JP7444326B1 - 移動型放射線撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被検者や医療従事者の負担を軽減可能な移動型放射線動画撮影システム装置を提供すること。【解決手段】本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、移動型放射線撮影システムは、放射線を放射する放射線発生装置と、前記放射線発生装置を、動画撮影を行う第1モード、許容される許容放射線量が第1モードよりも少ない、動画撮影を行う第2モード、を含む複数モードに設定可能な制御手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本開示は、移動型放射線撮影システムに関する。
パルス状の放射線を連続的に放射して、被写体の透視撮影を行う透視装置が提案されている(例えば、特許文献1)。透視撮影は、一般撮影よりも放射される線量が多い。
特開2021-53168号公報 特開2022-11259号公報
透視装置は、日本の法令上、一般撮影装置より厳格な管理区域で使用されなければならず、一般病室では使用できない。そのため、透視撮影を行う際、患者は、透視装置を使用できる撮影室まで移動する必要があり、重症患者や感染症患者等、撮影室までの移動が困難な患者の場合には、患者の身体的負担が大きい。また、重症患者や感染症患者の移動に際しては、移動の補助や、感染対策の環境構築を行う必要があり、医療従事者の身体的負担や時間的負担も大きくなる。
そこで、一般病室でも動画撮影可能な移動型の動態撮影装置を病院で保有すれば、上記問題を解決することはできるが、透視装置と移動型の動態撮影装置を各々保有することは、病院にとって、金銭的負担が大きく、特に小規模病院やクリニックでは、透視装置と移動型の動態撮影装置の両方を保有することは困難である。
本開示の目的は、被検者や医療従事者の負担を軽減可能な移動型放射線撮影システムを提供することである。
本発明者らは、透視撮影を行う撮影モードと、被写体に放射線を照射することにより一連の複数フレームの画像を取得する、一般撮影モードである動態撮影モードを含む複数の動画撮影モードを有する移動型の放射線撮影システムを提供することにより、上記課題が解決できるのではないかと考えた。しかしながら、透視撮影と一般撮影の動画撮影とは、動画撮影を行う際の制御において、放射線量の設定をより的確に行わなければ、誤った被ばくが生じかねないという新たな問題があることを見出した。
本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、放射線を放射し、管理区域のみで動画撮影が許可されている透視モード及び許容される許容放射線量が前記透視モードよりも少なく管理区域外でも動画撮影が許可されている一般撮影モードを含む複数モードを有する放射線発生装置と、前記放射線発生装置を前記複数モードの内の一つに設定可能な設定手段と、を有する。
本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、放射線を放射し、管理区域のみで動画撮影が許可されている透視モード及び許容される許容放射線量が前記透視モードよりも少なく管理区域外でも動画撮影が許可されている一般撮影モードを含む複数モードを有する放射線発生装置と、前記放射線発生装置を前記複数モードの内の一つに設定可能な設定手段と、前記設定手段に前記放射線発生装置の設定を入力する入力手段と、を有し。前記設定手段により、前記第2モードが設定されている場合、前記入力手段は、前記第2モードにおいて許容される放射線量を超える設定の入力が禁止されている。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータープログラム、又は、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータープログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、被検者や医療従事者の負担を軽減可能な移動型放射線撮影システムを提供することができる。
使用時の回診車の例を示した図 移動時又は使用しない時の回診車の例を示した図 回診車の機能ブロックを示す図 設定手段が行う処理のフローチャートの例を示す図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。
<1.移動型放射線撮影システム>
はじめに、本開示の一実施形態に係る移動型放射線撮影システムの概略構成について説明する。移動型放射線撮影システムは、少なくとも放射線発生装置を備える。移動型放射線撮影システムは、例えば移動可能な回診車100であってもよい。回診車100は、自動運転機能を有していてもよい。
図1は、使用時の回診車100の例を示した図である。
図2は、移動時又は使用しない時の回診車100の例を示した図である。
回診車100は、放射線発生装置110、放射線検出装置120、アーム130、及び本体部140を備える。回診車100は、撮影モードとして、少なくとも第一モードとしての透視モード又は第二モードとしての動態撮影モードに設定することが可能であり、撮影モードが透視モードに設定されている場合には、透視装置として使用することもできるし、撮影モードが動態撮影モードに設定されている場合には、動態撮影装置として使用することもできる。回診車100は、3つ以上の撮影モードを有していてもよい。
回診車100は、図示しない病院情報システム(Hospital Information System:HIS)、放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)、画像解析装置、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:PACS)、他の放射線撮影装置等と通信可能となっていてもよい。
[放射線発生装置]
放射線発生装置110は、ジェネレーター111、コリメーター112を備えている。放射線発生装置110は、放射線発生ユニットであってもよい。
ジェネレーター111は、管球を備えている。管球に電圧がかけられて電流が流れると、管球から放射線が放射される。管球にパルス状の電圧がかけられて、管球からパルス状の放射線、例えばX線が放射されてもよい。
ジェネレーター111は、回診車100に設定されている撮影モードに応じて、放射する最大の放射線量、すなわち許容される放射線量が制限される。動態撮影モードでは、一般撮影装置としての制限により、放射する放射線量が制限される。透視モードでは、一般撮影装置としての制限は受けないから、動態撮影モードよりも多くの放射線量を放射することができる。透視モードでは、放射線量は制限されなくてもよい。また、ジェネレーター111は、入力部からの設定に基づいて、放射線を放射する。撮影条件は、例えば撮影部位、撮影方向、体格等の被写体150に関する条件、管電圧、管電流、照射時間、電流時間積(mAs値)、フレームレート、許容フレーム数、パルス幅、パルス間隔、パルス周期、パルスのデューティー比等の放射線の放射に関する条件である。
動態撮影モードでは、放射線発生装置110は、放射線パルスを、放射指示が行われている間、単位時間当たり複数回(例えば1秒間に15回)の周期で繰り返し、所定時間(持続時間)にわたり放射する。ここで、パルス周期及び持続時間は、入出力部141によって事前に設定される。パルス間隔、パルス幅、パルスのデューティー比が、入出力部141によって事前に設定されてもよい。なお、本実施形態における動態撮影モードでは、放射線パルスを放射する構成を例にとり説明するが、放射線を連続放射する構成であってもよい。動態撮影モードでは、一般撮影装置としての制限により、放射線の放射が制限される。
