JP7463743B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
使い捨ておむつ、尿パッド、生理用品等の吸収性物品は、着用者が排出した尿や体液等の液体を吸収する吸収体を備えている。吸収性物品が着用者に装着された状態で吸収体が不規則に折れ曲がったり捩じれたりすると、着用者に対する触感や吸液性の低下を招き、吸収性物品の装着感が低下してしまう虞がある。そこで、特許文献1に記載された吸収性物品では、着用者に装着された状態で吸収体が着用者の肌面に沿って折り曲がるように当該吸収体の股下領域に溝状部が形成されている。
特許第6369507号公報
吸収体の前身頃領域や後身頃領域に溝状部が形成されていない構成では、溝状部が吸収体に対して相対的に短くなるので吸収体が折り曲がり難くなる。吸収体が着用者の肌面に沿って折り曲がらないと、吸収性物品の装着感の低下を招く虞がある。
そこで、本発明は、装着感を向上可能な吸収性物品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、一対の溝状部を前身頃領域側であって長手方向に向かって延長した一対の仮想線を挟んで対向配置され一対の前側シートを設けることにした。
詳細には、本発明は、装着時において着用者の腹部側に位置する前身頃領域、股下に位置する股下領域、及び背部側に位置する後身頃領域が長手方向にこの順に設けられた吸収性物品であって、股下領域を含んで配置された吸収体と、前記長手方向に延在し、少なくとも前記吸収体の前記股下領域に形成された一対の溝状部と、前記前身頃領域における前記吸収性物品の外装面を形成する外装シートに接合されており、前記一対の溝状部を前記前身頃領域側であって前記長手方向に向かって延長した一対の仮想線を挟んで対向配置された一対の前側シートと、を備える。
上記吸収性物品では、前記一対の前側シートの幅方向中央側の端部は、前記仮想線上に配置されていてもよい。
上記吸収性物品では、前記吸収体は、前記一対の溝状部が形成された第1吸収部と、前記第1吸収部よりも前記前身頃領域側に配置され、前記第1吸収部よりも目付量が小さい第2吸収部と、を有していてもよい。
上記吸収性物品は、少なくとも前記股下領域を含んで配置され、厚み方向において前記吸収体と重なる位置で前記長手方向に延在し、伸長状態で貼り付けられた一対の弾性部材を備えていてもよい。
上記吸収性物品は、前記吸収体の肌面側に配置された液透過性のトップシートを備え、前記溝状部は、前記吸収体及び前記トップシートに形成されていてもよい。
上記吸収性物品は、前記後身頃領域から幅方向両側に突設されており、前記前側シートに貼着された状態で前記吸収性物品を前記着用者の胴回りにおいて固定するためのテープを備え、前記一対の前側シートは、前記テープの表面に形成されたフックに係合するループを表面に配列した面ファスナーであってもよい。
本発明によれば、吸収性物品の装着感が向上する。
図1は、実施形態に係るおむつの斜視図である。 図2は、実施形態に係るおむつの分解斜視図である。 図3は、非装着状態におけるおむつを、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。 図4は、実施形態に係るおむつを肌面側から見た平面図である。 図5は、実施形態に係るおむつを非肌面側から見た平面図である。 図6は、装着状態におけるおむつを、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこれらの実施の形態の構成に限定されるものではない。
<実施形態>
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)について、着用者の腹部に対向して配置される前身頃(図1及び図3に示す前身頃領域1F)と背部に対向して配置される後身頃(図1及び図3に示す後身頃領域1R)とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部(図1及び図3に示す股下領域1B)が位置する。また、おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。
