JP7450772B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本開示は冷凍サイクル装置に関するものである。
冷凍サイクル装置では、運転状態および外気温度等によって余剰冷媒が生じる。例えば、国際公開第2020/208752号公報(特許文献1)には、気液二相冷媒をガス冷媒と液冷媒とに分離し、余剰冷媒を液冷媒としてレシーバに貯留する冷凍サイクル装置が記載されている。レシーバの上端に冷媒入口およびガス排出口が設けられている。レシーバの下端に冷媒出口が設けられている。
国際公開第2020/208752号公報
上記の冷凍サイクル装置では、レシーバに貯留された液冷媒が増加すると、液冷媒の液面が上昇してレシーバの上端に設けられたガス排出口から液冷媒が流出する。このため、気液分離効率が低下する。気液分離効率の低下を避けるためには、レシーバに貯留された液冷媒が増加してもガス排出口から液冷媒が流出しないようにレシーバを大型化しなければならない。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷媒の気液分離を確実に行いつつレシーバを小型化することができる冷凍サイクル装置を提供することである。
本開示の冷凍サイクル装置は、冷媒回路と、気液分離回路とを備えている。冷媒回路は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮器から流出した冷媒を減圧する減圧装置と、減圧装置から流出した冷媒を蒸発させる蒸発器とを含んでいる。気液分離回路は、凝縮器と減圧装置との間の冷媒回路と、圧縮機または圧縮機と蒸発器との間の冷媒回路とに接続されている。気液分離回路は、内部熱交換器と、内部熱交換器から流出した冷媒を貯留可能に構成されたレシーバと、レシーバから流出した冷媒の流量を調整可能に構成された第1弁と、内部熱交換器およびレシーバに接続された第2弁とを含んでいる。内部熱交換器は、凝縮器から流出した冷媒が流れる第1通路と、第1通路から流出した冷媒が流れる第2通路とを有し、かつ第1通路を流れる冷媒と第2通路を流れる冷媒とを熱交換させるように構成されている。気液分離回路は、内部熱交換器の第1通路と、レシーバと、第1弁とを有する第1流路と、内部熱交換器の第2通路と、第2弁とを有する第2流路とを含んでいる。第2流路は、内部熱交換器とレシーバとの間の第1流路から分岐し第1弁と冷媒回路との間の第1流路に合流するように構成されている。
本開示の冷凍サイクル装置によれば、気液分離回路によって、冷媒の気液分離を確実に行いつつレシーバを小型化することができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置の冷媒回路図である。 実施の形態に係る冷凍サイクル装置の動作を示す冷媒回路図である。 実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例1の冷媒回路図である。 実施の形態に係る冷凍サイクル装置の変形例2の冷媒回路図である。 比較例の冷凍サイクル装置の冷媒回路図である。
以下、実施の形態について図に基づいて説明する。なお、以下においては、同一または相当する部分に同一の符号を付すものとし、重複する説明は繰り返さない。
図1を参照して、実施の形態1に係る冷凍サイクル装置100の構成について説明する。図1は、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の冷媒回路図である。実施の形態に係る冷凍サイクル装置100は、例えば、冷凍機である。
図1に示されるように、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100は、冷媒回路101と、気液分離回路102と、制御装置103とを備えている。冷凍サイクル装置100を循環する冷媒は、例えば、二酸化炭素(CO)である。
冷媒回路101は、圧縮機1と、凝縮器2と、減圧装置3と、蒸発器4とを含んでいる。圧縮機1と、凝縮器2と、減圧装置3と、蒸発器4とが配管で接続されることにより冷媒回路101が構成されている。冷媒回路101は、圧縮機1、凝縮器2、減圧装置3、蒸発器4の順に冷媒が流れるように構成されている。
圧縮機1は、冷媒を圧縮するように構成されている。圧縮機1は、冷媒を吸入し圧縮して吐出するように構成されている。圧縮機1は、冷媒を圧縮して高温かつ高圧の状態にするように構成されている。本実施の形態では、圧縮機1は、中間圧部に設けられたインジェクションポートを含んでいる。
圧縮機1は、容量可変に構成されていてもよい。圧縮機1は、制御装置103からの指示に基づいて周波数が変更されることで回転数が調整されることにより容量が変化するように構成されていてもよい。
