JP7457063B2 - デジタルツイン連携方法、デジタルツイン連携システム、及びデジタルツイン連携プログラム - Google Patents

デジタルツイン連携方法、デジタルツイン連携システム、及びデジタルツイン連携プログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタルツイン連携方法、デジタルツイン連携システム、及びデジタルツイン連携プログラムに関する。
近年、製造業では、製品ライフサイクル管理(PLM(Product Life Management))が行われている。PLMは、製品のライフサイクル(企画、設計、調達、加工、組立、検査、販売、廃棄など)の各工程に関わる情報を集約して管理することが行われている。例えば、PLMのシステムは、設計仕様や部品仕様(BOM(Bill of Material))、作業手順(BOP(Bill of Process))などを管理する。
他方、会計管理や生産管理、発注管理を行うERP(Enterprise Resources Planning)のシステム、生産現場指示の管理を行うMES(Manufacturing Execution System)がある。
そして、これらの複数のシステムのデータを活用して製品の生産をコンピュータ上の仮想空間で再現するデジタルツインを作成し、場所や時間などの条件を変えて、生産をシミュレーションすることが行われている。
特開2020-42814号公報
しかしながら従来では、BOM/BOPが変更された場合、設計に対してのみシステム的なデータのフィードバックが行われていた。BOPの変更には、工程の順序やリソースなどの変更がある。BOPの変更には、製品の部品のサプライヤーなどの変更がある。
また、BOM/BOPの変更は、ERPやMESにも影響を与える。しかし、BOM/BOPの変更に際して、ERPやMESに対するデータのフィードバックは手動で行われていた。すなわち、BOM/BOPが変更された場合、デジタルツインにおいてMES/ERPを含めたデータの紐付けやモデル変更を手動で行う必要があり、工数がかかるという問題があった。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、デジタルツインの構築に係る工数を削減することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様では、製品の製造を含む生産に関わる業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて前記生産を模擬するデジタルツインと、を連携するデジタルツイン連携システムが実行するデジタルツイン連携方法であって、前記デジタルツイン連携システムは、前記デジタルツインのマスタデータを有し、前記業務システムから取得した前記生産に関わる実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入するデータ投入ステップと、前記業務システムが有する前記製品の製造に関する製造情報の変更を検知する変更検知ステップと、前記変更が前記マスタデータの既存のレコードに基づいて該マスタデータで吸収可能かを判定する判定ステップと、前記判定ステップの判定結果に応じて、前記変更に基づいた前記マスタデータ又は前記モデルデータの更新を行う更新ステップとを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、デジタルツインの構築に係る工数を削減できる。
実施形態に係る全体システムの構成を示す図。 MESにおける作業員マスタを示す図。 MESにおける作業員トランザクションデータを示す図。 MESにおける設備トランザクションデータを示す図。 MESにおける作業指示データを示す図。 PLMにおけるBOPの順序データを示す図。 PLMにおけるBOPのリソースデータを示す図。 PLMにおけるBOMデータを示す図。 ETLにおけるサプライヤーマスタを示す図。 ETLにおけるPLMのBOPとデジタルツインの工程の紐付けマスタを示す図。 ETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタを示す図。 ETLにおけるアラートデータを示す図。 デジタルツインにおける製品・工程毎のトランザクションデータを示す図。 デジタルツインにおける工程の順序マスタを示す図。 デジタルツインにおける工程IDと4Mのマスタを示す図。 ETLにおけるデジタルツインの工程マスタを示す図。 実施形態に係る変更検知処理を示すフローチャート。 実施形態に係るデジタルツインモデルデータ収集処理を示すフローチャート。 実施形態に係る変更箇所とモデル差分判定及びETL・デジタルツインマスタ更新処理を示すフローチャート。 図19のステップS32~S34の説明図。 図19のステップS35~S37の説明図。 図19のステップS38~S41の説明図。 実施形態に係るアラート発信処理を示すフローチャート。 実施形態に係るユーザインターフェースを示す図。 実施形態に係るデータ投入処理を示すフローチャート。 コンピュータのハードウェアを示す図。
以下、図面を参照して本願開示の技術に係る実施形態を説明する。実施形態は、図面も含めて本願を説明するための例示である。実施形態では、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がされている。特に限定しない限り、実施形態の各構成要素は単数でも複数でもよい。
同一又は類似の構成要素には同一の符号を付与し、既出に対する後出の実施形態での説明は、省略されるか、差分を中心としてなされる場合がある。
同一又は類似の構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。また、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
実施形態において、プログラムを実行して行う処理について説明する場合がある。コンピュータは、プロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit))により、記憶資源(例えばメモリ)やインターフェースデバイス(例えば通信ポート)等を用いながら、プログラムで定められた処理を行う。そのため、プログラムを実行して行う処理の主体を、プロセッサとしてもよい。同様に、プログラムを実行して行う処理の主体が、プロセッサを有するコントローラ、装置、システム、計算機、ノードであってもよい。プログラムを実行して行う処理の主体は、演算部であればよく、特定の処理を行う専用回路を含んでいてもよい。ここで、専用回路とは、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等である。
