JP7452732B1 - エレベータの天井ユニット、該エレベータの天井ユニットを備えたエレベータ及び該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ天井の改修方法 - Google Patents

エレベータの天井ユニット、該エレベータの天井ユニットを備えたエレベータ及び該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ天井の改修方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 既設エレベータの天井を簡易に改修することが可能なエレベータの天井ユニット、当該天井ユニットを用いたエレベータ及び当該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ天井の改修方法を提供する。【解決手段】 エレベータの天井ユニット10は、エレベータかご1の既設天井2に設けられた照明用開口6をエレベータかご1内側から覆うエレベータの天井ユニット10であって、エレベータの天井ユニット10は、本体部101と照明部102を備え、本体部101は、床4と対向する天井面部1011と、天井面部1011から既設天井2に向かって床4と直交する鉛直方向に沿って立設された立面部1012を有し、照明部102は、天井面部1011の一部に設けられる。【選択図】 図5

Description

本発明は、エレベータ天井の改修に用いるエレベータの天井ユニットに関する。
従来、エレベータかごの天井をリニューアルする方法として、既設の照明、非常救出口の蓋及びファンを撤去し、既設天井板のかご内側に一対の係止具をねじ止めし、当該係止具に中央部材、側部意匠材、前部意匠材、後部意匠材を取り付け、最後にデフューザーと照明カバーを取り付ける技術が知られている。
ところで、従来の技術は、既設天井板に係止具を取り付けた後、新規天井面を構成する分割されたパネルを所定の順序で固定しなければならず、部品点数の増大を招き、改修作業も煩雑なものとなっていた。
特開2005-138948号公報
そこで、課題は、既設エレベータ天井を簡易に改修することが可能なエレベータの天井ユニット、当該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ及び当該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ天井の改修方法を提供することである。
エレベータかごの既設天井に設けられた照明用開口を前記エレベータかご内側から覆うエレベータの天井ユニットであって、前記エレベータの天井ユニットは、本体部と照明部を備え、前記本体部は、床と対向する天井面部と、前記天井面部から前記既設天井に向かって前記床と直交する鉛直方向に沿って立設された立面部を有し、前記照明部は、前記天井面部の一部に設けられ、前記既設天井は、かご外に前記照明用開口を覆うように既設カーライトボックスを有し、前記既設カーライトボックスは、かご外に送風源を備えると共に、前記送風源から吹き出す風が導通する既設カーライトボックス吹出口を有し、前記既設カーライトボックス吹出口を導通した前記風を天井面部方向に誘導する第1ダクト部を前記天井面部の裏面に備え、前記立面部は、前記送風源の風を放出する吹出口を備え、前記第1ダクト部により前記天井面部方向に誘導した前記送風源の風を前記吹出口に誘導する第2ダクト部を前記天井面部の裏面に備え、前記第1ダクト部と前記第2ダクト部は連通し、前記送風源の風は、前記第1ダクト部及び前記第2ダクト部のみを通じて前記吹出口より前記エレベータかご内に吹き込む
また、エレベータの天井ユニットにおいては、前記既設天井は、かご外に前記照明用開口を覆うように既設カーライトボックスを有し、前記既設カーライトボックスは、かご外に送風源を備えると共に、前記送風源から吹き出す風が導通する既設カーライトボックス吹出口を有し、前記既設カーライトボックス吹出口を導通した前記風を天井面部方向に誘導する第1ダクト部を前記天井面部の裏面に備えてもよい。
また、エレベータの天井ユニットにおいては、前記立面部は、前記送風源の風を放出する吹出口を備え、前記第1ダクト部により前記天井面部方向に誘導した前記送風源の風を前記吹出口に誘導する第2ダクト部を前記天井面部の裏面に備えてもよい。
また、エレベータにおいては、前記エレベータの天井ユニットのいずれか一つを備えたエレベータであってもよい。
