JP7441375B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子制御装置に関する。
例えば、特許文献1には、感熱素子が絶縁チューブに被覆された信号引き出し用リード線を介して外部端子板に接続された水温センサが開示されている。
特許文献1の水温センサは、上記信号引き出し用リード線と上記外部端子板をモールドしたコネクタ部に、上記感熱素子を収容した樹脂ケースを組み付けて構成されている。
しかしながら、特許文献1のコネクタ部においては、先端が接続端子となるように上記外部端子板が樹脂材料でモールド成形された構成となっている。上記外部端子板とモールドされた樹脂とは、線膨張係数が異なる。そのため、特許文献1の水温センサは、繰り返される温度変化にともない上記外部端子板と樹脂材料との界面に隙間が生じ、この隙間を通って上記樹脂ケース内に進入した水によりショート(短絡)してしまう虞がある。
特開平9-159537号公報
本発明によれば、その1つの態様において、電子制御装置のコネクタ部は、回路基板と電気的に接続された複数のコネクタ端子と、上記コネクタ端子の根元側の周囲を封止するポッティング剤からなる封止部と、上記コネクタ端子間に位置する凹部と、を有し、上記凹部の底面は、上記封止部の頂部よりも上記コネクタ端子の根元側に位置する。
本発明によれば、その1つの態様において、電子制御装置のコネクタ部は、回路基板と電気的に接続された複数のコネクタ端子と、上記コネクタ端子の根元側の周囲を封止するポッティング剤からなる封止部と、上記コネクタ端子間に位置する凹部と、上記コネクタ端子と対向する仕切り壁と、を有し、上記凹部の底面は、上記封止部の頂部よりも上記コネクタ端子の根元側に位置する。また、上記仕切り壁は、内周側に上記凹部を形成する内側壁の一部であり、上記封止部は、上記外周壁と上記内側壁との間に形成される通路部を介して隣接するコネクタ端子の封止部と連続している。
本発明が適用された電子制御装置の分解斜視図。 第1実施例のコネクタ端子組立体の斜視図。 第1実施例のコネクタ端子組立体の平面図。 図3のA-A線に沿った位置に相当する断面図。 第1実施例における電源用コネクタの変形例を示す斜視図。 第1実施例における電源用コネクタの変形例を示す平面図。 第2実施例のコネクタ端子組立体の斜視図。 第2実施例のコネクタ端子組立体の平面図。 図8のB-B線に沿った位置に相当する断面図。 第2実施例における電源用コネクタの変形例を示す斜視図。 第2実施例における電源用コネクタの変形例を示す平面図。 第3実施例のコネクタ端子組立体の斜視図。 第3実施例のコネクタ端子組立体の平面図。 図13のC-C線に沿った位置に相当する断面図。 第3実施例における電源用コネクタの変形例を示す斜視図。 第3実施例における電源用コネクタの変形例を示す平面図。 第4実施例にける電源コネクタの要部の断面図。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された電動パワーステアリング装置の電動アクチュエータ装置1の分解斜視図である。電動アクチュエータ装置1は、電子制御装置に相当するものである。電動アクチュエータ装置1の基本的な構成は、例えば特開2020-148639号公報に開示されたもの同一である。
電動アクチュエータ装置1は、ステアリングホイール(図示せず)を回転操作する際のトルクを補助するものであって、車両(図示せず)のステアリング機構(図示せず)に操舵補助力を与えるものである。
電動アクチュエータ装置1は、電動モータ部2と、電子制御部3と、を有している。電子制御部3は、例えばトルクセンサ(図示せず)の検出値に基づいて電動モータ部2に発生させる操舵補助力(駆動操作量)を演算し、電動モータ部2の運転を制御する。電動モータ部2は、例えばトルクセンサの検出値に基づいた操舵補助力(駆動操作量)を発生させる。つまり、電子制御部3は、電動モータ部2の駆動を制御する。
電動モータ部2は、複数の独立した巻線を有する図示せぬ電動モータ(例えば、三相交流モータ)と、上記電動モータが収納された筒状のモータハウジング4を有している。つまり、電動モータ部2は、モータハウジング4と上記電動モータとを有している。また、電動モータ部2は、上記電動モータの巻線毎に駆動制御系統を有している。
