JP7441065B2 - タイヤ構成部材の製造方法およびタイヤ構成部材の接合装置 - Google Patents

タイヤ構成部材の製造方法およびタイヤ構成部材の接合装置 Download PDF

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Description

本発明は、タイヤ構成部材の製造方法およびタイヤ構成部材の接合装置に関する。
空気入りタイヤを構成するタイヤ構成部材(例えばカーカスプライ)は、シート状のタイヤ構成部材が、成形ドラムの外周部に円筒状に巻回されて、この周方向両端部(すなわち、巻き始め端部および巻き終わり端部)が突き合わされて接合される場合がある(例えば特許文献1参照)。上記両端部は、この表面上を転動する接合ローラ対によって互いに引き寄せられて接合される。
特開2011-212858号公報
図13に示されるように、2対の接合ローラ対110を、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材100の周方向両端部102に沿って軸線方向DLにおける一端部100aから他端部100bに向かう接合方向S0へ転動させた場合、周方向両端部102は、接合ローラ対110の外周部によって接合方向S0の後方に向かって互いに近接するように傾斜した方向に引き寄せられて接合される。
このため、周方向両端部102は、既に接合された接合部104を起点として、この前側に位置しており、後に接合される部分(後半被接合部)が接合方向の前側に向かって互いに離間するように傾斜しやすい。この結果、他端部100bにおける巻き始め端部106および巻き終わり端部108間の隙間D1は、初期の隙間D0よりも増大しやすい。
一方、隙間が増大しやすい後半被接合部を接合するために、周方向両端部102を強く引き寄せるように接合ローラ対110を転動させると、先に接合される部分は過度に引き寄せられて接合される。
後に接合されて形成される後半接合部に開きが生じると、該開きに起因して空気入りタイヤになったときにエア入り不具合が生じやすい。一方、先に接合されて形成される前半接合部が過度に強く接合されると、前半接合部が部分的に厚肉となってしまい段部が生じ、該段部に起因して空気入りタイヤのユニフォーミティが悪化しやすい。したがって、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材を用いて製造された空気入りタイヤにおける、エア入り不具合とユニフォーミティの悪化とを抑制するように、周方向両端部を、開きおよび段部を抑制しつつ適切に接合したいという要望がある。
本発明は、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材の周方向両端部を、その長さ方向にわたって、段部および開きを抑制しつつ適切に接合できる、タイヤ構成部材の製造方法およびタイヤ構成部材の接合装置を提供することを課題とする。
本発明は、
シート状のタイヤ構成部材を円筒状に巻回し、この周方向両端部を周方向に突き合わせて接合して円筒状のタイヤ構成部材を製造する、タイヤ構成部材の製造方法であって、
互いに噛み合う一対の歯部を有する接合ローラ対を、前記周方向両端部のうち先に接合される前半被接合部上に押し付けながら、前記周方向両端部の延在方向における途中位置から一端部側に向けて転動させて、前記前半被接合部を互いに引き寄せて接合することによって、前半接合部が形成され、
続いて、前記接合ローラ対を、前記周方向両端部のうち前記前半被接合部の接合の後に接合される後半被接合部上に押し付けながら転動させて、前記後半被接合部を互いに引き寄せて接合することによって、後半接合部が形成され、
前記接合ローラ対を、前記前半被接合部が相対的に弱く接合される一方で前記後半被接合部が相対的に強く接合されるように、転動させる、タイヤ構成部材の製造方法を提供する。
本発明によれば、前半被接合部は相対的に弱く接合されるので、前半被接合部の接合において、周方向両端部が過度に引き寄せられて接合されることが抑制される。さらに、前半被接合部は、周方向両端部の途中位置から一端部側に向けて接合されて形成されるので、一端部から他端部に向けて接合する場合に比して、先に接合された接合部から未接合部までの距離が短くなる。この結果、前半接合部における過度に強い接合を抑制しつつ、前半接合部を起点とした、後半被接合部における周方向両端部の互いに離間するような傾斜の増大が抑制される。よって、後半被接合部における周方向両端部間の隙間の増大が抑制される。
