JP7463152B2 - 建築用電動シャッター装置 - Google Patents
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Description
ところでシャッターカーテンが前記強風を受けて撓んだ場合に、シャッターカーテン最下端に設けられる座板(座板スラット)もこれに追随して撓むことになるが、前記座板は、シャッターカーテンの最下端であって下側に連結するスラットがないこともあってガイドレールから外れる可能性があるという問題がある。
そこで、座板のガイドレールからの外れ防止をするため、床面に座板が嵌入できる凹溝を形成し、台風襲来等の荒天候が予測される非常予測時において、シャッターカーテンを全閉姿勢よりも下降した状態にして座板を凹溝に嵌入させると共に、さらに該嵌入した座板が凹溝から抜け出ないよう係止するための係止部材を凹溝に設け、これによって凹溝に嵌入した座板の持ち上がり防止をして座板がガイドレールから外れないようにしたものが提唱されている(例えば特許文献1、2参照。)。
請求項2の発明は、シャッターカーテンが過下降状態に下降したときの該シャッターカーテンの下降量は、シャッターカーテンが強風を受けることで過下降状態を解消する方向に撓み変形しても座板は上動しないか、上動しても座板が前記規制部に係止する状態までの上動になるよう設定されることを特徴とする請求項1記載の建築用電動シャッター装置である。
請求項3の発明は、建造物の出入り口等の開口部の開閉をするシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの開閉案内をするガイドレールと、シャッターカーテンが巻装される巻装体と、該巻装体の回転駆動をしてシャッターカーテンの繰出し、巻取りをする電動開閉機と、該電動開閉機の駆動制御をする制御部とを備えて構成される建築用電動シャッター装置において、前記シャッターカーテンが全閉姿勢になったとき該シャッターカーテン最下端に設けた座板が突き当たる床面に、シャッターカーテンが前記全閉姿勢を越えて下降したとき座板が嵌入する凹溝を形成すると共に、制御部には、シャッターカーテンが前記全閉姿勢を越えて下降して座板が凹溝底面に当接した状態からさらに下降させて、少なくとも下側部位のシャッターカーテンの自重を座板が受ける過下降状態になるまで電動開閉機の駆動を行う非常時下降手段が設けられ、凹溝は、該凹溝に嵌入した座板が前後方向に移動できるよう溝幅が幅広になっており、シャッターカーテンは左右両端縁部に耐風部材が設けられ、ガイドレールは、シャッターカーテンが強風を受けて撓んだとき、前記耐風部材が係止してシャッターカーテンのガイドレールからの抜け止め係止をする係止部が設けられたものであり、前記凹溝に嵌入した座板の前後方向の移動幅は、シャッターカーテンが強風を受けることで耐風部材が係止部に係止する状態で撓むことに追随して撓むときの座板の最大撓み量と同幅以下に設定されていることを特徴とする建築用電動シャッター装置である。
請求項4の発明は、制御部は、通常の昇降制御モード状態において予め設定されるモード変更信号の入力があった場合、通常の昇降制御モードから過下降制御モードに移行し、該過下降制御モード状態で予め設定される操作信号が入力した場合、開閉機を、座板が凹溝底面に当接してもさらに下降駆動の継続をした後、停止させる制御をすることでシャッターカーテンを過下降状態にすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用電動シャッター装置である。
請求項5の発明は、制御部には、シャッターカーテンが逆巻き状態になることの検知をする逆巻き検知手段が接続され、逆巻き検知手段からの検知信号の入力があったときには開閉機の過下降作動の停止をすることを特徴とする請求項1乃至4何れか1記載の建築用電動シャッター装置である。
そのうえシャッターカーテンが強風を受けて撓んだ場合に、これに追随して座板が凹溝内において前後方向に移動できることになって、座板が凹溝から不用意に抜け出てしまうことを防止できることになる。
