JP7464835B2 - プレス機の変形測定システム及びプレス機の変形測定方法 - Google Patents

プレス機の変形測定システム及びプレス機の変形測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、プレス機の変形測定システム及びプレス機の変形測定方法に関する。
従来、プレス機の加圧面を構成する加圧プレートを複数の領域に分けて、各加圧領域を押し圧する加圧プレートユニット毎に駆動源と変位測定手段を持つプレス機があった。しかしながら、そのような変位測定手段を持たない指定のプレス機の変形を測定するシステムはなかった。
特開2002-361499号公報
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑み、プレス機の変形を測定できるプレス機の変形測定システム及びプレス機の変形測定方法を提供することを課題とする。
本発明の要旨は以下の通りである。
(1)本発明の一態様に係るプレス機の変形測定システムは、前記プレス機のボルスタ又はスライドの変位を検出する変位計と、前記変位計を支持するベース梁と、前記ボルスタ又は前記スライドに取り付けられ、金型を固定する金型ホルダと、を備え、前記金型ホルダは、前記ベース梁を遊嵌する開口部を有し、前記開口部は、互いに交差する第1開口部及び第2開口部を有する
(2)上記(1)において、前記変位計は、前記金型ホルダの変位を検出してよい。
)上記(1)または(2)において、前記変位計は、所定の間隔で直線状に複数配置されてよい。
)上記(1)から()のいずれかにおいて、前記変位計は、所定の間隔で格子状に複数配置されてよい。
)上記(1)から()のいずれかにおいて、前記ベース梁は、前記プレス機に対してピン支持されてよい。
)上記(1)から()のいずれかにおいて、前記金型ホルダは、前記ボルスタの上部に設けられたダイホルダを備え、前記開口部は、前記ダイホルダに設けられたダイ開口部を備え、前記変位計は、前記ボルスタの変位を検出するボルスタ変位計を備えてよい。()上記(1)から()のいずれかにおいて、前記金型ホルダは、前記スライドの下部に設けられたパンチホルダを備え、前記開口部は、前記パンチホルダに設けられたパンチ開口部を備え、前記変位計は、前記スライドの変位を検出するスライド変位計を備えてよい。
)本発明の一態様に係るプレス機の変形測定方法は、前記プレス機を構成するボルスタ又はスライドの中央部に対して、開口部を有する金型ホルダを取り付けるステップと、前記開口部に、前記中央部の変位を検出可能な変位計を支持するベース梁を挿通するステップと、前記ベース梁を前記プレス機にピン支持するステップと、前記変位を前記変位計で検出するステップと、を含み、前記開口部は、互いに交差する第1開口部及び第2開口部を有する
本発明によれば、プレス機の変形を測定できるプレス機の変形測定システム及びプレス機の変形測定方法を提供できる。
実施形態に係る変形測定システムが設置されたプレス機の正面図である。 図1におけるA矢視図である。 図1及び図2におけるB矢視図である。 図1及び図2におけるC矢視図である。
金属材料に強い圧力を加え、金属材料を金型の形状に変形させる機械である一般的なプレス機は、基本的には、下金型が上部に取り付けられるボルスタと、上金型が下部に取り付けられるスライドと、ボルスタとスライドとを近づけたり遠ざけたりするように駆動する駆動装置と、から構成されている。
プレス機の構造は、そのプレス機のプレス能力、仕様、設計コンセプト等によって異なる。また、プレス機の構造には、プレス機の製造誤差等に起因する、プレス機毎の機体差がある。また、プレス機に取り付けられる金型の構造は、プレス成形品の仕様により異なる。したがって、プレス機の構造、金型の構造等により、プレス荷重が同じであっても、プレス機の変形の状態は異なる。
ところで、指定のプレス機の変形の分布を測定できると、その変形を見込んで解析計算に反映することにより、プレス荷重を作用させた後のプレス成形品の形状(ブランク材の変形)の予測精度を高めることができ、高い品質のプレス成形品を製造することができる。
そこで、指定のプレス機の変位の、その変位に垂直な方向における分布を直接的に測定できるようにした。