モータハウジング4は、例えばアルミ合金等の金属材料からなっている。上記電動モータの回転軸5の先端側(一端側)は、モータハウジング4から突出している。つまり、電動モータ部2は、回転軸5の先端がモータハウジング4の一端側から上記電動モータの出力軸6として突出している。上記電動モータの出力軸6の回転トルクは、ステアリングホイールに伝達され、ステアリングホイールを回転操作する際のトルクを補助する。
モータハウジング4は、上記電動モータで発生した熱や、後述する電源回路部9や電力変換回路部10で発生した熱を外部大気に放出するヒートシンク部材として機能している。
モータハウジング4には、上記電動モータの出力軸6が突出していない他端側の端面部7に、電子制御部3が隣接するように取り付けられている。
この端面部7は、モータハウジング4と一体的に形成されている。なお、この端面部7は、モータハウジング4とは別体に形成し、ボルトや溶接によってモータハウジング4と一体化しても良い。
電子制御部3は、モータハウジング4の他端側に配置されている。電子制御部3は、アルミ合金等の金属材料からなる金属カバー8を有している。
金属カバー8は、モータハウジング4と対向する一端側の対向端面が、接着剤、或いは溶着、或いは固定ボルトによってモータハウジング4の端面部7に固定されている。
また、電子制御部3は、必要な電源を生成する電源回路部9と、電動モータ部2の電動モータを駆動制御するMOSFET、或いはIGBT等からなるパワースイッチング素子を有する電力変換回路部10と、この電力変換回路部10のパワースイッチング素子を制御する制御回路部11と、電力変換回路部10をモータハウジング4の端面部7側に向けて押し付ける(付勢する)蓋部材12と、コネクタヘッド部材としてのコネクタ端子組立体13と、を有している。
なお、電源回路部9と制御回路部11は、連結部14を介して接続されている。つまり、電源回路部9及び制御回路部11とは、連結部14で略U字形に折り曲げられた一枚の回路基板(多層回路基板)を構成するものである。
図1におけるコネクタ端子組立体13は、便宜上、制御回路部11に取り付けられた状態で示されている。
電源回路部9、電力変換回路部10、制御回路部11、蓋部材12及びコネクタ端子組立体13は、金属カバー8の内部に収納されている。電子制御部3は、モータハウジング4の端面部7側から離れる方向に向かって、電力変換回路部10、蓋部材12、電源回路部9、制御回路部11、コネクタ端子組立体13の順序で配置されている。
制御回路部11は電力変換回路部10のスイッチング素子を駆動する制御信号を生成するもので、例えばマイクロコンピュータ、周辺回路等から構成されている。制御回路部11は、トルクセンサの検出値に基づいて上記電動モータの操舵補助力(駆動操作量)を演算する。
電源回路部9は、制御回路部11を駆動する電源、及び電力変換回路部10の電源を生成するもので、例えばコンデンサ、コイル、スイッチング素子等から構成されている。
電力変換回路部10は、上記電動モータのコイルに流れる電力を調整するもので、例えば3相の上下アームを構成するスイッチング素子等から構成されている。電力変換回路部10は、制御回路部11で演算された操舵補助力(駆動操作量)に基づいて、パワースイッチング素子により上記電動モータを駆動する。
蓋部材12は、電力変換回路部10と電源回路部9との間に位置し、モータハウジング4の端面部7に取り付けられている。蓋部材12は、外周に弾性機能を有する周縁部12aを備えている。蓋部材12は、周縁部12aよって電力変換回路部10をモータハウジング4の端面部7に形成した放熱部7a側に向けて押しつけて、電力変換回路部10を放熱部7aに押しつけている。
金属カバー8は、電力変換回路部10、蓋部材12、電源回路部9及び制御回路部11を収納してこれらを水密的に封止する機能を備えている。金属カバー8は、例えば、液状ガスケットによってモータハウジング4に、接着、固定されている。この液状ガスケットは、一般に常温で流動性のある物質で、接合面に塗布することで所定時間の後に乾燥または均一化し、弾性皮膜あるいは粘着性の被膜を形成する。従って、この液状ガスケットからなる接合部分は、水密を維持すると共に耐圧機能を備えている。また、金属カバー8は金属で作られているので、電力変換回路部10、電源回路部9等によって発生した熱を外部に放熱する機能も併せ備えている。