一方、後半被接合部は、前半接合部の接合に伴う隙間の増大が抑制されており、さらに相対的に強く接合されるので開きが防止される。したがって、前半被接合部では過度に強い接合を防止することによって前半接合部に段部の形成が抑制されると共に、後半被接合部における隙間の増大が抑制されるので後半接合部を、開きを防止しつつ容易に接合できる。よって、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材の周方向両端部を、その長さ方向にわたって、段部及び開きの発生を抑制しつつ、適切に接合できる。
円筒状に巻回された前記タイヤ構成部材の、軸線方向の長さをLとして、
前記途中位置は、軸線方向において、一端部から他端部に向けて、1/3L離れた位置と2/3L離れた位置との間に位置していてもよい。
本構成によれば、後半被接合部における隙間の増大を抑制しつつ、前半接合部を形成できる。途中位置が、一端部から1/3L離れた位置よりも一端部側に位置すると、後半被接合部は、長さが過大となるため、前半接合部から離れるにつれて隙間が過度に増大しやすい。一方、途中位置が、一端部から2/3L離れた位置よりも他端部側に位置すると、前半被接合部の長さが過大となるため、前半被接合部のうち未だ接合されていない部分は既に接合された部分から離れるにつれて隙間が過度に増大しやすい。
また、前記前半被接合部を接合するときに前記接合ローラ対を前記前半被接合部に押し付ける前半荷重は、前記後半被接合部を接合するときに前記接合ローラ対を前記後半被接合部に押し付ける後半荷重より小さくてもよい。
本構成によれば、接合ローラ対による周方向両端部の引き寄せを、前半接合部において相対的に弱めることができ、後半接合部において相対的に強めることができる。
また、前記前半接合部を、1または複数の前半接合ローラ対を用いて接合し、
前記後半接合部を、1または複数の後半接合ローラ対を用いて接合してもよい。
本構成によれば、前半接合ローラ対および後半接合ローラ対を用いて、前半被接合部および後半被接合部それぞれの接合の強さを個別に調整しやすい。
また、前記前半接合ローラ対の数は、前記後半接合ローラ対の数よりも少なくてもよい。
本構成によれば、相対的に数の少ない前半接合ローラ対によって、前半被接合部を相対的に少ない回数で引き寄せて相対的に弱く接合できる。一方、相対的に数の多い後半接合ローラ対によって、後半被接合部を相対的に多い回数で引き寄せて相対的に強く接合できる。
また、前記周方向両端部を前記円筒状の前記タイヤ構成部材の径方向から見て、
前記前半接合ローラ対および前記後半接合ローラ対は、それぞれの軸心が、前記成形ドラムの周方向に対して接合方向の後側に傾斜しており、
前記前半接合ローラ対の前記周方向に対する傾斜角度は、前記後半接合ローラ対の前記周方向に対する傾斜角度より小さくてもよい。
本構成によれば、傾斜角度の小さい前半接合ローラ対によって、前半被接合部をより緩い角度で引き寄せやすく、これにより前半被接合部を相対的に弱く接合でき、傾斜角度の大きい後半接合ローラ対によって、後半被接合部をより急な角度で引き寄せやすく、これにより後半被接合部を相対的に強く接合できる。
また、本発明の他の態様は、
シート状のタイヤ構成部材を円筒状に巻回し、この周方向両端部を周方向に突き合わせて接合する、タイヤ構成部材の接合装置であって、
互いに噛み合う一対の歯部が形成された接合ローラ対を有し、
前記接合ローラ対は、
前記周方向両端部のうち先に接合される前半被接合部上に押し付けられながら、前記周方向両端部の延在方向における途中位置から一端部側に向けて転動し、前記一対の歯部によって、前記前半被接合部互いに引き寄せて接合、前半接合部形成する、前半接合ローラ対と、
前記前半接合ローラ対による接合に次いで、前記周方向両端部のうち前記前半被接合部の接合の後に接合される後半被接合部上に押し付けながら転動し、前記一対の歯部によって、前記後半被接合部互いに引き寄せて接合、後半接合部形成する、後半接合ローラ対と、
が含まれており、
前記前半接合ローラ対は前記前半被接合部が相対的に弱く接合されるように転動する一方で、前記後半接合ローラ対は前記後半被接合部が相対的に強く接合されるように転動する、タイヤ構成部材の接合装置を提供する。
本発明によれば、上記タイヤ構成部材の製造方法に係る発明の効果が、タイヤ構成部材の接合装置において好適に発揮される。
本発明によれば、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材の周方向両端部を、その長さ方向にわたって、段部および開きを抑制しつつ適切に接合できる。
