JP7461136B2 - 配線回路基板 - Google Patents

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Description

本発明は、配線回路基板に関する。
従来、配線を含む配線領域と、端子を含む端子領域とを備える実装用配線基板が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特許文献1の実装用配線基板の配線領域では、ベース絶縁層、金属配線およびカバー絶縁層が配置されている。特許文献1の実装用配線基板の端子領域では、ベース絶縁層、端子およびカバー絶縁層が配置されており、端子の表面が、ベース絶縁層から露出する。
特許文献1では、端子領域に撮像素子が表側から実装され、撮像素子の電極が端子と電気的に接続される。
特開2019-68032号公報
しかるに、用途および目的によっては、配線領域の優れた強度が要求されるところ、特許文献1に記載の実装用配線基板は、上記した要求を満足できないという不具合がある。
さらに、用途および目的によっては、配線領域の表側に別の外部基板を実装し、これを金属配線と電気的に接続する要求があるところ、特許文献1の記載の実装用配線基板は、上記した要求を満足できないという不具合がある。
本発明は、電子素子および外部基板をともに厚み方向一方側において実装して、これらと電気的に接続できながら、回路領域の強度に優れる配線回路基板を提供する。
本発明(1)は、端子を含んでおり、電子素子を実装して前記端子と電気的に接続するための実装領域と、前記端子と電気的に接続される回路を含み、前記実装領域を囲む回路領域であって、前記回路と電気的に接続される第2端子をさらに含んでおり、外部基板を実装して前記第2端子と電気的に接続するための前記回路領域とを備え、前記実装領域は、ベース絶縁層と、前記ベース絶縁層の厚み方向一方面に対して厚み方向一方側に配置され、前記端子を含む導体層とを備え、前記回路領域は、金属支持層と、前記金属支持層の厚み方向一方面に配置される前記ベース絶縁層と、前記ベース絶縁層の厚み方向一方側に配置され、前記回路および前記第2端子を含む前記導体層とを備えており、前記端子の厚み方向一方面、および、前記第2端子の厚み方向一方面が、厚み方向一方側に露出している、配線回路基板を含む。
この配線回路基板において、厚み方向一方側から、電子素子および外部基板のそれぞれを実装領域および回路領域のそれぞれに実装すれば、電子素子および外部基板のそれぞれと、端子および第2端子のそれぞれとを電気的に接続できる。
また、この配線回路基板では、回路領域は、金属支持層を備えるので、強度に優れる。
従って、この配線回路基板によれば、実装領域および回路領域においては、配線回路基板の厚み方向一方側から電子素子および外部基板を実装できながら、回路領域は、強度に優れる。
本発明(2)は、前記実装領域は、金属支持層を備えない、(1)に記載の配線回路基板を含む。
この配線回路基板の実装領域は、金属支持層を備えないので、回路領域に比べて、薄型である。
本発明(3)は、前記実装領域の前記導体層が、前記回路領域の前記導体層より薄い、(1)または(2)に記載の配線回路基板を含む。
この配線回路基板では、実装領域の導体層が、回路領域の導体層より薄いので、実装領域を薄型化できる。
本発明(4)は、前記実装領域の前記ベース絶縁層が、前記回路領域の前記ベース絶縁層より薄い、(1)~(3)のいずれか一項に記載の配線回路基板を含む。
この配線回路基板では、実装領域のベース絶縁層が、回路領域のベース絶縁層より薄いので、実装領域を薄型化できる。
本発明の配線回路基板によれば、実装領域および回路領域においては、配線回路基板の厚み方向一方側から電子素子および外部基板を実装できながら、回路領域は、強度に優れる。
図1は、本発明の配線回路基板の一実施形態の断面図である。 図2A~図2Dは、図1に示す配線回路基板の製造工程図であり、図2Aが、金属シートを準備する工程、図2Bが、ベース絶縁層を形成する工程、図2Cが、第2導体層を形成する工程、図2Dが、中間絶縁層を形成する工程である。 図3E~図3Gは、図2Dに引き続き、図1に示す配線回路基板の製造工程図および使用図であり、図3Eが、導体層を形成する工程、図3Fが、カバー絶縁層を形成する工程、図3Gが、金属支持層を形成する工程、図3Hが、電子素子および外部基板を配線回路基板に実装する工程である。
