JP7453887B2 - 熱中症を始めとする熱ストレスに関する警告装置、警告システム、警告方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
熱中症を始めとする熱ストレスに関する警告装置、警告システム、警告方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7453887B2 JP7453887B2 JP2020154807A JP2020154807A JP7453887B2 JP 7453887 B2 JP7453887 B2 JP 7453887B2 JP 2020154807 A JP2020154807 A JP 2020154807A JP 2020154807 A JP2020154807 A JP 2020154807A JP 7453887 B2 JP7453887 B2 JP 7453887B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- warning
- condition
- increase
- person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000008642 heat stress Effects 0.000 title claims description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 32
- 238000004590 computer program Methods 0.000 title claims description 3
- 206010019345 Heat stroke Diseases 0.000 title description 47
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 claims description 116
- 230000008569 process Effects 0.000 description 25
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 22
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 17
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 15
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 12
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000036541 health Effects 0.000 description 5
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 5
- 230000035900 sweating Effects 0.000 description 5
- 230000013731 heat acclimation Effects 0.000 description 4
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000036757 core body temperature Effects 0.000 description 2
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 208000033748 Device issues Diseases 0.000 description 1
- 206010037660 Pyrexia Diseases 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000036772 blood pressure Effects 0.000 description 1
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 1
- 230000002354 daily effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
そこで、脈拍数や発汗量等の生体情報を取得可能なウェアラブルデバイスを作業員に付けて生体情報を取得し、取得した生体情報に基づいて作業員の体調不良の予兆を検知する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、厚生労働省の指針によるWBGT(Wet Bulb Globe Temperature)や、心拍変動を用いた暑さによる危険状態の推定も行われている。
取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告部と、を備え、前記警告部は、脈拍数の差分値が脈拍の上昇幅に関する条件を満たし、前記湿度の差分値が湿度の上昇幅に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告装置である。
本発明の一態様は、熱ストレスによる影響の判定対象となる人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報と、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報とを取得する情報取得部と、取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告部と、を備え、前記警告部は、所定期間分の前記暑さ指数の総和に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たし、脈拍数の差分値が脈拍の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告装置である。
