JP7452221B2 - 車載カメラの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の窓ガラスに対して車室側に配置されるカメラと、このカメラを支持するカメラホルダとを有する車載カメラの取付構造に関する。
自動車等の車両の周辺状況を撮影するために、車両にカメラを設置することが増えてきている。このようなカメラは、窓ガラスを通して車両外部の状況を撮影すべく、窓ガラスに対して車室側に配置されることがある。そのため、カメラを窓ガラスに対して車室側の位置で取り付けるために様々な取付技術が提案されている。
取付技術の一例としては、車載カメラ等の車載機器を保持する保持部材と、窓ガラスの内面に接着されるベース部材とを有し、車載機器が保持部材を介してベース部材に取り付けられている、車載機器の取付装置が挙げられる。(例えば、特許文献1を参照。)
特開2016-187988号公報
上記取付技術の一例のベース部材のように窓ガラスの内面に取り付けられるカメラホルダは、繊維強化樹脂を用いた射出成形によって作製されることがある。この場合、カメラホルダの強度を向上させることができ、ひいては、カメラの取付強度を向上させることができる。
しかしながら、繊維強化樹脂の射出成形品であるカメラホルダにおいては、金型内で溶融樹脂が固化する際に、繊維の配向に起因して収縮率の差が生じるので、反り変形が生じ易い。このような反り変形は、カメラホルダを窓ガラスの内面に取り付けられなくするおそれがある。また、反り変形は、車載カメラをカメラホルダに取り付けられなくするおそれがある。すなわち、カメラホルダの反り変形が、カメラの取付性能を低下させるおそれがある。
このような実情を鑑みると、車載カメラの取付構造においては、カメラの取付強度を向上可能とすること、カメラの取付性能を向上可能とすることが望まれる。
課題を解決するために、一態様に係る車載カメラの取付構造は、車両の窓ガラスに対して車室側に配置されるカメラと、前記カメラを支持するカメラホルダとを備え、前記カメラホルダが、前記窓ガラスと前記カメラとの間で、前記車室側を向く前記窓ガラスの内面に沿って配置されるホルダ取付壁を有し、前記ホルダ取付壁が、前記窓ガラスの内面に面する先端面を有し、前記ホルダ取付壁の前記先端面には、前記ホルダ取付壁を前記窓ガラスの内面に取り付けるための複数の取付部が配置され、前記ホルダ取付壁が前記複数の取付部によって前記窓ガラスの内面に取り付けられている、車載カメラの取付構造であって、前記カメラが、前記窓ガラスに対して前記車両の外部側の領域を、前記窓ガラスを通して撮像するために用いられる2つのレンズを有し、前記2つのレンズが車両幅方向に間隔を空けて配置され、前記カメラホルダが、繊維強化樹脂を用いて構成される射出成形品であり、前記ホルダ取付壁が、前記2つのレンズを前記窓ガラスに向けてそれぞれ露出させるように前記ホルダ取付壁を貫通する2つの撮像孔を有し、前記ホルダ取付壁が、前記2つの撮像孔に対して車両幅方向の内方寄りにそれぞれ配置され、かつ前記ホルダ取付壁を貫通する2つの貫通孔を有している。
一態様に係る車載カメラの取付構造においては、カメラの取付強度を向上させることができ、カメラの取付性能を向上させることができる。
図1は、一実施形態に係る車載カメラの取付構造を有するカメラ組立体を車両の窓ガラスと共に、車両前方側から見て概略的に示す斜視図である。 図2は、一実施形態に係るカメラ組立体を車両前方側から見て概略的に示す斜視図である。 図3は、一実施形態に係る車載カメラの取付構造のカメラホルダ及びカメラカバーを窓ガラスと共に、図2のX-X線に沿って切断した状態で概略的に示す断面図である。 図4は、一実施形態に係る車載カメラの取付構造のカメラ及びカメラホルダを窓ガラスと共に、図2のY-Y線に沿って切断した状態で概略的に示す断面図である。 図5は、一実施形態に係るカメラ組立体の車両幅方向の一方端領域を車両前方側から見て概略的に示す斜視図である。 図6は、一実施形態に係る車載カメラの取付構造のカメラホルダを概略的に示す正面図である。 図7は、一実施形態に係る車載カメラの取付構造のカメラ及びカメラホルダを車両後方側から見て概略的に示す斜視図である。 図8は、比較例における車載カメラの取付構造のカメラホルダ及びカメラカバーを窓ガラスと共に、図2のX-X線に相当する線に沿って切断した状態で概略的に示す断面図である。 図9(a)及び図9(b)は、それぞれ、実施例及び比較例のカメラホルダの解析モデルを、それに樹脂流動解析により算出された反り変形を反映した状態で模式的に示す正面図である。