<一実施形態>
本発明の配線回路基板の一実施形態を、図1~図3Hを参照して説明する。
配線回路基板1は、所定厚みを有する平板形状を有する。配線回路基板1は、実装領域2と、回路領域3とを備える。
実装領域2は、断面(厚み方向に沿う断面、以下同様)において、面方向(厚み方向および後述する回路12が延びる方向に直交する方向)両端部の間に位置する。この実装領域2は、後述する電子素子31(図3H参照)を実装する。
回路領域3は、実装領域2を囲む。回路領域3は、断面において、配線回路基板1の面方向両端部に位置する。この回路領域3は、後述する外部基板33(図3H参照)を実装する。
また、この配線回路基板1は、金属支持層4と、ベース絶縁層5と、導体層6と、カバー絶縁層7とを備える。また、この配線回路基板1は、第2導体層14と、中間絶縁層15とをさらに備える。
金属支持層4は、回路領域3に含まれる。一方、金属支持層4は、例えば、実装領域2に含まれない。
金属支持層4は、回路領域3において、平板形状を有する。金属支持層4の平面視における形状は、回路領域3のそれと同様である。金属支持層4の材料は、特に限定されず、遷移金属、典型金属のいずれであってもよい。具体的には、金属支持層4の材料としては、例えば、カルシウムなどの第2族金属元素、チタン、ジルコニウムなどの第4族金属元素、バナジウムなどの第5族金属元素、クロム、モリブデン、タングステンなどの第6族金属元素、マンガンなどの第7族金属元素、鉄などの第8族金属元素、コバルトなどの第9族金属元素、ニッケル、白金などの第10族金属元素、銅、銀、金などの第11族金属元素、亜鉛などの第12族金属元素、アルミニウム、ガリウムなどの第13族金属元素、ゲルマニウム、錫などの第14族金属元素が挙げられる。これらは、単独使用または併用することができる。
金属支持層4の厚みは、例えば、10μm以上、好ましくは、50μm以上であり、また、例えば、10mm以下、好ましくは、1mm以下である。
ベース絶縁層5は、実装領域2および回路領域3に含まれる。ベース絶縁層5は、回路領域3においては、金属支持層4の厚み方向一方面に配置されている。実装領域2のベース絶縁層5は、厚み方向両側に露出している。
実装領域2のベース絶縁層5は、回路領域3のベース絶縁層5より薄い。詳しくは、実装領域2のベース絶縁層5の厚み方向一方面は、回路領域3のベース絶縁層5の厚み方向一方面より、厚み方向他方側に位置する。つまり、面方向に投影したときに、ベース絶縁層5において、実装領域2および回路領域3における他方面と、実装領域2における一方面と、回路領域3における一方面とが、厚み方向一方側に向かって順に位置する。
実装領域2のベース絶縁層5の厚みT1は、例えば、20μm以下、好ましくは、15μm以下、より好ましくは、10μm以下であり、また、例えば、1μm以上である。回路領域3のベース絶縁層5の厚みT2は、例えば、1μm以上、好ましくは、3μm以上、より好ましくは、5μm以上であり、また、例えば、30μm以下である。
回路領域3のベース絶縁層5の厚みT2に対する実装領域2のベース絶縁層5の厚みT1の比(T1/T2)は、例えば、0.8以下、好ましくは、0.5未満、より好ましくは、0.3以下であり、また、例えば、0.01以上、好ましくは、0.1以上である。
ベース絶縁層5の材料としては、ポリイミドなどの絶縁樹脂が挙げられる。
第2導体層14および中間絶縁層15は、いずれも、回路領域3に含まれず、実装領域2に含まれる。
第2導体層14は、ベース絶縁層5の厚み方向一方面に配置される。第2導体層14は、実装領域2の面方向中央部に位置する。第2導体層14は、後述する端子パターン8に対するシールド層として作用する。第2導体層14の材料としては、例えば、銅、銀、金、クロム、ニッケル、チタン、それらの合金などの導体が挙げられる。第2導体層14の厚みは、例えば、10nm以上、また、例えば、10μm以下である。
中間絶縁層15は、ベース絶縁層5の厚み方向一方面に、第2導体層14を被覆するように配置されている。具体的には、中間絶縁層15は、第2導体層14の厚み方向一方面および周側面と、ベース絶縁層5における第2導体層14の周囲の厚み方向一方面とに接触する。中間絶縁層15の材料としては、ポリイミドなどの絶縁樹脂が挙げられる。中間絶縁層15の厚みは、例えば、1μm以上であり、また、例えば、200μm以下である。中間絶縁層15の厚みは、中間絶縁層15の厚み方向一方面と第2導体層14の厚み方向一方面との間の距離である。
