JP7463978B2 - 電線ケース - Google Patents

電線ケース Download PDF

Info

Publication number
JP7463978B2
JP7463978B2 JP2021018334A JP2021018334A JP7463978B2 JP 7463978 B2 JP7463978 B2 JP 7463978B2 JP 2021018334 A JP2021018334 A JP 2021018334A JP 2021018334 A JP2021018334 A JP 2021018334A JP 7463978 B2 JP7463978 B2 JP 7463978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
water
case
wire
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021018334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022121149A (ja
Inventor
雄治 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2021018334A priority Critical patent/JP7463978B2/ja
Publication of JP2022121149A publication Critical patent/JP2022121149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7463978B2 publication Critical patent/JP7463978B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本開示は、電線ケースに関するものである。
従来、自動車等の車両には、電線の一部を収容する電線ケースが搭載されることがある。電線ケースは、当該電線ケースの内外を連通し電線が貫通される電線挿入口を有する。電線ケースは、車両において被水する可能性のある場所に配置されることがある。電線ケースが被水すると、電線挿入口から電線ケースの内部に水が浸入する可能性がある。電線ケースの内部には、電線や電子部品が収容されることがある。そのため、電線ケースは、当該電線ケースの内部に浸入した水を当該電線ケースの外部に排出する構成を備えていることが好ましい。
例えば特許文献1に記載された電線ケースは、電線を収容するケース本体と、ケース本体を覆うカバーとを備えている。ケース本体は、電線挿入口と、水抜き口とを有する。そして、特許文献1には、カバーが、ケース本体内を通る電線の経路を規制する突起を有する例が記載されている。突起は、電線の延びる方向に沿って水抜き口よりも電線ケースの奥に位置する。電線は、電線ケースの内部で突起の先端部に押されることにより、電線挿入口からケース本体の底壁の方へ下るように傾斜する。電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水は、電線の表面を伝った後、底壁に落下する。底壁に落下した水のうち底壁上を伝って水抜き口に至った水は、水抜き口から電線ケースの外部に排出される。
特開2019-221080号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたカバーが突起を有する例においては、突起を超えて電線ケースの奥に延びる電線は、上下方向に傾斜することなく底壁に沿って延びている。また、突起の先端付近では、電線とケース本体との間に隙間が存在している。そのため、電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水は、電線の表面や底壁上を伝って当該隙間から電線ケースの奥に入り込むおそれがある。
本開示の目的は、電線挿入口から内部に浸入した水が電線ケースの奥に入り込むことを抑制できる電線ケースを提供することにある。
本開示の電線ケースは、電線を収容するケース本体と、前記ケース本体を覆うカバーとを備えた電線ケースであって、前記ケース本体は、前記電線ケースの内外を連通し前記電線が貫通する電線挿入口と、前記電線ケースの内外を連通する水抜き口と、前記ケース本体の内部を通る前記電線の経路を規制する止水突部とを有し、前記カバーは、前記電線ケースが対象物に搭載されたときに前記ケース本体の上方に位置するものであり、前記ケース本体の内部を通る前記電線の経路を規制する規制突部を有し、前記電線の経路に沿って前記電線挿入口から前記電線ケースの奥に向かう方向を経路方向とすると、前記経路方向における前記規制突部の位置は、前記電線挿入口と前記止水突部との間であり、前記経路方向における前記水抜き口の位置は、前記止水突部よりも前記経路方向の後方側であり、前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記水抜き口は、前記電線挿入口よりも下方に位置し、前記規制突部は、前記電線が前記電線挿入口から下方に傾斜するように前記電線を経路規制し、前記止水突部は、前記電線における前記規制突部による規制箇所から上方に傾斜するように前記電線を経路規制する電線ケースである。
本開示の電線ケースによれば、電線挿入口から内部に浸入した水が電線ケースの奥に入り込むことを抑制できる。