図1は、本実施形態に係るおむつの斜視図である。おむつ1は、装着状態において着用者の陰部を覆う股下領域に対応する部位である股下領域1Bと、股下領域1Bの前側に位置し、着用者の前身頃に対応する部位である前身頃領域1Fと、股下領域1Bの後ろ側に位置し、着用者の後身頃に対応する部位である後身頃領域1Rとを有する。後身頃領域1Rの左右両側の縁には、前身頃領域1Fの非着用者側の面に設けられたフロントパッチ2FL,2FR(「一対の前側シート」の一例)へ貼着可能なテープ2L,2Rが設けられている。よって、おむつ1は、前身頃領域1Fが着用者の腹側に配置され、後身頃領域1Rが着用者の背側に配置された状態でテープ2L,2Rがフロントパッチ2FL,2FRに貼着されると、着用者の腹囲と大腿部を取り巻く状態で着用者の身体に固定される。おむつ1がこのような形態で着用者の身体に固定されるので、着用者はおむつ1を着用した状態で立ち歩き可能である。
おむつ1には、液体を吸収して保持することができる吸収体が股下領域1Bを含んで配置されている。また、おむつ1には、おむつ1と着用者の肌との間に液体の流出経路となる隙間が形成されるのを抑制するために、着用者の大腿部を取り巻く部位に立体ギャザー3BL,3BRが設けられ、着用者の腹囲を取り巻く部位にウェストギャザー3Rが設けられている。立体ギャザー3BL,3BRとウェストギャザー3Rは、糸ゴムの弾性力で着用者の肌に密着する。よって、着用者の陰部から排出される液体は、おむつ1から漏出することなくおむつ1の吸収体に吸収される。
また、おむつ1の股下領域1Bの幅方向寸法は、一般的な着用者の両脚部の付け根間の寸法よりもやや大きく設定されている。このため、股下領域1Bにおける吸収体を幅方向に折り曲げた状態でおむつ1を装着状態とすることができる。
図2は、おむつ1の分解斜視図である。図3は、非装着状態におけるおむつ1を、長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。図4は、伸長した状態のおむつ1を肌面側から見た平面図である。
おむつ1は、装着状態において外表面を形成するカバーシート4(「外装シート」の一例)を有する。カバーシート4は、長辺に相当する部位に括れ4KL,4KRを設けた略長方形の外観を有するシート状の部材であり、おむつ1の外装面を形成する。括れ4KL,4KRは、着用者の大腿部が位置する箇所に設けられる。カバーシート4は、後述するバックシート5の補強や手触りの向上のために設けられ、例えば、排泄物の漏れを抑制するために、液不透過性の熱可塑性樹脂からなる不織布をその材料として用いることができる。液不透過性の熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等が例示できる。カバーシート4は、単層構造に限らず、インナカバーシート及びアウターカバーシートを有する多層構造であってもよい。
そして、おむつ1は、カバーシート4の着用者側の面において順に積層されるバックシート5、吸収体6C、トップシート7を有する。バックシート5及びトップシート7は、略長方形の外観を有するシート状の部材である。吸収体6Cは、前身頃領域1F及び後身頃領域1Rよりも股下領域1Bの幅方向寸法が小さく形成されたシート状の部材である。なお、幅方向寸法が略一定である略長方形の外観を有する吸収体6Cが用いられてもよい。バックシート5、吸収体6C及びトップシート7は、長手方向がカバーシート4の長手方向と一致する状態でカバーシート4に順に積層されている。バックシート5は、カバーシート4と同様に、排泄物の漏れを抑制するために液不透過性の熱可塑性樹脂を材料として形成されたシートである。バックシート5は、着用状態での蒸れを抑えるため、透湿性を併せもつ材料で構成されることが好ましい。また、トップシート7は、吸収体6Cの吸水面を被覆するように着用者の肌面側に配置される。このトップシート7は、その一部又は全部において液透過性を有する。そのため、おむつ1が装着された状態において、着用者から排泄された液体は、着用者の肌に接触し得るトップシート7を通って吸収体6Cに進入し、そこで吸収される。例えば、織布、不織布、多孔質フィルムがトップシート7の材料として材用できる。トップシート7は親水性を有していてもよい。また、吸収体6Cは、股下領域1Bを含んで配置されている。