プログラムは、プログラムソースから計算機にインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバまたは計算機が読取り可能な非一時的な記憶メディアであってもよい。プログラムソースがプログラム配布サーバの場合、プログラム配布サーバはプロセッサと配布対象のプログラムを記憶する記憶資源を含み、プログラム配布サーバのプロセッサが配布対象のプログラムを他の計算機に配布してもよい。また、実施形態において、2以上のプログラムが1つのプログラムとして実現されてもよいし、1つのプログラムが2以上のプログラムとして実現されてもよい。
以下の実施形態では、テーブル形式で各種情報を説明するが、各種情報はテーブル以外の形式であってもよい。また、各種マスタ及び各種データは、特に明記がなくても、所定の記憶領域に格納されているものである。
また、以下の実施形態では、「AAAのBBBデータ」のように、「BBBデータ」を「AAA」システムが有するように記載する場合がある。しかし、「BBBデータ」は、「AAA」システムによって入出力されるデータであり、「AAA」システムとは異なるデータベースシステムに格納される場合もある。
以下の実施形態では、例えばシステムを提供するサーバの構成において、プロセッサやメモリ、その他のハードウェアといった一般的な構成の図示及び説明を省略し、本願開示の技術に関連する要素及び処理を中心に図示及び説明する。
[実施形態]
(全体システム1の構成)
図1は、実施形態に係る全体システム1の構成を示す図である。全体システム1は、MES(Manufacturing Execution System)2、PLM(Product Lifecycle Management)3、ETL(Extract,Transform,Load)4、及びデジタルツイン5を含んで構成される。
MES2、PLM3、及びERPのシステム(Enterprise Resources Planning、不図示)が、製品の製造を含む生産に関わる業務システムの一例である。本実施形態では、製品の生産は、例えば、製品の企画、設計、調達、加工、組立、検査、販売、及び廃棄の工程を含むとする。また、例えば、加工、組立、及び検査が、製造の工程であるとする。
MES2は、製造実行システムであり、製造工程の管理や、工程の作業員への指示などを行う。MES2は、作業員マスタ21、作業員トランザクションデータ22、設備トランザクションデータ23、及び作業指示データ24を有する。作業員マスタ21、作業員トランザクションデータ22、設備トランザクションデータ23、及び作業指示データ24は、業務システムから取得した生産に関わる実績データの一例である。
なお、作業員マスタ21、作業員トランザクションデータ22、設備トランザクションデータ23、及び作業指示データ24は、MES2が有するとしている。しかしこれに限らず、ERPのシステムがこれらのマスタ及びデータのうちの1つ以上を有してもよい。例えば作業指示データ24は、ERPのシステムが有してもよい。
PLM3は、製品ライフサイクル管理システムであり、製品の企画、設計、生産、販売、廃棄などの製品のライフサイクルに含まれる一連の工程に関わる情報を管理する。PLM3は、BOP(Bill of Process)データ31及びBOM(Bill Of Materials)データ32を有する。BOPデータ31及びBOMデータ32は、業務システムが有する製品の製造に関する製造情報の一例である。
ETL4は、業務システムと、デジタルツイン5とを連携するデジタルツイン連携システムの一例である。ETL4は、各種のデータベース又はデータレイクからデータを“抽出(Extract)”し、抽出したデータを“変換(Transform)”して整形し、整形したデータをデータウェアハウスへ“書き出す(Load)”機能を有するシステムである。ETL4は、変更箇所検知部41、モデルデータ収集部42、モデルデータ更新部43、ETLマスタ(マスタデータ)43a、アラート出力部44、アラートデータ44a、及びデータ投入部45を含んで構成される。ETLマスタ43aは、MES2やERPの実績データを、デジタルツイン5のトランザクションデータ51に変換する際に用いられるマスタデータである。
デジタルツイン5は、製品のライフサイクルや生産に関係するデータを現実世界から収集し、このデータに基づいて、現実世界の製品の生産のシミュレーションモデルを構築し、コンピュータ上で製品の生産・製造をシミュレーションするシステムである。すなわち、デジタルツイン5は、業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて生産を模擬する。デジタルツイン5は、トランザクションデータ51、モデルデータ52、及びUI部53を含んで構成される。
(MES2における作業員マスタ21)
図2は、MES2における作業員マスタ21を示す図である。作業員マスタ21は、「作業員ID」「従事年数」「取得スキル1」「取得スキル2」・・・の列を有する。「従事年数」は、該当の作業員が作業に従事した経験年数である。「取得スキル1」は、該当の作業員が作業に関する「取得スキル1」を有するか否かの情報である。作業員マスタ21は、作業員毎の作業スキルを含む作業に関係する属性を管理する。
(MES2における作業員トランザクションデータ22)
図3は、MES2における作業員トランザクションデータ22を示す図である。作業員トランザクションデータ22は、作業員及び工程の作業開始及び作業終了毎に設けられる。作業員トランザクションデータ22は、「作業員ID」「作業指示ID」「作業開始日時」「作業終了日時」の列を有する。作業員トランザクションデータ22は、「作業員ID」で識別される作業員が「作業指示ID」で識別される作業を「作業開始日時」に開始し、「作業終了日時」に終了したことを示す記録である。
(MES2における設備トランザクションデータ23)
図4は、MES2における設備トランザクションデータ23を示す図である。設備トランザクションデータ23は、生産現場の製造機械や治具などである。設備トランザクションデータ23は、設備毎に設けられる。設備トランザクションデータ23は、「日時」「作業指示ID」「稼働実績1」「稼働実績2」・・・の列を有する。設備トランザクションデータ23は、該当の設備が、「日時」において、「作業指示ID」で識別される作業を開始し、「稼働実績1」「稼働実績2」・・・で示される製造に関する各種数量の実績を達成したことを示す記録である。
(MES2における作業指示データ24)