また、エレベータ天井の改修方法においては、エレベータかごの既設天井から既設照明器具を撤去する工程と、前記既設天井に設けられた照明用開口を前記エレベータかご内側から覆うエレベータの天井ユニットであって、前記エレベータの天井ユニットは、本体部と照明部を備え、前記本体部は、床と対向する天井面部と、前記天井面部から前記既設天井に向かって前記床と直交する鉛直方向に沿って立設された立面部を有し、前記照明部は、前記天井面部の一部に設けられたエレベータの天井ユニットを既設天井のかご内側に取り付ける工程とを有してもよい。
一実施形態に係る既設のエレベータかご内の背面側を表した図である。 同実施形態に係る既設照明器具を撤去した既設のエレベータかご内の背面側を表した図である。 同実施形態に係る既設照明器具を撤去したエレベータかごの天井部分の断面を表す概略断面図である。 同実施形態に係る天井部分に新たにエレベータの天井ユニットを設置したエレベータかご内の背面側を表した図である。 同実施形態に係る天井部分に新たにエレベータの天井ユニットを設置したエレベータかごの天井部分の断面を表す概略断面図である。
各図面において、構成要素の寸法は、例えば、理解を容易にするために、実際の寸法に対して拡大、縮小して示す場合があり、また、各図面の間での寸法比は、一致していない場合がある。なお、各図面において、例えば、理解を容易にするために、構成要素の一部を省略して示す場合がある。
第1、第2等の序数を含む用語は、多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、構成要素は、この用語によって特に限定されるものではない。なお、序数を含む構成要素の個数は、特に限定されず、例えば、一つでもよい場合がある。 また、以下の明細書及び図面で用いられる序数は、特許請求の範囲に記載された序数と異なる場合がある。
以下、エレベータの天井ユニット、該エレベータの天井ユニットを備えたエレベータ及び該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ天井の改修方法における一実施形態について、図1~図5を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、エレベータの天井ユニット、該エレベータの天井ユニットを備えたエレベータ及び該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ天井の改修方法の構成等の理解を助けるために例示するものであり、エレベータの天井ユニット、該エレベータの天井ユニットを備えたエレベータ及び該エレベータの天井ユニットを用いたエレベータ天井の改修方法の構成を限定するものではない。
図1及び図2に示すように、既設のエレベータかご1は、例えば既設天井2、既設天井2と対向して設けられる床4、既設天井2と床4を接続する一対の側壁3、一対の側壁3を接続する背面壁5、および図示しない出入口が設けられた前壁によって筐体状に構成される。なお、エレベータかご1及びその付属部材において、エレベータかご1が昇降する昇降路側をかご外、エレベータかご1内側をかご内とする。
各図において、第1方向D1は、水平方向と平行な方向である第1横方向(「奥行方向」ともいう)D1であり、第2方向D2は、水平方向と平行な方向であって、且つ、第1横方向D1と直交する第2横方向(「間口方向」ともいう)D2であり、第3方向D3は、第1横方向D1及び第2横方向D2と直交する鉛直方向であって、上下方向D3である。
既設天井2には、中央付近に照明用開口6が開設され、照明用開口6から既設のエレベータかご1内に露出する状態で、既設天井2の裏面(エレベータかご1上)から既設照明器具7が設けられている。
既設照明器具7は、例えば、後述する既設カーライトボックス8に設けられた光源(不図示)から照射される光を透光板(アクリル板等)を透過してエレベータかご1内に照射する既設照明部71が、エレベータかご1内側を意匠面とするフレームとして機能する既設照明本体部73に設けられている。また、既設照明本体部73は、後述する既設カーライトボックス8のかご外に設けられた送風源9からの風を通過させてエレベータかご1内に送風する既設吹出口72有する。
既設吹出口72は、本実施形態の場合、奥行方向D1に沿って矩形状の吹き出し口が6個並設されている。なお、矩形状の吹き出し口の形状及び数は特に限定されるものではなく、例えば丸形状や矩形以外の多角形でもよく、開設される数も1乃至5個、又は7以上であってもよい。