コネクタ端子組立体13は、制御回路部11と金属カバー8との間に位置している。コネクタ端子組立体13は、回転軸5の軸方向に沿った同じ方向を指向するように電源用コネクタ15と、センサ入力用コネクタ16と、通信用コネクタ17と、を有している。
電源用コネクタ15は、電力を供給する車両バッテリ(図示せず)に接続される。電源用コネクタ15は、センサ入力用コネクタ16と通信用コネクタ17との間に位置している。つまり、電源用コネクタ15は、コネクタ端子組立体13の中央に位置している。
センサ入力用コネクタ16は、ステアリング機構側に配置されるセンサ類(例えば舵角センサやトルクセンサ等)からの信号が入力される。
通信用コネクタ17は、車内の他の制御機器との間で通信(例えばCAN通信)を行うものである。
電源用コネクタ15、センサ入力用コネクタ16及び通信用コネクタ17は、金属カバー8の開口部8aを通して外部に突出している。
そして、電源用コネクタ15に、本発明が適用されている。すなわち、電源用コネクタ15が本発明のコネクタ部に相当する。
図2~図4は、本発明が適用された第1実施例のコネクタ端子組立体13を示している。図2は、第1実施例のコネクタ端子組立体13の斜視図である。図3は、第1実施例のコネクタ端子組立体13の平面図である。図4は、図3のA-A線に沿った位置に相当する断面図である。なお、図2及び図3においては、便宜上、後述するポッティング剤が注入されていない状態のコネクタ端子組立体13を示している。
電源用コネクタ15は、電力供給が可能なコネクタヘッドである。詳述すると、電源用コネクタ15は、電力供給用の2つの電源端子21と、最も外周側に位置する筒状の外周壁22と、電源端子21の周囲を囲むように形成された2つの端子周囲壁23と、有している。電源用コネクタ15は、外周壁22、端子周囲壁23等の電気を流す必要のない部分が合成樹脂等の樹脂材料からなっている。
電源端子21は、制御回路部11及び電源回路部9と電気的に接続されたコネクタ端子に相当するものであって、外周壁22及び端子周囲壁23の内周側に位置している。
外周側に位置する外周壁22は、電源端子21の配列方向に沿った一対の幅広辺部22aと、これら一対の幅広辺部22aに接続される一対の幅狭辺部22bと、を有している。
つまり、電源用コネクタ15は、コネクタ端子組立体13平面視で、電源端子21の配列方向に沿って細長い略長方形となる外形状に形成されている。
端子周囲壁23は、外周壁22の内周側に位置し、外形状が矩形(長方形)となるように環状に連続した突出部である。端子周囲壁23は、電源端子21の長手方向に沿った一対の幅広辺部23aと、これら一対の幅広辺部23aに接続される一対の幅狭辺部23bと、を有している。
端子周囲壁23は、外周壁22よりも回転軸5の軸方向に沿った突出量が小さくなるよう設定されている。つまり、端子周囲壁23の先端は、外周壁22の先端よりも外側に突出しないように形成されている。
そして、端子周囲壁23によって囲まれた内周側の領域にポッティング剤からなる封止部(ポッティング部)25が形成されている。端子周囲壁23は、自身の内周側に内に閉じた領域である封止部25を形成する。封止部25は、電源端子21の根本側の周囲を囲んで封止している。ポッティング剤は、例えば樹脂材料等からなっている。ポッティング剤は、図2及び図3に示すようなコネクタ端子組立体13を成形した後に、端子周囲壁23によって囲まれた内周側の領域に注入(充填)される。
ポッティング剤は、端子周囲壁23の先端位置(先端高さ)まで注入される。封止部25の頂部25a(先端)は、端子周囲壁23の先端と同じ高さとなっている。
その結果、電源用コネクタ15においては、図4に示すように、2つの電源端子21間に凹部26が形成される。
凹部26は、外周壁22と端子周囲壁23との間に位置している。換言すると、電源用コネクタ15は、外周壁22と端子周囲壁23とに挟まれた領域が凹部26となっている。凹部26の底面26aは、封止部25の頂部25aよりも電源端子21の根本側に位置している。つまり、封止部25の頂部25aは、凹部26の底面26aよりも電源端子21の先端側に位置している。
凹部26は、外周壁22の内側に位置し、電源用コネクタ15の接続方向(電源用コネクタ15と電源用コネクタ15に接続されるコネクタとの接続方向)で電源用コネクタ15側に向かって凹んでいる。換言すると、端子周囲壁23の先端は、凹部26の底面26aよりも突出している。