図5は、MES2における作業指示データ24を示す図である。作業指示データ24は、「作業指示ID」「BOPID」「製品ID」「製品一貫ID」「完了実績」の列を有する。作業指示データ24は、「製品一貫ID」で製品グループのIDが付与された「製品ID」で識別される製品の製造を、「BOPID」で識別されるBOPに従って実行する作業指示のデータである。「完了実績」は、該当の作業指示に基づく作業が完了した日時である。
(PLM3におけるBOPの順序データ311)
図6は、PLM3におけるBOPの順序データ311を示す図である。BOPの順序データ311は、BOPデータ31に含まれる。BOPの順序データ311は、「製品ID」「BOPID」「順序」の列を有する。BOPの順序データ311は、「製品ID」で識別される製品を、「BOPID」で識別されるBOPに従って、「順序」に示される順序で製造することを示す。
(PLM3におけるBOPのリソースデータ312)
図7は、PLM3におけるBOPのリソースデータ312を示す図である。BOPのリソースデータ312は、BOPデータ31に含まれる。BOPのリソースデータ312は、「製品ID」「BOPID」「種別」「リソースID」「数量」の列を有する。BOPのリソースデータ312は、「製品ID」で識別される製品を「BOPID」で識別されるBOPに従って製造する際に必要なリソースの「種別」「リソースID」「数量」を示す。
(PLM3におけるBOMデータ32)
図8は、PLM3におけるBOMデータ32を示す図である。BOMデータ32は、「製品ID」「部品ID」「数量」「サプライヤーID」の列を有する。BOMデータ32は、「製品ID」で識別される製品を製造するために「部品ID」で識別される部品が「数量」分だけ必要であり、そのサプライヤーは「サプライヤーID」で識別されることを示す。
(ETL4におけるサプライヤーマスタ431)
図9は、ETL4におけるサプライヤーマスタ431を示す図である。サプライヤーマスタ431は、ETLマスタ43aに含まれる。サプライヤーマスタ431は、「製品ID」「工程ID」「サプライヤーの履歴」の列を有する。サプライヤーマスタ431は、「製品ID」で識別される製品を「工程ID」で識別される工程で過去に製造したサプライヤーIDを示す。
(ETL4におけるPLM3のBOPとデジタルツイン5の工程の紐付けマスタ432)
図10は、ETL4におけるPLM3のBOPとデジタルツイン5の工程の紐付けマスタ432を示す図である。紐付けマスタ432は、ETLマスタ43aに含まれる。紐付けマスタ432は、「製品ID」「工程ID」「紐付くBOPID」の列を有する。紐付けマスタ432は、「製品ID」で識別される製品を「工程ID」で識別される工程で過去に製造した際に紐付けられた「BOPID」を示す。
(ETL4における工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433)
図11は、ETL4における工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433を示す図である。テーブル紐付けマスタ433は、ETLマスタ43aに含まれる。テーブル紐付けマスタ433は、「工程ID」「4M種別」「テーブル」の列を有する。テーブル紐付けマスタ433は、「工程ID」で識別される工程と、「4M種別」で識別されるリソースの種別とを紐付ける「テーブル」を示す。
(ETL4におけるアラートデータ44a)
図12は、ETL4におけるアラートデータ44aを示す図である。アラートデータ44aは、「アラート発生時刻」「アラート種別」「メッセージ」「対策完了」の列を有する。アラートデータ44aは、1レコード毎に、後述のUI部53から出力されるユーザインターフェース53D(図24)に表示される。ユーザによって対策されたアラートは、「対策完了」が“True”となる。
(デジタルツイン5における製品・工程毎のトランザクションデータ511)
図13は、デジタルツイン5における製品・工程毎のトランザクションデータ511を示す図である。製品・工程毎のトランザクションデータ511は、トランザクションデータ51に含まれる。製品・工程毎のトランザクションデータ511は、「製品一貫ID」「工程ID」「完了実績」の列を有する。製品・工程毎のトランザクションデータ511は、「製品一貫ID」で識別される製品グループの製品に対して実行した工程と工程の完了日時の実績を対応付けて示す。
(デジタルツイン5における工程の順序マスタ521)
図14は、デジタルツイン5における工程の順序マスタ521を示す図である。工程の順序マスタ521は、モデルデータ52に含まれる。工程の順序マスタ521は、「工程ID」「次工程ID」の列を有する。工程の順序マスタ521は、工程の順序を示す。
(デジタルツイン5における工程IDと4Mのマスタ522)
図15は、デジタルツイン5における工程IDと4Mのマスタ522を示す図である。工程IDと4Mのマスタ522は、モデルデータ52に含まれる。工程IDと4Mのマスタ522は、「工程ID」「Man」「Machine」の列を有する。工程IDと4Mのマスタ522は、各工程に対する「Man」及び「Machine」の各リソースの割当てを示す。「Man」及び「Machine」の“True”は該当リソースが該当の工程に割当てられ、“False”は該当リソースが該当の工程に割当てられられないことを示す。
(デジタルツイン5における工程マスタ523)
図16は、ETL4におけるデジタルツイン5の工程マスタ523を示す図である。工程マスタ523は、ETLマスタ43aに含まれる。工程マスタ523は、「工程ID」で識別される工程の「工程名」を示す。
(変更検知処理)
図17は、実施形態に係る変更検知処理を示すフローチャートである。変更検知処理は、ETL4の変更箇所検知部41によって、所定周期またはユーザ指定の契機で実行される。
先ずステップS11では、変更箇所検知部41は、PLM3におけるBOPデータ31及びBOMデータ32の変更を検知する。次にステップS12では、変更箇所検知部41は、変更箇所の変更前と変更後のBOPデータ31及びBOMデータ32を収集し、記憶領域(不図示)に格納する。
(デジタルツインモデルデータ収集処理)
図18は、実施形態に係るデジタルツインモデルデータ収集処理を示すフローチャートである。デジタルツインモデルデータ収集処理は、モデルデータ収集部42によって、変更検知処理(図17)に引き続き実行される。
先ずステップS21では、モデルデータ収集部42は、デジタルツイン5から工程の順序マスタ521を取得し、記憶領域(不図示)に格納する。次にステップS22では、モデルデータ収集部42は、デジタルツイン5から工程IDと4Mのマスタ522を取得し、記憶領域(不図示)に格納する。
(変更箇所とモデル差分判定及びETL・デジタルツインマスタ更新処理)