本発明の一実施形態に係る、タイヤ構成部材の接合装置を示す要部正面図。 図1のII-II線に沿った断面図であり、接合ローラ対の周辺の上面図。 図1のIII-III線に沿った断面図であり、接合ローラ対の周辺の側面図。 円筒状に接合されたタイヤ構成部材の斜視図。 図4のV-V線に沿った断面図であり、タイヤ構成部材の接合部の断面図。 前半接合ローラを接合位置に移動させた状態を示す図。 前半接合部を形成するときの前半接合ローラの動作を示す図。 後半接合ローラを接合位置に移動させた状態を示す図。 後半接合部を形成するときの後半接合ローラの動作を示す図。 前半接合部を示す、円筒状のタイヤ構成部材を径方向から見た図。 後半接合部を示す、円筒状のタイヤ構成部材を径方向から見た図。 変形例に係る後半接合ローラの動作を示す図。 他の実施形態に係る後半接合ローラの動作を示す図。 さらなる他の実施形態に係る前半接合ローラを示す図。 さらなる他の実施形態に係る後半接合ローラを示す図。 比較例に係る接合ローラの動作を示す図。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る、タイヤ構成部材の接合装置1(以下、接合装置と称する)の要部正面図である。図1に示されるように、接合装置1は、シート状のタイヤ構成部材90が外周部に巻回される円筒状の成形ドラム3と、成形ドラム3の外周部に巻回されたタイヤ構成部材90の周方向両端部91(図2を参照して、巻き始め端部91aおよび巻き終わり端部91b)を成形ドラム3の周方向DC(図2参照)に突き合わせて接合する接合部5とを有している。
成形ドラム3は、外周部でタイヤ構成部材90を支持する円筒体であって、軸線O1の周りに回転可能に構成されている。成形ドラム3の外周部には、シート状のタイヤ構成部材90が巻回され、周方向両端部91が、所定の間隔(例えば5~10mm)を空けて対向するように平行に配置される。
タイヤ構成部材90は、有機繊維やスチール製の複数のタイヤコード93(図4参照)を未加硫ゴムで被覆して形成されている。タイヤ構成部材90は、複数のタイヤコード93それぞれが成形ドラム3の軸線O1に平行に延びるように、成形ドラム3の外周部に円筒状に巻回される。
接合部5は、周方向両端部91のうち、成形ドラム3の軸線方向DLの一方側(図1において右側)に位置する部分を最初に接合し、これに続いて軸線方向DLの他方側(図1において左側)に位置する部分を接合する。図2を併せて参照して、周方向両端部91のうち、先に接合される部分を前半被接合部95と称し、後に接合される部分を後半被接合部96と称して、以下説明する。接合部5は、前半被接合部95を接合して前半接合部98(図8参照)を形成する前半接合ユニット7と、後半被接合部96を接合して後半接合部99(図9参照)を形成する後半接合ユニット9とを有している。
換言すれば、周方向両端部91は前半被接合部95および後半被接合部96を含んでおり、周方向両端部91が接合された接合部97は前半接合部98および後半接合部99を含んでいる。
前半接合ユニット7は、前半被接合部95上を転動する前半接合ローラ10と、前半接合ローラ10を成形ドラム3の径方向DRに移動させる径方向移動部20と、前半接合ローラ10および径方向移動部20を成形ドラム3の軸線方向DLに移動させる軸方向移動部30とを有している。
前半接合ローラ10は、第1接合ローラ対11と、これに対して軸線方向DLの他方側に位置する第2接合ローラ対12とを含む2対の接合ローラ対と、これらを回転自在に支持する支持部13とを有している。図2は、前半接合ローラ10を径方向DRの外径側から見た図であり、図3は前半接合ローラ10を軸線方向DLの一方側から見た図である。
図2に示されるように、第1接合ローラ対11は、互いに噛み合う一対の接合ローラ14,14を有している。一対の接合ローラ14,14は、周方向両端部91に対して径方向DRに対向してそれぞれ配置されている。本実施形態では、一対の接合ローラ14,14は、径方向DRから見て、回転軸線O2が周方向DCに平行に延びるように配設されている。
図3に示されるように、一対の接合ローラ14,14は、それぞれの回転軸線O2が、径方向DRの外径側に向かって互いに近接するように傾斜している。接合ローラ14は、軸線方向DZにおいて、支持部13側に位置しており複数の歯部15aが形成されたギア部15と、成形ドラム3側に位置しており転動時に周方向両端部91に当接する当接部16とを有している。