本発明に係るプレス機の変形測定システムは、プレス機のボルスタ又はスライドの変位を検出する変位計と、変位計を支持するベース梁と、ボルスタ又はスライドに取り付けられ、金型を固定する金型ホルダと、を備えている。そして、金型ホルダは、ベース梁を遊嵌する開口部を有している。これにより、プレス機において、比較的大きな変形が予想される金型ホルダが固定された箇所におけるプレス機のボルスタ又はスライドの変位を、直接的に測定できる。したがって、プレス機の変位について、その変位の方向と交差する方向における分布を精度良く測定できる。よって、プレス機の変形を測定できる変形測定システムを提供できる。
(実施形態)
本発明の実施形態に係る変形測定システム100を説明する。
図1は、実施形態に係る変形測定システム100が設置されたプレス機1の正面図である。図2は、図1におけるA矢視図である。図3は、図1及び図2におけるB矢視図である。図4は、図1及び図2におけるC矢視図である。
なお、以下では、プレス機1のボルスタ2A及びスライド2Bの板幅方向(水平方向)をXY平面方向といい、X方向とY方向とはXY平面上で直交しており、X方向及びY方向に垂直な方向(板厚方向、鉛直方向)をZ方向という場合がある。
(プレス機)
プレス機1について説明する。
プレス機1は、主に、ワークとなる金属製のブランク材に強い圧力を加え、金型150の形状を転写するようにワークを変形させる加工を行うことにより、プレス成形品を製造するための加工機械である。
図1から図3に示すように、プレス機1は、基本的には、ボルスタ2Aと、スライド2Bと、駆動装置(不図示)と、を備えている。
詳細には、プレス機1は、ダイ150A(金型150)を固定するダイホルダ140A(金型ホルダ140)が取り付けられるボルスタ2Aと、パンチ150B(金型150)を固定するパンチホルダ140B(金型ホルダ140)が下部に取り付けられるスライド2Bと、ボルスタ2Aとスライド2Bとを近づけたり遠ざけたりするように駆動し、パンチ150Bとダイ150Aとの間に配置されたワークに、パンチ150B及びダイ150Aを介して、プレス荷重を作用させる駆動装置と、を備えている。
金型150は、ダイ150Aとパンチ150Bとの対で構成されている。ダイ150A及びパンチ150Bは、それぞれ、ワークに転写する表面形状を有している。
金型ホルダ140は、ダイホルダ140Aとパンチホルダ140Bとの対で構成されている。金型ホルダ140の詳細は後述する。
ボルスタ2Aは、プレス機の許容荷重(プレス能力)に応じた厚さ(例えば350mm)を有し、平面視において矩形状の鋼製の板状体である。ボルスタ2Aの板幅方向(XY平面方向)の寸法(平面視における外寸法)は、例えば、長辺の寸法が2,000mmで、短辺の寸法が1,000mmである。
ボルスタ2Aは、プレス荷重の反力を受ける際の変形を抑えるため、通常、下面を、プレス機1を収容する試験室を構成する床スラブのような高い剛性を有する基礎構造物によって面的に支持されている。
ボルスタ2Aの上部には、ダイ150Aを固定するためのダイホルダ140Aが取り付けられている。
スライド2Bは、プレス機の許容荷重(プレス能力)に応じた厚さ(例えば110mm)を有し、平面視において矩形状の鋼製の板状体である。スライド2Bの板幅方向(XY平面方向)の寸法は、ボルスタ2Aの寸法と同程度であり、例えば、長辺の寸法が2,000mmで、短辺の寸法が1,000mmである。
スライド2Bは、プレス荷重の反力を受ける際の変形を抑えるため、通常、上面を、梁(不図示)によって補強されている。
スライド2Bの下部には、パンチ150Bを固定するためのパンチホルダ140Bが取り付けられている。
駆動装置(不図示)は、ボルスタ2Aとスライド2Bとを接続してスライド2Bの昇降動作をガイドし、ワークへのプレス荷重が作用する際の反力となる引張力に抵抗する支柱(不図示)と、支柱に沿ってスライド2Bを昇降させる動力を供給する電動油圧モータ(不図示)と、電動油圧モータの動力をスライド2Bの昇降させる動力として伝達するギア等の伝達機構(不図示)と、を備えている。支柱は、下端部をボルスタ2Aの四隅に固定されており、そこから上方に向けて、長手方向が鉛直(Z方向)になるように立設されている。支柱は、上端部を、駆動装置の伝達機構を介して、スライド2Bの四隅に支持されている。
