JP7458877B2 - 電解処理方法及び電解処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、処理液に含まれる被処理イオンを用いて半導体基板に所定の処理を行う電解処理方法、及び当該電解処理方法を行うための電解処理装置に関する。
電解プロセス(電解処理)は、めっき処理やエッチング処理等の種々の処理に用いられる技術である。
上述しためっき処理は、従来、例えば特許文献1に記載されためっき装置で行われる。具体的には、めっき槽内のめっき液に浸漬されたアノードと被処理体(半導体基板)間に電流を流し、この電流によってめっき液中の金属イオンを被処理体側に移動させ、さらに当該金属イオンを被処理体側でめっき金属として析出させて、めっき処理が行われる。
しかしながら、特許文献1に記載されためっき処理を行う場合、被処理体側に十分な金属イオンが集積していない場合にも、アノードと被処理体間に電流が流れるため、めっき処理の効率が悪い。さらに、このように十分な金属イオンが集積していない状態でめっき処理が行われるので、被処理体においてめっき金属が不均一に析出し、めっき処理が均一に行われない。
そこで、例えば特許文献2に記載されためっき処理が提案されている。このめっき処理では、めっき液に電気的に接続されるように直接電極と対向電極(被処理体)をそれぞれ配置すると共に、当該めっき液に電界を形成する間接電極を配置した後、間接電極に電圧を印加して、めっき液中の被処理イオンを対向電極側に移動させ、さらに直接電極と間接電極を接続して、対向電極側に移動した被処理イオンを還元する。
特開2012-132058号公報 特開2018-3133号公報
神田裕之ら著 「高抵抗基板上へのダマシン配線用Cuめっき装置開発」 エバラ時報 No.222(2009-1)
しかしながら、本発明者が鋭意検討したところ、特許文献2に記載されためっき処理では、めっきレートに改善の余地があることが分かった。すなわち、被処理イオンの移動と還元を繰り返し行う必要があるため、所望の膜厚で成膜するのに時間がかかる。特に、例えば半導体基板に高アスペクト比のホールやトレンチ(微細配線溝)に配線を形成する場合、めっき処理を行って、銅などの配線形成用金属が埋め込まれるが、めっき液の電束密度に比例し半導体基板に平面均等に成膜が進むため、微細配線溝への成膜は不利で時間がかかる。
また、非特許文献1には、微細配線溝への配線形成方法(成膜方法)が記載されている。この方法はいわゆるダマシンプロセスであり、微細配線溝にバリア膜とシード膜を成膜した後、シードを給電部として電解メッキによりCuを成膜する。
しかしながら、近年、半導体基板の給電路(給電部)はバリア膜とシード膜で薄膜化が進行しており、非特許文献1に記載された方法では、給電点(周辺)と中央との抵抗が高くなりめっき処理の均一化が課題となる。
また、めっき液の電束密度に比例し半導体基板に平面均等に成膜が進むため、微細配線溝への成膜は不利である。そして、凹凸の微細配線溝へのCuの埋め込みは添加剤が無いと困難である。
さらに、シード膜を薄膜にするとめっき時に当該シード膜が溶解する。一方、シード膜を厚膜にすると、微細配線溝の上部にオーバハングしボイドが発生する。そうすると、微細配線溝へのCuの埋め込みが困難である。
したがって、めっき処理の高速化、すなわち効率化には改善の余地がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、処理液中の被処理イオンを用いて、半導体基板に対する所定の電解処理を効率よく行うことを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、処理液に含まれる被処理イオンを用いて半導体基板に所定の処理を行う電解処理方法であって、前記半導体基板上に、当該半導体基板側から絶縁層と導電層が順に積層された絶縁構造体を単層又は複層に形成し、前記半導体基板と前記導電層を容量結合する第1の工程と、前記絶縁構造体上に前記処理液を供給すると共に、前記処理液に電気的に接続されるように電極を配置する第2の工程と、前記半導体基板と前記電極とを電源を介して接続し、前記処理液に電圧を印加して、当該処理液中の被処理イオンを前記絶縁構造体の表面に還元又は前記絶縁構造体の表面を酸化する第3の工程と、前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介さずに接続して、前記絶縁構造体の容量に帯電された電荷を放電する第4の工程と、を有し、前記第3の工程において前記電源を介した前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる充電抵抗の抵抗値は、前記第4の工程において前記電源を介さない前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる放電抵抗の抵抗値よりも小さいことを特徴としている。