バックシート5、吸収体6C、トップシート7は、何れも前身頃領域1Fから後身頃領域1Rにまで延在する。よって、バックシート5と吸収体6Cとトップシート7が積層されているカバーシート4で着用者の陰部を覆うと、バックシート5と吸収体6Cとトップシート7の各長手方向の両端部は、着用者の腹側と背側に位置する状態となる。すなわち、着用者の陰部は、着用者の腹側から背側まで吸収体6Cに覆われる状態となる。したがって、着用者が腹を下へ向けた姿勢と背を下へ向けた姿勢の何れの姿勢で液体を体外へ排
出しても、排出された液体はトップシート7を介して吸収体6Cに接触することになる。
また、おむつ1は、上述した立体ギャザー3BL,3BRを形成するための細長い帯状のサイドシート8L,8Rを有する。サイドシート8L,8Rは、トップシート7の長辺の部分に設けられる液不透過性のシートである。サイドシート8L,8Rには、おむつ1の立体ギャザー3BL,3BRと同様、着用者の大腿部が位置する箇所に括れ8KL,8KRが設けられる。そして、サイドシート8L,8Rには糸ゴム8EL,8ERが長手方向に沿って編み込まれている。よって、サイドシート8L,8Rは、おむつ1が装着状態の形態、すなわち、おむつ1が図6に示す形態になると、糸ゴム8EL,8ERの収縮力で長手方向に引き寄せられてトップシート7から立ち上がり、液体の流出を防ぐ立体ギャザーとなる。
また、上述したウェストギャザー3Rを形成するための糸ゴム9ERは、吸収体6Cの端部よりも更に背側の位置において、バックシート5とトップシート7の間に設けられる。糸ゴム9ERは、伸縮方向となる長手方向がおむつ1の左右方向となる向きでバックシート5とトップシート7の間に設けられる。よって、糸ゴム9ERの左右両側に設けられるテープ2L,2Rが、着用者の腹側においてフロントパッチ2FL,2FRに貼着されると、糸ゴム9ERは、収縮力を発揮しておむつ1を着用者に密着させ、おむつ1と着用者の腹囲との間に隙間が形成されるのを防ぐ。
吸収体6Cは、パルプ繊維、レーヨン繊維、またはコットン繊維のようなセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリエチレンテレフタレート等の合成繊維に親水化処理を施した短繊維の隙間に、水を吸収し保持することのできる架橋構造を持つ親水性ポリマーであるSAP(高吸収性重合体:Super Absorbent Polymer)等の粒状の吸収性樹脂を保持させた構造を有する。よって、吸収体6Cでは、液体を吸収する前後の吸収性樹脂の体積変動は、基本的には吸収性樹脂を隙間に保持する短繊維内で行われることになる。したがって、吸収体6C全体を俯瞰してみると、液体を吸収した吸収体6Cの厚みの膨張率は、吸収性樹脂自体の膨張率ほど大きくはないと言える。
本実施形態のSAP粒子とは、SAPを含む樹脂組成物を粒状としたものを指す。ここで言う「SAPを含む樹脂組成物」とは、SAPのみからなる組成物、SAPを主成分とし、これに吸水性に悪影響を及ぼさない程度に他の物質が含まれた組成物、の双方を包含する概念である。「他の物質」としては、添加剤(粒子表面を疎水化する目的で添加される表面改質剤等)、SAPの合成時に残存した未反応のモノマー等を挙げることができる。