図19は、実施形態に係る変更箇所とモデル差分判定及びETL・デジタルツインマスタ更新処理を示すフローチャートである。変更箇所とモデル差分判定及びETL・デジタルツインマスタ更新処理は、モデルデータ更新部43によって、デジタルツインモデルデータ収集処理(図18)に引き続き実行される。
先ずステップS31では、モデルデータ更新部43は、変更箇所検知部41によって変更が検知されたのがBOMデータ32かを判定する。モデルデータ更新部43は、変更が検知されたのがBOMデータ32である場合(ステップS31YES)にステップS32に処理を移す。モデルデータ更新部43は、変更が検知されたのがBOPデータ31である場合(ステップS31NO)にステップS35に処理を移す。
ステップS32では、モデルデータ更新部43は、変更されたBOMデータ32の箇所が、調達から製造前までの工程に関連する「サプライヤーID」かを判定する。本実施形態では、調達の工程が該当する。モデルデータ更新部43は、「サプライヤーID」である場合(ステップS32YES)にステップS33に処理を移す。モデルデータ更新部43は、「部品又は数量」である場合(ステップS32NO)にステップS35に処理を移す。
ステップS33では、モデルデータ更新部43は、デジタルツインのモデルデータ52(工程の順序マスタ521及び工程IDと4Mのマスタ522)で工程IDの増加があるかを判定する。「デジタルツインのモデルデータ52で工程IDの増加がある」とは、変更されたBOMデータ32がサプライヤーマスタ431に存在しない場合である。「変更されたBOMデータ32がサプライヤーマスタ431に存在しない」とは、BOMデータ32の変更がETLマスタ43aの既存のレコードに基づいてETLマスタ43aで吸収不可能であることをいう。逆に、「変更されたBOMデータ32がサプライヤーマスタ431に存在する」とは、BOMデータ32の変更がETLマスタ43aの既存のレコードに基づいてETLマスタ43aで吸収可能であることをいう。
モデルデータ更新部43は、デジタルツインのモデルデータ52で工程IDの増加がある場合(ステップS33YES)にステップS34に処理を移す。モデルデータ更新部43は、デジタルツインのモデルデータ52で工程IDの増加がない場合(ステップS33NO)にステップS35に処理を移す。
ステップS34では、モデルデータ更新部43は、工程IDの増加を通知し対策を促すアラートのレコードを作成し、アラートデータ44aに追加する。
図20は、図19のステップS32~S34の説明図である。BOM変更には、部品変更や数量変更と、サプライヤー変更の2つが考えられる。デジタルツインにおいて製造工程以前に関連するモデルの変更の要否を確認する。本実施形態では、製造以前の工程に関係するデジタルツインのモデルは調達に関係するサプライヤーマスタ431であるため、BOM変更によるサプライヤーマスタ431の変更の要否を確認する。
図20に示すように、BOMデータ32の1行目はサプライヤーIDが変更になっている(ステップS32YES)。BOMデータ32の1行目は、変更によって、「製品ID」“A001”、「サプライヤーID」“S002”となる。「製品ID」“A001”、「サプライヤーID」“S002”の組合せは、サプライヤーマスタ431の2行目に既に存在するため(ステップS33NO)、デジタルツイン5のモデルデータ52の変更は必要ない。
BOMデータ32の2行目もサプライヤーIDが変更になっている(ステップS32YES)。BOMデータ32の2行目は、変更によって、「製品ID」“A001”、「サプライヤーID」“S003”となる。「製品ID」“A001”、「サプライヤーID」“S003”の組合せは、サプライヤーマスタ431には存在しないため(ステップS33YES)、「工程ID」の追加が必要であるため、デジタルツイン5のモデルデータ52の変更の検討を促すアラートを生成してアラートデータ44aに出力する(ステップS34)。
図19の説明に戻る。ステップS35では、モデルデータ更新部43は、BOPの手順が増えた(BOPの順序データ311のレコードが増えた)かを判定する。モデルデータ更新部43は、BOPの手順が増えた場合(ステップS35YES)にステップS36に処理を移す。モデルデータ更新部43は、BOPの手順が増えていない場合(ステップS35NO)にステップS38に処理を移す。
ステップS36では、モデルデータ更新部43は、デジタルツインのモデル(デジタルツインの工程の紐付けマスタ432)で工程IDの増加があるかを判定する。モデルデータ更新部43は、デジタルツインのモデルで工程IDの増加がある場合(ステップS36YES)にステップS37に処理を移す。モデルデータ更新部43は、デジタルツインのモデルで工程IDの増加がない場合(ステップS36NO)にステップS38に処理を移す。
ステップS37では、モデルデータ更新部43は、デジタルツインの工程の紐付けマスタ432に、BOPの順序データ311で増えたレコードに該当する工程IDのレコードを追加可能である場合に、このレコードをデジタルツインの工程の紐付けマスタ432に追加する。一方、モデルデータ更新部43は、デジタルツインの工程の紐付けマスタ432に、BOPの順序データ311で増えたレコードに該当する工程IDのレコードを追加不可能である場合に、モデルデータ52(デジタルツインにおける工程の順序マスタ521)に該当の工程IDを追加する。
図21は、図19のステップS35~S37の説明図である。ステップS35~S37では、デジタルツイン5上のモデルの中に増加分のBOPの手順を吸収可能な手順(BOPID)があればETLマスタ43aに追加し、吸収不可能であればデジタルツインのモデルデータ52の変更へ移行する。
図21に示すように、BOPの順序データ311では、3行目と5行目が追加されたとする(ステップS35YES)。追加された「BOPID」が順序として「工程ID」の中に吸収可能な場合(ステップS36YES)、ETLにおけるPLMのBOPとデジタルツインの工程の紐付けマスタ432にレコードの追加を行う(ステップS37)。“吸収可能”とは、ETLにおけるPLMのBOPとデジタルツインの工程の紐付けマスタ432と、BOPの順序データ311を比較し、同一工程ID内に追加された「BOPID」が含まれる場合をいう。
3行目の「BOPID」“O014”は、PLMのBOPとデジタルツインの工程の紐付けマスタ432の「製品ID」“A001”の「紐付くBOPID」“O002”と“O003”の間に、「工程ID」“B001”として挿入可能である。