図1は、一実施形態における電線ケースの一部を示す断面図である。 図2は、変更例における電線ケースの一部を示す断面図である。 図3は、変更例における電線ケースの一部を示す断面図である。 図4は、変更例における電線ケースの一部を示す断面図である。 図5は、変更例における電線ケースの一部を示す断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電線ケースは、
[1]電線を収容するケース本体と、前記ケース本体を覆うカバーとを備えた電線ケースであって、前記ケース本体は、前記電線ケースの内外を連通し前記電線が貫通する電線挿入口と、前記電線ケースの内外を連通する水抜き口と、前記ケース本体の内部を通る前記電線の経路を規制する止水突部とを有し、前記カバーは、前記電線ケースが対象物に搭載されたときに前記ケース本体の上方に位置するものであり、前記ケース本体の内部を通る前記電線の経路を規制する規制突部を有し、前記電線の経路に沿って前記電線挿入口から前記電線ケースの奥に向かう方向を経路方向とすると、前記経路方向における前記規制突部の位置は、前記電線挿入口と前記止水突部との間であり、前記経路方向における前記水抜き口の位置は、前記止水突部よりも前記経路方向の後方側であり、前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記水抜き口は、前記電線挿入口よりも下方に位置し、前記規制突部は、前記電線が前記電線挿入口から下方に傾斜するように前記電線を経路規制し、前記止水突部は、前記電線における前記規制突部による規制箇所から上方に傾斜するように前記電線を経路規制する電線ケースである。
この構成によれば、電線は、規制突部及び止水突部に経路規制されることにより、電線挿入口から規制突部まで下方に傾斜した後、規制突部から止水突部まで上方に傾斜する。即ち、電線における電線挿入口と止水突部との間の部分は、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすように経路が規制される。このため、電線ケースが対象物に搭載された状態のとき、電線の表面を伝って電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水は、電線ケースの内部で電線の表面を伝って電線における規制突部による規制箇所付近まで移動する。その後、当該水は、電線における規制突部による規制箇所付近から、同電線における止水突部による規制箇所の方へ同電線の表面を伝うことが困難である。従って、電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水が、規制突部よりも電線ケースの奥に浸入することを抑制できる。その結果、電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水が同電線ケースの奥に入り込むことを抑制できる。
また、電線における電線挿入口と止水突部との間の部分が、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなす。そのため、電線の表面を伝って同電線における規制突部による規制箇所まで移動した水は、電線における規制突部による規制箇所付近で規制突部の下方に位置するケース本体の内面に落ちる。ケース本体の内面に落ちた当該水のうち、水抜き口に至ったものは、水抜き口から電線ケースの外部に排出される。
[2]前記カバーは、天井壁を有し、前記ケース本体は、前記天井壁と対向する底壁を有し、前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記規制突部は、前記天井壁から下方に突出しており、前記止水突部は、前記底壁から上方に突出していることが好ましい。
この構成によれば、規制突部及び止水突部によって、電線における電線挿入口と止水突部との間の部分を、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすように容易に経路規制できる。
[3]前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記止水突部は、前記天井壁からの前記規制突部の突出方向の先端よりも上方まで突出していることが好ましい。
この構成によれば、電線の直径を考慮しなくとも、電線における電線挿入口と止水突部との間の部分を、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすように容易に経路規制できる。
[4]前記ケース本体は、底壁を有し、前記止水突部は、前記底壁から前記ケース本体の内部に突出しており、前記水抜き口は、前記底壁に設けられており、前記底壁は、前記底壁の内面における前記止水突部よりも前記経路方向の後方側の部分に、前記水抜き口に向かって下るように傾斜した傾斜面を有することが好ましい。
この構成によれば、電線の表面を伝って同電線における規制突部による規制箇所まで移動した水は、電線における規制突部による規制箇所付近で、底壁の内面における止水突部よりも経路方向の後方側の部分に落ちる。底壁の内面に落ちた水のうち傾斜面に至ったものは、傾斜面によって水抜き口に案内される。従って、電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水の排水性を向上できる。また、底壁の内面に水が滞留することを抑制できるため、電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水が同電線ケースの奥に入り込むことをより抑制できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の電線ケースの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、添付図面において、構成要素の寸法比率は、実際のものと異なる場合がある。