一実施形態に係る車載カメラの取付構造について以下に説明する。なお、本実施形態に係る取付構造は、車載カメラ(以下、必要に応じて、単に「カメラ」という)を車両前方の窓ガラス、すなわち、フロントガラスに取り付けるように構成されている。しかしながら、取付構造は、カメラを車両後方の窓ガラス、すなわち、リアガラスに取り付けるように構成することもできる。また、本実施形態において、車両は自動車となっている。しかしながら、車両は、フロントガラス又はリアガラスを有する自動車以外の車両とすることもできる。
本明細書中の説明に用いられる図面においては、車両を基準とした方向を次のように示す。図1~図5及び図7~図9においては、車両前方及び車両後方を、それぞれ片側矢印F及び片側矢印Bによって示す。図1、図2、図5~図7、及び図9においては、車両前方を向いた場合の左方及び右方を、それぞれ片側矢印L及び片側矢印Rによって示す。車両幅方向は、片側矢印L及び片側矢印Rによって示される。さらに、図1~図8においては、車両上方及び車両下方を、それぞれ片側矢印U及び片側矢印Dによって示す。
「車載カメラの取付構造の概略」
図1~図7を参照して、車載カメラ10の取付構造の概略を説明する。すなわち、車載カメラ10の取付構造は、概略的には次のように構成される。
図1に示すように、取付構造は、窓ガラス(フロントガラス)Gに対して車室側(片側矢印Cにより示す)に配置されるカメラ10を有する。図1~図7に示すように、取付構造は、カメラ10を支持するカメラホルダ20を有する。取付構造は、カメラ10及びカメラホルダ20を有するカメラ組立体1に設けられる。
図1、図3、及び図4に示すように、窓ガラスGは、車室側を向く内面g1を有する。窓ガラスGは、車両の外部側(片側矢印Eにより示す)を向く外面g2を有する。外面g2は、内面g1とは車両前後方向の反対側を向く。カメラホルダ20は、窓ガラスGとカメラ10との間で、窓ガラスGの内面g1に沿って配置されるホルダ取付壁21を有する。ホルダ取付壁21は、窓ガラスGの内面g1に取り付けられる。
図2及び図5に示すように、2つのレンズ11を有する。2つのレンズ11は車両幅方向に間隔を空けて配置される。図1、図3、及び図4に示すように、各レンズ11は、窓ガラスGに対して車両の外部側の領域を、窓ガラスGを通して撮像するために用いられる。
特に明確に図示はしないが、カメラホルダ20は、繊維強化樹脂を用いて構成される射出成形品である。図1~図7に示すように、カメラホルダ20のホルダ取付壁21は、2つのレンズ11を窓ガラスGに向けてそれぞれ露出させるようにホルダ取付壁21を貫通する2つの撮像孔22を有する。ホルダ取付壁21は、それを貫通する2つの貫通孔23を有する。2つの貫通孔23は、2つの撮像孔22に対して車両幅方向の内方寄りにそれぞれ配置される
さらに、車載カメラ10の取付構造は概略的には次のように構成することができる。図2、図4、及び図6に示すように、ホルダ取付壁21は、カメラ10を支持する支持部24を有する。以下においては、必要に応じて、この支持部を「先端側支持部」と呼ぶ。2つの貫通孔23及び先端側支持部24は、ホルダ取付壁21の車両上下方向の略中央21a(一点鎖線により示す)に対して車両下方寄りに位置するホルダ取付壁21の下方領域21bに配置される。なお、ホルダ取付壁21の上方領域21cは、ホルダ取付壁21の車両上下方向の略中央21aに対して車両上方寄りに位置する。また、取付構造に対して車両前後方向の車両の外部側を「先端側」と定義し、かつ取付構造に対して車両前後方向の車室側を「基端側」と定義する。
図2~図5に示すように、取付構造は、カメラ10を車両下方から覆うカメラカバー30を有する。ホルダ取付壁21は、窓ガラスGの内面g1に面する先端面21dを有する。なお、ホルダ取付壁21もまた、車両前後方向にて先端面21dとは反対側を向く基端面21eを有する。図2、図3、及び図5に示すように、ホルダ取付壁21は、2つの貫通孔23の周縁に沿ってそれぞれ形成される2つの孔周縁部23aを有する。2つの孔周縁部23aは、先端面21dから車室側に延びる。
カメラカバー30は、ホルダ取付壁21と係合する2つの係合部31を有する。以下においては、必要に応じて、この係合部を「中間係合部」と呼ぶ。ホルダ取付壁21は、2つの係合部31にそれぞれ係合される2つの被係合部25を有する。以下においては、必要に応じて、この係合部を「中間被係合部」と呼ぶ。2つの中間被係合部25は、それぞれ2つの孔周縁部23aに配置される。
