JP7451262B2 - 業務管理システム、業務管理プログラム実行方法及びプログラム - Google Patents

業務管理システム、業務管理プログラム実行方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、企業の業務管理をおこなう業務管理システム、当該システムにおける業務管理プログラムの実行方法及びプログラムに関する。
近年、働き方改革の必要性が叫ばれる中で、業務を効率化する手段として、RPA(Robotic Process Automation)を導入する企業が増加している。しかし、業務管理システムの自動化と効率化をRPAを用いて実施しようとする場合、RPAの定義情報を生成するには専門家のコンサルティングや利用者の習熟が必要であり、RPAが身近なツールになっているとまでは言えない。
また、RPAの導入によって引き起こされる弊害として、利用者各自が中途半端なRPA定義情報などを作成したものの適正に管理がされず、所謂野良RPAが蔓延して記憶装置の容量を圧迫したり、意図せずに自動プログラムが動作して業務に支障を起こすといった問題があり、RPAプログラムや定義情報の管理の適正化が望まれている。
例えば特許文献1では、日常的に行っているコンピュータ操作から自動化すべきものを検知し、自動化のためのソフトウェアロボット定義情報を自動生成すことを課題とし、1ないし複数のソフトウェアロボットを導入済みのコンピュータに対する操作を、記憶部に操作履歴として記録する操作履歴検出記録部と、記録した操作がソフトウェアロボットによる操作であるか、人間による操作であるかを判別する操作元特定部と、人間が行った操作であれば、該当箇所の操作履歴と、過去に記録した操作履歴とを比較することによって、繰り返されている類似操作を探索する操作内容比較部と、繰り返し何度も類似操作を行っていた場合に、該当箇所の操作履歴に基づいて、ソフトウェアロボット定義情報を生成処理するソフトウェアロボット定義情報生成部と、を備えるソフトウェアロボット定義情報生成システムが開示されている。
また、特許文献2では、ソフトウェアロボットの適切な保守や管理をすることを課題とし、アプリケーションの利用可否の情報、またはアクセス先の利用可否の情報を含む利用可否情報として取得する取得部と、ソフトウェアロボットの操作を検出する検出部と、前記ソフトウェアロボットの操作を検出したことに基づく前記ソフトウェアロボットが実行するアプリケーションと、該アプリケーションのアクセス先と、該アプリケーションを用いた処理内容を示す定義情報とが対応付けられた操作情報と、前記利用可否情報とに基づいて、管理中のソフトウェアロボットであるか否かを判定する判定部と、を備える管理システムが開示されている。
また、特許文献3では、Webブラウザの操作を伴う業務プロセスを自動化するための方法として、対象となるWebページのキャプチャ画像を介して自動化すべき各エレメントへの操作を指定することができる技術が開示されている。
特開2019-169044号公報 特開2019-168945号公報 特開2019-74889号公報
ところが特許文献1のソフトウェアロボット定義情報生成システムでは、利用者の操作履歴を比較してソフトウェアロボット定義情報(RPA定義情報)を自動的に生成するものであるが、多数の操作履歴を蓄積した後に実行されない限り、必要な定義情報が生成されず、ソフトウェアロボットを導入してもすぐに業務の効率化に役立つものではない。
また、特許文献2の管理システムでは、管理対象のソフトウェアのアップデートの更新漏れなど、ソフトウェアの適切な保守や管理をおこなうものであり、業務管理システムをRPAを導入して効率よく広範囲に利用できるようにしつつ、不要な定義ファイルの蔓延を防止する様な工夫は考慮されていない。
さらに、RPAの動作としては、人がマウスやキーボードを使用して操作するアプリケーションの動作を記録し、自動化することが多く、業務プログラムとして想定していない使用方法によって、無人状態で自動実行される可能性もあることから、安全性への配慮が求められる。この点、特許文献3の技術は、容易に広範なウェブページをRPAの対象とすることを可能とし、業務プロセスの自動化を促進するものであるが、実行中のアプリケーションの安全性については考慮されていない。
以上のような事情に鑑み、本発明は、業務管理システムにおいてRPAツールを利用する場合にRPAツール実行中の安全性を確保することを課題とする。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る業務管理システムは、企業の業務を管理するための業務管理プログラムがインストールされた業務装置と、上記業務装置における上記業務管理プログラムの実行を管理する業務管理装置とを有する。上記業務装置は、RPA(Robotic Process Automation)ツールと、当該RPAツールを用いた処理内容を定義するRPA定義情報とを記憶する。上記業務管理装置は、上記RPAツールの実行中における上記業務管理プログラムの画面表示内容のうち表示を制限すべき対象に関する表示制限情報を記憶する。上記業務装置は、上記RPA定義情報に基づいて上記RPAツールを実行するRPA実行制御部と、上記表示制限情報を取得し、当該表示制限情報を基に上記RPAツールの実行中における上記業務管理プログラムに上記画面表示内容の変更を指示する表示制限制御部と、を有する。
この業務管理システムによれば、予め定めた表示制限情報に従ってRPA実行時の業務プログラムの画面表示内容を制限することで、個人情報や機密情報の漏えいを防止しRPA実行中の安全性を確保することができる。
上記表示制限制御部は、表示制限解除用の入力画面を表示し、当該入力画面において入力された情報が所定の情報と合致した場合に上記変更された上記画面表示内容を復元してもよい。
これによれば、権限を付与した操作者に対してのみRPA実行時の表示制限を解除する手段を用意することで、安全性を損なわずにRPAツールを柔軟に運用することができる。ここで所定の情報は、例えば秘密の質問に対する予め定められた回答であってもよいし、ユーザIDとパスワードであってもよい。
上記業務装置は、上記RPA定義情報によって定義された処理内容と上記RPAツールによる上記業務管理プログラムの実行中の処理内容とを比較し、両処理内容に相違点を検知した場合に上記業務管理プログラムの実行を中断する処理内容監視部を有してもよい。
これによれば、RPA定義情報との比較によりRPA実行時の業務管理プログラムの動作チェックをリアルタイムに行うことで、RPA実行時の業務管理プログラムの第三者による不正実行を防止し安全性を確保することができる。
上記表示制限制御部は、上記処理内容監視部から上記相違点を検知した旨の通知を受けた場合に、上記表示制限情報に基づいて上記業務管理プログラムに上記画面表示内容の変更を指示してもよい。
これによれば、RPA実行中に業務装置近傍に不正意志のある第三者が存在する可能性がある場合に初めて表示制限を実行することで、表示制限処理を効率化することができる。
上記業務装置は、表示制限及び処理制限解除用の入力画面を表示し、当該入力画面において入力された情報が所定の情報と合致した場合に、上記変更された上記画面表示内容を復元し、上記中断された業務管理プログラムの実行を再開してもよい。
これによれば、権限を付与した操作者に対してのみRPA実行時の表示制限及び処理制限を同時に解除する手段を用意することで、安全性を損なわずにRPAツールを柔軟に運用することができる。
上記業務装置は、上記RPA定義情報によって定義された処理内容を実行するための標準実行時間または最大実行時間に関する閾値を記憶し、上記RPAツールによる上記業務管理プログラムの実行開始からの経過時間が上記閾値を超えた場合、上記業務管理プログラムの実行を中止してもよい。
これにより、RPAによる業務管理プログラムの実行時間が閾値を超えた場合には、第三者に不正実行等の異常が発生しているとみなして処理を中止することで、安全性を確保することができる。
本発明の他の形態に係る業務管理プログラム実行方法は、
企業の業務を管理するための業務管理プログラムがインストールされた業務装置により、
RPA(Robotic Process Automation)ツールと、当該RPAツールを用いた処理内容を定義するRPA定義情報とを記憶し、
上記RPAツールの実行中における上記業務管理プログラムの画面表示内容のうち表示を制限すべき対象に関する表示制限情報を取得し、
上記RPA定義情報に基づいて上記RPAツールを実行し、
上記当該表示制限情報を基に上記RPAツールの実行中における上記業務管理プログラムに上記画面表示内容の変更を指示する、ことを含む。
本発明の他の形態に係るプログラムは、企業の業務を管理するための業務管理プログラムがインストールされた業務装置に、
RPA(Robotic Process Automation)ツールと、当該RPAツールを用いた処理内容を定義するRPA定義情報とを記憶するステップと、
上記RPAツールの実行中における上記業務管理プログラムの画面表示内容のうち表示を制限すべき対象に関する表示制限情報を取得するステップと、
上記RPA定義情報に基づいて上記RPAツールを実行するステップと、
上記当該表示制限情報を基に上記RPAツールの実行中における上記業務管理プログラムに上記画面表示内容の変更を指示するステップと
を実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、業務管理システムにおいてRPAツールを利用する場合にRPAツール実行中の安全性を確保することができる。しかし、この効果は本発明を限定するものではない。
本発明の実施形態に係る業務管理システムの構成図である。 本発明の実施形態に係る業務管理装置および業務装置の構成図である。 本発明の実施形態に係るログインID情報の説明図である。 本発明の実施形態に係る操作権限条件の説明図である。 本発明の実施形態に係るトランザクション情報とRPA判定レベルの説明図である。 本発明の実施形態に係るRPA実行判定のフロー図である。 本発明の実施形態に係るRPAツールの動作状態説明図である。 本発明の実施形態に係るRPAツールの動作状態説明図である。 本発明の実施形態に係るRPAツールで作成される週報帳票の印刷例を示した図である。 本発明の実施形態に係る表示制限情報の説明図である。 本発明の実施形態に係る、RPA実行中の表示制限の実行例を示した図である。 本発明の実施形態に係る、RPA実行中の表示制限の実行例を示した図である。 本発明の実施形態に係る、RPA実行中の表示制限の実行例を示した図である。 本発明の実施形態に係る、RPA実行中の表示制限の実行例を示した図である。 本発明の実施形態に係る、業務プログラムに表示制限が行われる場合のフロー図である。 本発明の実施形態に係るRPA定義情報の説明図である。 本発明の実施形態に係る表示制限情報の説明図である。 本発明の実施形態に係る実行ログ情報の説明図である。 本発明の実施形態に係る、業務装置でのRPA 実行時、業務プログラムに処理制限が行われる場合のフロー図である。 本発明の実施形態に係る、RPA実行中の進捗状況表示の実行例を示した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態は、本発明の好適な具体例であって、種々の好ましい技術を開示しているが、本発明の技術範囲は これらの態様に限定されるものではない。
[業務管理システムの構成]
図1は、本発明の実施形態に係る業務管理システムの構成図である。
同図に示すように、業務管理システムは、企業内で構築され、業務管理装置100(サーバ)と、管理者の業務装置200(A-C)と、従業者の業務装置200(D,E...)とを有し、それらがネットワーク50(例えば社内LAN等)で通信可能に接続されている。
業務管理システムは、主に人事・就業・給与等の企業の業務処理をおこなう業務管理システムである。従業者の個々の業務装置200には、予め業務管理プログラムが記憶されている。
主管理者および副管理者(以下、単に管理者と云う場合は両者)の権限を有する従業者の業務装置200には、人事・就業・給与等の各業務管理プログラムがインストールされ、他の従業者の業務装置200には、少なくとも就業等の業務管理プログラムがインストールされている。もちろん、オフィススイート・ブラウザ・CAD(Computer-Aided Design)等の各従業者の業務毎に必要な業務用アプリケーションは適宜記憶されている。
また、管理者の権限を有する従業者の業務装置200には、RPAツールと、RPAツールを用いた処理内容を定義するRPA定義情報が記憶されている。
RPAとは主に人間がパソコンを使って行っている作業を自動化するソフトウェアのことであり、ソフトウェアロボットとも言われるが、本実施形態では業務プロセスを自動化するために導入する既成のソフトウェアロボットアプリケーションをRPAツールという。
管理者の業務装置200は、例えばデスクトップタイプのPC(Personal Computer)であり、従業者の業務装置200には、上記デスクトップタイプのPCの他、ノート型PCやタブレットやスマートフォン等の所謂PDA(Personal Digital Assistance)も含まれる。
また、管理者には、各部門での業務管理を行ういわゆる部門長である主管理者や、主管理者を補佐する副管理者や、人事・給与等を所轄する人事部の管理者や、社内ネットワークを管轄するシステム管理者などが含まれる。
[業務管理装置および業務装置の構成]
図2は、上記業務管理装置100及び業務装置200の構成を示した図である。
同図に示すように、業務管理装置200は、制御部11(CPU;Central Processing Unit)と、記憶部12(HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等で構成されるデータベース)と、例えばNIC(Network Interface Card)や無線通信インタフェースからなり業務装置200との通信処理を担う通信インタフェース13を備える。また業務管理装置200は、適宜表示装置と入力装置を備えてもよい。
業務管理装置100の制御部11は、機能モジュールとして、ID権限制御部111と、RPA実行判定部112と、判定レベル制御部113とを有する。
ID権限制御部111は、後述する操作権限条件情報を基に、ある管理者のRPAツールの、他の管理者による代理作業の可否を管理・判定する。
RPA実行判定部112は、管理者用の業務装置200が有するRPA(Robotic Process Automation)ツールのRPA定義情報の実行可否を、業務装置200にインストールされた業務管理プログラムの状態に応じて判定する
判定レベル制御部113は、RPAツールのRPA定義情報の実行や記録を実施する際の、対象となる業務管理プログラムや管理ツール等の状態に応じて、実行出来るレベル(RPA判定レベル)を変化させて設定する。
また、記憶部12には、ログインID情報121、操作権限条件情報122、従業者マスター情報123、マスター権限情報124、トランザクション情報125、実行ログ情報126、表示制限情報127が記憶されている。各情報の詳細については後述する。
業務装置200は、制御部21(CPU)と、記憶部22(HDD、RAM、ROM等で構成されるデータベース)と、例えばNICや無線通信インタフェースからなる通信インタフェース23と、表示装置24(例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等)及び入力装置25(マウスやタッチパネル等)を備える。
記憶部22には、上記RPAツール221と、複数のRPA定義情報222と、複数の業務管理プログラム223が記憶されている。個々の業務管理プログラム223としては、例えば就業管理プログラム、入室管理プログラム、人事管理プログラム、給与管理プログラム等が挙げられ、上記RPA定義情報222は、当該就業管理プログラム毎、及び、各就業管理プログラムを用いた異なる作業毎に記憶されている。
また業務装置200のうち、特に管理者向けの業務装置200(A-C)は、制御部21の機能モジュールとして、RPA実行制御部211、定義変換制御部212、表示制限制御部213及び処理内容監視部214を有する。
RPA実行制御部211は、上記RPA実行判定部111の判定結果に応じてRPAツール221を実行する。
定義変換制御部212は、ユーザが操作に用いるハードウェア(マウス、タッチパネル、ディスプレイ等)の相違に応じて、RPA定義情報222を変換することが可能である。
表示制限制御部213は、上記表示制限情報127を基に、上記RPAツール221の実行中における業務管理プログラム223の画面表示内容のうち、表示を制限すべき対象について、表示内容の変更(表示制限)を指示する(詳細は後述する)。
処理内容監視部214は、上記RPA定義情報222によって定義された処理内容と上記RPAツール221による業務管理プログラム223の実行中の処理内容とを比較し、両処理内容に相違点を検知した場合に業務管理プログラム223の実行を中断する(詳細は後述する)。
業務管理装置100と業務装置200は、互いの通信インタフェース13及び23を介して通信可能に接続されている。なお図1で示した通り、業務装置200は複数あり、またその中でも管理者用の業務装置200も複数あり、一方で従業者用の業務装置200も多数がネットワーク50に接続されているが、他の業務装置200の詳細な構成は省略する。
[ログインID情報]
図3は、本実施形態に係る上記ログインID情報121の説明図である。
上述の通り、管理者や副管理者や従業者には、個々にログインIDが振り分けられており、当該ログインIDは、業務管理装置100において、様々なプログラムやツール(PR1、…PR4、RPA実行、RPA記録)のライセンス情報として設定されている。
また、ログインID毎に認証データ(パスワード等)が紐付けられている。当該認証データは、従業者マスター情報123に記憶されているものと同じであってもよい。また、複数の業務管理プログラム223のライセンス情報を設定したログインIDも記憶されている。
各ログインIDには、管理者による従業者の管理範囲(従業者に代わって代替作業やデータ閲覧を行うことの可否)を示す情報が紐付けられる。例えば主管理者は全ての従業者を管理範囲に含めるが、副管理者は主管理者を除く管理範囲に限定されている。
ここで、RPAツール221の代理作業の可否は、後述する操作権限条件情報122に基づいてID権限制御部111により最終的に判断される。管理者は、基本的にその管理範囲に登録された対象となるユーザの代替作業が出来るだけにとどまらず、例えば主管理者のRPAツール221におけるRPA定義情報222を用いた業務管理プログラム223の実行等を、副管理者が限定的に行うことができる。本実施形態では、その際に副管理者が、代理専用ID(Z)を利用して、操作履歴の記録なども行えるように工夫されている。代理専用IDの作用については後述する。
[操作権限条件情報]
図4は、本実施形態に係る上記操作権限条件情報122の説明図である。
操作権限条件情報122は、代理専用IDを用いた上記業務プログラム223の制限的な操作権限を示すものであり、代理専用IDを用いて代理行為を行える業務管理プログラムの種類、又は、業務管理プログラム操作の詳細が登録されている。同図に示すように、RPAツール22に関する操作権限も、この操作権限条件として設定されている。
一方で、各業務管理プログラム223については、上記のログインIDの管理範囲によって、代理IDによる操作が許可されている。よって、ログインIDの管理範囲は、定常的で変化しない各管理者の管理範囲となる従業者に対する操作権限条件であるといえる。
簡単のため、主管理者はこの場合1人と仮定する。また、副管理者も1人、システム管理者も1人とするが、従業者は多数いてもよい。操作権限条件としては、主管理者や副管理者や従業者等の階層に応じたRPAツール221のRPA定義情報222の記録や実行の権限が設定されるだけでなく、代理による操作権限条件も設定されている。また、代理による操作権限条件の中でも、例えばシステム管理者や管理者でない従業者等には、さらに限定的な操作権限条件も設定されている。代理の操作権限条件の詳細については後述する。
[トランザクション情報とRPA判定レベル]
図5は、本実施形態に係る業務管理プログラム223のトランザクション情報125とRPA判定レベルの説明図である。
RPA判定レベルは、RPAツール221のRPA定義情報222の実行や記録を実施する際、対象となる業務管理プログラム223や管理ツールの状態、すなわち、当該業務管理プログラム223を利用する企業や従業者等のステータス情報(トランザクション情報125)に応じて、実行出来るレベルを変化させて設定したものである。例えばレベル3は最も厳しい制限状態にあり、レベル1では制限が緩和されている。
いずれの業務管理プログラム223も通常時は制限が厳しいが、例えば繁忙期には制限を緩和している。これは、各々の業務管理プログラム223自体の実行内容の制限のレベルのことではなく、RPAツール22を用いた業務管理プログラム223の実行や記録の場面における制限のレベルのことである。
トランザクション情報125(ステータス情報)の詳細としては、同図に示すように、管理者の出退勤、所在(室)、期初/期末、締め日、年末、株主総会後等の時期等が挙げられる。これら以外にも、例えば管理者個人の能力(資格の有無等)、在室状況(一人で在室しているか他の従業者と在室しているか)等がステータス情報として用いられてもよい。
[業務管理システムの動作]
次に、以上のように構成された業務管理システムの動作について説明する。以下の説明では、業務管理装置100の制御部11及び業務装置200の制御部21を主な動作主体として説明するが、当該動作は、業務管理装置100が有する制御用プログラム、並びに、業務装置200にインストールされた業務管理プログラム及びその他のプログラムと協働して実行される。
図6は、本実施形態に係るRPA実行判定処理のフロー図である。また図7及び図8は、本実施形態に係るRPAツールの動作状態説明図である。実施例として、就業管理アプリケーションの就業管理プログラムを操作している状態を説明する。なお、この実施例では、就業管理プログラム、入室管理プログラム、給与管理プログラム、その他図示しない経理プログラム、会計プログラムなどが統合的に操作できる、所謂ERP(Enterprise Resources Planning)型の業務プログラムパッケージを示している。
図6に示すように、まず業務装置200の制御部21が、ユーザ(例えば副管理者等の代理管理者)から、RPAツール221による業務管理プログラム223の実行/記録を起動する操作を受け付ける(ステップS1)。
例えば、図7の1)に示すように、代理管理者が業務装置200の表示装置24に表示されたログイン画面71上で、就業管理プログラムにログイン操作する。RPAツール221の起動ボタン72は、例えば画面下部のタスクバーに埋め込まれており、これを代理管理者が押下操作することで上記ログイン画面71が表示される。
なお、ログイン前にRPAツール221を起動し、起動されたRPAツール221に紐付けされた業務管理プログラム223から就業管理プログラムを選択して、就業管理プログラムを起動してもよい。就業管理プログラムに対してのみ、RPAツール221が紐付けられている場合は、RPAツール221の起動により図7の1)の画面に自動的に遷移する。
図7の2)に示すように、本例では、上記ログイン画面71において、代理管理者が上記代理専用ZのIDを入力してログイン操作する。
すると、同図3)に示すように、代理操作を行う代理管理者の個人ID及びパスワードの入力を求める入力指示ダイアログ73が表示される。
これに応じて、同図4)に示すように、代理管理者が個人ID及びパスワードを入力してログイン操作を行うと、制御部21は、業務管理装置100へ、ID権限条件の照会を要求する(図6のステップS2)。このとき、業務装置200にログインした時点のIDとパスワードがそのまま引き継がれてもよく、その場合は図7の4)に示した入力はスキップされる。上記ID権限条件の照会要求には、上記代理専用IDと、上記代理管理者の個人IDとが含まれる。
このID権限条件の照会に際し、代理管理者は、図8の1)に示すような代理権限指定画面81上で、代理権限の指定操作を行う。この場合副管理者としてのログイン情報をもとに、その管理範囲の従業者と、所属部門長が一覧で表示されているが、所属部門長が選択できる状態であり、他の管理範囲の従業者は選択できないようになっている。
図6に戻り、業務管理装置100の制御部11は、上記ID権限条件照会要求を受信すると、ID権限制御部111により、上記代理専用IDと、代理での操作を要求した代理管理者個人のIDとによって、代理操作が可能となる代理対象ユーザ情報を取得する(ステップS21)。この場合は、代理専用IDの管理範囲に含まれる従業者全員が該当することになる。ただし、図4に示した操作権限条件情報122に基づき、主管理者が不在の場合の代理操作権限は副管理者に付与されていることから、副管理者が主管理者の操作を選択することが可能となっている。
ここで、定義変換制御部212がRPA定義情報222の変換処理を行い、その内容に従って業務管理プログラム223を呼び出すようにしてもよい。なお、定義変換制御部212は、ユーザが操作に用いるハードウェアの相違に応じて、RPA定義情報222を変換することが可能であるが、同一の仕様の業務装置同士の場合は特に変換処理は行わない。
続いて制御部11は、RPA実行判定部112により、代理対象ユーザに付与された操作権限条件情報122を参照して業務管理プログラム223へのアクセス権限やRPAツール221のRPA定義情報222等を取得し、さらにトランザクション情報125にアクセスして操作権限条件情報122からRPA判定レベルの判定処理を実行し、判定結果を業務装置200へ送信する(ステップS22)。
業務装置200の制御部21は、上記操作権限条件に関する判定結果を受信すると(ステップS3)、当該判定結果が、実行可か、限定的に実行可か、実行不可かを判断する(ステップS4)。
実行不可の場合、制御部21は例えばその旨を表示装置24に表示して処理を終了する。
限定的に実行可の場合、制御部21は、限定内容(例えば業務管理プログラムの種類や業務管理プログラム操作等)を設定する(ステップS5)。この場合、設定された限定内容が表示装置24に表示され代理対象ユーザに報知されてもよい。
実行可の場合及び上記限定内容の設定が完了した場合、制御部21は、RPAツールを起動する(ステップS5)。
この場合、図8の同図2)に示すような、操作権限内容を示す確認ダイアログ82が表示装置24に表示された上で、就業管理プログラムへのログインが実行される。
図6に戻り、RPA実行制御部211は、RPAツールによる実行対象となる新たな業務管理プログラム223(例えば、就業/入室/給与/人事プログラム)を検出すると(ステップS6)、当該業務管理プログラム223について設定されたRPA判定レベルを業務管理装置100へ照会する(ステップS7)。
当該RPA判定レベルの照会を受けた業務管理装置100の判定レベル制御部113は、当該照会対象の業務管理プログラムの現在のトランザクション情報125を読み出す。
そして業務管理装置100の判定レベル制御部113は、トランザクション情報125を参照し、当該トランザクション情報に応じて設定された照会対象の業務管理プログラム223のレベルを判定し(ステップS23)、判定したレベルを示す情報を業務装置200へ返す。
RPA実行制御部211は、上記判定レベル情報を受信すると(ステップS8)、当該判定レベルを対象の業務管理プログラム223に設定する(ステップS9)。
RPA実行制御部211は、新たな業務管理プログラムを検出するたびに上記S7~S9による判定レベル設定処理を繰り返す。
そして、RPA実行制御部211は、代理管理者からRPAツール221の終了を指示した場合(ステップS10のYES)、それまでのRPAツール221による業務管理プログラム223の実行ログを業務管理装置100へ送信するとともに(ステップS11)、それを新たなRPA定義情報222として記録して、RPAツール221を停止する(ステップS13)。
業務管理装置100は、上記実行ログを受信すると、実行ログ情報126としてデータベースに記録する(ステップ24)。
図8の3)以降に、RPAツール221による業務管理プログラム223の自動実行処理の様子を示す。また、図9にRPAツール221によって作成される就業週報の印刷例を示す。
同図の3)では、RPAツール221により、業務管理プログラム選択画面83からメニューボタン84により業務管理プログラム223のうち就業管理プログラムを選択した状態を示しており、さらにRPAツール212が就業管理プログラムの図示しないタスクメニューから「日次・週次処理」を選択した後に、タスクエリア85の一覧より就業週報の処理を選択した状態を示している。
続いて同図4)に示すように、RPAツール221が、タスクエリア85に重畳表示された個人指定ダイアログ86から、就業週報作成処理の対象となる部署と個人を選択する。
そして、図9に示すように、RPAツール221就業週報を表示させて印刷処理する。
RPAツール221は、これで処理を終えるか、または他の従業者の選択に戻り、同様に印刷処理を繰り返し、処理を終えたら、代理管理者は、図7の1)に示したタスクバーのRPAツール起動ボタン72から、RPAツール221を終了する。
このように、本例のRPAツール221は、本来は主管理者がおこなう所属従業者の就業週報の印刷処理を、副管理者の代理によって行っている。この日、主管理者は私用により長期休暇となっていたとする。
この場合のRPAツール221は、上述したように、副管理者の代理での操作状態をRPA定義情報222として逐次記録し、操作終了後に全体の操作を生成されたRPA定義情報222として業務管理装置100に送信して記録する。ここでは、副管理者の業務装置200にはRPA定義情報222は記憶されない。
また上記実行ログ情報126には、代理での操作が終了した場合は、副管理者が代理専用IDを使用して処理を行ったこと、及び作業内容を、制限的な記録される。
この様にすれば、代理での処理をされた対象のユーザ(主管理者)は代理専用IDを用いた副管理者の作業結果の検証を行うことが可能であり、RPAツール221から業務管理プログラム223を呼び出し、代理作業を記録した実行ログデータから副管理者の記録したRPA定義情報222を抽出して読み込んで、その内容に従って業務管理プログラムを再度実行し、操作状態の確認や検証を行うことが出来る。
すなわち、この場合ID権限制御部111は、上記管理者が上記代理専用IDを用いて上記業務管理プログラム223を起動し、且つ、上記RPA実行判定部112により当該管理者が上記RPAツール221を実行可と判定された場合に、当該管理者が当該代理専用IDを用いて上記RPAツール221を操作した内容を示すRPA定義情報222を、上記制限的な操作権限条件情報122と対応付けて記憶する。
なお、代理専用IDの操作権限/参照権限は、副管理者の持つ操作権限/参照権限の範囲内で、予め制限を掛けておき、その制限が主管理者のトランザクション情報125(具体的には就業状況、不在であり、長期休暇の申請が受理されているというステータス)に応じて変化するというのが、本実施形態の特徴である。
従って本実施形態によれば、業務管理システムに対してRPAツールを導入・利用しやすくして業務効率を向上させることができる。
さらに、本実施形態によれば、業務管理システムに結び付いたRPAツールおよびRPA定義情報222を適切に管理することができる。
[表示制限処理]
次に、本実施形態におけるRPA実行中の表示制限処理について説明する。上述したように、本実施形態において、表示制限制御部213は、上記表示制限情報127を基に、上記RPAツール221の実行中における業務管理プログラム223の画面表示内容のうち、表示を制限すべき対象について、表示内容の変更(表示制限)を指示する。
ここで表示内容の変更(表示制限)とは、例えば表示内容のマスキング(所定色による塗りつぶし等)であるが、これに限られず、ぼかし加工、モザイク加工等、ユーザに表示内容が判読・理解不能な程度に内容を変更するものであればどのようなものでもよい。
図10は、本実施形態に係る表示制限情報127の例を示した図である。
同図に示すように、表示制限情報127は、表示制限(マスキング)を行う対象を特定するためのRPA定義情報名、機能名(業務管理プログラム名)、コントロール名、コントロール属性の設定項目と、表示制限時の背景色・文字色の設定項目を持つ。
図11乃至図14は、本実施形態に係る、RPA実行中の表示制限の実行例を示した図である。
図11の例では、図10の表示制限情報127のうちRPA定義情報1の背景色と文字色の設定内容に従って、給与データ修正プログラムの表示画面のうち、個人コードのエディットボックス91と個人名のエディットボックス92がマスキングされている。
図12の例では、図10の表示制限情報127のうちRPA定義情報2の背景色と文字色の設定内容に従って、給与データ修正プログラムの表示画面のうち、グリッドコントロール上の基本給項目名のセル93、および基本給データのセル94がマスキングされている。
図13の例では、図10の表示制限情報127のうちRPA定義情報3の背景色と文字色の設定内容に従って、画面全体がマスキングされている。
この場合、表示制限制御部213は、表示対象の画面に存在するコントロールのオブジェクトまたはポインタを全て取得し(上記図11や図12に示したようなエディットやグリッドのみならず、見出しやボタン等、表示されているもの全て)、それぞれのコントロールに対して、同じ色の背景色・文字色を指定し、変更する処理をループで実行する。
具体的には、Windows(登録商標)においては、exeファイルの起動時に「RPA実行モード」としての引数を渡して、画面ロード時に引数を判定することでコントロールの色を塗りつぶす。また、HTML(Hyper Text Markup Language)を使用する場合には、foreground, background, highlight色を同一にすることで画面全体をマスキングする。
図14の例では、図13で示した画面全体のマスキングに加えて、実行中にフォーカスが当たっている個所95のみ、背景色・文字色を動的に変更している。これにより、処理が止まらず問題なく進行中であることが確認できる。
この場合、表示制限制御部213は、RPAツール221が入力処理を行うコントロールに対して、フォーカスを受け取った時のイベント動作を定義しておき、背景色・文字色を変更する。コントロールがグリッドである場合は、グリッド自体のイベントとして全体の色を変更するか、または現在フォーカスのあるセル位置を取得し、その特定のセルだけ色を変更すればよい。
図15は、本実施形態に係る、業務装置200におけるRPA実行時に、業務プログラムに表示制限が行われる場合のフロー図である。
同図に示すように、図6の場合と同様、まず業務装置200の制御部21が、ユーザから、RPAツール221の実行・起動を指示する操作を受け付けると(ステップ151)、RPAツール221が起動しRPA定義情報222が読み込まれ、業務管理プログラム223が当該RPA定義情報222に従って起動する(ステップ152)。
続いて、起動した業務管理プログラム223から、表示制限制御部213に表示制限の有無について問い合わせが行われると(ステップ153)、表示制限制御部213は、業務管理装置100から、実行中のRPA定義情報222に対応する業務管理プログラムについての表示制限情報127を取得し(ステップ154)、それを業務管理プログラム223へ通知する(ステップ155)。
業務管理プログラム223は、上記通知を受信すると(ステップ156)、表示制限情報127が存在するか否かを判断する(ステップ157)。
表示制限情報127が存在しない場合(No)、RPAツール221は、上記RPA定義情報222に従って、順次業務管理プログラム223を呼び出して実行する(ステップ159)。
表示制限情報127がある場合(Yes)、業務管理プログラム223は、表示制限制御部213から受け取った表示制限情報127に従い、上記図11乃至図14に示したように、業務管理プログラム223の表示内容を変更する(ステップ158)。表示内容を変更した後は、RPA定義情報222に従い業務管理プログラム223を順次実行する。
ここで、RPAツール221の実行中に、業務装置200上にて、ユーザから表示制限解除のための入力操作を業務管理プログラム223が受け付けると、業務管理プログラム223は処理を一時中断する(ステップ161)。
続いて業務管理プログラム223は、上記表示制限解除の権限があることを確認するための入力ダイアログを表示し(ステップ162)、ユーザからの情報の入力を受け付ける(ステップ163)。
当該ダイアログは秘密の質問を表示してそれに対する回答のテキストを入力させる形式でもよいし、ユーザIDとパスワードを入力させる形式であってもよい。
ここで、表示制限解除の権限を有するユーザは、上記主管理者のほか、RPAツール221について権限を与えられたユーザ、さらには、上述のトランザクション情報125に応じた判定処理において操作権限を与えられたユーザであってもよい。
続いて業務管理プログラム223は、上記入力された情報の正否を表示制限制御部213に問い合わせる(ステップ164)。
表示制限制御部213は、当該問い合わせに応じて入力情報が所定の情報(質問に対する回答やID/パスワード)に合致するか、すなわち表示制限解除権限を有するか否かを判定し(ステップ164)、その判定結果を業務管理プログラム223へ通知する(ステップ165)。
続いて業務管理プログラム223は、上記判定結果を受信すると(ステップ166)、それが表示制限解除権限が有る(入力情報が所定の情報に合致する)ことを示すものであるか否かを判断する(ステップ167)。
そして、表示制限解除権限があると判断された場合(Yes)、業務管理プログラム223は、上記変更された前記画面表示内容を変更前に復元することで上記表示制限を解除し(ステップ168)、処理を終了する。
以上の処理により、表示制限情報127によって、業務管理プログラム223の表示内容のうち、個人情報等、表示を制限すべき箇所を予め定めておき、RPAツール221の実行中に当該表示制限情報127に従って表示を制限することで、個人情報や機密情報の漏えいを防止しRPA実行中の安全性を確保することができる。
[実行制限処理]
次に、本実施形態におけるRPA実行中の業務管理プログラムの実行制限処理について説明する。上述したように、本実施形態において、処理内容監視部214は、RPA定義情報222によって定義された処理内容とRPAツール221による業務管理プログラム223の実行中の処理内容とを比較し、両処理内容に相違点を検知した場合に業務管理プログラム223の実行を中断する。
図16は、本実施形態に係るRPA定義情報222の説明図である。
同図に示すように、RPA定義情報222は、RPAの定義名、シーケンス番号、実行する操作、対象のコントロールと画像、操作説明コメントの項目から構成され、RPAツール221が読み取りを行い業務管理プログラム223を順次実行する手順として、業務装置200に予め登録される。
図17は、本実施形態に係る表示制限情報127の他の例の説明図である。本例における表示制限情報127は、図10の表示制限情報127と同様の設定項目に加えて、表示制限処理を行う条件を表す項目として、「処理条件」の設定項目を持つ。当該「処理条件」の設定項目により、RPAツール221の起動時だけでなく、RPA実行中にエラーが発生した場合(RPA定義情報222と異なる操作が実行された場合)においても表示制限が実行されることになる。
図18は、本実施形態に係る業務装置200において記録される実行ログ情報の説明図である。
同図(a)は、図16に示したRPA定義情報222の内容をRPAツール221で実行した場合の実行ログ情報の内容を示す。また同図(b)は、図16に示したRPA定義情報222の内容を、RPAツール221で実行を開始した後、第三者が途中でマウス操作を横取りして別の業務管理プログラムを起動した場合の実行ログ情報の内容を示す。
同図に示すように、15:00:20時点において、図16のRPA定義情報222において定義されていない処理(ダブルクリック操作により処理メニュー画面に移行し人事マスターを起動して保存する処理)が行われた記録が残っている。
図19は、本実施形態に係る、業務装置200におけるRPA実行時に、業務管理プログラム223に実行制限が行われる場合のフロー図である。
同図に示すように、図15の場合と同様、まず業務装置200の制御部21が、ユーザから、RPAツール221の実行・起動を指示する操作を受け付けると、RPAツール221が起動し、RPA定義情報222を読み込んで実行を開始する(ステップ31)。
続いて制御部21は、RPAツール221の処理が開示されたことを示す情報を処理内容監視部214へ送る(ステップ32)。
処理内容監視部214では、RPAツール221の実行内容に対応するRPA定義情報222をメモリに展開し、処理内容の監視作業を開始する(ステップ33)。
続いて、上記RPA定義情報222に従って業務管理プログラム223が起動すると(ステップ34)、図15のフローと同様に、業務管理プログラム223から、表示制限制御部213に表示制限の有無について問い合わせが行われる(ステップ35)。
その後は、図15のフローと同様に、表示制限制御部213から通知された表示制限情報127の有無に応じて表示制限処理が行われる(ステップ36~ステップ40)。
その際、RPAツール221は、図17のような表示制限情報127の読み込みを行い、「処理条件:起動時」の設定内容に従って表示内容を変更する。
続いて、RPAツール221は、上記RPA定義情報222に従って、順次業務管理プログラム223を呼び出して実行する(ステップ41)。この際、業務管理プログラム223は、マウスやキーボートのイベントやファイル操作などの処理内容を示す情報を、処理内容監視部214に送信する(ステップ42)。
処理内容監視部214は、業務管理プログラム223から受信した処理内容が、RPA定義情報222で定義された処理内容と一致するか否かを確認する(ステップ43)。処理内容監視部214は、両処理内容の一致が確認できれば何もしない。業務管理プログラム223において不一致の通知が受信されない限り、上記ステップ41~ステップ44の処理が繰り返される。
仮にこのまま、図16のRPA定義情報222通りの処理が行われた場合、図18(a)のような実行ログデータが記録され、処理内容監視部214にて、図16のRPA定義情報222と内容が一致することが確認されるため、最後まで処理が行われることになる。
しかしここで、RPA実行中の業務装置200上で、第三者がマウス等を使って、RPA定義情報222には無い操作を行ったとする。そうすると、図18(b)の15:00:20時点のような実行ログデータが記録され、業務管理プログラム223から処理内容監視部214に当該処理内容が送信され(ステップ42)。処理内容監視部214は、当該処理内容と図17のRPA定義情報222との突き合わせを行うと(ステップ43)、不一致な作業手順があることを検出すると(ステップ44のYES)、表示制限制御部213にその旨の通知を行う(ステップ45)。