ギア部15は、一対の接合ローラ14,14の間で、それぞれの歯部15aが噛み合うようにベベルギア状に形成されている。当接部16は、軸線方向DZにおいて、成形ドラム3に向かって外径が小さくなる円錐台形状に形成されており、転動時に外周面16aにおいて周方向両端部91に当接する。外周面16aには、外周面16aに沿って軸線方向DZに延びる突条16bが、周方向に所定の間隔を空けて複数条、形成されている。
第2接合ローラ対12も同様に、互いに噛み合う一対の接合ローラ14,14を有している。
図1に示されるように、径方向移動部20は、軸方向移動部30の後述する移動体37に取り付けられたシリンダ21と、シリンダ21から径方向DRに進退可能に設けられたピストンロッド22とを有している。ピストンロッド22の径方向DRにおける内径側端部には、前半接合ローラ10の支持部13が取り付けられている。径方向移動部20は、シリンダ21からピストンロッド22を進出させることにより前半接合ローラ10を周方向両端部91に対して所定荷重で押し付け可能に構成されていると共に、シリンダ21にピストンロッド22を退避させて前半接合ローラ10を周方向両端部91から離間可能に構成されている。
軸方向移動部30は、軸線方向DLに平行に延びるガイドレール31と、その上方に平行に配置されたネジ軸32と、回転軸33aがネジ軸32と平行になるように配置されたモータ33と、これらが取り付けられたフレーム(不図示)とを有している。ネジ軸32は、フレームに回転自在に支持されている。ネジ軸32に固定した従動プーリ34と、モータ33の回転軸33aに固定した駆動プーリ35とに、無端ベルト36が掛け渡されている。
軸方向移動部30は、駆動プーリ35、無端ベルト36および従動プーリ34を介して、モータ33の回転動力をネジ軸32に伝達し、ネジ軸32を軸線周りの両方に所定速度で回転させる。さらに、軸方向移動部30は、ネジ軸32に取り付けられた移動体37を有している。移動体37は、ネジ軸32が貫通して螺合するネジ孔と、ガイドレール31が摺動自在に貫通する案内孔とを有し、ネジ軸32の回転に伴い、ガイドレール31により案内されて軸線方向DLの両方向に所定速度で移動する。
図2には、前半接合ローラ10を、前半被接合部95に所定荷重で押し付けながら、前半被接合部95に沿って軸線方向DLの一方側に移動させた状態が示されている。前半接合ローラ10の移動に伴い一対の接合ローラ14,14が前半被接合部95上をそれぞれ転動するが、このとき接合ローラ14の外周面16aに形成された突条16bが前半被接合部95を互いに近接するように周方向DCに引き寄せる。この結果、前半被接合部95が互いに周方向DCに突き合わされて接合され、これにより前半接合部98が形成される。
ここで、前半被接合部95は互いに近接するように引き寄せられて接合されるので、後半被接合部96は、前半被接合部95の軸線方向DLにおける他端部を起点として、周方向両端部91が互いに離間するように周方向DCへ傾斜する。このため、前半接合部98から軸線方向DLに離れるほど、後半被接合部96は周方向両端部間の周方向DCにおける隙間が増大しやすい。
図1に示されるように、後半接合ユニット9は、前半接合ユニット7と略同様に構成されており、後半被接合部96上を転動する後半接合ローラ50と、後半接合ローラ50を成形ドラム3の径方向DRに移動させる径方向移動部60と、後半接合ローラ50および径方向移動部60を軸線方向DLに移動させる軸方向移動部70とを有している。
後半接合ユニット9は、前半接合ユニット7に対して、後半接合ローラ50が前半接合ローラ10よりも多くの接合ローラ対を有している点で異なっている。径方向移動部60および軸方向移動部70は、前半接合ユニット7の径方向移動部20および軸方向移動部30と同じ構成を有しており、その説明を省略する。
後半接合ローラ50は、第3接合ローラ対53とこれに対して軸線方向DLの一方側に位置する第4接合ローラ対54とこれに対してさらに軸線方向DLの一方側に位置する第5接合ローラ対55とを含む3対の接合ローラ対と、これらを回転自在に支持する支持部51とを有している。第3~第5接合ローラ対53~55はそれぞれ、互いに噛み合う一対の接合ローラ14を有している。
図4は、タイヤ構成部材90が円筒状に巻回されて、周方向両端部91が、接合装置1によって互いに接合された状態が示されている。図5は、図4のV-V線における断面であり、接合部97の断面が示されている。
図4,5に示されるように、周方向両端部91は、一対の接合ローラ14,14それぞれの外周面16aに形成された突条16bによって、周方向DCにおいて交互に他方側の表面まで部分的に引き延ばされる。その結果、接合部97は、径方向DRにおける内径側が直線的に圧着されているのに対し、径方向DRにおける外径側(表面側)が交互に他方側の表面に重なり合う波状に接合されている。
図1に示されるように、接合装置1は、制御装置40をさらに備えている。制御装置40は、径方向移動部20,60および軸方向移動部30,70の動作を制御し、これによってタイヤ構成部材90の周方向両端部91が接合される。制御装置40は、ハードディスク等の記憶部41、演算処理部(CPU)42、メモリ、および入出力装置を備えた周知のコンピュータと、コンピュータに実装されたソフトウエアとにより構成されている。
演算処理部42には、径方向移動部20,60の動作を制御する径方向制御部43と、軸方向移動部30,70の動作を制御する軸方向制御部44とが含まれる。径方向制御部43は、シリンダ21からのピストンロッド22の進退を制御し、これにより前半接合ローラ10および後半接合ローラ50それぞれの周方向両端部91への押し付け荷重が制御される。軸方向制御部44は、モータ33の回転を制御して、前半接合ローラ10および後半接合ローラ50の軸方向位置を制御する。
記憶部41には、前半接合ローラ10および後半接合ローラ50それぞれの周方向両端部91に対する所望の押し付け荷重を達成するためのシリンダ21に関する制御パラメータ(例えば、シリンダ内の作動媒体の圧力、ピストンロッドの伸長位置)が記憶されている。また、記憶部41には、軸線方向DLにおける、前半接合ローラ10および後半接合ローラ50それぞれが、接合を開始する所定の位置、所定の接合方向、所定の移動速度を実現するための、モータ33に対する制御パラメータ(例えば、回転量、回転速度、回転方向)が記憶されている。
次に、接合装置1を用いて円筒状のタイヤ構成部材を製造するタイヤ構成部材の製造方法について説明する。まず、前半接合ユニット7により前半接合部98が形成され、続いて後半接合ユニット9により後半接合部99が形成される。
図6Aに示されるように、本実施形態において、前半被接合部95は、周方向両端部91のうち軸線方向DLにおける途中位置Pから一方側に向かう前半接合方向S1に接合される。後半接合部99は、周方向両端部91のうち軸線方向DLにおける途中位置Pから他方側に向かう後半接合方向S2に接合される。
途中位置Pは、タイヤ構成部材90の、軸線方向DLにおける長さをLとして、軸線方向DLにおける一方側の端部90aから、他方側に向けて1/3L離れた位置と2/3L離れた位置との間に位置している。本実施形態では、途中位置Pは、端部90aから1/2L離れた位置に設定されている。したがって、前半被接合部95(前半接合部98)および後半被接合部96(後半接合部99)の軸線方向DLにおける長さは等しい。
図6Aに示されるように、制御装置40は、軸方向移動部30を制御して、前半接合ローラ10(および径方向移動部20)を、これに含まれる接合ローラ対のうち前半接合方向S1において前側に位置する第1接合ローラ対11が軸線方向DLにおける途中位置Pに位置するように移動させる。このとき、前半接合ローラ10はタイヤ構成部材90に対して径方向DRの外径側に退避するように、制御装置40は径方向移動部20を制御する。
次に、制御装置40は、径方向移動部20を制御して、ピストンロッド22をシリンダ21から進出させて、前半接合ローラ10を、周方向両端部91に所定荷重T1で当接させる。
次に、図6Bに示されるように、制御装置40は、軸方向移動部30を制御して、前半接合ローラ10を途中位置Pから前半接合方向S1へ移動させて、第1および第2接合ローラ対11,12を前半被接合部95上で転動させる。制御装置40は、前半接合ローラ10に含まれる接合ローラ対のうち前半接合方向S1において後側に位置する第2接合ローラ対12が、タイヤ構成部材90の一端部90aを超えるまで、軸方向移動部30を制御する。
図8に示されるように、第1および第2接合ローラ対11,12の転動に伴って、これらそれぞれに含まれる一対の接合ローラ14,14が、外周面16aに形成された突条16bにより、前半被接合部95が互いに周方向DCにおいて近接するように引き寄せられて接合され、前半接合部98が形成される。前半接合部98は、第1接合ローラ対11による引き寄せと、これに続く第2接合ローラ対12によるさらなる引き寄せことにより、2段階で引き寄せられて接合される。
このとき、後半被接合部96は、前半接合部98の軸線方向GLにおける他端部を起点として、互いに離間するように周方向DCに傾斜しており、他端部90bにおける巻き終わり端部91aおよび巻き始め端部91b間の隙間は増大しやすい。