透視モードでは、放射線発生装置110は、放射線パルスを、放射指示が行われている間、単位時間当たり複数回(例えば1秒間に6回、10回または15回)の周期で繰り返す。ここで、パルス周期は、入出力部141によって事前に設定される。透視モードでは、持続時間は設定されない。つまり、透視モードでは、持続時間による放射線の放射の制限は行われない。また、透視モードでは、一般撮影装置としての制限は受けないから、動態撮影モードよりも多くの放射線を放射することができる。透視モードでは、放射線量は制限されなくてもよい。パルス間隔、パルス幅、パルスのデューティー比が、入出力部141によって事前に設定されてもよい。なお、本実施形態における透視モードでは、放射線パルスを放射する構成を例にとり説明するが、放射線を連続放射する構成であってもよい。
コリメーター112は、放射される放射線の照射野を絞る。コリメーター112は、フィルタなどの遮蔽手段を有してもよい。遮蔽手段は、放射される放射線が照射される領域を狭くしてもよい。遮蔽手段は、放射される放射線の強度を弱めてもよい。
[放射線検出装置]
放射線検出装置120は、通信部121を有する。また、図示を省略するが、センサー基板、走査回路、読出回路、及び制御部等を備えている。放射線検出装置120は、放射線検出ユニットであってもよい。
放射線検出装置120は、放射線発生装置110から放射された放射線を、被写体150を通して検出する。被写体150は、例えば人間、動物等である。
センサー基板は、画素が二次元状(マトリクス状)に配列されている。各画素は、被写体を通して受けた放射線の線量に応じた電荷を発生させる放射線検出素子及び電荷の蓄積及び放出を行うスイッチ素子を備えている。走査回路は、各スイッチ素子のオン又はオフを切替える。読出回路は、各画素から放出された電荷の量を信号値(強度)として読み出す。制御部は、放射線検出装置120全体を制御する。制御部は、読出回路が読み出した複数の信号値から放射線画像を生成する。通信部121は、読出回路が生成した放射線画像のデータ及び各種の信号等を外部へ送信する。また、通信部121は、各種情報や各種信号を受信する。通信部121は、無線通信を行ってもよいし、有線通信を行ってもよい。
このように構成された放射線検出装置120の各画素において、走査回路がスイッチ素子をオフにした状態で放射線検出素子が放射線を受けると、放射線検出素子は放射線の線量に応じた電荷を発生させ、電荷を蓄積する。走査回路がスイッチ素子をオンに切替えると、蓄積された電荷が放出され、読出回路が、各画素から放出された電荷量を検出して電荷量を示す信号値を生成する。制御部は、各画素について生成された信号値に基づいて放射線画像を生成する。生成された個々の放射線画像は、動態撮影では1つの静止画像である。パルス放射の場合、各パルスに対応して1つの静止画像が生成される。
通信部121は、本体部140の通信部144と通信を行い、生成された放射線画像を本体部140の通信部144に送信する。通信部121は、1つの静止画像が生成される度に本体部140に送信してもよいし、複数の静止画像をまとめて本体部140の通信部144に送信してもよい。通信部121は、本体部140以外と通信してもよい。通信部121が行う通信は、無線通信でも有線通信でもよい。
放射線発生装置110がパルス放射を行う場合、動態画像を構成する複数の静止画像を生成するタイミングは、放射線発生装置110から放射線が放射されるタイミングと同期する。一方、放射線発生装置110が連続放射を行う場合、動態画像を構成する複数の静止画像の生成は、連続放射の時間中の任意のタイミングに行われる。
放射線検出装置120は、回診車100の移動時又は使用しない時は、本体部140に備えられた収納部に収納されてもよい。放射線検出装置120が本体部140の収納部に収納されている時は、放射線検出装置120は、本体部140と有線接続されて、本体部140から放射線検出装置120に対する充電、及び本体部140との通信が行われてもよい。放射線検出装置120が本体部140の収納部に収納されている時に、本体部140との通信により、放射線検出装置120のソフトウェア又はファームウェアの更新が行われてもよい。放射線検出装置120に対する充電、及び本体部140との通信は無線により行われてもよい。
放射線検出装置120は、使用時は、無線接続されてもよい。放射線検出装置120は、内部の電池により駆動されてもよい。放射線検出装置120は、本体部140から有線又は無線により電源が供給されてもよい。
放射線検出装置120は、移動時又は使用しない時は本体部140と有線接続され、使用時には本体部140と無線接続されてもよい。
[アーム]
アーム130は、垂直アーム131及び水平アーム132を備える。垂直アーム131は、水平アーム132を回動可能、すなわちZ軸に対して回転可能に支持する。また、垂直アーム131は、水平アーム132を移動可能に支持してもよい。水平アーム132は、放射線発生装置110を回動可能、すなわちX軸及びY軸に対して回転可能、に支持する。放射線発生装置110は、垂直アーム131及び水平アーム132により、本体部140に対して任意の向きとすることができる。入出力部141からの入力により、アームの位置及び向きが決定されてもよい。垂直アーム131及び水平アーム132は、本体部140からの制御により回転可能及び移動可能であってもよいし、手動により回転可能及び移動可能であってもよい。
[本体部]
本体部140は、入出力部141、電源部142、及び通信部144を備える。入出力部141は、本体部140の外部の入出力装置であってもよい。本体部140は、ハンドル143を備えてもよい。本体部140は、図示を省略するが、放射線検出装置120を収納する収納部を備えてもよい。本体部140の通信部144と放射線検出装置120の通信部121との間の通信は、無線通信でも有線通信でもよい。
本体部140は、図示しないが、移動をロックする手段を有していてもよい。移動をロックする手段を解除することにより、本体部140を移動することができる。移動をロックする手段は、車輪を固定する手段であってもよい。
入出力部141は、本体部140に対する傾斜角度を可変とすることができる。入出力部141は、本体部140と分離可能であってもよい。入出力部141が本体部140から分離された場合、入出力部141と本体部140は、無線又は有線により接続される。
入出力部141は、入力手段と出力手段で構成される。入出力部141は、入力部と出力部が分離していてもよい。入出力部141は、タッチパネル、キーボード、マウス、マイク、カメラ、ディスプレイ、スピーカー、表示灯等で構成されてもよい。入出力部141は、音声による入力、ジェスチャーによる入力、視線による入力、脳波による入力等の入力手段が利用可能であってもよい。入出力部141は、放射線発生装置110の設定を行う。また、入出力部141は、放射線発生装置110に対して、放射を指示する操作を入力することができる。入出力部141は、放射指示スイッチをトグルボタンの放射ボタンで構成してトグルボタンを1回目に押した時から2回目に押した時までの期間、放射の指示を出力してもよいし、放射ボタンを押し続けている期間、放射の指示を出力してもよい。
入出力部141の操作により、ジェネレーター111は、入出力部141により設定された線量の放射線を放射する。放射線は例えばX線である。
入力部は、放射線発生装置110が放射する各種パラメータが入力される。入力部は、モードの切替えが入力されてもよい。制御手段により、回診車100が動態撮影モードに設定されている場合、入力部は、動態撮影モードにおいて許容される放射線量を超える設定の入力が禁止されてもよい。
出力部は、モードの切替えに関する通知を行う。出力部は、透視モードから動態撮影モードへの切替えを促す通知を行ってもよい。出力部は、回診車100の現在のモードに関する通知を行ってもよい。出力部は、透視モードから動態撮影モードへの切替えを行った旨を通知してもよい。出力部は、警報を行ってもよい。なお、通知については、後で詳細に記載する。