本発明の一態様は、熱ストレスによる影響の判定対象となる人物に身に付けられ、前記人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報を取得する生体センサと、前記人物に身に付けられ又は前記人物の衣服に近接して携帯可能な、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報を取得する環境センサと、取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告部と、を備え、前記警告部は、所定期間分の前記暑さ指数の総和に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たし、脈拍数の差分値が脈拍の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告システムである。
本発明の一態様は、熱ストレスによる影響の判定対象となる人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報と、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報とを取得する情報取得ステップと、取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告ステップと、を有し、前記警告ステップにおいて、所定期間分の前記暑さ指数の総和に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たし、脈拍数の差分値が脈拍の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告方法である。
(概要)
本発明の実施形態は、熱中症を始めとする熱ストレスによる影響を伴うユーザに対して警告を行うことによって熱ストレスによるユーザの健康状態への影響を未然に低減させるものである。一般的に熱中症の判定の指針に使用されているWBGT(暑さ指数)の情報のみでは熱ストレスの可能性が高い人であるか否かを判定することは難しい。
図1は、第1の実施形態における熱中症警告システム100のシステム構成を表す図である。熱中症警告システム100は、環境センサ10、生体センサ20、ユーザ端末30、アプリケーションサーバ40、データベースサーバ50及び管理者装置60を備える。環境センサ10とユーザ端末30の間、生体センサ20とユーザ端末30の間は、無線により通信可能に接続される。例えば、環境センサ10とユーザ端末30の間、生体センサ20とユーザ端末30の間は、Bluetooth(登録商標)により接続される。なお、環境センサ10とユーザ端末30の間、生体センサ20とユーザ端末30の間は、他の無線通信技術により通信可能に接続されてもよいし、有線により通信可能に接続されてもよい。
この場合、環境センサ10及び生体センサ20のようなIoTデバイスは、現場で作業を行う作業員(熱ストレスによる影響の判定対象となる人物)に身に付けられる。アプリケーションサーバ40及びデータベースサーバ50はクラウド上のサーバであり、管理者装置60は作業現場の管理室又は作業現場から離れた管理室に備えられる。
ロジック1:高脈拍数の連続計測
ロジック2:脈拍数の大幅な上昇変化
ロジック3:ユーザ毎の脈拍数の基準
ロジック4:脈拍数と湿度との相関
ロジック5:WBGT値の大幅な上昇変化
ロジック6:WBGT値の累積値による暑熱順化判定
(1)個人の脈拍の平均値μ及び標準偏差σを導出。個人の脈拍の平均値μ及び標準偏差σの導出は、ロジック3で説明する。
(2)異常値として判定するための閾値Th1を、脈拍の平均値μ及び標準偏差σに基づいて設定。例えば、閾値Th1=μ+ασ(αは、所定の係数)と設定。
(3)脈拍数の値が閾値Th1を超えた時点から、脈拍数の値が閾値Th1を下回るまでの時間が第1の時間T1継続した場合に、熱中症の可能性が高いと判定。なお、データの欠損などを考慮し、データ間隔が空きすぎた場合(例えば、データ間隔が20秒空いた場合)には、判定対象外とする。
生体センサ20が4秒間隔で生体情報を収集する場合、1日あたりの脈拍数データ点数は、7,200点となる。脈拍数データのうち、体調不良による異常値出現率は、5営業日中1時間(2.5%)とする。
上記の条件のもと、異常値と判定する閾値Th1を、μ+2.24σ(97.5%)とする((2)に相当)。
取得される脈拍数の値において、閾値Th1以上となる値が出現し、出現した時点を基準として連続して22点(90秒)継続し続けた場合に異常(熱中症の可能性が高い)と判定する((3)に相当)。
なお、データの欠損を考慮し、データ間隔が20秒(5点)を超えた場合は、判定対象外とする((3)に相当)。
上記の具体例は説明するための一例であるため、標準偏差値の確率を用いた固定の値「2.24」と、高い脈拍数が継続する時間を表す固定の値「22」と、データ間隔「20」は、変数として変更可能なパラメータである。
以下、ロジック1を脈拍の継続時間に関する条件と記載する。閾値Th1を超えた時点から、脈拍数の値が閾値Th1を下回るまでの時間が第1の時間T1継続した場合に脈拍の継続時間に関する条件が満たされたと判定され、第1の時間T1継続しなかった場合に脈拍の継続時間に関する条件が満たされていないと判定される。
(1a)個人の脈拍の標準偏差σを導出。個人の脈拍の標準偏差σの導出は、ロジック3で説明する。
(2a)異常値として判定するための閾値Th2を、脈拍の標準偏差σに基づいて設定。例えば、閾値Th2=βσ(βは、所定の係数)と設定。