図2は、既設のエレベータかご1より既設照明器具7及び光源(不図示)を撤去した状態を示す。既設照明器具7及び光源(不図示)が撤去されると、既設天井2の照明用開口6から既設カーライトボックス8が露出する。既設カーライトボックス8には、送風源9の送風を既設カーライトボックス8のかご内側に通過させる既設カーライトボックス吹出口81が開口している。既設カーライトボックス吹出口81は、既設カーライトボックス8に設置された送風源9の送風口(不図示)と対応する位置に設けれている。本実施形態においては、既設カーライトボックス吹出口81は、奥行方向を長手とする矩形状であり、1個設けられている。なお、矩形状の吹き出し口の形状及び数は特に限定されるものではなく、例えば丸形状や矩形以外の多角形でもよく、開設される数も2以上であってもよい。また、本実施例においては、既設カーライトボックス吹出口81は、既設カーライトボックス8の背面壁5に向かって右手に奥行方向D1を長手として配置されているが、例えば、既設カーライトボックス8の背面壁5側に間口方向D2を長手として配置されていてもよく、また、、既設カーライトボックス8の中央付近に配置されてもよい。
図3は、既設照明器具7及び光源(不図示)を撤去したエレベータかごの天井部分の断面を表す概略断面図である。既設カーライトボックス8は既設天井2の照明用開口6を覆う形でかご外に設けられている。送風源9は、送風口(不図示)が既設カーライトボックス8と対向するように既設カーライトボックス8のかご外に設けられている。既設カーライトボックス8は、前述の通り、送風源9の送風口と対向する位置に既設カーライトボックス吹出口81が設けられている。なお、送風源9は、ファン又は空気調整装置等の風を送り出す機能を有する装置である。また、送風源9は、既設の送風源であってもよく、あるいは新規の送風源に交換したものであってもよい。
図4は、既設天井2に新たにエレベータの天井ユニット10を設置したエレベータかご1内の背面側を表した図である。また、図5は、既設天井2に新たにエレベータの天井ユニット10を設置したエレベータかご1の天井部分の断面を表す概略断面図である。本実施形態において、エレベータの天井ユニット10は、既設天井2の照明用開口6を覆う形態で、既設天井2のかご内側に設けられる。エレベータの天井ユニット10は、図5に示すように、既設天井2のかご外から例えば蝶ボルトなど固定部材13とエレベータの天井ユニット10に設けられた例えばカシメナットなどによって、既設天井2に固定される。
本実施形態のエレベータの天井ユニット10は、例えばLEDダウンライトなどの光源からなる照明部102が設置される本体部101が床4と対向して設けられる。本体部101は、床4と対向し奥行方向D1と間口方向D2に平行に広がる例えば鋼板からなる板状の天井面部1011と、天井面部1011の間口方向両端部から既設天井2に向かって前記床4と直交する鉛直方向に沿って立設される立面部1012により構成される。本実施形態において、照明部102は、天井面部1011の奥行方向D1に3つ並べて開設された丸穴にダウンライトユニットが設けられている。なお、照明部102の光源はダウンライトに限定されるものではなく、例えば既設照明部71と同様に面発光の光源でもよく、光源もLEDに限定されるものではなく、蛍光灯、冷陰極管などであってもよい。また、照明部102の形状及び数は特に限定されるものではなく、例えば矩形等の多角形でもよく、設置される数も1、2個又は4個以上であってもよい。
本体部101は、送風源9に近い側(図5においては右側)の立面部1012に吹出口103が設けられている。吹出口103は、立面部1012に開けられた1個又は複数の孔であり、形状及び数量は特に限定されるものではなく、必要な風量に応じて、形状及び数量が設定される。吹出口103の形状は、例えば、矩形状、あるいは丸形状や矩形以外の多角形であってもよく、数量は1個以上であればよい。
また、エレベータの天井ユニット10は、既設カーライトボックス吹出口81を覆い、送風源9から送風された風を天井面部1011方向に誘導する第1ダクト部11が設けられる。第1ダクト部11は上下方向D3に延びた筒状であり、既設カーライトボックス8側の端部は、既設カーライトボックス吹出口81を覆うように既設カーライトボックス8のかご内側に略当接し、天井面部1011側の端部は、天井面部1011に固定されると共に吹出口103と対向する面の少なくとも一部が開放されて、送風源9から送風された風を吹出口103方向に帆送風する開放部111が形成されている。
また、エレベータの天井ユニット10には、第1ダクト部11の開放部111を覆い、送風源9から送風された風を吹出口103に誘導する第2ダクト部12が設けられる。第2ダクト部12は、本実施形態においては、間口方向D2に延びた筒状であり、第1ダクト部11側の端部は、開放部111を覆って第1ダクト部11に固定され、吹出口103側の端部は、吹出口103を覆い、立面部1012に略当接している。
次にエレベータの天井ユニット10を用いたエレベータ天井の改修方法について説明する。
(1)エレベータ天井の改修を行う作業員は、まず、既設のエレベータかご1の既設天井2より既設照明器具7と光源(不図示)を撤去する。