以下、電線ケースの一実施形態について説明する。
図1に示すように、電線ケース10は、電線11を収容するケース本体12と、ケース本体12を覆うカバー13とを備えている。電線ケース10は、例えば自動車の車両に搭載される。即ち、自動車は、電線ケースを搭載する対象物の一例である。なお、図1は、水平な場所に配置された車両に搭載された状態の電線ケース10を模式的に示す断面図である。図1には、車両の上から下に向かう方向を矢印Zにて図示している。以下、「上方」及び「下方」と記載した場合には、車両に搭載された状態の電線ケース10における上方及び下方であって、車両における上方及び下方と概ね一致する。
電線ケース10は、例えば、周囲の物体から電線11を保護するプロテクタとして使用することができる。また、電線ケース10は、例えば、車両に搭載された電気機器に対して電力供給及び信号伝達の少なくとも一方を行う機器を収容する電気接続箱として使用することができる。電気接続箱としては、例えば、リレーボックス、ヒューズボックス、ジャンクションボックスなどが挙げられる。
(ケース本体12)
ケース本体12は、例えば合成樹脂製である。ケース本体12は、例えば、底壁21と、底壁21から上方に延びる周壁22とを有する。ケース本体12は、例えば、底壁21と周壁22とによって囲まれた収容部23を有する。収容部23は、ケース本体12の上端に位置する開口部を有する。
ケース本体12は、電線ケース10の内外を連通する電線挿入口26を有する。電線挿入口26は、例えば、周壁22に設けられている。電線挿入口26は、例えば、周壁22の上端領域に設けられている。電線11は、電線挿入口26を貫通する。電線11は、電線挿入口26を通って収容部23の内部、即ちケース本体12の内部に入る。もしくは、電線11は、電線挿入口26を通って収容部23から電線ケース10の外部に出る。ケース本体12は、電線11におけるケース本体12の内部に配置された部分を収容する。
ケース本体12は、電線ケース10の内外を連通する水抜き口27を有する。水抜き口27は、例えば、底壁21に設けられている。電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、水抜き口27は、電線挿入口26よりも下方に位置する。水抜き口27は、例えば、底壁21の外周縁もしくは外周縁の近傍に位置する。水抜き口27は、電線ケース10を上方から見た場合に、例えば、電線挿入口26と隣り合う。ケース本体12は、例えば1つの水抜き口27を有する。なお、ケース本体12は、複数の水抜き口27を有していてもよい。
ケース本体12は、ケース本体12の内部を通る電線11の経路R1を規制する止水突部28を有する。図1には、経路R1を一点鎖線で図示している。止水突部28は、例えば、底壁21からケース本体12の内部に突出している。即ち、止水突部28は、例えば、底壁21から収容部23の内部に突出している。また、電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、止水突部28は、例えば、底壁21から上方に突出している。当該車両が水平な場所に配置されている場合、止水突部28は、底壁21から例えば鉛直上向きに突出している。止水突部28は、例えば、底壁21から上方に突出した壁状をなしている。ここで、電線11の経路R1に沿って電線挿入口26から電線ケース10の奥に向かう方向を経路方向X1とする。経路方向X1における水抜き口27の位置は、止水突部28よりも経路方向X1の後方側である。
底壁21は、底壁21の内面における止水突部28よりも経路方向X1の後方側の部分に、傾斜面29を有していてもよい。底壁21の内面は、底壁21におけるケース本体12の内側を向いた側面である。傾斜面29は、電線ケース10が車両に搭載された状態のときに、水抜き口27に向かって下るように傾斜している。傾斜面29は、例えば、水抜き口27から止水突部28に向かうにつれて底壁21の厚さを徐々に厚くすることにより設けられている。なお、傾斜面29は、底壁21における水抜き口27と止水突部28との間の部分が水抜き口27に向けて傾斜されることにより設けられてもよい。また、傾斜面29は、例えば、底壁21における水抜き口27と止水突部28との間の部分において、水抜き口27から止水突部28まで連続して設けられている。
(カバー13)
カバー13は、例えば合成樹脂製である。カバー13は、電線ケース10が車両に搭載されたときにケース本体12の上方に位置するものである。カバー13は、収容部23の開口部を閉塞する。カバー13は、収容部23の開口部を閉塞した状態でケース本体12に固定されてもよい。カバー13は、例えば、天井壁31を有する。天井壁31は、底壁21と対向する。天井壁31は、収容部23の開口部を覆う。
カバー13は、ケース本体12の内部を通る電線11の経路R1を規制する規制突部32を有する。経路方向X1における規制突部32の位置は、電線挿入口26と止水突部28との間である。即ち、電線ケース10を上方から見た場合、規制突部32は、経路方向X1において、電線挿入口26と止水突部28との間に位置する。即ち、経路方向X1に沿って、電線挿入口26、規制突部32、止水突部28の順に並んでいる。経路方向X1における規制突部32の位置は、水抜き口27よりも経路方向X1の前方側であってもよい。即ち、電線ケース10を上方から見た場合、経路方向X1において、規制突部32は、水抜き口27と止水突部28との間に位置していてもよい。