本発明によれば、半導体基板と絶縁構造体の導電層が容量結合しているので、第3の工程では、例えば処理液をめっき液とする場合、絶縁構造体の容量に帯電された電荷量に応じた被処理イオンを還元して成膜することができる。したがって、例えば従来の特許文献2や非特許文献1に記載された処理に比べて、被処理イオンの配線溝の還元量を多くすることができ、成膜速度を向上させることができる。そして、第3の工程(充電工程)における被処理イオンの還元と、第4の工程(放電工程)における電荷の放電とを繰り返し行うことで、絶縁構造体上に所望の膜厚の膜を効率よく形成することができる。
また、第3の工程において絶縁構造体を酸化する場合も、上述した被処理イオンを還元する場合と同様に、絶縁構造体の配線溝の酸化量を多くすることができる。このため、例えば処理液を洗浄液とする場合であって、絶縁構造体の配線溝表面を酸化して当該表面を洗浄する場合に、洗浄を効率よく行うことができる。
前記電解処理方法では、前記第3の工程において前記処理液に印加される電圧は、前記被処理イオンを生成させるためのイオン化電圧より大きく、前記第4の工程において前記処理液に印加される電圧は、前記イオン化電圧より小さいのが好ましい。
前記電解処理方法では、前記第1の工程において、前記絶縁層上に前記導電層を部分的に形成し、前記第3の工程において、前記部分的に形成された前記導電層の表面に前記被処理イオンを還元又は前記絶縁構造体の表面を酸化してもよい。
前記電解処理方法では、前記第3の工程において、前記半導体基板を陰極とし、且つ、前記電極を陽極として前記処理液に電圧を印加して、当該処理液中の被処理イオンを前記絶縁構造体の表面に還元して成膜してもよい。
前記電解処理方法では、前記半導体基板の表面には微細溝が形成され、前記第1の工程において、前記微細溝の底面に前記導電層を形成してもよい。
別な観点による本発明は、処理液に含まれる被処理イオンを用いて半導体基板に所定の処理を行う電解処理装置であって、前記半導体基板上には、当該半導体基板側から絶縁層と導電層が順に積層された絶縁構造体が単層又は複層に形成され、前記半導体基板と前記導電層が容量結合され、前記絶縁構造体上には、前記処理液を供給されており、前記電解処理装置は、前記処理液に電気的に接続されるように配置された電極と、前記半導体基板と前記電極に接続される電源と、前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介して接続することと、前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介さずに接続することとを切り変えるスイッチと、制御部と、を有し、前記電源を介した前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる充電抵抗の抵抗値は、前記電源を介さない前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる放電抵抗の抵抗値よりも小さく、前記制御部は、前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介して接続し、前記処理液に電圧を印加して、当該処理液中の被処理イオンを前記絶縁構造体の表面に還元又は前記絶縁構造体の表面を酸化する工程と、前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介さずに接続して、前記絶縁構造体の容量に帯電された電荷を放電する工程と、を実行するように前記スイッチを制御することを特徴としている。
前記電解処理装置において、前記導電層は前記絶縁層上に部分的に形成されていてもよい。
前記電解処理装置において、前記半導体基板の表面には微細溝が形成され、前記導電層は前記微細溝の底面に形成されていてもよい。
前記電解処理装置において、前記絶縁構造体は複層に形成され、複層の前記絶縁構造体は、前記処理液側から第1の導電層、第1の絶縁層、第2の導電層、及び第2の絶縁層を順に積層された構成を有し、前記第1の導電層と前記第2の導電層は容量結合或いはビアで接続されていてもよい。