(3a)ある基準となる時点(新たに入力された時点)の脈拍数の値と、過去の脈拍数の値(例えば、3点(12秒)前の脈拍数の値)とを比較し、差分値が閾値Th2を超えた場合に、熱中症の可能性が高いと判定。
生体センサ20が4秒間隔で生体情報を収集する場合、1日あたりの脈拍数データ点数は、7,200点となる。脈拍数データのうち、体調不良による異常値出現率は、5営業日中1時間(2.5%)とする。
上記の条件のもと、異常値と判定する閾値Th2を、標準偏差2.24σ(97.5%)とする((2a)に相当)。
取得される脈拍数の値において、3点(12秒)前の脈拍数値と比較し、閾値Th2以上の場合を異常と判定する((3a)に相当)。
なお、データの欠損を考慮し、データ間隔が20秒(5点)を超えた場合は、判定対象外とする((3a)に相当)。
上記の具体例は説明するための一例であるため、標準偏差値の確率を用いた固定の値「2.24」と、脈拍数が上昇する短い時間を表す固定の値「3」と、データ間隔「20」は、変数として変更可能なパラメータである。
以下、ロジック2を脈拍の上昇速度に関する条件と記載する。ある基準となる時点の脈拍数の値と、過去の脈拍数の値との差分値が閾値Th2を超えた場合に脈拍の上昇速度に関する条件が満たされたと判定され、差分値が閾値Th2を超えなかった場合に脈拍の上昇速度に関する条件が満たされていないと判定される。
ロジック3では、以下の(1b)~(4b)の手順で判定が行われる。
(1b)個人の脈拍の平均値μは、判定処理の開始日の前日までの脈拍のデータを利用。例えば、判定処理の開始日の前日までの個人の脈拍のデータ全てを利用してもよいし、前日までの所定期間分の個人の脈拍のデータを利用してもよい。
(2b)個人の脈拍の標準偏差σは、判定処理の開始日の前日までの脈拍のデータを利用。例えば、判定処理の開始日の前日までの個人の脈拍のデータ全てを利用してもよいし、前日までの所定期間分の個人の脈拍のデータを利用してもよい。
(3b)デバイスの誤差を排除するため脈拍数下限値を設定し、脈拍数下限値以下の脈拍のデータは利用しない。
(4b)デバイスの誤差を排除するため脈拍数上限値を設定し、脈拍数上限値以上の脈拍のデータは利用しない。
そして、ロジック4では、上記の条件に合致する場合、対象の人物が、脈拍数と湿度の値が異なる相関を示す状況にいるとして危険と判断する。
ロジック4では、以下の(1c)~(5c)の手順で判定が行われる。
(1c)個人の脈拍の標準偏差σを導出。個人の脈拍の標準偏差σの導出は、ロジック3で示す通り。
(2c)脈拍数の変化点を判定するための閾値Th4を、脈拍の標準偏差σに基づいて設定。例えば、閾値Th4=γσ(γは、所定の係数)と設定。
(3c)ある基準となる時点(新たに入力された時点)の脈拍数と、過去の脈拍数の値(例えば、3点(12秒)前の脈拍数の値)とを比較し、差分値が閾値Th4を超えた場合に、過去の脈拍数の値を脈拍数の変化点と判定。
(4c)個人の湿度の標準偏差σ1を導出。個人の湿度の標準偏差σ1の導出は、判定処理の開始日の前日までの湿度のデータを利用。例えば、判定処理の開始日の前日までの個人の湿度のデータ全てを利用してもよいし、前日までの所定期間分の個人の湿度のデータを利用してもよい。
(5c)脈拍数の変化点の時刻を基準として、所定の数の湿度の値(例えば、2個の湿度の値)のいずれかと、その湿度の値の1点前に得られた湿度の値との差分値が、標準偏差σ1以内である場合に、身体に異常が生じている可能性、すなわち熱中症の可能性が高いと判定。なお、データの欠損などを考慮し、データ間隔が空きすぎた場合(例えば、データ間隔が9分空いた場合)には、判定対象外とする。
脈拍数データのうち、発汗による変化出現率は、1営業日中2時間(25%)とする。
上記の条件のもと、発汗による変化が出現したと検出するための閾値Th4を、標準偏差1.15σ(75%)とする((2c)に相当)。
ある基準となる時点よりも3点(12秒)前の脈拍数値と比較し、閾値Th4以上の場合を変化出現点と判定する((3c)に相当)。
変化出現点の検出後、変化出現点の検出時刻を基準として2点(6分)内の湿度の値いずれかにおいて、1点(3分)前の湿度数値と比較した値が、個人の湿度の標準偏差1.15σ1以内の場合を異常と判定する((5c)に相当)。
なお、データの欠損を考慮し、データ間隔が9分(3点)を超えた場合は、判定対象外とする((5c)に相当)。
上記の具体例は説明するための一例であるため、標準偏差値の確率を用いた固定の値「1.15」と、「3点(12秒)」と、「2点(6分)」と、「1点(3分)」と、データ間隔「9分(3点)」は、変数として変更可能なパラメータである。
(1d)個人の脈拍の標準偏差σを導出。個人の脈拍の標準偏差σの導出は、ロジック3で示す通り。
(2d)異常値として判定するための閾値Th5を、標準偏差σに基づいて設定。例えば、閾値Th5=δσ(δは、所定の係数)と設定。
(3d)ある基準となる時点(新たに入力された時点)のWBGT値と、過去のWBGT値(例えば、3点(9分)前のWBGT値)とを比較し、差分値が閾値Th5を超えた場合に、熱中症の可能性が高いと判定。
環境センサ10が3分間隔で環境情報を収集する場合、1日あたりのWBGT値のデータ点数は、160点となる。WBGT値データのうち、体調不良による異常値出現率は、2営業日中1時間(6.25%)とする。
上記の条件のもと、異常値と判定する閾値Th5を、標準偏差1.86σ(93.75%)とする((2d)に相当)。
ある基準となる時点(新たに入力された時点)のWBGT値と、ある基準となる時点の3点(9分)前のWBGT値と比較し、閾値Th5以上の場合を異常と判定する((3d)に相当)。
上記の具体例は説明するための一例であるため、標準偏差値の確率を用いた固定の値「1.86」と、WBGT値が上昇する短い時間を表す固定の値「9分(3点)」は、変数として変更可能なパラメータである。