そして、この凹部26には、当該凹部26内の水の有無を検知可能なセンサ27が配置されている。つまり、電源用コネクタ15は、凹部26内の水の有無を検知可能なセンサ27を有している。
センサ27は、例えば凹部26内に水が溜まり始めると水を検知するものでもよいし、例えば凹部26内に所定量の水が溜まると水を検知するものでもよい。センサ27は、凹部26内の水の有無が検知可能なことから、凹部26内に水がない状態から凹部26へ水の侵入があった場合には、凹部26への水の侵入を検知することも可能である。センサ27は、例えばサーミスタであり、温度変化、温度差によって水の有無を検知する。
第1実施例において、凹部26は、ポッティング剤が存在しない領域となっている。
センサ入力用コネクタ16は、各種センサ類等からの信号の入力が可能なコネクタヘッドである。センサ入力用コネクタ16は、各種センサ類等からの信号が入力される信号端子31と、筒状の外周壁32と、を有している。
通信用コネクタ17は、例えば現在の電動アクチュエータ装置1の制御状態信号の出力に用いられるコネクタヘッドである。通信用コネクタ17は、車内の他の制御機器との間の通信信号を授受する通信端子33と、筒状の外周壁34と、を有している。
なお、図2~図4中の符号35は、電源用コネクタ15から延びる第1正極端子である。2つの第1正極端子35は、正極の外部端子であり、電源回路部9に電気的に接続されている。また、図2、図3中の符号36は、電源用コネクタ15から延びる第1負極端子である。2つの第1負極端子36は、負極の外部端子であり、電源回路部9に電気的に接続されている。
2つの第1正極端子35と2つの第1負極端子36は、電動モータ部2に2系統での電力供給を可能にしている。
また、図4中の符号37は、電源用コネクタ15から延びる第2正極端子である。第2正極端子37は、正極の外部端子であり、制御回路部11に電気的に接続されている。図4中の符号38は、電源用コネクタ15から延びる第2負極端子である。第2負極端子38は、負極の外部端子であり、制御回路部11に電気的に接続されている。
第1正極端子35と第2正極端子37は、電源用コネクタ15から分岐したものである。第1負極端子36と第2負極端子38は、電源用コネクタ15から分岐したものである。
なお、第2正極端子37及び第2負極端子38は、省略することも可能である。この場合、制御回路部11には、電源回路部9及び連結部14を介して電力を供給するようにすればよい。
また、図2~図4中の符号39は、電源用コネクタ15に図示せぬ外部端子を接続する際の案内の役割を果たすガイド突起である。
上述した第1実施例の電源用コネクタ15は、封止部25により電源端子21の根本側から制御回路部11及び電源回路部9等を有する回路基板側への水の進入を防止する気密構造(液密構造)を備える。そのため、第1実施例の電源用コネクタ15は、内部に進入した水による回路基板上での短絡(ショート)の発生を抑制することができる。
また、電源用コネクタ15は、複数の電源端子21間に凹部26が形成されている。
凹部26は、電源用コネクタ15内に進入した水を溜めておくことができる。つまり、凹部26は、電源用コネクタ15内に進入した少量の水が電源端子21の間に薄膜状に広がって電源端子21同士がショート(短絡)することを防止することができる。
凹部26は、電源用コネクタ15内に進入した水を溜めておく(留めておく)ことができるので、電源用コネクタ15に水が進入しても電源端子21同士がショート(短絡)に至るまでの期間を長くすることができる。
電源用コネクタ15は、凹部26がポッティング剤の充填されない非ポッティング領域となっている。
そのため、電源用コネクタ15は、全体として、ポッティング剤の使用量を削減することができる。
電源用コネクタ15は、凹部26内の水の有無を検知可能なセンサ27を有しているので、進入した水によって電源端子21同士がショート(短絡)する前に、ショートの危険性を検知することが可能となる。つまり、コネクタ端子組立体13は、電源用コネクタ15に進入した水による電源端子21同士のショート(短絡)を回避することが可能となる。
