JP7450507B2 - 作業車両 - Google Patents

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本発明は、ステアリングコラムを有する作業車両に関する。
従来より、前後方向に傾動可能なステアリングコラムを搭載した作業車両が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような作業車両において、ステアリングコラムを奥側に傾動させると、キャブへの乗降がスムーズになる。また、ステアリングコラムを手前側に傾動させると、前方の視界が広がって作業性が向上する。
また、作業車両の中には、作業中であることを周囲に報知するための警報ランプを搭載しているものがある。このような作業車両において、オペレータは、作業時に警報ランプを点灯させ、作業を終了する際に警報ランプを消灯させる。
特開2003-27524号公報
しかしながら、傾動可能なステアリングコラム及び警報ランプの両方を搭載する作業車両に搭乗するオペレータは、作業開始時及び作業終了時それぞれにおいて、ステアリングコラム及び警報ランプの両方を操作する必要があるので、オペレータの作業負担が大きいという課題がある。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業車両が作業可能な状態であることを適切に報知すると共に、オペレータの作業負担を軽減した作業車両を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、車両本体と、前記車両本体に支持されて動作する作業装置と、前記車両本体に支持されたキャブとを備える作業車両であって、前記キャブは、シートと、前記車両本体を操舵するステアリングホイールと、前記シートの前方で前記ステアリングホイールを支持し、前記シートに向けて後傾する操作姿勢、及び前記操作姿勢より前記ステアリングホイールを前記シートから離間させた乗降姿勢の間で回動可能なステアリングコラムと、前記ステアリングコラムの姿勢を検知するセンサとを備え、前記車両本体の外部に設けられ、前記作業車両が動作可能であることを周囲に報知する報知装置と、前記センサの検知結果により前記ステアリングコラムが前記操作姿勢だと判定された場合に、前記報知装置を作動させるコントローラとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、作業車両が作業可能な状態であることを適切に報知すると共に、オペレータの作業負担を軽減することができる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係る作業車両の代表例である油圧ショベルの側面図である。 キャブの内部構造を示す側面図である。 ステアリングコラムの姿勢を示す側面図である。 ステアリングコラムを姿勢変化させたときの視界を示す図である。 油圧ショベルのハードウェア構成図である。 警報処理のフローチャートである。
本発明に係る作業車両の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る作業車両の代表例である油圧ショベル1の側面図である。なお、本明細書中の前後左右は、特に断らない限り、油圧ショベル1に搭乗して操作するオペレータの視点を基準としている。また、作業車両の具体例は油圧ショベル1に限定されず、ダンプトラック、ホイールローダ、クレーン車などでもよい。より詳細には、本発明は、ホイール式の作業車両に適用することによって、特に有利な作用効果を奏する。
油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2に支持された上部旋回体3とを備える。下部走行体2及び上部旋回体3は、車両本体の一例である。
下部走行体2は、前方下部に回転自在に支持された左右一対のフロントタイヤ8fと、後方下部に回転自在に支持された左右一対のリヤタイヤ8rとを主に備える。走行モータ(図示省略)の駆動力がプロペラシャフト及びアクスルを介して伝達されると、フロントタイヤ8f及びリヤタイヤ8rが回転する。これにより、下部走行体2が走行する。
上部旋回体3は、下部走行体2に旋回可能に支持されている。旋回モータ3a(図5参照)の駆動力が伝達されると、上部旋回体3が下部走行体2に対して旋回する。上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム5と、旋回フレーム5の前端中央に上下方向に回動可能に取り付けられたフロント作業機(作業装置)4と、旋回フレーム5の後部に配置されたカウンタウェイト6と、旋回フレーム5の前方左側に配置されたキャブ(運転席)7と、エンジン9(図5参照)と、警報ランプ10(報知装置)とを主に備える。