以下、ロジック5をWBGTの上昇幅に関する条件と記載する。ある基準となる時点のWBGT値と、過去のWBGT値との差分値が閾値Th5を超えた場合にWBGTの上昇幅に関する条件が満たされたと判定され、差分値が閾値Th5を超えていない場合にWBGTの上昇幅に関する条件が満たされていないと判定される。
(1e)WBGT値の平均(例えば、21℃)の環境を0値基準とする。一例として、暑熱順化したと判断する閾値Th6は、平均25℃(+4℃)環境にて7日間過ごしたWBGTの累積値とする。
(2e)WBGT値の平均(例えば、21℃を下回る場合は、値に応じてWBGTの累積値を減算し、WBGTの累積値は0を下回らないものとする。
(3e)WBGTの累積値が閾値Th6を下回る場合には、暑熱順化できていない可能性が高いと判定。
環境センサ10が3分間隔で環境情報を収集する場合、1日あたりのWBGT値のデータ点数は160点となる。
業務中のWBGT値の平均21℃で業務する環境を0値基準とし、暑熱順化したと判断する閾値Th6を4,480とする。閾値Th6は、例えば次のように算出される。4,480 =(25-21)×(1日データ点数:160)×(経過日:7)
対象の人物がいる環境のWBGT値が、0値基準値を超える場合に加算、0値基準値を下回る場合に減算する。なお、WBGTの累積値は0を下回らないものとする((5)に相当)。
対象の人物が7日間過ごした環境のWBGT値の累積値が、閾値Th6を下回る場合には異常と判定する((3e)に相当)。
上記の具体例は説明するための一例であるため、WBGT値の0値基準値を固定の値「21」と、WBGT累積値の閾値を固定の値「4480」は、変数として変更可能なパラメータである。
・ロジック1が満たされた場合
・ロジック4が満たされ、かつ、ロジック2が満たされた場合(順不同)
・ロジック4が満たされ、かつ、ロジック5が満たされた場合(順不同)
・ロジック6が満たされ、かつ、ロジック5が満たされ、かつ、ロジック2が満たされた場合(順不同)
通信部31は、他の装置との間で通信を行う。通信部31は、例えば環境センサ10及び生体センサ20との間で通信を行う。通信部31は、例えばネットワーク70を介してアプリケーションサーバ40との間で通信を行う。通信部31がアプリケーションサーバ40との間で通信を行い場合、通信部31は、環境情報及び生体情報をアプリケーションサーバ40に送信し、アプリケーションサーバ40から送信された警告を受信する。
通信部41は、他の装置との間で通信を行う。通信部41は、例えばネットワーク70を介してユーザ端末30及び管理者装置60との間で通信を行う。通信部41は、例えばデータベースサーバ50との間で通信を行う。
環境センサ10は、第1の間隔で環境情報を取得する(ステップS101)。環境センサ10は、取得した環境情報をユーザ端末30に送信する(ステップS102)。環境センサ10は、環境情報を取得する度にユーザ端末30に送信してもよいし、一定の期間分まとめて環境情報をユーザ端末30に送信してもよい。ユーザ端末30の情報取得部341は、環境センサ10から送信された環境情報を取得する。情報取得部341は、取得した環境情報を記憶部35に記憶する。
ユーザ端末30は、アプリケーションサーバ40から送信された警告を受信する。ユーザ端末30の入出力制御部342は、操作部33から入力される指示に応じて、警告を表示部32に表示する(ステップS111)。
管理者装置60は、アプリケーションサーバ40から送信された警告を受信する。管理者装置60は、入力される指示に応じて、警告を表示部に表示する(ステップS112)。
情報取得部421は、判定対象ユーザの情報を取得する(ステップS201)。具体的には、情報取得部421は、ユーザIDで識別される判定対象ユーザに関する環境情報と生体情報とをデータベースサーバ50から取得する。例えば、情報取得部421は、データベースサーバ50に保存されている判定対象ユーザに関する環境情報と生体情報とを全て取得してもよいし、直近の所定期間(例えば、1週)分の環境情報と生体情報とを取得してもよい。情報取得部421は、取得した環境情報と生体情報とを判定部422に出力する。
(参考文献:熱中症を防ごう P6.3健康管理(4)身体の状況の確認 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000323h1-att/2r985200000323m3.pdf)
一般的に脈拍が上昇した後は熱を下げるために発汗する。この発汗状態を体表付近の湿度上昇で検知する。もし対象人物の周辺の湿度が上がらなかった場合、体の異常により発汗できない状態か、外気湿度が高すぎて発汗できない状態か、被服が汗で濡れていて湿度が高い状態のまま発汗できない状態にあることが想定される。いずれの状態にしても、熱を下げる発汗がうまく機能しない危険な状況である。このような状況下で脈拍が短時間において急上昇した場合には、体に熱が籠る状態が加速し人物の身体が危険な状態になる。そのため、ロジック4に示す条件が満たされ、ロジック2に示す条件が満たされた場合には、アラートの発報が必要となる。
ロジック4の示す条件が満たされた状況において、WBGT値が、短時間において急上昇すると、環境依存として、体に熱が籠る状態が加速し人物の身体が危険な状態になる。そのため、ロジック4に示す条件が満たされ、ロジック5に示す条件が満たされた場合には、アラートの発報が必要となる。
判定部422は、WBGTの総和に関する条件を満たさないと判定した場合(ステップS207-NO)、アラート発報条件を満たさないと判定する(ステップS208)。その後、アプリケーションサーバ40はアラート発報判定処理を終了する。