導体層6は、実装領域2および回路領域3に含まれる。導体層6は、ベース絶縁層5の厚み方向一方側に配置されている。
導体層6は、端子パターン8と、回路パターン9とを備える。
端子パターン8は、実装領域2に含まれる。端子パターン8は、端子11を有する。端子11は、面方向に広がる形状を有する。端子11は、厚み方向に投影したときに、第2導体層14と重なるように、中間絶縁層15の厚み方向一方面に配置されている。端子11は、実装領域2の面方向中央部に位置する。また、端子11の厚み方向一方面の中央部は、厚み方向一方側に向かって露出する。なお、図示しないが、端子11は、面方向に間隔を隔てて複数配置されてもよい。
回路パターン9は、回路領域3に含まれる。回路パターン9は、回路12と、第2端子13とを有する。
回路12は、例えば、信号配線、電源配線などの配線である。回路12は、面方向に延びる。なお、回路12は、面方向において間隔を隔てて複数配置されていてもよい。回路12は、端子11と連続する(連続構造は図示せず)。なお、図示しないが、回路12は、実装領域2におけるベース絶縁層5および中間絶縁層15の厚み方向一方面に形成される第2配線を介して、端子11と接続される。第2導体層14は、端子11および回路12から絶縁されている。
第2端子13は、回路12と連続しており(連続構造は図示せず)、これによって、回路12を介して、端子11と電気的に接続される。換言すれば、回路12は、第2端子13および端子11を電気的に接続する。つまり、回路パターン9は、端子パターン8と電気的に接続される。
第2端子13の厚み方向一方面の中央部は、厚み方向一方側に向かって露出している。
導体層6の材料としては、例えば、銅、銀、金、クロム、ニッケル、チタン、それらの合金などの導体が挙げられる。
導体層6の厚みは、例えば、1μm以上、また、1,000μm以下である。
また、端子パターン8は、回路パターン9より薄い。具体的には、端子パターン8の厚みT3は、例えば、20μm以下、好ましくは、10μm以下、より好ましくは、5μm以下であり、また、例えば、1μm以上である。回路パターン9の厚みT4は、例えば、3μm以上、好ましくは、5μm以上、より好ましくは、10μm以上であり、また、例えば、30μm以下である。回路パターン9の厚みT4に対する端子パターン8の厚みT3の比(T3/T4)は、例えば、0.8以下、好ましくは、0.5未満、より好ましくは、0.3以下であり、また、例えば、0.01以上、好ましくは、0.1以上である。
なお、回路パターン9において、回路12の厚み、および、第2端子13の厚みは、同一である。
カバー絶縁層7は、実装領域2および回路領域3に含まれる。
実装領域2におけるカバー絶縁層7は、端子11の厚み方向一方面の中央部を露出するように、中間絶縁層15の厚み方向一方面に配置されている。具体的には、実装領域2におけるカバー絶縁層7は、端子11の厚み方向一方面の周端部および周側面と、中間絶縁層15における端子11の周囲の厚み方向一方面とに接触する。
回路領域3におけるカバー絶縁層7は、第2端子13の厚み方向一方面の中央部を露出し、回路12を被覆するように、ベース絶縁層5の厚み方向一方面に配置されている。回路領域3におけるカバー絶縁層7は、回路12の厚み方向一方面および周側面と、第2端子13の厚み方向一方面の周端部および周側面と、ベース絶縁層5における回路12および第2端子13の周囲の厚み方向一方面とに配置されている。
カバー絶縁層7の材料としては、ポリイミドなどの絶縁樹脂が挙げられる。
カバー絶縁層7の厚みは、例えば、2μm以上、好ましくは、5μm以上であり、例えば、50μm以下、好ましくは、30μm以下である。
この配線回路基板1における実装領域2は、例えば、配線回路基板1における回路領域3より薄い。
配線回路基板1における実装領域2の厚みT5は、ベース絶縁層5の厚み方向他方面およびカバー絶縁層7の厚み方向一方面の距離であって、例えば、50μm以下、好ましくは、40μm以下、より好ましくは、25μm以下であり、また、例えば、1μm以上である。配線回路基板1における回路領域3の厚みT6は、金属支持層4の厚み方向他方面およびカバー絶縁層7の厚み方向一方面の距離であって、例えば、50μm超過、好ましくは、60μm以上、より好ましくは、75μm以上であり、また、例えば、1,000μm以下である。