(変形測定システム100)
次に、プレス機1の変形測定システム100について説明する。
図1から図4に示すように、プレス機1の変形測定システム100は、プレス機1に対して設置される。
変形測定システム100は、プレス機1のボルスタ2A又はスライド2Bの変位を検出する変位計120と、変位計120を支持するベース梁110と、ボルスタ2A又はスライド2Bに取り付けられ、金型150を固定する金型ホルダ140と、を備えている。ここで、金型ホルダ140は、ベース梁110を遊嵌する開口部Hを有している。すなわち、ベース梁110と開口部Hとは、ベース梁110における長手方向に垂直な断面の外形状が、その外形状の全周において所定の隙間を有した状態で、開口部Hの内形状の内方に収まる関係になっている。これにより、ボルスタ2A又はスライド2Bの中央部の変位を検出する変位計120を支持するベース梁110を、ボルスタ2A又はスライド2Bの中央部を跨ぐようにして張り渡すことができるので、最も大きな変形が推測される、板状のボルスタ2A又はスライド2Bの中央部の変位を直接測定できる。したがって、ボルスタ2A又はスライド2Bにおける中央部の変位を含む、ボルスタ2A又はスライド2Bの変位の板幅方向(XY平面方向)における分布を測定できる。よって、プレス機1の変形を測定できる。また、これにより、測定されたプレス機1の変形情報を、ワークの変形、金型設計等の解析に反映させることができるので、精度良く成形品を製造できる。
(ダイホルダ140A)
金型ホルダ140の一方となるダイホルダ140Aは、上部に、ダイ150Aを固定している。ダイ150Aは、ブランク材に転写する表面形状を有している。なお、ダイホルダ140Aは、適宜、ボルスタ2A及びスライド2Bを互いにZ方向に沿って並進移動させるためのガイドピン(不図示)又はガイド(不図示)を備えている。
ここで、ダイホルダ140Aは、ボルスタ側ベース梁110Aを遊嵌する第1ダイ開口部HA1(第1開口部、ダイ開口部)を有している。第1ダイ開口部HA1は、図1から図4に示すように、ダイホルダ140Aを、一方の側面から他方の側面に向かう方向(X方向)に貫通している。第1ダイ開口部HA1は、図2に示すような、ダイホルダ140Aに形成された溝とボルスタ2Aとの間に形成された空間であってよく、ダイホルダ140Aに形成された穴であってもよい。このように、ダイホルダ140Aは、ボルスタ側ベース梁110Aを遊嵌する第1ダイ開口部HA1を有しているので、ダイホルダ140Aが取り付けられた箇所に対応するボルスタ2Aの変位を、ボルスタ変位計120A(変位計120)によって、直接的に測定することができる。
また、ダイホルダ140Aは、第1ダイ開口部HA1とは異なる、ボルスタ側ベース梁110Aを遊嵌する第2ダイ開口部HA2(第2開口部、ダイ開口部)を有してもよい。第2ダイ開口部HA2は、図1から図4に示すように、ダイホルダ140Aを、正面から背面に向かう方向(Y方向)に貫通している。第1ダイ開口部HA1と第2ダイ開口部HA2とは、実質的に垂直に交差している。
すなわち、開口部Hは、互いに交差する第1ダイ開口部HA1及び第2ダイ開口部HA2を有している。これにより、特定の板幅方向(X方向)におけるボルスタ2Aの変位の分布を検出してボルスタ2Aの変形を測定できることに加えて、その特定の板幅方向(X方向)と交差する方向(特定の板幅方向(X方向)と垂直な板幅方向(Y方向)を含む)におけるボルスタ2Aの変位の分布を検出してボルスタ2Aの変形も測定できる。よって、板状のボルスタ2Aの変位の分布を、比較的大きな変形が見込まれるボルスタ2Aの中央部を跨ぐようにして、互いに交差する2方向(X方向及びY方向)において測定できるので、ボルスタ2Aが面状に変形する状態をより正確に把握することができる。
第2ダイ開口部HA2は、図1に示すような、ダイホルダ140Aに形成された溝とボルスタ2Aとの間に形成された空間であってよく、ダイホルダ140Aに形成された穴であってもよい。第2ダイ開口部HA2は、図1に示すように、ダイホルダ140Aを、正面から背面に向かう方向(Y方向)に貫通している。このように、ダイホルダ140Aは、ボルスタ側ベース梁110Aを遊嵌する第2ダイ開口部HA2を有しているので、ダイホルダ140Aが取り付けられた箇所に対応するボルスタ2Aの変位(ボルスタ2Aの中央部の変位)を、ボルスタ変位計120Aによって、直接的に測定することができる。