電源部142は、本体部140全体に対して電力を供給する。電源部142は、放射線検出装置120の充電をしてもよい。電源部142は、充電可能な電池で構成されていてもよい。電源部142は、商用電源等に接続されて充電することができてもよい。充電が開始されたことを検出する機能を備えていてもよい。電源部142は、例えば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、ナトリウム電池、全固体電池、フライホイール等であってもよい。電源部142は、燃料電池又は原子力電池で構成されていてもよい。燃料電池は燃料が補充可能であってもよい。
電源部142は、使用しない時に商用電源等に接続されて充電を行い、使用時は商用電源から外されて電池による電源供給を行ってもよい。電源部142は、使用しない時に燃料電池の燃料が補充されてもよい。
ハンドル143は、回診車100を移動させる場合に、人によって保持される。ハンドル143に内蔵されているセンサーが、人に保持されたことを検出してもよい。センサーは、人に保持されたことを検出すると、設定手段330に通知してもよい。
通信部144は、放射線検出装置120の通信部121と通信を行う。通信部144は、放射線検出装置120の通信部121に対して入出力部141によって設定された設定及び指示を送信する。また、通信部144は、放射線検出装置120の通信部121から受信した放射線画像を、入出力部141に出力する。
[機能ブロック]
図3は、回診車100の機能ブロックを示す図である。回診車100は、入出力部141、放射線発生装置110、放射線検出装置120を備える。
設定手段330は、回診車100の全体を制御する。設定手段330は、回診車100のどこに存在してもよいが、本体部140に存在することが望ましい。設定手段330は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのコンピュータで構成される。設定手段330は、回診車100のモードを管理し、モードを切替えることができる。設定手段330は、少なくとも、透視装置として使用される透視モード又は一般撮影装置として使用する一般撮影モードを選択して切り替えることができる。設定手段330は、他のモードを含む3つ以上のモードから撮影モードを選択可能であってもよい。以下、一般撮影装置として使用するモードを一般撮影モードと称する。一般撮影モードは、動態撮影装置として使用する動態撮影モードであってもよい。設定手段330は、垂直アーム131及び水平アーム132を回転及び移動させてもよい。
設定手段330は、入出力部141から、モード設定情報及び放射線発生装置110の設定情報、すなわち撮影条件が入力される。設定手段330は、一般撮影モードの場合、一般撮影装置として許容される放射線量を超える撮影条件が入力されようとしている場合は、入出力部141に対して入力を拒否させてもよい。設定手段330は、入力された設定情報が、一般撮影モードとして認められない条件の場合、入出力部141に報知させてもよい。
入力手段は、モード設定情報及び放射線発生装置110の設定情報が入力される。出力手段は、入力された設定情報を表示してもよいし、一般撮影モードとして求められない設定情報が入力された場合、報知してもよい。入力手段は、放射線発生装置110が放射する各種パラメータが入力される。入力手段は、モードの切替えが入力されてもよい。入力部は、制御手段により回診車100が動態撮影モードに設定されている場合、動態撮影モードにおいて許容される放射線量を超える設定の入力が禁止されてもよい。
放射線発生装置110は、設定手段330の制御によりX線等の放射線を放射する。
放射線検出装置120は、放射線発生装置110が放射した放射線を検出する。放射線検出装置120は、検出した放射線の情報を本体部140に送信する。
[動作]
動態撮影モードでは、放射線発生装置110は設定手段330の制御に基づいて、パルス状の放射線の放射が所定時間当たり複数回(例えば1秒間に15回)、持続時間に達するまで繰り返される。
放射線発生装置110が、パルス状の放射線の放射を所定時間当たり複数回繰り返すことができない場合は、放射線の放射を所定時間連続してもよい。本開示における「放射線を所定時間放射する」には、所定時間にわたってパルス状の放射線の放射を複数回繰り返すパルス放射と、放射線を所定時間連続して放射する連続放射と、の両方が含まれる。持続時間は、例えば15秒である。動態撮影モードにおいては、放射指示スイッチにより放射が指示されていれば、持続時間を最大の照射時間として、放射線が放射される。つまり、動態撮影モードでは、持続時間以内であって、かつ、放射指示スイッチが操作されている場合、放射線が放射される。
動態撮影モードにおける放射線の強度は、透視モードにおける放射線の強度よりも低くてもよい。
動態撮影モードでは、1回のパルスで放射される放射線の放射量は、静止画像を撮影する場合の放射線の放射量よりも少なくてもよいので、全体として患者に照射される放射線量を、胸部の静止画像を撮影する場合と同程度とすることができる。なお、放射線の連続放射の場合は、患者の被曝量を著しく増加させない撮影条件設定が望まれる。
透視モードでは、放射線発生装置110は設定手段330の制御に基づいて、入出力部141によって、放射ボタンの操作に基づいてパルス状の放射線の放射が所定時間当たり複数回(例えば1秒間に15回)繰り返されるように、撮影条件が設定される。透視モードでは持続時間は設定されなくてもよい。透視モードでは、動態撮影モードよりも長い持続時間が設定されてもよい。
放射線発生装置110が、パルス状の放射線の放射を所定時間当たり複数回繰り返すことができない場合は、放射線の放射を所定時間連続してもよい。透視モードにおいては、放射ボタンにより放射が指示されている間、放射線が放射される。つまり、透視モードでは、持続時間が設定されていない場合、放射の指示を行っている間は、時間の制限なく放射線が放射される。
設定手段330は、入出力部141からの入力に基づいて、少なくとも放射線発生装置110に各種撮影条件(管電圧、管電流、管電流時間積(mAs値)、撮影部位、撮影方向等)を設定する。設定手段330は、各種撮影条件を、放射線検出装置120に設定してもよい。設定手段330は、各種撮影条件の設定を、他のシステム(HISやRIS等)から取得した撮影オーダー情報、又はユーザー(例えば技師)に基づいて行ってもよい。設定手段330は、例えば、撮影オーダー情報又はユーザーと各種撮影条件が対応されているテーブルに基づいて、各種撮影条件を放射線発生装置110及び/又は放射線検出装置120に設定してもよい。
設定手段330は、設定した各種撮影条件が、一般撮影装置としての使用を満たさない場合であって、設定手段330から通知される現在のモードが一般撮影モードである場合は、入出力部141に警報を行わせてもよい。
[モード]
回診車100は、複数のモード、例えば一般撮影モード及び透視モードを有する。3つ以上のモードを有していてもよい。一般撮影モードは動態撮影モードであってもよい。入出力部141から撮影モードが入力されて、モードの切替えが行われてもよい。入出力部141に表示された複数の撮影モードから選択されて、モードの切替えが行われてもよい。スイッチによりモードの切替えが行われてもよい。回診車100の撮影モードは、被撮影対象の患者、検査オーダー、又は撮影オーダーに応じて切替えられてもよい。
動態撮影モードで放射される放射線量は、透視モードで放射される放射線量と異なってもよい。透視モードで放射される放射線量は、動態撮影モードで放射される放射線量よりも多くてもよい。
また、動態撮影モードは照射時間が存在するのに対し、透視モードは照射時間が存在しない。つまり回診車100は、動態撮影モードでは、放射指示を出力し続けても、照射時間が経過すれば放射線が放射しなくなるが、透視モードでは、放射指示を出力している間はずっと放射線が放射する。
設定手段330は、透視モードが設定された場合は、入出力部141に放射線検出装置120が生成した動画をリアルタイムに表示させてもよい。設定手段330は、動態撮影モードが設定された場合は、入出力部141に、透視モードが設定された場合に表示される動画よりも制限された動画を表示させてもよい。入出力部141は、動態撮影モードが設定された場合は、例えば、透視モードが設定された場合に対して遅延された動画が表示されてもよい。入出力部141は、動態撮影モードが設定された場合は、例えば、透視モードが設定された場合よりも小さいフレームレートで表示されてもよい。設定手段330は、放射線検出装置120が生成した動画を制限してもよいし、放射線検出装置120に対して生成する動画を制限させてもよい。
設定手段330が、入出力部141に対して設定されたモードに応じた動画の表示を行わせることにより、制限区域において透視装置と同様に使用し、一般病室等において動態撮影装置として使用することができる。
[放射線量の制限]
設定手段330は、許容される放射線量が放射された場合、放射を停止する。放射線発生装置110は、許容される放射線量を放射した場合、放射を停止する。
設定手段330は、放射線発生装置110が放射線を放射するためのパラメータを設定する。放射線発生装置110から放射される放射線量は、透視モードにおいて放射される放射線量よりも一般撮影モードにおいて放射される放射線量の方が少なくてもよい。
許容される放射線量は、設定されたモードに応じて決定される。動態撮影モードにおいて許容される放射線量は、透視モードにおいて許容される放射線量よりも少ない。放射線量の制限は、放射線の放射時間の制限、放射線の強度の制限、及び/又は放射線が照射される領域の制限により行うことができる。放射線の放射時間の制限は、全体の撮影時間を変更する制御、又は全体の撮影時間を変更しない制御により行うことができる。全体の撮影時間を変更しない制御は、フレームレートの制限及び/又はパルスのデューティー比の制限により行うことができる。パルスのデューティー比の制限は、パルス幅の制限、及び/又はパルス間隔の制限により行うことができる。放射線の強度の制限は、管球の制御、及び/又は遮蔽物、すなわちフィルタによる制御により行うことができる。管球の制御は、管電流の制御、管電圧の制御、及び/又は管電流時間積の制御により行うことができる。放射線が照射される領域の制限は、遮蔽物により放射された放射線の一部を遮蔽することにより行うことができる。
設定手段330は、全体の撮影時間を制限することにより、照射時間の制限を行ってもよい。全体の撮影時間の制限は、許容時間を設定することにより行うことができる。放射線発生装置110は、動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて放射線を放射する許容時間が、透視モードにおいて放射線を放射する許容時間よりも短い。許容時間を設定する代わりに、許容フレーム数を設定してもよい。放射線発生装置110が撮影する許容スレーム数は、前記第1モードにおける許容フレーム数よりも前記第2モードにおける許容フレーム数の方が少ない。
設定手段330は、放射線が放射される時間を制限させてもよい。放射線発生装置110は、動態撮影モード等の一般撮影モードが選択されている場合、放射線の所定時間以上の放射が許容されていない一方、透視モードが選択されている場合、放射線の所定時間以上の放射が許容されている。
設定手段330は、フレームレートを制限することにより、放射線量を制限してもよい。動態撮影モード等の一般撮影モードにおけるフレームレートは、透視モードにおけるフレームレートよりも低い。放射線発生装置110が撮影する時のフレームレートは、前記第1モードにおけるフレームレートよりも前記第2モードにおけるフレームレートの方が低い。
設定手段330は、パルスのデューティー比を制限することにより、放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110が放射線のパルスを放射すると、放射線検出装置120に電荷が溜まり放射線を検出することができる。したがって、必要な画質、検出する放射線の強度、放射線検出装置の能力などにより、必要な放射線のパルス幅が決定される。放射線発生装置110が放射する放射線のパルスのデューティー比は、透視モードにおいて放射する放射線のパルスのデューティー比よりも動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて放射する放射線のパルスのデューティー比の方が低い。パルスのデューティー比は、
設定手段330は、パルス幅を制限することによりデューティー比を制限して、放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110が放射する放射線のパルス幅は、透視モードにおいて放射する放射線のパルス幅よりも動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて放射する放射線のパルス幅の方が短い。
設定手段330は、パルス間隔を制限することでデューティー比を制限して、放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110が放射する放射線のパルス感覚は、透視モードにおいて放射する放射線のパルス間隔よりも動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて放射する放射線のパルス間隔の方が長い。
設定手段330は、放射線の強度を制限することにより、放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110が放射する放射線の強度は、透視モードにおいて放射する放射線の強度よりも動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて放射する放射線の強度の方が小さい。
設定手段330は、放射線発生装置110の管球を制御することにより、放射線の強度を制限して放射線量を制限してもよい。
設定手段330は、放射線発生装置110の管球の管電流時間積を制御することにより、放射線の強度を制限して放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110が放射する時の管球の電流時間積は、透視モードにおける管球の電流時間積よりも動態撮影モード等の一般撮影モードにおける管球の電流時間積の方が小さい。
設定手段330は、放射線発生装置110の管球の管電流を制御することにより、放射線の強度を制限して放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110が放射する時の管球の管電流は、透視モードにおける管球の管電流よりも動態撮影モード等の一般撮影モードにおける管球の管電流の方が小さい。
設定手段330は、放射線発生装置110の管球の管電圧を制御することにより、放射線の強度を制限して放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110が放射する時の管球の管電圧は、透視モードにおける管球の管電圧よりも動態撮影モード等の一般撮影モードにおける管球の管電圧の方が低い。
設定手段330は、放射線発生装置110から放射される放射線を、遮蔽物(フィルタ)により遮蔽させて放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110は、遮蔽手段を備えている。放射線発生装置110は、動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて遮蔽手段が、放射された放射線を遮蔽する。
設定手段330は、ジェネレーター111から放射される放射線を、遮蔽物(フィルタ)により強度を弱めさせることで、放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110は、遮蔽手段を備えている。放射線発生装置110は、動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて遮蔽手段が、放射された放射線を遮蔽して、放射された放射線の強度を弱める。
設定手段330は、ジェネレーター111から放射される放射線が照射される領域を制限させることにより、放射線量を制限してもよい。放射線発生装置110は、遮蔽手段を備えている。放射線発生装置110は、動態撮影モード等の一般撮影モードにおいて遮蔽手段が、放射された放射線の一部を遮蔽して、放射された放射線が照射される領域を狭くする。
設定手段330は、上記に記載した複数の制御を組み合わせることにより、設定されたモードに応じた許容放射線量以下となるように放射線量を制限してもよい。設定手段330は、許容放射線量により、ユーザーが入力する設定値の範囲を制限してもよい。設定手段330は、設定された条件(設定値)で放射線を放射すると許容放射線量を超過すると判断した場合は、入出力部141に警報を送出させて、設定値の変更をユーザーに促しても良い。設定手段330は、警報を設定が入力された入出力部141に出力してもよいし、設定が入力された入出力部とは別の入出力部141に出力してもよい。例えば、外部のコンソールから設定が入力され、警報は本体部140の入出力部141に出力してもよい。
設定手段330は、放射指示スイッチにより放射が指示された場合に、設定値の変更をユーザーに促してもよい。ユーザーに設定値の変更を促すにあたり、設定されている優先順位を考慮して、ユーザーに変更を促す設定値を決定してもよい。優先順位は、ユーザーに応じて設定されていてもよいし、被撮影者に応じて設定されていてもよいし、診断対象の疾患等撮影オーダーに応じて設定されていてもよい。設定手段330は、例えば、照射時間とフレームレートのどちらかを変更すれば許容放射線量を満たすと判断した場合、優先順位に基づいて照射時間に関する設定値の変更をユーザーに促してもよい。設定手段330は、許容放射線量と、ユーザーが入力した設定値に基づいて、以後に入力する設定値の範囲を制限してもよい。この場合、設定手段330は、優先順位の順にユーザーに設定値を入力させることが好ましい。設定手段330は、放射指示スイッチにより放射が指示された場合に、設定値の変更をユーザーに促してもよい。
設定手段330は、別の指標に基づいて放射線量を制限してもよい。例えば、静止画の撮影を行う場合に、静止画の曝射回数に基づいて、許容放射線量に達したか否かを判断し、許容放射線量が放射された場合、放射を停止してもよい。
[フローチャート]
図4は、設定手段330が行う処理のフローチャートの例を示す図である。
設定手段330は、第1モードに設定されているか第2モードに設定されているかを判断する(ステップS401)。第1モードは透視モードである。第2モードは動態モードであるが、一般撮影装置として使用するモードであってもよい。
設定手段330は、ステップS401において第1モードでない、すなわち第2モードに設定されている場合、許容時間を設定する(ステップS402)。許容時間は、第1モードの場合は設定されなくてもよい。設定手段330は、許容時間を設定すると、ステップS403の処理を行う。
設定手段330は、許容放射線量を設定する(ステップS403)。設定される許容放射線量は、第2モードにおいて法令上許容される放射線量を超えない。設定される許容放射線量は、入出力部141から入力された放射線量が設定されてもよいし、法令に基づいて自動的に設定されてもよい。設定手段330は、許容放射線量を設定すると、ステップS404の処理を行う。
設定手段330は、フレームレートを設定する(ステップS404)。設定手段330は、フレームレートを設定すると、ステップS405の処理を行う。
設定手段330は、デューティー比を設定する(ステップS405)。設定手段330は、デューティー比を設定すると、ステップS406の処理を行う。
設定手段330は、パルス幅を設定する(ステップS406)。設定手段330は、パルス幅を設定すると、ステップS407の処理を行う。
設定手段330は、パルス間隔を設定する(ステップS407)。設定手段330は、パルス間隔を設定すると、ステップS408の処理を行う。
設定手段330は、放射の強度を設定する(ステップS408)。設定手段330は、放射の強度を設定すると、ステップS409の処理を行う。
設定手段330は、電流時間積を設定する(ステップS409)。設定手段330は、電流時間積を設定すると、ステップS410の処理を行う。
設定手段330は、管球の管電流を設定する(ステップS410)。設定手段330は、管電流を設定すると、ステップS411の処理を行う。
設定手段330は、管球の管電圧を設定する(ステップS411)。設定手段330は、管電圧を設定すると、ステップS412の処理を行う。
設定手段330は、遮蔽物を制御する(ステップS412)。遮蔽物により、放射された放射線の強度を弱めてもよい。遮蔽物により、放射された放射線が照射される領域を制限してもよい。コリメーター112により放射線が照射される領域を制限してもよい。設定手段330は、遮蔽物を制御すると、ステップS440の処理を行う。
設定手段330は、ステップS403からS412の一部のステップを行わなくてもよい。ステップS402からS412は順序が変更されてもよい。
設定手段330は、ステップS401において第1モードに設定されている場合、許容放射線量を設定する(ステップS423)。第1ノードに設定されている場合、ステップS423における許容放射線量の設定はされなくてもよい。設定される許容放射線量は、第1モードにおいて法令上許容される放射線量を超えない。設定される許容放射線量は、入出力部141から入力された放射線量が設定されてもよいし、法令に基づいて自動的に設定されてもよい。ステップS423で設定される許容放射線量は、ステップS403において設定される許容放射線量よりも多くてもよい。設定手段330は、許容放射線量を設定すると、ステップS424の処理を行う。
設定手段330は、フレームレートを設定する(ステップS424)。ステップS424で設定されるフレームレートはステップS404で設定されるフレームレートよりも高くてもよい。設定手段330は、フレームレートを設定すると、ステップS425の処理を行う。
設定手段330は、デューティー比を設定する(ステップS425)。ステップS425で設定されるデューティー比は、ステップS405で設定されるデューティー比よりも高くてもよい。設定手段330は、デューティー比を設定すると、ステップS426の処理を行う。
設定手段330は、パルス幅を設定する(ステップS426)。ステップS426で設定されるパルス幅は、ステップS406で設定されるパルス幅よりも長くてもよい。設定手段330は、パルス幅を設定すると、ステップS427の処理を行う。
設定手段330は、パルス間隔を設定する(ステップS427)。ステップS427で設定されるパルス間隔は、ステップS407で設定されるパルス間隔よりも長くてもよい。設定手段330は、パルス間隔を設定すると、ステップS428の処理を行う。
設定手段330は、放射の強度を設定する(ステップS428)。ステップS428で設定される放射の強度は、ステップS408で設定される放射の強度よりも強くてもよい。設定手段330は、放射の強度を設定すると、ステップS429の処理を行う。
設定手段330は、電流時間積を設定する(ステップS429)。ステップS429で設定される電流時間積は、ステップS409で設定される電流時間積よりも大きくてもよい。設定手段330は、電流時間積を設定すると、ステップS430の処理を行う。
設定手段330は、管球の管電流を設定する(ステップS430)。ステップS430で設定される管電流は、ステップS410で設定される管電流よりも大きくてもよい。設定手段330は、管電流を設定すると、ステップS431の処理を行う。
設定手段330は、管球の管電圧を設定する(ステップS431)。ステップS431で設定される管電圧は、ステップS411で設定される管電圧よりも大きくてもよい。設定手段330は、管電圧を設定すると、ステップS440の処理を行う。
設定手段330は、ステップS423からS432の一部のステップを行わなくてもよい。ステップS423からS431は順序が変更されてもよい。