本発明によれば、処理液中の被処理イオンを用いて、半導体基板に対する所定の電解処理を効率よく行うことができる。すなわち、例えば処理液をめっき液とする場合、被処理イオンの配線溝の還元量を多くし、成膜速度を向上させることができ、その結果、所望の膜厚の膜を効率よく形成することができる。また、例えば処理液を洗浄液とする場合、絶縁構造体の表面の酸化量を多くし、当該表面の洗浄を効率よく行うことができる。
本実施形態にかかるめっき処理装置の構成の概略を示す説明図である。 本実施形態のめっき処理の主な工程を示すフローチャートである。 本実施形態のステップS3の充電工程を示す説明図である。 本実施形態のステップS3の充電工程を示す説明図である。 本実施形態のステップS4の放電工程を示す説明図である。 本実施形態において微細孔と微細溝に配線を形成する様子を示す説明図である。 他の実施形態にかかるめっき処理装置の構成の概略を示す説明図である。 他の実施形態のステップS3の充電工程を示す説明図である。 他の実施形態のステップS3の充電工程を示す説明図である。 他の実施形態のステップS4の放電工程を示す説明図である。 他の実施形態において銅めっきが形成された様子を示す説明図である。 他の実施形態にかかるめっき処理装置の構成の概略を示す説明図である。 他の実施形態にかかる洗浄処理装置の構成の概略を示す説明図である。 他の実施形態の洗浄処理における充電工程を示す説明図である。 他の実施形態の洗浄処理における放電工程を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。また、以下の説明で用いる図面において、各構成要素の寸法は、技術の理解の容易さを優先させるため、必ずしも実際の寸法に対応していない。なお、本実施形態では、本発明にかかる電解処理としてめっき処理、例えば銅めっき処理を行う場合について説明する。
<めっき処理装置>
先ず、本実施形態にかかる電解処理装置としてのめっき処理装置について説明する。図1は、本実施形態にかかるめっき処理装置1の構成の概略を示す説明図である。
めっき処理装置1で処理される半導体基板W上には、絶縁構造体Fが形成されている。絶縁構造体Fは、絶縁層Faと導電層Fbが半導体基板W側から順に積層された構成を有している。絶縁層Faは、絶縁材料、例えばSiO(シリコン酸化物)、SiCOH(炭素及び水素を含むシリコン酸化物)で構成されている。導電層Fbは、銅の拡散を抑制するためのバリア層と、めっき処理の際に電流を流すためのシード層が、半導体基板W側から順に積層されて構成されている。バリア層は、例えばTa(タンタル)、TaN(タンタルナイトライド)、Ti(チタン)、TiN(チタンナイトライド)から構成される。シード層は、例えばCu(銅)から構成される。導電層Fbは、絶縁層Faの全面に形成されている。そして、半導体基板Wと導電層Fbは容量結合されている。
半導体基板Wの上方には絶縁構造体Fに対向して、電極10が設けられている。また、絶縁構造体Fと電極10の間には、処理液としてのめっき液Mが充填されており、当該絶縁構造体Fと電極10はめっき液Mに電気的に接続されている。めっき液Mとしては、例えば硫酸銅を溶解した溶液が用いられる。すなわち、めっき液M中には、被処理イオンとして銅イオンが含まれている。
なお、めっき液Mを供給する手段は特に限定されるものではなく、例えばノズル(図示せず)が用いられる。半導体基板Wを配置した後、電極10を配設し、さらにノズルからめっき液Mを供給して充填してもよい。或いは、半導体基板Wを配置した後、ノズルから絶縁構造体F上にめっき液Mを供給し、さらに電極10を配設してもよい。
電極10には第1の配線20が接続され、半導体基板Wには第2の配線21が接続されている。第1の配線20にはスイッチ22が設けられ、第2の配線21には充電配線23と放電配線24が接続されている。スイッチ22は、第1の配線20と充電配線23の接続と、第1の配線20と放電配線24の接続とを切り替える。すなわち、第1の配線20と第2の配線21は、スイッチ22を切り替えることによって充電配線23又は放電配線24を介して接続されている。スイッチ22の切り替えは、後述する制御部40によって制御される。
充電配線23には、直流電源30と充電抵抗31が設けられている。例えば、直流電源30は第2の配線21側に設けられ、充電抵抗31は第1の配線20側に設けられている。電極10は、直流電源30の正極側に接続されている。半導体基板Wは、直流電源30の負極側に接続されている。
放電配線24には、放電抵抗32が設けられている。放電抵抗32の抵抗値は、充電抵抗31の抵抗値よりも大きい。