規制突部32は、例えば、天井壁31からケース本体12の内部に突出している。即ち、規制突部32は、例えば、天井壁31から収容部23の内部に突出している。また、電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、規制突部32は、例えば、天井壁31から下方に突出している。規制突部32は、例えば、天井壁31から下方に突出した壁状をなしている。
なお、電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、止水突部28は、天井壁31からの規制突部32の突出方向X2の先端よりも上方まで突出していてもよい。即ち、同状態のとき、止水突部28の上端は、規制突部32の下端よりも上方に位置していてもよい。なお、図1には、規制突部32の先端を通り、かつ、電線ケース10が車両に搭載された状態のときに上下方向と垂直に交差する直線を二点鎖線で図示している。突出方向X2は、電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、例えば車両の上から下に向かう方向に概ね一致する。当該車両が水平な場所に配置されている場合、突出方向X2は、例えば鉛直下向きである。
規制突部32は、傾斜面29と上下方向に重なる位置に設けられてもよい。例えば、傾斜面29における経路方向X1の前方側の端は、規制突部32よりも経路方向X1の前方側に位置していてもよい。即ち、経路方向X1において、傾斜面29は規制突部32よりも電線ケース10の奥まで延びていてもよい。
(電線11)
電線11は、例えば、導体よりなる芯線と、芯線の外周を被覆する絶縁被覆とを有する被覆電線である。なお、図1には、電線11を1本のみ図示しているが、電線11は、複数本であってもよい。
(電線11の経路規制)
電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、規制突部32は、電線11が電線挿入口26から下方に傾斜するように電線11を経路規制する。更に、同状態のとき、止水突部28は、電線11における規制突部32による規制箇所P1から上方に傾斜するように電線11を経路規制する。なお、規制箇所P1は、電線11における規制突部32によって直接押された部分である。また、電線11における止水突部28による規制箇所P2は、電線11における規制突部32によって直接押された部分である。
(実施形態の作用)
本実施形態の作用について説明する。
電線11は、電線挿入口26を貫通した状態で収容部23に収容されると、規制突部32及び止水突部28によって経路規制される。経路規制された電線11は、電線挿入口26から規制突部32まで下方に傾斜した後、規制突部32から止水突部28まで上方に傾斜する。即ち、電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分は、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすように経路R1が規制される。
車両に搭載された電線ケース10もしくは電線11における電線ケース10の外部に配置された部分が被水すると、電線11の表面を伝って電線挿入口26から電線ケース10の内部に水が浸入することがある。当該水は、電線ケース10の内部で電線11の表面を伝って電線11における規制突部32による規制箇所P1まで移動する。電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分は、V字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすため、当該部分の最下点付近に移動した水は、その後、電線11の表面を伝って上方に移動することが困難になる。電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分の最下点付近は、規制箇所P1付近に該当する。
電線11の表面を伝って規制箇所P1まで移動した水は、規制箇所P1付近で傾斜面29に落ちるもしくは移動する。傾斜面29に付着した水は、当該傾斜面29に案内されて水抜き口27に至る。その後、当該水は、水抜き口27から電線ケース10の外部に排出される。このように、電線11における電線挿入口26と止水突部28との間のV字状もしくはU字状をなす部分は、電線11に付着した水を同電線11から除去する水切り機能を有する水切り部になる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)電線ケース10は、電線11を収容するケース本体12と、ケース本体12を覆うカバー13とを備えている。ケース本体12は、電線ケース10の内外を連通し電線11が貫通する電線挿入口26と、電線ケース10の内外を連通する水抜き口27と、ケース本体12の内部を通る電線11の経路R1を規制する止水突部28とを有する。カバー13は、電線ケース10が車両に搭載されたときにケース本体12の上方に位置するものである。カバー13は、ケース本体12の内部を通る電線11の経路を規制する規制突部32を有する。電線11の経路R1に沿って電線挿入口26から電線ケース10の奥に向かう方向を経路方向X1とすると、経路方向X1における規制突部32の位置は、電線挿入口26と止水突部28との間である。更に、経路方向X1における水抜き口27の位置は、止水突部28よりも経路方向の後方側である。電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、水抜き口27は、電線挿入口26よりも下方に位置する。同状態のとき、規制突部32は、電線11が電線挿入口26から下方に傾斜するように電線11を経路規制する。更に、同状態のとき、止水突部28は、電線11における規制突部32による規制箇所P1から上方に傾斜するように電線11を経路規制する。