日本では四季があるため、気温の低い冬から夏へかけて、熱への順化が適切に行われると熱中症リスクは低くなるが、逆に、熱への順化(暑熱順化)が適切でないと、熱中症に罹患しやすい状態となり得る。暑熱順化は、体が徐々に熱へ慣れていく仕組みであるため、その指標値として、体表付近にある環境センサ10で検出するWBGT値を活用して暑熱順化を判断している(ロジック6)。なお、暑熱順化(ロジック6)は、熱中症の罹患リスクの傾向のみを判断する処理であるため、熱中症の危険を検知する条件として、対象の人物が、WBGT値急上昇(ロジック5)な環境に位置し、脈拍の急上昇(ロジック2)を伴う状況に位置している場合に人物の身体が危険な状態になる。そのため、ロジック6が満たされ、かつ、ロジック5が満たされ、かつ、ロジック2が満たされた場合には、アラートの発報が必要となる。
第2の実施形態における熱中症警告システムでは、ユーザ個人が、ユーザ端末30において自身の体調を管理する構成となっている。
図9は、第2の実施形態における熱中症警告システム100aのシステム構成を表す図である。熱中症警告システム100aは、環境センサ10、生体センサ20及びユーザ端末30aを備える。熱中症警告システム100aでは、アプリケーションサーバ40、データベースサーバ50及び管理者装置60を備えない点、ユーザ端末30aがアプリケーションサーバ40によるアラート発報判定処理を行う点で熱中症警告システム100とシステム構成が異なる。そのほかの構成については第1の実施形態と同様である。以下、相違点について説明する。
制御部34aは、CPU等のプロセッサやメモリを用いて構成される。制御部34aは、プログラムを実行することによって、情報取得部341、入出力制御部342、判定部343及び警告部344の機能を実現する。これらの機能の一部(例えば、判定部343及び警告部344)は、予めユーザ端末30aに搭載されている必要はなく、追加のアプリケーションプログラムがユーザ端末30aにインストールされることで実現されてもよい。
判定部422及び判定部343は、図8に示すフローチャートの順番で判定処理を行わなくてもよい。例えば、判定部422及び判定部343は、ステップS204の処理をステップS202よりも先に行ってもよいし、ステップS207の処理をステップS202やステップS204よりも先に行ってもよい。
上記の例では、生体情報として脈拍の情報を用いる場合について説明したが、生体情報として他の情報が用いられてアラート発報条件の判定が行われてもよい。例えば、判定部422及び判定部343は、生体情報として心拍の情報を用いてアラート発報条件の判定を行ってもよいし、生体情報として脈拍の情報及び心拍の情報の両方を用いてアラート発報条件の判定を行ってもよい。脈拍の情報及び心拍の情報の両方を用いる場合、判定部422及び判定部343は、脈拍数と心拍数との平均値を利用してもよいし、両方の値を用いてもよい。
Claims (8)
- 熱ストレスによる影響の判定対象となる人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報と、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報とを取得する情報取得部と、
取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告部と、
を備え、
前記警告部は、脈拍数の差分値が脈拍の上昇幅に関する条件を満たし、前記湿度の差分値が湿度の上昇幅に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告装置。 - 熱ストレスによる影響の判定対象となる人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報と、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報とを取得する情報取得部と、
取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告部と、
を備え、
前記警告部は、所定期間分の前記暑さ指数の総和に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たし、脈拍数の差分値が脈拍の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告装置。 - 前記警告部は、脈拍数の差分値が脈拍の上昇幅に関する条件を満たし、前記湿度の差分値が湿度の上昇幅に関する条件を満たし、前記脈拍数の差分値が脈拍の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う、
請求項1又は2に記載の警告装置。 - 熱ストレスによる影響の判定対象となる人物に身に付けられ、前記人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報を取得する生体センサと、
前記人物に身に付けられ又は前記人物の衣服に近接して携帯可能な、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報を取得する環境センサと、
取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告部と、
を備え、
前記警告部は、脈拍数の差分値が脈拍の上昇幅に関する条件を満たし、前記湿度の差分値が湿度の上昇幅に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告システム。 - 熱ストレスによる影響の判定対象となる人物に身に付けられ、前記人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報を取得する生体センサと、
前記人物に身に付けられ又は前記人物の衣服に近接して携帯可能な、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報を取得する環境センサと、