一方、PLMのBOPとデジタルツインの工程の紐付けマスタ432の「製品ID」“A001”の「紐付くBOPID」“O002”と“O003”が「工程ID」が“B001”と“B002”で異なり、「BOPID」と「工程ID」の関係性が明確でない。このため、5行目の「BOPID」“O015”は、「製品ID」“A001”の「紐付くBOPID」“O002”と“O003”の間に挿入できない。よって、5行目の「BOPID」“O015”に対応する「工程ID」がモデルデータ52(デジタルツインにおける工程の順序マスタ521)に追加される。
図19の説明に戻る。ステップS38では、モデルデータ更新部43は、ETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433に、変更されたリソースを管理する既存テーブルが存在するかを判定する。モデルデータ更新部43は、既存テーブルが存在する場合(ステップS38YES)にステップS39に処理を移す。モデルデータ更新部43は、既存テーブルが存在しない場合(ステップS38NO)にステップS40に処理を移す。
ステップS39では、モデルデータ更新部43は、変更されたリソースに関係するレコードをコピーして新たな「工程ID」を付与し、ETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433に登録する。
一方、ステップS40では、モデルデータ更新部43は、デジタルツインのモデルデータ(工程IDと4Mのマスタ522)を変更する。具体的には、工程IDと4Mのマスタ522に、新たな「工程ID」のレコードを作成し、変更後のリソース種別(Man(人)、設備(Machine))の欄に“True(該当)”又は“False(非該当)”を格納する。次にステップS41では、モデルデータ更新部43は、新たな「リソース種別」「リソースID」のリソースを管理するテーブルが存在しないため、データ項目を作成し、テーブル項目を示した上で新規テーブルの作成の必要性を通知するアラートを生成して、アラートデータ44aに追加する。
図22は、図19のステップS38~S41の説明図である。ステップS38~S41では、デジタルツイン上の業務モデルの中に吸収可能なリソースを管理するテーブルが存在すればこのテーブルと新たな「工程ID」とを対応付けて吸収させ、なければ新たなテーブルを作成するようにアラートを出力する。
図22に示すように、BOPのリソースデータ312では、3行目と5行目でリソースが変更されたとする。変更されたリソースを吸収可能な場合(ステップS38YES)に、ETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433にレコードの追加を行う(ステップS39)。「吸収可能」とは、変更されたリソースを管理するテーブルがETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433に記載されていることをいう。
リソース変更後の3行目の「種別」“人”、「リソースID」“H002”のリソースは、ETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433の「工程ID」“B002”の「テーブル」“Manに関するテーブル”にて管理されている(ステップS38YES)。よって、ETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433の1行目のレコードがコピーされ、「工程ID」を“B001”とした新たなレコードが追加される(ステップS39)。
一方、リソース変更後の5行目の「種別」“設備”、「リソースID」“F002”のリソースを管理するテーブルは、ETLにおける工程とリソースのテーブル紐付けマスタ433に記載がない(ステップS38NO)。このため、デジタルツイン5のモデルデータ52が変更され(ステップS40)、「リソース種別」“設備”、「リソースID」“F002”のリソースを管理するテーブル作成の必要性を通知するアラートが作成され、アラートデータ44aに追加される(ステップS41)。
(アラート発信処理)
図23は、実施形態に係るアラート発信処理を示すフローチャートである。図24は、実施形態に係るユーザインターフェース53Dを示す図である。アラート発信処理は、アラート出力部44によって、ユーザ指示を契機として実行される。
先ずステップS51では、アラート出力部44は、デジタルツイン5のUI部53に表示したユーザインターフェース53Dの検索出力ボタン531が押下されたことを検出する。次にステップS52では、アラート出力部44は、アラートデータ44aを検索し、「対策完了」の列に“False”の値が格納されている未対策のデータを抽出する。次にステップS53では、アラート出力部44は、ステップS52で抽出した未対策のデータを、表示領域533に表示する。ユーザによってアラートが示す内容に対する対策がなされ対策完了ボタン532が押下されると、該当のアラートデータ44aの「対策完了」の列の値が“True”に更新される。
(データ投入処理)
図25は、実施形態に係るデータ投入処理を示すフローチャートである。データ投入処理は、データ投入部45によって、所定周期またはユーザ指定の契機で実行される。
先ずステップS61では、データ投入部45は、作業指示データ24から、「製品一貫ID」毎の「作業指示ID」を取得する。次にステップS62では、データ投入部45は、ステップS61で取得した「作業指示ID」に紐付くレコードを作業員トランザクションデータ22及び設備トランザクションデータ23から取得する。
次にステップS63では、データ投入部45は、作業指示データ24を参照し、ステップS61で取得した「作業指示ID」に対応付けられている「BOPID」を取得し、この「BOPID」を持つレコードをETLにおけるPLMのBOPとデジタルツインの工程の紐付けマスタ432から抽出する。そしてデータ投入部45は、抽出したレコードの「工程ID」を特定する。すなわち、データ投入部45は、「作業指示ID」に対応付けられた「BOPID」から、デジタルツインのモデルに該当する「工程ID」を判定する。
次にステップS64では、データ投入部45は、ステップS63で特定した「工程ID」に該当する「作業指示ID」の作業指示データ24の「製品一貫ID」「完了実績」の項目に「工程ID」を付加して、デジタルツイン5の製品・工程毎のトランザクションデータ511に追加する。
次にステップS65では、データ投入部45は、ステップS63で特定した「工程ID」に該当する「作業指示ID」の作業員トランザクションデータ22及び設備トランザクションデータ23を、デジタルツイン5のトランザクションデータ51に追加する。
(実施形態の効果)