図6に示すように、カメラホルダ20は、車両幅方向に間隔を空けて配置される2つの射出ゲートを用いた射出成形品となっている。図6においては、これら2つの射出ゲートの位置をそれぞれ2つの片側矢印J1,J2により示す。また、2つの片側矢印J1,J2は、射出成形時に、それぞれ2つの射出ゲートを通して樹脂を送る方向も示す。
2つの射出ゲートのうち一方の射出ゲートは、2つの貫通孔23のうち一方の貫通孔23における車両幅方向の内方端23bよりも車両幅方向の外方に位置する領域(片側矢印K11により示す)に配置される。以下においては、必要に応じて、この領域を「一方側第1ゲート領域」という。好ましくは、一方の射出ゲートは、一方の撮像孔22の最小横断面における車両幅方向の外方端22a及び内方端22b間の領域(両側矢印K12により示す)に配置される。以下においては、必要に応じて、この領域を「一方側第2ゲート領域」という。
2つの射出ゲートのうち他方の射出ゲートは、2つの貫通孔23のうち他方の貫通孔23における車両幅方向の内方端23bよりも車両幅方向の外方に位置する領域(片側矢印K21により示す)に配置される。以下においては、必要に応じて、この領域を「他方側第1ゲート領域」という。好ましくは、他方の射出ゲートは、他方の撮像孔22の最小横断面における車両幅方向の外方端22a及び内方端22b間の領域(両側矢印K22により示す)に配置される。以下においては、必要に応じて、この領域を「他方側第2ゲート領域」という。
しかしながら、カメラホルダは、1つの射出ゲートを用いた射出成形品とすることもできる。この場合、1つの射出ゲートは、カメラホルダの車両幅方向の中央に配置することができる。ここで、このような1つの射出ゲートについて図6を用いて説明すると、1つの射出ゲートは、図6の片側矢印J3により示すような位置に配置することができる。さらに、かかるカメラホルダの射出成形時に樹脂は、図6の矢印J3により示すような方向にて、1つの射出ゲートを通して送ることができる。
「車載カメラの取付構造の詳細」
図1を参照すると、車載カメラ10の取付構造は、詳細には次のように構成することができる。図1に示すように、取付構造を有するカメラ組立体1は、窓ガラスGの車両上下方向の上方縁かつ窓ガラスGの車両幅方向の略中央に位置する上方縁中央領域g3の内面g1に取り付けられている。具体的には、ホルダ取付壁21が、窓ガラスGの上方縁中央領域g3の内面g1に取り付けられる。特に明確に図示はしないが、カメラ組立体1の車両上下方向の上端部1aは、車室の天井面(図示せず)に沿って配置される。
さらに、ホルダ取付壁21は、接着剤等の接着手段によって窓ガラスGの内面g1に取り付けられている。具体的には、ホルダ取付壁21は、接着剤等の接着手段によって窓ガラスGの上方縁中央領域g3の内面g1に取り付けられている。
さらに、取付構造は、車両幅方向にて略対称となっている。また、カメラ組立体1は、車両幅方向にて略対称となっている。しかしながら、取付構造は、車両幅方向にて非対称とすることができる。また、カメラ組立体は、車両幅方向にて非対称とすることができる。
「カメラの詳細」
図1、図2、図4、図5、及び図7を参照すると、カメラ10は、詳細には次のように構成することができる。図1及び図2に示すように、カメラ10は、カメラホルダ20及びカメラカバー30に囲まれるように配置される。カメラ10は、その外周に配置される筐体12を有する。カメラ10の撮像機能をもたらすための各種構成要素は、筐体12内に収容される。
図1、図2、図4、図5、及び図7に示すように、筐体12は、車両前後方向にて窓ガラスGの内面g1を向く先端領域12aを有する。筐体12の先端領域12aは、車両前後方向にて、ホルダ取付壁21に面するように配置される。筐体12の先端領域12aは、車両幅方向に延びる細長形状に形成されている。筐体12は、それぞれ車両幅方向の両外方を向く2つの側方端領域12bを有する。筐体12の各側方端領域12bは、車両前後方向に延びる細長形状に形成されている。
図1、図2、及び図5に示すように、各レンズ11は、この先端領域12aに配置される。図4に示すように、カメラ10は、ホルダ取付壁21の先端側支持部24によって支持される被支持部13を有する。以下においては、必要に応じて、この被支持部を「先端側被支持部」と呼ぶ。先端側被支持部13は、筐体12の先端領域12aからホルダ取付壁21に向かって突出するように形成される。しかしながら、先端側被支持部は、筐体の先端領域から凹むように形成することもできる。