次に、股下領域1Bにおける吸収体6Cを着用者の肌に沿って折り曲げた状態でおむつ1を装着状態とする折曲保持構造について説明する。折曲保持構造は、股下領域1Bにおける吸収体6Cを所定形状に折り曲げて保持するための構造である。股下領域1Bの不規則な折れ曲がりや捩れによって吸収性物品の装着感は低下してしまう。このため、本実施形態に係るおむつ1は、股下領域1Bにおける吸収体6Cを所定形状に折り曲げて保持する折曲保持構造を備えることで装着感を向上させている。
本実施形態に係るおむつ1は、折曲保持構造として、おむつ1の長手方向に延在し吸収体6Cの股下領域1Bに形成された一対の溝状部6CHと、当該長手方向に延在しトップシート7の股下領域1Bに形成された一対の溝状部7Hと、を備える。一対の溝状部6CH及び溝状部7Hは、図4に示されるように、おむつ1の幅方向の中央において長手方向に延びる仮想の中心線Cを挟んで二本ずつ互いに平行に形成されている。
また、図4に示されるように、溝状部6CH及び溝状部7Hは厚さ方向において重なっている。溝状部6CH及び溝状部7Hは、例えば、吸収体6Cに貫通孔又は溝のスリットを形成することにより凹設されるか、或いは、トップシート7が積層された吸収体6Cを部分的にプレス(圧搾)することにより凹設(エンボス加工)される。後者の場合には、溝状部6CHの設けられた吸収体6Cが圧搾(圧密化)された状態をなしている。言い換えれば、溝状部6CHは、吸収体6Cの圧搾により形成されている。また、おむつ1は、吸収体6Cを折り曲げるのに溝状部6CHのみで十分な場合には、折曲保持構造として溝状部6CHを備え、溝状部7Hがトップシート7に形成されていなくてもよい。この場合、溝状部6CHはトップシート7が積層される前の吸収体6Cを部分的にプレスされ、溝状部7Hはトップシート7に形成されない。また、溝状部6CHは、例えば、吸収体6Cを貫通する孔によって形成されていてもよい。
本実施形態においては図4に示すように、溝状部6CH及び溝状部7Hは、幅方向における中心線Cを挟んで互いに平行であって二本で一対をなす直線状に形成されている。なお、溝状部6CH及び溝状部7Hは、長手方向の一方から他方に向かうにつれて離間あるいは接近する形状であってもよいし、弧状や波型といった他の形状であってもよい。また、溝状部6CH及び溝状部7Hは、各々三本以上形成されていてもよい。
また、おむつ1は、上記の折曲保持構造を維持し易くするために、少なくとも股下領域1Bを含んで配置され厚み方向において吸収体6Cと重なる位置で長手方向に延在し、伸長状態で貼り付けられた一対の糸ゴム4CL,4CRを備える。糸ゴム4CL,4CRは、弾性部材の一例である。図3及び図4に示されるように、本実施形態では、各3本の糸ゴム4CL,4CRが伸張状態で互いに平行に貼り付けられている。なお、おむつ1は、設計上要求される弾性力(収縮力)などに応じて決定された適宜の本数の糸ゴム4CL,4CRを備えていればよい。
糸ゴム4CL,4CRは、溝状部6CH及び溝状部7Hよりも幅方向外側に配置されている。本実施形態では、溝状部6CH及び溝状部7Hと平行に糸ゴム4CL,4CRが配置される。なお、おむつ1の長手方向において、糸ゴム4CL,4CRの前身頃領域1F側の端部は溝状部6CH及び溝状部7Hの前身頃領域1F側の端部と概ね一致している。また、おむつ1の長手方向において、糸ゴム4CL,4CRの後身頃領域1R側の端部は溝状部6CH及び溝状部7Hの前身頃領域1F側の端部よりも後方であって後身頃領域1Rの中程に配置されている。
糸ゴム4CL,4CRは、吸収体6Cを長手方向に収縮させるために設けられる。具体的には、糸ゴム4CL,4CRは、カバーシート4とバックシート5との間に配置され、カバーシート4及びバックシート5と伸張状態の糸ゴム4CL,4CRの少なくとも股下領域1Bの範囲内である部分とが糊付けや縫合などによって互いに固定される。このため、糸ゴム4CL,4CRの収縮方向への弾性力によって、カバーシート4、バックシート5及び吸収体6Cが長手方向に収縮される。なお、糸ゴム4CL,4CRは、股下領域1Bを含んで配置されており、吸収体6Cを長手方向に収縮させることができればよく、バックシート5、吸収体6C又はトップシート7のいずれかに伸長状態で貼り付けられていてもよい。