上述の実施形態では、ETL4は、PLM3が有するBOPデータ31又はBOMデータ32の変更が、デジタルツイン5へ実績データ20を投入する際のデータ変換のためのETLマスタ43aで吸収可能か否かに応じて、変更に基づいたETLマスタ43a又はデジタルツイン5のモデルデータ52の更新を行う。よって、デジタルツイン5のデータを自動的に更新するので、デジタルツイン5の構築及び更新の工数を削減できる。
また、上述の実施形態では、ETL4は、時間と場所の推移でBOPデータ31又はBOMデータ32に変更が発生した場合に、デジタルツイン5のモデルデータでの変更が発生するか否かを判定した上で、ETLマスタ43aのモデル変更を自動的に行う。よって、BOPデータ31又はBOMデータ32の変更の影響範囲を把握して、無駄な工数を発生させず効率的にデジタルツイン5の構築及び更新を行うことができる。
また、上述の実施形態では、ETL4は、MES2/ERP及びPLM3とデジタルツイン5を連携する。よって、ETL4は、BOPデータ31又はBOMデータ32の変更を元に、製造だけでなくサプライチェーン全体を含んだデジタルツイン5のモデルを構築し、自動連携させることができる。
(コンピュータ1000のハードウェア)
図26は、コンピュータ1000の構成例を示すハードウェア図である。例えば、MES2、PLM3、ETL4、デジタルツイン5、あるいはこれらのシステムを適宜統合したシステムは、コンピュータ1000によって実現される。
コンピュータ1000は、バス等の内部通信線1009を介して相互に接続されたCPUをはじめとするプロセッサ1001、主記憶装置1002、補助記憶装置1003、ネットワークインタフェース1004、入力装置1005、及び出力装置1006を備える。
プロセッサ1001は、コンピュータ1000全体の動作制御を司る。また主記憶装置1002は、例えば揮発性の半導体メモリから構成され、プロセッサ1001のワークメモリとして利用される。補助記憶装置1003は、ハードディスク装置、SSD(Solid State Drive)、又はフラッシュメモリ等の大容量の不揮発性の記憶装置から構成され、各種プログラムやデータを長期間保持するために利用される。
補助記憶装置1003に格納された実行可能プログラム1100がコンピュータ1000の起動時や必要時に主記憶装置1002にロードされ、主記憶装置1002にロードされた実行可能プログラム1100をプロセッサ1001が実行することにより、各種処理を実行する各システムが実現される。
なお、実行可能プログラム1100は、非一時的記録媒体に記録され、媒体読み取り装置によって非一時的記録媒体から読み出されて、主記憶装置1002にロードされてもよい。または、実行可能プログラム1100は、ネットワークを介して外部のコンピュータから取得されて、主記憶装置1002にロードされてもよい。
ネットワークインタフェース1004は、コンピュータ1000をシステム内の各ネットワークに接続する、あるいは他のコンピュータと通信するためのインタフェース装置である。ネットワークインタフェース1004は、例えば、有線LAN(Local Area Network)や無線LAN等のNIC(Network Interface Card)から構成される。
入力装置1005は、キーボードや、マウス等のポインティングデバイス等から構成され、ユーザがコンピュータ1000に各種指示や情報を入力するために利用される。出力装置1006は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置や、スピーカ等の音声出力装置から構成され、必要時に必要な情報をユーザに提示するために利用される。
本願開示の技術は上述の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記した実施形態は本願開示の技術を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、矛盾しない限りにおいて、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成で置き換え、ある実施形態の一部または全部の構成に他の実施形態の一部または全部の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、構成の追加、削除、置換、統合、または分散をすることが可能である。また、実施形態で示した構成および処理は、処理効率または実装効率に基づいて適宜分散、統合、または入れ替えることが可能である。
1:全体システム、2:MES、3:PLM、4:ETL、5:デジタルツイン、20:実績データ、31:BOPデータ、32:BOMデータ、41:変更箇所検知部、42:モデルデータ収集部、43:モデルデータ更新部、43a:ETLマスタ、44:アラート出力部44a:アラートデータ、45:データ投入部、51:トランザクションデータ、52:モデルデータ、53:UI部、53D:ユーザインターフェース

Claims (11)

  1. 製品の製造を含む生産に関わる業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて前記生産を模擬するデジタルツインと、を連携するデジタルツイン連携システムが実行するデジタルツイン連携方法であって、
    前記デジタルツイン連携システムは、前記デジタルツインのマスタデータを有し、
    前記業務システムから取得した前記生産に関わる実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入するデータ投入ステップと、
    前記業務システムが有する前記製品の製造に関する製造情報の変更を検知する変更検知ステップと、
    前記変更が前記マスタデータの既存のレコードに基づいて該マスタデータで吸収可能かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に応じて、前記変更に基づいた前記マスタデータ又は前記モデルデータの更新を行う更新ステップと
    を含み、
    前記データ投入ステップでは、
    前記業務システムのうちのMES(Manufacturing Execution System)又はERP(Enterprise Resources Planning)を行うシステムから取得した前記実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入し、
    前記変更検知ステップでは、
    前記業務システムのうちのPLM(Product Life Management)を行うシステムが有する前記製造情報であるBOM(Bill of Material)又はBOP(Bill of Process)の変更を検知し、
    前記判定ステップでは、
