JP7447530B2 - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
パワー半導体モジュールは、1つまたは複数のパワー半導体チップを内蔵して変換接続の一部または全体を構成し、かつ、パワー半導体チップと積層基板または金属基板との間が電気的に絶縁された構造を持つパワー半導体デバイスである。パワー半導体モジュールは、産業用途としてエレベータなどのモータ駆動制御インバータなどに使われている。さらに近年では、車載用モータ駆動制御インバータに広く用いられるようになっている。車載用インバータでは、燃費向上のため小型・軽量化や、エンジンルーム内の駆動用モータ近傍に配置されることから、高温動作での長期信頼性が求められる。
ここで、車載用パワー半導体モジュールは、産業用パワー半導体モジュールに比べ、設置空間の制約から小型、軽量化が求められる。また、モータを駆動するための出力パワー密度が高くなるため、運転時における半導体チップ温度が高くなるとともに、高温動作時の長期信頼性の要求も高まってきている。このため、高温動作・長期信頼性を有したパワー半導体モジュール構造が要求されてきている。
図13は、従来構造のパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す断面図である。図13に示すように、半導体基板上の半導体素子120上にソース電極となるAl(アルミニウム)電極121が設けられている。半導体基板上の半導体素子120は、半導体基板上にMOSゲート(金属-酸化膜-半導体からなる絶縁ゲート)構造(素子構造)が形成されている半導体素子である。リードフレーム配線(不図示)を上面電極121にはんだ125で接合しやすくするためにNi(ニッケル)のめっき膜124が設けられる。めっき膜124上に、はんだ125を介して、リードフレーム配線が設けられ、パワー半導体モジュールは、封止樹脂(不図示)で封止されている。
半導体装置の信頼性を向上させるため、半導体基板と、半導体基板の上方に設けられた第1材料を含む上面電極と、上面電極の上面から下面まで貫通した開口部に設けられた、第1材料と異なる第2材料を含む部分電極と、を備え、第2材料のヤング率を、第1材料のヤング率より高くした半導体装置が公知である(例えば、下記特許文献1参照)。
特許第6573005号公報
近年の半導体装置において、大電力化、高集積化が求められながらも、それらとともに信頼性を担保することが求められる。大電力化、高集積化に伴い、半導体チップの熱負荷は大きくなる。このため、信頼性を担保するために、製品使用環境を模擬した熱サイクル試験や半導体チップを通電するパワーサイクル試験が行われている。一般に、熱サイクル試験やパワーサイクル試験では、半導体装置を構成する部品毎で材料が異なるため、熱膨
張係数の差により熱応力が発生する。そのため、熱応力が繰り返されることで半導体装置内に疲労破壊が発生する。
この破壊箇所は、リードフレーム配線とパワー半導体チップの接合に用いられるはんだなどの接合材や、パワー半導体チップと絶縁基板上の電極パターンの接合に用いられるはんだなどの接合材や、パワー半導体チップ表面の金属電極膜(上面電極121、めっき膜124)の場合が多い。特にはんだの耐力が十分に高い場合、パワー半導体チップ表面の金属電極膜が破壊される。パワー半導体チップ表面の金属電極膜の破壊を抑制するためには、製品に用いられる部品に熱膨張係数が近い材料を用いることや熱応力を分散させる構造が考えられる。しかしながら、製品仕様により材料や構造は制限され、金属電極膜の破壊を十分に抑制することは困難であった。
図13に、金属電極膜における疲労破壊の状態を示す。はんだ125とめっき膜124の端部に熱応力が集中し、はんだ125からめっき膜124に亀裂127が発生する。亀裂127は、めっき膜124から上面電極121内に進み、上面電極121の面内方向に進展し、切断面128に成長する。切断面128により上面電極121が破断され、半導体装置が破損する場合がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、金属電極を破断させることを防止して、信頼性の高い製品を提供可能な半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、次の特徴を有する。半導体基板上に設けられた半導体素子のおもて面に、上面電極パッドと接続される第1電極層と、ゲート電極パッドと接続される第2電極層とを含む、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層が設けられる。前記電極層上にめっき膜が設けられる。前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層が設けられる。前記電極層内の前記第2電極層内のみに、アルミニウムよりも硬い強化材料が分布している。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記強化材料は、粒状であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記強化材料は、前記半導体素子の前記おもて面から前記めっき膜に達する柱状であることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置は、上述した発明において、前記強化材料はグラファイトで構成されていることを特徴とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、次の特徴を有する。半導体基板上に設けられた半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層が設けられる。前記電極層上にめっき膜が設けられる。前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層が設けられる。前記電極層内に、アルミニウムよりも硬い強化材料が粒状に分布している。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、次の特徴を有する。