この構成によれば、電線11は、規制突部32及び止水突部28に経路規制されることにより、電線挿入口26から規制突部32まで下方に傾斜した後、規制突部32から止水突部28まで上方に傾斜する。即ち、電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分は、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすように経路R1が規制される。このため、電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、電線11の表面を伝って電線挿入口26から電線ケース10の内部に浸入した水は、電線ケース10の内部で電線11の表面を伝って電線11における規制突部32による規制箇所P1付近まで移動する。その後、当該水は、規制箇所P1から、電線11における止水突部28による規制箇所P2の方へ電線11の表面を伝うことが困難である。従って、電線挿入口26から電線ケース10の内部に浸入した水が、規制突部32よりも電線ケース10の奥に浸入することを抑制できる。その結果、電線挿入口26から電線ケース10の内部に浸入した水が同電線ケース10の奥に入り込むことを抑制できる。
また、電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分が、下方に突出するV字状、もしくはU字状、のしくはJ字状をなす。そのため、電線11の表面を伝って規制箇所P1まで移動した水は、当該規制箇所P1付近で規制突部32の下方に位置するケース本体12の内面に落ちる。ケース本体12の内面に落ちた当該水のうち、水抜き口27に至ったものは、水抜き口27から電線ケース10の外部に排出される。
(2)カバー13は、天井壁31を有する。ケース本体12は、天井壁31と対向する底壁21を有する。電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、規制突部32は、天井壁31から下方に突出している。同状態のとき、止水突部28は、底壁21から上方に突出している。
この構成によれば、規制突部32及び止水突部28によって、電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分を、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすように容易に経路規制できる。
(3)電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、止水突部28は、天井壁31からの規制突部32の突出方向X2の先端よりも上方まで突出している。
この構成によれば、電線11の直径を考慮しなくとも、電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分を、下方に突出するV字状、もしくはU字状、もしくはJ字状をなすように容易に経路規制できる。
(4)ケース本体12は、底壁21を有する。止水突部28は、底壁21からケース本体12の内部に突出している。水抜き口27は、底壁21に設けられている。底壁21は、底壁21の内面における止水突部28よりも経路方向X1の後方側の部分に、水抜き口27に向かって下るように傾斜した傾斜面29を有する。
この構成によれば、電線11の表面を伝って規制箇所P1まで移動した水は、当該規制箇所P1付近で、底壁21の内面における止水突部28よりも経路方向X1の後方側の部分に落ちる。底壁21の内面に落ちた水のうち傾斜面29に至ったものは、傾斜面29によって水抜き口27に案内される。従って、電線挿入口26から電線ケース10の内部に浸入した水の排水性を向上できる。また、底壁21の内面に水が滞留することを抑制できるため、電線挿入口26から電線ケース10の内部に浸入した水が同電線ケース10の奥に入り込むことをより抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・傾斜面29は、例えば、底壁21における水抜き口27と止水突部28との間の部分に部分的に設けられてもよい。例えば、傾斜面29における経路方向X1の前方側の端は、規制突部32よりも経路方向X1の後方側に位置していてもよい。この場合、底壁21の内面における傾斜面29と止水突部28との間の部分は、凹部を含まないように、電線ケース10が車両に搭載された状態のときに上下方向と垂直な平面状をなすことが好ましい。
・水抜き口27は、必ずしも底壁21に設けられなくてもよい。水抜き口27は、例えば、周壁22の下端領域に設けられても良い。
・上記実施形態において、傾斜面29を備えない構成としてもよい。
図2に例示する電線ケース10Aは、傾斜面29を有していない。なお、図2では、上記実施形態と同一の構成もしくは対応する構成に同一の符号を付している。このようにしても、上記実施形態の(1)~(3)と同様の効果を奏することができる。