    前記変更が、前記BOMの所定の工程に関連するサプライヤーの変更かを判定し、
    変更された前記サプライヤーが前記マスタデータの既存のレコードに存在するかを判定し、
    前記更新ステップでは、
    変更された前記サプライヤーが前記マスタデータの既存のレコードに存在する場合には前記マスタデータを更新しない
    ことを特徴とするデジタルツイン連携方法。
  2. 請求項に記載のデジタルツイン連携方法であって、
    変更された前記サプライヤーが前記マスタデータの既存のレコードに存在しない場合に、前記サプライヤーの変更に応じて前記モデルデータへの工程の追加を促すアラートを作成するアラート作成ステップと、
    前記アラート作成ステップによって作成された前記アラートを、ユーザインターフェースを介して出力する出力ステップと
    を含んだことを特徴とするデジタルツイン連携方法。
  3. 製品の製造を含む生産に関わる業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて前記生産を模擬するデジタルツインと、を連携するデジタルツイン連携システムが実行するデジタルツイン連携方法であって、
    前記デジタルツイン連携システムは、前記デジタルツインのマスタデータを有し、
    前記業務システムから取得した前記生産に関わる実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入するデータ投入ステップと、
    前記業務システムが有する前記製品の製造に関する製造情報の変更を検知する変更検知ステップと、
    前記変更が前記マスタデータの既存のレコードに基づいて該マスタデータで吸収可能かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に応じて、前記変更に基づいた前記マスタデータ又は前記モデルデータの更新を行う更新ステップと
    を含み、
    前記データ投入ステップでは、
    前記業務システムのうちのMES(Manufacturing Execution System)又はERP(Enterprise Resources Planning)を行うシステムから取得した前記実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入し、
    前記変更検知ステップでは、
    前記業務システムのうちのPLM(Product Life Management)を行うシステムが有する前記製造情報であるBOM(Bill of Material)又はBOP(Bill of Process)の変更を検知し、
    前記判定ステップでは、
    前記変更が、前記BOPの手順の増加であるかを判定し、
    増加した前記BOPの手順が前記マスタデータの既存のレコードに挿入可能かを判定し、
    前記更新ステップでは、
    増加した前記BOPの手順が前記マスタデータの既存のレコードに挿入可能な場合に該増加した前記BOPの手順を前記マスタデータに挿入し、該増加した前記BOPの手順が前記マスタデータの過去のレコードに挿入可能でない場合に前記BOPの手順の増加に応じて前記モデルデータへ新規の工程IDを追加する
    ことを特徴とするデジタルツイン連携方法。
  4. 製品の製造を含む生産に関わる業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて前記生産を模擬するデジタルツインと、を連携するデジタルツイン連携システムが実行するデジタルツイン連携方法であって、
    前記デジタルツイン連携システムは、前記デジタルツインのマスタデータを有し、
    前記業務システムから取得した前記生産に関わる実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入するデータ投入ステップと、
    前記業務システムが有する前記製品の製造に関する製造情報の変更を検知する変更検知ステップと、
    前記変更が前記マスタデータの既存のレコードに基づいて該マスタデータで吸収可能かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に応じて、前記変更に基づいた前記マスタデータ又は前記モデルデータの更新を行う更新ステップと
    を含み、
    前記データ投入ステップでは、
    前記業務システムのうちのMES(Manufacturing Execution System)又はERP(Enterprise Resources Planning)を行うシステムから取得した前記実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入し、
    前記変更検知ステップでは、
    前記業務システムのうちのPLM(Product Life Management)を行うシステムが有する前記製造情報であるBOM(Bill of Material)又はBOP(Bill of Process)の変更を検知し、
    前記判定ステップでは、
    前記変更が、前記BOPのリソースの変更であるかを判定し、
    変更された前記リソースを管理するテーブルが存在して前記マスタデータの既存のレコードに記載されているかを判定し、
    前記更新ステップでは、
    前記テーブルが前記マスタデータの既存のレコードに記載されている場合に、該既存のレコードをコピーして新規の工程IDを付与して前記マスタデータに挿入する
    ことを特徴とするデジタルツイン連携方法。
  5. 請求項に記載のデジタルツイン連携方法であって、
    前記テーブルが前記マスタデータの既存のレコードに記載されていない場合に、該テーブルの作成を促すアラートを作成するアラート作成ステップと、
    前記アラート作成ステップによって作成された前記アラートを、ユーザインターフェースを介して出力する出力ステップと
    を含んだことを特徴とするデジタルツイン連携方法。
  6. 製品の製造を含む生産に関わる業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて前記生産を模擬するデジタルツインと、を連携するデジタルツイン連携システムであって、
    前記デジタルツインのマスタデータを記憶する記憶部と、
    前記業務システムから取得した前記生産に関わる実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入するデータ投入部と、
    前記業務システムが有する前記製品の製造に関する製造情報の変更を検知する変更検知部と、