設定手段330は、第1モードと判断された場合には、許容時間の設定及び遮蔽物の制御を行う必要はないが、第1モードと判断された場合であっても、許容時間の設定又は遮蔽物の制御を行ってもよい。
ステップS431までにおいて、第1モード又は第2モードに応じた設定が終了する。
設定手段330は、放射線の放射の指示がされているか否かを判断する(ステップS440)。
設定手段330は、ステップS440で放射線の放射の指示がされていないと判断した場合、ステップS440に戻って放射の指示を待つ。
設定手段330は、ステップS440で放射線の放射の指示がされていると判断した場合、設定に従って放射線発生装置110に放射線を放射させる(ステップS441)。放射線は、パルス状に放射される。放射線を放射させると、ステップS442の処理を行う。
設定手段330は、許容時間が設定されているか否か判断する(ステップS442)。
設定手段330は、ステップS442で許容時間が設定されていると判断した場合、放射時間が許容時間に達したか否かを判断する(ステップS443)。許容時間に達したか否かを判断する代わりに、許容フレーム数に達したか否かを判断してもよい。
設定手段330は、ステップS442で許容時間が設定されていないと判断した場合、又はステップS443で許容時間に達していないと判断した場合は、許容される放射線量が放射されたか否かを判断する(ステップS444)。許容される放射線量は、法令により定められており、透視装置において許容される放射線量よりも、動態撮影装置などの一般撮影装置において許容される放射線量は少ない。
設定手段330は、ステップS444で許容される放射線量が放射されていないと判断した場合、放射線の放射の指示が終了したか否かを判断する(ステップS445)。
設定手段330は、ステップS445で放射の指示が終了していないと判断した場合、ステップS441に戻り、設定に従って放射線発生装置110に放射線を放射させる。
設定手段330は、ステップS443で許容時間に達したと判断した場合、ステップS444で許容される放射線量が放射されたと判断した場合、又は、ステップS445で放射の指示が終了したと判断した場合、放射を停止する(ステップS446)。
フローチャートは、設定が終了した後、ステップS440からの放射線の放射だけを繰り返して実行することもできる。
<変形例>
設定手段330は、透視モードの設定を制限する機能を有することが望ましい。設定手段330は、ユーザー認証を行い、認証されたユーザーのみが透視モードの設定を行うことを可能にすることが望ましい。認証されるユーザーは、医師、放射線技師等、病院によって権限が設定されたユーザーである。認証は、ID又はアカウント、及びパスワード、職員証及び/又は生体認証等の周知な認証手段を用いることができる。したがって、設定手段330は、ステップS401において第1モードに設定されていると判断された場合、ステップS423の処理を行う前にユーザーの認証を行うことが望ましい。設定手段330は、権限が設定されているユーザーである認証がされた場合に、ステップS423以降の処理を実行してもよい。設定手段330は、権限が設定されているユーザーである認証がされなかった場合は、エラー処理を行って、ステップS423以降の処理を停止してもよい。
設定手段330は、ステップS401の処理の前にユーザーの認証を行ってもよい。設定手段330は、権限が設定されたユーザーであることが認証された場合に、全てのステップを実行可能とし、権限が設定されたユーザーでない場合、ステップS401において第1モードに設定されていると判断されるとエラー処理を行って、ステップS423以降の処理を停止してもよい。
設定手段330は、RIS等から受信した撮影オーダーまたは検査オーダーが透視モードを使用する撮影又は検査である場合に、第1モードの設定をすることを可能としてもよい。制御装置330は、RISから受信した撮影オーダーまたは検査オーダーに基づいて設定が行われてもよい。制御装置330は、RISから受信した撮影オーダーまたは検査オーダーに基づいて行われた設定が、入出力部141により変更されてもよい。
透視装置は、法令上、制限区域において使用する必要がある。したがって、透視モードは病院での管理上、制限区域のみで使用されるように構成されていることが望ましい。したがって、設定手段330は、回診車が制限区域に存在していると判断した場合に、第1モードの設定をすることが可能としてもよい。
許容時間を設定し、許容時間により放射を停止する代わりに、許容フレーム数を設定し、許容フレーム数により放射を停止してもよい。放射線発生装置110は、動態撮影モード等の一般撮影モードにおけるフレーム数は、透視モードにおけるフレーム数よりも少ない。
透視モードにおいて、許容時間を設定してもよい。透視モードにおける許容時間は、動態撮影モード等の一般撮影モードにおける許容時間よりも長く設定してもよい。この場合、透視モードにおいては、動態撮影モード等の一般撮影モードにおける許容時間を超える放射は許容されるが、透視モードにおける許容時間を超える放射は許容されない。
放射線量の制限は、放射する放射線量で制限してもよいし、人体に照射された放射線量、例えば実効線量で制限してもよい。実効線量は、放射線加重係数と組織加重係数に関連している。
放射線加重係数は、放射される放射線の種類、例えばα波、β波、γ波により異なるので、放射される放射線の種類を考慮して実効線量の制限を行うことができる。
組織加重係数は、照射される部位により異なるので、照射される部位を考慮して実効線量の制限を行うことができる。
したがって、設定手段330は、放射線の種類及び/又は照射する部位を設定してもよい。
上記実施の形態によれば、動態撮影モードで使用する場合の放射線量が制限されるので、例えば、回診車100を一般病室へ持ち込んで、動態撮影することが可能となる。したがって、患者及び医療従事者の負担を軽減しながら動態撮影を行うことが可能である。
以上、図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかである。そのような変更例又は修正例についても、本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態における各構成要素は任意に組み合わされてよい。
(1)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、放射線を放射する放射線発生装置と、前記放射線発生装置を、動画撮影を行う第1モード、許容される許容放射線量が第1モードよりも少ない、動画撮影を行う第2モード、を含む複数モードに設定可能な設定手段と、を有する。
(2)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)の放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置が放射線を放射する許容時間は、前記第2モードにおいて放射線を放射する許容時間が、前記第1モードにおいて放射線を放射する許容時間よりも短い。
(3)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)又は(2)の放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、前記第2モードが選択されている場合、放射線の所定時間以上の放射が許容されていない。
(4)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(3)の放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、前記第1モードが選択されている場合、放射線の前記所定時間以上の放射が許容されている。
(5)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(4)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、許容される放射線量に基づき、放射を停止する。