フロント作業機4は、上部旋回体3に起伏可能に支持されたブーム4aと、ブーム4aの先端に揺動可能に支持されたアーム4bと、アーム4bの先端に揺動可能に支持されたバケット4cと、ブーム4a、アーム4b、及びバケット4cを駆動させる油圧シリンダ4d、4e、4fとを含む。カウンタウェイト6は、フロント作業機4との重量バランスを取るためのもので、上部旋回体3の後端に取り付けられた重量物である。
エンジン9は、燃料を燃焼させることによって、油圧ショベル1を動作させるための回転駆動力を発生させる。エンジン9の回転駆動力によって、油圧ポンプ(図示省略)が回転し、発電機(図示省略)が発電する。エンジン9は、例えば、イグニッションキーを回すことによって、始動及び停止する。また、油圧ショベル1は、エンジン9の回転数(rpm)を計測し、計測結果を示す回転数信号を後述するコントローラ20(図5参照)に出力する回転数センサ9a(図5参照)を備える。
警報ランプ10は、油圧ショベル1が動作可能な状態であることを、油圧ショベル1の周囲に報知する報知装置である。警報ランプ10は、油圧ショベル1の外部に設けられている。本実施形態に係る警報ランプ10は、上部旋回体3の後方において、カウンタウェイト6の上面に設けられている。警報ランプ10は、コントローラ20の制御に従って、点灯或いは消灯する。なお、報知装置の具体例は警報ランプ10に限定されず、警告音を発生させるスピーカ等でもよい。
図2は、キャブ7の内部構造を示す側面図である。キャブ7には、油圧ショベル1を操作するオペレータが搭乗する内部空間が形成されている。キャブ7の内部には、オペレータが着席するシート11と、キャブ7の前面を構成するフロントガラス12と、シートに着席したオペレータが操作する操作装置(ステアリング、ペダル、レバー、スイッチなど)とが配置されている。
キャブ7に搭乗したオペレータは、フロントガラス12を通じて油圧ショベル1の前方を視認しながら操作装置を操作することによって、下部走行体2を走行させ、上部旋回体3を旋回させ、フロント作業機4を動作させる。
操作装置は、例えば、下部走行体2のフロントタイヤ8fを操舵するステアリングホイール13、上部旋回体3を旋回させ且つフロント作業機4を動作させる作業レバー15、油圧ショベル1の動作を規制または許容するゲートロックレバー18(図5参照)の他、下部走行体2を加速させるアクセルペダル(図示省略)、フロントタイヤ8f及びリヤタイヤ8rを制動するブレーキペダル(図示省略)等を備える。
ステアリングホイール13は、シート11の前方(より詳細には、シート11及びフロントガラス12の間)において、ステアリングコラム14によって支持されている。ステアリングコラム14は、シート11側に後傾した状態で、キャブ7の床面に立設されている。そして、ステアリングコラム14は、その上端でステアリングホイール13を支持している。
図3は、ステアリングコラム14の姿勢を示す側面図である。図4は、ステアリングコラム14を姿勢変化させたときの視界を示す図である。なお、図3では、ステアリングコラム14を覆うカバーの図示を省略している。図3に示すように、ステアリングコラム14は、回動軸16を中心として回動可能に構成されている。回動軸16は、左右方向に延設されている。そして、回動軸16は、ステアリングコラム14の下端をキャブ7の床面に対して回動可能に支持している。
ステアリングコラム14は、操作姿勢と乗降姿勢との間を、回動軸16を中心として回動する。操作姿勢は、シート11に着席したオペレータが操作しやすい位置にステアリングホイール13を配置する姿勢である。乗降姿勢は、オペレータがキャブ7に乗降しやすい位置にステアリングホイール13を配置する姿勢である。すなわち、乗降姿勢は、操作姿勢よりステアリングホイール13をシート11から離間させた姿勢である。
より詳細には、操作姿勢のステアリングコラム14Aの後傾角度は、乗降姿勢のステアリングコラム14Bの後傾角度より大きい。後傾角度とは、回動軸16を通って鉛直方向に延びる仮想線と、ステアリングコラム14とのなす角を指す。これにより、操作姿勢のステアリングコラム14Aに支持されたステアリングホイール13Aは、乗降姿勢のステアリングコラム14Bに支持されたステアリングホイール13Bより、後方(換言すれば、シート11に近い位置)に配置される。
