路14の進行方向に筐体12内に複数並べられていて、人Uが通路14を歩いている間にRFIDタグ34から商品情報を読み取る。少なくとも2つの筐体12、もしくは筐体12に含まれる各構成要素は、互いに電気的に接続されていてよい。そのため、各筐体12に設けられている複数のアンテナ20は、協働して動作できる。
この例では、リーダ24は、読み取った商品情報を決済装置230に送信し、決済処理を行わせる。通路14の長さ(距離)は、例えば、人Uが通路14を歩いて通過する間に、人Uが持っている商品32に付されているRFIDタグ34から商品情報を読み取ることができるように、人Uの歩く速度と、アンテナ20の配置や照射範囲、RFIDタグ34の読み取り精度などに基づいて定められてよい。
ゲート装置10は、筐体12の通路14の入口側に人Uの存在を検知するセンサ22を有している。例えば、センサ22が人Uの存在を検知すると、アンテナ20は人Uが携行している商品32に付されているRFIDタグ34の読み取りを開始する。
<RFIDタグ34>
RFIDタグ34は、図示されないアンテナと、ICチップとを含む。ICチップは、メモリと、通信部と、を有する。通信部は、アンテナを介してRFIDタグ34を読み取る装置のアンテナ20と無線通信する。メモリは、読み書き可能なメモリデバイスであり、この例では商品32の商品情報が書き込まれている。この例では、商品情報は、特に限定されないが、人Uが購入する商品32の決済処理を行うのに必要となる情報(例えば、商品コード、あるいは、商品価格など)を少なくとも含む。
アンテナ20が電波を通路14に向けて照射すると、電波を受信したRFIDタグ34はメモリ内の商品情報を電波に載せて発信する。その電波をアンテナ20は受信する。リーダ24は、アンテナ20が受信した電波から商品情報を読み取る。そのため、アンテナ20が発信する電波の照射範囲内にRFIDタグ34が入らないとRFIDタグ34の情報をアンテナ20は読み取ることができない。
アンテナ20が発信する電波の照射範囲は、2つの筐体12の間の通路14の上方の筐体12の高さまでの空間である。つまり、その空間以外に存在するRFIDタグ34から商品情報は読み取ることができない。そのため、ゲートシステム1では、ゲートを通過する人Uが商品32を高く持ち上げていたりした場合に、ゲート端末40に、RFIDタグ34が読み取れるように商品32の位置を下げるように人Uに対してアナウンスさせる。
<カメラ5および画像処理装置200>
カメラ5は、レンズとCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサといった撮像素子を備え、例えばIP(Internet Protocol)カメラ等のネットワークカメラである。ネットワークカメラは、たとえば、無線LAN(Local Area Network)通信機能を有し、通信ネットワーク3、すなわちルータなどの中継装置(不図示)を介してサーバ100および画像処理装置200に接続される。これらのカメラ5は、店舗内に複数設置されていてもよい。カメラ5は、人物の動きに合わせて追従してカメラ本体やレンズの向きの制御、ズーム制御、焦点合わせ等を行う機構を備えてもよい。
人Uの生体認証処理を行うための画像を取得するカメラは、ゲート端末40が有しているカメラを用いてもよい。
カメラ5により生成される画像は、リアルタイムに撮影され、画像処理装置200に送信されるのが好ましい。ただし、画像処理装置200に送信される画像は、カメラ5から直接送信されなくてもよく、所定の時間遅延した画像であってもよい。カメラ5で撮像された画像は、一旦他の記憶装置(不図示)に格納され、画像処理装置200が記憶装置から逐次または所定間隔毎に読み出してもよい。さらに、画像処理装置200に送信される画像は、動画像であるのが好ましいが、所定間隔毎のフレーム画像であってもよいし、静止画であってもよい。
画像処理装置200は、後述するように、カメラ5が生成した画像を処理して、画像に含まれている商品の位置を特定したり、画像に含まれる人Uの骨格推定処理を行ったりする。
<機能構成例>
図3は、本実施形態の情報処理装置(サーバ)100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。
サーバ100は、読取結果取得部102と、検出結果取得部104と、出力処理部106と、を有している。読取結果取得部102は、商品32に付与された無線通信タグ(RFIDタグ34)の読取手段を有するゲート(ゲート装置10)から、読み取り結果を取得する。検出結果取得部104は、ゲートを通過する人Uを検出する検出手段から、検出結果を取得する。出力処理部106は、検出手段が人Uを検出したタイミングの前後の所定期間内にRFIDタグ34の読み取りがなかった場合に、所定の出力を出力手段(ゲート端末40)に行わせる。
RFIDタグ34の読取手段(図中、「タグ読取装置26」と示す)は、ゲート装置10の筐体12に設けられたアンテナ20と、アンテナ20が受信した商品情報を読み取るリーダ24とを含む。
検出手段の一例は、ゲート装置10の筐体12に設けられたセンサ22である。センサ22は、例えば、赤外線センサである。
検出手段が人Uを検出したタイミングの前後の所定期間内にRFIDタグ34の読み取りがなかった場合とは、ゲートに入場した人Uが持っているはずの商品32のRFIDタグ34を、人Uが通路14を歩いている間(所定期間)に、何らかの事情により正しく読み取れない状況を示している。
RFIDタグ34を読み取れない状況は以下の原因が例示されるがこれらに限定されない。
(原因1)人Uが購入対象の商品32を持っていない。
(原因2)商品32のRFIDタグ34が、ゲートの外側に出てしまっていて、アンテナ20から発信される電波の照射範囲に入っていない。