凝縮器2は、圧縮機1から吐出された冷媒を凝縮させるように構成されている。凝縮器2は、圧縮機1から吐出された冷媒を冷却して凝縮させるように構成されている。凝縮器2は、例えば、複数のフィンと、複数のフィンを貫通する伝熱管とを有するフィンアンドチューブ型熱交換器である。
減圧装置3は、凝縮器2から流出した冷媒を減圧するように構成されている。減圧装置3は、膨張弁である。減圧装置3は、例えば、電磁弁である。減圧装置3は、制御装置103からの指示に基づいて冷媒の流量を調整可能に構成されている。
蒸発器4は、減圧装置3から流出した冷媒を蒸発させるように構成されている。蒸発器4は、減圧装置3から流出した冷媒を加熱して蒸発させるように構成されている。蒸発器4は、例えば、複数のフィンと、複数のフィンを貫通する伝熱管とを有するフィンアンドチューブ型熱交換器である。
気液分離回路102は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101と、圧縮機1または圧縮機1と蒸発器4との間の冷媒回路101とに接続されている。本実施の形態では、気液分離回路102は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101と、圧縮機1とに接続されている。具体的には、気液分離回路102は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101の配管と、圧縮機1の中間圧側とに接続されている。
気液分離回路102は、内部熱交換器5と、レシーバ6と、第1弁7と、第2弁8とを含んでいる。内部熱交換器5、レシーバ6、第1弁7、第2弁8および配管は、気液分離機構10を構成している。気液分離機構10の入口11は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101に接続されている。気液分離機構10の分岐部12は、内部熱交換器5と、レシーバ6と、第2弁8との間に配置されている。気液分離機構10の合流部13は、内部熱交換器5と、第1弁7と、気液分離機構10の出口14との間に配置されている。気液分離機構10の出口14は、圧縮機1または圧縮機1と蒸発器4との間の冷媒回路101に接続されている。
内部熱交換器5は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101に配管により接続されている。内部熱交換器5は、第1通路51と、第2通路52とを含んでいる。第1通路51は、凝縮器2から流出した冷媒が流れるように構成されている。第2通路52は、第1通路51から流出した冷媒が流れるように構成されている。内部熱交換器5は、第1通路51を流れる冷媒と第2通路52を流れる冷媒とを熱交換させるように構成されている。本実施の形態では、内部熱交換器5は、第1通路51を流れる冷媒の流れと第2通路52を流れる冷媒の流れとが対向するように構成されている。つまり、内部熱交換器5は、第1通路51および第2通路52を流れる冷媒の流れが対向流となるように構成されている。内部熱交換器5は、冷媒流れにおいてレシーバ6の上流側に配置されている。
レシーバ6は、内部熱交換器5、第1弁7および第2弁8に配管により接続されている。レシーバ6の上端に冷媒入口6aが設けられている。レシーバ6の下端に冷媒出口6bが設けられている。レシーバ6は、内部熱交換器5から流出した冷媒を貯留可能に構成されている。レシーバ6は、液化した液冷媒を貯留可能に構成されている。レシーバ6は、余剰冷媒を貯留可能に構成されている。
第1弁7は、レシーバ6の冷媒出口6bに配管により接続されている。第1弁7は、レシーバ6から流出した冷媒の流量を調整可能に構成されている。第1弁7は、例えば、流量調整弁である。第1弁7は、例えば、電磁弁である。
第2弁8は、内部熱交換器5およびレシーバ6に接続されている。第2弁8は、内部熱交換器5の第1通路51およびレシーバ6の冷媒入口6aならびに内部熱交換器5の第2通路52に配管により接続されている。第2弁8は、例えば、開閉弁である。第2弁8は、例えば、流量調整弁であってもよい。第2弁8は、例えば、電磁弁である。
気液分離回路102は、第1流路P1と、第2流路P2とを含んでいる。第1流路P1は、内部熱交換器5の第1通路51と、レシーバ6と、第1弁7とを有する。第1流路P1は、内部熱交換器5の第1通路51、レシーバ6、第1弁7の順に冷媒が流れるように構成されている。第2流路P2は、内部熱交換器5の第2通路52と、第2弁8とを有する。第2流路P2は、第2弁8、内部熱交換器5の第2通路52の順に冷媒が流れるように構成されている。
第1流路P1は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101と、圧縮機1または圧縮機1と蒸発器4との間の冷媒回路101とに接続されている。第2流路P2は、内部熱交換器5とレシーバ6との間の第1流路P1から分岐し第1弁7と冷媒回路101との間の第1流路P1に合流するように構成されている。第2流路P2は、分岐部12において第1流路P1から分岐し、合流部13において第1流路P1に合流するように構成されている。