以上のめっき処理装置1には、制御部40が設けられている。制御部40は、例えばCPUやメモリ等を備えたコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、めっき処理装置1における半導体基板Wの処理を制御するプログラムが格納されている。なお、上記プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、当該記憶媒体から制御部40にインストールされたものであってもよい。
<めっき処理方法>
次に、以上のように構成されためっき処理装置1を用いためっき処理について説明する。図2は、本実施形態のめっき処理の主な工程(ステップ)を示すフローチャートである。
(ステップS1)
先ず、図1に示したように半導体基板W上に絶縁構造体Fを形成する。絶縁構造体Fは、絶縁層Faと導電層Fbが半導体基板W側から順に積層された構成を有している。絶縁層Faと導電層Fbの形成方法は特に限定されるものではなく、例えばスパッタリングが用いられる。そして、半導体基板Wと導電層Fbは容量結合される。
(ステップS2)
次に、めっき処理装置1において、図1に示したように半導体基板Wの上方に電極10を配置すると共に、絶縁構造体Fと電極10の間にめっき液Mを充填する。上述したように電極10の配置と、めっき液Mの充填(供給)は任意の方法で行われる。例えば電極10を配設した後、ノズルからめっき液Mを供給して充填してもよい。或いは、例えばノズルから絶縁構造体F上にめっき液Mを供給した後、電極10を配設してもよい。そして、電極10と絶縁構造体Fはそれぞれ、めっき液Mと電気的に接続される。
(ステップS3)
次に、図3(a)及び(b)に示すようにスイッチ22によって、第1の配線20、充電配線23、及び第2の配線21を接続し、半導体基板W(絶縁構造体F)と電極10とを直流電源30を介して接続する。そして、電極10を陽極とし、絶縁構造体Fを陰極として直流電圧を印加して、電界(静電場)を形成する。そうすると、電極10に正の電荷が蓄積され、電極10にめっき液M中の負の荷電粒子である陰イオンAが集まる。一方、絶縁構造体Fには負の電荷が蓄積され、絶縁構造体Fにめっき液M中の正の荷電粒子である銅イオンCが移動する。なお、図3において、点線矢印は電流の流れを示している。
この際、めっき液Mに印加される充電電圧は、銅イオンCを生成するためのイオン化電圧より大きい。そうすると、図4(a)及び(b)に示すように電極10に陰イオンAが集積し、当該電極10で酸化反応が起こる。一方、絶縁構造体Fに集積した銅イオンCが電荷を得て、銅イオンCが還元される。そして、絶縁構造体Fの表面に銅めっき50が析出する。
なお、以下の説明において、ステップS3において電極10に電荷が蓄積され、銅めっき50が形成される状態を「充電」という場合がある。
(ステップS4)
次に、図5(a)及び(b)に示すようにスイッチ22によって、第1の配線20、放電配線24、及び第2の配線21を接続し、半導体基板W(絶縁構造体F)と電極10とを直流電源30を介さずに接続する。そうすると、絶縁構造体Fの容量に帯電された電荷が放電される。なお、図5において、点線矢印は電流の流れを示している。
ここで、上述したように放電抵抗32の抵抗値は、充電抵抗31の抵抗値よりも大きい。そうすると、放電時には放電抵抗32で電圧が大きく消化されるので、めっき液Mに印加される放電電圧は、銅イオンCを生成するためのイオン化電圧より小さくなる。このため、ステップS4では、銅よりイオン化傾向の小さい、例えば水素が酸化されるため、還元された銅原子は酸化されない。
なお、以下の説明において、ステップS4において絶縁構造体Fの容量に帯電された電荷が放電される状態を「放電」という場合がある。
(ステップS5)
次に、ステップS3における充電工程と、ステップS4における放電工程とをこの順で繰り返し行う。このように充電と放電を繰り返し行うことで、銅めっき50が所望の膜厚で形成される。
以上の実施形態によれば、半導体基板Wと導電層Fbが容量結合しているので、ステップS3では、絶縁構造体Fの容量に帯電された電荷量に応じた銅めっき50を還元することができる。したがって、例えば、従来の上記特許文献2に記載された処理に比べて、銅めっき50の配線溝の還元量を多くすることができ、めっきの成長速度を向上させることができる。そして、ステップS5において、ステップS3の充電(銅イオンCの還元)と、ステップS4の放電(電荷の放電)とを繰り返し行うことで、絶縁構造体F上に所望の膜厚の銅めっき50を効率よく形成することができる。
<本実施形態の適用例>