(パンチホルダ140B)
金型ホルダ140の他方となるパンチホルダ140Bは、下部に、パンチ150Bを固定している。パンチ150Bは、ブランク材に転写する表面形状を有している。なお、パンチホルダ140Bは、適宜、ボルスタ2A及びスライド2Bを互いに並進移動させるためのガイドピン(不図示)又はガイド(不図示)を備えている。
ここで、パンチホルダ140Bは、スライド側ベース梁110Bを遊嵌する第1パンチ開口部HB1(第1開口部、パンチ開口部)を有している。第1パンチ開口部HB1は、図1から図4に示すように、パンチホルダ140Bを、一方の側面から他方の側面に向かう方向(X方向)に貫通している。第1パンチ開口部HB1は、図2に示すような、パンチホルダ140Bに形成された溝とスライド2Bとの間に形成された空間であってよく、パンチホルダ140Bに形成された穴であってもよい。このように、パンチホルダ140Bは、スライド側ベース梁110Bを遊嵌する第1パンチ開口部HB1を有しているので、パンチホルダ140Bが取り付けられた箇所に対応するスライド2Bの変位(スライド2Bの中央部の変位)を、スライド変位計120Bによって、直接的に測定することができる。
また、パンチホルダ140Bは、第1パンチ開口部HB1とは異なる、スライド側ベース梁110Bを遊嵌する第2パンチ開口部HB2(第2開口部、パンチ開口部)を有してもよい。第2パンチ開口部HB2は、図1から図4に示すように、パンチホルダ140Bを、正面から背面に向かう方向(Y方向)に貫通している。第1パンチ開口部HB1と第2パンチ開口部HB2とは、実質的に垂直に交差している。
すなわち、開口部Hは、互いに交差する第1パンチ開口部HB1及び第2パンチ開口部HB2を有している。これにより、特定の板幅方向(X方向)におけるスライド2Bの変位の分布を検出してスライド2Bの変形を測定できることに加えて、その特定の板幅方向(X方向)と交差する方向(特定の板幅方向(X方向)と垂直な板幅方向(Y方向)を含む)におけるスライド2Bの変位の分布を検出してスライド2Bの変形も測定できる。よって、板状のスライド2Bの変位の分布を、比較的大きな変形が見込まれるスライド2Bの中央部を跨ぐようにして、互いに交差する2方向(X方向及びY方向)において測定できるので、スライド2Bが面状に変形する状態をより正確に把握することができる。
第2パンチ開口部HB2は、図1に示すような、パンチホルダ140Bに形成された溝とスライド2Bとの間に形成された空間であってよく、パンチホルダ140Bに形成された穴であってもよい。第2パンチ開口部HB2は、図1に示すように、パンチホルダ140Bを、正面から背面に向かう方向(Y方向)に貫通している。このように、パンチホルダ140Bは、スライド側ベース梁110Bを遊嵌する第2パンチ開口部HB2を有しているので、パンチホルダ140Bが取り付けられた箇所に対応するスライド2Bの変位を、スライド変位計120Bによって、直接的に測定することができる。
(ベース梁)
ベース梁110は、変位計120を取り付ける梁である。ベース梁110の長手方向に垂直な断面の外形状(例えば、縦寸法150mm、横寸法50mm)は、開口部Hの内形状(例えば、縦寸法250mm、横寸法150mm)の内部に収まる形状となっている。ベース梁110は、変位計120が検出するプレス機1の変位の基準となるので、検出結果に影響を与えるような振動等の変形が生じないように、特に、Z方向の曲げに対して、高い剛性を有している。ベース梁110は、剛性を効率よく高めるため、図2に示すような、縦長(X方向の外寸法よりZ方向の外寸法の方が大きい)の矩形状の中空断面を有するパイプ材であることが好ましい。ベース梁110は、例えば、2,000mmの長さと、2.3mmの厚さを有している。ベース梁110は、両端を、適宜、支持治具(不図示)を介して、ボルスタ2Aにピン支持される。また、ベース梁110は、両端を、適宜、支持治具(不図示)を介して、スライド2Bにピン支持される。