制御装置103は、冷凍サイクル装置100の全体を制御するように構成されている。制御装置103は、冷媒回路101および気液分離回路102を制御するように構成されている。制御装置103は、冷媒回路101において圧縮機1および減圧装置3を制御するように構成されている。制御装置103は、気液分離回路102において第1弁7および第2弁8の開度を制御するように構成されている。制御装置103は、例えば、マイクロコンピュータで構成されている。制御装置103は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含んでいる。ROMには制御プログラムが記憶されている。
次に、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の動作について説明する。
図2を参照して、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の運転時の動作について説明する。図2は、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の運転時の動作を示す冷媒回路図である。図2中において冷媒回路101および気液分離回路102に付された矢印は冷媒の流れを示している。
まず冷媒回路101を流れる冷媒の流れについて説明する。圧縮機1に流入した冷媒は、圧縮機1により圧縮されて高温および高圧のガス冷媒となり、圧縮機1から吐出される。この高温および高圧のガス冷媒は、凝縮器2に流入し、凝縮器2により凝縮されて液冷媒となり、凝縮器2から流出する。この液冷媒の一部は、減圧装置3に流入し、減圧装置3により減圧されて低圧の気液二相冷媒となり、減圧装置3から流出する。この低圧の気液二相冷媒は、蒸発器4に流入し、蒸発器4により蒸発されてガス冷媒となる。このガス冷媒は圧縮機1に流入する。このようにして、冷媒は、冷媒回路101を循環する。
続いて、気液分離回路102を流れる冷媒の流れについて説明する。凝縮器2から流出した冷媒の一部は、冷媒回路101から気液分離回路102に流入する。気液分離回路102に流入した冷媒は、内部熱交換器5の第1通路51に流入し、第2通路52を流れる冷媒と熱交換されて内部熱交換器5から流出する。内部熱交換器5の第1通路51から流出した冷媒の一部は、第1流路P1を通ってレシーバ6に流入する。冷媒回路101では、冷凍サイクル装置100の運転状態および外気温度等によって余剰冷媒が生じる。レシーバ6には、この余剰冷媒である液冷媒が貯留される。冷凍サイクル装置100の運転状態および外気温度等によってレシーバ6に貯留された液冷媒が必要になれば、この液冷媒は、レシーバ6から流出し、第1弁7を通って、圧縮機1の中間圧側に流入する。
内部熱交換器5の第1通路51から流出した冷媒の一部は、気液分離機構10の分岐部12から第2弁8を通って内部熱交換器5の第2通路52に流入し、第1通路51を流れる冷媒と熱交換されて内部熱交換器5から流出する。内部熱交換器5の第2通路52を流れた冷媒は減圧されて過熱ガス冷媒となる。内部熱交換器5の第2通路52から流出した過熱ガス冷媒は、気液分離機構10の合流部13においてレシーバ6から流出した液冷媒と合流してから圧縮機1の中間圧側に流入する。このようにして、冷媒は、気液分離回路102を流れる。
第1弁7の開度が増加すると、レシーバ6から液冷媒が流出することによりレシーバ6に貯留される液冷媒の量が減少する。第2弁8の開度が増加すると、レシーバ6からガス冷媒が抜けるため、レシーバ6に貯留される液冷媒の量が増加する。このようにして、第1弁7および第2弁8の開度が制御されることによりレシーバ6の液冷媒の貯留量が制御される。
次に、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例について説明する。なお、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例は、特に説明しない限り実施の形態に係る冷凍サイクル装置100と同一の構成および動作を備えている。
図3を参照して、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例1について説明する。図3は、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例1の冷媒回路図である。実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例1では、気液分離回路102は、第3弁9をさらに含んでいる。第3弁9は、例えば、流量調整弁である。第3弁9は、例えば、電磁弁である。第3弁9は、冷媒回路101と内部熱交換器5との間に配置されている。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例1では、凝縮器2から流出した冷媒の一部は、第3弁9を通って内部熱交換器5の第1通路51に流入する。
図4を参照して、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例2について説明する。図4は、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例2の冷媒回路図である。実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例2では、気液分離回路102は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101と、圧縮機1と蒸発器4との間の冷媒回路101とに接続されている。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例2では、冷媒回路101は、アキュムレータ20をさらに含んでいる。
アキュムレータ20は、冷媒回路101において圧縮機1と蒸発器4との間に配置されている。気液分離回路102は、蒸発器4とアキュムレータ20との間の冷媒回路101に接続されている。
アキュムレータ20は、蒸発器4および気液分離回路102から流出した冷媒が流入するように構成されている。アキュムレータ20は、蒸発器4および気液分離回路102から流出した冷媒を貯留可能に構成されている。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例2では、蒸発器4および気液分離回路102から流出した冷媒がアキュムレータ20を通って圧縮機1に流入する。
次に、実施の形態の作用効果について比較例と対比して説明する。
図5を参照して、比較例の冷凍サイクル装置100について説明する。図5は、比較例の冷凍サイクル装置100の冷媒回路図である。比較例の冷凍サイクル装置100では、気液分離回路102は、内部熱交換器5を備えていない。レシーバ6の上端に冷媒入口6aおよびガス排出口6cが設けられている。レシーバ6の下端に冷媒出口6bが設けられている。比較例の冷凍サイクル装置100では、レシーバ6に貯留された液冷媒が増加すると、液冷媒の液面が上昇してレシーバ6の上端に設けられたガス排出口6cから液冷媒が流出する。このため、気液分離効率が低下する。気液分離効率の低下を避けるためには、レシーバ6に貯留された液冷媒が増加してもガス排出口から液冷媒が流出しないようにレシーバ6を大型化しなければならない。
これに対して、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100によれば、レシーバ6のガス排出口6cを無くすことによって、レシーバ6に貯留された液冷媒が増加して液冷媒の液面が上昇してもレシーバ6のガス排出口6cから液冷媒が流出することを防止することができる。また、内部熱交換器5によって冷媒を減圧することでガス冷媒を分離することができる。したがって、冷媒の気液分離を確実に行うことができる。さらに、レシーバ6に貯留された液冷媒が増加して液冷媒の液面が上昇してもレシーバ6のガス排出口6cから液冷媒が流出することを防止することができるため、レシーバ6の上端まで液冷媒を貯留することができる。このため、同じ液冷媒の量を貯留可能なレシーバ6のサイズを小さくすることができる。したがって、レシーバ6を小型化することができる。よって、実施の形態に係る冷凍サイクル装置100によれば、気液分離回路102によって、冷媒の気液分離を確実に行いつつレシーバ6を小型化することができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100では、レシーバ6の冷媒量の制御が可能となるため、性能を向上することができる。また、レシーバ6の冷媒量の制御が可能となるため、冷凍サイクル装置100の運転範囲を拡大することができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100によれば、第2弁8は、流量調整弁である。このため、流量調整弁の開度を制御することによって内部熱交換器5での冷媒の確実なガス化を実現すること可能となる。また、流量調整弁の開度を制御することによってレシーバ6に貯留される液冷媒量の制御の精度を向上させることができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100によれば、内部熱交換器5は、第1通路51を流れる冷媒の流れと第2通路52を流れる冷媒の流れとが対向するように構成されている。