なお、第1実施例における電源用コネクタ15は、電源端子21が複数列となるよう形成してもよい。図5及び図6は、上述した第1実施例の電源用コネクタ15において、電源端子21の数を6つとして2列に配列した例(第1実施例の変形例)を示している。図5は、2列の電源端子21を有する電源用コネクタ15の斜視図である。図6は、2列の電源端子21を有する電源用コネクタ15の平面図である。なお、図5及び図6においては、便宜上、ポッティング剤が注入されていない状態の電源用コネクタ15を示している。
図5及び図6に示す例(変形例)においては、全ての電源端子21の周囲に、それぞれ端子周囲壁23が形成されている。
そして、全ての端子周囲壁23の内周側の領域は、ポッティング剤が充填された封止部25(ポッティング領域)となっている。
また、端子周囲壁23の外周側の領域は、ポッティング剤が充填されていない凹部26(非ポッティング領域)となっている。
図5及び図6に示す第1実施例の変形例においても、上述した第1実施例と略同様の作用効果を奏することができる。
以下、本発明の他の実施例について説明する。なお、上述した第1実施例と同一の構成要素については同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図7~図9を用いて本発明の第2実施例を説明する。
図7~図9は、本発明が適用された第2実施例のコネクタ端子組立体13を示している。図7は、第2実施例のコネクタ端子組立体13の斜視図である。図8は、第2実施例のコネクタ端子組立体13の平面図である。図9は、図8のB-B線に沿った位置に相当する断面図である。なお、図7及び図8においては、便宜上、ポッティング剤が注入されていない状態のコネクタ端子組立体13を示している。
第2実施例のコネクタ端子組立体13は、上述した第1実施例と略同一構成となっているが、電源用コネクタ15が端子周囲壁23を具備しておらず、電源用コネクタ15が端子周囲壁23の替わりに内周側に凹部26を形成する内側壁41を有している。
内側壁41は、外周壁22の内周側に位置し、外形状が矩形(長方形)となるように環状に連続した突出部である。内側壁41は、電源端子21の長手方向に沿った一対の第1辺部41aと、これら一対の第1辺部41aに接続される一対の第2辺部41bと、を有している。一対の第1辺部41aは、電源端子21と対向する仕切り壁に相当するものであり、電源端子21の数と同数ある。
内側壁41は、外周壁22よりも回転軸5の軸方向に沿った突出量が小さくなるよう設定されている。つまり、内側壁41の先端は、外周壁22の先端よりも外側に突出しないように形成されている。
そして、内側壁41の外周側の領域は、ポッティング剤が充填されたポッティング領域となっている。ポッティング剤は、例えば樹脂材料等からなっている。
ポッティング領域には、封止部25と、通路部42とが形成されている。
封止部25は、電源端子21の根本側の周囲を囲んで封止している。
通路部42は、外周壁22と内側壁41の第2辺部41bとの間に形成されている。つまり、第1辺部41aと電源端子21との間に封止部25が形成され、第2辺部41bと外周壁22との間に通路部42が形成される。第2実施例における封止部25は、通路部42を介して隣接する封止部25と連続している。
封止部25の頂部25aは、回転軸5の軸方向で、通路部42の頂部と同じ位置に位置している。つまり、通路部42は、頂部が封止部25の頂部25aと同等の高さ位置となるよう形成されている。
ポッティング剤は、図7及び図8に示すようなコネクタ端子組立体13を成形した後に、内側壁41の外周側の領域に注入(充填)される。ポッティング剤は、内側壁41の先端位置(先端高さ)まで注入される。封止部25の頂部25a(先端)は、内側壁41の先端と同じ高さとなっている。
また、第1辺部41aは、対向する電源端子21間の中央位置よりも電源端子21側に位置している。換言すると、第1辺部41aは、対向する電源端子21間の中央位置を含むことなく電源端子21との間に封止部25を形成する。
内側壁41は、自身の内周側に閉じた領域である凹部26を形成する。凹部26は、一対の電源端子21の間に位置している。換言すると、第2実施例の電源用コネクタ15は、内側壁41に囲まれた領域が凹部26となっている。凹部26の底面26aは、封止部25の頂部25aよりも電源端子21の根本側に位置している。つまり、封止部25の頂部25aは、凹部26の底面26aよりも電源端子21の先端側に位置している。
凹部26は、外周壁22の内側に位置し、電源用コネクタ15の接続方向(電源用コネクタ15と電源用コネクタ15に接続されるコネクタとの接続方向)で電源用コネクタ15側に向かって凹んでいる。換言すると、内側壁41の先端は、凹部26の底面26aよりも突出している。
第2実施例において、凹部26は、ポッティング剤が存在しない領域となっている。第2実施例においては、封止部25が外周壁22と内側壁41との間に形成される通路部42を介して隣接する電源端子21の封止部と連続している。
このような第2実施例においても、上述した第1実施例と略同様の作用効果を奏することができる。
なお、第2実施例における電源用コネクタ15は、電源端子21が複数列となるよう形成してもよい。図10及び図11は、上述した第2実施例の電源用コネクタ15において、電源端子21の数を6つとして2列に配列した例(第2実施例の変形例)を示している。図10は、2列の電源端子21を有する電源用コネクタ15の斜視図である。図11は、2列の電源端子21を有する電源用コネクタ15の平面図である。なお、図10及び図11においては、便宜上、ポッティング剤が注入されていない状態の電源用コネクタ15を示している。
図10及び図11に示す例(変形例)においては、外周壁22の内周側で、かつ電源端子21の間に内側壁41が形成されている。内側壁41は、電源端子21の長手方向に沿った複数(6つ)の第1辺部45aと、電源端子21の長手方向に沿った複数(4つ)の第2辺部45bと、電源端子21の短手方向に沿った複数(8つ)の第3辺部45cと、電源端子21の短手方向に沿った複数(2つ)の第4辺部45dと、を有して環状に連続した突出部である。
第1辺部45aは、対向する一対の電源端子21間に位置している。第2辺部45bは、外周壁22と対向している。第3辺部45cは、隣接する電源端子21間に位置している。第4辺部45dは、外周壁22と対向している。
そして、内側壁41の外周側の領域は、ポッティング剤が充填されたポッティング領域となっている。ポッティング領域には、封止部25と通路部42とが形成されている。
また、内側壁41の内周側の領域は、ポッティング剤が充填されていない凹部26(非ポッティング領域)となっている。
封止部25は、電源端子21の根元側の周囲を囲んで封止している。図10及び図11に示す電源用コネクタ15においては、第2辺部45bと外周壁22との間、及び第4辺部45dと外周壁22との間、に通路部42が形成される。
内側壁41は、複数の電源端子21の間に凹部26を形成する。
図10及び図11に示す第2実施例の変形例においても、上述した第2実施例と同様に上述した第1実施例と略同様の作用効果を奏することができる。
図12~図14を用いて本発明の第3実施例を説明する。
図12~図14は、本発明が適用された第3実施例のコネクタ端子組立体13を示している。図12は、第3実施例のコネクタ端子組立体13の斜視図である。図13は、第2実施例のコネクタ端子組立体13の平面図である。図14は、図13のC-C線に沿った位置に相当する断面図である。なお、図12及び図13においては、便宜上、ポッティング剤が注入されていない状態のコネクタ端子組立体13を示している。
第3実施例のコネクタ端子組立体13は、上述した第1実施例と略同一構成となっているが、電源用コネクタ15が端子周囲壁23を具備しておらず、電源用コネクタ15が端子周囲壁23の替わりに仕切り壁51を有している。
仕切り壁51は、電源端子21と対向するものであり、電源端子21の数と同数ある。仕切り壁51は、一対の電源端子21の間に位置する直線状の突出部であり、両端が外周壁22にそれぞれ接続されている。つまり、外周壁22の内周側は、外周壁22と1つの仕切り壁51によって囲まれた2つの第1領域R1と、外周壁22と2つの仕切り壁51によって囲まれた1つの第2領域R2と、に区画されている。第1領域R1には、1つ電源端子21が位置している。第2領域R2には、電源端子21が位置していない。第1領域R1及び第2領域R2は、いずれも外周壁22の内周側に位置する領域である。
仕切り壁51は、外周壁22よりも回転軸5の軸方向に沿った突出量が小さくなるよう設定されている。つまり、仕切り壁51の先端は、外周壁22の先端よりも外側に突出しないように形成されている。