本実施形態において、ベース梁110は、ダイホルダ140Aに遊嵌されるボルスタ側ベース梁110Aと、パンチホルダ140Bに遊嵌されるスライド側ベース梁110Bと、を備えている。なお、ベース梁110は、ダイホルダ140A及びパンチホルダ140Bのいずれか一方に遊嵌されてよく、ダイホルダ140A及びパンチホルダ140Bのそれぞれに遊嵌されてもよい。ベース梁110は、両側面(図2においてX方向の両外表面)のそれぞれに、変位計120を、適宜の固定手段によって、固定している。
ベース梁110は、プレス機1に対してピン支持(単純支持)されていてよい。これにより、プレス機1(ボルスタ2A又はスライド2B)がプレス荷重によって曲げ変形する際に、ベース梁110が、ベース梁110とプレス機1との境界部を介して、プレス機1の曲げ変形によるモーメント、振動等の影響を受けて変形しないようにできる。すなわち、プレス機1が変形しても、ベース梁110は変形しないようにできる。よって、ベース梁110の位置を、ベース梁110に設けられた変位計120が測定するプレス機1の変位に対して、独立した測定基準(ゼロ点)にすることができる。なお、ベース梁110は、例えば、プレス機1が設置されている試験室を構成する床、壁、天井等の構造物の一部のように、プレス機1に対してではない場所に支持されていてもよい。
ボルスタ側ベース梁110Aは、長手方向の両端部を、ボルスタ2Aに支持治具(不図示)によってピン支持(単純支持)されている。具体的には、例えば、ボルスタ側ベース梁110Aは、両端部に、それぞれ、ボルスタ側ベース梁110Aの下方から鉛直方向(Z方向)に突出し、長手方向に交差する水平方向に間隔を空けて並ぶ長さの等しい2つの棒体(不図示)を設けている。これにより、ボルスタ側ベース梁110Aを、変形の大きい中央部から離れており、かつ、変位をほとんど無視できるボルスタ2Aの板幅方向(XY平面方向)の縁部に支持できる。よって、ボルスタ2Aがプレス荷重を受けて曲げ変形する際に、ボルスタ側ベース梁110Aが、ボルスタ側ベース梁110Aとボルスタ2Aとの境界部を介して、ボルスタ2Aの曲げ変形による影響を受けて変形しないようにできる。
スライド側ベース梁110Bは、長手方向の両端部を、スライド2Bに支持治具によってピン支持(単純支持)されている。具体的には、例えば、スライド側ベース梁110Bは、両端部を、スライド2Bに取り付けられた水平部材を含む枠形状の吊具(不図示)に載せられて単純支持された状態で、スライド2Bに吊られている。これにより、スライド側ベース梁110Bを、変形の大きい中央部から離れており、かつ、変位をほとんど無視できるスライド2Bの板幅方向(XY平面方向)の縁部に支持できる。よって、スライド2Bがプレス荷重を受けて曲げ変形する際に、スライド側ベース梁110Bが、スライド側ベース梁110Bとスライド2Bとの境界部を介して、スライド2Bの曲げ変形による影響を受けて変形しないようにできる。
本実施形態において、変形測定システム100は、ボルスタ側に配置されたボルスタ側ベース梁110Aと、スライド2B側に配置されたスライド側ベース梁110Bとの、二つのベース梁110を用いているが、これに限らず、一つのベース梁110を転用してよい。例えば、ボルスタ2Aの特定の板幅方向(X方向)における変形(Z方向の変位の分布)と、その特定の板幅方向(X方向)に対して水平方向に垂直な板幅方向(Y方向)における変形を測定する際に、一つのベース梁110を転用してもよい。例えば、ボルスタ2Aの複数の板幅方向(X方向及びY方向)における変形(Z方向の変位の分布)と、スライド2Bの複数の板幅方向(X方向及びY方向)における変形(Z方向の変位の分布)を測定する際に、一つのベース梁110を転用してもよい。
具体的には、ベース梁110の長手方向が正面から背面に向かう方向(Y方向)になるように、ダイホルダ140Aに遊嵌された状態で配置して、ボルスタ2Aの特定の板幅方向(Y方向)における変形を測定する。次に、そのベース梁110を長手方向が一方の側面から他方の側面に向かう方向(X方向)になるように、ダイホルダ140Aに遊嵌された状態で配置して、ボルスタ2Aの特定の板幅方向(Y方向)と垂直に交差する方向(X方向)における変形を測定する。次に、そのベース梁110の長手方向が正面から背面に向かう方向(Y方向)になるように、パンチホルダ140Bに遊嵌された状態で配置して、スライド2Bの特定の板幅方向(Y方向)における変形を測定する。最後に、そのベース梁110を長手方向が一方の側面から他方の側面に向かう方向(X方向)になるように、パンチホルダ140Bに遊嵌された状態で配置して、スライド2Bの特定の板幅方向(Y方向)と垂直に交差する方向(X方向)における変形を測定する。このように、一つのベース梁110を転用して、ボルスタ2A及びスライド2Bのそれぞれの、互いに交差する2つの方向(X方向及びY方向)における変形を測定できる。