取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告部と、
を備え、
前記警告部は、所定期間分の前記暑さ指数の総和に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たし、脈拍数の差分値が脈拍の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告システム。 - 熱ストレスによる影響の判定対象となる人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報と、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報とを取得する情報取得ステップと、
取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告ステップと、
を有し、
前記警告ステップにおいて、脈拍数の差分値が脈拍の上昇幅に関する条件を満たし、前記湿度の差分値が湿度の上昇幅に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告方法。 - 熱ストレスによる影響の判定対象となる人物の少なくとも脈拍又は心拍のいずれか又は両方の情報を含む生体情報と、少なくとも前記人物の周囲の湿度の情報又は暑さ指数の情報のいずれか又は両方を含む環境情報とを取得する情報取得ステップと、
取得された前記生体情報に含まれる脈拍の上昇に関する条件と、前記環境情報に含まれる前記湿度の情報で示される湿度の上昇に関する条件と、暑さ指数の情報で示される暑さ指数の上昇に関する条件との少なくともいずれかを含む前記熱ストレスによる前記人物の危険性が高いことを示す条件が満たされた場合に、前記人物に対する警告を行う警告ステップと、
を有し、
前記警告ステップにおいて、所定期間分の前記暑さ指数の総和に関する条件を満たし、前記暑さ指数の差分値が暑さ指数の上昇速度に関する条件を満たし、脈拍数の差分値が脈拍の上昇速度に関する条件を満たした場合に、前記条件が満たされたとして前記警告を行う警告方法。 - 請求項1又は2に記載の警告装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020154807A JP7453887B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 熱中症を始めとする熱ストレスに関する警告装置、警告システム、警告方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020154807A JP7453887B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 熱中症を始めとする熱ストレスに関する警告装置、警告システム、警告方法及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022048787A JP2022048787A (ja) | 2022-03-28 |
JP7453887B2 true JP7453887B2 (ja) | 2024-03-21 |
Family
ID=80844434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020154807A Active JP7453887B2 (ja) | 2020-09-15 | 2020-09-15 | 熱中症を始めとする熱ストレスに関する警告装置、警告システム、警告方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7453887B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002034946A (ja) | 2000-07-31 | 2002-02-05 | Tanita Corp | 生体インピーダンス測定による脱水状態判定装置 |
JP2012027893A (ja) | 2010-06-22 | 2012-02-09 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 熱中症検知システム |
JP2012179213A (ja) | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Nippon Kankyo Chosa Kenkyusho:Kk | 熱中症予防システム |
WO2018109942A1 (ja) | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 制御装置、空調システム、空調制御方法及びプログラム |
JP2018116584A (ja) | 2017-01-19 | 2018-07-26 | 俊輔 陶山 | 熱中症予防システム、熱中症予防方法及びプログラム |
JP2018130531A (ja) | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 倉敷紡績株式会社 | 熱中症リスク管理システム |
JP2019097977A (ja) | 2017-12-05 | 2019-06-24 | 倉敷紡績株式会社 | 体調管理システム |
-
2020
- 2020-09-15 JP JP2020154807A patent/JP7453887B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002034946A (ja) | 2000-07-31 | 2002-02-05 | Tanita Corp | 生体インピーダンス測定による脱水状態判定装置 |