また、図4に示すように、操作姿勢のステアリングコラム14Aに支持されたステアリングホイール13A(図4(A))は、乗降姿勢のステアリングコラム14Bに支持されたステアリングホイール13B(図4(B))と比較して、下方に位置する。そのため、ステアリングコラム14を操作姿勢にすると、シート11に着席したオペレータは、ステアリングホイール13Aに視界を遮られることなく、フロントガラス12を通じて油圧ショベル1の前方を視認することができる。
ステアリングコラム14には、姿勢センサ17(図5参照)が取り付けられている。姿勢センサ17は、ステアリングコラム14の姿勢を検知し、検知結果を示す姿勢信号をコントローラ20に出力する。より詳細には、姿勢センサ17は、ステアリングコラム14が操作姿勢のときに姿勢信号を出力し、ステアリングコラム14が操作姿勢と異なる姿勢のときに姿勢信号の出力を停止する。姿勢センサ17としては、例えば、近接センサ、接触センサ等を採用することができる。
ゲートロックレバー18は、油圧アクチュエータ(旋回モータ3a、油圧シリンダ4d~4f)の動作を規制するロック状態と、油圧アクチュエータの動作を許容する解除状態とに、オペレータによって切り替え可能に構成されている。ゲートロックレバー18は、現在の状態を示す状態信号をコントローラ20に出力する。
図5は、油圧ショベル1のハードウェア構成図である。油圧ショベル1は、コントローラ20を備える。コントローラ20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、及びRAM(Random Access Memory)23を備える。コントローラ20は、ROM22に格納されたプログラムコードをCPU21が読み出して実行することによって、後述する処理を実現する。RAM23は、CPU21がプログラムを実行する際のワークエリアとして用いられる。
但し、コントローラ20の具体的な構成はこれに限定されず、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよい。
コントローラ20は、油圧ショベル1の全体動作を制御する。すなわち、コントローラ20は、回転数センサ9aから出力される回転数信号、姿勢センサ17から出力される姿勢信号、及びゲートロックレバー18から出力される状態信号に基づいて、電磁弁24及び警報ランプ10を制御する。
電磁弁24は、パイロットポンプ(図示省略)から油圧アクチュエータ3a、4d~4fそれぞれの方向制御弁に至るパイロット圧油の流路に配置されている。そして、電磁弁24は、コントローラ20によって印加される制御電圧に従って、方向制御弁のパイロットポートへのパイロット圧油の供給を、許容または遮断する。
より詳細には、コントローラ20は、ロック状態を示す状態信号が出力されているとき、電磁弁24にパイロット圧油の流路を遮断させる。これにより、オペレータが操作装置を操作しても、油圧アクチュエータ3a、4d~4fが動作しない。一方、コントローラ20は、解除状態を示す状態信号が出力されているとき、電磁弁24にパイロット圧油の流路を開放させる。これにより、オペレータによる操作装置の操作に従って、油圧アクチュエータ3a、4d~4fが動作する。但し、ゲートロックレバー18がロック状態のときは、さらに走行モータを動作不能にしてもよい。
本実施形態に係る警報ランプ10は、エンジン警報ランプ10aと、走行警報ランプ10bと、作業警報ランプ10cとを含む。エンジン警報ランプ10aは、エンジン9が始動していることを報知する報知装置である。走行警報ランプ10bは、油圧ショベル1が走行可能な状態であることを報知する報知装置である。作業警報ランプ10cは、フロント作業機4が動作可能な状態であることを報知する報知装置である。
そして、コントローラ20は、後述する警報処理において、エンジン警報ランプ10a、走行警報ランプ10b、及び作業警報ランプ10cを独立して点灯または消灯させる。なお、報知装置は、複数の警報ランプ10a、10b、10cを備えていることに限定されず、1つの警報ランプ10のみを備えていてもよい。
図6は、警報処理のフローチャートである。警報処理は、油圧ショベル1の周囲にいる人(作業員、通行人など)に、油圧ショベル1が動作可能な状態であることを報知する処理である。コントローラ20は、例えば、バッテリ(図示省略)から電力が供給されている間、所定の時間間隔毎に警報処理を繰り返し実行する。