・電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、止水突部28は、突出方向X2における規制突部32の先端よりも下方の任意の位置まで突出していてもよい。ただし、底壁21からの止水突部28の突出方向における同止水突部28の高さは、電線11が規制箇所P1から上方に傾斜するように同電線11を経路規制できる高さである。
・止水突部28の形状は、壁状に限らない。止水突部28の形状は、例えば、柱状、半球状などであってもよい。また、止水突部28は、電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、例えば底壁21から上下方向と交差する方向に突出していてもよい。また、止水突部28は、電線ケース10が車両に搭載された状態のときに規制箇所P1から上方に傾斜するように電線11を経路規制するのであれば、周壁22からケース本体12の内部に突出していてもよい。
・規制突部32の形状は、壁状に限らない。規制突部32の形状は、例えば、柱状、半球状などであってもよい。また、規制突部32は、電線ケース10が車両に搭載された状態のとき、例えば天井壁31から上下方向と交差する方向に突出していてもよい。また、規制突部32は、電線ケース10が車両に搭載された状態のときに電線11が電線挿入口26から下方に傾斜するように電線11を経路規制するのであれば、必ずしも天井壁31から突出していなくてもよい。例えば、カバー13が天井壁31から下方に延びる周壁もしくは側壁を有する場合には、規制突部32は、当該周壁もしくは側壁からケース本体12の内部に突出していてもよい。
・経路方向X1における規制突部32の位置は、電線挿入口26と止水突部28との間であれば、水抜き口27よりも経路方向X1の後方側であってもよい。
・上記実施形態において、止水突部28を備えない構成としてもよい。
図3に例示する電線ケース10Bは、止水突部28を備えていない。この場合、規制突部32は、経路規制突部に該当する。なお、図3では、上記実施形態と同一の構成もしくは対応する構成に同一の符号を付している。経路方向X1における水抜き口27の位置は、規制突部32よりも経路方向X1の後方側である。底壁21は、底壁21の内面における規制突部32よりも経路方向X1の後方側の部分に水抜き口27に向かって下るように傾斜した傾斜面29を有する。傾斜面29における経路方向X1の前方側の端は、規制突部32よりも経路方向X1の前方側に位置していてもよい。底壁21の内面における傾斜面29よりも経路方向X1の前方側の部分は、電線ケース10Bが車両に搭載された状態のときに上下方向と垂直な平面状をなすことが好ましい。
このようにすると、電線11は、規制突部32によって電線挿入口26から下方に傾斜するように経路R1が規制される。これにより、電線11は、規制突部32による規制箇所P1付近で曲がった形状になる。そのため、電線11の表面を伝って電線挿入口26から電線ケース10Bの内部に浸入した水は、規制箇所P1付近で電線11の表面から底壁21の内面に落ちやすくなる。底壁21の内面に落ちた水のうち傾斜面29に至ったものは、傾斜面29によって水抜き口27に案内される。従って、電線挿入口26から電線ケース10の内部に浸入した水の排水性を向上できる。また、底壁21の内面に水が滞留することを抑制できるため、電線挿入口26から電線ケース10Bの内部に浸入した水が同電線ケース10Bの奥に入り込むことを抑制できる。
・上記実施形態において、規制突部32を備えない構成としてもよい。この場合、止水突部28は、経路規制突部に該当する。
図4に例示する電線ケース10Cは、規制突部32を備えていない。なお、図4では、上記実施形態と同一の構成もしくは対応する構成に同一の符号を付している。電線ケース10Cにおいては、電線挿入口26は、周壁22の基端領域に設けられている。電線ケース10Cが車両に搭載された状態のとき、止水突部28は、電線挿入口26から上方に傾斜するように電線11を経路規制する。
このようにすると、電線ケース10Cが車両に搭載された状態のとき、電線11は、電線挿入口26付近で上方に曲げられた形状になる。そして、電線11における電線挿入口26と止水突部28との間の部分は、上方に傾斜した状態になる。そのため、電線11の表面を伝って電線挿入口26から電線ケース10Cの内部に浸入した水は、電線11の表面を伝って同電線11における止水突部28による規制箇所P2の方へ移動することが困難である。電線11の表面を伝って電線挿入口26から電線ケース10Cの内部に浸入した水は、電線11における電線挿入口26付近で曲がった部分で落ちる。従って、電線挿入口26から電線ケース10Cの内部に浸入した水が同電線ケース10Cの奥に入り込むことをより抑制できる。
また、図5に例示する電線ケース10Dは、規制突部32を備えていない。なお、図5では、上記実施形態と同一の構成もしくは対応する構成に同一の符号を付している。電線ケース10Dにおいては、電線挿入口26は、周壁22の基端領域に設けられている。更に、電線挿入口26は、水抜き口27を兼ねている。