しかも、座板が前後方向に移動していない通常の状態では該座板の凹溝への出入りが自由にできながら、座板が前後方向に移動した場合、該移動した座板は規制部に係止することになって座板の凹部からの抜け止めがより確実にできることになる。
請求項2の発明とすることにより、凹溝内の座板は、スラットが過下降状態になっていることで、シャッターカーテンがスラットの過下降状態を解消する方向に撓み変形しても、上動しないか、上動しても規制部に係止するまでの上動となる結果、シャッターカーテンが撓んだとしても、座板が凹溝から抜け出てしまうことをより確実に防止できることになって、シャッターカーテンがガイドレールから抜け出ることの防止にさらに寄与できることになる。
請求項3の発明とすることにより、台風襲来等の荒天候が予測される非常予測時に、床面に形成した凹溝底面に座板が当接するようシャッターカーテンを下降させることになるが、この場合に、さらにシャッターカーテンを下降させて座板が上側に配されるスラットの自重を受ける過下降状態にすることで、シャッターカーテンが強風を受けて撓んだとしても座板自体が持ち上がって凹溝から抜け出てしまうことを、スラットの自重を利用して防止できることになり、これによって従来のように係止部材のセットおよびその解除作業をいちいちしないでもシャッターカーテンのガイドレールからの抜け止めができることになる。
そのうえシャッターカーテンが強風を受けて撓んだ場合に、これに追随して座板が凹溝内において前後方向に移動できることになって、座板が凹溝から不用意に抜け出てしまうことを防止できることになる。
しかも、シャッターカーテンは、強風を受けて撓んだ際に、耐風部材がガイドレールに設けた係止部に係止してガイドレールからの抜け止めがなされるが、座板の凹溝内における前後方向の移動幅が、シャッターカーテンが強風を受けることで耐風部材が係止部に係止する状態で撓むことに追随して撓むときの座板の最大撓み量と同幅以下に設定されているため、座板が、シャッターカーテンの撓みに対応した無理のない前後移動ができることになってシャッターカーテンがガイドレールから抜け出ることの防止にさらに寄与できることになる。
請求項4の発明とすることにより、シャッターカーテンを過下降状態に下降させることが、過下降制御モードにモード変更させるための操作と、該過下降制御モードになった状態で行う所定の操作とを行うことで簡単にできることとなり、この結果、非常予測時等においてめったにしか行われない不慣れな操作をする必要がなく、誤操作も回避して確実にシャッターカーテンを過下降状態にすることができる。
請求項5の発明とすることにより、シャッターカーテンの逆巻き検知をするため設けられる逆巻き検知手段が、シャッターカーテンを過下降状態にする際の作動停止手段に兼用できることになると共に、シャッターカーテンを過下降状態とする際に誤ってシャッターカーテンが逆巻き状態にまでしてしまうことも防止できることになる。
因みに、障害物検知センサ7からの検知信号が障害物検知によるものか全閉したことによるものかの制御部6における判断は、例えば全開状態からの作動時間、作動距離、さらには全閉状態になる少し前位置を検知した以降であるか否かの判断等、通常知られた判断手段を採用して判断できるように設定されている。
この場合に、シャッターカーテン3が下降し、座板3dの下側半部3fが、蓋体9に当接することに伴い上側半部3eに対して相対上動することになり、これを検知した全閉検知スイッチ7からの検知信号が制御部6に入力すると、制御部6は開閉機5の駆動停止をし、これによってシャッターカーテン3は、座板3dの下側半部3fが上側半部3e対して相対上動した状態で全閉姿勢となって下降停止することになるが、この場合にシャッターカーテン3はカーテン芯Xに沿う吊下げ状態、換言すれば、スラット3aが隣接する下側スラット3a以下のスラット3aの自重を受ける全閉姿勢となって停止するように設定されている(図4、図6(A)参照)。