そして、第1領域R1は、ポッティング剤が充填されたポッティング領域であり、封止部25となっている。封止部25は、電源端子21の根本側の周囲を囲んで封止している。
第2領域R2は、ポッティング剤が充填されない非ポッティング領域であり、凹部26となっている。
凹部26は、一対の仕切り壁51の間に位置している。換言すると、第3実施例の電源用コネクタ15は、一対の仕切り壁51に挟まれた領域が凹部26となっている。凹部26の底面26aは、封止部25の頂部25aよりも電源端子21の根本側に位置している。つまり、封止部25の頂部25aは、凹部26の底面26aよりも電源端子21の先端側に位置している。
ポッティング剤は、図12及び図13に示すようなコネクタ端子組立体13を成形した後に、第1領域R1に注入(充填)される。ポッティング剤は、仕切り壁51の先端位置(先端高さ)まで注入される。封止部25の頂部25a(先端)は、仕切り壁51の先端と同じ高さとなっている。
また、仕切り壁51は、対向する電源端子21間の中央位置よりも電源端子21側に位置している。換言すると、仕切り壁51は、対向する電源端子21間の中央位置を含むことなく電源端子21との間に封止部25を形成する。
凹部26は、一対の仕切り壁51の間に位置している。凹部26の底面26aは、封止部25の頂部25aよりも電源端子21の根本側に位置している。つまり、封止部25の頂部25aは、凹部26の底面26aよりも電源端子21の先端側に位置している。
凹部26は、外周壁22の内側に位置し、電源用コネクタ15の接続方向(電源用コネクタ15と電源用コネクタ15に接続されるコネクタとの接続方向)で電源用コネクタ15側に向かって凹んでいる。換言すると、仕切り壁51の先端は、凹部26の底面26aよりも突出している。
第3実施例においては、外周壁22と外周壁22に両端が接続された仕切り壁51とに囲まれた領域が封止部25となっている。第3実施例においては、一対の仕切り壁51に挟まれた領域が凹部26となっている。
このような第3実施例においても、上述した第1実施例と略同様の作用効果を奏することができる。
なお、第3実施例における電源用コネクタ15は、電源端子21が複数列となるよう形成してもよい。図15及び図16は、上述した第3実施例の電源用コネクタ15において、電源端子21の数を6つとして2列に配列した例(第3実施例の変形例)を示している。図15は、2列の電源端子21を有する電源用コネクタ15の斜視図である。図16は、2列の電源端子21を有する電源用コネクタ15の平面図である。なお、図15及び図16においては、便宜上、ポッティング剤が注入されていない状態の電源用コネクタ15を示している。
図15及び図16に示す例(変形例)においては、外周壁22の内周側の6つの仕切り壁51が形成され、これら6つの仕切り壁51と外周壁22とにより外周壁22の内側に6つの封止部25と1つの凹部26が形成されている。
仕切り壁51は、一つの電源端子21の周囲を囲み、かつ両端が外周壁22に接続されている。
電源端子21を囲む電源端子21の周囲の領域は、ポッティング剤が充填される封止部25(ポッティング領域)となっている。
仕切り壁51同士が対向する領域は、ポッティング剤が充填されていない凹部26(非ポッティング領域)となっている。
図15及び図16に示す第3実施例の変形例においても、上述した第3実施例と同様に上述した第1実施例と略同様の作用効果を奏することができる。
また、上述した各実施例においては、電源用コネクタ15の凹部26にポッティング剤が充填されていないが、凹部26にポッティング剤を注入するようにしてもよい。
図17は、凹部26にポッティング剤を充填した第4実施例を示したものであって、第4実施例にける電源用コネクタ15の要部の断面図である。この第4実施例の電源用コネクタ15は、上述した第1実施例の電源用コネクタ15と略同一構成となっているが、凹部26の底面26aが封止部25の頂部25aよりも電源端子21の根本側に位置する範囲で凹部26にポッティング剤が充填されている。すなわち、電源用コネクタ15は、封止部25の頂部25aよりも電源端子21の根元側に凹部26の底面26aが位置するように、凹部26にポッティング剤を充填してもよい。第4実施例の電源用コネクタ15は、凹部26にポッティング剤が充填された状態でも、封止部25の周囲に一段低い凹部26が形成されている。