JP2012027893A (ja) | 2010-06-22 | 2012-02-09 | Hitachi Engineering & Services Co Ltd | 熱中症検知システム |
JP2012179213A (ja) | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Nippon Kankyo Chosa Kenkyusho:Kk | 熱中症予防システム |
WO2018109942A1 (ja) | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 制御装置、空調システム、空調制御方法及びプログラム |
JP2018116584A (ja) | 2017-01-19 | 2018-07-26 | 俊輔 陶山 | 熱中症予防システム、熱中症予防方法及びプログラム |
JP2018130531A (ja) | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 倉敷紡績株式会社 | 熱中症リスク管理システム |
JP2019097977A (ja) | 2017-12-05 | 2019-06-24 | 倉敷紡績株式会社 | 体調管理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022048787A (ja) | 2022-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11568993B2 (en) | System and method of predicting a healthcare event | |
US10832820B2 (en) | Cognitive personal health limit detector and trainer using a wearable smart mobile device | |
US9470584B2 (en) | Method and apparatus for accurate detection of fever | |
US20230148878A1 (en) | System And Method for Determining an Adaptive Physiological Strain Index | |
US20170351825A1 (en) | Method and apparatus for quantifying and monitoring the frailty of a subject | |
JP2019185386A (ja) | 作業負担推定方法、体調評価方法、熱中症発症リスク評価方法、および、プログラム | |
US20180192873A1 (en) | Monitoring physiologogy | |
JP2020113117A (ja) | 集団環境評価方法ならびに集団環境評価システム | |
JP6663004B2 (ja) | 発汗状態推定装置、発汗状態推定方法、および発汗状態推定プログラム | |
US20220084682A1 (en) | System and method to provide indications of a subject's fitness based on values of fitness metrics for the subject | |
WO2018078822A1 (ja) | 健康状態管理装置 | |
JP6490467B2 (ja) | 判定装置、判定方法及びコンピュータプログラム | |
JP2019003570A (ja) | 健康管理装置、健康管理方法、および健康管理プログラム | |
JP7453887B2 (ja) | 熱中症を始めとする熱ストレスに関する警告装置、警告システム、警告方法及びコンピュータプログラム | |
KR101862159B1 (ko) | 웨어러블 생체신호 모니터링 시스템 | |
JP2022124807A (ja) | 情報処理装置および検出方法 | |
CN113598721B (zh) | 可穿戴终端及其核心体温监测方法和计算机可读存储介质 | |
JP2016150084A (ja) | 体温監視方式 | |
JP2021122580A (ja) | 体調評価方法、および、体調評価システム | |
JP2014092946A (ja) | 個人情報公開システム及び個人情報公開方法 | |
JP7442293B2 (ja) | 危険度判定装置、危険度判定システム、危険度判定方法及びコンピュータプログラム | |
JP2016115256A (ja) | 救助対象者端末、レスキュー端末、救助計画提示方法、及び救助計画提示用プログラム | |
JP2022086699A (ja) | 体調評価方法、および、体調評価システム | |
CN111486990A (zh) | 一种人体状态监测方法、系统、装置及存储介质 | |
JP7390858B2 (ja) | 情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20201203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20201203 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20211026 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230926 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7453887 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |