JP7452022B2 - 粒子検出用流体 - Google Patents

粒子検出用流体 Download PDF

Info

Publication number
JP7452022B2
JP7452022B2 JP2020005593A JP2020005593A JP7452022B2 JP 7452022 B2 JP7452022 B2 JP 7452022B2 JP 2020005593 A JP2020005593 A JP 2020005593A JP 2020005593 A JP2020005593 A JP 2020005593A JP 7452022 B2 JP7452022 B2 JP 7452022B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particle
particles
fluid
particle detection
aperture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020005593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021113703A (ja
Inventor
琴浩 古川
和樹 飯嶋
俊薫 豊嶋
晃治 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP2020005593A priority Critical patent/JP7452022B2/ja
Publication of JP2021113703A publication Critical patent/JP2021113703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7452022B2 publication Critical patent/JP7452022B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、粒子検出で用いる流体に関する。
粒子を個々に1つずつ測定することで、マイノリティーな粒子群を正確に検出可能な技術として、電気的検出を用いるコールター法(電気的検知帯法;以下ESZと記載)(例えば、非特許文献1参照)が知られている。この手法は、各検出手段から得られる情報(シグナル)が、各粒子に対して1対1で対応しているため粒子個々の評価をすることが可能であり、数的に含まれる割合の少ない粒子でも正確に測定できる。
ESZ法ではアパーチャに粒子を通過させた際に発生する電気的シグナルを用いて粒子径を算出するが、一般にそのダイナミックレンジはアパーチャ径の2~60%といわれている。ESZ法の欠点であるダイナミックレンジの狭さを解消するため粒子を分級し、異なるアパーチャ径を持つESZ法で検出する方法が開発されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のように連続的な分離を可能にする技術として、マイクロ流路を用いたピンチドフローフラクショネーション法(Pinched Flow Fractionation法;以下、PFFと記載)が利用されている。
特許文献1に記載の装置で測定できる粒子の種類は、ポリマー等の有機粒子から無機粒子、細胞、小胞、リポソーム、生体分子等多岐にわたり、これらを懸濁する流体の組成も様々である。よって、高感度な検出をするためには、粒子を希釈懸濁する流体の組成を適切に決定する必要がある。
WO2018/147462号公報
R.W.De Blois.et al、The Review of Scientific Instruments、Volume 41、Number 7、pp909-916(1970)
本発明の課題は、PFFとESZの組み合わせによる粒子検出において、高感度な粒子検出が可能な流体を提供することにある。
本発明者らは上記課題を鑑み、粒子を希釈懸濁している流体の電気伝導度を最適化することで高感度な粒子検出が可能となることを見出した。
すなわち、本発明は、Pinched Flow Fractionation法と電気的検知帯法の組み合わせによる粒子検出法に用いられる、電気伝導度8mS/cm以上であることを特徴とする流体である。
本発明により、Pinched Flow Fractionation法と電気的検知帯法の組み合わせによる粒子検出において、高感度な粒子検出が可能な流体を提供することができる。
図1(a)(b)(c)は、本発明を実施するためのマイクロチップ10を示す。 図2は、本発明を実施するためのマイクロチップ10の各粒子検出部の形状を示す。 実施例1の測定結果をヒストグラムにまとめたものである。 実施例2の測定結果をヒストグラムにまとめたものである。 実施例3の測定結果をヒストグラムにまとめたものである。 比較例1の測定結果をヒストグラムにまとめたものである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し本発明は異なる形態による実施が可能であり、以下に示す実施形態、実施例の例示にのみ限定されるものでは無い。