次に、以上の実施形態のめっき処理装置1及びめっき処理方法の適用例について説明する。上記実施形態は、半導体基板Wの表面に形成された微細孔(ホール)や微細溝(トレンチ)に配線を埋め込んで形成する場合にも適用できる。図6は、微細孔100と微細溝200に配線を形成する様子を示す説明図である。
本実施形態の適用例においては、先ず、微細孔100にめっき処理を行って配線を形成した後、微細溝200にめっき処理を行って配線を形成する。したがって、ステップS1において微細孔100と微細溝200に絶縁構造体Fを形成した後、ステップS2~S5を行って微細孔100に配線を形成し、さらにステップS2~S5を行って微細溝200に配線を形成する。
(共通工程)
先ず、ステップS1において、図6(a)に示すように微細孔100の内側に絶縁構造体Fを形成すると共に、微細溝200の底面に絶縁構造体Fを形成する。なお、絶縁構造体Fの形成方法は、上記実施形態のステップS1と同様に特に限定されるものではない。
(微細孔100への配線形成工程)
微細孔100に配線を形成するに際しては、ステップS2において、微細孔100の内部にめっき液Mを充填すると共に、微細孔100の絶縁構造体Fの上方に電極10を配置する。なお、このステップS2は、上記実施形態のステップS2と同様である。
次に、ステップS3の充電工程を行って、絶縁構造体Fの表面に銅めっき50を析出させる。なお、このステップS3は、上記実施形態のステップS3と同様である。
次に、ステップS4の放電工程を行って、絶縁構造体Fの容量に帯電された電荷を放電する。なお、このステップS4は、上記実施形態のステップS4と同様である。
そして、ステップS5において、ステップS3における充電工程と、ステップS4における放電工程とをこの順で繰り返し行い、図6(b)に示すように微細孔100に銅めっき50が下方から上方に向けて形成され(ボトムアップ)、埋め込み配線110が形成される。
(微細溝200への配線形成工程)
微細溝200に配線を形成するに際しては、ステップS2において、微細溝200の内部にめっき液Mを充填すると共に、微細溝200の絶縁構造体Fの上方に電極10を配置する。なお、このステップS2は、上記実施形態のステップS2と同様である。
次に、ステップS3の充電工程を行って、絶縁構造体Fの表面に銅めっき50を析出させる。なお、このステップS3は、上記実施形態のステップS3と同様である。
次に、ステップS4の放電工程を行って、絶縁構造体Fの容量に帯電された電荷を放電する。なお、このステップS4は、上記実施形態のステップS4と同様である。
そして、ステップS5において、ステップS3における充電工程と、ステップS4における放電工程とをこの順で繰り返し行い、図6(c)に示すように微細溝200に銅めっき50が下方から上方に向けて形成され(ボトムアップ)、埋め込み配線210が形成される。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果を享受することができる。すなわち、微細孔100と微細溝200のそれぞれに、埋め込み配線110、210を効率よく形成することができる。しかも、導電層Fbの負荷、すなわちバリア層とシード層の負荷を軽減することも可能となる。
また、従来の非特許文献1に記載された方法のように半導体基板の給電路としてバリア層とシード層が用いられる場合、当該バリア層とシード層の薄膜化が進行しているため、給電点(周辺)と中央との抵抗が高くなりめっき処理の均一化が課題となる。この点、本実施形態では、半導体基板Wが給電路であり、当該半導体基板Wに均一に給電されるため、めっき処理の均一性が向上する。
また、従来の特許文献2や非特許文献1に記載された方法を用いた場合、めっき液の電束密度に比例し半導体基板に平面均等に成膜が進むため、微細配線溝への成膜は不利である。この点、本実施形態では、絶縁構造体Fが薄い微細孔100や微細溝200における容量結合度は、当該絶縁構造体Fの表面に比べて高い。これは、静電容量(容量結合度)は下記式(1)で算出され、導電層Fbと半導体基板Wの間の絶縁層Faの厚みdで決定されるためである。そしてこの結果、微細孔100や微細溝200の底部に優先的に給電され、銅めっき50が下方から上方に向けて効率的に形成される(ボトムアップされる)。
C=ε・S/d ・・・(1)
但し、C:静電容量、ε:誘電率、S:面積、d:厚み
また、従来の特許文献2や非特許文献1に記載された方法を用いた場合、シード層を薄膜にするとめっき時に当該シード層が溶解する。一方、シード層を厚膜にすると、配線溝の上部にオーバハングしボイドが発生する。この点、本実施形態では、微細溝200の底面のみに絶縁構造体Fを形成しているので、上述したシード層の溶解やボイドの発生を抑制することができる。