(原因3)商品32のRFIDタグ34の向きがアンテナ20の指向性とあわずに検出できない。
(原因4)商品32のRFIDタグ34を人Uが手に持つなどしてアンテナ20から発信される電波を遮蔽してしまっている。
出力手段の一例は、ゲート装置10に設けられたゲート端末40のディスプレイおよびスピーカの少なくとも一方である。出力手段の他の例は、スタッフSのスタッフ端末50のディスプレイ、スピーカおよび振動部のうち少なくとも一つである。
出力処理部106により出力手段に出力される所定の出力は、以下に例示されるがこれらに限定されない。以下の複数を組み合わせてもよい。
(出力例A1)
ゲート端末40に、人Uに正しいゲートの通過方法を伝えるガイダンスを画像、および音声、ならびに、ゲートの通過方法が正しくないことを人Uに伝える画像、音声、および報知音のうち少なくとも一つで出力する。
(出力例A2)
スタッフ端末50に、手助けが必要な顧客(人U)が居ることを通知する、メッセージを画像および音声、ならびに、報知音のうち少なくとも一つで出力する。
(出力例A3)
スタッフ端末50および管理センタ(不図示)に、人Uの行動に不正が発生している可能性を知らせる画像、音声、および報知音のうち少なくとも一つを出力する。
<動作例>
図4は、情報処理装置(サーバ)100の動作例を示すフローチャートである。
まず、検出結果取得部104が、センサ22から人Uの入場を検出したこと示す情報を取得すると(ステップS101)、本処理が開始される。そして、読取結果取得部102は、商品32のRFIDタグ34の読取結果をリーダ24から取得する(ステップS103)。具体的には、リーダ24がRFIDタグ34から商品情報を読み取ることができた場合は、読取結果取得部102は読取結果として商品情報を取得する。一方、リーダ24が商品情報を読み取ることができなかった場合は、読取結果取得部102は、商品情報が読み取れなかったことを示す情報を読取結果として取得する、あるいは、商品情報を取得しない。
そして、検出結果取得部104は、ゲートを通過する人Uの検出結果を取得する(ステップS105)。具体的には、検出結果取得部104は、第一に、センサ22からゲートに人Uが入場したことを示す検出結果を取得する。次に、検出結果取得部104は、画像処理装置200から、ゲートを通過する人Uの行動を示す情報を検出結果として取得する。人Uの行動を示す情報の詳細については後述する第2実施形態で説明する。
そして、出力処理部106は、人Uの検出タイミングの前後の所定期間内に、商品32のRFIDタグ34の読み取りの有無を判定する(ステップS107)。RFIDタグ34の読み取りがあった場合(ステップS107のYES)、本処理を終了し、図示されない決済処理に進む。RFIDタグ34の読み取りがなかった場合(ステップS107のNO)、所定の出力を行う(ステップS109)。
具体的には、ゲート端末40に正しいゲートの通過方法を伝えるガイダンスを出力したり、スタッフ端末50にゲートでフォローが必要な人Uが居ることを報知する出力を行ったりする。上記した出力例に例示される通りである。
以上説明したように、本実施形態において、読取結果取得部102により商品32のRFIDタグ34の読取結果が取得され、検出結果取得部104によりゲートを通過する人Uの検出結果が取得される。そして、出力処理部106により、人Uの検出タイミング前後の所定期間内に商品32のRFIDタグ34の読み取りがなかった場合に、所定の出力が行われる。
この構成により、ゲートを人Uが通過するときに、正しい方法で通過していないためにRFIDタグ34の読み取りができていない場合には、人Uに正しい通過方法を示すガイダンスを出力して知らせることができる。さらに、スタッフSのスタッフ端末50にゲートにおいて正しい行動ができていない人Uの存在の可能性を通知できる。スタッフSは通知を受けてゲートに赴き、人Uに正しい通過方法を案内することができる。よって、人Uが携行している商品32のRFIDタグ34の読取精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
図5は、情報処理装置(サーバ)100の論理的な構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態では、検出手段として、さらに、カメラ5および画像処理装置200を含む点で、上記実施形態と相違する。情報処理装置(サーバ)100は、図3と同じ構成を有する。ただし、情報処理装置(サーバ)100は、さらに、カメラ5および画像処理装置200に接続される。なお、本実施形態の構成は、他の実施形態の構成の少なくともいずれか一つと矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。
上記実施形態では、検出手段の一例は、ゲート装置10の筐体12に設けられたセンサ22であった。本実施形態では、さらに、検出手段は、ゲート装置10の通路14を通過する人Uを撮像するカメラ5、およびカメラ5が撮像した画像を処理する画像処理装置200を含む。検出手段は複数を組み合わせてもよい。
検出手段として、カメラ5および画像処理装置200を用いる場合、カメラ5により撮影された画像を用いて、画像処理装置200は、ゲート装置10の通路14に人Uが進入したことを検出する。
出力処理部106は、人Uを撮影した画像を処理することにより、人Uの行動を判別し、人Uの行動が第1の条件を満たしたときには第1の出力を行わせ、人Uの行動が第2の条件を満たしたときには第2の出力を行わせる。
第1の出力は、当該ゲートの通過方法を人Uに伝えるガイダンスの出力である。第2の出力は、人Uの行動に不正が発生している可能性を報知する出力である。