因みに全閉検知がなされてから開閉機5の駆動停止までの時間的なタイムラグにより、下側の一部スラット3aが後述するように過下降状態になる場合もあるが、このような過下降状態になると、全閉姿勢となったシャッターカーテンの平滑性が損なわれて外観上好ましくなく、このため、スラット3aが過下降姿勢にならないよう停止制御するのが一般的である。
この場合に、上下に連結されるインターロック結合部3b、3c同士のあいだには、上側インターロック結合部3bの基部3hと、下側インターロック結合部3cの下端部(先端部)3kとのあいだに遊びがあり、これによって上下に隣接するスラット3a同士のあいだには、上下方向に相対移動可能な移動スペースZが設けられたものとなっている。そして前述したようにシャッターカーテン3が吊下げ状態となっていて、前述した下側インターロック結合部3cの下端部3gが上側インターロック結合部3bの上端部3iに当接した吊下げ状態では、隣接するスラット3a同士は、カーテン芯Xに沿う状態で前記移動スペースZ分だけ上下方向に離間した構成になっている。
しかもこのようにシャッターカーテン3が過下降状態になっているものでは、強風を受けることで過下降状態になっているカーテン部位に前後方向の撓み負荷を受けた場合に、スラット3aは上側スラットの自重(重量)を受けた過重量状態になっていると共にガイド溝G内に嵌入して受け止め支持された状態になっていて前後方向に動きづらいものになっているため、前記通常の吊下げ状態になっている場合のように簡単に前後方向に撓むことはなく、これによってシャッターカーテン3のガイドレール2からの抜け防止機能の向上を図ることができるようになっている。そしてこのことは、シャッターカーテン3の最下端の座板3dについても同様のことが言える。
このものでは、過下降制御モードへのモード移行操作された時点、つまり前記設定される所定のモード移行操作信号が入力した時点を起点として予め設定されるタイマ時間T1のあいだ(S1)に、下降用押し釦スイッチDNが押し操作される等の予め設定される下降操作信号の入力があったか否かの判断(S2)をし、該タイマ時間T1のあいだに下降操作信号の入力があったと判断された場合には、開閉機5に対して下降駆動指令を出力し(S3)、これによって開閉機5が駆動し、シャッターカーテン3が下降することになる。
尚、前述した過下降制御モードへのモード移行の操作、該過下降制御モードに移行した場合において開閉機5を下降駆動するための操作は、予め設定された操作であれば良く、例えば制御部6が管理室からの作動信号に基づいて作動制御するものである場合には、該管理室において予め設定された操作信号が出力されることによってモード移行、開閉機5の下降駆動を行うことができるものであって、昇降操作スイッチSWからの押し操作に限定されないことは勿論であり、またこれら二種類の設定信号としては、管理上の観点からは異なっていることが好適であるが、同じであっても実施できることは言うまでもない。
本実施の形態においては、前記開閉機5が駆動停止するまでの時間として設定されるタイマ時間T2は、座板3dが溝板部8の底板面8bに当接することに伴い出力された全閉検知センサ7からの全閉検知信号を入力した時点から、例えば間口高さのおおよそ半分の高さまでのスラット3aが前記過下降状態になるまでの時間として設定(この時間は、開閉機5の駆動速度から算出される時間、あるいは実動実験で確認した時間や開閉機5の駆動量等で設定され、例えば全閉検知信号の入力があってから2秒間に設定)することができるが、これに限定されるものではなく、座板3dが底板面8bに当接した以降、さらにシャッターカーテン3の下降駆動を、下側に配されるスラット3aが過下降状態になる状態まで継続した後、停止制御するように設定したものであれば、本発明を実施することができることは言うまでもない。
前記凹溝Yは、蓋体9を取り外した状態では前後規制部8aが床面Fと面一状態で露出するが、該規制部8aの前後方向の対向間隔は、シャッターカーテン3がカーテン芯Xに沿う通常の吊下げ状態では、該座板3dの凹溝Yへの自由な上下出入りを許容するものに設定されている。そして前述したように、シャッターカーテン3を、前記全閉姿勢を越えて過下降状態に下降させた場合に、座板3dは、凹溝Yに嵌入し、下側半部3fが上側半部3eに対して相対上動した状態で底板部8の底板面8bに当接し、これを受けて全閉検知センサ7が全閉検知をするようになっている。