回路領域3の厚みT6に対する実装領域2の厚みT5の比(T5/T6)は、例えば、0.8以下、好ましくは、0.5未満、より好ましくは、0.3以下であり、また、例えば、0.01以上、好ましくは、0.1以上である。
次に、この配線回路基板1の製造方法を、図2A~図3Gを参照して説明する。
図2Aに示すように、この方法では、まず、金属シート18を準備する。金属シート18は、面方向に延びるシートである。金属シート18は、金属支持層4を形成するためのシートである。
図2Bに示すように、次いで、この方法では、ベース絶縁層5を、金属シート18の厚み方向一方面に形成する。例えば、絶縁樹脂を含む感光性のワニスを、金属シート18の厚み方向一方面に塗布および乾燥して、感光性のベース皮膜を形成し、これをフォトリソグラフィーして、ベース絶縁層5を形成する。なお、このベース絶縁層5は、フォトリソグラフィーにおける階調露光に基づいて、厚みがそれぞれ異なる第1ベース部21および第2ベース部22を有する。第1ベース部21は、第2ベース部22より薄い。第1ベース部21は、実装領域2のベース絶縁層5である。第2ベース部22は、回路領域3のベース絶縁層5である。
図2Cに示すように、次いで、この方法では、第2導体層14を、第1ベース部21の厚み方向一方面に形成する。例えば、スパッタリング、めっきなどによって、第2導体層14を形成する。
図2Dに示すように、次いで、この方法では、中間絶縁層15を、第1ベース部21の厚み方向一方面に、第2導体層14を被覆するように形成する。例えば、絶縁樹脂を含む感光性のワニスを、ベース絶縁層5および第2導体層14の厚み方向一方面に塗布および乾燥して、感光性の中間皮膜を形成し、これをフォトリソグラフィーして、中間絶縁層15を形成する。
図3Eに示すように、次いで、この方法では、導体層6を、ベース絶縁層5の厚み方向一方側に形成する。具体的には、例えば、アディティブ法、サブトラクティブ法などによって、端子パターン8および回路パターン9のそれぞれを、中間絶縁層15の厚み方向一方面、および、回路領域3におけるベース絶縁層5の厚み方向一方面に形成する。また、図示しない第2配線を実装領域2のベース絶縁層5および第2導体層14の厚み方向一方面に形成する。例えば、まず、端子パターン8および回路パターン9のうち、いずれか一方を形成し、その後、他方を形成する。または、アディティブ法であれば、まず、端子パターン8と、回路パターン9の厚み方向他方側部分とを形成し、次いで、回路パターン9の厚み方向一方側部分を他方側部分に積層する。
図3Fに示すように、カバー絶縁層7を、ベース絶縁層5の厚み方向一方側に形成する。例えば、絶縁樹脂を含む感光性のワニスを、ベース絶縁層5、中間絶縁層15および導体層6の厚み方向一方面に塗布および乾燥して、感光性のカバー皮膜を形成し、これをフォトリソグラフィーして、カバー絶縁層7を形成する。
図3Gに示すように、次いで、この方法では、金属支持層4を金属シート18から形成する。具体的には、実装領域2における金属シート18を除去する。金属支持層4を形成するには、例えば、エッチングなどによって、金属シート18を外形加工する。
これによって、配線回路基板1が得られる。
この配線回路基板1は、例えば、電子素子31を厚み方向一方側に実装するとともに、外部基板33を厚み方向一方側に実装する実装用基板である。
電子素子31としては、例えば、CMOSセンサ、CCDセンサなどの固体撮像素子などが挙げられる。電子素子31は、平板形状を有する。電子素子31は、厚み方向他方面に電極32を有する。
外部基板33は、平板形状を有する。外部基板33は、厚み方向他方面に端子34を有する。
図3Hに示すように、配線回路基板1の厚み方向一方側に電子素子31および外部基板33を実装するには、まず、電子素子31および外部基板33を、ともに、配線回路基板1の厚み方向一方側に準備する。続いて、電子素子31および外部基板33のそれぞれを、配線回路基板1の厚み方向一方側から、実装領域2および回路領域3のそれぞれに実装する。電極32と端子11とを電気的に接続する。端子34と第2端子13とを電気的に接続する。
(一実施形態の作用効果)