<他の実施形態>
次に、半導体基板W上に形成される絶縁構造体Fの他の実施形態について説明する。図7は、他の実施形態にかかるめっき処理装置1の構成の概略を示す説明図である。
絶縁構造体Fは、絶縁層Faと導電層Fbが半導体基板W側から順に積層された構成を有している。絶縁層Faは、銅の拡散を抑制するためのバリア層であり、絶縁層Faは、絶縁材料で構成されている。導電層Fbは、めっき処理の際に電流を流すためのシード層であり、例えば銅から構成される。そして、導電層Fbは、絶縁層Fa上に部分的に構成されている。そして、半導体基板Wと導電層Fbは容量結合されている。
なお、本実施形態では、バリア層は絶縁層Faであるが、上記実施形態と同様に導電層Fbであってもよい。
そして本実施形態では、先ず、ステップS1において、半導体基板W上に絶縁構造体Fを形成する。なお、絶縁構造体Fの形成方法は、上記実施形態のステップS1と同様に特に限定されるものではない。但し、導電層Fbを絶縁層Fa上に部分的に形成する際には、絶縁層Fa上にマスクを設け、所望の箇所にスパッタリングを行って、導電層Fbを形成する。
次に、ステップS2において、半導体基板Wの上方に電極10を配置すると共に、絶縁構造体Fと電極10の間にめっき液Mを充填する。なお、このステップS2は、上記実施形態のステップS2と同様である。
次に、ステップS3の充電工程において、図8(a)及び(b)に示すようにスイッチ22によって、第1の配線20、充電配線23、及び第2の配線21を接続し、半導体基板W(絶縁構造体F)と電極10とを直流電源30を介して接続する。そして、電極10を陽極とし、絶縁構造体Fを陰極として直流電圧を印加して、電界(静電場)を形成する。そうすると、電極10に正の電荷が蓄積され、電極10にめっき液M中の負の荷電粒子である陰イオンAが集まる。一方、絶縁構造体Fには負の電荷が蓄積され、絶縁構造体Fにめっき液M中の正の荷電粒子である銅イオンCが移動する。この際、銅イオンCは、絶縁構造体Fの表面にのみ集積する。
ステップS3において、めっき液Mに印加される充電電圧は、銅イオンCを生成するためのイオン化電圧より大きい。そうすると、図9(a)及び(b)に示すように電極10に陰イオンAが集積し、当該電極10で酸化反応が起こる。一方、絶縁構造体Fに集積した銅イオンCが電荷を得て、銅イオンCが還元される。そして、絶縁構造体Fの表面に銅めっき50が析出する。この際、銅めっき50は、導電層Fbの表面にのみ形成され、他の絶縁層Fa上には形成されない。
次に、ステップS4の放電工程において、図10(a)及び(b)に示すようにスイッチ22によって、第1の配線20、放電配線24、及び第2の配線21を接続し、半導体基板W(絶縁構造体F)と電極10とを直流電源30を介さずに接続する。そうすると、絶縁構造体Fの容量に帯電された電荷が放電される。
次に、ステップS5において、ステップS3における充電工程と、ステップS4における放電工程とをこの順で繰り返し行う。そうすると、銅めっき50が絶縁構造体Fから鉛直方向及び水平方向に成長し、図11に示すように銅めっき50が所望の膜厚で形成される。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果を享受することができる。すなわち、1回のステップS3の充電工程における、銅めっき50の配線溝の還元量を多くすることができ、めっきの成長速度を向上させることができる。その結果、絶縁構造体F上に所望の膜厚の銅めっき50を効率よく形成することができる。
また、本実施形態の絶縁構造体F、すなわち導電層Fbを絶縁層Fa上に部分的に形成した構成は、図6に示した微細溝200の底面に形成される絶縁構造体Fにも適用することができる。そして、微細溝200に埋め込み配線210を形成することができる。
<他の実施形態>
次に、半導体基板W上に形成される絶縁構造体Fの他の実施形態について説明する。図12は、他の実施形態にかかるめっき処理装置1の構成の概略を示す説明図である。
上記実施形態では、半導体基板W上に絶縁構造体Fが単層に形成されていたが、本実施形態では、絶縁構造体Fは複層に形成されている。すなわち、半導体基板W上には、第1の絶縁構造体F1と第2の絶縁構造体F2が半導体基板W側から順に積層されている。第1の絶縁構造体F1は、第1の絶縁層F1aと第1の導電層F1bが半導体基板W側から順に積層された構成を有し、第2の絶縁構造体F2は、第2の絶縁層F2aと第2の導電層F2bが半導体基板W側から順に積層された構成を有している。そして、第1の導電層F1bと第2の導電層F2bは容量結合されている、或いはビアで接続されている。