図7に示すように、カメラ10は、後述するカメラホルダ20における2つのホルダ側方壁26の側方支持部27によってそれぞれ支持される2つの側方被支持部14を有する。2つの側方被支持部14は、それぞれ、筐体12の2つの側方端領域12bから車両幅方向の外方に向かって突出するように形成される。しかしながら、2つの側方被支持部の少なくとも一方を、それに対応する筐体の側方端領域の少なくとも一方から凹むように形成することもできる。
「カメラホルダの詳細」
図1~図7を参照すると、カメラホルダ20は、詳細には次のように構成することができる。カメラホルダ20に用いられる繊維強化樹脂は、不連続繊維強化樹脂となっている。繊維強化樹脂は、所定の樹脂材料と、複数の繊維とを含む。
繊維強化樹脂の樹脂材料としては、熱可塑性樹脂が用いられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレート等を用いることができる。繊維強化樹脂の繊維は、炭素繊維、ガラス繊維、ポリアミド繊維、ポリエチレン繊維等とすることができる。1本の繊維の長さは10mm以上であるとよい。しかしながら、1本の繊維の長さは、これに限定されない。
図1~図7に示すように、カメラホルダ20のホルダ取付壁21は、車両幅方向に延びる細長形状に形成されている。特に明確に図示はしないが、ホルダ取付壁21の車両上下方向の上方縁は、車室の天井面に沿って配置される。
図2、図5、及び図6に示すように、ホルダ取付壁21の先端面21dには、ホルダ取付壁21を窓ガラスGの内面g1に取り付けるために用いられる複数の取付部21fが配置されている。各取付部21f上には接着手段が配置される。ホルダ取付壁21は、複数の取付部21fの接着手段によって窓ガラスGの内面g1に取り付けられる。
図2~図7に示されるように、ホルダ取付壁21の上方領域21cに、複数のリブ21gが設けられる。各リブ21gは、ホルダ取付壁21の先端面21dに対して基端側に配置される。これら複数のリブ21gによって、ホルダ取付壁21を補強することができる。
図2、図5、及び図6に示すように、各撮像孔22は、その横断面を基端側から先端側に向くに従って拡大するように形成されている。各撮像孔22は、その先端側端に位置する先端開口22cを有する。各撮像孔22はまた、その基端側端に位置する基端開口22dを有する。
先端開口22cの車両幅方向の長さは、車両上方から下方に向かうに従って増加している。先端開口22cは、基端開口22dよりも大きくなっている。基端開口22dの車両上下方向の上方縁は、先端開口22cの車両上下方向の上方縁と車両上下方向にて略一致する。基端開口22dの車両上下方向の下方縁は、先端開口22cの車両上下方向の下方縁よりも車両上方寄りに位置する。基端開口22dの車両上下方向の両側方縁は、それぞれ、先端開口22cの車両幅方向の両側方縁よりも撮像孔22の車両幅方向の中央寄りに位置する。
各貫通孔23は、各撮像孔22の先端開口22cよりも小さくなっている。各貫通孔23は、各撮像孔22の基端開口22dよりも大きくなっている。
各孔周縁部23aの車両上下方向の上方縁区域は、各撮像孔22における先端開口22c及び基端開口22dの車両上下方向の下方縁よりも車両下方寄りに位置する。各孔周縁部23aの車両上下方向の下方縁区域は、各撮像孔22における先端開口22cの車両上下方向の下方縁よりも車両上方寄りに位置する。各孔周縁部23aの車両上下方向の下方縁区域は、各撮像孔22における基端開口22dの車両上下方向の下方縁よりも車両下方寄りに位置する。
図6に示すように、上記一方側第1ゲート領域は、一方の撮像孔22の基端開口22dにおける車両幅方向の外方端22aと、一方の貫通孔23における車両幅方向の内方端23bとの間に位置する。上記一方側第2ゲート領域は、一方の撮像孔22の基端開口22dにおける車両幅方向の外方端22a及び内方端22b間に位置する。
上記他方側第1ゲート領域は、他方の撮像孔22の基端開口22dにおける車両幅方向の外方端22aと、他方の貫通孔23における車両幅方向の内方端23bとの間に位置する。上記他方側第2ゲート領域は、他方の撮像孔22の基端開口22dにおける車両幅方向の外方端22a及び内方端22b間に位置する。