(2)次に作業員は、エレベータの天井ユニット10の固定部材13の位置に合わせて既設天井2に固定部材13(本実施例においては蝶ボルト)が挿し通せる孔を開孔する。
(3)次に作業員は、照明部102と電源等との結線を行う。
(4)その後、作業員は、エレベータの天井ユニット10を既設天井2のかご外(エレベータかご1上)から例えば蝶ボルトなど固定部材13とエレベータの天井ユニット10に設けられた例えばカシメナットなどによって、既設天井2に固定する。
[1]
以上より、本実施形態のように、エレベータかご1の既設天井2に設けられた照明用開口6をエレベータかご1内側から覆うエレベータの天井ユニット10であって、エレベータの天井ユニット10は、本体部101と照明部102を備え、本体部101は、床4と対向する天井面部1011と、天井面部1011から既設天井2に向かって床4と直交する鉛直方向に沿って立設された立面部1012を有し、照明部102は、天井面部1011の一部に設けられる、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、既設天井2全体を交換する必要なく、既設照明器具7及び光源(不図示)を取り除いた照明用開口6をかご内から覆う新たなエレベータの天井ユニット10を設置するのみで、既設エレベータの既設天井2を簡易に改修することが可能である。
[2]
また、本実施形態のように、前記既設天井2は、かご外に前記照明用開口6を覆うように既設カーライトボックス8を有し、前記既設カーライトボックス8は、かご外に送風源9を備えると共に、前記送風源9から吹き出す風が導通する既設カーライトボックス吹出口81を有し、前記既設カーライトボックス吹出口81を導通した前記風を天井面部1011方向に誘導する第1ダクト部11を前記天井面部1011の裏面に備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、既設カーライトボックス8を流用し、既設カーライトボックス吹出口81を導通する送風源9から吹き出す風を天井面部1011方向に誘導するため、新たに既設天井2に吹出口を開設することなく、送風源9から吹き出す風をエレベータのかご1のかご内に誘導することができる。
[3]
また、本実施形態のように、前記立面部1012は、前記送風源9の風を放出する吹出口103を備え、前記第1ダクト部11により前記天井面部1011方向に誘導した前記送風源9の風を前記吹出口103に誘導する第2ダクト部12を前記天井面部1011の裏面に備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、吹出口103をエレベータのかご1のかご内から目立たない立面部1012に設けると共に、送風源9から吹き出す風を効率的に吹出口103に誘導することができる。
[4]
また、本実施形態のように、エレベータは、[1]乃至[3]のいずれかに記載のエレベータの天井ユニット10を備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、既設天井2全体を交換する必要なく、既設照明器具7及び光源(不図示)を取り除いた照明用開口6を覆う新たなエレベータの天井ユニット10を設置するのみで、既設エレベータの既設天井2を簡易に改修することが可能である。
[5]
また、本実施形態のように、エレベータ天井の改修方法は、前記既設天井2から既設照明器具7を撤去する工程と、[1]乃至[3]のいずれかに記載のエレベータの天井ユニット10を既設天井2のかご内側に取り付ける工程とを有する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、既設天井2全体を交換する必要なく、既設照明器具7及び光源(不図示)を取り除いた照明用開口6を覆う新たなエレベータの天井ユニット10を設置するのみで、既設エレベータの既設天井2を簡易に改修することが可能である。
なお、エレベータの天井ユニット10、該エレベータの天井ユニット10を備えたエレベータ及び該エレベータの天井ユニット10を用いたエレベータ天井の改修方法は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータの天井ユニット10、該エレベータの天井ユニット10を備えたエレベータ及び該エレベータの天井ユニット10を用いたエレベータ天井の改修方法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るエレベータ天井の改修方法においては、既設の送風源9を残してエレベータ天井が改修される、という構成である。しかしながら、エレベータ天井の改修方法は、斯かる構成に限られない。例えば、送風源9は撤去され、新たな送風源が設置される、という構成でもよい。