かかる場合、絶縁構造体F1、F2の全体の容量を大きくすることができるため、ステップS3において、銅めっき50の還元量をより多くすることができ、めっきの成長速度をさらに向上させることができる。そしてその結果、絶縁構造体F上に所望の膜厚の銅めっき50をより効率よく形成することができる。
<他の実施形態>
以上の実施形態では、電解処理としてめっき処理を行う場合について説明したが、電解処理はこれに限定されない。例えば電解処理として、洗浄処理を行ってもよい。かかる場合、電解処理装置として洗浄処理装置を用いる。図13は、他の実施形態にかかる洗浄処理装置300の構成の概略を示す説明図である。
洗浄処理装置300は、図1に示しためっき処理装置1の直流電源30の正極及び負極の向きを反対にしたものである。すなわち、洗浄処理装置300では、直流電源310の正極側に半導体基板Wが接続され、負極側に電極10が接続されている。また、絶縁構造体Fと電極10の間には、処理液としての洗浄液Lが充填されており、当該絶縁構造体Fと電極10は洗浄液Lに電気的に接続されている。なお、洗浄処理装置300のその他の構成は、めっき処理装置1の構成と同様である。
そして本実施形態では、半導体基板W上に絶縁構造体Fを形成した後、半導体基板Wの上方に電極10を配置すると共に、絶縁構造体Fと電極10の間に洗浄液Lを充填する。
次に、充電工程において、図14(a)及び(b)に示すようにスイッチ22によって、第1の配線20、充電配線23、及び第2の配線21を接続し、半導体基板W(絶縁構造体F)と電極10とを直流電源30を介して接続する。そして、電極10を陰極とし、絶縁構造体Fを陽極として直流電圧を印加して、電界(静電場)を形成する。そうすると、電極10に負の電荷が蓄積され、電極10に洗浄液L中の正の荷電粒子である陽イオンDが集まる。一方、絶縁構造体Fには正の電荷が蓄積され、絶縁構造体Fに洗浄液L中の負の荷電粒子である、被処理イオンとしての陰イオンEが移動する。
この際、洗浄液Lに印加される充電電圧は、陽イオンDを生成するためのイオン化電圧より大きい。そうすると、電極10に陽イオンDが集積し、当該電極10で還元反応が起こる。一方、絶縁構造体Fに陰イオンEが集積し、絶縁構造体Fで酸化反応が起こる。そして、絶縁構造体Fの表面が洗浄される。
次に、放電工程において、図15(a)及び(b)に示すようにスイッチ22によって、第1の配線20、放電配線24、及び第2の配線21を接続し、半導体基板W(絶縁構造体F)と電極10とを直流電源30を介さずに接続する。そうすると、絶縁構造体Fの容量に帯電された電荷が放電される。
次に、充電工程と放電工程とをこの順で繰り返し行う。そうすると、絶縁構造体Fの表面が洗浄される。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果を享受することができる。すなわち、1回の充電工程における、絶縁構造体Fの酸化量を多くすることができ、絶縁構造体Fの表面を効率よく洗浄することができる。そして、本実施形態は、微細溝200の洗浄技術として応用することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 めっき処理装置
10 電極
20 第1の配線
21 第2の配線
22 スイッチ
23 充電配線
24 放電配線
30 直流電源
31 充電抵抗
32 放電抵抗
40 制御部
50 銅めっき
100 微細孔
110 埋め込み配線
200 微細溝
210 埋め込み配線
300 洗浄処理装置
310 直流電源
A 陰イオン
C 銅イオン
D 陽イオン
E 陰イオン
F(F1、F2) 絶縁構造体
Fa(F1a、F2a) 絶縁層
Fb(F1b、F2b) 導電層
L 洗浄液
M めっき液
W 半導体基板

Claims (9)

  1. 処理液に含まれる被処理イオンを用いて半導体基板に所定の処理を行う電解処理方法であって、
    前記半導体基板上に、当該半導体基板側から絶縁層と導電層が順に積層された絶縁構造体を単層又は複層に形成し、前記半導体基板と前記導電層を容量結合する第1の工程と、
    前記絶縁構造体上に前記処理液を供給すると共に、前記処理液に電気的に接続されるように電極を配置する第2の工程と、
    前記半導体基板と前記電極とを電源を介して接続し、前記処理液に電圧を印加して、当該処理液中の被処理イオンを前記絶縁構造体の表面に還元又は前記絶縁構造体の表面を酸化する第3の工程と、
    前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介さずに接続して、前記絶縁構造体の容量に帯電された電荷を放電する第4の工程と、を有し、
    前記第3の工程において前記電源を介した前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる充電抵抗の抵抗値は、前記第4の工程において前記電源を介さない前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる放電抵抗の抵抗値よりも小さいことを特徴とする、電解処理方法。
  2. 前記第3の工程において前記処理液に印加される電圧は、前記被処理イオンを生成させるためのイオン化電圧より大きく、
    前記第4の工程において前記処理液に印加される電圧は、前記イオン化電圧より小さいことを特徴とする、請求項1に記載の電解処理方法。
  3. 前記第1の工程において、前記絶縁層上に前記導電層を部分的に形成し、
    前記第3の工程において、前記部分的に形成された前記導電層の表面に前記被処理イオンを還元又は前記絶縁構造体の表面を酸化することを特徴とする、請求項1又は2に記載の電解処理方法。
  4. 前記第3の工程において、前記半導体基板を陰極とし、且つ、前記電極を陽極として前記処理液に電圧を印加して、当該処理液中の被処理イオンを前記絶縁構造体の表面に還元して成膜することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の電解処理方法。
  5. 前記半導体基板の表面には微細溝が形成され、
    前記第1の工程において、前記微細溝の底面に前記導電層を形成することを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の電解処理方法。
  6. 処理液に含まれる被処理イオンを用いて半導体基板に所定の処理を行う電解処理装置であって、
    前記半導体基板上には、当該半導体基板側から絶縁層と導電層が順に積層された絶縁構造体が単層又は複層に形成され、
    前記半導体基板と前記導電層が容量結合され、
    前記絶縁構造体上には、前記処理液を供給されており、
    前記電解処理装置は、
    前記処理液に電気的に接続されるように配置された電極と、
    前記半導体基板と前記電極に接続される電源と、
    前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介して接続することと、前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介さずに接続することとを切り変えるスイッチと、
    制御部と、を有し、
    前記電源を介した前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる充電抵抗の抵抗値は、前記電源を介さない前記半導体基板と前記電極との接続において設けられる放電抵抗の抵抗値よりも小さく、
    前記制御部は、
    前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介して接続し、前記処理液に電圧を印加して、当該処理液中の被処理イオンを前記絶縁構造体の表面に還元又は前記絶縁構造体の表面を酸化する工程と、
    前記半導体基板と前記電極とを前記電源を介さずに接続して、前記絶縁構造体の容量に帯電された電荷を放電する工程と、を実行するように前記スイッチを制御することを特徴とする、電解処理装置。
  7. 前記導電層は前記絶縁層上に部分的に形成されていることを特徴とする、請求項に記載の電解処理装置。
  8. 前記半導体基板の表面には微細溝が形成され、
    前記導電層は前記微細溝の底面に形成されていることを特徴とする、請求項6又は7のいずれか一項に記載の電解処理装置。
  9. 前記絶縁構造体は複層に形成され、
    複層の前記絶縁構造体は、前記処理液側から第1の導電層、第1の絶縁層、第2の導電層、及び第2の絶縁層を順に積層された構成を有し、
    前記第1の導電層と前記第2の導電層は容量結合或いはビアで接続されていることを特徴とする、請求項6~のいずれか一項に記載の電解処理装置。
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