(変位計)
変位計120は、ボルスタ2A又はスライド2Bの変位を検出するものである。変位計120は、ひずみゲージ式の接触型であってよく、レーザ変位計のような非接触型であってもよい。変位計120は、プレス荷重等のない無負荷状態において、ベース梁110への固定点からボルスタ2A又はスライド2Bの表面までの距離をイニシャル値とし、プレス荷重が作用した際におけるボルスタ2A又はスライド2Bの鉛直方向(Z方向)の変位を検出できるような姿勢で、ベース梁110に固定されている。
変位計120は、ボルスタ2A又はスライド2Bのいずれかの変位を検出してよく、ボルスタ2A及びスライド2Bの両方の変位を検出してもよい。
変位計120は、金型ホルダ140の変位を検出してもよい。すなわち、変位計120は、ボルスタ2A及びスライド2Bのいずれかの変位と、金型ホルダ140の変位との、両方を検出してもよい。
具体的には、変位計120は、図2に示すように、ボルスタ側ベース梁110Aに設けられ、ボルスタ2Aの変位を検出するボルスタ変位計120Aと、ボルスタ側ベース梁110Aに設けられ、ダイホルダ140Aの変位を検出するダイ変位計130Aと、を備えていてよい。
また、変位計120は、スライド側ベース梁110Bに設けられ、スライド2Bの変位を検出するスライド変位計120Bと、スライド側ベース梁110Bに設けられ、パンチホルダ140Bの変位を検出するパンチ変位計130Bと、を備えていてよい。
変位計120は、図1、図3及び図4に示すように、所定の間隔で直線状に複数配置されている。これにより、ボルスタ2A又はスライド2Bの板幅方向(XY平面方向)における変位の分布を測定できる。よって、ボルスタ2A又はスライド2Bの変形を測定できる。
ボルスタ2A又はスライド2Bの中央部に配置された隣接する変位計120の間隔は、ボルスタ2A又はスライド2Bの縁部に配置された隣接する変位計120の間隔より狭いことが好ましい。これにより、比較的大きな変位が見込まれるボルスタ2A又はスライド2Bの中央部における変位を集中的に検出できる。よって、ボルスタ2A又はスライド2Bの変形を、できるだけ少ない変位計120で効率よく精度良く測定できる。
このように、変位計120は、金型ホルダ140の変位も検出できるので、プレス機1の変形に加えて、金型ホルダ140の変形も測定できる。よって、測定された金型ホルダ140の変形を、ワークの変形、金型設計等の解析に反映させたりすることで、より精度良い成形品を製造できる。
変位計120は、所定の間隔で格子状に複数配置されていてもよい。図3に示すように、特定の板幅方向(X方向)に沿って互いに並行する、直線状に並んだ変位計120による測定点を結んだ第1測定ラインX1及び第2測定ラインX2と、第1測定ラインX1及び第2測定ラインX2に対して垂直な板幅方向(Y方向)に沿って互いに並行する、直線状に並んだ変位計120による測定点を結んだ第3測定ラインY1及び第4測定ラインY2とは、交差しており、格子を形成してよい。すなわち、平面視において、例えば、第1測定ラインX1から第4測定ラインY2までの4つの測定ラインX1,X2,Y1,Y2は、二つの同じ形状のプラス記号(+)のような形状を、中心位置がずれた状態で重ねたようになっていてよい。
また、図1から図4に示すような棒状のベース梁110を用いて、図2に示すように、両側面に変位計120を取り付けたベース梁110により、まず、ある特定の板幅方向(X方向)でボルスタ2A又はスライド2Bの変位を測定し、次に、その特定の板幅方向(X方向)に垂直な板幅方向(Y方向)に沿うようにそのベース梁110の向きを変えて配置し直してから、ボルスタ2A又はスライド2Bの変位を測定することで、ボルスタ2A又はスライド2Bの変位を格子状に測定してもよい。