半導体基板上に設けられた半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層が設けられる。前記電極層上にめっき膜が設けられる。前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層が設けられる。前記電極層内に、グラファイトで構成された、アルミニウムよりも硬い強化材料が分布している。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置は、次の特徴を有する。半導体基板上に設けられた半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層が設けられる。前記電極層上にめっき膜が設けられる。前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層が設けられる。前記電極層内に、前記電極層の膜厚の60%以下の大きさであり、アルミニウムよりも硬い強化材料が分布している。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、次の特徴を有する。まず、半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程を行う。次に、前記半導体素子のおもて面に、上面電極パッドと接続される第1電極層と、ゲート電極パッドと接続される第2電極層とを含む、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程を行う。次に、前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程を行う。次に、前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程を行う。前記第2工程では、前記電極層内の前記第2電極層内のみに、アルミニウムよりも硬い、強化材料を分布させる。
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2工程では、前記強化材料を粒状に分布させることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2工程では、アルミニウムとグラファイトとを同時にスパッタリング蒸着させることで前記電極層を形成することを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2工程では、アルミニウムにグラファイト粉末を混ぜた材料をスパッタリング蒸着させることで前記電極層を形成することを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2工程では、アルミニウムの蒸着とカーボンCVDを同時に行うことで、前記電極層を形成することを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記第2工程では、前記強化材料を前記半導体素子の前記おもて面から前記めっき膜に達する柱状に分布させることを特徴とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、次の特徴を有する。まず、半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程を行う。次に、前記半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程を行う。次に、前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程を行う。次に、前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程を行う。前記第2工程では、前記電極層内に、アルミニウムよりも硬い、強化材料を粒状に分布させる。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、次の特徴を有する。まず、半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程を行う。次に、前記半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程を行う。次に、前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程を行う。次に、前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程を行う。前記第2工程では、前記電極層内に、グラファイトで構成された、アルミニウムよりも硬い、強化材料を分布させる。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体装置の製造方法は、次の特徴を有する。まず、半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程を行う。次に、前記半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程を行う。次に、前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程を行う。次に、前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程を行う。前記第2工程では、前記第2工程では、前記電極層内に、前記電極層の膜厚の60%以下の大きさであり、アルミニウムよりも硬い、強化材料を分布させる。
上述した発明によれば、アルミニウムの電極層内に、アルミニウムよりも硬く、導電性を有する粒状の強化材料が分布している。強化材料により亀裂の進展が遅くなるため、従来より亀裂の進展を抑制できる。このため、電極層が破断されるまでの時間を長くし、熱サイクル試験等でのサイクル数を多くすることができる。