言い換えると、第1の出力は、人Uの行動に悪意がなく、人Uが、通過方法が分からずに困っている可能性があるため、正しい通過方法を人Uに案内するガイダンスの出力を含む。第2の出力は、人Uの行動に悪意がある可能性があるため、人Uにその行動をやめさせるための警告を示すメッセージなどの出力を含む。
画像処理装置200は、カメラ5により撮像された画像を処理し、ゲート装置10の通路14を通過している人Uの行動を判別する。(a)上記した検出手段として機能するカメラ5および画像処理装置200と、(b)通路14を通過している人Uの行動を判別するカメラ5および画像処理装置200は、同じ装置であってもよいし、別の装置であってもよい。例えば、(a)の人Uの進入を検出する機能を実現する場合は、単に「人」の存在を検知できればよいので、(b)の場合に比較して画像解像度を下げることができる。また、(b)は「人の行動」を判別するため、(a)に比較してより高度な画像解析処理を行う必要がある。
(b)の画像処理装置200は、まず、ゲート装置10内に入場した人Uを撮像した画像を処理し、人Uの骨格を推定する。そして、画像処理装置200は、推定された骨格から人Uの姿勢を推定する。検出対象となる人の行動は、対応する姿勢の情報として記憶装置220に予め登録されている。画像処理装置200は、登録されている姿勢の情報と、画像から推定された人Uの姿勢を照合する。画像処理装置200は、閾値以上の一致度を有する姿勢を検出した場合、当該姿勢に対応する行動を人Uがとっていると判別する。
さらに、(b)の画像処理装置200は、人Uが持っている商品32の位置を特定する。例えば、画像処理装置200は、(a1)商品32が人Uの手に持たれてる(特に、RFIDタグ34が身体の一部で覆われている)こと、(a2)商品32が筐体12の外側に位置していることなどを判別する。
出力処理部106は、画像を用いて人が携行している商品32の位置を特定し、当該商品32の位置が特定の位置にあったときに、当該位置に応じた出力を出力手段に行わせる。
例えば、商品32の位置が高すぎる場合に、商品32の位置が高すぎるためRFIDタグ34の読み取りができない旨や、商品32の位置を下げるように指示するメッセージを出力処理部106はゲート端末40に出力させる。
人Uの行動は、例えば、第1の条件を満たすか否か、あるいは、第2の条件を満たすか否かで判別される。第1の条件は、人Uがゲートの正しい通過方法が分からないためにRFIDタグ34の読み取りができないことを判別するための条件を含む。第2の条件は、人Uが例えば、故意にRFIDタグ34の読み取りを妨げ、不正に商品32を得ようとしているためにRFIDタグ34の読み取りができないことを判別するための条件を含む。
図6~図8は、画像処理装置200が検出対象としている人Uの行動の例を示す図である。図6(a)は、大人が2人以上でゲート内に入り、通過している例(パターンA1)を示している。図6(b)は、親子で複数がゲート内に入り、通過している例(パターンA2)を示している。図6(c)は、ベビーカーやキャリーバッグなどを伴ってゲート内に入り、通過している例(パターンA3)を示している。ゲート装置10内への入場は基本的に1人ずつであり、複数人が一緒に入場する(所謂「共連れ」)ことは禁止されている。ただし、親子や介護者などの同伴は禁止されていない。そのため、図6に示すように、複数人がゲート装置10内へ同時に入場した場合に、パターンA1とパターンA2を判別する。
図7は、それぞれゲート内での商品32の持ち方、位置のパターンを示している。図7(a)は、ゲートより商品32が上に出てしまっている例(パターンB1)を示している。図7(b)は、人Uが商品32を持った状態で、ゲートの出口側に設けられているフラッパーゲートを乗り越えている例(パターンB2)を示している。図7(c)は、人Uの身体はゲート内に存在しているが、商品32は筐体12のゲート入口の外側に出てしまっている例(パターンB3)を示している。図7(d)は、人Uの身体はゲート内に存在しているが、商品32は筐体12のゲート出口の外側に出てしまっている例(パターンB4)を示している。図7(e)は、人Uの身体はゲート内に存在しているが、商品32は筐体12の通路14側とは反対の左右いずれかの外側に出てしまっている例(パターンB5)を示している。図7(f)は、商品32を袋に入れずに手に持っている例(パターンB6)を示している。図7(f)の例では、特に商品32のRFIDタグ34を手で覆っている姿勢をとっていることで、RFIDタグ34の読み取りができない状態になっている。
図8は、カートに商品32を入れてゲート内を通過している場合の例を示している。図8(a)は、筐体12より上に商品32が出てしまっている例(パターンC1)を示している。図8(b)は、筐体12のゲート出口の外側に商品32が出てしまっている例(パターンC2)を示している。図8(c)は、人Uがゲートを無理矢理通り抜けようとしている例(パターンC3)を示している。図8(d)は、人Uが一部の商品32を手に持っている例(パターンC4)を示している。図8(d)の例では、特に商品32のRFIDタグ34を手で覆っている姿勢をとっていることで、RFIDタグ34の読み取りができない状態になっている。
<動作例>
図9は、サーバ100の動作例を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、図4のフローチャートのステップS107において、人Uの検出タイミングの前後の所定期間内に商品32のRFIDタグ34が読み取れなかった場合(ステップS107のNO)に開始される。