コントローラ20は、回転数センサ9aから出力される回転数信号に基づいて、エンジン9の回転数が予め定められた閾値回転数Rth以上か否かを判定する(S11)。また、コントローラ20は、姿勢センサ17から出力される姿勢信号(すなわち、姿勢センサの検知結果)に基づいて、ステアリングコラム14が操作姿勢か否かを判定する(S12)。さらに、コントローラ20は、ゲートロックレバー18から出力される状態信号に基づいて、ゲートロックレバー18が解除状態か否かを判定する(S13)。
閾値回転数Rthは、エンジン9が駆動してるか否かを判定するための値であって、例えば、500rpm程度である。ステップS11、S12、S13で判定される条件は、判定条件の一例である。すなわち、本実施形態に係るコントローラ20は、油圧ショベル1が複数の判定条件それぞれを満たすか否かを判定する。
そして、コントローラ20は、エンジン9の回転数が閾値回転数Rth以上で、ステアリングコラム14が操作姿勢で、且つゲートロックレバー18が解除状態だと判定した場合に(S11:Yes&S12:Yes&S13:Yes)、エンジン警報ランプ10a、走行警報ランプ10b、及び作業警報ランプ10cを点灯する(S14)。これにより、下部走行体2が走行可能で且つフロント作業機4が動作可能であることを、油圧ショベル1の周囲に報知することができる。
また、コントローラ20は、エンジン9の回転数が閾値回転数Rth以上で、ステアリングコラム14が操作姿勢で、且つゲートロックレバー18がロック状態だと判定した場合に(S11:Yes&S12:Yes&S13:No)、エンジン警報ランプ10a及び走行警報ランプ10bを点灯し、作業警報ランプ10cを消灯する(S15)。これにより、下部走行体2が走行可能であることを、油圧ショベル1の周囲に報知することができる。
また、コントローラ20は、エンジン9の回転数が閾値回転数Rth以上で、ステアリングコラム14が乗降姿勢でだと判定した場合に(S11:Yes&S12:No)、エンジン警報ランプ10aを点灯し、走行警報ランプ10b及び作業警報ランプ10cを消灯する(S16)。これにより、エンジン9が既に駆動していて動作準備中であることを、油圧ショベル1の周囲に報知することができる。
さらに、コントローラ20は、エンジン9の回転数が閾値回転数Rth未満だと判定した場合に(S11:No)、エンジン警報ランプ10a、走行警報ランプ10b、及び作業警報ランプ10cを消灯する(S17)。これにより、エンジン9が停止していて、すぐには動作しないことを、油圧ショベル1の周囲に報知することができる。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態によれば、油圧ショベル1の状態に応じて、警報ランプ10を点灯または消灯するので、油圧ショベル1の状態を周囲の人に適切に報知することができる。また、警報ランプ10を点灯または消灯はコントローラ20によって自動的に行われ、キャブ7に搭乗したオペレータが警報ランプ10の点灯及び消灯を切り替える必要がないので、オペレータの作業負担を軽減することができる。
最も典型的な例としては、コントローラ20は、エンジン9が駆動している状態において、ステアリングコラム14が操作姿勢に切り替えられた場合に走行警報ランプ10bを点灯し、ステアリングコラム14が乗降姿勢に切り替えられた場合に走行警報ランプ10bを消灯する。すなわち、オペレータは、ステアリングコラム14の姿勢を切り替える作業と、走行警報ランプ10bを点灯または消灯させるスイッチ操作とを別々に実行する必要がない。
また、上記の実施形態によれば、エンジン9が駆動しているか否か、ステアリングコラム14の姿勢、及びゲートロックレバー18の状態の3つの報知条件の組み合わせによって、各警報ランプ10a、10b、10cの点灯または消灯を個別に切り替えるので、油圧ショベル1がどのような動作をする可能性があるかを、周囲の人に適切に報知することができる。
なお、上記の実施形態では、前述した3つの報知条件の組み合わせによって、各警報ランプ10a、10b、10cの点灯または消灯を制御する例を説明したが、報知条件の具体例は前述の3つに限定されない。すなわち、前述の3つの報知条件のうちの1つまたは2つを省略してもよいし、他の報知条件を追加してもよいし。例えば、コントローラ20は、少なくともステアリングコラム14の姿勢に応じて、警報ランプ10の点灯または消灯を制御すればよい。
また、上記の実施形態では、前述した3つの報知条件のうち、満たすと判定した報知条件の数に応じて、点灯する警報ランプ10a、10b、10cの数を変更する例を説明した。しかしながら、報知装置の具体的な作動態様は前述の例に限定されず、満たすと判定した報知条件の数に応じて報知装置の作動態様が変更されていればよい。他の例として、コントローラ20は、満たすと判定した報知条件の数に応じて、警報ランプ10の色を変更してもよいし、警報ランプ10の点灯方法(例えば、点灯、点滅、消灯など)を切り替えてもよい。