このようにしても、上記した電線ケース10Cと同様の効果を奏することができる。更に、電線ケース10Dが有する開口部の数を減少させることができる。従って、電線ケース10Dの強度を向上できる。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)電線を収容するケース本体と、前記ケース本体を覆うカバーとを備えた電線ケースであって、前記ケース本体は、底壁と、前記電線ケースの内外を連通し前記電線が貫通する電線挿入口と、前記電線ケースの内外を連通する水抜き口とを有し、前記カバーは、前記電線ケースが対象物に搭載されたときに前記ケース本体の上方に位置するものであり、前記ケース本体及び前記カバーのいずれか一方は、前記ケース本体の内部を通る前記電線の経路を規制する経路規制突部を有し、前記電線の経路に沿って前記電線挿入口から前記電線ケースの奥に向かう方向を経路方向とすると、前記経路方向における前記水抜き口の位置は、前記経路規制突部よりも前記経路方向の後方側であり、前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記水抜き口は、上下方向における位置が前記電線挿入口と同じもしくは前記電線挿入口よりも下方であり、前記経路規制突部は、前記電線が前記電線挿入口から上方もしくは下方に傾斜するように前記電線を経路規制し、前記底壁は、前記底壁の内面における前記経路規制突部よりも前記経路方向の後方側の部分に前記水抜き口に向かって下るように傾斜した傾斜面を有する電線ケース。
この構成によれば、電線は、経路規制突部によって電線挿入口から上方もしくは下方に傾斜するように経路が規制される。これにより、電線は、経路規制突部による規制箇所付近で曲がった形状になる。そのため、電線の表面を伝って電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水は、電線における経路規制突部による規制箇所付近で電線の表面から底壁の内面に落ちやすくなる。底壁の内面に落ちた水のうち傾斜面に至ったものは、傾斜面によって水抜き口に案内される。従って、電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水の排水性を向上できる。また、底壁の内面に水が滞留することを抑制できるため、電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水が同電線ケースの奥に入り込むことを抑制できる。
(ロ)上記電線ケースにおいて、前記ケース本体は、前記経路規制突部を有し、前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記経路規制突部は、前記電線挿入口から上方に傾斜するように前記電線を経路規制することが好ましい。
この構成によれば、電線ケースが対象物に搭載された状態のとき、電線は、電線挿入口付近で上方に曲げられた形状になる。そして、電線における電線挿入口と規制経路突部との間の部分は、上方に傾斜した状態になる。そのため、電線の表面を伝って電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水は、電線の表面を伝って同電線における経路規制突部による規制箇所の方へ移動することが困難である。電線の表面を伝って電線挿入口から電線ケースの内部に浸入した水は、電線における電線挿入口付近で曲がった部分で落ちる。従って、電線ケースの内部に浸入した水が同電線ケースの奥に入り込むことをより抑制できる。
(ハ)上記電線ケースにおいて、前記電線挿入口は、前記水抜き口を兼ねることが好ましい。
この構成によれば、電線ケースが有する開口部の数を減少させることができる。従って、電線ケースの強度を向上できる。
10,10A,10B,10C,10D 電線ケース
11 電線
12 ケース本体
13 カバー
21 底壁
22 周壁
23 収容部
26 電線挿入口
27 水抜き口
28 止水突部
29 傾斜面
31 天井壁
32 規制突部
P1 規制箇所
P2 規制箇所
R1 経路
X1 経路方向
X2 突出方向
Z 矢印

Claims (4)

  1. 電線を収容するケース本体と、前記ケース本体を覆うカバーとを備えた電線ケースであって、
    前記ケース本体は、前記電線ケースの内外を連通し前記電線が貫通する電線挿入口と、前記電線ケースの内外を連通する水抜き口と、前記ケース本体の内部を通る前記電線の経路を規制する止水突部とを有し、
    前記カバーは、前記電線ケースが対象物に搭載されたときに前記ケース本体の上方に位置するものであり、前記ケース本体の内部を通る前記電線の経路を規制する規制突部を有し、
    前記電線の経路に沿って前記電線挿入口から前記電線ケースの奥に向かう方向を経路方向とすると、前記経路方向における前記規制突部の位置は、前記電線挿入口と前記止水突部との間であり、前記経路方向における前記水抜き口の位置は、前記止水突部よりも前記経路方向の後方側であり、
    前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記水抜き口は、前記電線挿入口よりも下方に位置し、前記規制突部は、前記電線が前記電線挿入口から下方に傾斜するように前記電線を経路規制し、前記止水突部は、前記電線における前記規制突部による規制箇所から上方に傾斜するように前記電線を経路規制する電線ケース。
  2. 前記カバーは、天井壁を有し、
    前記ケース本体は、前記天井壁と対向する底壁を有し、
    前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記規制突部は、前記天井壁から下方に突出しており、前記止水突部は、前記底壁から上方に突出している請求項1に記載の電線ケース。
  3. 前記電線ケースが前記対象物に搭載された状態のとき、前記止水突部は、前記天井壁からの前記規制突部の突出方向の先端よりも上方まで突出している請求項2に記載の電線ケース。