具体的には、例えば、送風源9を撤去し、既設カーライトボックス吹出口81に送風口が一致するように新たな送風源を設置する、という構成でもよい。斯かる構成であっても、既設カーライトボックス8を流用できるため、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(2)また、上記実施形態に係るエレベータの天井ユニット10は、吹出口103が側壁3に対向するエレベータの天井ユニット10の立面部1012に設けられる、という構成である。しかしながら、エレベータの天井ユニット10は、斯かる構成に限られない。例えば、吹出口103は、背面壁5に対向する立面部1012に設けられてもよく、また、図示しない出入口が設けられた前壁(入口上部の幕板等)に対向する立面部1012に設けられる、という構成でもよい。斯かる構成であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(3)また、上記実施形態に係るエレベータの天井ユニット10は、照明部102がエレベータの天井ユニット10の天井面部1011に設けられる、という構成である。しかしながら、エレベータの天井ユニット10は、斯かる構成に限られない。例えば、天井面部1011には、アクリル板などの導光板のみを設置し、光源はカーライトボックス8のかご内側に設ける、という構成でもよい。斯かる構成であっても、既設カーライトボックス8を流用できるため、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(4)また、上記実施形態に係るエレベータの天井ユニット10は、第1ダクト部11及び第2ダクト部12が設けられる、という構成である。しかしながら、エレベータの天井ユニット10は、斯かる構成に限られない。例えば、第1ダクト部11と第2ダクト部12はL字状に一体で形成され、一つのダクト部である、という構成でもよい。斯かる構成であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
1…エレベータかご、2…既設天井、3…側壁、4…床、5…背面壁、6…照明用開口、7…既設照明器具、71…既設照明部、72…既設吹出口、73…既設照明本体部、8…既設カーライトボックス、81…既設カーライトボックス吹出口、9…送風源、10…エレベータの天井ユニット、101…本体部、1011…天井面部、1012…立面部、102…照明部、103…吹出口、11…第1ダクト部、111…開放部、12…第2ダクト部、13…固定部材

Claims (3)

  1. エレベータかごの既設天井に設けられた照明用開口を前記エレベータかご内側から覆うエレベータの天井ユニットであって、
    前記エレベータの天井ユニットは、本体部と照明部を備え、
    前記本体部は、床と対向する天井面部と、前記天井面部から前記既設天井に向かって前記床と直交する鉛直方向に沿って立設された立面部を有し、
    前記照明部は、前記天井面部の一部に設けられ、
    前記既設天井は、かご外に前記照明用開口を覆うように既設カーライトボックスを有し、
    前記既設カーライトボックスは、かご外に送風源を備えると共に、前記送風源から吹き出す風が導通する既設カーライトボックス吹出口を有し、
    前記既設カーライトボックス吹出口を導通した前記風を天井面部方向に誘導する第1ダクト部を前記天井面部の裏面に備え、
    前記立面部は、前記送風源の風を放出する吹出口を備え、
    前記第1ダクト部により前記天井面部方向に誘導した前記送風源の風を前記吹出口に誘導する第2ダクト部を前記天井面部の裏面に備え、
    前記第1ダクト部と前記第2ダクト部は連通し、前記送風源の風は、前記第1ダクト部及び前記第2ダクト部のみを通じて前記吹出口より前記エレベータかご内に吹き込む
    エレベータの天井ユニット。
  2. 請求項1に記載のエレベータの天井ユニットを備えたエレベータ。
  3. エレベータかごの既設天井から既設照明器具を撤去する工程と、
    前記既設天井に設けられた照明用開口を前記エレベータかご内側から覆うエレベータの天井ユニットであって、
    前記エレベータの天井ユニットは、本体部と照明部を備え、
    前記本体部は、床と対向する天井面部と、前記天井面部から前記既設天井に向かって前記床と直交する鉛直方向に沿って立設された立面部を有し、
    前記照明部は、前記天井面部の一部に設けられたエレベータの天井ユニットを既設天井のかご内側に取り付ける工程とを有する
    エレベータ天井の改修方法。
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