この糸ゴム4CL,4CRによって、股下領域1Bには一対のサポートギャザー10L,10Rが形成される。サポートギャザー10L,10Rは、おむつ1の装着状態において、吸収体6Cを肌面側に持ち上げて支持する。
また、カバーシート4には、おむつ1と着用者の腹囲との間に隙間が形成されるのを防ぐ糸ゴム4SL,4SRが糸ゴム4CL,4CRの長手方向に沿って設けられている。糸
ゴム4SL,4SRは、おむつ1において設計上要求される弾性力(収縮力)などに応じて決定された適宜の本数で適宜の位置に設けられる。
また、本実施形態において、吸収体6Cは、溝状部6CHが形成された第1吸収部6CRと、第1吸収部6CRよりも前身頃領域1F側に配置された第2吸収部CFとを有する。第1吸収部6CRと第2吸収部6CFはおむつ1の長手方向において隣接している。なお、溝状部6CHは第1吸収部6CR内に存在し、第2吸収部6CF内には溝状部6CHが形成されていない。
第2吸収部6CFは、第1吸収部6Cの前身頃領域1F側に配置されている。このため、溝状部6CHの延在方向に沿って仮想的に前身頃領域1F側に延長した領域に第2吸収部6CFが配置されている。すなわち、溝状部6CHに沿って折れ目が拡がりうる領域に第2吸収部6CFが配置される。吸収体6Cは、溝状部6CHに沿った折り曲がりに対する第2吸収部6CFでの抗力を相対的に小さくするために、領域ごとに目付量が調整されている。上記の折曲保持構造を維持し易くするために、第2吸収部CFの目付量は、第1吸収部6CRよりも目付量が小さい。例えば、第1吸収部6CRよりも第2吸収部6CFにおける成形材料の積層量を少なくすることで、各吸収部における目付量を調整できる。この場合には、第2吸収部6CFの方が溝状部6CHを除く第1吸収部6CRよりも厚み方向の寸法が小さくなる。
また、第1吸収部6CRよりも第2吸収部6CFに比重の小さい成形材料を用いれば、各吸収部を等しい厚みで形成しつつ目付量を調整できる。この場合には、第2吸収部6CFの方が第1吸収部6CRよりも密度が低くなる。なお、「目付量」とは単位面積あたりの質量のことであり、「密度」とは単位体積あたりの質量のことである。
このように、第1吸収部6CRよりも第2吸収部6CFの目付量を小さくすることで、第2吸収部6CFにおける折り曲げに対する抗力を抑えることができ、溝状部6CH及び溝状部7Hに沿って吸収体6Cを折り曲げ易くできる。
また、溝状部6CH及び溝状部7Hが吸収体6Cの圧搾により形成されている場合には、第1吸収部6CRにおける溝状部6CH及び溝状部7Hの非肌面側の領域で剛性が高められる。よって、第1吸収部6CRが溝状部6CH及び溝状部7Hで長手方向に補強され、第1吸収部6CRで幅方向に延びる折れ目の形成が抑えられる。これにより、所定形状に股下領域1Bを折り曲げ易くなる。
また、おむつ1の股下領域1Bは、着用者の排泄部位に対向して配置されるため、前身頃領域1Fや後身頃領域1Rと比較して、吸収体6Cで必要とされる吸収量が多い。股下領域1Bを含んで配置される第1吸収部6CRは、第2吸収部6CFよりも目付量が大きいため、第2吸収部6CFよりも吸収量が多い。このように、吸収体6Cの部位ごとに必要とされる吸収量を有する満たす第1吸収部6CRと第2吸収部6CFを配置することができ、装着感を向上できる。
また、本実施形態のおむつ1には、既述したように一対のフロントパッチ2FL,2FRが前身頃領域1Fに設けられている。フロントパッチ2FL,2FRは、一対のテープ2L,2Rの貼着が可能な面ファスナーとしての機能を発揮するものであり、テープ2L,2Rに設けられている微細なフックを引っ掛けるための微細なループを、プラスチックフィルムの表面に縦横に接着した微細な糸で形成したものである。フロントパッチ2FL,2FRのループは、例えば、微細な格子状のポリエステル繊維の糸を、ポリウレタン接着剤でプラスチックフィルムの表面に接着することにより形成される。また、フロントパッチ2FL,2FRのプラスチックフィルムとしては、例えば、ポリオレフィン、ポリエ