そして前記凹溝Yに嵌入し、底板面8bに当接している状態の座板3dは、規制部8aに遊嵌している分、前後方向に移動可能となっており、これによってシャッターカーテン3が撓むことに追随して座板3dが前後方向に移動(この前後方向の移動幅(量)は左右方向中央部位側ほど大きいものになる。)することになるが、該前後方向に移動した座板3d(あるいは座板3dの一部)が規制部8aの下側まで移動することに連動して座板3dが持上がろうとした場合に、該座板3dは規制部8aに係止して持上げ規制(抜け出し規制)されるようになっている。
そして本実施の形態においては、前述したように凹溝Yに嵌入した座板3dは、該凹溝Y内を前後方向に移動可能となっているが、その場合の前後方向の最大の移動量(カーテン芯Xからの移動量、図5参照)Vは、本実施の形態では座板3dが溝板部8の前後の側板面8cに当接するまでとなっている(図5参照)。
そしてこのように構成することで、シャッターカーテン3が最大に撓んだことに連動して座板3dが撓んだ場合に、該撓んだ座板3dは、凹溝Y内において前後方向に無理のない範囲で撓むことができ、凹溝Yから持上げられて不用意に抜け出てしまうことを防止できることになるよう設定されている。
因みに御場合に、シャッターカーテン3(座板3d)の最大撓み量Wは、シャッターカーテン3が屋内側に撓んだ場合と屋外側に撓んだ場合とで異なることがあり、そこでこのような場合には、座板3dの凹溝Y内での前後方向のカーテン芯Xに対する前後方向の移動量Vを、シャッターカーテン3の前後方向の異なる撓み量Wに対応して異ならしめるものとすることが好ましい。
これを本実施の形態においては、シャッターカーテン3が過下降状態になって座板3dが凹溝Yに嵌入している場合に、過下降状態となるスラット3aを、間口高さの凡そ半分の高さのものまでに設定しているが、これは、前述したようにシャッターカーテン3が強風を受けて中央部位が撓んでスラットが持上げられたとしても、座板3d近傍の下側スラット3aについては過下降状態が維持される状態になるよう設定されたものとなっており、これによって、座板3dが底板面8bから持ち上がって凹溝Yから抜け出てしまうことを回避できるようになっている。
そしてこの場合に、凹溝Yに設けられる規制部8aは、座板3dが前後方向に移動していない通常状態では座板3dの凹溝Yへの自由な出入りを許容するが、座板3dが前後方向に移動した場合には、該座板3dが係止して凹溝Yから抜け出るのを規制することになり、この結果、座板の凹部からの抜け止めがより確実にできることになる。
そこでこれを避けるため、前記マグサ11部位には逆巻き検知センサ12が設けられており、シャッターカーテン3の通常の下降制御状態において、シャッターカーテン3が逆巻き状態になる直前状態になったことを検知して制御部6に制御指令を出力して開閉機5の駆動停止をするようになっている。
この逆巻き検知センサ12の検知を、過下降制御時においても利用し、過下降制御状態において全閉検知センサ7が故障する等して過下降状態になっても開閉機5の駆動停止がなされず下降駆動が続く異常時の場合に、制御部6は、逆巻き検知センサ12からの検知信号の入力があったときには即座に開閉機5の過下降作動の停止をして逆巻き状態になることを防止して、シャッターカーテンを過下降状態とする際にシャッターカーテンが逆巻き状態になってしまう異常を防止できることになる。
2 ガイドレール
2a 係止部
2b ガイド溝内側面
3 シャッターカーテン
3a スラット
3b、3c インターロック結合部
3d 座板
5 開閉機
6 制御部
7 全閉検知センサ
8 溝板部
8a 規制部
8b 底板面
9 蓋体
10 耐風フック
E 開口部
G ガイド溝
SW 昇降操作スイッチ
X シャッター芯
Y 凹溝