本発明にかかる半導体装置および半導体装置の製造方法によれば、金属電極を破断させることを防止して、信頼性の高い製品を提供できるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの構成を示す断面図である。 実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す断面図である。 実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す上面図である。 実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図である(その1)。 実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図である(その2)。 実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図である(その3)。 実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す断面図である。 実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す上面図である(その1)。 実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す上面図である(その2)。 実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図である(その1)。 実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図である(その2)。 実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図である(その3)。 従来構造のパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す断面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置および半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの構成を示す断面図である。
(実施の形態1)
図1に示すように、パワー半導体モジュール50は、パワー半導体チップ1と、絶縁基板2と、接合材3a、3b、3cと、電極パターン4と、金属基板5と、リードフレーム配線6と、樹脂ケース7と、封止樹脂8と、金属端子9と、金属ワイヤ10と、を備える。
パワー半導体チップ1は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)あるいはダイオードチップ等の半導体素子である。半導体素子に特に制限はなく、他の半導体素子であってもかまわない。絶縁性を確保するセラミック基板等の絶縁基板2のおもて面(パワー半導体チップ1側)および裏面(金属基板5側)には、銅(Cu)板などからなる電極パターン4が設けられている。なお、絶縁基板2の少なくとも片面に電極パターン4が設けられた基板を積層基板12とする。おもて面の電極パターン4上には、はんだなどの接合材3bにてパワー半導体チップ1が接合される。裏面の電極パターン4上には、はんだなどの接合材3cにて放熱フィン(不図示)が設けられた金属基板5が接合される。また、パワー半導体チップ1の上面(接合材3bと接する面と反対側の面)には、電気接続用の配線としてリードフレーム配線6の一端がはんだなどの接合材3aにて接合される。リードフレーム配線6の他端は、接合材3bにて電極パターン4と接合される。
樹脂ケース7は、パワー半導体チップ1と積層基板12と金属基板5とが積層された積層組立体に組み合わされる。例えば、樹脂ケース7は、積層組立体とシリコーン系接着剤などの接着剤を介して接着されている。また、樹脂ケース7内部には、積層基板12上のパワー半導体チップ1を絶縁保護するため、エポキシ樹脂などの硬質樹脂等の封止樹脂8が充填されている。実施の形態1では、封止樹脂8としてエポキシ樹脂などの硬質樹脂を用いており、蓋を使用していない。また、金属ワイヤ10がパワー半導体チップ1と金属端子9との間を接続している。金属端子9は樹脂ケース7を貫通して、外部に突き出ている。
図2は、実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す断面図である。図2は図1の点線で囲まれた部分の拡大図である。図2に示すように、半導体基板上の半導体素子20(図1のパワー半導体チップ1に対応)上にソース電極(半導体素子20がMOSFETである場合)やゲート電極となるアルミニウムの上面電極(電極層)21が設けられている。上面電極21上にニッケルのめっき膜24が設けられ、ニッケル
のめっき膜24上に、リードフレーム配線6を接合するためのはんだ(はんだ層)25(図1の接合材3aに対応)が設けられる。上面電極21は、例えば5μm程度の膜厚を有している。ニッケルのめっき膜24上に酸化防止のために金(Au)を積層してもよい。また、はんだ25の材料、膜厚等について、特に制限はない。
実施の形態1では、上面電極21内に、アルミニウムよりも硬く、導電性を有する粒状の強化材料26が分布している。アルミニウムよりも硬い材料は、アルミニウムより強度が高い材料でもよい。この強化材料26内で亀裂の進展が遅くなることにより、従来の上面電極121より亀裂の進展を抑制できる。強化材料26を上面電極21内に一様に分布させることで、亀裂が上面電極21内を進む進行速度が一様に遅くなる。さらに、亀裂が強化材料26を避ける場合も、迂回する必要があるため、亀裂が上面電極21内を進む進行速度が遅くなる。このように、強化材料26により、亀裂が上面電極21内を進む進行速度が遅くなり、上面電極21が破断されるまでの時間を長くし、熱サイクル試験等でのサイクル数を多くすることができる。
ここで、強化材料26はグラファイトであることが好ましい。グラファイトであるのは、アルミニウムよりも硬く、導電性を有するためである。
強化材料26は、例えば、粒径が0.5μm以上3μm以下である。粒径が0.5μm未満であると、亀裂の進展を抑制する効果が小さくなり、3μmより大きいと、上面電極21の強度が低下して、抵抗が増加するためである。3μmの上限は上面電極21が5μm程度の膜厚の場合であり、より一般的には強化材料26は上面電極21の膜厚の60%以下であることが好ましい。