画像処理装置200は、カメラ5が生成した画像を処理する(ステップS111)。ここで処理される画像は、センサ22が人を検出したタイミングの前後の所定期間内に撮像された画像を少なくとも含むのが好ましい。そして、画像処理装置200は、画像に写っているゲート内の人Uの行動を判別する(ステップS113)。出力処理部106は、画像処理装置200による判別結果に基づいて、人Uの行動が第1の条件を満たすか否か(ステップS115)、あるいは、人Uの行動が第2の条件を満たすか否か(ステップS119)を判別する。なお、この例では、第1の条件および第2の条件の両方を判別しているが、少なくとも一方の条件について判別してもよい。
人Uの行動が第1の条件を満たす場合(ステップS115のYES)、出力処理部106は、出力手段に第1の出力を実行させる(ステップS117)。人Uの行動が第1の条件を満たさず(ステップS115のNO)、かつ、人Uの行動が第2の条件を満たす場合(ステップS119のYES)、出力処理部106は、出力手段に第2の出力を実行させる(ステップS121)。人Uの行動が第1の条件を満たさず(ステップS115のNO)、かつ、人Uの行動が第2の条件を満たさない場合(ステップS119のNO)、ステップS117、およびステップS121をバイパスして本処理を終了し、図示されない決済処理に進む。
図10は、サーバ100の他の動作例を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、図4のフローチャートのステップS107において、人Uの検出タイミングの前後の所定期間内に商品32のRFIDタグ34が読み取れなかった場合(ステップS107のNO)に開始される。また、図9と図10のフローチャートは並行して実行されてもよい。
画像処理装置200は、カメラ5が生成した画像を処理する(ステップS111)。そして、画像処理装置200は、画像に写っているゲート内の(b1)人Uが持っている商品32、(b2)人Uとともに移動させているカート、(b3)カートに載せられている商品32の位置を特定する(ステップS213)。
そして、出力処理部106は、画像処理装置200により特定された商品32の位置等に基づいて、商品32の位置が特定の位置か否かを判定する(ステップS215)。出力処理部106は、画像処理装置200により特定された商品32の位置が、上記した図7の各パターンの商品32の位置か否かを判別する。例えば、画像処理装置200は、商品32の位置は筐体12より上方の場合、商品32は筐体12より上方に持ち上げらてれいること判別する。
商品32が特定の位置である場合(ステップS215のYES)、出力処理部106は、位置に応じた出力を実行する(ステップS217)。商品32が特定の位置でない場合(ステップS215のNO)、ステップS217はバイパスして本処理を終了し、図示されない決済処理に進む。
図11は、本実施形態のゲート端末40またはスタッフ端末50のディスプレイに表示される通知画面の例を示す図である。図11(a)は、ゲート端末40のディスプレイに表示される画面例である。図11(b)は、スタッフ端末50のディスプレイに表示される画面例である。
図11(a)の画面300は、第1の条件を満たした場合の出力の一例である。画面300は、ゲート装置10に設けられたゲート端末40のディスプレイに出力される。画面300は、例えば、人Uに対して、商品32のRFIDタグ34が読み取れなかったことを伝えるメッセージを表示する表示部302と、人Uに商品32の正しい持ち方、正しい位置を示すメッセージを表示する表示部304と、人Uに商品32の正しい持ち方、正しい位置を示す画像を示す表示部306と、RFIDタグ34の読み取りを再度行うことを人Uに伝えるメッセージを表示する表示部308とを含む。
図11(b)の画面320は、第2の条件を満たした場合の出力の一例である。画面320は、例えば、ゲート装置10における問題が発生したことを示すアイコンやメッセージを表示する表示部322と、問題が発生した日時およびゲートの識別情報を示す表示部324と、発生した問題の内容を示す表示部326と、スタッフSへの指示内容を示す表示部328とを含む。
本実施形態において、画像処理装置200により、ゲート装置10に入場した人Uの撮像画像を処理させ、人Uの行動を判別したり、商品32の位置を特定したりして、その結果に基づいて、所定の出力が出力処理部106により出力される。例えば、商品32をゲートの外側に出してしまっている場合に、出力処理部106によりゲート装置10の内側の空間の中に商品32を入れるようにゲート端末40にガイダンスが出力される。
本実施形態によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、人Uは状況に応じた正しい通過方法でゲートを通過できるようになる。これにより、RFIDタグ34を読み取りに適切な位置にさせることができるので、RFIDタグ34の読取精度を向上させることができる。さらに、RFIDタグ34の読取精度が向上することで、読取にかかる時間を短縮できるので、決済処理にかかる時間も短縮できる。
(第3実施形態)
図12は、情報処理装置(サーバ)100の論理的な構成を示す機能ブロック図である。本実施形態の情報処理装置(サーバ)100は、上記第2実施形態とは、人Uの行動が第2の条件を満たしたとき、人Uを撮影した画像を記憶装置120に記憶される構成を有する点で相違する。情報処理装置(サーバ)100は、図5と同じ構成を有するとともに、さらに、記憶処理部110を有する。また、情報処理装置(サーバ)100は、さらに、記憶装置120に接続される。なお、本実施形態の構成は、他の実施形態の構成の少なくともいずれか一つと矛盾を生じない範囲で組み合わせてもよい。ただし、記憶装置120は、サーバ100とは別体の装置であってもよいし、サーバ100の内部に含まれる装置であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
