JP7322577B2 - 吸収性物品及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本実施形態では、テープ型使い捨ておむつ(本願でいう「吸収性物品」の一例であり、以下、単に「おむつ」という)について、着用者の腹部に対向して配置される前身頃と背部に対向して配置される後身頃とを結ぶ方向を長手方向とする。これらの前身頃(長手方向の一側)と後身頃(長手方向の他側)との間(長手方向の中央)には、着用者の股下に配置(股間に対向して配置)される股下部が位置する。また、紙おむつが着用者に装着された状態(以下「装着状態」と略称する)において、着用者の肌に向かう側(装着された状態で内側)を肌面側とし、肌面側の反対側(装着された状態で外側)を非肌面側とする。さらに、肌面側と非肌面側とを結ぶ方向を厚み方向とし、長手方向と厚み方向の何れにも直交する方向を幅方向とする。そのほか、厚み方向から視ることを平面視とする。本実施形態では、テープ型使い捨ておむつを例示するが、本願で開示する形態は限定されるものでなく、例えば、パンツ型使い捨ておむつであってもよい。
置し、着用者の前身頃に対応する部位である前身頃領域1Fと、股下領域1Bの後ろ側に位置し、着用者の後身頃に対応する部位である後身頃領域1Rとを有する。後身頃領域1Rの左右両側の縁には、前身頃領域1Fの非着用者側の面に設けられたフロントパッチ2Fへ貼着可能なテープ2L,2Rが設けられている。よって、おむつ1は、前身頃領域1Fが着用者の腹側に配置され、後身頃領域1Rが着用者の背側に配置された状態でテープ2L,2Rがフロントパッチ2Fに貼着されると、着用者の腹囲と大腿部を取り巻く状態で着用者の身体に固定される。おむつ1がこのような形態で着用者の身体に固定されるので、着用者はおむつ1を着用した状態で立ち歩き可能である。
多少の偏りがある状態を含む概念である。
に示されるように、立体ギャザー3BLに要求されるSAP粒子9の吸水能力に応じて適宜変更してもよい。また、SAP粒子9を保持した糸ゴム8EL(担体T)は、例えば、図5(I)に示されるように、サイドシート8Lに両側から接着されていてもよい。
れていない部位においては、担体Tに保持されているSAP粒子9の膨潤により、立体ギャザー3BL,3BRの肌への密着性がSAP粒子9の水分吸収による膨潤で向上する。
1B・・股下領域
1F・・前身頃領域
1R・・後身頃領域
2F・・フロントパッチ
2FT・・通気孔
2L,2R・・テープ
3BL,3BR・・立体ギャザー
3R・・ウェストギャザー
4・・カバーシート
4KL,4KR・・括れ
5・・バックシート
6C・・吸収体
7・・トップシート
8L,8R・・サイドシート
8KL,8KR・・括れ
4C,4SL,4SR,8EL,8ER,9ER・・糸ゴム
9・・SAP粒子
T・・担体
Claims (12)
- 着用者の股下に装着される吸収性物品であって、
吸収体と、
前記吸収体よりも前記着用者側に配置されており、前記着用者の肌が当接する液透過性の肌面側シートと、
前記肌面側シートから前記着用者側に向けて立体的に形成される立体ギャザーと、
前記立体ギャザーに設けられており、高吸収性重合体であるSAPの粒子を分散状態で保持する担体と、を備え、
前記担体は、前記立体ギャザーにおいて該立体ギャザーを立ち上げるための収縮力が付与されている部位と前記担体内におけるその他の部位との間で、該担体が保持する単位面積あたりのSAPの粒子の量が異なる、
吸収性物品 - 前記担体は、捲縮不織布の嵩厚部分によって形成される、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記担体は、毛羽立ち部分によって形成される、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記担体は、前記立体ギャザーの内部に配置されるテープ状の部材によって形成される、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 着用者の股下に装着される吸収性物品であって、
吸収体と、
前記吸収体よりも前記着用者側に配置されており、前記着用者の肌が当接する液透過性の肌面側シートと、
前記肌面側シートから前記着用者側に向けて立体的に形成される立体ギャザーと、
前記立体ギャザーに設けられており、高吸収性重合体であるSAPの粒子を分散状態で保持する担体と、を備え、
前記担体は、前記立体ギャザーの内部に配置される糸ゴムによって形成される、
吸収性物品。 - 前記担体は、SAPの粒子が前記吸収性物品の外部へ流出しない閉鎖空間に配置されている、
請求項1から5の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記担体は、吸水後のSAPの粒子を収容可能な容積を有する空間に配置されている、
請求項1から6の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記立体ギャザーは、前記吸収性物品が前記着用者に着用された状態において、前記担体よりも該吸収性物品の外側に位置する部分が撥水性を有する、
請求項1から7の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記立体ギャザーは、前記吸収性物品が前記着用者に着用された状態において、前記担体よりも該吸収性物品の内側に位置する部分が、少なくとも一部分に親水性または透水性を有する、
請求項1から8の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 前記立体ギャザーは、前記吸収体が収容されている空間から前記担体を収容している空間へ液体が流通可能な連通部を有する、
請求項1から9の何れか一項に記載の吸収性物品。 - 着用者の股下に装着される吸収性物品の製造方法であって、
立体ギャザーにおいて該立体ギャザーを立ち上げるための収縮力が付与されている部位と担体内におけるその他の部位との間で、該担体が保持する単位面積あたりの高吸収性重合体であるSAPの粒子の量が異なるように、該SAPの粒子を分散状態で保持させた細長い前記担体をシートに重ねる第1工程と、
細長い前記担体を前記シートで包んで前記立体ギャザーを形成する第2工程と、を有する、
吸収性物品の製造方法。 - 着用者の股下に装着される吸収性物品の製造方法であって、
高吸収性重合体であるSAPの粒子を分散状態で保持させた細長い担体であって、立体ギャザーの内部に配置される糸ゴムによって形成される前記細長い担体をシートに重ねる第1工程と、
前記細長い担体を前記シートで包んで前記立体ギャザーを形成する第2工程と、を有する、
吸収性物品の製造方法。
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