  4. 前記ケース本体は、底壁を有し、
    前記止水突部は、前記底壁から前記ケース本体の内部に突出しており、
    前記水抜き口は、前記底壁に設けられており、
    前記底壁は、前記底壁の内面における前記止水突部よりも前記経路方向の後方側の部分に、前記水抜き口に向かって下るように傾斜した傾斜面を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電線ケース。
JP2021018334A 2021-02-08 2021-02-08 電線ケース Active JP7463978B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021018334A JP7463978B2 (ja) 2021-02-08 2021-02-08 電線ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021018334A JP7463978B2 (ja) 2021-02-08 2021-02-08 電線ケース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022121149A JP2022121149A (ja) 2022-08-19
JP7463978B2 true JP7463978B2 (ja) 2024-04-09

Family

ID=82849481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021018334A Active JP7463978B2 (ja) 2021-02-08 2021-02-08 電線ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7463978B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004166454A (ja) 2002-11-15 2004-06-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2008143325A (ja) 2006-12-08 2008-06-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd ドア用ワイヤハーネスの配索構造
JP2019221080A (ja) 2018-06-21 2019-12-26 矢崎総業株式会社 電線ケース

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004166454A (ja) 2002-11-15 2004-06-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd ワイヤハーネス用プロテクタ
JP2008143325A (ja) 2006-12-08 2008-06-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd ドア用ワイヤハーネスの配索構造
JP2019221080A (ja) 2018-06-21 2019-12-26 矢崎総業株式会社 電線ケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022121149A (ja) 2022-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5242326B2 (ja) 電気接続箱の防水構造
JP5831757B2 (ja) 電気接続箱
JP2009131088A (ja) 電気接続箱
JP4217552B2 (ja) 電気接続箱の止水構造
JP5930287B2 (ja) 電気接続箱
JP2016025802A (ja) 電気接続箱
JP2005185031A (ja) 電気接続箱の防水構造
JP5828290B2 (ja) 電気接続箱
JP4447607B2 (ja) 電気接続箱
JP7463978B2 (ja) 電線ケース
US6774309B2 (en) Drainage construction of a waterproof cover of an electrical connection box
US10122159B2 (en) Electric connection box
US20210083463A1 (en) Electrical junction box
JP2007012519A (ja) シールド導電体
JP6371205B2 (ja) 電気接続箱の排水構造
JP2012085473A (ja) 車搭用プロテクタの水抜き構造
JP5984717B2 (ja) 電気接続箱
JP5071030B2 (ja) 車載用の電気接続箱
JP5061949B2 (ja) 車載用の電気接続箱
JP5242294B2 (ja) 車両用の電気接続箱
CN112824155B (zh) 液体排出结构
JP2009194978A (ja) 電気接続箱内における電線の配索構造
JP2019221080A (ja) 電線ケース
JP5732650B2 (ja) 車両用充電装置
JP7505090B2 (ja) コネクタホルダ及びワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7463978

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150