図3は、実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す上面図である。図3に示すように、パワー半導体チップ1は、オン状態のときに電流が流れる活性領域32と、電界を緩和し耐圧を保持するエッジ終端領域33とを備える。図3に示すように、パワー半導体チップ1は、活性領域32のおもて面に、上面電極パッド(MOSFETの場合、ソース電極パッド(不図示))と電気的に接続される第1上面電極(第1電極層、MOSFETの場合、ソース電極)21aと、ゲート電極パッド(不図示)と電気的に接続される第2上面電極(第2電極層、MOSFETの場合、ゲート電極)21bと、が設けられている。
強化材料26は、第2上面電極21b内のみに分布させることが好ましい。第1上面電極21aには、はんだ25の周りに保護膜としてポリイミド膜が設けられており、ポリイミド膜により、はんだ25から亀裂が発生することが防止されている。このため、第1上面電極21a内に強化材料26を設ける必要は少ない。さらに、第1上面電極21aは、大電流が流れるため、抵抗成分となる強化材料26を設けない方が好ましい。また、第2上面電極21bは、面積が狭いため、ポリイミド膜を設けることが困難で、大電流が流れないため、強化材料26を設けることに効果がある。
強化材料26を第2上面電極21b内のみに分布させている場合、第2上面電極21bは、通電してゲート駆動ができれば、電気抵抗が多少あがっても問題ないため、強化材料26の電気特性は特に制限がなく、ニッケル、銅等のアルミニウムよりも硬い金属であってもかまわない。また、強化材料26はアルミニウムよりも硬い金属以外の材料であってもかまわない。強化材料26はアルミニウムと密着性がよい材料が好ましい。
(実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法)
次に、実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法について、説明する。図4~図6は、実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図
である。まず、従来技術による半導体装置の製造方法と同様に、半導体基板上に半導体素子20を形成する。例えば、半導体装置がMOSFETである場合、半導体基板上にエピタキシャル成長によりドリフト層、ベース層を形成し、イオン注入で不純物を注入することにより、おもて面にベース領域、ソース領域等を形成する。次に、おもて面に熱酸化等でゲート絶縁膜を選択的に形成し、MOSゲート構造を形成する。ここまでの状態が、図4に記載される。図4では、半導体素子20の素子構造の記載は省略されている。
次に、アルミニウムよりも硬く、導電性を有する粒状の強化材料26が分布している、アルミニウムの上面電極21を形成する。このような上面電極21は、強化材料26がグラファイトである場合、次のように形成することができる。例えば、アルミニウムターゲットとグラファイトターゲットとによる同時スパッタリング蒸着を半導体素子20に対して行うことで形成することができる。また、例えば、溶融したアルミニウムにグラファイト粉末を混ぜた材料をターゲットにして、スパッタリング蒸着を半導体素子20に対して行うことで形成することができる。また、粉末アルミニウムにグラファイト粉末を混ぜて焼結させた材料をターゲットにして、スパッタリング蒸着を行うことで形成することができる。さらに、アルミニウム蒸着またはアルミニウムのスパッタリング蒸着を、カーボンCVD(Chemical Vapor Deposition)と同時に半導体素子20に対して行うことで形成することができる。
また、強化材料26がアルミニウムよりも硬い金属である場合、次のように形成することができる。例えば、溶融したアルミニウムにアルミニウムよりも硬い金属の粉末を混ぜた材料をターゲットにして、半導体素子20に対してスパッタリング蒸着を行うことで形成することができる。また、粉末アルミニウムにアルミニウムよりも硬い金属の粉末を混ぜて焼結させた材料をターゲットにして、半導体素子20に対してスパッタリング蒸着を行うことで形成することができる。金属間化合物の生成を抑制するために、スパッタリング蒸着で成膜する必要がある。通常の蒸着であると、アルミニウムよりも硬い金属の融点よりも温度が上昇するため、強化材料26が内部に分布している形態とならないためである。ここまでの状態が、図5に記載される。
次に、上面電極21上に、選択的にめっき膜24を形成する。めっき膜24は、例えば、Niで形成する。めっき膜24はNi-P(リン)で形成してもよい。さらに、めっき膜24上にAu膜を形成してもよい。ここまでの状態が、図6に記載される。このようにして、パワー半導体チップ1が形成される。
図1のパワー半導体モジュールの製造方法は、従来技術によるパワー半導体モジュールと同様である。パワー半導体モジュールの製造方法では、まず、積層基板12にパワー半導体チップ1を実装し、パワー半導体チップ1と、絶縁基板2上に設けられた電極パターン4とを、はんだ25(接合材3b)を介して、リードフレーム配線6で電気的に接続する。次に、これらを金属基板5に接合して、パワー半導体チップ1、積層基板12および金属基板5からなる積層組立体を組み立てる。この積層組立体に樹脂ケース7をシリコーン系接着剤などの接着剤で接着する。
次に、金属ワイヤ10でパワー半導体チップ1と金属端子9との間を接続し、樹脂ケース7内にエポキシ樹脂などの硬質樹脂等の封止樹脂8を充填する。これにより、図1に示す実施の形態1にかかるパワー半導体モジュールが完成する。なお、封止樹脂8がエポキシ樹脂等の硬質樹脂でない場合、封止樹脂8が外に漏れないようにするため、蓋を取り付けるようにする。
以上、説明したように、実施の形態1の半導体装置および半導体装置の製造方法によれば、アルミニウムの上面電極内に、アルミニウムよりも硬く、導電性を有する粒状の強化