V 移動量(移動幅)
Claims (5)
- 建造物の出入り口等の開口部の開閉をするシャッターカーテンと、
該シャッターカーテンの開閉案内をするガイドレールと、
シャッターカーテンが巻装される巻装体と、
該巻装体の回転駆動をしてシャッターカーテンの繰出し、巻取りをする電動開閉機と、
該電動開閉機の駆動制御をする制御部とを備えて構成される建築用電動シャッター装置において、
前記シャッターカーテンが全閉姿勢になったとき該シャッターカーテン最下端に設けた座板が突き当たる床面に、シャッターカーテンが前記全閉姿勢を越えて下降したとき座板が嵌入する凹溝を形成すると共に、
制御部には、シャッターカーテンが前記全閉姿勢を越えて下降して座板が凹溝底面に当接した状態からさらに下降させて、少なくとも下側部位のシャッターカーテンの自重を座板が受ける過下降状態になるまで電動開閉機の駆動を行う非常時下降手段が設けられ、
凹溝は、該凹溝に嵌入した座板が前後方向に移動できるよう溝幅が幅広になっており、
凹溝には、座板が前後方向に移動していない通常状態では座板の凹溝への出入りを許容するが、座板が前後方向に移動した状態では、座板に係止して座板が凹溝から抜け出るのを規制する規制部が設けられていることを特徴とする建築用電動シャッター装置。 - シャッターカーテンが過下降状態に下降したときの該シャッターカーテンの下降量は、シャッターカーテンが強風を受けることで過下降状態を解消する方向に撓み変形しても座板は上動しないか、上動しても座板が前記規制部に係止する状態までの上動になるよう設定されることを特徴とする請求項1記載の建築用電動シャッター装置。
- 建造物の出入り口等の開口部の開閉をするシャッターカーテンと、
該シャッターカーテンの開閉案内をするガイドレールと、
シャッターカーテンが巻装される巻装体と、
該巻装体の回転駆動をしてシャッターカーテンの繰出し、巻取りをする電動開閉機と、
該電動開閉機の駆動制御をする制御部とを備えて構成される建築用電動シャッター装置において、
前記シャッターカーテンが全閉姿勢になったとき該シャッターカーテン最下端に設けた座板が突き当たる床面に、シャッターカーテンが前記全閉姿勢を越えて下降したとき座板が嵌入する凹溝を形成すると共に、
制御部には、シャッターカーテンが前記全閉姿勢を越えて下降して座板が凹溝底面に当接した状態からさらに下降させて、少なくとも下側部位のシャッターカーテンの自重を座板が受ける過下降状態になるまで電動開閉機の駆動を行う非常時下降手段が設けられ、
凹溝は、該凹溝に嵌入した座板が前後方向に移動できるよう溝幅が幅広になっており、
シャッターカーテンは左右両端縁部に耐風部材が設けられ、ガイドレールは、シャッターカーテンが強風を受けて撓んだとき、前記耐風部材が係止してシャッターカーテンのガイドレールからの抜け止め係止をする係止部が設けられたものであり、前記凹溝に嵌入した座板の前後方向の移動幅は、シャッターカーテンが強風を受けることで耐風部材が係止部に係止する状態で撓むことに追随して撓むときの座板の最大撓み量と同幅以下に設定されていることを特徴とする建築用電動シャッター装置。 - 制御部は、通常の昇降制御モード状態において予め設定されるモード変更信号の入力があった場合、通常の昇降制御モードから過下降制御モードに移行し、該過下降制御モード状態で予め設定される操作信号が入力した場合、開閉機を、座板が凹溝底面に当接してもさらに下降駆動の継続をした後、停止させる制御をすることでシャッターカーテンを過下降状態にすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の建築用電動シャッター装置。
- 制御部には、シャッターカーテンが逆巻き状態になることの検知をする逆巻き検知手段が接続され、逆巻き検知手段からの検知信号の入力があったときには開閉機の過下降作動の停止をすることを特徴とする請求項1乃至4何れか1記載の建築用電動シャッター装置。
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