なお、例えば、平面視において、プラス記号(+)のような形状のベース梁(不図示)に対して、そのベース梁の両側面に変位計120を取り付けることにより、変位計120を所定の間隔で格子状に複数配置してもよい。これにより、比較的大きな変位が見込まれるボルスタ2A又はスライド2Bの中央部において、複数の直線状の分布を、互いに交差する2方向から測定できる。したがって、ボルスタ2A又はスライド2Bの中央部おける変位を集中的に検出できる。よって、ボルスタ2A又はスライド2Bの面的な変形状態を精度良く測定できる。
(変形測定方法)
次に、プレス機1の変形測定方法を説明する。
(1)まず、プレス機1を構成するボルスタ2A又はスライド2Bの中央部に対して、開口部Hを有する金型ホルダ140を取り付ける(金型ホルダ取り付けステップ)。
具体的には、例えば、ボルスタ2Aの中央部に対して、第1ダイ開口部HA1及び第2ダイ開口部HA2を有するダイホルダ140Aを取り付ける。そして、スライド2Bの中央部に対して、第1パンチ開口部HB1及び第2パンチ開口部HB2を有するパンチホルダ140Bを取り付ける。
(2)開口部Hに、ボルスタ2A又はスライド2Bの中央部の変位を検出可能な変位計120を支持するベース梁110を挿通する(ベース梁挿通ステップ)。
具体的には、例えば、第1ダイ開口部HA1に、ボルスタ側ベース梁110Aを挿通する。そして、適宜、第1パンチ開口部HB1に、スライド側ベース梁110Bを挿通する。なお、ボルスタ2A又はスライド2Bを、同時に測定せずに、順に測定する場合であれば、ボルスタ側ベース梁110A及びスライド側ベース梁110Bの両方を用意せずに、単一のベース梁110によって、ボルスタ2A又はスライド2Bの一方の変位を測定してから、他方の変位を測定してもよい。
(3)ベース梁110をプレス機1にピン支持する(ベース梁支持ステップ)。
具体的には、ボルスタ側ベース梁110Aを、適宜の支持治具を介して、ボルスタ2Aの上に載置する。
(4)プレス機1によってプレス荷重を作用させた際に、ボルスタ2A又はスライド2Bの変位を、変位計120で検出する(変位検出ステップ)。この際、ベース梁11及び変位計120は、金型ホルダ140に接触しないように遊嵌されているので、ボルスタ2A又はスライド2Bが変形しても、ベース梁110は変形せず、変位計120は、ボルスタ2A又はスライド2Bの変位を正しく検出する。
(5)適宜、特定の板幅方向(X方向)に沿って複数箇所で検出した変位の分布に基づいて、近似計算により、ボルスタ2A又はスライド2Bの特定の板幅方向(X方向)に連続した(変位の測定点を結んだ直線状の測定ラインに沿った)変形を推定する。
(6)また、適宜、複数の板幅方向(複数のX方向、複数のY方向、又は、それらの組み合わせとなるX方向及びY方向)に沿って複数箇所で検出した変位の分布に基づいて、近似計算により、ボルスタ2A又はスライド2Bの面状の変形を推定する。
このようにして、プレス機1の変形測定方法を実施できる。
〈他の実施形態〉
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上記実施形態では、矩形の断面を有するベース梁を説明したが、これに限らず、例えば、H形状の断面を有するベース梁であってもよい。
本実施形態に係るプレス機1の変形測定システム100は、プレス機1のボルスタ2A又はスライド2Bの変位を検出する変位計120と、変位計120を支持するベース梁110と、ボルスタ2A又はスライド2Bに取り付けられ、金型150を固定する金型ホルダ140と、を備え、金型ホルダ140は、ベース梁110を遊嵌する開口部Hを有している。これにより、プレス機において、特に大きな変形が予想される、金型ホルダが固定された箇所におけるプレス機(ボルスタ又はスライド)の変位を、直接的に測定できる。したがって、プレス機(ボルスタ又はスライド)の変位について、その変位の方向と交差する方向における分布を、プレス機(ボルスタ又はスライド)の中央部を含んで測定できる。よって、プレス機の変形を測定できる変形測定システムを提供できる。