ステル、塩化ビニル、その他各種素材のプラスチックフィルムが挙げられる。なお、フロントパッチ2FL,2FRは、通気孔を有して通気性を有していてもよい。また、フロントパッチ2FL,2FRには不織布が用いられていてもよい。
ここで、一対のフロントパッチ2FL,2FRについてより詳細に説明する。図5は、伸長した状態のおむつ1を非肌面側から見た平面図である。一対のフロントパッチ2FL,2FRは、一対の溝状部6CH,7Hを前身頃領域1F側であっておむつ1の長手方向に向かって延長した一対の仮想線41L,41Rを挟んで対向配置されている。言い換えると、仮想線41L,41Rの間にはフロントパッチが配置されておらず、フロントパッチ2FL,2FRは、一対の仮想線41L,41Rを挟んでおむつ1の幅方向両側に配置されている。おむつ1は、溝状部6CH,7Hに沿って折れ目が拡がりうる前身頃領域1Fでの抗力を相対的に小さくすることができ、装着状態において吸収体6Cを折り曲げることができる。これにより、おむつ1は、装着感を向上することができる。
また、吸収体が下腹部や臀部に対応する領域まで折り曲がると、当該領域において吸収体が肌面側に盛り上がり、当該下腹部の肌が吸収性物品と擦れてしまう場合もある。このため、吸収体の折り曲げ線となる溝状部を股下領域に形成し、下腹部に対応する前身頃領域や臀部に対応する後身頃領域まで吸収体が折り曲がらないようにすることが好ましい。しかしながら、この構成では、溝状部が吸収体に対して相対的に短くなり吸収体が折り曲がり難くなる。更に、テープ型使い捨ておむつの前身頃領域ではフロントパッチが設けられているため、溝状部に沿った折り曲がりに対する前身頃領域での抗力が相対的に大きくなる。例えば、吸収性物品を着用者に装着する際に、前身頃領域を手でつまんで着用者の肌に沿うように吸収体を折り曲げることが一般的であるが、フロントパッチが設けられた前身頃領域での折り曲がりに対する抗力が相対的に大きいと、股下領域における吸収体の折り曲がりを阻害していまし、装着状態において吸収体が折り曲がらない虞がある。
これに対し、本実施形態に係るおむつ1において、フロントパッチ2FL,2FRは、一対の溝状部6CH,7Hを延長した一対の仮想線41L,41Rを挟んで対向配置されている。すなわち、仮想線41L,41Rの間にはフロントパッチが配置されていない。これにより、おむつ1は、溝状部6CH,7Hに沿った折り曲がりに対する前身頃領域1Fでの抗力を相対的に小さくすることができ、股下領域1Bにおける吸収体6Cの折り曲がりを前身頃領域1Fが阻害するのを防ぎ、装着状態において吸収体6Cを折り曲げることができる。よって、おむつ1は、装着感を向上することができる。
なお、フロントパッチ2FL,2FRの幅方向中央側の端部は、各仮想線41L,41R上に配置されていてもよい。これにより、前身頃領域1Fを溝状部6CH,7Hの延長線上で折り曲がり易くして、股下領域1Bにおける吸収体6Cを折り曲がり易くすることができる。
次に、本実施形態に係るおむつ1の装着状態における股下領域1Bの詳細ついて説明する。図6は、装着状態におけるおむつ1の股下領域1Bの長手方向の中心を幅方向に沿って切断した場合の断面図である。図6に示されるように、おむつ1の装着状態では、股下領域1Bが所定形状に折り曲がった状態となる。具体的には、股下領域1Bの幅方向断面がW字状の所定形状に折り曲げられる。この「W」字状を構成する二つV字部のうち、左側をV字部12Lとし、右側をV字部12Rとする。また、肌面側に折れる折れ目を山折りとし、非肌面側に折れる折れ目を谷折れとする。
装着状態では、溝状部6CH及び溝状部7Hが折れ目となって股下領域1Bの谷折りを形成している。具体的に言えば、二つの溝状部6CH及び溝状部7Hを折れ目として股下領域1Bを谷折りすることで、二つの谷折りが形成される。そして、V字部12L,12