記憶処理部110は、人Uの行動が第2の条件を満たしたとき、さらに、人Uの画像を記憶装置120に記憶させる。
図13は、人Uの行動のパターン別に出力処理部106の出力例を対応付けたテーブルの例を示している。この例では、人Uの行動パターンを、(c1)悪意のない行動、(c2)悪意のある行動、(c3)正しい行動に分けて判別している。
(c1)の悪意のない行動には、パターンA1、B1、B3、B5、C1、C2、C4が含まれている。(c2)の悪意のある行動には、パターンB2、B4、B6、C3が含まれている。(c3)の正しい行動には、パターンA2、A3が含まれている。
(c1)の悪意のない行動と判別された場合には、出力処理部106は、ゲート端末40に正しい通過方法を案内するガイダンスを出力するとともに、スタッフSのスタッフ端末50に、顧客(人U)の手助けを指示する通知を出力する。
(c2)の悪意のある行動と判別された場合には、記憶処理部110は、カメラ5が撮影した人Uの画像をブラックリスト化して記憶装置120に保存するとともに、スタッフSのスタッフ端末50に人Uに正しい行動を取らせる対応を指示する通知を出力する。記憶装置120に記憶される人Uの画像は、人Uの少なくとも一部の画像の特徴量を含んでもよい。
本実施形態において、悪意のある行動が検出された場合に、記憶処理部110により当該人物を撮像した画像をブラックリスト化して記憶させることができる。このリストを用いて、それ以降の入場者に対して照合処理を行うことで、入店時に、以前悪意のある行動をした人物を検出することもできる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(未登録者検出処理)
たとえば、本ゲートシステム1を採用している店舗を人Uが利用する際に、ウォークスルーゲート用のアプリケーションを事前に人Uのユーザ端末90にインストールさせておくことができる。ユーザ端末90は、例えば、スマートフォン、タブレット端末などの携帯端末である。当該アプリケーションでは、決済処理に利用する決済手段(クレジットカードの情報などを含む)を登録しておくことができる。
そして、当該アプリケーションを利用していない人Uについては、ウォークスルーゲートを利用できないため、有人レジによる会計処理を促す必要がある。そこで、サーバ100は、ゲートシステム1のウォークスルーゲート用のアプリケーションを人Uが利用しているか否かを判定する判定部(不図示)をさらに備えてもよい。
図14は、アプリケーションを利用してウォークスルーゲートを通過する時のゲートシステム1の動作例を説明するための図である。ゲートに入場する手前の範囲R1には、ビーコン発信装置(不図示)からビーコンが発信されている。ユーザ端末90においてアプリケーションを起動させた状態で、ゲート装置10の筐体12に人Uが接近すると、アプリケーションはビーコンを受信し、ビーコン発信装置(検出手段の一例である)に応答する。
検出結果取得部104は、さらに、ビーコン発信装置がユーザ端末90からの応答を受信したことを検出結果として取得する。つまり、検出結果取得部104は、本ゲートシステム1のアプリケーションをインストール(起動)したユーザ端末90を持った人Uがゲート装置10に入場しようとしていることを示す検出結果を取得する。
さらに、センサ22により人Uがゲート装置10に入場したことを検出する範囲は図中R2で示される範囲となる。また、カメラ5は、ゲート装置10周辺を撮影範囲として、例えば、範囲R1を含んでもよい。
検出結果取得部104は、画像処理装置200から、カメラ5により撮影範囲R1内に人Uが進入した否かを示す検出結果(結果1)を取得し、ビーコン発信装置から、本ゲートシステム1のアプリケーションをインストール(起動)したユーザ端末90を持った人Uが範囲R1内に進入したか否かを示す検出結果(結果2)を取得する。
そして、判定部は、検出結果取得部104が取得した検出結果((結果1)と(結果2))に基づいて、範囲R1に進入した人Uは、本ゲートシステム1のアプリケーションをユーザ端末90にインストール(起動)しているか否かを判定する。
判定部により、範囲R1に進入した人Uは、本ゲートシステム1のアプリケーションをユーザ端末90にインストール(起動)していないと判定された場合、出力処理部106は、以下の少なくともいずれか一つの出力を行う。以下は、矛盾しない範囲で複数を組み合わせてもよい。
(出力例B1-1)ゲート装置10のゲート端末40にウォークスルーゲートの利用には、アプリケーションのインストールが必要である旨を通知するメッセージを出力する。
(出力例B1-2)上記出力例B1-1とともに、ゲート装置10のゲート端末40にウォークスルーゲートの利用に必要なアプリケーションのインストール方法を示すガイダンスを出力する。さらに、ゲート端末40にアプリケーションのダウンロード用のウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)を含むQRコード(登録商標)等のコード情報を表示してもよい。
(出力例B2-1)ゲート装置10のゲート端末40に、アプリケーションを利用しない場合は、有人レジにて会計処理を行うように促すガイダンスを出力する。
(出力例B2-2)スタッフSのスタッフ端末50に、アプリケーションを利用せずにゲート装置10を通過しようとしてる利用者がいることを通知するメッセージを出力する。メッセージには、人Uをフォロー(案内)する指示と、ゲート装置10の識別情報(例えば、ゲート装置10の場所が分かる情報)とを含む。
判定部により、範囲R1に進入した人Uは、本ゲートシステム1のアプリケーションをユーザ端末90にインストール(起動)していると判定された場合、出力処理部106は、以下の少なくともいずれか一つの出力を行ってもよい。