次に、図7Aに示されるように、制御装置40は、径方向移動部20を制御して、前半接合ローラ10を径方向DRの外径側に移動させて、タイヤ構成部材90から離間させる。さらに、制御装置40は、軸方向移動部70を制御して、後半接合ローラ50(および径方向移動部60)を、これに含まれる接合ローラ対のうち後半接合方向S2において最も前側に位置する第3接合ローラ対53が軸線方向DLにおける途中位置Pに位置するように移動させる。このとき、後半接合ローラ50はタイヤ構成部材90に対して径方向DRの外径側に退避するように、制御装置40は径方向移動部60を制御する。
次に、制御装置40は、径方向移動部60を制御して、ピストンロッド22をシリンダ21から進出させて、後半接合ローラ50を、周方向両端部91に所定荷重T2により当接させる。所定荷重T2は、第3~第5接合ローラ対53~55のそれぞれに分散される荷重が、所定荷重T1が付された第1および第2接合ローラ対11,12のそれぞれに分散される荷重に概ね等しくなるように設定されている。
次に、図7Bに示されるように、制御装置40は、軸方向移動部70を制御して、後半接合ローラ50を途中位置Pから後半接合方向S2へ移動させて、第3~第5接合ローラ対53~55を後半被接合部96上で転動させる。制御装置40は、後半接合ローラ50に含まれる接合ローラ対のうち後半接合方向S2において最も後側に位置する第5接合ローラ対55が、タイヤ構成部材90の他端部90bを超えるまで、軸方向移動部70を制御する。
図9に示されるように、第3~第5接合ローラ対53~55の転動に伴って、これらそれぞれに含まれる一対の接合ローラ14,14が、外周面16aに形成された突条16bにより、タイヤ構成部材90の、後半被接合部96が互いに周方向DCにおいて近接するように引き寄せられて接合され、後半接合部99が形成される。後半接合部99は、第3接合ローラ対53による引き寄せと、これに続く第4接合ローラ対54による引き寄せと、これにさらに続く第5接合ローラ対55による引き寄せとにより、3段階で引き寄せられて接合される。
上記実施形態にかかる接合装置1によれば次の効果が得られる。
(1)前半被接合部95は相対的に弱く接合されるので、前半被接合部95の接合において、周方向両端部91が過度に引き寄せられて接合されることが抑制される。さらに、前半被接合部95は、周方向両端部91の途中位置Pから一端部90a側に向けて接合されるので、例えば図13に示されるように一端部100aから他端部100bに向けて接合する場合に比して接合部97から後半被接合部96までの距離が短くなる。この結果、前半接合部98における過度に強い接合を抑制しつつ、前半接合部98を起点とした、後半被接合部96における周方向両端部91の互いに離間するような傾斜の増大が抑制される。よって、後半被接合部96における周方向両端部91間の隙間の増大が抑制される。
一方、後半被接合部96は、前半接合部98の接合に伴う隙間の増大が抑制されており、さらに相対的に強く接合されるので開きが防止される。したがって、前半被接合部95では過度に強い接合を防止することによって前半接合部98に段部の形成が抑制されると共に、後半被接合部96における隙間の増大が抑制されるので後半接合部99を、開きを防止しつつ容易に接合できる。よって、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材90の周方向両端部91を、その長さ方向にわたって、段部及び開きを抑制しつつ、適切に接合できる。
(2)途中位置Pが、タイヤ構成部材90の一端部90aから他端部側に向けて、1/3L離れた位置と2/3L離れた位置との間に位置しているので、後半被接合部96における隙間の増大を抑制しつつ、前半接合部98を形成できる。
途中位置Pが、一端部90aから1/3L離れた位置よりも一端部90a側に位置すると、後半被接合部96は、長さが過大となるため、前半接合部98から離れるにつれて隙間が過度に増大しやすい。一方、途中位置Pが、一端部90aから2/3L離れた位置よりも他端部90b側に位置すると、前半被接合部95長さが過大となるため、前半被接合部のうち未だ接合されていない部分は既に接合された部分から離れるにつれて隙間が過度に増大しやすい。
(3)前半接合ローラ10および後半接合ローラ50を用いて、前半接合部98および後半接合部99それぞれの接合を個別に調整しやすい。