カメラホルダ20のホルダ取付壁21の先端側支持部24は、カメラ10の先端側被支持部13を挿入可能とするように凹んでいる。カメラ10の先端側被支持部13は、ホルダ取付壁21の先端側支持部24に挿入された状態でカメラホルダ20によって車両下方から支持される。しかしながら、上述のようにカメラの先端側被支持部が筐体の先端領域から凹むように形成される場合には、ホルダ取付壁の先端側支持部は、カメラの先端側被支持部に挿入可能に突出することもできる。
図2、図3、及び図5に示すように、カメラホルダ20におけるホルダ取付壁21の2つの中間被係合部25は、2つの孔周縁部23aの下方縁区域にそれぞれ設けられる。2つの中間被係合部25は、2つの孔周縁部23aをそれぞれ貫通する2つの中間被係合孔25となっている。しかしながら、2つの中間被係合部は、カメラカバーの2つの中間係合部と係合可能とするあらゆる形状に形成することができる。例えば、2つの中間被係合部の少なくとも一方を、鉤形状に形成される中間被係合爪とすることもできる。
図2、図5、及び図7に示すように、カメラホルダ20は、車両幅方向に互いに間隔を空けて配置される2つのホルダ側方壁26を有する。2つのホルダ側方壁26は、ホルダ取付壁21から基端側に延びる。カメラ10は、車両幅方向にて2つのホルダ側方壁26の間に配置される。
図7に示すように、2つのホルダ側方壁26は、それぞれカメラ10の2つの側方被支持部14を支持可能とするように構成される。各ホルダ側方壁26は、それに対応する側方被支持部14を支持可能とする側方支持部27を有する。すなわち、カメラホルダ20は、2つの側方被支持部14をそれぞれ支持可能とする2つの側方支持部27を有する。
2つの側方支持部27は、それぞれ2つの側方被支持部14に対応するように車両下方に向かって凹んでいる。しかしながら、上述のように2つの側方被支持部の少なくとも一方が凹む場合、2つの側方支持部の少なくとも一方を、2つの側方被支持部の少なくとも一方に対応するように突出させることもできる。
図2、図5、及び図6に示すように、ホルダ取付壁21は、後述するカメラカバー30の2つの側方係合部32にそれぞれ係合される2つの側方被係合部28を有する。2つの撮像孔22は、車両幅方向にて、これら2つの側方被係合部28の間に位置する。2つのホルダ側方壁26は、車両幅方向にて、2つの側方被係合部28の間に位置する。さらに、2つの側方被係合部28は、ホルダ取付壁21の上方領域21cに配置される。
2つの側方被係合部28は、ホルダ取付壁21を貫通する2つの側方被係合孔28となっている。しかしながら、2つの側方被係合部は、カメラカバーの2つの側方係合部と係合可能とするあらゆる形状に形成することができる。例えば、2つの側方被係合部の少なくとも一方を、鉤形状に形成される側方被係合爪とすることもできる。
「カメラカバーの詳細」
図2、図3及び図5を参照すると、カメラカバー30は、詳細には次のように構成することができる。図2及び図5に示すように、カメラカバー30は、ホルダ取付壁21の先端面21dに対して基端側に配置される。
カメラカバー30は、その先端に位置する先端開口30aを有する。先端開口30aは、ホルダ取付壁21に対応するように形成されている。ホルダ取付壁21は、この先端開口30aに配置される。先端開口30aは、窓ガラスGの内面g1に沿って配置される。カメラカバー30は、車両上方に向かって開口する上方開口30bを有する。特に明確に図示はしないが、カメラカバー30の上方開口30bは、車室の天井面に沿って配置される。
図2、図3、及び図5に示すように、2つの中間係合部31は、ホルダ取付壁21の2つの中間被係合孔25の周縁にそれぞれ係合可能となるように鉤形状に形成される2つの中間係合爪31となっている。
しかしながら、2つの中間係合部は、ホルダ取付壁の2つの中間被係合部と係合可能とするあらゆる形状に形成することができる。例えば、上述のようにホルダ取付壁における2つの中間被係合部の少なくとも一方が、中間被係合爪である場合、2つの中間係合部の少なくとも一方を、2つの中間被係合部の少なくとも一方の中間被係合爪に対応する中間係合孔とすることができる。
図2及び図5に示すように、カメラホルダ20は、ホルダ取付壁21の2つの側方被係合部28とそれぞれ係合可能に構成される2つの側方係合部32を有する。2つの側方係合部32は、2つの側方被係合孔28の周縁にそれぞれ係合可能となるように鉤形状に形成される2つの側方係合爪32となっている。