ゲート装置10のゲート端末40にウォークスルーゲートの正しい通過方法を示すガイダンスを出力する。さらに、上記した第1の条件を満たした場合、ゲート端末40における行動パターンに対応したゲートの正しい通過方法、例えば、商品の位置などを示すガイダンスを出力する。
さらに、上記した第2の条件を満たした場合、つまり、人Uが悪意のある行動を行ったことが検出された場合、記憶処理部110は、カメラ5が撮像した人Uの画像をブラックリスト化して記憶装置120に記憶する。
ブラックリスト化された情報は、他の店舗に共有されてよい。
また、本ゲートシステム1のアプリケーションをユーザ端末90にインストール(起動)していると判定された人Uは、範囲R2を通過している間に、カメラ5により撮像された画像を用いて画像処理装置200により顔認証処理が行われてよい。ただし、この顔認証処理は、ゲート端末40内で行われてもよい。ゲート端末40のカメラにより範囲R2を通過している人Uを撮像し、利用登録時に登録されているユーザの顔画像または顔画像の特徴量と照合してもよい。
認証処理は、顔認証に限定されず、他の生体認証情報を用いる認証装置により認証処理を行ってもよい。生体認証情報は、例えば、虹彩、静脈、耳介、指紋、歩容、背格好(身長、肩幅、身丈、骨格等)等の少なくともいずれか一つの特徴量を含む。認証装置は、カメラ5により撮像される画像から生体認証情報の特徴量を抽出し、認証処理を行う。
画像処理装置200に送信された複数の画像または複数フレームを用いて認証結果の精度が閾値以上になるまで、認証処理をやり直してもよい。しかし、認証処理には、通路14を人Uが通過している際に撮像される画像を用いるため、認証処理のやり直す回数または時間は制限を設けるのが好ましい。
(高額商品売り場利用検出)
さらに、他の実施形態において、高額商品の売り場などに立ち寄った人Uをゲート装置10において、カメラ5により撮像し、記憶装置120に記憶してもよい。図15は、ゲートシステム1を採用している店舗7のレイアウトを示す図である。店舗7の入口には、入店端末60が設けられてもよい。人Uは、入店時に、入店端末60を操作して入店記録を行ってもよい。例えば、人Uのユーザ端末90に店舗7の利用会員であることを示すQRコード(登録商標)などのコード情報を表示させ、入店端末60によりコード情報を読み取り、人Uの入店記録を行ってもよい。あるいは、会員登録していない人Uの場合、カメラ5により人Uを撮像し、人Uの画像を入店記録して記憶装置120に記憶してもよい。
店舗7には、例えば、店舗7の利用者の行動を追跡するカメラ5が設けられてもよい。入口で入店した人Uをカメラ5により追跡してもよい。店舗7には、少なくとも一つの陳列棚9が設けられている。陳列棚9には、商品32が陳列されている。店舗7の利用者は、購入したい商品32を陳列棚9から取り出して袋30またはカートに入れて、ゲート装置10へ向かう。あるいは、有人レジ80へ行き、スタッフSに会計処理をさせてもよい。
会計処理されていない商品32を持っている人Uは、ゲート装置10へ行き、ゲート装置10を通過して店舗7の外へ出ることができる。ゲート装置10を通過している間に、商品32のRFIDタグ34から商品情報を読み取り、決済装置230に送信されて決済処理が行われる。この処理については上記した通りである。
さらに、店舗7内において、特定のエリアR3、例えば、高額商品売り場や、盗難率が高い商品の売り場を通った人U、あるいは、高額商品または盗難率が高い商品を手に取った人Uを、カメラ5の撮像画像に基づいて、画像処理装置200は検出する。
記憶処理部110は、検出された人Uの画像(顔、服装など少なくとも身体の一部)、およびその特徴量を要確認リスト化して記憶装置120に記憶する。
サーバ100は、店舗内に設けられたカメラ5の撮像画像から、人Uの行動(例えば、目や視線の動き、振る舞い等)に応じて、人Uの画像を記憶するかを選択することができる。サーバ100は、カメラ5の撮像画像を用いて画像処理装置200に人Uの行動を推定させ、推定された人Uの行動が、予め定められた人Uの行動(例えば、カメラに背を向けたり、周囲を見回したりするなど万引き行為が疑われるような不審な行動)か否かを判別し、当該行動の人Uを検出する第2検出部(不図示)をさらに備える。記憶処理部110は、予め定められた人Uの行動が検出された人Uの画像を選択して記憶装置120に記憶する。
画像処理装置200は、記憶装置120に記憶された要確認リストに含まれる画像と店舗7の利用者の画像とを照合処理し、要確認リストに含まれる人Uの来店を検出してもよい。
さらに、出力処理部106は、第2検出部により予め定められた人Uの行動が検出された人Uの行動を示す情報(第2検出結果)、および読取結果取得部102により取得されるゲートにおける人Uの行動を示す情報(検出結果)に基づいて、所定の出力を店舗の従業員のスタッフ端末50に行わせる。
出力処理部106は、所定の出力として、例えば、確認が必要な利用者がゲート装置10を通過しようとしていることを通知するメッセージ、およびゲート装置10に行くよう指示するメッセージなどを出力する。メッセージは、ゲート装置10の識別情報(例えば、ゲート装置10の場所が分かる情報)を含む。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者(人U)に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 商品に付与された無線通信タグの読取手段を有するゲートから、読み取り結果を取得する読取結果取得手段と、
前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得する検出結果取得手段と、