(4)3段階で引き寄せられて接合される後半被接合部96は、2段階で引き寄せられて接合される前半被接合部95より強く引き寄せられて接合される。これによって、周方向両端部91のうち、前半接合部98の形成に起因して軸線方向DLの他方側に向かって隙間が増大しやすい、後半被接合部96は、前半被接合部95よりも強く引き寄せられるので、開きを抑制しつつ好適に接合される。
上記実施形態では、前半接合ローラ10を2対の接合ローラ対により構成し、後半接合ローラ50を3対の接合ローラ対により構成したが、これに限らない。前半接合ローラに含まれる接合ローラ対の数を、後半接合ローラ対に含まれる接合ローラ対の数よりも少なくすればよい。しかしながら、前半接合ローラ対に含まれる接合ローラ対の数と後半接合ローラ対に含まれる接合ローラ対の数との差が大きくなると、前半接合部と後半接合部とで、接合強度のバランスが悪くなってしまう。このため、本実施形態のように、後半接合ローラを、前半接合ローラに含まれる接合ローラ対の数よりも1対増やして構成するのが好ましい。
上記実施形態では、後半接合部99は、軸線方向DLにおける途中位置Pから他端部90b側に向けて接合されて形成されているが、これに限らない。図10に示されるように、後半接合ローラ50を、後半被接合部96に対して、他端部90b側から途中位置Pまで移動させて、後半接合部99を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、後半接合ローラ50を、第3~第5接合ローラ対53~55を有する3対の接合ローラ対により構成したが、これに限らない。図11に示されるように、後半接合ローラ150を、第3および第4接合ローラ対153,154を有する2対の接合ローラ対により構成してもよい。この場合、接合ローラ対の数は前半接合ローラ10と後半接合ローラ50とで等しくなるが、押し付け過重を所定荷重T3に増大させることによって、後半接合ローラ50による接合を前半接合ローラ10による接合より強くできる。
所定荷重T3は、所定荷重T2よりも大きく、第3および第4接合ローラ対153、154のそれぞれに分散される荷重が、所定荷重T1が付された第1および第2接合ローラ対11,12のそれぞれに分散される荷重よりも大きくなるように設定されている。これによって、後半被接合部96における第3および第4接合ローラ対153,154による周方向両端部91間の引き寄せを前半被接合部95における引き寄せよりも相対的に強めることができる。この場合、前半接合部98および後半接合部99を、個別の前半接合ユニット7および後半接合ユニット9を用いて形成することを要せずに、共通の接合ユニットにより形成してもよい。
また、後半接合ローラ50を、前半接合ローラ10と同様に、2対の接合ローラ対で故構成する場合に、径方向DRの外径側から見たときの回転軸線O2の周方向DCに対する角度を調整することによって、前半被接合部95による接合を相対的に弱くし、後半被接合部96における接合を相対的に強くできる。
具体的には、図12Aに示すように、前半接合ローラ10の第1および第2接合ローラ対211,212の回転軸線O2を周方向DCに対して前半接合方向S1の後側に傾斜角度θ1で傾斜させると共に、図12Bに示すように、第3および第4接合ローラ対253,254の回転軸線O2を周方向DCに対して後半接合方向S2の後側に傾斜角度θ1よりも大きな傾斜角度θ2で傾斜させてもよい。
これによって、傾斜角度θ1が相対的に小さな前半接合ローラ10によって、前半被接合部95を軸線方向DLに対して相対的に緩い角度で引き寄せて互いに噛み込ませやすく、これにより相対的に弱く接合された前半接合部98を形成できる。また、傾斜角度θ2が相対的に大きい後半接合ローラ50によって、後半被接合部96を軸線方向DLに対して相対的に急な角度で引き寄せて互いに噛み込ませやすく、これにより相対的に強く接合された後半接合部99を形成できる。
また、上記実施形態では、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材90に対して、径方向DRの外径側から前半接合ローラ10および後半接合ローラ50によって、周方向両端部91の外径側表面を互いに噛み合わせて接合する場合を説明したが、これに限らない。円筒状に巻回されたタイヤ構成部材90の径方向DRの内径側から前半接合ローラ10および後半接合ローラ50によって周方向両端部91の内径側表面を互いに噛み合わせて接合してもよい。また、前半接合ローラ10および後半接合ローラ50をそれぞれ、タイヤ構成部材90に対して径方向DRの両側に一対に配置し、径方向DRの両側から周方向両端部91を接合するようにしてもよい。この場合、径方向DRに一対の前半接合ローラ10および後半接合ローラ50を、それぞれ同期させて接合するのが好ましい。