Rのそれぞれの角部に対応する部位に二つの溝状部6CH及び溝状部7Hが位置する。このときの股下領域1Bでは、二つの溝状部6CH及び溝状部7Hの幅方向中間部が逆V字状に山折りされ、幅方向中心が折れ目となる。このように所定形状に折り曲げられた股下領域1Bでは、V字部12L,12Rのそれぞれの幅方向外側に、糸ゴム4CL,4CRで形成されるサポートギャザー10L,10Rが配置される。糸ゴム4CL,4CRによって、吸収体6Cが長手方向に収縮され、全体的に股下領域1Bが肌面側に持ち上げられる。糸ゴム4CL,4CRによって吸収体6Cが長手方向に収縮されることで、吸収体6Cが肌面側に持ち上げられ、溝状部6CH及び溝状部7Hでの吸収体6Cの折り曲げを保持することができる。更に、上述の通り、おむつ1は、一対の溝状部6CH,7Hを延長した一対の仮想線41L,41Rを挟んで対向配置されたフロントパッチ2FL,2FRを備える。これにより、おむつ1は、溝状部6CH,7Hに沿った折り曲がりに対する前身頃領域1Fでの抗力を相対的に小さくすることができ、装着状態において股下領域1Bにおける吸収体6Cを折り曲げることができる。これにより、おむつ1は、装着感を向上することができる。
また、一対の溝状部6CH及び溝状部7Hよりも幅方向外側にサポートギャザー10、糸ゴム4CL,4CRが配置されるため、溝状部6CH及び溝状部7Hでの谷折りの幅方向外側から第1吸収部6CRを肌面側へ持ち上げるように付勢させることができ、吸収体6Cの折り曲げを保持することができる。
また、第2吸収部6CFの方が第1吸収部6CRよりも厚み方向の寸法が小さければ、おむつ1における前身頃領域1Fでの嵩張りを抑えることができる。よって、着用者の腹部に対する触感や装着性を向上させることができる。更に、前身頃領域1Fの把持性(掴みやすさ)を向上することで、おむつ1の装着性が向上する。第2吸収部6CFの方が第1吸収部6CRよりも密度が低ければ、第1吸収部6CRよりも第2吸収部6CFを円滑に変形させることできる。よって、装着状態において吸収体6Cを折り曲げることができ、また、着用者に対する第2吸収部6CFの追従性を向上させることができる。
<その他の実施形態>
次に、その他の実施形態について説明する。第2吸収部6CFは、厚さ方向において仮想線41L,41Rと重なる領域の目付量が第1吸収部6CRの目付量よりも小さければよい。すなわち、第2吸収部6CFは、全領域ではなく一部分の目付量が抑えられていてもよい。この場合には、第2吸収部6CFの吸液量を確保しつつ、所定形状に吸収体6Cを折り曲げることができる。
また、糸ゴム4CL,4CRは、幅方向に対称に設けられるものに限らず、幅方向中心に沿って長手方向に延びていてもよい。この場合には、幅方向の中心線Cに沿っておむつ1を折り曲げやすくなり、着用者の快適性を向上させることができる。また、糸ゴム4CL,4CRは、平面視で溝状部6CH及び溝状部7Hと重なる位置に配置されてもよいし、溝状部6CH及び溝状部7Hよりも幅方向内側に配置されてもよい。
さらに、溝状部6CH及び溝状部7Hは、前身頃領域1Fや後身頃領域1Rの一部に設けられていてもよい。溝状部6CH及び溝状部7Hに替えて又は加えて、対応する部分の吸収体6Cが肉抜きされ、或いは貫通した溝状部が吸収体6Cに凹設されてもよい。また、吸収体6C及び溝状部7Hは、吸収体6Cの非肌面側に設けられていてもよく、吸収体6Cの肌面側と非肌面側とに設けられていてもよい。なお、フロントパッチ2FL,2FRは、第2吸収部6CFの少なくとも一部分に重なるように積層(平面視で少なくとも一部分が重複)されていればよい。
また、股下領域1Bに第1吸収部が配置され、前身頃領域1F及び後身頃領域1Rに第
2吸収部が配置されてもよい。すなわち、吸収体6Cにおいて第1吸収部に対して長手方向の両側に第2吸収部が配置されてもよい。この場合には、所定形状に吸収体6Cを更に折り曲げ易くすることができ、更に吸収体6Cの成形材料を更に削減させ、材料コストを低減させるとともにおむつ1を軽量化できる。