前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、所定の出力を出力手段に行わせる出力処理手段と、を備える、情報処理装置。
2. 1.に記載の情報処理装置において、
前記検出手段は撮像手段を有する情報処理装置。
3. 1.または2.に記載の情報処理装置において、
前記出力処理手段は、
前記人を撮影した画像を処理することにより、前記人の行動を判別し、前記人の行動が第1の条件を満たしたときには第1の出力を行わせ、前記人の行動が第2の条件を満たしたときには第2の出力を行わせる、情報処理装置。
4. 3.に記載の情報処理装置において、
前記第1の出力は、当該ゲートの通過方法を前記人に伝えるガイダンスの出力であり、
前記第2の出力は、前記人の行動に不正が発生している可能性を報知する出力である、情報処理装置。
5. 3.または4.に記載の情報処理装置において、
前記人の行動が第2の条件を満たしたとき、さらに、前記人の画像を記憶手段に記憶させる記憶処理手段をさらに備える、情報処理装置。
6. 3.から5.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記出力処理手段は、
前記画像を用いて、前記人が携行している商品の位置を特定し、当該商品の位置が特定の位置にあったときに、当該位置に応じた出力を前記出力手段に行わせる、情報処理装置。
7. 1.から6.のいずれか一つに記載の情報処理装置において、
前記出力処理手段は、
店舗の従業員の端末に所定の出力を行わせる、情報処理装置。
8. 7.に記載の情報処理装置において、
前記店舗内の人を検出する第2検出手段から、第2検出結果を取得する第2の検出結果取得手段をさらに備え、
前記出力処理手段は、
前記検出結果および前記第2検出結果に基づいて、所定の出力を前記店舗の従業員の端末に行わせる、情報処理装置。
9. コンピュータに、
商品に付与された無線通信タグの読み取り手段を有するゲートから、読み取り結果を取得し、
前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得し、
前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、所定の出力を出力手段に行わせる、情報処理方法。
10. 9.に記載の情報処理方法において、
前記検出手段は撮像手段を有する情報処理方法。
11. 9.または10.に記載の情報処理方法において、
前記コンピュータに、前記所定の出力を行わせる際、
前記人を撮影した画像を処理することにより、前記人の行動を判別し、前記人の行動が第1の条件を満たしたときには第1の出力を行わせ、前記人の行動が第2の条件を満たしたときには第2の出力を行わせる、情報処理方法。
12. 11.に記載の情報処理方法において、
前記第1の出力は、当該ゲートの通過方法を前記人に伝えるガイダンスの出力であり、
前記第2の出力は、前記人の行動に不正が発生している可能性を報知する出力である、情報処理方法。
13. 11.または12.に記載の情報処理方法において、
前記コンピュータに、さらに、
前記人の行動が第2の条件を満たしたとき、さらに、前記人の画像を記憶手段に記憶させる、情報処理方法。
14. 11.から13.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記コンピュータに、前記所定の出力をさせる際、
前記画像を用いて、前記人が携行している商品の位置を特定し、当該商品の位置が特定の位置にあったときに、当該位置に応じた出力を前記出力手段に行わせる、情報処理方法。
15. 9.から14.のいずれか一つに記載の情報処理方法において、
前記コンピュータに、前記所定の出力をさせる際、
店舗の従業員の端末に所定の出力を行わせる、情報処理方法。
16. 15.に記載の情報処理方法において、
前記コンピュータに、さらに、
前記店舗内の人を検出する第2検出手段から、第2検出結果を取得し、
前記所定の出力をさせる際、
前記検出結果および前記第2検出結果に基づいて、所定の出力を前記店舗の従業員の端末に行わせる、情報処理方法。
17. コンピュータに、
商品に付与された無線通信タグの読み取り手段を有するゲートから、読み取り結果を取得する手順、
前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得する手順、
前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、所定の出力を出力手段に行わせる手順、を実行させるためのプログラム。
18. 17.に記載のプログラムにおいて、
前記検出手段は撮像手段を有し、
前記撮像手段から前記検出結果を取得する手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
19. 17.または18.に記載のプログラムにおいて、
前記所定の出力を行わせる手順において、
前記人を撮影した画像を処理することにより、前記人の行動を判別し、前記人の行動が第1の条件を満たしたときには第1の出力を行わせ、前記人の行動が第2の条件を満たしたときには第2の出力を行わせる、プログラム。
20. 19.に記載のプログラムにおいて、
前記第1の出力は、当該ゲートの通過方法を前記人に伝えるガイダンスの出力であり、
前記第2の出力は、前記人の行動に不正が発生している可能性を報知する出力である、プログラム。
21. 19.または20.に記載のプログラムにおいて、
前記人の行動が第2の条件を満たしたとき、さらに、前記人の画像を記憶手段に記憶させる手順をさらにコンピュータに実行させるためのプログラム。