粒子検出装置の装置構成の一例を示す模式図である図1をもとに本発明の実施形態についての詳細を説明する。
図1に示す通り、粒子を含む流体100Pおよび粒子を含まない流体100Nは、流体導入口であるインレット14a、14bから導入され、送液部によって流路下流へと送液され、狭窄流路16、拡大流路17、粒子回収流路102aまたは102bまたは102c、それぞれ対応する粒子検出部103aまたは103bまたは103cを通過して、流体排出口であるアウトレット104aまたは104bまたは104cへ流出する。拡大流路17を流れる粒子は粒子回収流路102へと流れ、粒子回収流路102を経て到達した粒子検出部103において、電気的検出が行われる。この時、粒子検出部103の内部と、アウトレット104は電解質を含む溶液で満たされ、電極54a、54bが浸漬されている。さらに、電極54a、54bへは、それぞれに接続された導線55を介して電気測定器56、電源57が接続されている。粒子検出時は、電源57により任意の値の電流が流れており、アパーチャ53を介した閉回路ができている。さらに電気測定器56は解析部61に接続されており、電気測定器56から得られた検出シグナルを解析部61で計算し、粒子径分布を作成する。マイクロチップ10における流路の断面は、流路構造の作製上の容易さから、矩形であることが望ましいが、円形や楕円形、多角形などの断面であってもよく、また部分的に矩形以外の形状であってもよい。また、流路高さは作製の容易さから均一であることが好ましいが、部分的に深さが異なっていてもよい。
粒子検出部103の内部とアウトレット104は電解質を含む流体で満たされるが、その電気伝導度は8mS/cm以上であることが好ましい。より好ましくは、8mS/cm以上250mS/cm以下であることが好ましい。電解質は塩を用いることができる。一例として塩化ナトリウム塩化カリウム、塩化リチウム、酢酸ナトリウム、ヒスチジンやグリシンといったアミノ酸の塩を用いることができる。より好ましくは塩化ナトリウムが好ましい。流体には緩衝剤や添加剤が混合していても良い。緩衝剤の一例としてはリン酸、クエン酸、酢酸、コハク酸、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、ヒスチジン、グリシン、アルギニンやこれらの塩を用いることができ、好ましくはリン酸の緩衝溶液が好ましい。添加剤の一例としてはツイーン20やツイーン80といった界面活性剤、アルギニン、ヒスチジン、グリシンといったアミノ酸、白糖やマンニトール、ソルビトール、トレハロースといった糖類、アジ化ナトリウムといった防腐剤、ストレプトマイシンやペニシリンなどの抗生物質を用いても良い。また、溶媒としては水が好ましいが、電解質が溶解するものであれば有機溶媒やオイル、油を用いても良い。
粒子を含む流体100Pは、測定対象とする粒子を含んだ流体である。本発明における粒子とは、粒径が1nm~1000μm、好ましくは10nm~100μmの範囲にあり、例えば、核酸、タンパク質、小胞、リポソーム、細胞外小胞、無機粒子、金属コロイド、高分子粒子、ウイルス、細胞、細胞塊、前記粒子の凝集体や会合体、融合体などが含まれる。
インレット14aは、粒子を含むサンプルを保持できる構造であればよく、凹型構造であることが好ましい。また材質としては、溶出物が少ない金属やガラス、セラミクスを用いてもよいが、安価に製造するために高分子材料で形成されることが好ましい。
送液部は、シリンジポンプやペリスタポンプ、圧送ポンプ等の圧力勾配により送液させる方法を用いてもよいし、マイクロチップ10の流路断面における不均一な速度分布を抑制するために電気浸透流ポンプを用いてもよい。この場合、ポンプから接続された配管はインレット14aへ直接接続することでインレット14a内に保持されているサンプルへ圧力を印加することで送液する。また、アウトレットへ配管を介してポンプを接続し、陰圧をかけることによりマイクロチップ10の流路内の流体を吸引させることで送液してもよい。さらに、インレット14aの液面を、アウトレット104aまたはアウトレット104bの液面よりも高くすることで、液面差により送液してもよく、この場合送液部は不要となる。より定量的な測定をするためには圧力勾配により粒子を通過させた方が好ましく、脈動がより少ない圧送ポンプで送液する態様が最も好ましい。
送液部の流量は、流路の断面積やアパーチャの断面積により任意の値に設定することが好ましく、一例として、0.1μL/hourから1mL/hourの間に設定することが好ましい。