このような第4実施例においても、上述した第1実施例と略同様の作用効果を奏することができる。
なお、この第4実施例においては、封止部25のポッティング剤が、端子周囲壁23を乗り超えたポッティング剤により凹部26内のポッティング剤と連続するようにしてもよい。
また、上述した第4実施例は、上述した第1実施例を例に説明したが、第2、第3実施例においても、凹部26の底面26aが封止部25の頂部25aよりも電源端子21の根本側に位置する範囲で凹部26にポッティング剤を充填するようにしてもよい。
なお、本願発明は、コネクタ端子組立体13の電源用コネクタ15にのみ適用されるものではなく、センサ入力用コネクタ16や通信用コネクタ17に対しても適用可能である。
上述した実施例に基づく電子制御装置としては、例えば、以下に述べる態様のものが考えられる。
電子制御装置は、相手側のコネクタと結合するコネクタ部を備えたものであって、上記コネクタ部は、最も外周側に位置する筒状の外周壁と、上記外周壁の内周側に位置し、回路基板と電気的に接続された複数のコネクタ端子と、上記外周壁の内周側に位置し、上記コネクタ端子の根元側の周囲を囲んで封止するポッティング剤からなる封止部と、上記外周壁の内周側に位置し、上記コネクタ端子間に位置し、コネクタ端子の接続方向で上記コネクタ部側に向かって凹んでいる凹部と、を有し、上記凹部の底面は、上記封止部の頂部よりも上記コネクタ端子の根元側に位置している。
そして、電子制御装置は、上記凹部がポッティング剤の存在しない領域、すなわちポッティング剤の充填されない非ポッティング領域である。
また、電子制御装置は、上記封止部の頂部よりも上記コネクタ端子の根元側に上記凹部の底面が位置するように、上記凹部にポッティング剤を充填してもよい。
電子制御装置は、上記コネクタ端子と対向するとともに、上記凹部との境界となる仕切り壁を有してもよい。
電子制御装置は、上記仕切り壁が少なくとも上記コネクタ端子の数と同数あり、上記仕切り壁と上記コネクタ端子との間に上記封止部が形成され、上記仕切り壁のうち対向するコネクタ端子間に位置する部分は、対向するコネクタ端子間の中央位置よりもコネクタ端子側に位置し、対向するコネクタ端子間の中央位置を含むことなく上記封止部を形成してもよい。
電子制御装置は、上記仕切り壁が内周側に上記凹部を形成する内側壁の一部であり、上記内側壁は、上記外周壁の内周側に位置し、上記封止部は、上記外周壁と上記内側壁との間に形成される通路部を介して隣接するコネクタ端子の封止部と連続してもよい。
電子制御装置は、上記凹部内の水の有無を検知可能なセンサを上記コネクタ部に有していてもよい。

Claims (4)

  1. 相手側のコネクタと結合するコネクタ部を備えた電子制御装置において、
    上記コネクタ部は、
    外周側の外周壁と、
    回路基板と電気的に接続された複数のコネクタ端子と、
    上記コネクタ端子の根元側の周囲を封止するポッティング剤からなる封止部と、
    上記コネクタ端子間に位置する凹部と、
    上記コネクタ端子と対向する仕切り壁と、を有し、
    上記凹部の底面は、上記封止部の頂部よりも上記コネクタ端子の根元側に位置し
    上記仕切り壁は、内周側に上記凹部を形成する内側壁の一部であり、
    上記封止部は、上記外周壁と上記内側壁との間に形成される通路部を介して隣接するコネクタ端子の封止部と連続していることを特徴とする電子制御装置。
  2. 上記凹部は、ポッティング剤が存在しない領域であることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 上記凹部には、上記封止部の頂部よりも上記コネクタ端子の根元側に底面が位置するようポッティング剤が充填されることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  4. 上記凹部の水の有無を検知可能なセンサを上記コネクタ部に有することを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
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