22. 19.から21.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記所定の出力を行わせる手順において、
前記画像を用いて、前記人が携行している商品の位置を特定し、当該商品の位置が特定の位置にあったときに、当該位置に応じた出力を前記出力手段に行わせる、プログラム。
23. 17.から22.のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、
前記所定の出力を行わせる手順において、
店舗の従業員の端末に所定の出力を行わせる、プログラム。
24. 23.に記載のプログラムにおいて、
前記店舗内の人を検出する第2検出手段から、第2検出結果を取得する手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記所定の出力を行わせる手順において、
前記検出結果および前記第2検出結果に基づいて、所定の出力を前記店舗の従業員の端末に行わせる、プログラム。
1 ゲートシステム
3 通信ネットワーク
5 カメラ
9 陳列棚
10 ゲート装置
12 筐体
14 通路
20 アンテナ
22 センサ
24 リーダ
26 タグ読取装置
30 袋
32 商品
34 RFIDタグ
40 ゲート端末
50 スタッフ端末
60 入店端末
80 有人レジ
90 ユーザ端末
100 サーバ
100 情報処理装置
102 読取結果取得部
104 検出結果取得部
106 出力処理部
110 記憶処理部
120 記憶装置
200 画像処理装置
220 記憶装置
230 決済装置
240 記憶装置
300 画面
320 画面
1000 コンピュータ
1010 バス
1020 プロセッサ
1030 メモリ
1040 ストレージデバイス
1050 入出力インタフェース
1060 ネットワークインタフェース

Claims (10)

  1. 商品に付与された無線通信タグの読取手段を有するゲートから、読み取り結果を取得する読取結果取得手段と、
    前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得する検出結果取得手段と、
    前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、当該ゲートの通過方法を前記人に伝えるガイダンスを含む所定の出力を出力手段に行わせる出力処理手段と、を備える、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記検出手段は撮像手段を有する情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置において、
    前記出力処理手段は、
    前記人を撮影した画像を処理することにより、前記人の行動を判別し、前記人の行動が第1の条件を満たしたときには第1の出力を行わせ、前記人の行動が第2の条件を満たしたときには第2の出力を行わせる、情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記第1の出力は、当該ゲートの通過方法を前記人に伝えるガイダンスの出力であり、
    前記第2の出力は、前記人の行動に不正が発生している可能性を報知する出力である、情報処理装置。
  5. 請求項3または4に記載の情報処理装置において、
    前記人の行動が第2の条件を満たしたとき、さらに、前記人の画像を記憶手段に記憶させる記憶処理手段をさらに備える、情報処理装置。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記出力処理手段は、
    前記画像を用いて、前記人が携行している商品の位置を特定し、当該商品の位置が特定の位置にあったときに、当該位置に応じた出力を前記出力手段に行わせる、情報処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記出力処理手段は、
    店舗の従業員の端末に所定の出力を行わせる、情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置において、
    前記店舗内の人を検出する第2検出手段から、第2検出結果を取得する第2の検出結果取得手段をさらに備え、
    前記出力処理手段は、
    前記検出結果および前記第2検出結果に基づいて、所定の出力を前記店舗の従業員の端末に行わせる、情報処理装置。
  9. コンピュータ
    商品に付与された無線通信タグの読み取り手段を有するゲートから、読み取り結果を取得し、
    前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得し、
    前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、当該ゲートの通過方法を前記人に伝えるガイダンスを含む所定の出力を出力手段に行わせる、情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    商品に付与された無線通信タグの読み取り手段を有するゲートから、読み取り結果を取得する手順、
    前記ゲートを通過する人を検出する検出手段から、検出結果を取得する手順、
    前記検出手段が前記人を検出したタイミングの前後の所定期間内に前記無線通信タグの読み取りがなかった場合に、当該ゲートの通過方法を前記人に伝えるガイダンスを含む所定の出力を出力手段に行わせる手順、を実行させるためのプログラム。
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