(6)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(5)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置が撮影する許容フレーム数は、前記第1モードにおける許容フレーム数よりも前記第2モードにおける許容フレーム数の方が少ない。
(7)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(6)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置が撮影する時のフレームレートは、前記第1モードにおけるフレームレートよりも前記第2モードにおけるフレームレートの方が低い。
(8)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(7)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、パルス状の放射線を放射し、前記放射線発生装置が放射する放射線のパルスのデューティー比は、前記第1モードにおいて放射する放射線のパルスのデューティー比よりも前記第2モードにおいて放射する放射線のパルスのデューティー比の方が低い。
(9)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(8)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、パルス状の放射線を放射し、前記放射線発生装置が放射する放射線のパルス幅は、前記第1モードにおいて放射する放射線のパルス幅よりも前記第2モードにおいて放射する放射線のパルス幅の方が短い。
(10)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(9)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、パルス状の放射線を放射し、前記放射線発生装置が放射する放射線のパルス間隔は、前記第1モードにおいて放射する放射線のパルス間隔よりも前記第2モードにおいて放射する放射線のパルス間隔の方が長い。
(11)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(10)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置が放射する放射線の強度は、前記第1モードにおいて放射する放射線の強度よりも前記第2モードにおいて放射する放射線の強度の方が小さい。
(12)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(11)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置が放射する時の管球の電流時間積は、前記第1モードにおける管球の電流時間積よりも前記第2モードにおける管球の電流時間積の方が小さい。
(13)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(12)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置が放射する時の管球の管電流は、前記第1モードにおける管球の管電流よりも前記第2モードにおける管球の管電流の方が小さい。
(14)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(13)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置が放射する時の管球の管電圧は、前記第1モードにおける管球の管電圧よりも前記第2モードにおける管球の管電圧の方が低い。
(15)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(14)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、遮蔽手段を有し、前記遮蔽手段は、前記第2モードにおいて、放射された放射線を遮蔽する。
(16)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(15)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、遮蔽手段を有し、前記遮蔽手段は、前記第2モードにおいて、放射された放射線の強度を弱める。
(17)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(16)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記放射線発生装置は、遮蔽手段を有し、前記遮蔽手段は、前記第2モードにおいて、放射された放射線が照射される領域を狭くする。
(18)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(17)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記第1モードは、透視モードであり、前記第2モードは、動態撮影モードである。
(19)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(18)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、許容される放射線量は、実効線量である。
(20)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(19)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記制御手段は、設定された撮影モードにおいて許容される放射線量以下に放射線量を制限する制御を行う。
(21)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(20)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記制御手段は、設定された撮影モードに基づいた動画撮影により撮影された動画を表示する表示手段を有し、前記制御手段により第2モードが設定された場合、前記表示手段での動画のリアルタイム表示が制限される。
(22)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(21)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記設定手段は、少なくとも第1モードの設定を制限する機能を有する。
(23)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、(1)から(22)のいずれか1つの放射線撮影システムにおいて、前記設定手段は、前記第2モードが設定されている場合は、撮影時間が所定時間以上となった場合に放射線の放射を停止させる。
(24)本開示の一実施形態における移動型放射線撮影システムは、前記設定手段の制御により放射線を放射する放射線発生装置と、前記放射線発生装置を、動画撮影を行う第1モード、許容される許容放射線量で動画撮影を行う第2モード、を含む複数モードに設定可能な設定手段と、前記設定手段に前記放射線発生装置の設定を入力する入力手段と、を有し、前記設定手段により、前記第2モードが設定されている場合、前記入力手段は、前記第2モードにおいて許容される放射線量を超える設定の入力が禁止されている。
本開示は、放射線撮影装置に有用である。
100 回診車
110 放射線発生装置
111 ジェネレーター
112 コリメーター