不一致の通知を受けた表示制限制御部213は、図17のような表示制限情報127を「処理条件:エラー時」を条件として読み込み(ステップ46)、業務管理プログラム223に通知する(ステップ47)。
業務管理プログラム223は、上記表示制限制御部213から上記不一致の通知を受信すると(ステップ48のYES)、それに表示制限情報127が含まれる場合(ステップ49のYES)、業務管理プログラム223は、受け取った表示制限情報127に従って、その表示内容を変更する(ステップ50)。なお表示制限情報127の内容として、エラー発生時の表示制限対象の業務管理プログラムに制限(特定)が無ければ、起動中の業務管理プログラム223全てに対し同内容の表示制限が行われる。
その後、業務管理プログラム223は、処理を一時中断して、RPA定義情報222による定義外の作業を行う権限があることを確認する為のダイアログを表示し、ユーザからの情報の入力を受け付ける(ステップ52)。このとき、制御部21は、権限を示す情報の入力以外の入力操作を受け付けないよう、業務管理プログラム223を制御する。
当該ダイアログは秘密の質問を表示してそれに対する回答のテキストを入力させる形式でもよいし、ユーザIDとパスワードを入力させる形式であってもよい。
ここで、定義外の作業の権限を有するユーザは、上記主管理者のほか、RPAツール221について権限を与えられたユーザ、さらには、上述のトランザクション情報125に応じた判定処理において操作権限を与えられたユーザであってもよい。
続いて業務管理プログラム223は、上記入力された情報の正否を処理内容監視部214に問い合わせる(ステップ53)。
処理内容監視部214は、当該問い合わせに応じて入力情報が所定の情報(質問に対する回答やID/パスワード)に合致するか、すなわち定義外の作業の権限を有するか否かを判定し(ステップ54)、その判定結果を業務管理プログラム223へ通知する(ステップ55)。
続いて業務管理プログラム223は、上記判定結果を受信すると(ステップ56)、それが定義外の作業権限が有る(入力情報が所定の情報に合致する)ことを示すものであるか否かを判断する(ステップ57)。
そして、作業権限が有ると判断された場合(YES)、業務管理プログラム223は、表示画面の表示制限を定義外の処理の検知前の状態に戻して表示制限を解除するとともに、処理継続を許可して実行制限も解除する(ステップ58)。
一方、作業権限が無いと判断された場合(NO)は、業務管理プログラム223は、処理の強制終了もしくは強制ログアウトを行う(ステップ59)。
以上説明したように、RPA実行中にRPA定義情報によって定義されていない操作を検知した場合には処理を停止することができるため、業務管理プログラム223の乗っ取りや不正実行を防止し、RPAを適切に運用することができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
[他の実施例]
本発明を利用して、主管理者が通常行う月次作業などをRPAツール221にてRPA定義情報222を業務管理装置100に記憶しておいてもよい。このようなRPA定義情報222は、通常は副管理者によっても読み出しや操作は出来ないように制限が掛けられている。しかし、主管理者が不在時に、副管理者が処理内容が解らない状態で、業務処理を代理で実施しなければならない場合は、主管理者のトランザクション情報125(就業情報)を参照し、特段の事情による長期休暇等の場合はその情報を基に、代理操作の制限情報が緩和され、対象となるRPA定義情報222の実行が可能になるようにするのも有効である。
すなわち、ID権限制御部111は、一の管理者が上記操作権限条件情報122に基づいて上記RPAツール221を実行することで記憶されたRPA定義情報222を、他の管理者が上記一の管理者の代理専用IDを用いて操作可能となるように当該他の管理者のログインID情報と対応付けて記憶してもよい。
この場合、単にRPA定義情報222を共有にした場合や、主管理者の不在の情報だけでRPA定義情報222を用いたRPAツール221の実行が可能になるだけではなく、就業管理プログラム223におけるトランザクション情報125の状態に応じて制限が変化することで、RPAツール221の有効活用ができ、さらに不正なRPAツール221の実行を禁止でき、RPA定義情報222の管理が徹底され、野良RPAといった管理者不在のRPA定義情報222が蔓延するなどの現象を抑制することが出来る。
業務管理装置100は、複数の業務管理プログラム223のトランザクション情報125の組み合わせで、操作権限条件情報122が変化するよう設定してもよい。例えば、入室管理プログラムのトランザクション情報125から、特定の個室内において、機密情報を扱った業務管理プログラム223の操作が可能となるようにすることもできる。
また、RPAツール221とは別のソフトウェアロボットが、操作者を自動的に判定して操作権限条件情報122を設定してもよい。
さらに、操作権限条件情報122の組み合わせが多岐に渡る場合、ビックデータを用いたディープラーニング技術を活用して、RPA判定レベルの判断をするのも有効である。
上述の実施形態においては、処理内容監視部214は、RPA定義情報222の定義外の操作を監視対象としていた。これに代えて、または加えて、処理内容監視部214はRPAツール221の実行時間を監視対象としてもよい。例えば処理内容監視部214は、RPA定義情報222ごと、あるいはRPA定義情報222内の作業手順ごとに標準実行時間や最大実行時間などの閾値を設定しておき、RPA実行中に実行開始からの経過時間を常時監視する。そして上記閾値として設定された経過時間を超過した場合には異常とみなし、強制終了もしくは強制ログアウトを行うなどし、安全性を確保する。また強制終了もしくは強制ログアウトの代わりに処理を中断し、上述の実施形態と同様に操作権限を示す情報を入力させて権限が証明された場合には処理を再開してもよい。
さらに、処理内容監視部214の機能として、RPAツール221実行中の業務管理プログラム223の進捗状況を監視し、業務管理プログラム223にて表示を行うことも考えられる。例えば図20に示すように、進捗状況を示すプログレスバー96を画面の例えば右下等に表示してもよい。
このような進捗状況の表示を実現するための実施例として、処理内容監視部214は、RPA実行開始時に読み込んだRPA定義情報222に含まれるステップ数を保持する。RPAツール221により実行される処理内容のログが業務管理プログラム223から送信されると、処理内容監視部214がRPA定義情報222との突き合わせをした後、全体のステップ数に対する、終了したステップ数の割合を算出し、業務管理プログラム223側に通知する。そして、業務管理プログラム223の表示画面上で、受信した値をプログレスバー96で表示を行う。
業務管理プログラム223で行う処理が、複数の個人を指定して繰り返し処理を行うような場合(例えば各社員の給与計算処理等)は、RPA定義情報222のステップ数ではなく、RPAツール221の実行中に処理が終了した人数を監視することで進捗状況を管理する方法をとってもよい。
これにより、業務管理プログラムに223に表示制限を施すことで安全性を向上しながら、実行状況・進捗率が確認でき、RPAの処理が滞りなく実行中であることが確認できる。