また、上記実施形態では、円筒状に巻回されたタイヤ構成部材90を周方向両端部91で接合する場合を例にとって説明したが、これに限らない。短冊状に形成された複数のタイヤ構成部材90をそれぞれの端部を突き合わせて接合する場合にも、本発明を好適に適用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
1 接合装置
3 成形ドラム
10 前半接合ローラ
11 第1接合ローラ対
12 第2接合ローラ対
14 接合ローラ
15a 歯部
16b 突条
20 径方向移動部
30 軸方向移動部
40 制御装置
50 後半接合ローラ
53 第3接合ローラ対
54 第4接合ローラ対
55 第5接合ローラ対
60 径方向移動部
70 軸方向移動部
90 タイヤ構成部材
91 周方向両端部
95 前半被接合部
96 後半被接合部
98 前半接合部
99 後半接合部

Claims (7)

  1. シート状のタイヤ構成部材を円筒状に巻回し、この周方向両端部を周方向に突き合わせて接合して円筒状のタイヤ構成部材を製造する、タイヤ構成部材の製造方法であって、
    互いに噛み合う一対の歯部を有する接合ローラ対を、前記周方向両端部のうち先に接合される前半被接合部上に押し付けながら、前記周方向両端部の延在方向における途中位置から一端部側に向けて転動させて、前記前半被接合部を互いに引き寄せて接合することによって、前半接合部が形成され、
    続いて、前記接合ローラ対を、前記周方向両端部のうち前記前半被接合部の接合の後に接合される後半被接合部上に押し付けながら転動させて、前記後半被接合部を互いに引き寄せて接合することによって、後半接合部が形成され、
    前記接合ローラ対を、前記前半被接合部が相対的に弱く接合される一方で前記後半被接合部が相対的に強く接合されるように、転動させる、タイヤ構成部材の製造方法。
  2. 円筒状に巻回された前記タイヤ構成部材の、軸線方向の長さをLとして、
    前記途中位置は、軸線方向において、一端部から他端部に向けて、1/3L離れた位置と2/3L離れた位置との間に位置している、
    請求項1に記載のタイヤ構成部材の製造方法。
  3. 前記前半被接合部を接合するときに前記接合ローラ対を前記前半被接合部に押し付ける荷重は、前記後半被接合部を接合するときに前記接合ローラ対を前記後半被接合部に押し付ける荷重より小さい、
    請求項1または2に記載のタイヤ構成部材の製造方法。
  4. 前記前半接合部を、1または複数の前半接合ローラ対を用いて接合し、
    前記後半接合部を、1または複数の後半接合ローラ対を用いて接合する、
    請求項1から3のいずれか1つに記載のタイヤ構成部材の製造方法。
  5. 前記前半接合ローラ対の数は、前記後半接合ローラ対の数よりも少ない、
    請求項4に記載のタイヤ構成部材の製造方法。
  6. 前記周方向両端部を前記円筒状の前記タイヤ構成部材の径方向から見て、
    前記前半接合ローラ対および前記後半接合ローラ対は、それぞれの軸心が、前記成形ドラムの周方向に対して接合方向の後側に傾斜しており、
    前記前半接合ローラ対の前記周方向に対する傾斜角度は、前記後半接合ローラ対の前記周方向に対する傾斜角度より小さい、
    請求項4または5に記載のタイヤ構成部材の製造方法。
  7. シート状のタイヤ構成部材を円筒状に巻回し、この周方向両端部を周方向に突き合わせて接合する、タイヤ構成部材の接合装置であって、
    互いに噛み合う一対の歯部が形成された接合ローラ対を有し、
    前記接合ローラ対は、
    前記周方向両端部のうち先に接合される前半被接合部上に押し付けられながら、前記周方向両端部の延在方向における途中位置から一端部側に向けて転動し、前記一対の歯部によって、前記前半被接合部互いに引き寄せて接合、前半接合部形成する、前半接合ローラ対と、
    前記前半接合ローラ対による接合に次いで、前記周方向両端部のうち前記前半被接合部の接合の後に接合される後半被接合部上に押し付けながら転動し、前記一対の歯部によって、前記後半被接合部互いに引き寄せて接合、後半接合部形成する、後半接合ローラ対と、
    が含まれており、
    前記前半接合ローラ対は前記前半被接合部が相対的に弱く接合されるように転動する一方で、前記後半接合ローラ対は前記後半被接合部が相対的に強く接合されるように転動する、タイヤ構成部材の接合装置。
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