しかしながら、2つの側方係合部は、ホルダ取付壁の2つの側方被係合部と係合可能とするあらゆる形状に形成することができる。例えば、上述のようにホルダ取付壁における2つの側方被係合部の少なくとも一方が、側方被係合爪である場合、2つの側方係合部の少なくとも一方を、2つの側方被係合部の少なくとも一方の側方被係合爪に対応する側方係合孔とすることができる。
以上、本実施形態に係る車載カメラ10の取付構造は、車両の窓ガラスGに対して車室側に配置されるカメラ10と、前記カメラ10を支持するカメラホルダ20とを備え、前記カメラホルダ20が、前記窓ガラスGと前記カメラ10との間で、前記車室側を向く前記窓ガラスGの内面g1に沿って配置されるホルダ取付壁21を有し、前記ホルダ取付壁21が前記窓ガラスGの内面g1に取り付けられている、車載カメラ10の取付構造であって、前記カメラ10が、前記窓ガラスGに対して前記車両の外部側の領域を、前記窓ガラスGを通して撮像するために用いられる2つのレンズ11を有し、前記2つのレンズ11が車両幅方向に間隔を空けて配置され、前記カメラホルダ20が、繊維強化樹脂を用いて構成される射出成形品であり、前記ホルダ取付壁21が、前記2つのレンズ11を前記窓ガラスGに向けてそれぞれ露出させるように前記ホルダ取付壁21を貫通する2つの撮像孔22を有し、前記ホルダ取付壁21が、前記2つの撮像孔22に対して車両幅方向の内方寄りにそれぞれ配置され、かつ前記ホルダ取付壁21を貫通する2つの貫通孔23を有している。
このような取付構造においては、カメラ10を支持するカメラホルダ20が、繊維強化樹脂を用いて構成される射出成形品となっているので、カメラホルダ20の強度を向上させることができ、ひいては、カメラ10の取付強度を向上させることができる。
ここで、繊維強化樹脂の射出成形においては、金型内の樹脂の流動によって射出成形品内に、同一方向を向く繊維の密度が高くなる部位が発生することがある。この場合、金型内にて溶融樹脂が固化するときに、同一方向を向く繊維の密度が高くなる部位に起因して射出成形品の部位間に収縮率の差が生じる。このような収縮率の差は、射出成形品に反り変形を生じさせる。これに対して、上記取付構造においては、カメラホルダ20のホルダ取付壁21が、2つの撮像孔22に対して車両幅方向の内方寄りにそれぞれ配置される2つの貫通孔23を有する。このような2つの貫通孔23は、カメラホルダ20の反り変形に影響し易い2つの撮像孔22間の領域にて、同一方向を向く繊維の密度が高くなる部位の発生を抑制できる。そのため、カメラホルダ20の反り変形を抑制でき、さらには、カメラ10の取付性能を向上させることができる。
本実施形態に係る車載カメラ10の取付構造においては、前記ホルダ取付壁21が、前記カメラ10を支持する支持部24を有し、前記2つの貫通孔23並びに前記支持部24が、前記ホルダ取付壁21の車両上下方向の中央21aに対して車両下方寄りに位置する前記ホルダ取付壁21の下方領域21bに配置されている。
このような取付構造においては、カメラ10を支持するホルダ取付壁21の支持部24及びその周辺にて反り変形を抑制できる。そのため、カメラホルダ20の反り変形を効率的に抑制でき、さらには、カメラ10の取付性能を効率的に向上させることができる。
本実施形態に係る車載カメラ10の取付構造は、前記カメラ10を車両下方から覆うカメラカバー30を備え、前記ホルダ取付壁21が、前記窓ガラスGの内面g1に面する先端面21dを有し、前記ホルダ取付壁21が、前記2つの貫通孔23の周縁に沿ってそれぞれ形成される2つの孔周縁部23aを有し、前記2つの孔周縁部23aが前記先端面21dから前記車室側に延びており、前記カメラカバー30が、前記ホルダ取付壁21と係合する2つの係合部31を有し、前記ホルダ取付壁21が、前記2つの係合部31にそれぞれ係合される2つの被係合部25を有し、前記2つの被係合部25が、それぞれ前記2つの孔周縁部23aに配置されている。
このような取付構造においては、例えば、各被係合部25が被係合孔25として構成され、かつ各係合部31が係合爪31として構成される場合に、2つの貫通孔23、及び2つの孔周縁部23aにおける2つの被係合孔25が、カメラホルダ20の反り変形に影響し易い2つの撮像孔22間の領域において、同一方向を向く繊維の密度が高くなる部位の発生を効率的に抑制できる。そのため、カメラホルダ20の反り変形を効率的に抑制でき、さらには、カメラ10の取付性能を効率的に向上させることができる。
付随的には、カメラホルダ20のホルダ取付壁21及びカメラカバー30間における係合をもたらすための煩雑な構造を、外部から視認し難くできる。そのため、取付構造の外観が損なわれることを防止できる。
本実施形態に係る車載カメラ10の取付構造においては、前記カメラホルダ20が、車両幅方向に間隔を空けて配置される2つの射出ゲートを用いた射出成形品であり、前記2つの射出ゲートのうち一方の射出ゲートが、前記2つの貫通孔23のうち一方の貫通孔23における車両幅方向の内方端23bよりも車両幅方向の外方に位置する領域に配置され、前記2つの射出ゲートのうち他方の射出ゲートが、前記2つの貫通孔23のうち他方の貫通孔23における車両幅方向の内方端23bよりも車両幅方向の外方に位置する領域に配置されている。
このような取付構造においては、ホルダ取付壁21にて2つの撮像孔22及び2つの貫通孔23に対して車両上方に隣接する領域と、ホルダ取付壁21にて2つの撮像孔22に対して車両下方に隣接する領域とにおいて、同一方向を向く繊維の密度が高くなる部位の発生を抑制できる。そのため、カメラホルダ20の反り変形を抑制でき、さらには、カメラ10の取付性能を向上させることができる。
本実施形態に係る車載カメラ10の取付構造においては、前記一方の射出ゲートが、前記一方の撮像孔22の最小横断面における車両幅方向の外方端22a及び内方端22b間の領域に配置され、前記他方の射出ゲートが、前記他方の撮像孔22の最小横断面における車両幅方向の外方端22a及び内方端22b間の領域に配置されている。
このような取付構造においては、ホルダ取付壁21にて2つの撮像孔22及び2つの貫通孔23に対して車両上方に隣接する領域と、ホルダ取付壁21にて2つの撮像孔22に対して車両下方に隣接する領域とにおいて、同一方向を向く繊維の密度が高くなる部位の発生を効率的に抑制できる。そのため、カメラホルダ20の反り変形を効率的に抑制でき、さらには、カメラ10の取付性能を効率的に向上させることができる。
ここまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明は、その技術的思想に基づいて変形及び変更可能である。
「実施例」
実施例について説明する。実施例においては、射出成形によって上記実施形態と同様に作製されるカメラホルダ20に生じる反り変形を樹脂流動解析によって算出した。具体的には、この樹脂流動解析においては、上記カメラホルダ20の解析モデルを用いて、この解析モデルに生じる反り変形を算出した。樹脂流動解析には、オートデスク社より市販されるMOLDFLOW(登録商標)を用いた。
樹脂流動解析において、射出成形は、図6の2つの片側矢印J1,J2によってそれぞれ示されるように2つの射出ゲートから繊維強化樹脂を金型に充填されるように設定された。繊維強化樹脂の樹脂材料はポリブチレンテレフタレートに設定された。繊維強化樹脂の繊維はガラス繊維に設定された。繊維強化樹脂中に添加される繊維の割合は30重量%に設定された。成形条件は、樹脂温度を260℃とし、金型温度を60℃とし、かつ保圧を40MPaとするように設定された。特に、実施例1においては、カメラホルダ20が上記2つの貫通孔23を有する点に着目した。
「比較例」
比較例について説明する。比較例においては、図8に示すようにカメラホルダ120が、実施例1における2つの貫通孔23の代わりに、貫通しない2つの止まり穴123を有する点を除いて実施例1と同様に、射出成形にてカメラホルダ120に生じる反り変形を樹脂流動解析によって算出した。具体的には、図8に示すように、比較例のカメラホルダ120のホルダ取付壁121が、実施例1のカメラホルダ20のホルダ取付壁21を2つの貫通孔23を塞ぐように変形させた構成となっている。特に、比較例においては、カメラホルダ120が貫通しない2つの止まり穴123を有する点に着目した。
樹脂流動解析により算出された実施例及び比較例のカメラホルダ20,120の反り変形は、それぞれ、図9(a)及び図9(b)に示すようになった。なお、図9(a)及び図9(b)においては、カメラホルダ20,120の反り変形による変位が、グレースケールの濃淡によって表されている。具体的には、反り変形が生じていない場合、カメラホルダ20,120の色は、最も薄い色、すなわち、白色となっている。また、反り変形よる変位が、紙面手前に向かう+側及び紙面奥側に向かう-側のいずれかに増加するに従って、カメラホルダ20,120の色の濃さが増している、すなわち、黒色に近付くように変化している。
図9(a)及び図9(b)において、カメラホルダ20,120の車両幅方向の中央領域における色は、紙面手前に向かう+側への変位を表すように濃くなっており、かつカメラホルダ20,120の車両幅方向の端領域における色は、紙面奥側に向かう-側への変位を表すように濃くなっている。さらに、縦棒の形式にて表されたグレースケールのチャートもまた、カメラホルダ20,120の反り変形による変位とその色との関係を示している。
このような実施例及び比較例のカメラホルダ20,120の反り変形を対比すると、図9(a)に示した実施例のカメラホルダ20の反り変形は、図9(b)に示した比較例のカメラホルダ120の反り変形よりも小さくなっていた。そのため、上記2つの貫通孔23によってカメラホルダ20の反り変形を効率的に抑制できることが確認できた。
10…車載カメラ、カメラ、11…レンズ
20…カメラホルダ、21…ホルダ取付壁、21a…略中央、21b…下方領域、、21d…先端面、22…撮像孔、22a…外方端、22b…内方端、23…貫通孔、23a…孔周縁部、23b…内方端、24…先端側支持部(支持部)、25…中間被係合部、中間被係合孔(被係合部)
30…カメラカバー、31…中間係合部、中間係合爪(係合部)
G…窓ガラス、g1…内面

Claims (5)

  1. 車両の窓ガラスに対して車室側に配置されるカメラと、
    前記カメラを支持するカメラホルダと
    を備え、
    前記カメラホルダが、前記窓ガラスと前記カメラとの間で、前記車室側を向く前記窓ガラスの内面に沿って配置されるホルダ取付壁を有し、
    前記ホルダ取付壁が、前記窓ガラスの内面に面する先端面を有し、前記ホルダ取付壁の前記先端面には、前記ホルダ取付壁を前記窓ガラスの内面に取り付けるための複数の取付部が配置され、
    前記ホルダ取付壁が前記複数の取付部によって前記窓ガラスの内面に取り付けられている、車載カメラの取付構造であって、
    前記カメラが、前記窓ガラスに対して前記車両の外部側の領域を、前記窓ガラスを通して撮像するために用いられる2つのレンズを有し、
    前記2つのレンズが車両幅方向に間隔を空けて配置され、
    前記カメラホルダが、繊維強化樹脂を用いて構成される射出成形品であり、
    前記ホルダ取付壁が、前記2つのレンズを前記窓ガラスに向けてそれぞれ露出させるように前記ホルダ取付壁を貫通する2つの撮像孔を有し、
    前記ホルダ取付壁が、前記2つの撮像孔に対して車両幅方向の内方寄りにそれぞれ配置され、かつ前記ホルダ取付壁を貫通する2つの貫通孔を有している、車載カメラの取付構造。
  2. 前記ホルダ取付壁が、前記カメラを支持する支持部を有し、
    前記2つの貫通孔並びに前記支持部が、前記ホルダ取付壁の車両上下方向の中央に対して車両下方寄りに位置する前記ホルダ取付壁の下方領域に配置されている、請求項1に記載の車載カメラの取付構造。
  3. 前記カメラを車両下方から覆うカメラカバーを備え、
    記ホルダ取付壁が、前記2つの貫通孔の周縁に沿ってそれぞれ形成される2つの孔周縁部を有し、
    前記2つの孔周縁部が前記先端面から前記車室側に延びており、
    前記カメラカバーが、前記ホルダ取付壁と係合する2つの係合部を有し、
    前記ホルダ取付壁が、前記2つの係合部にそれぞれ係合される2つの被係合部を有し、
    前記2つの被係合部が、それぞれ前記2つの孔周縁部に配置されている、請求項2に記載の車載カメラの取付構造。
  4. 前記カメラホルダが、車両幅方向に間隔を空けて配置される2つの射出ゲートを用いた射出成形品であり、
    前記2つの射出ゲートのうち一方の射出ゲートが、前記2つの貫通孔のうち一方の貫通孔における車両幅方向の内方端よりも車両幅方向の外方に位置する領域に配置され、
    前記2つの射出ゲートのうち他方の射出ゲートが、前記2つの貫通孔のうち他方の貫通孔における車両幅方向の内方端よりも車両幅方向の外方に位置する領域に配置されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の車載カメラの取付構造。
  5. 前記一方の射出ゲートが、前記一方の撮像孔の最小横断面における車両幅方向の外方端及び内方端間の領域に配置され、
    前記他方の射出ゲートが、前記他方の撮像孔の最小横断面における車両幅方向の外方端及び内方端間の領域に配置されている、請求項4に記載の車載カメラの取付構造。
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