    前記変更が前記マスタデータの既存のレコードに基づいて該マスタデータで吸収可能かを判定し、該判定結果に応じて、前記変更に基づいた前記マスタデータ又は前記モデルデータの更新を行う更新部と
    を含み、
    前記データ投入部は、
    前記業務システムのうちのMES(Manufacturing Execution System)又はERP(Enterprise Resources Planning)を行うシステムから取得した前記実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入し、
    前記変更検知部は、
    前記業務システムのうちのPLM(Product Life Management)を行うシステムが有する前記製造情報であるBOM(Bill of Material)又はBOP(Bill of Process)の変更を検知し、
    前記更新部は、
    前記変更が、前記BOMの所定の工程に関連するサプライヤーの変更かを判定し、
    変更された前記サプライヤーが前記マスタデータの既存のレコードに存在するかを判定し、
    変更された前記サプライヤーが前記マスタデータの既存のレコードに存在する場合には前記マスタデータを更新しない
    ことを特徴とするデジタルツイン連携システム。
  7. 請求項に記載のデジタルツイン連携システムであって、
    前記更新部は、
    変更された前記サプライヤーが前記マスタデータの既存のレコードに存在しない場合に、前記サプライヤーの変更に応じて前記モデルデータへの工程の追加を促すアラートを作成し、
    前記更新部によって作成された前記アラートを、ユーザインターフェースを介して出力する出力部と
    を含んだことを特徴とするデジタルツイン連携システム。
  8. 製品の製造を含む生産に関わる業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて前記生産を模擬するデジタルツインと、を連携するデジタルツイン連携システムであって、
    前記デジタルツインのマスタデータを記憶する記憶部と、
    前記業務システムから取得した前記生産に関わる実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入するデータ投入部と、
    前記業務システムが有する前記製品の製造に関する製造情報の変更を検知する変更検知部と、
    前記変更が前記マスタデータの既存のレコードに基づいて該マスタデータで吸収可能かを判定し、該判定結果に応じて、前記変更に基づいた前記マスタデータ又は前記モデルデータの更新を行う更新部と
    を含み、
    前記データ投入部は、
    前記業務システムのうちのMES(Manufacturing Execution System)又はERP(Enterprise Resources Planning)を行うシステムから取得した前記実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入し、
    前記変更検知部は、
    前記業務システムのうちのPLM(Product Life Management)を行うシステムが有する前記製造情報であるBOM(Bill of Material)又はBOP(Bill of Process)の変更を検知し、
    前記更新部は、
    前記変更が、前記BOPの手順の増加であるかを判定し、
    増加した前記BOPの手順が前記マスタデータの既存のレコードに挿入可能かを判定し、
    増加した前記BOPの手順が前記マスタデータの既存のレコードに挿入可能な場合に該増加した前記BOPの手順を前記マスタデータに挿入し、該増加した前記BOPの手順が前記マスタデータの過去のレコードに挿入可能でない場合に前記BOPの手順の増加に応じて前記モデルデータへ新規の工程IDを追加する
    ことを特徴とするデジタルツイン連携システム。
  9. 製品の製造を含む生産に関わる業務システムと、トランザクションデータとモデルデータに基づいて前記生産を模擬するデジタルツインと、を連携するデジタルツイン連携システムであって、
    前記デジタルツインのマスタデータを記憶する記憶部と、
    前記業務システムから取得した前記生産に関わる実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入するデータ投入部と、
    前記業務システムが有する前記製品の製造に関する製造情報の変更を検知する変更検知部と、
    前記変更が前記マスタデータの既存のレコードに基づいて該マスタデータで吸収可能かを判定し、該判定結果に応じて、前記変更に基づいた前記マスタデータ又は前記モデルデータの更新を行う更新部と
    を含み、
    前記データ投入部は、
    前記業務システムのうちのMES(Manufacturing Execution System)又はERP(Enterprise Resources Planning)を行うシステムから取得した前記実績データを、前記マスタデータを用いて前記トランザクションデータに変換して前記デジタルツインに投入し、
    前記変更検知部は、
    前記業務システムのうちのPLM(Product Life Management)を行うシステムが有する前記製造情報であるBOM(Bill of Material)又はBOP(Bill of Process)の変更を検知し、
    前記更新部は、
    前記変更が、前記BOPのリソースの変更であるかを判定し、
    変更された前記リソースを管理するテーブルが存在して前記マスタデータの既存のレコードに記載されているかを判定し、
    前記テーブルが前記マスタデータの既存のレコードに記載されている場合に、該既存のレコードをコピーして新規の工程IDを付与して前記マスタデータに挿入する
    ことを特徴とするデジタルツイン連携システム。
  10. 請求項に記載のデジタルツイン連携システムであって、
    前記更新部は、
    前記テーブルが前記マスタデータの既存のレコードに記載されていない場合に、該テーブルの作成を促すアラートを作成し、
    前記更新部によって作成された前記アラートを、ユーザインターフェースを介して出力する出力部と
    を含んだことを特徴とするデジタルツイン連携システム。
  11. 請求項10の何れか1項に記載のデジタルツイン連携システムとしてコンピュータを機能させるためのデジタルツイン連携プログラム。
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