本実施形態に係るプレス機1の変形測定方法は、プレス機1を構成するボルスタ2A又はスライド2Bの中央部に対して、開口部Hを有する金型ホルダ140を取り付けるステップと、開口部Hに、中央部の変位を検出可能な変位計120を支持するベース梁110を挿通するステップと、ベース梁110をプレス機1にピン支持するステップと、変位を変位計120で検出するステップと、を含んでいる。これにより、プレス機において、特に大きな変形が予想される、金型ホルダが固定された箇所におけるプレス機(ボルスタ又はスライド)の変位を、直接的に測定できる。したがって、プレス機(ボルスタ又はスライド)の変位について、その変位の方向と交差する方向における分布を、プレス機(ボルスタ又はスライド)の中央部を含んで測定できる。よって、プレス機の変形を測定できる変形測定システムを提供できる。
1 プレス機
2A ボルスタ
2B スライド
100 変形測定システム
110 ベース梁
110A ボルスタ側ベース梁
110B スライド側ベース梁
120 変位計
120A ボルスタ変位計
120B スライド変位計
130A ダイ変位計
130B パンチ変位計
140 金型ホルダ
140A ダイホルダ
140B パンチホルダ
150 金型
150A ダイ
150B パンチ
H 開口部
HA1 第1ダイ開口部
HA2 第2ダイ開口部
HB1 第1パンチ開口部
HB2 第2パンチ開口部
X1 第1測定ライン
X2 第2測定ライン
Y1 第3測定ライン
Y2 第4測定ライン

Claims (8)

  1. プレス機の変形測定システムであって、
    前記プレス機のボルスタ又はスライドの変位を検出する変位計と、
    前記変位計を支持するベース梁と、
    前記ボルスタ又は前記スライドに取り付けられ、金型を固定する金型ホルダと、を備え、
    前記金型ホルダは、前記ベース梁を遊嵌する開口部を有し、
    前記開口部は、互いに交差する第1開口部及び第2開口部を有する
    ことを特徴とするプレス機の変形測定システム。
  2. 前記変位計は、前記金型ホルダの変位を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレス機の変形測定システム。
  3. 前記変位計は、所定の間隔で直線状に複数配置される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプレス機の変形測定システム。
  4. 前記変位計は、所定の間隔で格子状に複数配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプレス機の変形測定システム。
  5. 前記ベース梁は、前記プレス機に対してピン支持されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプレス機の変形測定システム。
  6. 前記金型ホルダは、前記ボルスタの上部に設けられたダイホルダを備え、
    前記開口部は、前記ダイホルダに設けられたダイ開口部を備え、
    前記変位計は、前記ボルスタの変位を検出するボルスタ変位計を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプレス機の変形測定システム。
  7. 前記金型ホルダは、前記スライドの下部に設けられたパンチホルダを備え、
    前記開口部は、前記パンチホルダに設けられたパンチ開口部を備え、
    前記変位計は、前記スライドの変位を検出するスライド変位計を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のプレス機の変形測定システム。
  8. プレス機の変形測定方法であって、
    前記プレス機を構成するボルスタ又はスライドの中央部に対して、開口部を有する金型ホルダを取り付けるステップと、
    前記開口部に、前記中央部の変位を検出可能な変位計を支持するベース梁を挿通するステップと、
    前記ベース梁を前記プレス機にピン支持するステップと、
    前記変位を前記変位計で検出するステップと、を含み、
    前記開口部は、互いに交差する第1開口部及び第2開口部を有する
    ことを特徴とするプレス機の変形測定方法。
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