材料が分布している。強化材料により亀裂の進展が遅くなるため、従来より亀裂の進展を抑制できる。このため、上面電極が破断されるまでの時間を長くし、熱サイクル試験等でのサイクル数を多くすることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる半導体装置および半導体装置の製造方法について説明する。実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの構成は、実施の形態1と同様であるため、記載を省略する。図7は、実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す断面図である。実施の形態2にかかる半導体装置が実施の形態1にかかる半導体装置と異なる点は、上面電極層21内に、上面電極層21を構成する金属よりも硬く、導電性を有し、半導体素子20のおもて面からめっき膜24に達する柱状の強化材料26’が分布していることである。
実施の形態2でも、強化材料26’はグラファイトであることが好ましい。また、ニッケル等のアルミニウムよりも硬い金属であってもかまわない。柱状の強化材料26’により、実施の形態1の強化材料26と同様の効果を有し、上面電極21が破断されるまでの時間を長くし、熱サイクル試験等でのサイクル数を多くすることができる。また、実施の形態2でも、実施の形態1と同様に、強化材料26’は、第2上面電極21b内のみに設けられていることが好ましい。
図8および図9は、実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の構成を示す上面図である。強化材料26’の上面から見た形状は、図8に示すように、中心が同じ複数の矩形状であってもよい。また、図9に示すように、格子状であってもよい。強化材料26’が、ストライプ状に一方向、例えばx方向のみにしか設けられていないと、x方向と平行に伸びる亀裂の進展を抑制できないため、強化材料26’の上面から見た形状は、矩形状や格子状であることが好ましい。また、図8の形状であると、最も外側の強化材料26’より外では、亀裂の進展を抑制できないが、亀裂で破断される領域が大きくないため問題はない。
(実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法)
次に、実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法について、説明する。実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法において、電極部以外の製造方法は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。図10~図12は、実施の形態2にかかるパワー半導体モジュールの電極部の製造途中の状態を示す断面図である。
まず、実施の形態1と同様に、半導体基板上に半導体素子20を形成する。次に、半導体素子20上にスパッタリング蒸着により、5μm程度の膜厚のアルミニウムの上面電極21を成膜する。ここまでの状態が、図10に記載される。
次に、強化材料26’を形成しない箇所に保護膜(不図示)を形成しドライエッチングにより、上面電極21を選択的に除去する。ここまでの状態が、図11に記載される。
次に、上面電極21上にスパッタリング蒸着により、10μm程度の膜厚のニッケル膜(不図示)を成膜する。この後、研磨により5μm研削する。ここで、上面電極21が選択的に除去された部分に埋め込まれたニッケル膜が、強化材料26になり、上面電極21上のニッケル膜がめっき膜24になる。ここまでの状態が、図12に記載される。この後、実施の形態1と同様の方法により、パワー半導体チップ1を形成し、パワー半導体モジュールを形成する。
以上、説明したように、実施の形態2の半導体装置および半導体装置の製造方法によれ
ば、上面電極内に、アルミニウムよりも硬く、導電性を有する柱状の強化材料が分布している。この柱状の強化材料により、実施の形態1と同様の効果を有する。
以上において本発明は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であり、上述した各実施の形態において、例えば各部の寸法や不純物濃度等は要求される仕様等に応じて種々設定される。また、上述した各実施の形態では、半導体として、シリコンの他、炭化珪素、窒化ガリウム(GaN)などのワイドバンドギャップ半導体にも適用可能である。
以上のように、本発明にかかる半導体装置および半導体装置の製造方法は、インバータなどの電力変換装置や種々の産業用機械などの電源装置や自動車のイグナイタなどに使用されるパワー半導体装置に有用である。
1 パワー半導体チップ
2 絶縁基板
3a、3b、3c 接合材
4 電極パターン
5 金属基板
6 リードフレーム配線
7 樹脂ケース
8 封止樹脂
9 金属端子
10 金属ワイヤ
12 積層基板
20、120 半導体基板上の半導体素子
21、121 上面電極
21a 第1上面電極
21b 第2上面電極
24、124 めっき膜
25、125 はんだ
26、26’ 強化材料
32 活性領域
33 エッジ終端領域
127 亀裂
128 切断面
50 パワー半導体モジュール

Claims (16)

  1. 半導体基板上に設けられた半導体素子と、
    前記半導体素子のおもて面に設けられた、上面電極パッドと接続される第1電極層と、ゲート電極パッドと接続される第2電極層とを含む、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層と、
    前記電極層上に設けられためっき膜と、
    前記めっき膜上に設けられた前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層と、
    を備え、
    前記電極層内の前記第2電極層内のみに、アルミニウムよりも硬い強化材料が分布していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記強化材料は、粒状であることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記強化材料は、前記半導体素子の前記おもて面から前記めっき膜に達する柱状であることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記強化材料はグラファイトで構成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の半導体装置。