さらに、上記の実施形態において、ゲートロックレバー18を省略し、ステアリングコラム14にゲートロックレバー18の機能を兼ねさせてもよい。すなわち、コントローラ20は、ステアリングコラム14が操作姿勢のときに、電磁弁24を開いて油圧アクチュエータ3a、4d~4fへの作動油の供給を許容し、ステアリングコラム14が乗降姿勢のときに、電磁弁24を閉じて油圧アクチュエータ3a、4d~4fへの作動油の供給を遮断してもよい。これにより、オペレータの作業負担をさらに軽減することができる。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業車両が作業可能な状態であることを適切に報知すると共に、オペレータの作業負担を軽減した作業車両を提供することにある。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
3a 旋回モータ
4 フロント作業機
4a ブーム
4b アーム
4c バケット
4d,4e,4f 油圧シリンダ
5 旋回フレーム
6 カウンタウェイト
7 キャブ
8f フロントタイヤ
8r リヤタイヤ
9 エンジン
9a 回転数センサ
10 警報ランプ
10a エンジン警報ランプ
10b 走行警報ランプ
10c 作業警報ランプ
11 シート
12 フロントガラス
13 ステアリングホイール
14 ステアリングコラム
15 作業レバー
16 回動軸
17 姿勢センサ
18 ゲートロックレバー
20 コントローラ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 電磁弁

Claims (5)

  1. 車両本体と、
    前記車両本体に支持されて動作する作業装置と、
    前記車両本体に支持されたキャブとを備える作業車両であって、
    前記キャブは、
    シートと、
    前記車両本体を操舵するステアリングホイールと、
    前記シートの前方で前記ステアリングホイールを支持し、前記シートに向けて後傾する操作姿勢、及び前記操作姿勢より前記ステアリングホイールを前記シートから離間させた乗降姿勢の間で回動可能なステアリングコラムと、
    前記ステアリングコラムの姿勢を検知するセンサとを備え、
    前記車両本体の外部に設けられ、前記作業車両が動作可能であることを周囲に報知する報知装置と、
    前記センサの検知結果により前記ステアリングコラムが前記操作姿勢だと判定された場合に、前記報知装置を作動させるコントローラとを備えることを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記キャブは、前記作業装置を動作させる油圧アクチュエータに対して、作動油の供給を遮断するロック状態、及び作動油の供給を許容する解除状態に切り替え可能なゲートロックレバーを備え、
    前記コントローラは、前記ステアリングコラムが前記操作姿勢で且つ前記ゲートロックレバーが前記解除状態の場合に、前記報知装置を作動させることを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記作業車両を動作させる駆動力を発生させるエンジンを備え、
    前記コントローラは、前記ステアリングコラムが前記操作姿勢で且つ前記エンジンが駆動している場合に、前記報知装置を作動させることを特徴とする作業車両。
  4. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記コントローラは、
    前記ステアリングコラムが前記操作姿勢であることを含む複数の報知条件を判定し、
    前記複数の報知条件のうち、満たすと判定した前記報知条件の数に応じて、前記報知装置の作動態様を変更することを特徴とする作業車両。
  5. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記コントローラは、
    前記ステアリングコラムが前記操作姿勢のときに、前記作業装置を動作させる油圧アクチュエータへの作動油の供給を許容し、
    前記ステアリングコラムが前記乗降姿勢のときに、前記油圧アクチュエータへの作動油の供給を遮断することを特徴とする作業車両。
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