120 放射線検出装置
130 アーム
131 垂直アーム
132 水平アーム
140 本体部
141 入出力部
142 電源部
143 ハンドル
150 被写体
330 設定手段

Claims (24)

  1. 放射線を放射し、管理区域のみで動画撮影が許可されている透視モード及び許容される許容放射線量が前記透視モードよりも少なく管理区域外でも動画撮影が許可されている一般撮影モードを含む複数モードを有する放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置を前記複数モードの内の一つに設定可能な設定手段と、
    を有する、
    移動型放射線撮影システム。
  2. 前記放射線発生装置が前記一般撮影モードにおいて放射線を放射する許容時間が、前記透視モードにおいて放射線を放射する許容時間よりも短い、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  3. 前記放射線発生装置は、前記一般撮影モードが設定されている場合、放射線の所定時間以上の放射が許容されていない、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  4. 前記放射線発生装置は、前記透視モードが設定されている場合、放射線の前記所定時間以上の放射が許容されている、
    請求項3に記載の移動型放射線撮影システム。
  5. 前記放射線発生装置は、許容される放射線量に基づき、放射を停止する、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  6. 前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて撮影する許容フレーム数よりも前記一般撮影モードにおいて撮影する許容フレーム数の方が少ない、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  7. 前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射する放射線のフレームレートよりも前記一般撮影モードにおいて放射する放射線のフレームレートの方が低い、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  8. 前記放射線発生装置は、パルス状の放射線を放射し、
    前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射する放射線のパルスのデューティー比よりも前記一般撮影モードにおいて放射する放射線のパルスのデューティー比の方が低い、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  9. 前記放射線発生装置は、パルス状の放射線を放射し、
    前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射する放射線のパルス幅よりも前記一般撮影モードにおいて放射する放射線のパルス幅の方が短い、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  10. 前記放射線発生装置は、パルス状の放射線を放射し、
    前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射する放射線のパルス間隔よりも前記一般撮影モードにおいて放射する放射線のパルス間隔の方が長い、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  11. 前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射する放射線の強度よりも前記一般撮影モードにおいて放射する放射線の強度の方が小さい、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  12. 前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射線を放射するための管球の電流時間積よりも前記一般撮影モードにおいて放射線を放射するための管球の電流時間積の方が小さい、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  13. 前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射線を放射するための管球の管電流よりも前記一般撮影モードにおいて放射線を放射するための管球の管電流の方が小さい、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  14. 前記放射線発生装置が前記透視モードにおいて放射線を放射するための管球の管電圧よりも前記一般撮影モードにおいて放射線を放射するための管球の管電圧の方が低い、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  15. 前記放射線発生装置は、遮蔽手段を有し、
    前記遮蔽手段は、前記一般撮影モードにおいて、放射された放射線を遮蔽する、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  16. 前記放射線発生装置は、遮蔽手段を有し、
    前記遮蔽手段は、前記一般撮影モードにおいて、放射された放射線の強度を弱める、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  17. 前記放射線発生装置は、遮蔽手段を有し、
    前記遮蔽手段は、前記一般撮影モードにおいて、放射された放射線が照射される領域を狭くする、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  18. 前記一般撮影モードは、動態撮影モードである、
    請求項1から17のいずれか1項に記載の移動型放射線撮影システム。
  19. 許容される放射線量は、実効線量である、
    請求項1から17のいずれか1項に記載の移動型放射線撮影システム。
  20. 前記設定手段は、設定された撮影モードにおいて許容される放射線量以下に放射線量を制限する制御を行う、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  21. 設定された撮影モードに基づいた動画撮影により撮影された動画を表示する表示手段を有し、
    前記設定手段により前記一般撮影モードが設定された場合、前記表示手段での動画のリアルタイム表示が制限される、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  22. 前記設定手段は、少なくとも前記透視モードの設定を制限する機能を有する、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  23. 前記設定手段は、前記一般撮影モードが設定されている場合、撮影時間が所定時間以上となった場合に放射線の放射を停止させる、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
  24. 前記設定手段に前記放射線発生装置の設定を入力する入力手段と、
    を有し、
    前記設定手段により、前記一般撮影モードが設定されている場合、前記入力手段は、前記一般撮影モードにおいて許容される放射線量を超える設定の入力が禁止されている、
    請求項1に記載の移動型放射線撮影システム。
JP2023124875A 2023-07-31 2023-07-31 移動型放射線撮影システム Active JP7444326B1 (ja)

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