また、本実施形態では、第1吸収部6CRと第2吸収部6CFとが一体に形成された吸収体6Cが用いられているが、これに限られず、吸収体6Cにおいて、第1吸収部6CRと第2吸収部6CFが別体で形成されていてもよい。また、上述の糸ゴムに代えて、天然ゴムあるいは伸縮フィルムなどを用いることができる。
なお、上記実施形態では、テープ型の使い捨ておむつ1が例示されていたが、上記構成を適用可能な吸収性物品としては、例えば、パンツ型の使い捨ておむつ、尿パッド等を挙げることができる。これらの吸収性物品は、股下領域を含んで配置された吸収体と、長手方向に延在し、少なくとも吸収体の股下領域に形成された一対の溝状部と、前身頃領域における吸収性物品の外装面を形成する外装シートに接合されており、一対の溝状部を前身頃領域側であって長手方向に向かって延長した一対の仮想線を挟んで対向配置された一対の前側シートと、を備えることで、装着状態において所定形状に吸収体を折り曲げることができ、装着感を向上できる。なお前側シートは、前身頃領域にのみ配置されたシートであってもよいし、前身頃領域を含んで配置されたシートであってもよい。
1・・おむつ
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2FL,2FR・・フロントパッチ
2FT・・通気孔
2L,2R・・テープ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
4・・カバーシート
4KL,4KR・・括れ
5・・バックシート
6C・・吸収体
6CH・・溝状部
7・・トップシート
7H・・溝状部
8・・サイドシート
4CKL,8KR・・括れ
4CL,4CR,4SL,4SR,8EL,8ER,9ER・・糸ゴム
10・・サポートギャザー
12L,12R・・V字部
41L,41R・・仮想線

Claims (5)

  1. 装着時において着用者の腹部側に位置する前身頃領域、股下に位置する股下領域、及び背部側に位置する後身頃領域が長手方向にこの順に設けられた吸収性物品であって、
    股下領域を含んで配置された吸収体と、
    前記長手方向に延在し、少なくとも前記吸収体の前記股下領域に形成された一対の溝状部と、
    前記前身頃領域における前記吸収性物品の外装面を形成する外装シートに接合されており、前記一対の溝状部を前記前身頃領域側であって前記長手方向に向かって延長した一対の仮想線を挟んで対向配置された一対の前側シートと、
    を備え、
    前記一対の前側シートの幅方向中央側の端部は、前記仮想線上に配置されている、
    吸収性物品。
  2. 前記吸収体は、
    前記一対の溝状部が形成された第1吸収部と、
    前記第1吸収部よりも前記前身頃領域側に配置され、前記第1吸収部よりも目付量が小さい第2吸収部と、
    を有する、
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 少なくとも前記股下領域を含んで配置され、厚み方向において前記吸収体と重なる位置で前記長手方向に延在し、伸長状態で貼り付けられた一対の弾性部材を備える、
    請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収体の肌面側に配置された液透過性のトップシートを備え、
    前記溝状部は、前記吸収体及び前記トップシートに形成されている、
    請求項1からのいずれか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記後身頃領域から幅方向両側に突設されており、前記前側シートに貼着された状態で前記吸収性物品を前記着用者の胴回りにおいて固定するためのテープを備え、
    前記一対の前側シートは、前記テープの表面に形成されたフックに係合するループを表面に配列した面ファスナーである、
    請求項1からのいずれか一項に記載の吸収性物品。
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