  5. 半導体基板上に設けられた半導体素子と、
    前記半導体素子のおもて面に設けられた、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層と、
    前記電極層上に設けられためっき膜と、
    前記めっき膜上に設けられた前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層と、
    を備え、
    前記電極層内に、アルミニウムよりも硬い強化材料が粒状に分布していることを特徴とする半導体装置。
  6. 半導体基板上に設けられた半導体素子と、
    前記半導体素子のおもて面に設けられた、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層と、
    前記電極層上に設けられためっき膜と、
    前記めっき膜上に設けられた前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層と、
    を備え、
    前記電極層内に、グラファイトで構成された、アルミニウムよりも硬い強化材料が分布していることを特徴とする半導体装置。
  7. 半導体基板上に設けられた半導体素子と、
    前記半導体素子のおもて面に設けられた、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層と、
    前記電極層上に設けられためっき膜と、
    前記めっき膜上に設けられた前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層と、
    を備え、
    前記電極層内に、前記電極層の膜厚の60%以下の大きさであり、アルミニウムよりも硬い強化材料が分布していることを特徴とする半導体装置。
  8. 半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程と、
    前記半導体素子のおもて面に、上面電極パッドと接続される第1電極層と、ゲート電極パッドと接続される第2電極層とを含む、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程と、
    前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程と、
    前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程と、
    を含み、
    前記第2工程では、前記電極層内の前記第2電極層内のみに、アルミニウムよりも硬い、強化材料を分布させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2工程では、前記強化材料を粒状に分布させることを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第2工程では、アルミニウムとグラファイトとを同時にスパッタリング蒸着させることで前記電極層を形成することを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第2工程では、アルミニウムにグラファイト粉末を混ぜた材料をスパッタリング蒸着させることで前記電極層を形成することを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第2工程では、アルミニウムの蒸着とカーボンCVDを同時に行うことで、前記電極層を形成することを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第2工程では、前記強化材料を前記半導体素子の前記おもて面から前記めっき膜に達する柱状に分布させることを特徴とする請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程と、
    前記半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程と、
    前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程と、
    前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程と、
    を含み、
    前記第2工程では、前記電極層内に、アルミニウムよりも硬い、強化材料を粒状に分布させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程と、
    前記半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程と、
    前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程と、
    前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程と、
    を含み、
    前記第2工程では、前記電極層内に、グラファイトで構成された、アルミニウムよりも硬い、強化材料を分布させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. 半導体基板上に半導体素子を形成する第1工程と、
    前記半導体素子のおもて面に、前記半導体素子に電気的に接続されたアルミニウムの電極層を形成する第2工程と、
    前記電極層上にめっき膜を形成する第3工程と、
    前記めっき膜上に前記電極層の電位を外部に取り出す外部接続用端子と接合されるはんだ層を形成する第4工程と、
    を含み、
    前記第2工程では、前記電極層内に、前記電極層の膜厚の60%以下の大きさであり、アルミニウムよりも硬い、強化材料を分布させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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