このため、内部熱交換器5での冷媒の過熱ガス化を促進することができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100によれば、冷媒は、二酸化炭素である。二酸化炭素は超臨界圧力状態で用いられる高圧冷媒であるため、例えばR32等の高圧冷媒以外の冷媒に比べて圧力が高くなる。実施の形態に係る冷凍サイクル装置100では、レシーバ6を小型化することができるため、相対的に容器の肉厚を増加することができる。これにより、レシーバ6の耐圧を向上させることが可能となるため、冷媒として二酸化炭素を好適に用いることができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100によれば、気液分離回路102は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101と、圧縮機1とに接続されている。このため、冷媒回路101において圧縮機1に液冷媒が流入することを抑制するためのアキュムレータ20を設置しなくてもよい。したがって、冷凍サイクル装置100の構造を簡易化することができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例1によれば、第1弁7の開度および第3弁9の開度を調整することによって内部熱交換器5およびレシーバ6を流れる冷媒の流量比を調整することが可能となる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例2によれば、気液分離回路102は、凝縮器2と減圧装置3との間の冷媒回路101と、圧縮機1と蒸発器4との間の冷媒回路101とに接続されている。このため、気液分離回路102が圧縮機1の中間圧側に接続されないため、圧縮機1の設計自由度を向上させることができる。したがって、冷凍サイクル装置100の設計自由度を向上させることができる。
実施の形態に係る冷凍サイクル装置100の変形例2によれば、気液分離回路102から流出した冷媒がアキュムレータ20を通って圧縮機1に流入するため、気液分離回路102から流出した液冷媒が圧縮機1の流入口に流入することを抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 圧縮機、2 凝縮器、3 減圧装置、4 蒸発器、5 内部熱交換器、6 レシーバ、7 第1弁、8 第2弁、9 第3弁、10 気液分離機構、11 入口、12 分岐部、13 合流部、14 出口、20 アキュムレータ、51 第1通路、52 第2通路、100 冷凍サイクル装置、101 冷媒回路、102 気液分離回路、103 制御装置。

Claims (4)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機から吐出された前記冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器から流出した前記冷媒を減圧する減圧装置と、前記減圧装置から流出した前記冷媒を蒸発させる蒸発器とを含む冷媒回路と、
    前記凝縮器と前記減圧装置との間の前記冷媒回路と、前記圧縮機または前記圧縮機と前記蒸発器との間の前記冷媒回路とに接続された気液分離回路とを備え、
    前記気液分離回路は、内部熱交換器と、前記内部熱交換器から流出した前記冷媒を貯留可能に構成されたレシーバと、前記レシーバから流出した前記冷媒の流量を調整可能に構成された第1弁と、前記内部熱交換器および前記レシーバに接続された第2弁とを含み、
    前記内部熱交換器は、前記凝縮器から流出した前記冷媒が流れる第1通路と、前記第1通路から流出した前記冷媒が流れる第2通路とを有し、かつ前記第1通路を流れる前記冷媒と前記第2通路を流れる前記冷媒とを熱交換させるように構成されており、
    前記気液分離回路は、前記内部熱交換器の前記第1通路と、前記レシーバと、前記第1弁とを有する第1流路と、前記内部熱交換器の前記第2通路と、前記第2弁とを有する第2流路とを含み、
    前記第2流路は、前記内部熱交換器と前記レシーバとの間の前記第1流路から分岐し前記第1弁と前記冷媒回路との間の前記第1流路に合流するように構成されている、冷凍サイクル装置。
  2. 前記第2弁は、流量調整弁である、請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記内部熱交換器は、前記第1通路を流れる前記冷媒の流れと前記第2通路を流れる前記冷媒の流れとが対向するように構成されている、請求項1または2に記載の冷凍サイクル装置。
  4. 前記冷媒は、二酸化炭素である、請求項1~3のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
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