なお、上述した実施形態では、本発明の業務管理システムを、複数の業務装置200、単一の業務管理装置100を備えたシステムに適用する場合を例にあげたが、本発明はこれに限らない。本発明の業務管理システムを、単一の業務管理装置100からなるスタンドアロンシステムに適用してもよいし、クラウドコンピューティングシステムやWEBシステムに適用してもよい。
以上説明した本発明に係る特徴部分のうち、少なくとも2つの特徴部分を組み合わせることも可能である。すなわち各実施形態で説明した種々の特徴部分は、各実施形態の区別なく、任意に組み合わされてもよい。また上記で記載した種々の効果は、あくまで例示であって限定されるものではなく、また他の効果が発揮されてもよい。
また、本発明は、請求の範囲及び明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨又は思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う業務管理システムもまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明の技術は、人事・就業・給与等の企業の業務処理をおこなう業務管理システムに
おいて、好適に利用できるものである。
11、21…制御部
12、22…記憶部
13、23…通信インタフェース
24…表示装置
25…入力装置
50…ネットワーク
71…ログイン画面
72…RPAツール起動ボタン
73…入力指示ダイアログ
81…代理権限指定画面
82…確認ダイアログ
83…業務管理プログラム選択画面
84…メニューボタン
85…タスクエリア
86…個人指定ダイアログ
100…業務管理装置
111…ID権限制御部
112…RPA実行判定部
113…判定レベル制御部
121…ログインID情報
122…操作権限条件情報
123…従業者マスター情報
124…マスター権限情報
125…トランザクション情報
126…実行ログ情報
127…表示制限情報
200…業務装置
211…RPA実行制御部
212…定義変換制御部
213…表示制限制御部
214…処理内容監視部
221…RPAツール
222…RPA定義情報
223…業務管理プログラム

Claims (6)

  1. 企業の業務を管理するための業務管理プログラムがインストールされた業務装置と、
    前記業務装置における前記業務管理プログラムの実行を管理する業務管理装置と、
    を具備し
    前記業務装置は、RPA(Robotic Process Automation)ツールと、当該RPAツールを用いた処理内容を定義するRPA定義情報とを記憶し、
    前記業務管理装置は、前記RPAツールの実行中における前記業務管理プログラムの画面表示内容のうち表示を制限すべき対象に関する表示制限情報を記憶し、
    前記業務装置は、
    前記RPA定義情報に基づいて前記RPAツールを実行するRPA実行制御部と、
    前記表示制限情報を取得し、当該表示制限情報を基に前記RPAツールの実行中における前記業務管理プログラムに前記画面表示内容の変更を指示する表示制限制御部と、
    前記RPA定義情報によって定義された処理内容と前記RPAツールによる前記業務管理プログラムの実行中の処理内容とを比較し、両処理内容に相違点を検知した場合に前記表示制限制御部へその旨の通知を行う処理内容監視部とを有し、
    前記表示制限制御部は、前記処理内容監視部から前記相違点を検知した旨の通知を受けた場合に、前記表示制限情報に基づいて前記業務管理プログラムに前記画面表示内容のさらなる変更を指示し、
    前記処理内容監視部は、前記画面表示内容のさらなる変更後に前記業務管理プログラムの実行を中断する
    業務管理システム。
  2. 請求項1に記載の業務管理システムであって、
    前記表示制限制御部は、表示制限解除用の入力画面を表示し、当該入力画面において入力された情報が所定の情報と合致した場合に前記変更された前記画面表示内容を復元する
    業務管理システム。
  3. 請求項に記載の業務管理システムであって、
    前記業務装置は、表示制限及び処理制限解除用の入力画面を表示し、当該入力画面において入力された情報が所定の情報と合致した場合に、前記変更された前記画面表示内容を復元し、前記中断された業務管理プログラムの実行を再開する
    業務管理システム。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の業務管理システムであって、
    前記業務装置は、前記RPA定義情報によって定義された処理内容を実行するための標準実行時間または最大実行時間に関する閾値を記憶し、前記RPAツールによる前記業務管理プログラムの実行開始からの経過時間が上記閾値を超えた場合、前記業務管理プログラムの実行を中止する
    業務管理システム。
  5. 企業の業務を管理するための業務管理プログラムがインストールされた業務装置により、
    RPA(Robotic Process Automation)ツールと、当該RPAツールを用いた処理内容を定義するRPA定義情報とを記憶し、
    前記RPAツールの実行中における前記業務管理プログラムの画面表示内容のうち表示を制限すべき対象に関する表示制限情報を取得し、
    前記RPA定義情報に基づいて前記RPAツールを実行し、
    前記表示制限情報を基に前記RPAツールの実行中における前記業務管理プログラムに前記画面表示内容の変更を指示し、
    前記RPA定義情報によって定義された処理内容と前記RPAツールによる前記業務管理プログラムの実行中の処理内容とを比較し、
    前記比較により両処理内容に相違点を検知した場合に、前記表示制限情報に基づいて前記業務管理プログラムに前記画面表示内容のさらなる変更を指示し、
    前記画面表示内容のさらなる変更後に前記業務管理プログラムの実行を中断する
    業務管理プログラム実行方法。
  6. 企業の業務を管理するための業務管理プログラムがインストールされた業務装置に、
    RPA(Robotic Process Automation)ツールと、当該RPAツールを用いた処理内容を定義するRPA定義情報とを記憶するステップと、
    前記RPAツールの実行中における前記業務管理プログラムの画面表示内容のうち表示を制限すべき対象に関する表示制限情報を取得するステップと、
    前記RPA定義情報に基づいて前記RPAツールを実行するステップと、
    前記表示制限情報を基に前記RPAツールの実行中における前記業務管理プログラムに前記画面表示内容の変更を指示するステップと
    前記RPA定義情報によって定義された処理内容と前記RPAツールによる前記業務管理プログラムの実行中の処理内容とを比較するステップと、
    前記比較により両処理内容に相違点を検知した場合に、前記表示制限情報に基づいて前記業務管理プログラムに前記画面表示内容のさらなる変更を指示するステップと、
    前記画面表示内容のさらなる変更後に前記業務管理プログラムの実行を中断するステップと
    を実行させる業務管理プログラム。
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