粒子回収流路102は、測定可能粒子径範囲(ダイナミックレンジ)を拡げる観点で2以上設ける。ここで、粒子検出部103は粒子回収流路102の内部または下流に設けられており、粒子回収流路102へ流入してきた粒子を検出するために用いられる。1つの粒子回収流路102に対して少なくとも1つの粒子検出部103が設けられている必要があり、2以上の粒子検出部103または2以上のアパーチャが設けられていてもよい。図2に示すように、2つのアパーチャで粒子検出部103が構成され、それぞれのアパーチャの下流がアウトレットへ接続されており、各アウトレットへ電極54を浸漬させることで電極挿入口59としても機能するようにしてESZによる粒子検出を行ってもよい。
粒子検出部103は、アパーチャ53と電気検出器とを含む。アパーチャ53は、流路内に形成された流路直径よりも小さい穴を指し、粒子検出流路62とアパーチャ形成構造52により規定される。アパーチャの断面形状は、その製造工程によって種々の形状をとってもよく、エッチングやレーザー照射による加工では円、楕円の形状をとり、フォトリソグラフィーとソフトリソグラフィーによるポリジメチルシロキサン(以下PDMS)等の高分子材料による成形の場合は矩形となる。アパーチャの断面積は、測定する粒子よりも大きければよいが、一般にESZで測定可能な粒子径範囲は、アパーチャ断面積の2~60%といわれているため、流入してくると想定される粒子の大きさに応じて設計する必要がある。
電極54a、54bは流体排出口内の電解質を含む溶液内にその先端が浸漬するようにして配置されており、電源から供給された電流は、一方の電極54aまたは54bから、アパーチャ53を通過し、他方の電極へと流れることになる。この場合、ESZによる粒子検出の感度は、アパーチャと電極までの間の流路抵抗に比例して低下するため、得られたシグナルから粒子径を算出する場合は、このシグナル低下を加味する必要がある(式(1)参照)。この時、Lはアパーチャを形成する流路の長さ、deはアパーチャの等価直径、L’は中継流路60の長さ、de’は中継流路60の等価直径とした。また、式(1)によるシグナル低下の加味はその流路構造に応じて適宜行うことが好ましく、必ずしも式(1)と完全に合致した式でなくてもよい。
図2のように粒子検出部103のアパーチャが複数設けられている場合、各々の断面積または体積が同じであれば両アパーチャから得られるシグナルは凡そ同一となる。すなわち、両アパーチャへ流れてきた粒子全てを同様に検出することが可能であり、濃度の定量的な測定という観点で好ましい。
電源57は直流または交流電源を用いられるが、測定の際によりノイズが影響しにくいものを選択する方が好ましく、コスト面からは、例えば乾電池等の安価で低ノイズである直流電源を用いる方が好ましい。また、電極の材料は電気抵抗が小さい材質であれば制限はなく、金属、無機化合物、有機化合物を用いることができるが、耐久性とコストの面から金属であることが好ましい。
粒子検出部103の電気検出器は 、電極54、電極54に導線55を介して接続される電気測定器56、及び電源57から主に構成される。電気測定器56は、電気的特性を検知するものであればよく、電流測定器、電圧測定器、抵抗測定器、電荷量測定器が挙げられ、ESZの測定においては電流測定器を用いるのが最も好ましい。また、IVアンプを用いて、電流電圧変換後に利得を上げて、微小な電流値変化を検出することが、より微小な粒子を検出する上で好ましい。またアパーチャ内を通過した粒子を取りこぼしなく検出するために、電気測定器56のサンプリング時間間隔は、粒子がアパーチャを通過するのに要する時間よりも十分短いことが好ましく、1秒間に1万回以上サンプリングすることが好ましく、1秒間に2万回以上サンプリングすることがさらに好ましい。
解析部61では、測定結果を演算するための演算装置と、測定結果又はそれに由来する演算結果を記録するための記録媒体とを具備することができる。あるいは、これらの演算装置及び記録媒体は、電気測定器56と一体化していてよいし、電気測定器56に対して接続可能な外部装置であってもよい。記録媒体に記録されるデータには、サンプリングした電流値と、粒子が通過した際に発生する電流値変化、またその電流値変化から算出される粒子径、粒子数、粒子濃度、検出時間又は測定開始時からの経過時間が含まれる。
(粒子検出装置の製造)
本発明による粒子検出方法を実施するための粒子検出装置の実施形態を備えたマイクロチップ10は、一般的なフォトリソグラフィーとソフトリソグラフィー技術を用いて作製した。具体的な手順を以下の通り示す。
4インチベアシリコンウェハ(株式会社フィルテック)上へ、フォトレジストSU-8 3005(Microchem社)を滴下後、スピンコーター(MIKASA社)を用いてフォトレジスト薄膜を形成した。この時、目的膜厚に応じて、SU-8 3005へ希釈剤Cyclopentanone(東京応化工業社)を添加した。続いて、マスクアライナー(ウシオ電機社)と、任意のパターンを形成したクロムマスクを用いて流路パターンをフォトレジスト膜へ形成し、SU-8Developer(Microchem社)を用いて流路パターンを現像することで、用いたい流路の鋳型を作製した。
続いて、作製した鋳型へ、未硬化のLSR7070FC(モメンティブパフォーマンス社)を流し込み、80℃で2時間加熱することで、流路の形状を転写されたポリジメチルシロキサン(PDMS)を作製した。硬化したPDMSを鋳型から剥がし、カッターで任意の大きさに成形後、パンチャーを用いて流路のインレット、アウトレットを形成した。剥離したPDMSとスライドガラス(松浪ガラス社)を酸素プラズマ発生装置(メイワフォーシス社)で表面処理後、PDMSとスライドガラスを貼り合わせることでマイクロチップ10を作製した。
(ESZによる粒子の電気的検出)
作製したマイクロチップ10は、基板上へ載置され、マイクロチップ10内の複数の粒子検出部103へ電極を接続した。電極は一対の白金線より構成され、一方の電極は導線を介してプログラマブル電流増幅器CA5350(エヌエフ回路社)へ接続され、ADコンバーターを介してPCへと接続され、送信されてきたデジタルの信号をLabViewにより解析した。また粒子検出部103へ接続される電極のもう一方は9Vの乾電池へ導線を介して接続した。
各インレットは、テフロンチューブを介してP-PumpBasic(Dolomite Microfluidics社)へ接続し、一定の流量で送液した。
(サンプル調製)
検出対象である、粒子を含む流体100P中の粒子として以下の標準粒子を用いた。
0.1μm粒子としてポリスチレン標準粒子3100A(ThermoFisher製)
0.2μm粒子としてポリスチレン標準粒子3200A(ThermoFisher製)
分離対象の粒子を含有する流体100Pとしては、
ツイーン20を0.05%(v/v)含有し塩化ナトリウムを0.3重量%含むリン酸緩衝液(電気伝導度5.4mS/cm)
ツイーン20を0.05%(v/v)含有し塩化ナトリウムを0.6重量%含むリン酸緩衝液(電気伝導度10.1mS/cm)
ツイーン20を0.05%(v/v)含有し塩化ナトリウムを1.2重量%含むリン酸緩衝液(電気伝導度18.1mS/cm)
ツイーン20を0.05%(v/v)含有し塩化ナトリウムを10.0重量%含むリン酸緩衝液(電気伝導度122.2mS/cm)
を調製した。前記各流体は、粒子を懸濁する前にポアサイズ0.1μmのシリンジフィルター(メルクミリポア社製)を用いて異物除去を行ってから実験に用いた。
(実施例1)
図1で示されるマイクロチップ10を、上述の手順に基づき作製した。各検出部の形状は図2と同様とした。
0.1、0.2μm標準粒子は、電気伝導度10.1mS/cmのリン酸緩衝液によって希釈した後、両者を混合して粒子懸濁液(サンプル)とした。それぞれのポリスチレン粒子の濃度は5μg/mLの濃度となるよう調製し、粒子を含む流体101Pとした。また、粒子を含まない流体101N、粒子検出部103の内部とアウトレット104へ満たす流体は電気伝導度10.1mS/cmのリン酸緩衝液とした。
上述のマイクロチップ10を用い、インレット14へ粒子を含む流体101Pと粒子を含まない101Nを各々0.03μL/hourの流量で送液した。続いて、上述の電気検出実施例に基づき各アパーチャへ流入した粒子を1分間検出した。測定結果をヒストグラムへまとめると図3の通りとなり、混合粒子でもピークが分離することを確認した。結果を表1に示す。
(実施例2)
ポリスチレン粒子の希釈液、粒子を含まない流体101N、粒子検出部103の内部とアウトレット104へ満たす流体を電気伝導度18.1mS/cmのとした点以外は実施例1と全て同様にして粒子を1分間検出した。測定結果をヒストグラムへまとめると図4の通りとなった。結果を表1に示す。
(実施例3)
ポリスチレン粒子の希釈液、粒子を含まない流体101N、粒子検出部103の内部とアウトレット104へ満たす流体を電気伝導度122.2mS/cmのとした点以外は実施例1と全て同様にして粒子を1分間検出した。測定結果をヒストグラムへまとめると図5の通りとなった。結果を表1に示す。
(比較例1)
ポリスチレン粒子の希釈液、粒子を含まない流体101N、粒子検出部103の内部とアウトレット104へ満たす流体を電気伝導度5.4mS/cmのリン酸緩衝液とした点以外は実施例1と全て同様にして粒子を1分間検出した。測定結果をヒストグラムへまとめると図6の通りとなった。0.1μm標準粒子の検出はされなかった。結果を表1に示す。
10 マイクロチップ
14a、14b インレット
16 狭窄流路
17 拡大流路
18a、18b 入口側分岐流路
22 ドレイン流路
50 粒子
51 粒子の流れる方向
52 アパーチャ形成構造
53 アパーチャ
54a、54b 電極
55 導線
56 電気測定器
57 電源
60 中継流路
61 解析部
62 粒子検出流路
100P 粒子を含む流体
100N 粒子を含まない流体
102a~c 粒子回収流路
103a~c 粒子検出部
104a~c アウトレット

Claims (2)

  1. Pinched Flow Fractionation法と電気的検知帯法の組み合わせによる非水溶性の粒子検出法に用いられる、電気伝導度8mS/cm以上であることを特徴とする溶媒が水である流体。
  2. 電気伝導度8mS/cm以上200mS/cm以下であることを特徴とする請求項1に記載の溶媒が水である流体。
JP2020005593A 2020-01-17 2020-01-17 粒子検出用流体 Active JP7452022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020005593A JP7452022B2 (ja) 2020-01-17 2020-01-17 粒子検出用流体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020005593A JP7452022B2 (ja) 2020-01-17 2020-01-17 粒子検出用流体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021113703A JP2021113703A (ja) 2021-08-05
JP7452022B2 true JP7452022B2 (ja) 2024-03-19

Family

ID=77076866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020005593A Active JP7452022B2 (ja) 2020-01-17 2020-01-17 粒子検出用流体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7452022B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001512238A (ja) 1997-08-01 2001-08-21 コールター インターナショナル コーポレイション 血液希釈剤
JP2002202241A (ja) 2000-10-30 2002-07-19 Sysmex Corp 粒子計測装置用電解液
WO2018147462A1 (ja) 2017-02-10 2018-08-16 東ソー株式会社 粒子検出装置及び粒子検出方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001512238A (ja) 1997-08-01 2001-08-21 コールター インターナショナル コーポレイション 血液希釈剤
JP2002202241A (ja) 2000-10-30 2002-07-19 Sysmex Corp 粒子計測装置用電解液
WO2018147462A1 (ja) 2017-02-10 2018-08-16 東ソー株式会社 粒子検出装置及び粒子検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021113703A (ja) 2021-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210053823A1 (en) Nanonozzle device arrays: their preparation and use for macromolecular analysis
De Ninno et al. Coplanar electrode microfluidic chip enabling accurate sheathless impedance cytometry
Zhe et al. A micromachined high throughput Coulter counter for bioparticle detection and counting
US6136171A (en) Micromachined electrical field-flow fractionation system
Nakane et al. Evaluation of nanopores as candidates for electronic analyte detection
US20100025263A1 (en) Nanopore particle analyzer, method of preparation and use thereof
US9201058B2 (en) Apparatus and method for sensing a time varying ionic current in an electrolytic system
EP2764347B1 (en) Devices for detecting a particle in a sample and methods for use thereof
CN109590038A (zh) 一种亚微米流道微流控芯片及其制作方法
JP2009274041A (ja) サンプル濃縮装置及びサンプル濃縮方法
JP7452022B2 (ja) 粒子検出用流体
Tsutsui et al. High-throughput single nanoparticle detection using a feed-through channel-integrated nanopore
US20130266979A1 (en) Lab-on-a-chip device, for instance for use of the analysis of semen
Khodaparastasgarabad et al. A novel microfluidic high-throughput resistive pulse sensing device for cells analysis
JP7205056B2 (ja) 粒子検出装置
CN110506201B (zh) 粒子检测装置和粒子检测方法
JP2021120620A (ja) 粒子検出用流体
JP7215008B2 (ja) 粒子検出方法
JP2016197077A (ja) サンプル検出デバイス用のサンプル捕集装置、及び該サンプル捕集装置を含むサンプル検出デバイス
JP7103591B2 (ja) 粒子検出装置及び粒子検出方法
JP7003640B2 (ja) 粒子検出装置及び粒子検出方法
Liu et al. Analysis and Characterization of Soft-Lithography-Compatible Parallel-Electrode-Sensors in Microfluidic Devices
JP7342448B2 (ja) 粒子検出方法
JP6647631B2 (ja) 電気測定装置
JP2001242136A (ja) キャピラリー誘電泳動法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230905

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20231102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240219

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7452022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151