そして、この配線回路基板1において、厚み方向一方側から、電子素子31および外部基板33のそれぞれを実装領域2および回路領域3のそれぞれに実装すれば、電子素子31および外部基板33のそれぞれと、端子11および第2端子13のそれぞれとを電気的に接続できる。
また、この配線回路基板1では、金属支持層4を備えるので、強度に優れる。そうすると、外部基板33を回路領域3に実装しても、これを強固に支持できる。
従って、この配線回路基板1によれば、実装領域2および回路領域3においては、配線回路基板1の厚み方向一方側から電子素子31および外部基板33を実装できながら、回路領域3は、強度に優れる。
この配線回路基板1の実装領域2は、金属支持層4を備えないので、回路領域3に比べて、薄型である。
また、この配線回路基板1では、実装領域2の端子パターン8が、回路領域3の回路パターン9より薄いので、実装領域2を薄型化できる。
また、この配線回路基板1では、実装領域2のベース絶縁層5が、回路領域3のベース絶縁層5より薄いので、実装領域2を薄型化できる。
(変形例)
以下の各変形例において、上記した一実施形態と同様の部材および工程については、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、各変形例は、特記する以外、一実施形態と同様の作用効果を奏することができる。さらに、一実施形態およびその変形例を適宜組み合わせることができる。
一実施形態では、実装領域2は、金属支持層4を含まないが、例えば、図示しないが、金属支持層4を含んでもよい。
好ましくは、実装領域2は、金属支持層4を含まない。実装領域2は、金属支持層4を備えないので、回路領域3に比べて、薄型である。
図示しないが、端子パターン8は、回路パターン9より厚くても、または、回路パターン9と同じ厚さであってもよい。好ましくは、一実施形態のように、端子パターン8は、回路パターン9より薄い。これによって、実装領域2を薄型化できる。
また、図示しないが、実装領域2のベース絶縁層5が、回路領域3のベース絶縁層5より厚くても、または、回路領域3のベース絶縁層5と同じ厚さであってもよい。好ましくは、一実施形態のように、実装領域2のベース絶縁層5は、回路領域3のベース絶縁層5より薄い。これによって、実装領域2を薄型化できる。
また、図示しないが、配線回路基板1は、第2導体層14および中間絶縁層15を備えなくてもよい。
1 配線回路基板
2 実装領域
3 回路領域
4 金属支持層
5 ベース絶縁層
6 導体層
11 端子
12 回路
13 第2端子
31 電子素子
33 外部基板

Claims (4)

  1. 中央部に配置される実装領域と、前記実装領域を囲んで配置され、断面において面方向両端部に配置される回路領域とを備える配線回路基板であって、
    前記実装領域は、端子を含んでおり、電子素子を実装して前記端子と電気的に接続するための前記実装領域であり、
    前記回路領域は、前記端子と電気的に接続される回路、前記回路と電気的に接続される複数の第2端子をさらに含んでおり、外部基板を実装して前記複数の第2端子と電気的に接続するための前記回路領域であり、前記複数の第2端子は前記断面において、前記面方向両端部の前記回路領域の両方に配置され、
    前記実装領域は、
    ベース絶縁層と、
    前記ベース絶縁層の厚み方向一方面に対して厚み方向一方側に配置され、前記端子を含む導体層とを備え、
    前記回路領域は、
    金属支持層と、
    前記金属支持層の厚み方向一方面に配置される前記ベース絶縁層と、
    前記ベース絶縁層の厚み方向一方側に配置され、前記回路および前記複数の第2端子を含む前記導体層とを備えており、
    前記端子の厚み方向一方面、および、前記複数の第2端子の厚み方向一方面が、厚み方向一方側に露出していることを特徴とする、配線回路基板。
  2. 前記実装領域は、金属支持層を備えないことを特徴とする、請求項1に記載の配線回路基板。
  3. 前記実装領域の前記導体層が、前記回路領域の前記導体層より薄いことを特徴とする、請求項1または2に記載の配線回路基板。
  4. 前記実装領域の前記ベース絶縁層が、前記回路領域の前記ベース絶縁層より薄いことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の配線回路基板。
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